JPH0939870A - 自動二輪車の排気装置 - Google Patents

自動二輪車の排気装置

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JPH0939870A
JPH0939870A JP22073296A JP22073296A JPH0939870A JP H0939870 A JPH0939870 A JP H0939870A JP 22073296 A JP22073296 A JP 22073296A JP 22073296 A JP22073296 A JP 22073296A JP H0939870 A JPH0939870 A JP H0939870A
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藤 友 一 伊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車体の一側に2本のマフラを上下に重ねて設
け、前、後気筒を排気管を介して上記マフラに連通させ
た自動二輪車の排気装置において、前、後気筒の排気管
路の長さを略等しくするために後排気管を車体の側面で
前方に折り曲げていたが自動二輪車の外観を損ねてい
た、この外観を向上させることを課題とする。 【解決手段】上記排気装置において、後気筒11の排気
孔から後排気管26を車体後方に向かって延出させて、
その後端を車体の下面側に配置した排気チャンバ23に
連通させ、上記後気筒11の排気孔とほぼ同位置から連
結管(ダミー管)31を後排気管26の外側に重ねて後
方に延出させて車体フレーム2に取付け、上記連結管3
1を車体外側方向に湾曲させ、その後端を上マフラ21
の前端に連結して構成したことを特徴とする自動二輪車
の排気装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前、後気筒を有する
多気筒エンジンを搭載した自動二輪車の排気装置し、殊
に、車体の一側に2本のマフラを上下に重ねて設け、こ
の前、後気筒を上記マフラに連通させた排気装置に関す
るものであり、この排気装置の側面から見た外観上の体
裁を著しく向上させることができるものである。
【0002】
【従来の技術】車体の一側に上下に重ねて2本のマフラ
を設け、この前、後気筒とマフラとをこの排気チャンバ
を介して連通させた排気装置の従来例として、特開昭5
9−49314号公報に記載されたものがある。このも
のの排気装置は前、後気筒の排気孔から延びる前、後排
気管と、これら排気管の後方に位置する左右一対のマフ
ラを有している。また、消音効果を向上させるために、
上記排気管の延出端と、各マフラの前端との間に排気チ
ャンバ(上記公報の記載における符号21参照)が介在
させていて、前、後気筒の排気孔はこの排気チャンバを
介して、マフラの前端に連通している。また、エンジン
の前、後気筒の吸気、排気効率を向上させ、かつ前後両
気筒の吸気、排気効率を可及的に均等にする(前後の気
筒の出力の不均等によるエンジンの振動を防止するた
め)ことが望ましく、このために前、後気筒の排気管路
の長さをほぼ等しくして排気管による脈動効果を均等に
する工夫がなされている。そこで、上記従来技術におい
ては、排気管がその中途部でエンジンの側方において前
方に突出するように折り曲げられており、これにより、
前、後排気管をほぼ同じ長さとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、排気チャンバとマフラとは車体の前後方向に連なる
ように設けられているため、これら両者の全長は車体と
の寸法上のバランスからすると長すぎるため、自動二輪
車の側面からの外観上の体裁が損なわれてしまってい
る。また、後排気管はその中途部が前方に向かって大き
く折り曲げられており、この折り曲げ部がエンジンの側
方に位置しているために、自動二輪車の側面からの外観
上、極めて目立つ存在になっているために、これによる
自動二輪車の側面からの外観上の体裁の低下は著しい。
この外観の問題を解消するには、排気装置の前後方向の
全長を短くして、車体との寸法上のバランスを採るこ
と、前、後気筒の排気管路の長さをほぼ等しくするため
の排気管の折り曲げ部が車体側面からみたときこれが見
えないようにこの折り曲げ部を配置することが必要であ
るとともに、外観上前、後各気筒が、上下に重ねて配置
されたマフラにそれぞれ連通している形態を崩さないこ
とが必要である。そこで、本願発明は上記の要請に応え
得るように、前、後気筒の排気管の配置を工夫するとと
もに見掛上の排気管の配置を工夫して、その側面からの
外観を維持、向上させることをその課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために講
じた手段は、車体の一側に2本のマフラを上下に重ねて
設け、エンジンの前、後気筒を上記マフラに連通させた
自動二輪車の排気装置を前提として、次ぎの要素(イ)
〜(ト)によって構成されるものである。 (イ)上記マフラより車幅方向内側に、マフラに並べて
排気チャンバを設けたこと、(ロ)上記排気チャンバを
車体の下面側に配置したこと、(ハ)上記マフラと排気
チャンバの内部を互いに連通させて、上記前気筒の排気
孔から前排気管を車体後方に向かって延出させ、その延
出端を下マフラの前端に連通させたこと、(ニ)上記後
気筒の排気孔から後排気管を車体後方に向かって延出さ
せて、その後端を上記排気チャンバに連通させたこと、
(ホ)後気筒の排気孔とほぼ同位置から連結管(ダミー
管)を後排気管の外側に重ねて後方に延出させて車体フ
レームに取付けたこと、(ヘ)上記連結管を車体外側方
向に湾曲させ、その後端を上マフラの前端に連結したこ
と、(ト)下マフラよりも車体外側に位置する上マフラ
の前部上方にリヤフートレストを設けたこと。
【0005】
【作 用】後排気管を後端近傍において(例えば上記排
気チャンバの下側で)適宜屈曲させてその排気管路の長
さを調整することによって、前排気管路の下マフラまで
の長さとほぼ均等にすることができ、下マフラから後方
の排気管路は共通であるから、前後の排気管路の長さを
均等にすることができる。また、後排気管は後気筒の排
気孔から下マフラに向かって延びるものであるから、こ
れがエンジンのクランクケースの外側に露見することは
ないが、上マフラに連結されるものではないから、上マ
フラが一見浮いた存在に見え、さらに後排気管が上マフ
ラに連結されていない様子は、従来の自動二輪車のスタ
イルを見慣れているものにすれば異様な観を呈すること
になる。しかし、後気筒の排気孔とほぼ同位置から連結
管(ダミー管)を後排気管の外側に重ねて後方に延出さ
せて上記車体フレームに取り付け、さらに、上記連結管
を車体外側方向に湾曲させ、その後端を上マフラの前端
に連結したことによって、後排気管が上記連結管(ダミ
ー管)の車体内側に隠れ、また、この連結管が後気筒と
上マフラの前端とを繋ぐ排気管の外観を呈するので、上
記のような異様な感じが払拭される。しかも、この連結
管は後気筒の排気孔から直接上マフラの前端に向かって
延びているので、後排気管が大きく曲げられてエンジン
のクランクケースの外側面まで延びているものに比し
て、後排気管の露見した長さと車体全長とのバランスが
よく、クランクケースの側面で大きく屈曲していること
による外観の低下が回避される。したがって、自動二輪
車の側面の外観が非常にスマートに見え、外観が著しく
向上する。
【0006】
【実 施 例】次いで、図面を参照しつつ実施例を説明
する。図2から図4において、1は自動二輪車で、矢印
Frは車体の前方を示している。上記自動二輪車1はい
わゆるクレードル形の車体フレーム2を有している。こ
の車体フレーム2の前部にはフロントフォーク3により
前輪4が支承され、一方、車体フレーム2の後部には枢
支軸6によりリヤアーム7が上下揺動自在に枢支され、
このリヤアーム7の揺動端が後輪8を支持している。ま
た、上記車体フレーム2にはエンジン9が搭載されてい
る。このエンジン9は前気筒10と後気筒11とを有す
る多気筒エンジンで、これら両気筒10、11に兼用さ
れる1つの気化器12が設けられている。これら両気筒
10、11は側面視でV字状となるようにクランクケー
ス13に連結されている。その他、14はハンドル、1
5は燃料タンク、16はシート、17は緩衝装置、12
aはエアクリーナである。図2、図5および図6におい
て、上記エンジン9に対して排気装置20が設けられて
いる。この排気装置20は上下に位置する上マフラ21
と下マフラ22とを有し、これらは互いにほぼ同じ形状
で、かつ、同じ大きさであり、車体後部の右側に位置し
ている。また、車幅方向において、上記両マフラ21、
22よりも車体幅方向内側(車体側)に板金製の排気チ
ャンバ23が設けられており、この排気チャンバ23は
車体フレーム2の後部の下面側に位置している。一方、
前記前気筒10の排気孔からは前排気管25が車体の後
方に向かって延出し、また、後気筒11の排気孔からは
後排気管26が車体の後方に向かって延出している。そ
して、両マフラ21、22の前端部と、排気チャンバ2
3と、両排気管25、26の延出端の各内部同士は互い
に連通しており、各気筒10、11からの排気は各排気
管25、26から排気チャンバ23、および各マフラ2
1、22を通過して車体の後方に排出される。上記両マ
フラ21、22は次のようにして車体フレーム2に支持
されている(図2〜図6参照)。すなわち、前記枢支軸
6の右端はブラケット板28の前後中途部を支持してい
る。また、このブラケット板28の前端は第1ボルト2
9により車体フレーム2にネジ止めされている。そし
て、このブラケット板28の後端に第2ボルト30によ
り上マフラ21をネジ止めしている。また、31は連結
管であり、この連結管31の上端は後気筒11の排気孔
の近傍で車体フレーム2にネジ止めされ、同上連結管3
1の下端は上マフラ21の前端に連結されている。さら
に、上記上マフラ21と下マフラ22とは連通筒体32
により互いに連結されており、したがって、これら両マ
フラ21、22はブラケット板28、連結管31および
連通筒体32等により車体フレーム2側に支持されてい
る。33はリヤフートレストである。このリヤフートレ
スト33は、下マフラよりも車体外側に位置する上マフ
ラの前部上方に取り付けられている。なお、上記連結管
31は側面視でダミーの排気管として機能するもので、
後気筒11の排気孔から上マフラ21に向かって排気を
案内する排気管であるかのような形状を有している。こ
の場合、この連結管31や車体フレーム2、および下マ
フラ22が車体の側方から後排気管26を覆っており、
この後排気管26は側面からは見えないようになってい
る。このため、上記連結管31のダミーの排気管として
の機能はさらに助長される。図1と、図5〜図11とに
より排気装置20の構成をより詳細に説明する。まず、
図1に示すように連結管31の前端開口は栓材34によ
り塞がれており、この前端は第3ボルト35により車体
フレーム2にネジ止めされていおり、また、図8で示す
ように上マフラ21の前端は蓋板36により塞がれ、こ
の蓋板36から前方にバンド筒体37が突出している。
このバンド筒体37の突出端には軸方向に延びるスリッ
ト38が形成されており、バンド筒体37においてこの
スリット38を挾む部分同士を締結する締結ネジ39が
設けられている。そして、このバンド筒体37に上記連
結管31の後端が嵌め込まれており、この状態での締結
ネジ39の捩じ込みで、連結管31の後端がバンド筒体
37内に締結される。ただし、上記の場合、エンジン9
の熱による熱変形による歪み(熱変歪み)等で連結管3
1の後端が軸方向に変位しようとするときには、連結管
31の後端がバンド筒体37内を軸方向に移動して上記
熱変歪みを逃すようになっている。(図8中矢印A)。
また、上記蓋板36やバンド筒体37を覆うカバー体4
0が設けられており、これは円錐状の筒体で、上マフラ
21の前端に突設されている。また、このカバー体40
には上記締結ネジ39のネジ操作用空間としての切欠き
41が形成されている。上記上マフラ21はその内部に
仕切板により形成された前、後室43、44および中間
室45を有し、前室43と後室44を結ぶ管46、後室
44と中間室45を結ぶ孔47、また、中間室45を上
マフラ21の後方外部に連通させる管48が設けられる
(図1、図10および図11参照)。また、前記下マフ
ラ22は上記上マフラ21と同様に前、後室50、5
1、および中間室52を有しており、後室51と中間室
52を結ぶ管53と、中間室52を下マフラ22の後方
外部に連通させる管54とが設けられている。前記前排
気管25の延出端は下マフラ22の前端に嵌め込まれて
連結されている。一方、排気チャンバ23の右端は上記
下マフラ22の左側外面と接合されており、下マフラ2
2の前室50が排気チャンバ23に前貫通孔56で連通
し、同上、下マフラ22の後室51が同上排気チャンバ
23内に上下一対の後貫通孔57、57で連通してい
る。また、同上排気チャンバ23は前記連通筒体32と
貫通孔58で連通し、さらに、この連通筒体32は上マ
フラ21の前室43に他の貫通孔59で連通している。
次に、排気の流れを説明する(図1、図10および図1
1参照)。まず、前排気管25からの排気は、図中矢印
Bで示すように下マフラ22の前室50に流入し、次い
で前貫通孔56を通って排気チャンバ23に流入する。
そして、この排気チャンバ23内の排気の一部は矢印C
に沿って両貫通孔58、59を通り、上マフラ21の前
室43に流入し、その後、矢印Dに沿って上マフラ21
内を流れて排出される。一方、排気チャンバ23内の排
気の他の部分は矢印Eに沿って後貫通孔57を通り、下
マフラ22の後室51に流入し、その後、矢印Fに沿っ
て下マフラ22内を流れて排出される。そして、この間
に排気音が減衰されて排気騒音の低減が図られる。また
一方、後排気管26の延出端は平面視で比較的面積の広
い排気チャンバ23の下方にまで導かれ、ここで平面視
がほぼU字状となるように前方に向かって折り曲げら
れ、ここに折り曲げ部60が形成されている。この場
合、この折り曲げ部60は排気チャンバ23の下面に形
成した凹所24内に位置しており、その下面は下マフラ
22や排気チャンバ23の最下面とほぼ同じ高さに位置
している。このために折り曲げ部60は側面からは見え
ない。そして、上記折り曲げ部60の折り曲げ端60a
はさらに車体の右側方に向かって折り曲げられ、この折
り曲げ端60aが下マフラ22の左側面に突設された連
結パイプ61に嵌め込まれ、バンド62で締結されてい
る。また、上記折り曲げ端60aには、さらに円弧状の
延長管63が取り付けられており、この延長管63の端
部は前貫通孔56を貫通して排気チャンバ23内に臨ん
でいる。したがって、後排気管26からの排気は矢印G
に沿って流れ、延長管63を通り、排気チャンバ23に
流入し、前排気管25からの排気とともに上マフラ21
と下マフラ22とを通って排出される。なお、上記した
ように後排気管26の延出端は、車体フレーム2の下方
に位置し、かつ、排気チャンバ23で覆われて側面から
は見えないので、その分、この延出端を下マフラ22に
連結する作業は煩雑になるおそれがある。しかし、この
実施例では、上記延出端をほぼU字状の折り曲げ部60
としており、このような形状のものは比較的容易に弾性
変形されるので、上記延出端を下マフラ22に連結する
場合、この折り曲げ部60を適宜弾性変形させてこの延
出端を所定の位置に位置させることは容易である。した
がって、後排気管26と下マフラ22との連結作業は比
較的容易である。しかも、上記折り曲げ部60の下方に
は走行路面との間にかなりの空間があるため、上記作業
は容易である。
【0007】
【効 果】本発明の上記課題は新規であるから、この課
題を解決したこと自体がこの発明特有の効果である。す
なわち、後排気管をその後端近傍において(例えば上記
排気チャンバの下側で)適宜屈曲させてその排気管路の
長さを調整することによって、前排気管路の下マフラま
での長さとほぼ均等にすることができ、下マフラから後
方の排気管路は共通であるから、前後の排気管路の長さ
を均等にすることができる。また、後排気管は後気筒の
排気孔から下マフラに向かって延びるものであるから、
これがエンジンのクランクケースの外側面に露見するこ
とはないが、上マフラに連結されるものではないから、
上マフラが一見浮いた存在に見え、さらに後排気管が上
マフラに連結されていない様子は、従来の自動二輪車の
スタイルを見慣れている者にすれば異様な観を呈するこ
とになる。しかし、後気筒の排気孔とほぼ同位置から連
結管(ダミー管)を後排気管の外側に重ねて後方に延出
させて上記車体フレームに取り付け、さらに、上記連結
管を車体外側方向に湾曲させ、その後端を上マフラの前
端に連結したことによって、後排気管が上記連結管(ダ
ミー管)の車体内側に隠れ、また、この連結管が後気筒
と上マフラの前端とを繋ぐ排気管の外観を呈するので、
上記のような異様な感じが払拭される。しかも、この連
結管は後気筒の排気孔から直接上マフラの前端に向かっ
て延びているので、後排気管が大きく曲げられてエンジ
ンのクランクケースの外側面まで延びているものに比し
て、後排気管の露見した長さと車体全長とのバランスが
よく、クランクケースの側面で大きく屈曲していること
による外観の低下が回避される。したがって、自動二輪
車の側面の外観が非常にスマートに見え、外観が著しく
向上する。また、後気筒の排気孔とほぼ同位置から連結
管(ダミー管)を後排気管の外側に重ねて後方に延出さ
せて上記車体フレームに取り付け、上記連結管を車体外
側方向に湾曲させ、その後端を上マフラの前端に連結
し、さらに、下マフラよりも車体外側に位置する上マフ
ラの前部上方にリヤフートレストを設けたことによっ
て、足をリヤフートレストに載せるとき、この連結管の
下端部分がガイドになるので、加熱された上マフラの先
端に不用意に足が接触することを確実に回避でき、ま
た、後排気管が連結管によって覆われているので、これ
に不用意に足を接触させることを回避することができる
(上マフラの先端には後排気管は連結されていないも
の、例えば、特開昭60−93111号公報に記載され
たものは上記のこれらの問題がある)。さらに、上マフ
ラの先端には後排気管は連結されていないもの(例えば
上記公報に記載されたもの)は、その上マフラの先端に
走行風が当たってこの近傍で空気流が乱れ、空気抵抗が
増大するが、本発明は、上マフラの先端に上記連結管の
後端を連結したことによって、この問題が効果的に解消
することができる。これらは本発明の大きな利点であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気装置の平面部分断面図である。
【図2】自動二輪車の全体側面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図3のV−V線矢視断面図である。
【図5】排気装置の左側面図である。
【図6】同上排気装置の平面図である。
【図7】図1のW−W線矢視断面図である。
【図8】図7のX−X線矢視断面図である。
【図9】同上図7のY−Y線矢視図である。
【図10】下マフラの後部平面断面図である。
【図11】図1のZ−Z線矢視断面図である。
【符号の説明】
1・・・自動二輪車 2・・・車体フレーム 9・・・エンジン 20・・・排気装置 21・・・上マフラ 22・・・下マフラ 23・・・排気チャンバ 25・・・前排気管 26・・・後排気管 31・・・連結管(ダミー管)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の一側に2本のマフラを上下に重ねて
    設け、エンジンの前、後気筒を排気管を介して上記マフ
    ラに連通させた自動二輪車の排気装置において、 上記
    マフラより車幅方向内側に、マフラに並べて排気チャン
    バを設け、 上記排気チャンバを車体の下面側に配置し、 上記マフラと排気チャンバの内部を互いに連通させて、
    上記前気筒の排気孔から前排気管を車体後方に向かって
    延出させ、その延出端を下マフラの前端に連通させ、 上記後気筒の排気孔から後排気管を車体後方に向かって
    延出させて、その後端を上記排気チャンバに連通させ、 上記後気筒の排気孔とほぼ同位置から連結管(ダミー
    管)を後排気管の外側に重ねて後方に延出させて車体フ
    レームに取付け、 上記連結管を車体外側方向に湾曲させ、その後端を上マ
    フラの前端に連結し、 下マフラよりも車体外側に位置する上マフラの前部上方
    にリヤフートレストを設けた、自動二輪車の排気装置。
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JP2007321610A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Honda Motor Co Ltd 排気管構造

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