JPH0940061A - コンパクトディスクトレー - Google Patents
コンパクトディスクトレーInfo
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- JPH0940061A JPH0940061A JP7207399A JP20739995A JPH0940061A JP H0940061 A JPH0940061 A JP H0940061A JP 7207399 A JP7207399 A JP 7207399A JP 20739995 A JP20739995 A JP 20739995A JP H0940061 A JPH0940061 A JP H0940061A
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- JP
- Japan
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- circular
- tray
- convex portion
- compact disc
- paper
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量、薄型で、断熱性、耐衝撃性に優れ、か
つ製造コストが低廉で、再生利用及び焼却処理のいずれ
も可能である薄口両面ダンボール紙製のＣＤ収納用トレ
ー。 【解決手段】 薄手の両面段ボール紙からなる基紙を押
圧熱深絞り加工して形成されており、周囲が凸状縁部で
囲まれている深皿形状で、中央部に円形凸部で囲まれて
いるＣＤ収納部を有し、該円形凸部を囲む凹状底部領域
に線状凸部からなる複数のリブが配置されており、該円
形凸部に囲われた凹状底部領域の中心部にＣＤ中心孔周
縁部に当接する円形凸状載置台と、該載置台中心部に位
置するＣＤ中心孔に嵌合する凸部を有するＣＤトレー。
つ製造コストが低廉で、再生利用及び焼却処理のいずれ
も可能である薄口両面ダンボール紙製のＣＤ収納用トレ
ー。 【解決手段】 薄手の両面段ボール紙からなる基紙を押
圧熱深絞り加工して形成されており、周囲が凸状縁部で
囲まれている深皿形状で、中央部に円形凸部で囲まれて
いるＣＤ収納部を有し、該円形凸部を囲む凹状底部領域
に線状凸部からなる複数のリブが配置されており、該円
形凸部に囲われた凹状底部領域の中心部にＣＤ中心孔周
縁部に当接する円形凸状載置台と、該載置台中心部に位
置するＣＤ中心孔に嵌合する凸部を有するＣＤトレー。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク（以下、ＣＤともいう）収納用の紙製の一体成型トレ
ーに関し、より詳細には、軽量、薄型で、断熱性、耐衝
撃性に優れ、かつ製造コストが低廉で、再生利用及び焼
却処理のいずれも可能である薄口両面ダンボール紙製の
ＣＤ収納用トレーに関する。
ク（以下、ＣＤともいう）収納用の紙製の一体成型トレ
ーに関し、より詳細には、軽量、薄型で、断熱性、耐衝
撃性に優れ、かつ製造コストが低廉で、再生利用及び焼
却処理のいずれも可能である薄口両面ダンボール紙製の
ＣＤ収納用トレーに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＤトレーはプラスチック製品が多い。
このプラスチック製トレーは収納ＣＤの汚染や外力から
ＣＤを保護する機能面ではすぐれているものの、プラス
チックは廃棄物としての処理問題があり、また、保型
性、断熱性、耐衝撃性を保持するために一定の厚さが求
められることから軽量化がむずかしい難点がある。特開
平７ー６０８７４号公報には廃棄処理問題がない紙製ト
レーとして、両面ダンボール紙をＣＤ形状に押圧成型す
ることによりＣＤの形状に対応する凹所を形成したダン
ボール紙製のＣＤトレーを製造する方法が記載されてい
る。
このプラスチック製トレーは収納ＣＤの汚染や外力から
ＣＤを保護する機能面ではすぐれているものの、プラス
チックは廃棄物としての処理問題があり、また、保型
性、断熱性、耐衝撃性を保持するために一定の厚さが求
められることから軽量化がむずかしい難点がある。特開
平７ー６０８７４号公報には廃棄処理問題がない紙製ト
レーとして、両面ダンボール紙をＣＤ形状に押圧成型す
ることによりＣＤの形状に対応する凹所を形成したダン
ボール紙製のＣＤトレーを製造する方法が記載されてい
る。
【０００３】該公報記載の方法によって製造されるトレ
ーは、軽量で断熱性を備えているが、該トレーは、ＣＤ
形状に対応する押圧成型法が、両面ダンボールの一面を
構成するライナー紙をＣＤ形状に切断し、ＣＤ形状部分
を押圧することによって該ＣＤ形状に対応する中芯部分
を押し潰してＣＤ収納凹部を形成するものであることか
ら、ＣＤ収納部は片面ライナー紙の切断面を有してお
り、この切断面から発生する紙粉によって収納ＣＤ面へ
の紙粉の付着が起こることがあり、収納ＣＤを取り出し
て使用するに先だってこの紙粉を除去しなければならな
い事態が生じることがある。
ーは、軽量で断熱性を備えているが、該トレーは、ＣＤ
形状に対応する押圧成型法が、両面ダンボールの一面を
構成するライナー紙をＣＤ形状に切断し、ＣＤ形状部分
を押圧することによって該ＣＤ形状に対応する中芯部分
を押し潰してＣＤ収納凹部を形成するものであることか
ら、ＣＤ収納部は片面ライナー紙の切断面を有してお
り、この切断面から発生する紙粉によって収納ＣＤ面へ
の紙粉の付着が起こることがあり、収納ＣＤを取り出し
て使用するに先だってこの紙粉を除去しなければならな
い事態が生じることがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プラスチッ
クトレーが備える防汚染性、耐衝撃性などの保護機能を
備えており、なおかつ前記公開公報記載のダンボール製
トレーの利点を兼ね備えたうえ、紙粉による収納ＣＤ面
の汚染の恐れがない両面ダンボール製のＣＤ収納トレー
を提供することを課題とするものである。また、本発明
は、紙製であることから、再生紙として利用できるし、
必要に応じて焼却することができ、しかも自然分解性で
あることから、環境汚染の恐れが少ないＣＤトレーを提
供することを目的とするものである。
クトレーが備える防汚染性、耐衝撃性などの保護機能を
備えており、なおかつ前記公開公報記載のダンボール製
トレーの利点を兼ね備えたうえ、紙粉による収納ＣＤ面
の汚染の恐れがない両面ダンボール製のＣＤ収納トレー
を提供することを課題とするものである。また、本発明
は、紙製であることから、再生紙として利用できるし、
必要に応じて焼却することができ、しかも自然分解性で
あることから、環境汚染の恐れが少ないＣＤトレーを提
供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、基本的には市販の両面ダンボール紙のうち
の最も薄手の両面ダンボール紙であるＥ段に属するダン
ボール紙又はそれよりもさらに薄手の両面ダンボール紙
を使用し、押圧熱深絞り加工により両面ダンボール紙面
にＣＤを収納できる凹所を形成させたことを特徴とする
ＣＤ収納トレーに関するものである。より詳細には、本
発明は、つぎの各技術事項を有することを特徴とするＣ
Ｄトレーの発明に関するものである。
の本発明は、基本的には市販の両面ダンボール紙のうち
の最も薄手の両面ダンボール紙であるＥ段に属するダン
ボール紙又はそれよりもさらに薄手の両面ダンボール紙
を使用し、押圧熱深絞り加工により両面ダンボール紙面
にＣＤを収納できる凹所を形成させたことを特徴とする
ＣＤ収納トレーに関するものである。より詳細には、本
発明は、つぎの各技術事項を有することを特徴とするＣ
Ｄトレーの発明に関するものである。
【０００６】（１）厚さ１．０ｍｍ〜１．６ｍｍの両面
段ボール紙からなる基紙を押圧熱深絞り加工して形成さ
れており、周縁が凸状縁部で囲まれている深皿形状で、
中央部に円形の凸部で囲まれているコンパクトディスク
収納部を有し、該円形凸部を囲む凹状底部領域に線状凸
部からなる複数のリブが配置されており、該円形凸部に
囲われた凹状底部領域中心部にコンパクトディスク中心
孔周縁部に当接する円形台状の載置台と、該載置台中心
部に位置するコンパクトディスク中心孔に嵌合する凸部
を有することを特徴とする一体成型コンパクトディスク
トレー。
段ボール紙からなる基紙を押圧熱深絞り加工して形成さ
れており、周縁が凸状縁部で囲まれている深皿形状で、
中央部に円形の凸部で囲まれているコンパクトディスク
収納部を有し、該円形凸部を囲む凹状底部領域に線状凸
部からなる複数のリブが配置されており、該円形凸部に
囲われた凹状底部領域中心部にコンパクトディスク中心
孔周縁部に当接する円形台状の載置台と、該載置台中心
部に位置するコンパクトディスク中心孔に嵌合する凸部
を有することを特徴とする一体成型コンパクトディスク
トレー。
【０００７】（２）前記線状凸部からなるリブは、前記
円形凸部の外壁から放射状に前記周縁凸部内側壁又はそ
の近傍に達している複数の線状凸部からなることを特徴
とする前記（１）記載の一体成型コンパクトディスクト
レー。
円形凸部の外壁から放射状に前記周縁凸部内側壁又はそ
の近傍に達している複数の線状凸部からなることを特徴
とする前記（１）記載の一体成型コンパクトディスクト
レー。
【０００８】（３）前記線状凸部からなるリブは、前記
円形凸部の外壁から一定間隔をおいて前記円形凸部と同
心円状に配置された複数の線状凸部からなることを特徴
とする前記（１）記載の一体成型コンパクトディスクト
レー。
円形凸部の外壁から一定間隔をおいて前記円形凸部と同
心円状に配置された複数の線状凸部からなることを特徴
とする前記（１）記載の一体成型コンパクトディスクト
レー。
【０００９】（４）前記複数の線状凸部からなるリブ
は、複数の断続的に連なった線状凸部からなることを特
徴とする前記（１）〜（３）記載の一体成型コンパクト
ディスクトレー。
は、複数の断続的に連なった線状凸部からなることを特
徴とする前記（１）〜（３）記載の一体成型コンパクト
ディスクトレー。
【００１０】本発明のＣＤトレーの製造に使用される薄
手の両面ダンボール紙は、厚さが１．０〜１．６ｍｍの
ものである。１．０ｍｍ未満の厚さの両面ダンボール紙
では、押圧熱深絞り加工によって、滑らかな凹凸部境界
壁を有する十分な深さのＣＤ収納用凹所を形成すること
ができない。また、厚さが１．６ｍｍを越えると、押圧
熱深絞り加工時に凹部と凸部の境界壁部において、上面
ライナー紙に不規則な裂け目が生じ、該裂け目部分から
紙粉が発生することとなるのみならず、該裂け目部分で
ライナー紙片がめくれ上がってＣＤの収納に支障を来す
こととなり商品価値がないものとなるので好ましくな
い。
手の両面ダンボール紙は、厚さが１．０〜１．６ｍｍの
ものである。１．０ｍｍ未満の厚さの両面ダンボール紙
では、押圧熱深絞り加工によって、滑らかな凹凸部境界
壁を有する十分な深さのＣＤ収納用凹所を形成すること
ができない。また、厚さが１．６ｍｍを越えると、押圧
熱深絞り加工時に凹部と凸部の境界壁部において、上面
ライナー紙に不規則な裂け目が生じ、該裂け目部分から
紙粉が発生することとなるのみならず、該裂け目部分で
ライナー紙片がめくれ上がってＣＤの収納に支障を来す
こととなり商品価値がないものとなるので好ましくな
い。
【００１１】上記の適正な厚さを備えた薄手の両面ダン
ボール紙からなる基紙としては、市販のＥ段両面ダンボ
ール紙や、該Ｅ段両面ダンボール紙よりもさらに薄手
で、商品名「ミニダン」（株式会社クラウン・パッケー
ジ）として市販されている厚さ１．０ｍｍ〜１．２ｍｍ
の両面ダンボール紙などがある。特に該「ミニダン」に
属する厚さの薄手の両面ダンボール紙が好ましい。
ボール紙からなる基紙としては、市販のＥ段両面ダンボ
ール紙や、該Ｅ段両面ダンボール紙よりもさらに薄手
で、商品名「ミニダン」（株式会社クラウン・パッケー
ジ）として市販されている厚さ１．０ｍｍ〜１．２ｍｍ
の両面ダンボール紙などがある。特に該「ミニダン」に
属する厚さの薄手の両面ダンボール紙が好ましい。
【００１２】本発明のＣＤ収納トレーの製造に使用でき
る両面ダンボール紙からなる基紙としては、ライナ面に
導電性を付与した導電性ダンボール紙のような機能性ダ
ンボール紙も挙げられる。また、不織布状の繊維層を積
層した補強紙をライナとして使用したものも好適に使用
される。ＣＤ収納トレーの製造に使用できる両面ダンボ
ール紙からなる基紙の形状に特に制限はなく、長方形、
正方形など任意の形状とすることができる。
る両面ダンボール紙からなる基紙としては、ライナ面に
導電性を付与した導電性ダンボール紙のような機能性ダ
ンボール紙も挙げられる。また、不織布状の繊維層を積
層した補強紙をライナとして使用したものも好適に使用
される。ＣＤ収納トレーの製造に使用できる両面ダンボ
ール紙からなる基紙の形状に特に制限はなく、長方形、
正方形など任意の形状とすることができる。
【００１３】本発明の両面ダンボール紙製のＣＤ収納用
トレーの製造には、通常、板紙の成型加工用などに使用
されている押圧熱深絞り法が採用される。
トレーの製造には、通常、板紙の成型加工用などに使用
されている押圧熱深絞り法が採用される。
【００１４】ＣＤ収納用凹部は、ＣＤを収納できるサイ
ズであればその形状に特に制限はなく、円形、方形など
であってもよいが、強度面からは円形が好ましい。ＣＤ
収納トレーの凹状底部領域に配置される線状凸部からな
る補強用リブの形状は任意であり、前記ＣＤ収納部を形
成している円形凸部外方に放射状又は同心円状に配置す
ることができるし、意匠的効果を目的としてさらにその
形状に変化を持たせることも可能である。
ズであればその形状に特に制限はなく、円形、方形など
であってもよいが、強度面からは円形が好ましい。ＣＤ
収納トレーの凹状底部領域に配置される線状凸部からな
る補強用リブの形状は任意であり、前記ＣＤ収納部を形
成している円形凸部外方に放射状又は同心円状に配置す
ることができるし、意匠的効果を目的としてさらにその
形状に変化を持たせることも可能である。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を実施例にしたが
って説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
って説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【００１６】図１は、本発明のＣＤ収納トレーの一実施
例を示す平面図（ａ）と、ｘ−ｘ線に沿った断面図
（ｂ）及びｙ−ｙ線に沿った断面図（ｃ）を示してい
る。図２及び図３は、本発明の他の実施例を示してお
り、図４は、本発明のＣＤトレーを押圧熱深絞り加工に
よって成型加工する際の両面段ボールの変形状態を説明
する縦方向断面図であり、図５は、本発明のＣＤトレー
の製造に使用される両面段ボールの概略構造を示す部分
破断面図である。
例を示す平面図（ａ）と、ｘ−ｘ線に沿った断面図
（ｂ）及びｙ−ｙ線に沿った断面図（ｃ）を示してい
る。図２及び図３は、本発明の他の実施例を示してお
り、図４は、本発明のＣＤトレーを押圧熱深絞り加工に
よって成型加工する際の両面段ボールの変形状態を説明
する縦方向断面図であり、図５は、本発明のＣＤトレー
の製造に使用される両面段ボールの概略構造を示す部分
破断面図である。
【００１７】各図中、符号１はＣＤ収納トレー本体を示
し、２はＣＤ収納部の凹状底部、３はＣＤ載置台となる
円形台部、４はＣＤ中心孔に嵌合する凸部、５はＣＤ収
納部を形成する円形凸部内側壁、６は円形凸部、７は円
形凸部外側壁、８はトレー１の周囲を囲む周縁凸部、９
ａ、９ｂ、９ｃ及び９ｄは、線状凸部からなるリブ、１
０は綴じ代部、１１は凹状底部、１２は折り曲げ部、１
３はライナー、１４は中芯をそれぞれ示している。
し、２はＣＤ収納部の凹状底部、３はＣＤ載置台となる
円形台部、４はＣＤ中心孔に嵌合する凸部、５はＣＤ収
納部を形成する円形凸部内側壁、６は円形凸部、７は円
形凸部外側壁、８はトレー１の周囲を囲む周縁凸部、９
ａ、９ｂ、９ｃ及び９ｄは、線状凸部からなるリブ、１
０は綴じ代部、１１は凹状底部、１２は折り曲げ部、１
３はライナー、１４は中芯をそれぞれ示している。
【００１８】図１において、トレー本体１は、周囲に一
定幅の周縁凸部８が形成されていて、全体形状が長方形
である深皿状トレーであり、たとえばパンフレットや雑
誌などに綴じ込めるように綴じ代部１２を有している。
ＣＤ収納部は、該深皿状のトレー中心部に線状凸部６で
囲まれた凹部領域として形成されており、その凹部領域
からなる凹状底部２の中心部には円形台状のＣＤ載置台
３と、ＣＤ中心孔に嵌合する凸部４が形成されている。
定幅の周縁凸部８が形成されていて、全体形状が長方形
である深皿状トレーであり、たとえばパンフレットや雑
誌などに綴じ込めるように綴じ代部１２を有している。
ＣＤ収納部は、該深皿状のトレー中心部に線状凸部６で
囲まれた凹部領域として形成されており、その凹部領域
からなる凹状底部２の中心部には円形台状のＣＤ載置台
３と、ＣＤ中心孔に嵌合する凸部４が形成されている。
【００１９】この円形ＣＤ収納部を囲んでいる凹所、す
なわちトレーの凹状底部１１には、該円形凸部６と同心
円状に線状凸部９ａ〜９ｄが配置されていて、偏平トレ
ーが簡単に変形しないように補強するリブの役割を果た
している。綴じ代部１０は、図１のｘ−ｘ線断面図であ
る（ｂ）図に示されているように、周縁凸部８の外側壁
から、折り曲げ部１２を介してさらに外方に延在してい
る両面段ボール部分によって形成されている。この綴じ
代部８の設置は、トレーの使用目的に応じて任意であ
る。
なわちトレーの凹状底部１１には、該円形凸部６と同心
円状に線状凸部９ａ〜９ｄが配置されていて、偏平トレ
ーが簡単に変形しないように補強するリブの役割を果た
している。綴じ代部１０は、図１のｘ−ｘ線断面図であ
る（ｂ）図に示されているように、周縁凸部８の外側壁
から、折り曲げ部１２を介してさらに外方に延在してい
る両面段ボール部分によって形成されている。この綴じ
代部８の設置は、トレーの使用目的に応じて任意であ
る。
【００２０】上記構造の図１のトレーは、ＣＤ中心孔を
凸部４に嵌合するように載置すると、ＣＤ中心孔周辺の
非記録部が載置台３に当接して保持され、ＣＤ周縁部は
円形凸部６の内壁５に当接した状態で確実に固定され
る。ＣＤ収納後のトレーは、その上面を適当な被覆手
段、たとえば透明プラスチックフィルムなどで覆って閉
鎖される。上面を覆って閉鎖されたトレーは、トレーを
捻ったり、折り曲げたりするような外力が加わっても、
トレーを構成する周縁凸部８や円形凸部６に加えて、凹
状底部１１に形成されている凸部９ａ〜９ｄが補強リブ
の働きをしてトレー自体の変形を阻止することから、収
納ＣＤが収納部から外れたり、破壊されたりすることが
防止される。
凸部４に嵌合するように載置すると、ＣＤ中心孔周辺の
非記録部が載置台３に当接して保持され、ＣＤ周縁部は
円形凸部６の内壁５に当接した状態で確実に固定され
る。ＣＤ収納後のトレーは、その上面を適当な被覆手
段、たとえば透明プラスチックフィルムなどで覆って閉
鎖される。上面を覆って閉鎖されたトレーは、トレーを
捻ったり、折り曲げたりするような外力が加わっても、
トレーを構成する周縁凸部８や円形凸部６に加えて、凹
状底部１１に形成されている凸部９ａ〜９ｄが補強リブ
の働きをしてトレー自体の変形を阻止することから、収
納ＣＤが収納部から外れたり、破壊されたりすることが
防止される。
【００２１】また、ＣＤ収納トレーは、１．０〜１．６
ｍｍ程度の厚さであることから、綴じ代部１０を利用し
てパンフレットや雑誌の一部として綴じ込むことが可能
である。
ｍｍ程度の厚さであることから、綴じ代部１０を利用し
てパンフレットや雑誌の一部として綴じ込むことが可能
である。
【００２２】図２は、トレー本体の凹状底部１１に配置
される線状凸部からなる補強リブ部を前記円形凸部６の
外側壁７から周縁凸部８方向に放射状に設けたものを示
している。そして、該トレーでは、周縁凸部８の外側に
狭い凹部１６を挟んで、さらに外周縁凸部１５を設け、
周縁凸部を二重に構成することにより、外力に抗する強
度をさらに向上せしめたものである。図２では、放射状
の線状凸部９の一部を周縁凸部８に連結させ、一部は周
縁凸部の手前にその先端を配置した構造となっている
が、該放射状凸部９の先端部は全てが該周縁凸部に連結
していても良いし、全てが外周縁近傍にあるように配置
することもできる。
される線状凸部からなる補強リブ部を前記円形凸部６の
外側壁７から周縁凸部８方向に放射状に設けたものを示
している。そして、該トレーでは、周縁凸部８の外側に
狭い凹部１６を挟んで、さらに外周縁凸部１５を設け、
周縁凸部を二重に構成することにより、外力に抗する強
度をさらに向上せしめたものである。図２では、放射状
の線状凸部９の一部を周縁凸部８に連結させ、一部は周
縁凸部の手前にその先端を配置した構造となっている
が、該放射状凸部９の先端部は全てが該周縁凸部に連結
していても良いし、全てが外周縁近傍にあるように配置
することもできる。
【００２３】図３は、本発明のトレーのさらに別の実施
例を示している。図３において、トレーはＣＤ収納部を
２個もっており、また、補強用の凸部として２個のＣＤ
収納部を併置した中央上下部に略三角状の凸部９を形成
している。このように構造とすることにより、両収納部
を形成している凸部がトレー全体に占める割合が高くな
り、トレーそのものの強度を向上させている。
例を示している。図３において、トレーはＣＤ収納部を
２個もっており、また、補強用の凸部として２個のＣＤ
収納部を併置した中央上下部に略三角状の凸部９を形成
している。このように構造とすることにより、両収納部
を形成している凸部がトレー全体に占める割合が高くな
り、トレーそのものの強度を向上させている。
【００２４】上記図１〜図３に示したトレーは、図５に
示す三層構造の薄手の両面段ボール紙Ａを押圧熱深絞り
成形方法することによって製造されている。各図のトレ
ーにおいて、凹所となっている部分は、金型の凸状部に
よって押圧され、図４に示すような順序で状態変化しな
がら圧縮変形される。
示す三層構造の薄手の両面段ボール紙Ａを押圧熱深絞り
成形方法することによって製造されている。各図のトレ
ーにおいて、凹所となっている部分は、金型の凸状部に
よって押圧され、図４に示すような順序で状態変化しな
がら圧縮変形される。
【００２５】図２及び図３に示したトレーも図１のトレ
ーと同様にその任意の辺に綴じ代部を設けることができ
る。また、そのＣＤ収納部にＣＤを収納した後は、透明
プラスチックフィルムなどによって解放上面が被覆され
閉鎖される。上記各実施例では、全体形状が長方形のト
レーを示したが、トレーの形状は正方形であってもよい
し、場合によっては円形、多角形のものであってもよ
く、意匠的効果を持たせるためのその他の形状であって
もよい。
ーと同様にその任意の辺に綴じ代部を設けることができ
る。また、そのＣＤ収納部にＣＤを収納した後は、透明
プラスチックフィルムなどによって解放上面が被覆され
閉鎖される。上記各実施例では、全体形状が長方形のト
レーを示したが、トレーの形状は正方形であってもよい
し、場合によっては円形、多角形のものであってもよ
く、意匠的効果を持たせるためのその他の形状であって
もよい。
【００２６】
【発明の効果】上記本発明のコンパクトディスクトレー
は、基材が両面段ボール紙であることから、軽量で断熱
性、耐衝撃性などの保護機能を備えており、なおかつ、
その製造方法が押圧熱深絞り加工であって、ＣＤ収納部
に両面段ボール紙の切断面がないことから、該切断部か
ら生じる紙粉による収納ＣＤ面の汚染の恐れがないトレ
ーを提供することができたものである。さらに段数の多
いＥ段以下の厚さ段ボール基材からなることから、ライ
ナー面に印刷 用があり、美観効果、宣伝効果を付与す
ることが可能である。加えて本発明のトレーは紙製であ
ることから、再生紙として利用できるし、必要に応じて
焼却することができ、しかも自然分解性であることか
ら、環境汚染の恐れが少ないという効果を奏するもので
ある。
は、基材が両面段ボール紙であることから、軽量で断熱
性、耐衝撃性などの保護機能を備えており、なおかつ、
その製造方法が押圧熱深絞り加工であって、ＣＤ収納部
に両面段ボール紙の切断面がないことから、該切断部か
ら生じる紙粉による収納ＣＤ面の汚染の恐れがないトレ
ーを提供することができたものである。さらに段数の多
いＥ段以下の厚さ段ボール基材からなることから、ライ
ナー面に印刷 用があり、美観効果、宣伝効果を付与す
ることが可能である。加えて本発明のトレーは紙製であ
ることから、再生紙として利用できるし、必要に応じて
焼却することができ、しかも自然分解性であることか
ら、環境汚染の恐れが少ないという効果を奏するもので
ある。
【図１】本発明のＣＤ収納トレーの平面図と、そのｘ−
ｘ線及びｙ−ｙ線断面図。
ｘ線及びｙ−ｙ線断面図。
【図２】本発明のＣＤ収納トレーの別の実施例を示す平
面図。
面図。
【図３】本発明のＣＤ収納トレーのさらに別の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図４】押圧熱深絞り加工における両面段ボール紙の変
形過程を示す断面図。
形過程を示す断面図。
【図５】両面段ボール紙の部分破断斜視図。
１：ＣＤ収納トレー本体、２：ＣＤ収納部の凹状底部、
３：ＣＤ載置台部、４：ＣＤ中心孔に嵌合する凸部、
５：円形凸部内壁、６：円形凸部、７：円形凸部外壁、
８：トレー周縁凸部、９ａ、９ｂ、９ｃ及び９ｄ：線状
凸部、１０：綴じ代部、１１：凹状底部、１２：折り曲
げ部、１３：ライナー、１４：中芯、Ａ：両面段ボール
紙。
３：ＣＤ載置台部、４：ＣＤ中心孔に嵌合する凸部、
５：円形凸部内壁、６：円形凸部、７：円形凸部外壁、
８：トレー周縁凸部、９ａ、９ｂ、９ｃ及び９ｄ：線状
凸部、１０：綴じ代部、１１：凹状底部、１２：折り曲
げ部、１３：ライナー、１４：中芯、Ａ：両面段ボール
紙。
Claims (4)
- 【請求項１】 厚さ１．０ｍｍ〜１．６ｍｍの両面段ボ
ール紙からなる基紙を押圧熱深絞り加工して形成されて
おり、周縁が凸状縁部で囲まれた凹状底部を有する深皿
形状で、該底部中央に円形の凸部で囲まれているコンパ
クトディスク収納部を有し、該円形凸部を囲む凹状底部
領域に複数の線状の凸状リブが配置されており、該円形
凸部に囲われた凹状底部領域中心部に、コンパクトディ
スク中心孔周縁部に当接する円形台状の載置台と、該載
置台中心部に位置するコンパクトディスク中心孔に嵌合
する凸部を有することを特徴とするコンパクトディスク
トレー。 - 【請求項２】 前記凸状リブは、前記円形凸部の外壁か
ら放射状に配置されている複数の線状凸部からなること
を特徴とする請求項１記載のコンパクトディスクトレ
ー。 - 【請求項３】 前記凸状リブは、前記円形凸部の外壁か
ら一定間隔をおいて前記円形凸部と同心円状に配置され
た複数の線状凸部からなることを特徴とする請求項１記
載のコンパクトディスクトレー。 - 【請求項４】 前記複数の線状凸部からなるリブは、複
数の断続的に連なった線状凸部からなることを特徴とす
る請求項１記載のコンパクトディスクトレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207399A JPH0940061A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | コンパクトディスクトレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207399A JPH0940061A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | コンパクトディスクトレー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940061A true JPH0940061A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16539108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7207399A Pending JPH0940061A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | コンパクトディスクトレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0940061A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6801405B2 (en) * | 2000-10-25 | 2004-10-05 | Seagate Technology Llc | Unibody (monocoque) arm design for high performance disc drives |
| US7101096B2 (en) * | 2000-09-25 | 2006-09-05 | Seiko Epson Corporation | Tray for transferring recording media, and recording apparatus |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7207399A patent/JPH0940061A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7101096B2 (en) * | 2000-09-25 | 2006-09-05 | Seiko Epson Corporation | Tray for transferring recording media, and recording apparatus |
| US6801405B2 (en) * | 2000-10-25 | 2004-10-05 | Seagate Technology Llc | Unibody (monocoque) arm design for high performance disc drives |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040120 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20040127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |