JPH0940275A - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

Info

Publication number
JPH0940275A
JPH0940275A JP18744495A JP18744495A JPH0940275A JP H0940275 A JPH0940275 A JP H0940275A JP 18744495 A JP18744495 A JP 18744495A JP 18744495 A JP18744495 A JP 18744495A JP H0940275 A JPH0940275 A JP H0940275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
unit
passbook
binding
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18744495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Ohira
洋子 大平
Tadanao Murayama
忠直 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP18744495A priority Critical patent/JPH0940275A/ja
Publication of JPH0940275A publication Critical patent/JPH0940275A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冊子状の媒体を単票状態で処理することによ
り、装置内の機構を簡単にするとともに、多科目取引に
対応できるようにする。 【構成】 通帳発行装置1には、通帳の表紙を単票状態
で収納するカセット2a、2b、2cおよび通帳の中紙
を単票状態で収納するカセット3a、3bが設けられ
る。また通帳の表紙および中紙に単票状態で印字を行う
印字部4、単票状態の表紙および中紙を綴じ合わせる綴
合部5が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関にお
いて使用され、通帳や証書等の媒体を処理する処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行や郵便局等の金融機関において新規
に通帳を発行するものとして用いられる通帳発行装置で
は、既に冊子状に製本されている通帳を予め装置内に収
納しておき、窓口端末装置からの発行要求に応じて通帳
を繰出し、印字部で通帳に印字を行った後、装置外に排
出する。こうした通帳発行装置では、多科目処理に対応
するために、取引の科目毎に別種類の通帳を別けて装置
内に収納していた。
【0003】また通帳とともに証書も発行できる通帳・
証書発行装置においては、冊子状の通帳を収納する収納
部の他に、単票状態の証書を収納する専用の証書収納部
を具備している。証書の発行処理は通帳の場合とほぼ同
様である。
【0004】通帳や証書に印字を行う通帳伝票プリンタ
は、通帳に印字を行う場合、端末装置から送られてくる
取引データを通帳の中紙に印字するが、その頁への印字
が終了してもまだ取引データが残っている場合、中紙の
頁捲りを行う。頁捲りをするには、専用の頁捲り機構で
行い、捲られた頁に対して残りの取引データを印字す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通帳発行装置あるいは通帳・証書発行装置において
は、冊子状の通帳を処理するので、処理媒体が冊子状で
あることから必要となる種々の機構を設けなければなら
なかった。例えば、頁捲りのための機構や紙厚調整機構
等を設ける必要があり、このため装置が大型化するとと
もに装置のコストが嵩むという問題があった。
【0006】また取引科目毎に種類が異なる通帳を装置
内に別々に収納しておくので、ある取引の通帳が無くな
っても、他の取引の通帳はそっくり残っているという事
態も起こり得、通帳の残量に取引によってバラツキが発
生し、業務上の多科目処理への対応が十分ではなかっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の媒体処理装置は、単票状態の媒体に印字を行
う印字部と、単票状態の媒体を複数枚集積して綴じ合わ
せる綴合部と、前記印字部および前記綴合部間で媒体を
単票状態で搬送する搬送手段とを具備したことを特徴と
する。上記構成に加えてさらに、媒体を単票状態で繰出
し可能に収納する収納部を設けるようにするとよい。
【0008】
【作用】上記構成に基づく本発明によれば、媒体は、装
置内に収納部を有する場合にはその収納部に単票状態で
収納され、収納部を有しない場合には装置外部から単票
状態で挿入される。単票状態の媒体は搬送手段により印
字部へ搬送され、印字部では単票状態の媒体に印字が行
われる。印字後、媒体は搬送手段により綴合部に集積さ
れて綴じ合わされる。このように媒体を単票状態で印字
処理をするので、媒体が冊子状であることから必要とな
る種々の機構が不要となる。頁捲りをする必要がなく、
頁捲り機構は不要である。また印字終了後綴合部で冊子
状に綴じ合わせるようにするので、同じ媒体から別種類
の冊子が作成可能であり、複数種類の冊子に対応可能で
あるとともに収納媒体の使用効率が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面にしたがっ
て説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号
を付す。図1は本発明に係る第1実施例の概略構成を示
す説明図である。なお第1実施例では媒体として通帳を
使用し、媒体処理装置として通帳を発行する装置で説明
する。
【0010】図1において、通帳発行装置1には、通帳
の中紙を収納する中紙カセット2a、2b、2c、通帳
の表紙を収納する表紙カセット3a、3b、3c、3
d、通帳の表紙および中紙に印字を行う印字部4、単票
状態の通帳を綴じ合わせる綴合部5および上記各部間で
通帳の表紙および中紙を搬送する搬送路6が設けられて
いる。中紙カセット2a、2b、2cには同一種類の中
紙が単票状態で(1枚ずつ切り離された状態で)収納さ
れ、それぞれ繰出しローラ7a、7b、7cにより1枚
ずつ搬送路6に繰出される。中紙カセット2a、2b、
2cには、異なる種類の中紙を収納するようにしてもよ
い。表紙カセット3a、3cにはそれぞれ種類の異なっ
た通帳の表紙が単票状態で収納され、表紙カセット3
b、3dにはそれぞれ3a、3cに対応する裏表紙が単
票状態で収納されている。表紙および裏表紙は、それぞ
れ繰出しローラ8a、8b、8c、8dにより1枚ずつ
搬送路6に繰出される。なおすべての通帳の表紙および
中紙には所定の位置に綴じ孔が形成してある。印字部4
には、通帳の表紙および中紙に印字を行う印字ヘッド9
とこれに対向するプラテン10が設けられ、さらに磁気
ヘッド11が設けられている。綴合部5の左側で装置1
の外側には、綴じ合わされた通帳が排出されるスタッカ
12が設けられている。
【0011】図2は第1実施例の搬送路を示す説明図で
ある。同図において、搬送路6は、第1、第2および第
3の搬送路6a、6b、6cから構成され、これら3つ
の搬送路の交点が反転部13を構成する。各搬送路6
a、6b、6cとも、搬送手段としては回転ベルトが使
用されている。反転部13には、支軸14を中心に回動
可能なブレード15と、支軸16を中心に回動可能なブ
レード17が設けられている。両ブレード15、17は
それぞれ、図示しないプランジャマグネットにより回動
される。
【0012】図3は第1実施例の綴合部を示す説明図、
図4は第1実施例の綴合部を示す斜視図である。両図に
おいて、綴合部5には、媒体を搬送する回転ベルト1
9、20が配設されており、下側の回転ベルト20は、
一方の駆動プーリ21を中心に回動可能になっている。
他方の駆動プーリ22には、支点23を中心に回動可能
なくの字状のリンク部材24が取付けられている。リン
ク部材24はプランジャマグネット25およびスプリン
グ26により支点23を中心に回動し、この回動により
回転ベルト20が回動する。
【0013】図3における回転ベルト19、20の右側
(反転部13側)には、押圧部材27、28がそれぞれ
上下方向に移動可能に設けられている。この押圧部材2
7、28は、綴じ金具29、30を押圧するもので、そ
れぞれラック部31、32が形成されている。ラック部
31にはモータ33のギア34が噛み合い、ラック部3
2にはモータ35のギア36が噛み合っている。即ち、
モータ33、35の回転により押圧部材27、28は上
下動する。
【0014】綴じ金具29は、下向きに複数の突起37
が形成され、図示しない収納部から繰出され、ローラ3
8a、38bにより押圧部材27の下方に位置付けられ
る。突起37は、通帳の表紙および中紙の綴じ孔39に
対応する位置に形成されている。綴じ金具30は、前記
突起37に対応する位置に複数の孔40が形成され、図
示しない収納部から繰出され、ローラ41a、41bに
より押圧部材28の上方に位置付けられる。押圧部材2
7に隣接して綴じ金具29を切断するカッター42が設
けられ、また押圧部材28に隣接して綴じ金具30を切
断するカッター43が設けられている。
【0015】図5は第1実施例の制御系を示すブロック
図である。同図において、制御部51は、通帳発行装置
1の動作全体を制御するとともに図示しない上位装置と
の通信を制御するもので、マイクロコンピュータ等より
成る。制御部51は、メモリ52、搬送制御部53、繰
出し制御部54、印字制御部55および綴合部制御部5
6が接続されており、これらを制御する。搬送制御部5
3は、図1に示す搬送路6の回転ベルトや反転部13の
ブレード15、17等を駆動制御する。繰出し制御部5
4は、繰出しローラ7、8を駆動制御することにより、
装置1内のカセット2、3に収納されている通帳の表紙
や中紙をカセットから繰出す制御を行う。印字制御部5
5は、印字部4内の印字ヘッド9を駆動制御するととも
に、磁気ヘッド11の書き込み動作を制御する。綴合部
制御部56は、図3および図4で示した綴合部5の機構
の動作を制御するものである。
【0016】次に第1実施例の動作を図6に示すフロー
チャートにしたがって説明する。図6は第1実施例の動
作を示すフローチャートである。ここでは新規に通帳を
発行する動作について説明する。
【0017】図示しない上位装置から、発行すべき通帳
の種類および中紙の枚数が指定される(ステップ1)。
ここでは中紙の枚数は5枚に指定されるとする。次に指
定された種類の表紙が収納されているカセット(例えば
3a)から、表紙Paを1枚、搬送路6の第1搬送路6
aへ繰出す(ステップ2)。この時表紙Paは、綴じ孔
が形成された側の反対側から繰出される。またこの時、
搬送路6の反転部13のブレード15および17は、図
2に示す位置になっており、第1搬送路6aへ繰出され
た表紙はPaは、第1搬送路6aから第2搬送路6bへ
進み、印字部4内へ送られる。印字部4で所定の内容の
印字が行われ(ステップ3)、表紙Paは次に第2搬送
路6bを前記と逆方向に搬送され、再び第1搬送路6a
へ送られて搬送を停止する。
【0018】ここで搬送制御部53は、反転部13のブ
レード15を図7に示す位置に回動する。(図7は第1
実施例の搬送動作を示す説明図である。)即ち、表紙P
aが第1搬送路6aから第3搬送路6cへ搬送されるよ
うに、切り替えられる。これにより表紙Paは、第3搬
送路6cへ送られ、さらに綴合部5内へ送り込まれる
(ステップ4)。綴合部5では、回転ベルト20は図3
に示す位置になっており、この上に表紙Paが突当て部
61に突き当たった状態で載置される。このとき表紙P
aは、綴じ孔側がプーリ21側になっている。
【0019】次に中紙に印字が必要かどうかを判断する
(ステップ5)。これは上位装置からの情報により制御
部41が判断する。必要と判断した場合には、反転部1
3のブレード15を図2に示す位置に回動する。この状
態で、次に中紙Qaをカセット2a、2bまたは2cか
ら繰出す。繰出された中紙Qaは第1搬送路6aから第
2搬送路6bへ、さらに印字部4へ送られる(ステップ
6)。制御部51は上位装置から印字データを受取り、
これを印字ヘッド9により中紙Qaに印字する(ステッ
プ7)。
【0020】中紙Qaの片面に印字データを印字しきれ
ない場合、その裏面に印字を行うようにする。そのため
に反転部13で中紙Qaを反転させる。ここでその反転
動作を説明する。まず片面の印字が終了すると、反転部
13のブレード15および17を図8に示す位置に回動
する。(図8は第1実施例の反転動作を示す説明図であ
る。)そして中紙Qaを搬送させて、第3搬送路6cへ
送る。次にブレード15および17を図7に示す位置に
回動し、中紙Qaを逆送させる。これにより中紙Qaは
第1搬送路6aへ入り込む。次にブレード15を図2に
示す位置に回動し、搬送路6を動作させると、中紙Qa
は裏面を上にした状態で、第1搬送路6aから第2搬送
路6bは入り込み、印字部4へ送られる。これにより中
紙Qaの裏面に残りの印字データが印字される。
【0021】印字が終了した中紙Qaは綴合部5へ搬送
される(ステップ8)。裏面に印字を行った中紙Qa
は、もう一度反転されてから綴合部5へ送られる。また
ステップ5において印字不要と判断された中紙Qaは、
印字部4へ送られること無く、反転部13で反転された
後、綴合部5へ送られる。綴合部5へ送られた中紙Qa
は、図3に示す回転ベルト20上に載置される。回転ベ
ルト20上にはすでに表紙Paが載置されており、中紙
Qaはその上に置かれることになる。このとき、表紙P
aの綴じ孔と中紙Qaの綴じ孔は同じ側に位置してい
る。
【0022】上記ステップ5からステップ8までの動作
を指定中紙枚数分(本実施例では5回)行う(ステップ
9)。これにより綴合部5の回転ベルト20上には表紙
Paの上に中紙Qa5枚が載置されることになる。次に
カセット3bから裏表紙Pbを1枚繰り出す。繰出され
た裏表紙Pbを第1搬送路6aから第2搬送路6bへ送
り、さらに印字部4内へ送る(ステップ10)。ここで
磁気ヘッド11により裏表紙Pbに設けられている磁気
ストライプに磁気データを書き込む(ステップ11)。
この後裏表紙Pbを第2搬送路6bから第3搬送路6c
へ送り、綴合部5内の回転ベルト20上へ載置する(ス
テップ12)。これで回転ベルト20上には、必要枚数
の中紙が表紙に挟まれた状態で、しかも全ての媒体が綴
じ孔を同じ側にして載置される。
【0023】次に綴合部5において媒体を綴じ合わせる
動作を行う。図3において、まずプランジャマグネット
25によりリンク部材24を回動させ、駆動プーリ22
を上昇させて回転ベルト20を水平状態にする。これに
より載置されている表紙Pおよび中紙Qaを搬送可能に
なり、ここで回転ベルト19および20を回転させ、表
紙Pおよび中紙Qaを図における右方向へ移動させる。
表紙Pおよび中紙Qaの先頭部が検出センサ62により
検出された時点で移動を停止する。表紙Pおよび中紙Q
aは先頭部を回転ベルト19、20から突出した状態で
停止する。
【0024】図4において、次に綴じ金具29、30を
図示しない収納部より繰出し、ローラ38a、38bお
よびローラ41a、41bにより媒体の上下に位置付け
る。このとき綴じ金具29の突起37の位置は、媒体の
綴じ孔39の位置と上下方向に一致する。また綴じ金具
30の孔40の位置も、媒体の綴じ孔39の位置と上下
方向に一致する。この位置付けは図示しない光学センサ
により行われる。次にカッター42、43により綴じ金
具29、30を切断する。ここでモータ33を回転し、
押圧部材27を下降させて綴じ金具29を押圧する。同
時に、モータ35を回転し、押圧部材28を上昇させて
綴じ金具30を押圧する。これにより綴じ金具29の突
起37は表紙Pおよび中紙Qaの綴じ孔39に入り込
み、さらにこれを貫通して綴じ金具30の孔40の嵌合
する。この後モータ33、35をそれぞれ逆方向に回転
し、押圧部材27、28を元の位置に戻す。これにより
表紙Pおよび中紙Qaが、冊子状に綴じ合わされる(ス
テップ13)。
【0025】その後、回転ベルト19、20を回転し、
綴じ合わされた表紙Pおよび中紙Qaをスタッカ12方
向へ搬送し、スタッカ12上に排出する(ステップ1
4)。これにより冊子状の通帳が発行される。
【0026】以上のように第1実施例によれば、通帳の
表紙および中紙となる媒体を単票状態で収納しておくの
で、装置内における媒体の収納量を増加することが可能
になる。逆にいえば、同一容量の媒体を収納する場合に
は収納スペースが小さくて済む。また単票状態で媒体に
印字を行うので、印字の際の紙厚検出機構、印字の際の
センターホールドを乗り越えるための印字ヘッドアップ
動作用機構、ページ捲り機構等が不要となり、装置全体
としての機構が簡単化される。
【0027】また上記第1実施例の変形例として、中紙
Qaに取引データを印字する際に、その中紙Qaに頁マ
ークを印字するようにしてもよい。このように中紙に頁
マークを印字して発行することにより、頁マーク検出部
や自動頁捲り機構を有する通帳伝票プリンタにおいて処
理することが可能になる。
【0028】また別の変形例として、装置内のカセット
3a〜3dに、汎用フォーマットの表紙および裏表紙を
収納し、カセット2a、2b、2cには汎用フォーマッ
トの中紙を収納して、複数種類の通帳発行に対応できる
ようにしてもよい。この場合、表紙に印字を行う際、現
在行っている取引科目に固有の内容を印字する。また中
紙に対しても、該当取引科目固有のフォーマットを印字
する。さらに裏表紙の磁気ストライプに対しても、該当
取引科目固有のデータを書き込む。このような変形例で
は、1種類の表紙および中紙で複数種類の通帳発行に対
応できるので、取引科目毎の取引量のバラツキに対して
柔軟に対応できる。また1種類だけ収納しておけばよい
ので、表紙および中紙の管理が容易である。
【0029】なお上記第1実施例では、表紙を一番先に
繰出し、裏表紙を最後に繰出すようにしたが、繰出し順
はこの逆に行うようにしてもよい。これは反転部13に
おける反転の有無を制御することにより可能である。
【0030】次に本発明に係る第2実施例を説明する。
図9は第2実施例の概略構成を示す説明図である。第2
実施例では通帳の他に証書を発行する通帳証書発行装置
として説明する。
【0031】図9において、通帳証書発行装置71に
は、通帳の表紙を収納するカセット2a、通帳の中紙を
収納するカセット2b、通帳の裏表紙を収納するカセッ
ト2cの他に、証書Sを単票状態で収納するカセット7
2a、72bが設けられている。カセット72a、72
bにはそれぞれ種類の異なる証書Sが収納されている。
その他の構成は前記第1実施例と同様である。
【0032】こうした第2実施例では、証書を発行する
場合、これから発行しようとする証書の種類が指定され
ると、指定された種類の証書Sを収納するカセット72
aまたは72bから証書Sが1枚繰出される。そして搬
送路6により印字部4へ送られて証書Sに所定内容の印
字が行われる。印字が終了すると、搬送路6により綴合
部5を通過してスタッカ12上へ排出される。なお通帳
を発行する場合は前記第1実施例と同様に行われる。
【0033】このように第2実施例によれば、通帳用の
表紙および中紙と証書とをともに単票状態で収納してお
くので、通帳媒体と証書とのカセットの共通化が可能に
なる。これにより収納媒体の組合わせ範囲が広がり、取
引科目の種類に対する対応性が向上する。
【0034】上記第2実施例の変形例として、証書に所
定内容の印字を行う際に、その証書に固有のコードを印
字するようにしてもよい。このように証書に固有コード
を印字して発行することにより、該固有コードを読み取
る手段を有する例えば通帳伝票プリンタにおいて処理す
ることが可能になる。
【0035】次に本発明に係る第3実施例を説明する。
図10は第3実施例の概略構成を示す説明図、図11は
第3実施例の分離綴合部を示す説明図である。第3実施
例は通帳および証書に印字を行う通帳伝票プリンタとし
て説明する。
【0036】両図において、通帳伝票プリンタ81に
は、綴じ合わされた通帳を1枚ずつ単票状態に分離する
とともに、単票状態の通帳を綴じ合わせる分離綴合部8
2、単票状態の通帳の印字を行うとともに通帳の磁気ス
トライプに磁気データを書き込む印字部83および通帳
等の媒体を単票状態で一時的に収納するスタッカ部84
が設けられている。またインサータ85から挿入された
媒体を分離綴合部82へ搬送する回転ベルト86、分離
綴合部82と印字部83との間で媒体を搬送する搬送ロ
ーラ87が設けられている。分離綴合部82はさらに、
綴じ合わされた通帳を分離する分離部と単票状態の通帳
を綴じ合わせる綴合部とを有し、このうち綴合部は第1
実施例で説明したものと同様であるので説明を省略し、
ここでは分離部について説明する。
【0037】図11は分離綴合部82の分離部88を示
す。同図において、上下に一対の分離機構89が設けら
れている。上下の分離機構89は同一構造を有している
ので上側の分離機構89のみ説明する。分離機構89に
は、図における上下左右方向に移動可能なリンク部材9
0が設けられ、このリンク部材90には爪部91、垂直
長孔92および水平長孔93が形成されている。爪部9
1は、通帳94を綴じている綴じ金具29に係合可能な
形状となっている。垂直長孔92には、ポスト95が移
動可能に嵌入しており、このポスト95はプランジャマ
グネット96の鉄芯に取付けられている。また水平長孔
93には、ポスト97が移動可能に嵌入しており、この
ポスト97はT型リンク部材98に取付けられている。
【0038】T型リンク部材98も上下左右方向に移動
可能に設けられており、垂直長孔99およびラック部1
00が形成されている。長孔99内にはポスト101が
嵌入され、このポスト101は図示しない装置筐体に取
付けられている。またラック部100には、モータ10
2のギア103が噛み合っている。以上の構成であるの
で、プランジャマグネット96の駆動によりリンク部材
90は左右方向に移動し、モータ102の回転によりリ
ンク部材90は上下方向に移動する。
【0039】図10において、印字部83には、印字ヘ
ッド120、プラテン121、磁気ヘッド122および
頁マーク検出センサ123が設けられている。
【0040】図12は第3実施例のスタッカ部を示す説
明図である。同図において、スタッカ部84には反転部
105および一時保留部106が設けられている。反転
部105は媒体を表裏反転する部分で、搬送ローラ10
7、108、109およびブレード110から構成され
る。ブレード110は支点111を中心に回転可能に配
設され、媒体の搬送方向を切り替える。また一時保留部
106には、搬送ローラ112、繰出しローラ113、
回転ベルト114および略くの字状のリンク部材115
が設けられている。
【0041】回転ベルト114は、一方のプーリ116
を中心に回動可能になっており、他方のプーリ117が
リンク部材115に結合されている。リンク部材115
は、支点118を中心にプランジャマグネット119に
より回転可能である。即ち、プランジャマグネット11
9を駆動することにより、回転ベルト114はプーリ1
16を中心に回動する。なお回転ベルト114上は媒体
が載置可能になっている。
【0042】図13は第3実施例の通帳伝票プリンタの
制御ブロック図である。同図において、通帳伝票プリン
タ83は、制御装置131に接続され、これに制御され
る。制御装置131は具体的にはパーソナルコンピュー
タ等である。制御装置131には、主制御部132、メ
モリ133、通信制御部134およびプリンタ制御部1
35が設けられている。通信制御部134は、図示しな
いホストコンピュータに接続されている。
【0043】通帳伝票プリンタ81には、主制御部13
6、メモリ137、搬送制御部138、印字制御部13
9および分離綴合部制御部140を有している。主制御
部136はプリンタ81の動作全体を制御する。搬送制
御部138は、プリンタ81内の搬送ローラおよび回転
ベルトを制御し、媒体の搬送を司る。印字制御部139
は、印字部83内の動作、即ち、印字ヘッド120、磁
気ヘッド122および頁マーク検出センサ123の動作
を制御する。分離綴合部制御部140は、分離綴合部8
2の綴合部および分離部88の動作を制御するものであ
る。
【0044】次に第3実施例の通帳伝票プリンタの動作
を主に図14に示すフローチャートにしたがって説明す
る。図14は第3実施例の通帳伝票プリンタの動作を示
すフローチャートである。ここでは通帳に印字処理を行
う動作を説明する。
【0045】まずオペレータが通帳を綴じ部側を先頭に
してかつ裏表紙を上側にして、プリンタ81のインサー
タ85にセットすると、回転ベルト86により通帳を分
離綴合部82に搬送する(ステップ21)。分離綴合部
82の分離部88では、搬送されてきた通帳94を綴じ
部が回転ベルトから突出した状態、即ち図11に示す状
態で停止する。ここで分離部88において、モータ10
2を回転し、上側のリンク部材90を下降させるととも
に下側のリンク部材90を上昇させて、それぞれ通帳9
4に押圧させる(の動作)。このとき通帳94を綴じ
てある綴じ金具29および30が通帳94から浮き上が
るまで押圧する。次に両側のプランジャマグネット96
を駆動して、リンク部材90を図11における右方向へ
移動させる。これにより上側のリンク部材90の爪部9
1が綴じ金具29に係合し、下側のリンク部材90の爪
部91が綴じ金具30に係合する(の動作)。次にモ
ータ102を前述とは逆方向に回転し、上側のリンク部
材90を上昇させるとともに下側のリンク部材90を下
降させる(の動作)。これにより綴じ金具29が上側
へ引っ張られるとともに下側の綴じ金具30が下方へ引
っ張られ、両綴じ金具29、30が互いに抜き取られる
(ステップ22)。
【0046】次に綴じ金具29、30が抜き取られて単
票状態になった通帳94を1枚ずつ印字部83方向へ搬
送する。まず一番上の裏表紙を1枚だけ分離して印字部
83へ搬送する。印字部83において、磁気ヘッド12
2により裏表紙の磁気ストライプの磁気データを読取
り、その後スタッカ部84の回転ベルト114上へ搬送
し、ここに一時保留しておく(ステップ23)。磁気ヘ
ッド122により読み取られたデータは制御装置131
へ送られ、さらに図示しないホストコンピュータへ送ら
れる。
【0047】次に単票状態になった通帳94の中紙を1
枚分離して、印字部83へ搬送する。印字部83におい
て、頁マーク検出センサ123により中紙の頁マークを
検出する(ステップ24)。ホストコンピュータからは
印字すべき取引データと印字位置を示すデータが送られ
て来る。印字位置データと検出した頁マークにより、搬
送されたきた中紙に対して印字が必要かどうか判断する
(ステップ25)。表面に印字が必要と判断した場合は
(ステップ26)、中紙を印字ヘッド120下方の印字
位置に位置付け、取引データを印字する(ステップ2
7)。印字が終了すると、中紙をスタッカ部84の一時
保留部106へ送る(ステップ31)。また中紙の裏面
に印字が必要と判断した場合は(ステップ26)、中紙
をスタッカ部84の反転部105へ搬送し、ここでブレ
ード110および搬送ローラ107、108、109を
駆動して、中紙を表裏反転させ(ステップ28)、再び
印字部83へ搬送する。ここで、印字ヘッド120によ
り中紙に取引データを印字する(ステップ29)。その
後再びスタッカ部84の反転部105へ送って、中紙を
表裏反転させる(ステップ30)。表裏反転終了後、中
紙をスタッカ部84の一時保留部106へ送る(ステッ
プ31)。またステップ25において印字不要と判断し
た場合は、中紙を直接一時保留部106へ送る。
【0048】次に、まだ印字されない取引データが残っ
ているかどうか判断し(ステップ32)、取引データが
まだ残っている場合にはステップ24へ戻り、中紙を繰
出して該当する頁の中紙に印字を行う。
【0049】取引データの印字がすべて終了すると、ス
タッカ部84の一時保留部106に保留されている中紙
および裏表紙を元の冊子状態に戻す動作を行う。まずプ
ランジャマグネット119を駆動して回転ベルト114
を上方へ回動させる。次に繰出しローラ113を回転し
て中紙を1枚ずつ繰出す。繰出された中紙は分離綴合部
82の綴合部へ搬送される(ステップ33)。綴合部で
は中紙が表紙の上に載置される。中紙の繰出しが終了す
ると、最下位に保留されていた裏表紙を繰出し、印字部
83へ搬送する。ここで磁気ヘッド122により裏表紙
の磁気ストライプに対して更新データを書込む(ステッ
プ34)。書込みが終了すると、裏表紙を分離綴合部8
2の綴合部へ搬送し、先に搬送した中紙の上に載置する
(ステップ35)。次に載置された表紙および中紙を綴
じ合わせる(ステップ36)。この綴じ合わせる動作は
前記第1実施例で説明したのと同様である。綴じ合わさ
れて冊子状になった通帳をインサータ85から排出して
(ステップ37)一連の処理を終了する。
【0050】以上のように第3実施例によれば、従来の
通帳伝票プリンタに対し、通帳の印字処理を中紙を単票
状態にして行うので、紙厚検出機構、印字ヘッドアップ
用機構および頁捲り機構が不要となり、内部機構の簡単
化が期待できる。
【0051】次に本発明に係る第4実施例を説明する。
第4実施例は、第3実施例と同様の通帳伝票プリンタに
おいて、印字処理を行う際に通帳の中紙に不足が生じた
場合に中紙を追加する機能を設けたものである。第4実
施例の構成は第3実施例とほぼ同様であるが、第4実施
例においては中紙追加のメッセージを表示する機能を有
する点が異なる。ここではフローチャートを用いて第4
実施例の動作を説明する。図15は第4実施例の動作を
示すフローチャートである。
【0052】図15において、ステップ41からステッ
プ45までは第3実施例の動作と同様である。ステップ
46において、最終頁の中紙の最終行に印字を行った後
もまだ印字すべき取引データが残っているかどうか判断
する。まだ残っている場合は中紙を追加要と判断し、中
紙追加メッセージをオペレータに対して表示する(ステ
ップ47)。このメッセージによりオペレータが追加の
中紙をインサータにセットすると(ステップ48)、セ
ットされた中紙を装置内へ搬送し、印字部に取り込む。
ここで中紙に対して頁マークおよび取引データを印字す
る(ステップ49、50)。ステップ51からステップ
57までの動作は前記第3実施例のステップ31からス
テップ37までと同様である。
【0053】以上のように第4実施例によれば、印字処
理の途中で新たな中紙が必要となった場合、新規の通帳
を発行しなくても中紙を追加することにより対処できる
ので、全体の処理時間を短縮することができる。
【0054】第4実施例の変形例として、追加用の中紙
を装置内に予め収納しておくようにしてもよい。図16
は第4実施例の変形例を示す説明図である。この変形例
は、図10に示す第3実施例の通帳伝票プリンタに、追
加用の中紙を収納するホッパ部152を設けたものであ
る。このように追加用中紙のホッパ部152を設けたこ
とにより、追加が必要になった場合、オペレータにより
中紙の給紙を待つこと無く速やかに処理を進行すること
ができる。また当然のことながらオペレータの手を煩わ
せることがなくなる。
【0055】次に本発明に係る第5実施例を説明する。
第5実施例の装置は、通帳発行機能付き通帳伝票プリン
タで、機構的には図10に示す第3実施例の通帳伝票プ
リンタと同様である。ここでは図17のフローチャート
を用いて第5実施例における新規通帳発行動作を説明す
る。図17は第5実施例の動作を示すフローチャートで
ある。なお説明において図10に示す各要素の符号を使
用する。
【0056】まずオペレータに対して表紙を挿入するメ
ッセージを出す(ステップ61)。検出センサ等により
表紙がセットされたことが確認されると(ステップ6
2)、挿入された表紙を印字部83へ搬送する(ステッ
プ63)。印字部83で所定の内容の印字が行われ(ス
テップ64)、印字終了後、スタッカ部84へ搬送して
一時保留する(ステップ65)。次にオペレータに対し
て中紙挿入のメッセージを出す(ステップ66)。この
時同時に挿入枚数のメッセージを出すようにしてもよ
い。中紙がセットされたことが確認されると(ステップ
67)、挿入された中紙を印字部83へ搬送する(ステ
ップ68)。印字部83で、中紙に対して頁マークおよ
び取引データを印字する(ステップ69)。印字終了
後、中紙をスタッカ部84へ搬送して一時保留する(ス
テップ70)。さらに中紙の追加が必要な場合は(ステ
ップ71)、ステップ66へ戻って、中紙挿入のメッセ
ージを出す。
【0057】中紙の印字がすべて終了すると、オペレー
タに対して裏表紙挿入のメッセージを出す(ステップ7
2)。裏表紙がセットされたことが確認されると(ステ
ップ73)、挿入された裏表紙を印字部83へ搬送する
(ステップ74)。印字部83において、磁気ヘッド1
22により裏表紙の磁気ストライプに所定のデータを書
き込み(ステップ75)、終了後、裏表紙を分離綴合部
82へ搬送する(ステップ76)。裏表紙は分離綴合部
82の綴合部に位置付けられる。
【0058】次にスタッカ部84に保留されたいる中紙
および表紙を1枚ずつ繰出し、分離綴合部82の綴合部
に載置されている裏表紙の上に載置する(ステップ7
7)。そして綴合部にて第1実施例で説明したように、
表紙、中紙および裏表紙を綴じ合わせて冊子状に製本す
る(ステップ78)。冊子状に綴じ合わされた通帳をイ
ンサータ85へ排出する(ステップ79)ことにより、
一連の通帳発行処理を終了する。
【0059】本実施例において、中紙の挿入枚数は取引
データに関係なく、任意に設定するようにしてもよい。
【0060】以上のように第5実施例によれば、機構を
複雑にすることなく、通帳伝票プリンタに新規通帳の発
行機能を設けることができる。これにより装置の利用形
態が広がる。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、媒体を単票状態にして印字等の処理を行い、その後
複数枚の媒体を綴じ合わせるようにしたので、取引科目
の変化に対応することができるとともに、媒体厚検出機
構や頁捲り機構等が不要になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の概略構成を示す説明
図である。
【図2】第1実施例の搬送路を示す説明図である。
【図3】第1実施例の綴合部を示す説明図である。
【図4】第1実施例の綴合部を示す斜視図である。
【図5】第1実施例の制御系を示すブロック図である。
【図6】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】第1実施例の搬送動作を示す説明図である。
【図8】第1実施例の搬送動作を示す説明図である。
【図9】第2実施例の概略構成を示す説明図である。
【図10】第3実施例の概略構成を示す説明図である。
【図11】第3実施例の分離綴合部を示す説明図であ
る。
【図12】第3実施例のスタッカ部を示す説明図であ
る。
【図13】第3実施例の通帳伝票プリンタの制御ブロッ
ク図である。
【図14】第3実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】第4実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図16】第4実施例の変形例を示す説明図である。
【図17】第5実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 通帳発行装置 2a、2b、2c、3a、3b、3c、3d カセット 4 印字部 5 綴合部 6 搬送路 27、28 押圧部材 29、30 綴じ金具 71 通帳証書発行装置 81 通帳伝票プリンタ 82 分離綴合部 84 スタッカ部 88 分離部 90 リンク部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単票状態の媒体に印字を行う印字部と、 単票状態の媒体を複数枚集積して綴じ合わせる綴合部
    と、 前記印字部および前記綴合部間で媒体を単票状態で搬送
    する搬送手段とを具備したことを特徴とする媒体処理装
    置。
  2. 【請求項2】 媒体を単票状態で繰出し可能に収納する
    収納部を有し、前記搬送手段は、前記収納部、前記印字
    部および前記綴合部間で媒体を搬送する請求項1記載の
    媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記媒体は所定の位置に孔が開けられ、
    前記綴合部は互いに嵌合する突起を有する一対の金具を
    有し、前記単票状態の媒体は前記一対の金具の突起が前
    記孔に入り込むことにより綴じ合わされる請求項1また
    は2記載の媒体処理装置。
  4. 【請求項4】 前記媒体は通帳の表紙、中紙および裏表
    紙を含み、前記綴合部は通帳の表紙、中紙および裏表紙
    を重ねて綴じ合わせる請求項1または2記載の媒体処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記媒体は、通帳の中紙と証書に共通に
    使用可能な媒体である請求項1または2記載の媒体処理
    装置。
  6. 【請求項6】 綴じ合わされた媒体を単票状態に分離す
    るとともに単票状態の媒体を綴じ合わせる分離綴合部
    と、 単票状態の媒体に印字を行う印字部と、 単票状態の媒体を一時的に収納する一時収納部と、 前記分離綴合部、前記印字部および前記一時収納部間で
    媒体を単票状態で搬送する搬送手段とを具備したことを
    特徴とする媒体処理装置。
  7. 【請求項7】 前記媒体は通帳の表紙、中紙および裏表
    紙を含み、前記分離綴合部は綴じ合わされた通帳の表
    紙、中紙および裏表紙を分離するとともに単票状態の通
    帳の表紙、中紙および裏表紙を重ねて綴じ合わせる請求
    項6記載の媒体処理装置。
  8. 【請求項8】 通帳の中紙を繰出し可能に収納する中紙
    収納部を有し、前記搬送手段は該中紙収納部の中紙を搬
    送する請求項7記載の媒体処理装置。
JP18744495A 1995-07-24 1995-07-24 媒体処理装置 Withdrawn JPH0940275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18744495A JPH0940275A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 媒体処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18744495A JPH0940275A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 媒体処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0940275A true JPH0940275A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16206183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18744495A Withdrawn JPH0940275A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 媒体処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0940275A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4609246B2 (ja) 製本システム、画像形成装置及び製本装置
CN100517092C (zh) 图像形成装置和图像印刷方法
JPH0940275A (ja) 媒体処理装置
JP4708814B2 (ja) 通帳発行モジュール
US7744075B2 (en) Bookbinding system
JP2000225740A (ja) 冊子印字装置
JPH03113587A (ja) 券発行機の給紙装置
JPS6061279A (ja) 通帳取扱装置
JPH0378889A (ja) 通帳磁気データ読取装置
JP5827877B2 (ja) 製本システム
JP2573751B2 (ja) 通帳改頁機構及びその改頁方法
JPS63199668A (ja) 印字装置
JP3891999B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2919052B2 (ja) 券発行装置
JP2550618B2 (ja) ページ捲り機構
JP2991910B2 (ja) 用紙繰り出し装置
JPS58214977A (ja) 通帳類取扱装置
WO2017175425A1 (ja) 媒体処理装置
JPS6349832B2 (ja)
JPH0378277B2 (ja)
JPH1135178A (ja) 媒体取扱装置
JP2001277621A (ja) ジャーナルプリンタ
JPH04290771A (ja) 通帳類取扱方法及び装置
JP2004030025A (ja) 通帳発行回収装置
JPH0277991A (ja) 通帳記帳機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001