JPH0940400A - 運搬用台車 - Google Patents

運搬用台車

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JPH0940400A
JPH0940400A JP19155595A JP19155595A JPH0940400A JP H0940400 A JPH0940400 A JP H0940400A JP 19155595 A JP19155595 A JP 19155595A JP 19155595 A JP19155595 A JP 19155595A JP H0940400 A JPH0940400 A JP H0940400A
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floor surface
carriage
rails
projection
traveling
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Shizuo Obayashi
静雄 大林
Shinji Etsuno
真治 越野
Shigeharu Sawada
重治 澤田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエアーベアリング式の運搬用台車にお
いては、走行する床面に突起物を設けないようにするに
は建物などの大幅な改造を伴うために一般に建設段階か
ら対策しておく必要がある。また、敷居の溝部などに詰
め物をして平坦にするのは比較的容易であるが、走行す
る床面の敷設や撤去などに手間が費かるうえに保管、管
理などを必要とする。また、敷居の突起部に対して緩や
かなスロープを設けるにはスロープの勾配を一般に3/
1000以下にする必要があるために大がかりなものと
なり、走行する床面の敷設や撤去などに相当の手間が費
かるうえに広い保管場所を必要とするなどの問題があ
る。 【解決手段】 台車本体を気体圧により床面に対して僅
かに浮上させて走行させる運搬用台車における床面上の
突起物の前後にレールを敷設しレール上でジャッキアッ
プした台車本体を下方からローラ部で支えて走行方向へ
牽引するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧を利用して
床面に対して僅かに浮上して走行し物品などの運搬に適
用される運搬用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は空気圧を利用して床面に対して僅
かに浮上して走行し物品の運搬などに使用されている従
来のエアーベアリング式の運搬用台車の説明図である。
図において、従来のエアーベアリング式の運搬用台車に
おいては走行する床面には突起物を設けないようにし、
また敷居の溝部などには詰め物をして平坦にし、また敷
居の突起部に対しては緩やかなスロープを設けるなどの
対策を施すことにより運搬用台車の通過を可能にしてい
る。図における符号1は台車本体、2はエアーベアリン
グである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
エアーベアリング式の運搬用台車においては、走行する
床面には突起物を設けないようにし、また敷居の溝部な
どには詰め物をして平坦にし、また敷居の突起部に対し
ては緩やかなスロープを設けるなどの対策を施すことに
より運搬用台車の通過を可能にしているが、走行する床
面に突起物を設けないようにするには建物などの大幅な
改造を伴うために一般に建設段階から対策しておく必要
がある。また、敷居の溝部などに詰め物をして平坦にす
るのは比較的容易であるが、走行する床面の敷設や撤去
などに手間が費かるうえに保管、管理などを必要とす
る。また、敷居の突起部に対して緩やかなスロープを設
けるにはスロープの勾配を一般に3/1000以下にす
る必要があるために大がかりなものとなり、走行する床
面の敷設や撤去などに相当の手間が費かるうえに広い保
管場所を必要とするなどの問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る運搬用台車
は上記課題の解決を目的にしており、台車本体を気体圧
により床面に対して僅かに浮上させて走行させる運搬用
台車において、上記床面上の突起物の前後に敷設される
レールと、該レール上でジャッキアップされた上記台車
本体を下方から支えるローラ部と、該ローラ部で支えら
れた上記台車本体を走行方向へ牽引する手段とを備えた
構成を特徴とする。即ち、本発明に係る運搬用台車にお
いては、台車本体を気体圧により床面に対して僅かに浮
上させて走行させる運搬用台車における床面上の突起物
の前後にレールを敷設しレール上でジャッキアップした
台車本体を下方からローラ部で支えて走行方向へ牽引す
るようにしており、本運搬用台車は気体圧により床面に
対し僅かな隙間を形成して浮上し床面上の突起物付近ま
で移動する。そして、突起物の前後に敷設したレールの
所で圧縮気体の供給を断ち、ジャッキアップした台車本
体をローラ部を介してレール上に支持して台車本体の下
部が突起物と干渉しないようにし、突起物の前後に敷設
されたレール上を例えばウインチなどで牽引することに
より床面上の突起物を容易に通過することができる。突
起物を通過したならば、再び圧縮気体を送って気体圧に
より床面に対し僅かな隙間を形成するように浮上させて
走行させる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態に係
る運搬用台車の説明図、図2は本発明の実施の他の形態
に係る運搬用台車の説明図である。図において、これら
の実施の形態に係る運搬用台車は空気圧を利用して床面
に対して僅かに浮上して走行し物品の運搬に使用される
もので、敷居の突起部などではリフトアップしてレール
上をローラなどで支えて走行させる機構が備えられてい
る。
【0006】図1において、本実施の形態に係る運搬用
台車は同図(a)に示すように台車本体1、エアーベア
リング2、台車本体1の支持機構をなす油圧ジャッキ
3、突起部を走行用のレール4、台車本体1支持用のロ
ーラ部5、ウインチ7などにより構成されている。台車
本体1支持用のローラ部5は油圧ジャッキ3と一体に設
けられており、台車本体1をリフトアップした状態で走
行用のレール4上をウインチ7などで牽引させるように
なっている。エアーベアリング2は圧縮空気を供給する
制御機構6に接続されており、圧縮空気が供給されると
床面に対して僅かな隙間を形成する程度に浮上して重量
物を運搬することが可能になっている。走行用のレール
4の高さは扉の敷居など突起部の高さ以上とし、油圧ジ
ャッキ3の昇降ストロークはエアーベアリング2による
浮上時にレール4上面と隙間があるようにし、レール4
上を走行する場合に台車本体1の底面が敷居の突起部に
干渉しない高さまでリフトアップするようになってい
る。なお、レール4は敷居の前後に仮設レールを施設す
るようにしてもよい。
【0007】本運搬用台車は同図(b)に示すようにエ
アーベアリング2により床面に対して僅かな隙間を形成
するように浮上して走行する。そして、扉の敷居など突
起部付近まで走行すると、同図(c)に示すように予め
敷設するか、この位置に敷設される走行用のレール4の
所で圧縮空気の供給を断ち、油圧ジャッキ3を作動させ
て台車本体1支持用のローラ部5を介してレール4上に
台車本体1を支持して敷居部を通過させる。このよう
に、本運搬用台車は敷居などの突起部までエアーベアリ
ング2により床面上を移動し、敷居などの突起部は油圧
ジャッキ3によりジャッキアップして台車本体1支持用
のローラ部5を介してレール4上を牽引される。油圧ジ
ャッキ3は台車本体1に固定され、下端部に台車本体1
支持用のローラ部5を備えており、走行用レール4上で
台車本体1をジャッキアップして台車本体1の下部が突
起物と干渉しないようにリフトアップし、敷居の反対側
にも敷設されたレール4上をウインチ7などで台車本体
1を牽引して敷居を通過させる。そして、再びエアーベ
アリング2に圧縮空気を送ってエアーベアリング2によ
り走行させる。
【0008】図2において、本実施の形態に係る運搬用
台車は上記の実施の形態に係る運搬用台車と構造および
作用が略同一であるが、同図(a)に示すように台車本
体1支持用のローラ部5が油圧ジャッキ3と分離して設
けられており、油圧ジャッキ3で台車本体1をリフトア
ップした状態で走行用のレール4と台車本体1との間の
隙間にローラ部5を挿入した後、油圧ジャッキ3を開放
してローラ部5を台車本体1に取付け、台車本体1をウ
インチ7などでレール4上を牽引するようになってい
る。油圧ジャッキ3は台車本体1に固定されており、同
図(b)に示すように走行用のレール4上でジャッキア
ップして台車本体1とレール4上面との間に隙間を作
り、このレール4上の隙間に台車本体1支持用のローラ
部5を挿入した後、油圧ジャッキ3を開放して台車本体
1をローラ部5で支え台車本体1に固定する。このよう
に台車本体1の下部が敷居などの突起部と干渉しないよ
うにし、敷居の反対側にも敷設されたレール4上をウイ
ンチ7などで台車本体1を牽引して敷居を通過させる。
そして、敷居部を通過した所で上述と逆の操作をして台
車本体1支持用のローラ部5を取り外し、再びエアーベ
アリング2に圧縮空気を送ってエアーベアリング2によ
り走行させる。
【0009】従来のエアーベアリング式の運搬用台車に
おいては、走行する床面には突起物を設けないように
し、また敷居の溝部などには詰め物をして平坦にし、ま
た敷居の突起部に対しては緩やかなスロープを設けるな
どの対策を施すことにより運搬用台車の通過を可能にし
ているが、走行する床面に突起物を設けないようにする
には建物などの大幅な改造を伴うために一般に建設段階
から対策しておく必要がある。また、敷居の溝部などに
詰め物をして平坦にするのは比較的容易であるが、走行
する床面の敷設や撤去などに手間が費かるうえに保管、
管理などを必要とする。また、敷居の突起部に対して緩
やかなスロープを設けるにはスロープの勾配を一般に3
/1000以下にする必要があるために大がかりなもの
となり、走行する床面の敷設や撤去などに相当の手間が
費かるうえに広い保管場所を必要とするなどの問題があ
るが、上述の各エアーベアリング式の運搬用台車におい
てはこれらの問題を大幅に解決するために敷居などの突
起部の前後に敷設される走行用のレール4上で先端に台
車支持用のローラ部5が付いた油圧ジャッキ3を操作し
て台車本体1をジャッキアップすることにより突起部を
回避して走行可能にし、或いは敷居などの突起部の前後
に敷設される走行用のレール4上でジャッキアップして
作った隙間に台車本体1支持用のローラ部5を取付けて
突起部を回避して走行可能にしており、エアーベアリン
グ式の運搬用台車において扉の敷居の突起部などの通過
に際して問題となるスロープ状の床面の敷設や建物の改
造などの必要がなくなり、取扱いが容易になるとともに
コスト的にも安価にすることができる。また、本エアー
ベアリング式の運搬用台車はこの外の一般的な用途にも
適用が可能なものであり、前述のような問題のある個所
に対するエアーベアリング式の運搬用台車の適用範囲が
拡大する。また、荷役設備のないところで突起部または
溝部を通過させる手段として一般的な広い分野でも利用
することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る運搬用台車は前記のように
構成されており、床面上の突起物を容易に通過すること
ができるので、スロープ状の床面の敷設や建物を改造す
るなどの必要がなくなって取扱いが簡便でコストも安価
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の一形態に係る運搬
用台車の断面図、同図(b),(c)はその作用説明図
である。
【図2】図2(a)は本発明の実施の他の形態に係る運
搬用台車の断面図、同図(b)はその作用説明図であ
る。
【図3】図3(a),(b)は従来の運搬用台車の正面
図である。
【符号の説明】
1 台車本体 2 エアーベアリング 3 油圧ジャッキ 4 走行用のレール 5 台車本体支持用のローラ部 6 圧縮空気の制御機構 7 ウインチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車本体を気圧体により床面に対して僅
    かに浮上させて走行させる運搬用台車において、上記床
    面上の突起物の前後に敷設されるレールと、該レール上
    でジャッキアップされた上記台車本体を下方から支える
    ローラ部と、該ローラ部で支えられた上記台車本体を走
    行方向へ牽引する手段とを備えたことを特徴とする運搬
    用台車。
JP07191555A 1995-07-27 1995-07-27 運搬用台車 Expired - Fee Related JP3089190B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088205A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088205A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法

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