JPH0940261A - シート状の製品を排出する装置 - Google Patents
シート状の製品を排出する装置Info
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- JPH0940261A JPH0940261A JP8191074A JP19107496A JPH0940261A JP H0940261 A JPH0940261 A JP H0940261A JP 8191074 A JP8191074 A JP 8191074A JP 19107496 A JP19107496 A JP 19107496A JP H0940261 A JPH0940261 A JP H0940261A
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折りの後、折丁を背が前縁となるよう旋回さ
せ、また、折丁の間隔を変更して、ずらされて重ね合わ
される配列となるようにし、この作業過程で、グリッパ
の制御が継続されるようにする。 【解決手段】 折丁５を受け取る減速ユニット６が備え
られ、この減速ユニット６が第１組の複数グリッパ７を
有し、これら各グリッパが、折丁捕捉区域で１個ずつ折
丁５を掴み、第１受け渡し区域５００で各折丁５を解放
し、また、減速ユニットから折丁を受け取る再定位機構
が備えられ、この再定位機構が第２組の複数グリッパ１
７を有し、減速ユニット６が各折丁５を解放する前に、
各グリッパ１７が減速ユニットからの各折丁を掴み、再
定位し、次いで各折丁を第２受け渡し区域２４で解放す
るようにした。
せ、また、折丁の間隔を変更して、ずらされて重ね合わ
される配列となるようにし、この作業過程で、グリッパ
の制御が継続されるようにする。 【解決手段】 折丁５を受け取る減速ユニット６が備え
られ、この減速ユニット６が第１組の複数グリッパ７を
有し、これら各グリッパが、折丁捕捉区域で１個ずつ折
丁５を掴み、第１受け渡し区域５００で各折丁５を解放
し、また、減速ユニットから折丁を受け取る再定位機構
が備えられ、この再定位機構が第２組の複数グリッパ１
７を有し、減速ユニット６が各折丁５を解放する前に、
各グリッパ１７が減速ユニットからの各折丁を掴み、再
定位し、次いで各折丁を第２受け渡し区域２４で解放す
るようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォルダー、切断
ユニット、その他類似の装置からシート状の製品を排出
する装置に関するものである。
ユニット、その他類似の装置からシート状の製品を排出
する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】アメリカ合衆国特許第４８８６２６０号
明細書には、折られた印刷物を印刷機から受け取る装置
が開示されている。この装置は、ファンホイール下に配
置されたチェーン構造物に固定されている。グリッパ
は、ストリッパホイールに支えられた製品の後縁を掴む
ようにされている。印刷物の後縁に接触する回転駆動ベ
ルトによって、これら印刷物は、グリッパに掴まれる前
に移動せしめられる。
明細書には、折られた印刷物を印刷機から受け取る装置
が開示されている。この装置は、ファンホイール下に配
置されたチェーン構造物に固定されている。グリッパ
は、ストリッパホイールに支えられた製品の後縁を掴む
ようにされている。印刷物の後縁に接触する回転駆動ベ
ルトによって、これら印刷物は、グリッパに掴まれる前
に移動せしめられる。
【０００３】また、アメリカ合衆国特許第４５６５３６
３号明細書には、コンベア上にずらせて重なり合うよう
に配列された一続きの枚葉紙製品に間隔を設ける装置が
示されている。紙製品に接触しているファンホイールの
経路内へ移動する可動位置決めストリッピング・ストッ
プにより、前記紙製品の重ね合わせ配列が、より正確に
可能になるとされる。剥がされた製品は、コンベアベル
ト上にずらして重ねられ、連続する重ね合わされた紙製
品の間隔設定が、重量の著しく異なる製品について、高
速で、それも新聞の印刷作業で期待されるような種々の
高速で行なわれるれる。
３号明細書には、コンベア上にずらせて重なり合うよう
に配列された一続きの枚葉紙製品に間隔を設ける装置が
示されている。紙製品に接触しているファンホイールの
経路内へ移動する可動位置決めストリッピング・ストッ
プにより、前記紙製品の重ね合わせ配列が、より正確に
可能になるとされる。剥がされた製品は、コンベアベル
ト上にずらして重ねられ、連続する重ね合わされた紙製
品の間隔設定が、重量の著しく異なる製品について、高
速で、それも新聞の印刷作業で期待されるような種々の
高速で行なわれるれる。
【０００４】更に、アメリカ合衆国特許第４４８７４０
８号明細書には、印刷機の排紙端部で一連の折丁を平行
化するユニットが開示されている。折丁より高速で移動
する駆動体により、折丁は、規則的に排出ベルト上へ排
出される。駆動体は、折丁前縁が排出ベルトに接触する
と、折丁後縁に接触する。
８号明細書には、印刷機の排紙端部で一連の折丁を平行
化するユニットが開示されている。折丁より高速で移動
する駆動体により、折丁は、規則的に排出ベルト上へ排
出される。駆動体は、折丁前縁が排出ベルトに接触する
と、折丁後縁に接触する。
【０００５】ヨーロッパ特許出願公開第００３３３００
号明細書には、輪転印刷機のチェーンデリバリー装置の
ための掴み装置が開示されている。この装置によって、
製品が、ファンポケットから取り出され、デリバリーベ
ルト上へ排出される。
号明細書には、輪転印刷機のチェーンデリバリー装置の
ための掴み装置が開示されている。この装置によって、
製品が、ファンポケットから取り出され、デリバリーベ
ルト上へ排出される。
【０００６】また、アメリカ合衆国特許第４２０５８３
７号明細書には、互いにずらして重ね合わされた一連の
製品を形成する装置が示されている。ファンホイール装
置の２個の隣接ディスク間に延びたチェーンには、チェ
ーンに沿って、複数グリッパ部材が間隔をおいて配置さ
れている。これらグリッパ部材が、それぞれ、対応製品
を掴み、搬送装置のところへ運び、搬送装置上に重ね
る。
７号明細書には、互いにずらして重ね合わされた一連の
製品を形成する装置が示されている。ファンホイール装
置の２個の隣接ディスク間に延びたチェーンには、チェ
ーンに沿って、複数グリッパ部材が間隔をおいて配置さ
れている。これらグリッパ部材が、それぞれ、対応製品
を掴み、搬送装置のところへ運び、搬送装置上に重ね
る。
【０００７】以上に略説した従来の装置はすべて、次の
作業に必要となる折丁の再定位、再調時、間隔設定を考
慮に入れていない点が、欠点である。例えば、一般に折
丁の再定位に必要となるのは、折りの後、折丁の背が前
縁となるように配列することである。同じように、しば
しば必要となるのは、折丁の再調時又はペース調整、例
えば、ずらされて重ね合わされる折丁の間隔変更であ
る。従来の装置では、この再定位、再調時、ペース調整
の過程で、グリッパの制御が一時的に失われ、折丁の整
列が乱される危険が大きかった。
作業に必要となる折丁の再定位、再調時、間隔設定を考
慮に入れていない点が、欠点である。例えば、一般に折
丁の再定位に必要となるのは、折りの後、折丁の背が前
縁となるように配列することである。同じように、しば
しば必要となるのは、折丁の再調時又はペース調整、例
えば、ずらされて重ね合わされる折丁の間隔変更であ
る。従来の装置では、この再定位、再調時、ペース調整
の過程で、グリッパの制御が一時的に失われ、折丁の整
列が乱される危険が大きかった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
欠点を回避することにある。
欠点を回避することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題は、特許請求の
範囲第１項の特徴部分に記載の本発明の構成によって、
解決された。
範囲第１項の特徴部分に記載の本発明の構成によって、
解決された。
【００１０】
【発明の効果】本発明の第１構成の場合、シート状の製
品を排出する装置が、減速ユニットと再定位機構とを備
えている。この減速ユニットは、フォルダー又は類似の
装置の上流区域、例えば高速テープから、折丁を受け取
る。この減速ユニットには、第１組の複数グリッパが備
えられ、各グリッパが、折丁捕捉区域で１個ずつ折丁を
掴み、第１受け渡し区域で各折丁を解放するようにされ
ている。この減速ユニットから折丁を受け取るのが、再
定位機構である。再定位機構は、第２組の複数グリッパ
を備え、各グリッパは、各折丁が減速ユニットから解放
される前、もしくは解放されると同時に、各折丁を減速
ユニットから捕捉する。第２組のグリッパは、折丁を掴
んだ後、第２受け渡し区域で解放する前に、折丁を再定
位する。
品を排出する装置が、減速ユニットと再定位機構とを備
えている。この減速ユニットは、フォルダー又は類似の
装置の上流区域、例えば高速テープから、折丁を受け取
る。この減速ユニットには、第１組の複数グリッパが備
えられ、各グリッパが、折丁捕捉区域で１個ずつ折丁を
掴み、第１受け渡し区域で各折丁を解放するようにされ
ている。この減速ユニットから折丁を受け取るのが、再
定位機構である。再定位機構は、第２組の複数グリッパ
を備え、各グリッパは、各折丁が減速ユニットから解放
される前、もしくは解放されると同時に、各折丁を減速
ユニットから捕捉する。第２組のグリッパは、折丁を掴
んだ後、第２受け渡し区域で解放する前に、折丁を再定
位する。
【００１１】したがって、先行技術とは異なり、本発明
の場合、折丁は、常時制御下に置かれる一方、減速ユニ
ットにより第１受け渡し区域へ運ばれ、再定位される。
の場合、折丁は、常時制御下に置かれる一方、減速ユニ
ットにより第１受け渡し区域へ運ばれ、再定位される。
【００１２】本発明の第２構成によれば、排出装置は、
更に、再定位機構から折丁を受け取る搬送機構を有して
いる。この搬送機構は、第３組の複数グリッパを備え、
この第３組の各グリッパは、各折丁が再定位機構から解
放される前か、もしくは解放されると同時に、各折丁を
再定位機構から捕捉する。このようにして、折丁は、再
定位機構との受け渡し時にも常時制御下に置かれる。更
に、第２組のグリッパ間のピッチ（すなわち相互間隔）
を、第３組のグリッパ間のピッチより大きく選定するこ
とによって、折丁のペースを、折丁に対する制御を失う
ことなしに、再定位機構から搬送機構への受け渡しの間
に、増すことができる。
更に、再定位機構から折丁を受け取る搬送機構を有して
いる。この搬送機構は、第３組の複数グリッパを備え、
この第３組の各グリッパは、各折丁が再定位機構から解
放される前か、もしくは解放されると同時に、各折丁を
再定位機構から捕捉する。このようにして、折丁は、再
定位機構との受け渡し時にも常時制御下に置かれる。更
に、第２組のグリッパ間のピッチ（すなわち相互間隔）
を、第３組のグリッパ間のピッチより大きく選定するこ
とによって、折丁のペースを、折丁に対する制御を失う
ことなしに、再定位機構から搬送機構への受け渡しの間
に、増すことができる。
【００１３】本発明の第３構成によれば、再定位機構
は、第１搬送路をたどる第１回転コンベアとして構成さ
れ、第１受け渡し区域と事実上平行な第１搬送路の一部
をなしている。第２組の各グリッパは回転コンベア上に
取付けられている。第２組のグリッパによる折丁の捕捉
は、第１受け渡し区域には第１トリガ部材を、１個おき
のグリッパには第１作動部材を備えることによって、制
御できるようにした。第１作動部材が第１トリガ部材の
ところを通過すると、第２組のグリッパが作動し、折丁
を掴む。
は、第１搬送路をたどる第１回転コンベアとして構成さ
れ、第１受け渡し区域と事実上平行な第１搬送路の一部
をなしている。第２組の各グリッパは回転コンベア上に
取付けられている。第２組のグリッパによる折丁の捕捉
は、第１受け渡し区域には第１トリガ部材を、１個おき
のグリッパには第１作動部材を備えることによって、制
御できるようにした。第１作動部材が第１トリガ部材の
ところを通過すると、第２組のグリッパが作動し、折丁
を掴む。
【００１４】同じように、搬送機構も、第２搬送路をた
どる第２回転コンベアとして構成できる。この場合、第
２搬送路の一部は、第２受け渡し区域の第１搬送路と事
実上平行に延びている。第３組の各グリッパは、第２回
転コンベア上に取付けられている。第３組のグリッパに
よる折丁の捕捉は、１個おきのグリッパの一方の側には
第２作動部材を備え、２個おきのグリッパの他方の側に
は第３作動部材を備えることにより、制御できる。第２
組のグリッパの１つが、第２受け渡し区域で第３組のグ
リッパの１つを通過すると、第３と第４の作動部材が押
し下げられることにより、第３組のグリッパが折丁を掴
み、第２組のグリッパが折丁を解放することになる。
どる第２回転コンベアとして構成できる。この場合、第
２搬送路の一部は、第２受け渡し区域の第１搬送路と事
実上平行に延びている。第３組の各グリッパは、第２回
転コンベア上に取付けられている。第３組のグリッパに
よる折丁の捕捉は、１個おきのグリッパの一方の側には
第２作動部材を備え、２個おきのグリッパの他方の側に
は第３作動部材を備えることにより、制御できる。第２
組のグリッパの１つが、第２受け渡し区域で第３組のグ
リッパの１つを通過すると、第３と第４の作動部材が押
し下げられることにより、第３組のグリッパが折丁を掴
み、第２組のグリッパが折丁を解放することになる。
【００１５】本発明の更に別の構成によれば、第２組の
各グリッパが、旋回軸を介して第１コンベア上に取付け
られている。折丁は、第２組のグリッパが、旋回軸を中
心として旋回することによって、再定位され、背が前縁
となるように配列される。第２組のグリッパの旋回は、
第１搬送路中の、旋回を要する箇所には第２トリガ部材
を配置し、第２グリッパ上には第５作動部材を備えるこ
とによって起動できる。この作動部材が第２トリガ部材
を通過すると、第２グリッパが、第１搬送路と事実上平
行な平面内を９０°旋回せしめられる。加えて、第１搬
送路の一部に沿って、固定案内が配置されている。この
固定案内内で、折丁は再定位される。固定案内は、ま
た、第１搬送路下に配置されて折丁を支持するようにす
ることもできる。それによって、再定位時の折丁の損傷
が防止される。
各グリッパが、旋回軸を介して第１コンベア上に取付け
られている。折丁は、第２組のグリッパが、旋回軸を中
心として旋回することによって、再定位され、背が前縁
となるように配列される。第２組のグリッパの旋回は、
第１搬送路中の、旋回を要する箇所には第２トリガ部材
を配置し、第２グリッパ上には第５作動部材を備えるこ
とによって起動できる。この作動部材が第２トリガ部材
を通過すると、第２グリッパが、第１搬送路と事実上平
行な平面内を９０°旋回せしめられる。加えて、第１搬
送路の一部に沿って、固定案内が配置されている。この
固定案内内で、折丁は再定位される。固定案内は、ま
た、第１搬送路下に配置されて折丁を支持するようにす
ることもできる。それによって、再定位時の折丁の損傷
が防止される。
【００１６】更に、本発明の別の構成によれば、減速ユ
ニットが、各旋回軸を中心として旋回する複数旋回アー
ムを有している。各旋回軸は、単一の中心軸の周囲を旋
回する。各旋回アームには、第１組の各グリッパが取付
けられ、これらグリッパが減速路に沿って移動する。折
丁捕捉区域は、減速路に沿った第１弧長部分に位置して
おり、第１受け渡し区域は、減速路に沿った第２弧長部
分に位置している。第１組のグリッパによる折丁の捕捉
と解放は、減速ユニットの減速路に対する第１組のグリ
ッパの位置によって制御できる。
ニットが、各旋回軸を中心として旋回する複数旋回アー
ムを有している。各旋回軸は、単一の中心軸の周囲を旋
回する。各旋回アームには、第１組の各グリッパが取付
けられ、これらグリッパが減速路に沿って移動する。折
丁捕捉区域は、減速路に沿った第１弧長部分に位置して
おり、第１受け渡し区域は、減速路に沿った第２弧長部
分に位置している。第１組のグリッパによる折丁の捕捉
と解放は、減速ユニットの減速路に対する第１組のグリ
ッパの位置によって制御できる。
【００１７】上述のように、本発明による装置では、減
速ユニットから再定位機構を経て搬送機構に至る全搬送
区間にわたって、折丁の連続制御が可能である。その結
果、折丁の後縁その他の部分の損傷が防止される。
速ユニットから再定位機構を経て搬送機構に至る全搬送
区間にわたって、折丁の連続制御が可能である。その結
果、折丁の後縁その他の部分の損傷が防止される。
【００１８】更に、折丁の再定位が、搬送中に再定位機
構内で行われるため、再定位のための別の加工ステーシ
ョンは不要となる。加えて、再定位が、折丁の解放制御
なしで行われるので、先行技術の場合に不可避だった折
丁の不整列が生じる危険が、著しく低減される。
構内で行われるため、再定位のための別の加工ステーシ
ョンは不要となる。加えて、再定位が、折丁の解放制御
なしで行われるので、先行技術の場合に不可避だった折
丁の不整列が生じる危険が、著しく低減される。
【００１９】
【発明の実施の形態】次に、添付図面につき本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【００２０】図１は、本発明の実施例によるコンベア装
置を有するフォルダー１００を示したものである。コン
ベア装置は、減速ユニット６と再定位グリッパコンベア
１４とを有している。
置を有するフォルダー１００を示したものである。コン
ベア装置は、減速ユニット６と再定位グリッパコンベア
１４とを有している。
【００２１】フォルダー１００は、種々のテープローラ
３によって案内されている１組の高速テープ１を有して
いる。高速テープ１は、搬送方向２００へ折丁を搬送す
る。折丁は、固定案内２のところで、高速テープ１から
現れる。固定案内２は、減速ユニット６の外周に沿って
折丁を案内する曲面を有している。減速ユニット６は、
固定案内に沿って移動する折丁５を捕捉する。減速ユニ
ット６の下方には、ブラシ案内４が備えられ、折丁が、
減速ユニットによって再定位グリッパコンベア１４へ運
ばれるさい、ねじれが生じないようにされている。
３によって案内されている１組の高速テープ１を有して
いる。高速テープ１は、搬送方向２００へ折丁を搬送す
る。折丁は、固定案内２のところで、高速テープ１から
現れる。固定案内２は、減速ユニット６の外周に沿って
折丁を案内する曲面を有している。減速ユニット６は、
固定案内に沿って移動する折丁５を捕捉する。減速ユニ
ット６の下方には、ブラシ案内４が備えられ、折丁が、
減速ユニットによって再定位グリッパコンベア１４へ運
ばれるさい、ねじれが生じないようにされている。
【００２２】本発明によれば、従来型式のどの減速ユニ
ットも使用できる。しかし、本発明の有利な一実施例に
よれば、減速ユニット６には、旋回アーム３０の各端部
にグリップヘッド７が取付けられている。各グリップヘ
ッド７は、旋回軸９を中心として旋回可能なフィンガ状
部材８を有している。旋回軸９には、旋回軸９を中心と
してグリップヘッド７を旋回させるための作動ロッド１
０が連結されている。作動ロッド１０は、また、カム従
節１１を有するレバーリンク機構１３と連結されてい
る。減速ユニット６の中心軸４０の周囲をグリップヘッ
ド７が回転すると、カム従節１１が、偏心配置されてい
るカム１２と接触する。当業者には理解されようが、グ
リップヘッド７が折丁を掴み、また解放する角位置（中
心軸に対する）は、カム１２、カム従節１１、レバーリ
ンク機構１３を適宜に配置することによって選択でき
る。
ットも使用できる。しかし、本発明の有利な一実施例に
よれば、減速ユニット６には、旋回アーム３０の各端部
にグリップヘッド７が取付けられている。各グリップヘ
ッド７は、旋回軸９を中心として旋回可能なフィンガ状
部材８を有している。旋回軸９には、旋回軸９を中心と
してグリップヘッド７を旋回させるための作動ロッド１
０が連結されている。作動ロッド１０は、また、カム従
節１１を有するレバーリンク機構１３と連結されてい
る。減速ユニット６の中心軸４０の周囲をグリップヘッ
ド７が回転すると、カム従節１１が、偏心配置されてい
るカム１２と接触する。当業者には理解されようが、グ
リップヘッド７が折丁を掴み、また解放する角位置（中
心軸に対する）は、カム１２、カム従節１１、レバーリ
ンク機構１３を適宜に配置することによって選択でき
る。
【００２３】図１に示した減速ユニット６は、より詳し
くは、１９９３年８月９日付同時係属出願第０８／１０
３，８４２号『折り機内で折丁を減速する装置』に説明
してある。更に、この同時係属出願に記載の減速ユニッ
トの実施例は、本発明にも使用可能である。
くは、１９９３年８月９日付同時係属出願第０８／１０
３，８４２号『折り機内で折丁を減速する装置』に説明
してある。更に、この同時係属出願に記載の減速ユニッ
トの実施例は、本発明にも使用可能である。
【００２４】前記グリップヘッド７の旋回時に、前記フ
ィンガ状部材８が開閉し、その結果、各折丁は、固定案
内２のところで捕捉され、減速完了後、弧長５０から成
る第１受け渡し区域で解放される。
ィンガ状部材８が開閉し、その結果、各折丁は、固定案
内２のところで捕捉され、減速完了後、弧長５０から成
る第１受け渡し区域で解放される。
【００２５】折丁５は、減速ユニット６に送入される前
には、１個ずつ間隔を置いて（重なり合わずに）搬送さ
れ、減速ユニット内で減速される結果、ずらされて重な
り合う状態で解放される。
には、１個ずつ間隔を置いて（重なり合わずに）搬送さ
れ、減速ユニット内で減速される結果、ずらされて重な
り合う状態で解放される。
【００２６】再定位グリッパコンベア１４は、減速ユニ
ット６と組合わされている。コンベア１４は、搬送トラ
ック１５上に取付けられた旋回可能のグリップ部材１７
を有している。搬送トラック１５は、逆時計回り方向に
減速ユニット６の周囲を回転する。グリップ部材１７
は、それぞれ、旋回軸１８を有している。更に、グリッ
プ部材１７は、搬送トラック１５に沿って、隣接グリッ
プ部材１７との間が第１ピッチ１６となるように配置さ
れている。
ット６と組合わされている。コンベア１４は、搬送トラ
ック１５上に取付けられた旋回可能のグリップ部材１７
を有している。搬送トラック１５は、逆時計回り方向に
減速ユニット６の周囲を回転する。グリップ部材１７
は、それぞれ、旋回軸１８を有している。更に、グリッ
プ部材１７は、搬送トラック１５に沿って、隣接グリッ
プ部材１７との間が第１ピッチ１６となるように配置さ
れている。
【００２７】搬送トラック１５は、減速ユニット６の中
心軸４０の周囲を通過するので、弧長５０により形成さ
れる第１受け渡し区域５００に沿ってグリッパ７がたど
る経路と事実上平行である。このことは、グリップ部材
１７により折丁５を捕捉することを考慮したためであ
る。減速ユニット６が回転すると、グリップヘッド７の
フィンガ状部材８は、カム１２によって起動され、減速
された折丁５は、弧長５０から出る前に、減速ユニット
６から解放される。折丁５が弧長５０を通過するさい、
コンベア１４の旋回可能のグリップ部材１７が、折丁５
の背を捕捉する。図２に示したように、グリップ部材１
７は、折丁５の背５１を掴み、他方、グリッパ７は、ま
だ折丁５の右縁５２をを保持している。
心軸４０の周囲を通過するので、弧長５０により形成さ
れる第１受け渡し区域５００に沿ってグリッパ７がたど
る経路と事実上平行である。このことは、グリップ部材
１７により折丁５を捕捉することを考慮したためであ
る。減速ユニット６が回転すると、グリップヘッド７の
フィンガ状部材８は、カム１２によって起動され、減速
された折丁５は、弧長５０から出る前に、減速ユニット
６から解放される。折丁５が弧長５０を通過するさい、
コンベア１４の旋回可能のグリップ部材１７が、折丁５
の背を捕捉する。図２に示したように、グリップ部材１
７は、折丁５の背５１を掴み、他方、グリッパ７は、ま
だ折丁５の右縁５２をを保持している。
【００２８】その結果、折丁５が、減速ユニットのグリ
ッパ７から再定位機構の旋回可能なグリップ部材１７へ
渡される間も、折丁の制御は連続的に維持される。
ッパ７から再定位機構の旋回可能なグリップ部材１７へ
渡される間も、折丁の制御は連続的に維持される。
【００２９】図４は、再定位グリッパコンベア１４と搬
送コンベア２２の平面図である。この図から分かるよう
に、折丁５は、グリップ部材１７に背を掴まれて、第２
固定案内１９内へ運ばれる。図１のところで説明したよ
うに、減速ユニット６の出口で、折丁５は、ずらして重
ね合わされた形に配列されて搬送される。折丁５は、弧
長５０に沿って、第１ピッチ１６を有する旋回可能のグ
リップ部材１７によって掴まれる。
送コンベア２２の平面図である。この図から分かるよう
に、折丁５は、グリップ部材１７に背を掴まれて、第２
固定案内１９内へ運ばれる。図１のところで説明したよ
うに、減速ユニット６の出口で、折丁５は、ずらして重
ね合わされた形に配列されて搬送される。折丁５は、弧
長５０に沿って、第１ピッチ１６を有する旋回可能のグ
リップ部材１７によって掴まれる。
【００３０】図４から分かるように、折丁５の背５１と
後縁２１とは、互いに事実上平行である。再定位グリッ
パコンベア１４は、折丁５を搬送トラック１５に沿って
搬送する。第２固定案内１９は、搬送トラックの下に配
置され、折丁５が搬送トラックに沿って運ばれるさい、
折丁を支持する。図４に示したように、折丁５は、第２
固定案内１９を過ぎると、旋回軸１８を中心としてグリ
ップ部材１７が約９０°旋回することによって、再定位
される。この結果、搬送中に背が前方に位置する配列が
達成される。つまり、折丁５の背５１が、搬送方向で前
縁となるように再定位される。図４に示されているよう
に、第２固定案内の幅は、搬送トラック１５に沿って、
旋回が行われる箇所で拡張されている。このようにし
て、第２固定案内は、旋回の全過程にわたって折丁５を
支持し、それによって折丁の損傷が防止される。
後縁２１とは、互いに事実上平行である。再定位グリッ
パコンベア１４は、折丁５を搬送トラック１５に沿って
搬送する。第２固定案内１９は、搬送トラックの下に配
置され、折丁５が搬送トラックに沿って運ばれるさい、
折丁を支持する。図４に示したように、折丁５は、第２
固定案内１９を過ぎると、旋回軸１８を中心としてグリ
ップ部材１７が約９０°旋回することによって、再定位
される。この結果、搬送中に背が前方に位置する配列が
達成される。つまり、折丁５の背５１が、搬送方向で前
縁となるように再定位される。図４に示されているよう
に、第２固定案内の幅は、搬送トラック１５に沿って、
旋回が行われる箇所で拡張されている。このようにし
て、第２固定案内は、旋回の全過程にわたって折丁５を
支持し、それによって折丁の損傷が防止される。
【００３１】折丁５は、第２固定案内１９を出ると、背
５１が前縁となる配列に再定位され、ずらして重ね合わ
された形状で第１ピッチで運ばれる。
５１が前縁となる配列に再定位され、ずらして重ね合わ
された形状で第１ピッチで運ばれる。
【００３２】再定位グリッパコンベア１４には、搬送コ
ンベア２２が連結されている。搬送コンベア２２は、搬
送グリッパ２５と搬送コンベアトラック２７とを有して
いる。搬送グリッパ２５は、グリッパコンベア１４の第
１ピッチ１６より小さい第２ピッチ２３で配置されてい
る。搬送グリッパ２５は、搬送コンベアトラック２７上
に取付けられ、このトラック２７に追従する。トラック
２７は、再定位コンベアトラック１５より低速で運動す
る。
ンベア２２が連結されている。搬送コンベア２２は、搬
送グリッパ２５と搬送コンベアトラック２７とを有して
いる。搬送グリッパ２５は、グリッパコンベア１４の第
１ピッチ１６より小さい第２ピッチ２３で配置されてい
る。搬送グリッパ２５は、搬送コンベアトラック２７上
に取付けられ、このトラック２７に追従する。トラック
２７は、再定位コンベアトラック１５より低速で運動す
る。
【００３３】図７は、再定位グリッパコンベア１４と搬
送コンベア２２との間に位置する第２受け渡し区域の拡
大側面図である。グリッパコンベア１４が、搬送コンベ
ア２２の下から上方へカーブしている。グリッパコンベ
ア１４は、図１及び図４に関連して説明したように、複
数の旋回グリップ部材１７を有している。グリップ部材
１７は、それぞれ、折丁５を、背が前縁となるように捕
捉する。搬送コンベア２２（例えば従来形式の搬送単一
コピーコンベアでよい）は、上方から下方へカーブして
おり、再定位グリッパコンベア１４は、長さ２６を有す
る第２受け渡し区域では、搬送コンベア２２と事実上平
行に延びている。
送コンベア２２との間に位置する第２受け渡し区域の拡
大側面図である。グリッパコンベア１４が、搬送コンベ
ア２２の下から上方へカーブしている。グリッパコンベ
ア１４は、図１及び図４に関連して説明したように、複
数の旋回グリップ部材１７を有している。グリップ部材
１７は、それぞれ、折丁５を、背が前縁となるように捕
捉する。搬送コンベア２２（例えば従来形式の搬送単一
コピーコンベアでよい）は、上方から下方へカーブして
おり、再定位グリッパコンベア１４は、長さ２６を有す
る第２受け渡し区域では、搬送コンベア２２と事実上平
行に延びている。
【００３４】グリッパコンベア１４のグリッパ部材１７
の第１ピッチ１６のほうが大であり、搬送トラック１５
の相対速度がより高いため、グリップ部材１７は搬送グ
リッパ２５を追い越すことになる。
の第１ピッチ１６のほうが大であり、搬送トラック１５
の相対速度がより高いため、グリップ部材１７は搬送グ
リッパ２５を追い越すことになる。
【００３５】旋回可能のグリップ部材１７が、捕捉した
折丁５を、搬送コンベア２２の、より緩速の搬送グリッ
パ２５へ完全に渡し終ってから、折丁５は、グリップ部
材１７から解放される。グリップ部材１７が折丁を解放
する前に、又は解放すると同時に、搬送グリッパ２５が
閉じられ、折丁５を捕捉する。より高速のため、グリッ
プ部材１７は、折丁から離れ、グリッパコンベア１４の
経路に従って上方へ旋回し、減速ユニット６へ戻るルー
プを完成する。
折丁５を、搬送コンベア２２の、より緩速の搬送グリッ
パ２５へ完全に渡し終ってから、折丁５は、グリップ部
材１７から解放される。グリップ部材１７が折丁を解放
する前に、又は解放すると同時に、搬送グリッパ２５が
閉じられ、折丁５を捕捉する。より高速のため、グリッ
プ部材１７は、折丁から離れ、グリッパコンベア１４の
経路に従って上方へ旋回し、減速ユニット６へ戻るルー
プを完成する。
【００３６】搬送コンベア２２は、折丁５を、第２ピッ
チで、ずらして重ね合わせた配列で搬送し、印刷後の処
理及び仕上げ設備、もしくは種々の折丁解放ステーショ
ンへ移送する。
チで、ずらして重ね合わせた配列で搬送し、印刷後の処
理及び仕上げ設備、もしくは種々の折丁解放ステーショ
ンへ移送する。
【００３７】図９は、減速ユニット６と、再定位グリッ
パコンベア１４と、搬送コンベア２２とを有する本発明
のコンベア装置の全体図である。既述のように、減速ユ
ニット６は、間隔を置いて１個ずつ配列された折丁５を
減速して、ずらして重ね合わされた配列にする。また、
再定位グリッパコンベア１４は、折丁５を第１受け渡し
区域５００で捕捉し、第１ピッチで、ずらして重ね合わ
されるように配列し、長さ２６を有する第２受け渡し区
域２４へ搬送する。第２受け渡し区域２４で、折丁は、
搬送コンベア２２へ渡される。搬送コンベア２２は、グ
リッパコンベア１４より低速で走行し、コンベア１４の
第１ピッチ１６より小さい第２ピッチ２３を有してい
る。
パコンベア１４と、搬送コンベア２２とを有する本発明
のコンベア装置の全体図である。既述のように、減速ユ
ニット６は、間隔を置いて１個ずつ配列された折丁５を
減速して、ずらして重ね合わされた配列にする。また、
再定位グリッパコンベア１４は、折丁５を第１受け渡し
区域５００で捕捉し、第１ピッチで、ずらして重ね合わ
されるように配列し、長さ２６を有する第２受け渡し区
域２４へ搬送する。第２受け渡し区域２４で、折丁は、
搬送コンベア２２へ渡される。搬送コンベア２２は、グ
リッパコンベア１４より低速で走行し、コンベア１４の
第１ピッチ１６より小さい第２ピッチ２３を有してい
る。
【００３８】捕捉された折丁５の再定位は、旋回可能な
グリッパ部材１７が約９０°旋回することによって、搬
送中に行われるので、再定位の間、折丁の制御は中断す
ることがない。折丁５を搬送コンベア２２へ渡すさい、
コンベアのピッチが変更される。再定位グリッパコンベ
ア１４が折丁５を解放するのは、搬送コンベア２２のグ
リッパ２５が折丁を掴んだ後のことであるから、折丁の
制御は、受け渡しの間も持続される。
グリッパ部材１７が約９０°旋回することによって、搬
送中に行われるので、再定位の間、折丁の制御は中断す
ることがない。折丁５を搬送コンベア２２へ渡すさい、
コンベアのピッチが変更される。再定位グリッパコンベ
ア１４が折丁５を解放するのは、搬送コンベア２２のグ
リッパ２５が折丁を掴んだ後のことであるから、折丁の
制御は、受け渡しの間も持続される。
【００３９】グリップ部材１７が折丁を旋回させる有利
な一形式と、グリッパヘッド７、グリップ部材１７、搬
送グリッパ２５が折丁を捕捉し、解放する形式とを、以
下で詳説する。
な一形式と、グリッパヘッド７、グリップ部材１７、搬
送グリッパ２５が折丁を捕捉し、解放する形式とを、以
下で詳説する。
【００４０】図１及び図２に示したように、第１トリガ
部材３００は、再定位コンベアトラック１５の経路に沿
った、第１受け渡し区域５００の弧長５０内の１箇所に
配置されている。各旋回グリップ部材１７は、第１作動
部材４００と第２作動部材４１０とを有している。グリ
ップ部材１７が第１トリガ部材３００のところを通過す
るさい、この部材３００は、第１作動部材４００に接触
する。この接触により、作動部材４００は、グリップ部
材１７を作動させ、折丁５を掴ませる。１例として、図
３に示したように、第１トリガ部材３００は、丸くされ
たブロックとして構成し、再定位コンベアトラック１５
の経路に沿った１箇所に固定取付けしておき、また、作
動部材４００は、ばね押しタブとして構成しておけばよ
い。グリップ部材１７の掴み運動は、例えば、ばね機
構、空気式シリンダ、その他、トリガ部材４００によっ
て起動される適当な機構によって実現できる。弧長５０
の終端で、減速ユニット６のグリッパヘッド７は、折丁
５を解放し、再定位グリッパコンベア１４との折丁の受
け渡しが完了し、折丁５は、グリップ部材１７により背
５１を掴まれる。
部材３００は、再定位コンベアトラック１５の経路に沿
った、第１受け渡し区域５００の弧長５０内の１箇所に
配置されている。各旋回グリップ部材１７は、第１作動
部材４００と第２作動部材４１０とを有している。グリ
ップ部材１７が第１トリガ部材３００のところを通過す
るさい、この部材３００は、第１作動部材４００に接触
する。この接触により、作動部材４００は、グリップ部
材１７を作動させ、折丁５を掴ませる。１例として、図
３に示したように、第１トリガ部材３００は、丸くされ
たブロックとして構成し、再定位コンベアトラック１５
の経路に沿った１箇所に固定取付けしておき、また、作
動部材４００は、ばね押しタブとして構成しておけばよ
い。グリップ部材１７の掴み運動は、例えば、ばね機
構、空気式シリンダ、その他、トリガ部材４００によっ
て起動される適当な機構によって実現できる。弧長５０
の終端で、減速ユニット６のグリッパヘッド７は、折丁
５を解放し、再定位グリッパコンベア１４との折丁の受
け渡しが完了し、折丁５は、グリップ部材１７により背
５１を掴まれる。
【００４１】図４及び図５から分かるように、折丁５
は、旋回可能のグリップ部材１７に掴まれ、再定位コン
ベアトラック１５に沿って運ばれ、第２固定案内１９に
達する。第２トリガ部材３１０は、トラック１５の経路
に沿った１箇所に固定取付けされている。グリップ部材
１７が第２トリガ部材３１０を通過するさい、部材３１
０が第２作動部材４１０に接触する。この接触により、
作動部材４１０がグリップ部材１７を、図５に示したよ
うに、逆時計回り方向に９０°旋回させる。
は、旋回可能のグリップ部材１７に掴まれ、再定位コン
ベアトラック１５に沿って運ばれ、第２固定案内１９に
達する。第２トリガ部材３１０は、トラック１５の経路
に沿った１箇所に固定取付けされている。グリップ部材
１７が第２トリガ部材３１０を通過するさい、部材３１
０が第２作動部材４１０に接触する。この接触により、
作動部材４１０がグリップ部材１７を、図５に示したよ
うに、逆時計回り方向に９０°旋回させる。
【００４２】１例として、図６に示したように、第２ト
リガ部材３１０は、丸くされたブロックとして構成し、
再定位コンベアトラック１５の経路に沿った１箇所に固
定取付けしておき、また、第２作動部材４１０は、ばね
押しタブとして構成しておくことができる。旋回軸１８
（作動部材４００、４１０と区別するために３角印で図
示されている）を中心とするグリップ部材１７の旋回
は、例えば、ばね、空気式シリンダ、又は、その他、作
動部材４１０により起動される適当な部材によって制御
できる。グリップ部材１７の旋回が完了すると、折丁５
が再定位され、背が前縁となるように配列される。適当
な旋回グリップ部材１７の、より詳しい説明は、本明細
書と同日付でアメリカ合衆国に出願された『製品の流れ
を分割する装置』（代理人、事件整理番号第１６４９／
４８号）を参照されたい。
リガ部材３１０は、丸くされたブロックとして構成し、
再定位コンベアトラック１５の経路に沿った１箇所に固
定取付けしておき、また、第２作動部材４１０は、ばね
押しタブとして構成しておくことができる。旋回軸１８
（作動部材４００、４１０と区別するために３角印で図
示されている）を中心とするグリップ部材１７の旋回
は、例えば、ばね、空気式シリンダ、又は、その他、作
動部材４１０により起動される適当な部材によって制御
できる。グリップ部材１７の旋回が完了すると、折丁５
が再定位され、背が前縁となるように配列される。適当
な旋回グリップ部材１７の、より詳しい説明は、本明細
書と同日付でアメリカ合衆国に出願された『製品の流れ
を分割する装置』（代理人、事件整理番号第１６４９／
４８号）を参照されたい。
【００４３】図７に示されているように、折丁は、第２
受け渡し区域２４に達すると、搬送コンベア２７のグリ
ッパ２５に掴まれる。既述のように、再定位コンベア１
４は、より高速で、搬送コンベア２７よりピッチが大き
いので、各グリップ部材１７は、第２受け渡し区域２４
の長さ２６の区間内で、グリッパ２５を追い越す。グリ
ップ部材１７とグリッパ２５とが互いに事実上平行とな
る箇所で、グリッパ２５は、折丁５を掴む。その少し
後、しかし、いずれにせよこの受け渡し区域２６内で、
グリップ部材１７は折丁５を解放する。
受け渡し区域２４に達すると、搬送コンベア２７のグリ
ッパ２５に掴まれる。既述のように、再定位コンベア１
４は、より高速で、搬送コンベア２７よりピッチが大き
いので、各グリップ部材１７は、第２受け渡し区域２４
の長さ２６の区間内で、グリッパ２５を追い越す。グリ
ップ部材１７とグリッパ２５とが互いに事実上平行とな
る箇所で、グリッパ２５は、折丁５を掴む。その少し
後、しかし、いずれにせよこの受け渡し区域２６内で、
グリップ部材１７は折丁５を解放する。
【００４４】１例として、図８に示したように、第３作
動部材４２０は、旋回グリップ部材１７に取付けられ、
第４作動部材４３０は、グリップ２５に取付けられてい
る。第３作動部材４２０が第４作動部材に接触すると、
双方の作動部材が押し込められ、グリッパ２５が閉じ、
折丁５が掴まれる。少し後、ただし作動部材４２０が作
動部材４３０との同期から外れる前に、グリップ部材１
７は折丁を解放する。その場合、再定位コンベア１４
は、搬送コンベア２７より高速なので、グリップ部材１
７は折丁から引き離され、第２受け渡し区域を出た後、
折丁５の経路から離れる。したがって、ずらして重なり
合った折丁５の間のピッチは減少し、一方、折丁５に対
する制御は途切れることなく維持される。
動部材４２０は、旋回グリップ部材１７に取付けられ、
第４作動部材４３０は、グリップ２５に取付けられてい
る。第３作動部材４２０が第４作動部材に接触すると、
双方の作動部材が押し込められ、グリッパ２５が閉じ、
折丁５が掴まれる。少し後、ただし作動部材４２０が作
動部材４３０との同期から外れる前に、グリップ部材１
７は折丁を解放する。その場合、再定位コンベア１４
は、搬送コンベア２７より高速なので、グリップ部材１
７は折丁から引き離され、第２受け渡し区域を出た後、
折丁５の経路から離れる。したがって、ずらして重なり
合った折丁５の間のピッチは減少し、一方、折丁５に対
する制御は途切れることなく維持される。
【図１】本発明によるコンベア装置の減速ユニット及び
再定位機構の側面図。
再定位機構の側面図。
【図２】折丁を減速ユニットから再定位機構へ渡す形式
を示した図。
を示した図。
【図３】図１及び図２に示した再定位機構のトリガ部材
及び作動部材を示した図である。
及び作動部材を示した図である。
【図４】本発明によるコンベア装置の折丁再定位機構及
び搬送機構を示した平面図。
び搬送機構を示した平面図。
【図５】再定位機構により折丁を旋回させる形式を示し
た平面図。
た平面図。
【図６】図４及び図５に示した再定位機構のトリガ部材
及び作動部材を示した図である。
及び作動部材を示した図である。
【図７】図４の折丁再定位機構と搬送機構と交わる区域
を示した詳細図。
を示した詳細図。
【図８】折丁を再定位機構から搬送機構へ渡す形式を示
した平面図である。
した平面図である。
【図９】図１の減速ユニットと、図４及び図７の再定位
機構及び搬送機構とから成る本発明のコンベア装置の側
面図である。
機構及び搬送機構とから成る本発明のコンベア装置の側
面図である。
１ 高速テープ ２、１９ 固定案内 ５ 折丁 ６ 減速ユニット ７ グリッパヘッド ８ フィンガ状部材 ９、１８ 旋回軸 １０ 作動ロッド １１ カム従節 １２ カム １３ レバーリンク機構 １４ 再定位グリッパコンベア １５ 再定位コンベアトラック １７ 旋回グリップ部材 ２１ 折丁の後縁 ２２ 搬送コンベア ２３ 第２ピッチ ２４ 第２受け渡し区域 ２５ 搬送グリッパ ２７ 搬送コンベアトラック ３００ 第１トリガ部材 ３１０ 第２トリガ部材 ４００ 第１作動部材 ４１０ 第２作動部材 ４２０ 第３作動部材 ４３０ 第４作動部材 ５００ 第１受け渡し区域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅｄｅ ｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒ ｍａｎｙ
Claims (20)
- 【請求項１】 シート状の製品を排出する装置におい
て、 折丁を受け取る減速ユニットが備えられ、この減速ユニ
ットが第１組の複数グリッパを有し、これらグリッパの
それぞれが、折丁捕捉区域で１個ずつ折丁を掴み、第１
受け渡し区域で各折丁を解放し、また、 減速ユニットから折丁を受け取る再定位機構が備えら
れ、この再定位機構が第２組の複数グリッパを有してお
り、減速ユニットが各折丁を解放する前に、各グリッパ
が減速ユニットからの各折丁を掴み、各折丁を再定位
し、各折丁を第２受け渡し区域で解放することを特徴と
する、シート状の製品を排出する装置。 - 【請求項２】 前記再定位機構から折丁を受け取る搬送
機構が、更に備えられており、この搬送機構が第３組の
複数グリッパを有し、再定位機構が各折丁を解放する前
に、第３組の各グリッパが、再定位機構から各折丁を捕
捉することを特徴とする、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 前記再定位機構が、更に、第１搬送路を
たどる第１回転コンベアを有しており、第２組の各グリ
ッパが、この回転コンベアに取付けられており、第１搬
送路の第１部分が、第１受け渡し区域と事実上平行に延
びており、 更に、搬送機構が、第２搬送路をたどる第２回転コンベ
アを有しており、第３組の各グリッパが、第２回転コン
ベア上に取付けられており、第２搬送路の一部が、第２
受け渡し区域の第１搬送路と事実上平行に延びているこ
とを特徴とする、請求項２記載の装置。 - 【請求項４】 前記減速ユニットが、更に、各旋回軸を
中心として旋回する複数旋回アームを有しており、各旋
回軸が、それぞれ単一の中心軸を中心として旋回し、第
１組の各グリッパが、各旋回軸に取付けられ、減速路に
沿って移動し、捕捉区域が、減速路に沿って第１弧長の
ところに位置しており、第１受け渡し区域が、減速路に
沿って第２弧長のところに位置していることを特徴とす
る、請求項３記載の装置。 - 【請求項５】 更に、第１トリガ部材が備えられ、この
トリガ部材が、第１受け渡し区域と第２受け渡し区域と
の間の、第１搬送路に沿った１箇所に固定取付けされて
おり、また、 第２組の各グリッパが、第１搬送路の平面と事実上直角
の各旋回軸を中心として旋回するようにされており、 第２組の各グリッパが、更に、第１作動部材を有してお
り、この第１作動部材が、第１トリガ部材のところを通
過することで作動せしめられ、各第１作動部材が作動す
ると、第２組の各グリッパが、各旋回軸を中心として旋
回せしめられることを特徴とする、請求項３記載の装
置。 - 【請求項６】 更に、第２トリガ部材が備えられ、この
トリガ部材が、第１受け渡し区域の、第１搬送路に沿っ
た１箇所に固定取付けされており、 第２組の各グリッパが、更に、第２作動部材を有してお
り、この第２作動部材が、第２トリガ部材のところを通
過することで作動せしめられ、各第２作動部材が作動す
ると、第２組の各グリッパが折丁を掴むことを特徴とす
る、請求項３記載の装置。 - 【請求項７】 第１回転コンベアの下方に組付けられた
固定案内が備えられており、再定位機構が折丁を旋回さ
せるさい、この固定案内が折丁を支持することを特徴と
する、請求項５記載の装置。 - 【請求項８】 シート状の製品を排出する装置におい
て、 折丁を受け取る減速ユニットが備えられ、この減速ユニ
ットが第１組の複数グリッパを有し、この第１組の各グ
リッパが、折丁捕捉区域で折丁を掴み、第１受け渡し区
域で各折丁を解放し、また、 減速ユニットから折丁を受け取る再定位機構が備えら
れ、この再定位機構が第２組の複数グリッパを有し、こ
の第２組の各グリッパが、減速ユニットが各折丁を解放
すると同時に、減速ユニットから各折丁を捕捉し、各折
丁を再定位し、次いで、第２組の各グリッパが、第２受
け渡し区域で各折丁を解放することを特徴とする、シー
ト状の製品を排出する装置。 - 【請求項９】 前記再定位機構から折丁を受け取る搬送
機構が備えられ、この搬送機構が、第３組の複数グリッ
パを有し、この第３組の各グリッパが、再定位機構が各
折丁を解放すると同時に、再定位機構から各折丁を捕捉
することを特徴とする、請求項８記載の装置。 - 【請求項１０】 前記再定位機構が、更に、第１搬送路
をたどる第１回転コンベアを有しており、第２組の各グ
リッパが、この回転コンベアに取付けられており、第１
搬送路の第１部分が、第１受け渡し区域と事実上平行に
延びており、 前記搬送機構が、更に、第２搬送路をたどる第２回転コ
ンベアを有しており、この第２回転コンベアに第３組の
各グリッパが取付けられており、第２搬送路の一部分
が、第２受け渡し区域のところで第１搬送路と事実上平
行に延びていることを特徴とする、請求項９記載の装
置。 - 【請求項１１】 シート状の製品を排出する装置におい
て、 製品を形成する装置から受け取る折丁を減速する減速ユ
ニットと、 再定位コンベヤ装置とが備えられ、この再定位コンベヤ
装置が、減速ユニットからの折丁を捕捉し、これらの折
丁を再定位し、更に、 別の搬送装置が備えられ、この別の搬送装置が、共通の
インターフェース区域で前記再定位コンベヤ装置からの
折丁を捕捉することを特徴とする、シート状の製品を排
出する装置。 - 【請求項１２】 前記再定位コンベヤ装置が、旋回可能
な複数のグリッパ部材を有していることを特徴とする、
請求項１１記載の装置。 - 【請求項１３】 前記旋回可能なグリッパ部材が、第１
ピッチを有する搬送トラック上に配置されていることを
特徴とする、請求項１２記載の装置。 - 【請求項１４】 前記旋回可能なグリッパ部材が、それ
ぞれ旋回軸を中心として旋回可能であることを特徴とす
る、請求項１２記載の装置。 - 【請求項１５】 前記再定位コンベヤ装置の搬送トラッ
クの一区間に、固定案内が設けられ、この区間内で前記
折丁が再定位されることを特徴とする、請求項１１記載
の装置。 - 【請求項１６】 前記折丁が旋回され、折丁の背が前縁
となるように配列されていることを特徴とする、請求項
１５記載の装置。 - 【請求項１７】 前記別の搬送装置が、互いに間隔を置
いて、第２ピッチを有する搬送グリッパを有することを
特徴とする、請求項１１記載の装置。 - 【請求項１８】 前記再定位コンベヤ装置と前記の別の
搬送装置とが、共通のインターフェース区域を有するこ
とを特徴とする、請求項１１記載の装置。 - 【請求項１９】 前記再定位コンベヤ装置と前記の別の
搬送装置とが、前記のインターフェース区域内で互いに
事実上平行に移動することを特徴とする、請求項１６記
載の装置。 - 【請求項２０】 前記折丁が、前記第１ピッチと第２ピ
ッチとの相違を利用して、前記再定位コンベヤ装置から
前記搬送グリッパへ渡されることを特徴とする、請求項
１８記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US50486795A | 1995-07-20 | 1995-07-20 | |
| US08/504,867 | 1995-07-20 |
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|---|---|
| JPH0940261A true JPH0940261A (ja) | 1997-02-10 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8191074A Pending JPH0940261A (ja) | 1995-07-20 | 1996-07-19 | シート状の製品を排出する装置 |
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| JP (1) | JPH0940261A (ja) |
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