JPH0939560A - 車載空気清浄装置 - Google Patents

車載空気清浄装置

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JPH0939560A
JPH0939560A JP19492795A JP19492795A JPH0939560A JP H0939560 A JPH0939560 A JP H0939560A JP 19492795 A JP19492795 A JP 19492795A JP 19492795 A JP19492795 A JP 19492795A JP H0939560 A JPH0939560 A JP H0939560A
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JP
Japan
Prior art keywords
duct
smoke
air cleaning
actuator
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP19492795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shojiro Yuri
章二郎 百合
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内後部座席の左右両側いずれの個所で喫
煙しても、その一方又は双方の喫煙者によって生じる煙
を空気清浄装置内へ有効に吸気し得る双方の吸気口を有
する構造となして空気の清浄効率を高めること。 【解決手段】 リアパーセルシェルフ(1)の中央部に
吐気口(3)を設け、この吐気口(3)の車幅方向左右
両側に、左側吸気口(9)と右側吸気口(10)のそれ
ぞれを隔設し、それら左側吸気口(9)及び右側吸気口
(10)の双方を左側吸気ダクト(11)及び右側吸気
ダクト(12)を介して、前記吐気口(3)に通じる吐
気ダクト(13)に連通させ、前記左右の吸気ダクト
(11),(12)と吐気ダクト(13)との間にアク
チュエータ(15)によって動作して通気路を切り替え
る切り替えドア(14)を設け、また前記吐気ダクト
(13)内には、空気清浄ユニット(6)及び送風機
(7)を内装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のトランク
内に設備使用されるトランクビルトインタイプの車載空
気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトランクビルトインタイ
プの車載空気清浄装置は、例えば図5の概略図で示す如
き構造のものがある。
【0003】この従来構造は、車体のリアパーセルシェ
ルフ1の車幅方向に隔設される吸気口2及び吐気口3の
夫々を設け、その吸気口2と吐気口3とをトランクルー
ム4側に突設されるダクト5によって連通すると共に、
そのダクト5内には、空気清浄ユニット6と、この空気
清浄ユニット6より吐出口3側に送風機7を配置してい
るものである。なお8は車両のタイヤを示す。
【0004】このような構造の車載空気清浄装置にあっ
てはその送風機7の駆動時は、図6で示す矢方向の気流
が生じることから、今、図6(イ)で示すように例えば
後部座席の右側であって吸気口2の近くに着座している
乗員が喫煙している場合は、そのタバコ煙は吸気口2よ
り空気清浄装置内へ効率よく吸気されるが、図6(ロ)
で示すように例えば後部座席の左側であって吐気口3近
くに着座している乗員が喫煙している場合は、吐気口3
から吐出される空気の吐出力を受けてタバコ煙の吸気口
2への吸気が妨げられる結果となり、タバコ煙を効率よ
く清浄化できないといった不具合があった。
【0005】また図6(ハ)で示すように、座席の左右
両側であって吸気口2及び吐気口3の双方近くで、それ
ぞれの乗員が喫煙している場合は、吸気側では清浄装置
内へ吸い込まれて清浄化されるが吐気口3側では、空気
清浄装置内へ吸気されることなく車室内へ拡散されてし
まうために効率のよい空気(煙)清浄化ができないもの
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来の
不具合に着目してなされたもので、車室内後部座席の左
右両側いずれの個所で喫煙しても、その一方又は双方の
喫煙者によって生じる煙を空気清浄装置内へ有効に吸気
し得る双方の吸気口を有する構造となして空気の清浄効
率を高めることを目的とする。
【0007】さらに本発明では、車室内左右両側の座席
に着座する一方又は双方の喫煙者から出される煙を検知
して、喫煙者側の吸気口を自動的に機能させることがで
きるアクチュエータを設けて、空気清浄化のための制御
を自動化し、運転者等による操作の簡便化を図ることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1ではリアパーセルシェルフの中央部に吐気口
を設け、この吐気口の車幅方向左右両側に、左側吸気口
と右側吸気口のそれぞれを隔設し、それら左側吸気口及
び右側吸気口の双方を、左側吸気ダクト及び右側吸気ダ
クトを介して、前記吐気口に通じる吐気ダクトに連通さ
せ、前記左右の吸気ダクトと吐気ダクトとの間にアクチ
ュエータによって動作して通気路を切り替える切り替え
ドアを設け、また前記吐気ダクト内には、空気清浄ユニ
ット及び送風機を内装したことを特徴としている。
【0009】また請求項2では、請求項1の構成に加え
て、左側吸気口及び右側吸気口のそれぞれ近傍に煙検知
センサを配置し、またこれらの煙検知センサによる信号
でアクチュエータを動作するアクチュエータ制御回路を
具備したことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記請求項1によれば、リアパーセルシェルフ
の車幅方向に隔設される左側及び右側の吸気口を有し、
さらにそれら双方の吸気口の中間に吐気口を有している
ことから、後部座席の左側及び右側のいずれに着座して
も、吸気口に接近されることから、それら喫煙者から出
される煙を空気清浄装置内へ吸気させることができる。
【0011】また請求項2によれば、一方又は双方の吸
気口近傍で漂う煙の有無を煙検知センサによって検知
し、煙のあることが検知されれば、その煙を吸気口より
吸引するように切り替えドアが自動的に動作される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施の
形態に基いて詳細に説明するが、本実施の形態の構造
と、従来例で説明した構造との同一部分は、従来例で使
用した符号を付してその同一構造部分の構造説明は省略
する。
【0013】図1、図2において、本実施の形態は、車
室後部に設備されているリアパーセルシェルフ1の中央
部には、吐気口3が設けられており、この吐気口3の車
幅方向左右両側には、左側吸気口9及び右側吸気口10
のそれぞれが設けられていて、その左側吸気口9には左
側吸気ダクト11がまた右側吸気口10には右側吸気ダ
クト12が接続され、それら双方の吸気ダクト11,1
2は互いに連通されている。
【0014】またこれらの吸気ダクト11及び12と前
記の吐気口3とは吐気ダクト13を介して連通されてお
り、その吐気ダクト13内には、空気清浄ユニット6及
び送風機7が設備されている。
【0015】その空気清浄ユニット6を構成している集
塵手段としては、濾紙フィルタでよいし、帯電効果を付
与した帯電フィルタでもよいし、コロナ放電により粉塵
を帯電させて集塵する電気集塵式でもよい。また、それ
ら空気清浄ユニット内に組込まれる脱臭手段としては、
活性炭等を使用した物理吸着フィルタでもよいし、中和
・酸化・還元反応等を応用した化学脱臭フィルタのいず
れを用いてもよい。
【0016】14は吸気ダクト11及び12と吐気ダク
ト13との分岐点に位置される切り替えドアであって、
この切り替えドア14は、吸気ダクト11と吐気ダクト
13とが連通するように、また吸気ダクト12と吐気ダ
クト13が連通するように、また双方の吸気ダクト1
1,12が吐気ダクト13に連通するように動作させる
ことができ、その切り替えドア14はアクチュエータ1
5により動作する。16はそのアクチュエータ15を駆
動するスイッチ、17,18は切り替えドアの開閉位置
を示す表示器である。
【0017】以上が本実施の形態の構造説明であるが、
次にその作用を図2に基いて述べると、図2(イ)で示
すように右側後部座席の乗員が喫煙した場合又は喫煙す
る場合は、送風機7を駆動すると共に、アクチュエータ
15を操作して切り替えドア14がA位置となるように
制御することにより、その乗員から生じるタバコ煙は右
側吸気口10より吸気し、右側吸気ダクト12及び吐気
ダクト13を経て空気清浄ユニット6で清浄化される。
また図2(ロ)で示すように左側後部座席の乗員が喫煙
した場合又は喫煙する場合は、アクチュエータ15を操
作して切り替えドア14がB位置となるように制御する
ことにより、その乗員から生じるタバコ煙は左側吸気口
9より吸気し、左側吸気ダクト11及び吐気ダクト13
を経て空気清浄ユニット6で清浄化される。また図2
(ハ)で示すように左右両側後部座席の乗員が喫煙した
場合又は喫煙する場合は、アクチュエータ15を操作し
て、切り替えドア14がC位置となるように制御するこ
とにより、その双方の乗員から生じるタバコ煙は、それ
ぞれ右側吸気口10および左側吸気口9より吸気し、そ
れぞれの右側吸気ダクト12および左側吸気ダクト11
から吐気ダクト13を経て空気清浄ユニット6で清浄化
される。かくして清浄化された空気は吐気口3より車室
内へ送気される。
【0018】従って車室内の左側後部座席、右側後部座
席のいずれの場所で喫煙しても、その煙を吸気口から有
効に吸気することができ、車室内の清浄化が効果的であ
る。次に図3、図4に示す本発明の第2の実施の形態に
ついて述べる。
【0019】この実施の形態は、前記実施の形態構造に
対して、左側吸気口9及び右側吸気口10のそれぞれの
吸気口近傍に左側煙検知センサ19及び右側煙検知セン
サ20を配置すると共に、これらの煙検知センサ19,
20からの信号を受けてアクチュエータ15を動作させ
るためのアクチュエータ制御回路21が設けられている
ものである。
【0020】上記煙検知センサ19,20としては、例
えばガスセンサを用いてもよく、また開閉蓋を有する灰
皿が設備されている車両にあっては、その灰皿の蓋を開
くことにより発信する構造のセンサであってもよい。
【0021】この第2の実施の形態にあっては、図4
(イ)で示すように右側後部座席の乗員が喫煙した場合
は、右側煙検知センサ20からの検知信号を受けて、ア
クチュエータ制御回路21は、アクチュエータ15を介
して、切り替えドア14をA位置に制御する。従ってそ
のタバコ煙は右側吸気口10より吸気し、右側吸気ダク
ト12を経て吐気ダクト13に導かれ、この吐気ダクト
に導かれた煙は空気清浄ユニット6を経て吐気口3から
車室内へ送気される。
【0022】また図4(ロ)で示すように、左側後部座
席の乗員が喫煙した場合は、左側検知センサ19からの
検知信号を受けて、アクチュエータ制御回路21は、ア
クチュエータ15を介して切り替えドア14をB位置に
制御する。従ってそのタバコ煙は左側吸気口9より吸気
し、左側吸気ダクト11を経て吐気ダクト13に導か
れ、この吐気ダクトに導かれた煙は、空気清浄ユニット
6を経て吐気口3から車室内へ送気される。
【0023】また図4(ハ)で示すように左右両側の後
部座席の乗員が喫煙した場合には、左右両側の検知セン
サ19,20からの検知信号を受けて、アクチュエータ
制御回路21は、アクチュエータ15を介して切り替え
ドア14をC位置に制御する。従ってそのタバコ煙は左
右両側の吸気口9,10より吸気し、左右両側の吸気ダ
クト11,12を経て吐気ダクト13に導かれ、この吐
気ダクトに導かれた煙は、空気清浄ユニット6を経て吐
気口3から車室内へ送気されるものである。
【0024】従ってこの第2の実施の形態によれば、車
室内の左側座席及び/又は右側座席で喫煙されているこ
とが、煙検知センサによって検知され、その煙が空気清
浄ユニットへ自動的に吸気清浄化される。
【0025】
【発明の効果】このように本発明によれば、車室内の左
側後部座席及び/又は右側後部座席のいずれの位置で喫
煙しても、それら座席にて発生する煙を空気清浄ユニッ
トへ有効に導びく構造であるから、車室内で生じる煙の
清浄効率が高められるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施の形態の車載空気清浄装置を示
す説明図。
【図2】(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明第1実施の形
態の車載空気清浄装置の動作説明図。
【図3】本発明第2実施の形態の車載空気清浄装置を示
す説明図。
【図4】(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明第2実施の形
態の車載空気清浄装置の動作説明図。
【図5】従来の車載空気清浄装置を示す説明図。
【図6】(イ)、(ロ)、(ハ)は従来の車載空気清浄
装置の動作説明図。
【符号の説明】
1…リアパーセルシェルフ 3…吐気口 6…空気清浄ユニット 7…送風機 8…タイヤ 9…左側吸気口 10…右側吸気口 11…左側吸気ダ
クト 12…右側吸気ダクト 13…吐気ダクト 14…切り替えドア 15…アクチュエ
ータ 16…スイッチ 17…表示器 18…表示器 19…左側煙検知
センサ 20…右側煙検知センサ 21…アクチュエ
ータ制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアパーセルシェルフ(1)の中央部に
    吐気口(3)を設け、この吐気口(3)の車幅方向左右
    両側に、左側吸気口(9)と右側吸気口(10)のそれ
    ぞれを隔設し、それら左側吸気口(9)及び右側吸気口
    (10)の双方を左側吸気ダクト(11)及び右側吸気
    ダクト(12)を介して、前記吐気口(3)に通じる吐
    気ダクト(13)に連通させ、前記左右の吸気ダクト
    (11),(12)と吐気ダクト(13)との間にアク
    チュエータ(15)によって動作して通気路を切り替え
    る切り替えドア(14)を設け、また前記吐気ダクト
    (13)内には、空気清浄ユニット(6)及び送風機
    (7)を内装したことを特徴とする車載空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載空気清浄装置におい
    て、左側吸気口(9)及び右側吸気口(10)のそれぞ
    れ近傍に煙検知センサ(19)及び(20)を配置し、
    またこれらの煙検知センサ(19),(20)による信
    号でアクチュエータ(15)を動作するアクチュエータ
    制御回路(21)を具備したことを特徴とする車載空気
    清浄装置。
JP19492795A 1995-07-31 1995-07-31 車載空気清浄装置 Pending JPH0939560A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112320A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Denso Corp 車両用空調装置
JP2016521655A (ja) * 2013-07-24 2016-07-25 インテル コーポレイション 車両区画のための適応室内空気質制御装置及び方法

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