JPH0939469A - 筆記具 - Google Patents

筆記具

Info

Publication number
JPH0939469A
JPH0939469A JP7215491A JP21549195A JPH0939469A JP H0939469 A JPH0939469 A JP H0939469A JP 7215491 A JP7215491 A JP 7215491A JP 21549195 A JP21549195 A JP 21549195A JP H0939469 A JPH0939469 A JP H0939469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
rear end
tip
writing instrument
clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7215491A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kobayashi
小林  清一
Hiroyuki Muto
広行 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP7215491A priority Critical patent/JPH0939469A/ja
Publication of JPH0939469A publication Critical patent/JPH0939469A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clips For Writing Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離可能な筆記具小部品の誤飲防止により窒
息等の事故を回避可能とする。 【構成】 キャップ、クリップ、先軸、尾栓などの小部
品の表面に苦味物質を含有する被膜を形成し、或いは、
小部品を苦味物質を含有させた熱可塑性樹脂で成形して
幼児が口に含んだ時に苦味により吐き出させる。又、二
重安全手段として、万一、小部品を飲み込んでも安全な
空気流通手段を嵩じて窒息などの事故を防止可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筆記具の誤飲防止に関
する。
【0002】
【従来の技術】極めて稀なことではあるが、幼児がキャ
ップを飲み込んで窒息する事故があったことから筆記具
のキャップに飲み込んでも空気流通可能な手段が取られ
てきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、幼児が手に
触れる可能性の高いサインペン、マーカー、ボールペン
等の筆記具に於いて、容易に分離可能となるキャップ、
クリップ、先軸、尾栓などの小部品に苦味による誤飲防
止や誤って飲み込まれても窒息などの事故を回避可能と
する二重安全手段を嵩じることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】分離可能なキャップ、ク
リップ、先軸、尾栓などの小部品の表面に苦味物質を含
有する被膜を形成、或いは、小部品を苦味物質を含有さ
せた熱可塑性樹脂で成形して幼児が口に触れた時に吐き
出させて誤飲を防止する。又、万一誤って飲み込んでも
空気流通して窒息等の事故を回避する二重の安全手段を
嵩じてなる。
【0005】
【実施例】本発明は幼児が手に触れる機会の多いサイン
ペン、マーカー、ボールペン等の筆記具に於いて、容易
に分離可能となるキャップ、クリップ、先軸、尾栓等の
小部品の表面に苦味物質を含有する被膜を形成、或い
は、上記小部品を苦味物質を含有する熱可塑性樹脂で成
形して誤飲を防止せんとするものである。又、誤飲を防
止できずに、万一誤って飲み込んでも空気流通して窒息
等の事故を防止する二重の安全性を配慮せんとするもの
である。
【0006】前記の苦味物質は、幼児が口に加えた時に
その苦味によって生理的に吐き出す効果のあるものであ
り、人体に対し安全性の高い、即ち、生薬等に使用され
る苦味成分などが選択される。
【0007】又、熱可塑性樹脂、有機溶剤、苦味物質等
を成分として金属又は樹脂成形品で得られた小部品の表
面にコーティングする。或いは、熱可塑性樹脂に苦味物
質を配合して小部品を成形する。
【0008】又、図1乃至図3は、二重の安全手段を嵩
じた一実施例として示している。先ず、図に示すように
軸筒1は樹脂成形品で、その先方に口先部3を一体に有
し、その外周に突部と溝部とより成る係合部と、内孔に
段部3`が形成されている。又、上記係合部の後端にキ
ャップ20の端部が当接する段部が形成されている。
【0009】又、継ぎ手4は、前半に傾斜状のリブ12
が所要箇所に形成された前軸部5が設けられ、リブの後
端にはリング状の鍔部6が形成されて、リブ12の後端
は鍔部6の外径と略同一に接続されている。又、後半に
後軸部7を有し、後軸部7にはインク収容管18が固着
されている。又、前軸部5の先端孔には先端ボール15
を抱持したチップ14が後端側から圧入されている。
【0010】又、継ぎ手4は弾性変形可能な合成樹脂に
より一体成形されており、前記前軸部5の先端孔に連通
して後方に弁室8が設けられている。弁室8の後部には
円錐状のボール受け座10が設けられている。又、弁室
8は、先端孔の内周に収まる状態で、弁室8の孔の軸心
を先端孔、即ちチップの圧入軸部の軸心に対し適宜偏心
させると共に弁室孔の一側に溝部9が設けられ、弁室内
にはボール弁13が遊嵌される。又、弁室8の後方には
ボール受け座10と連通する導孔11が形成されてい
る。
【0011】又、後軸部7の外周には筒状のインク収容
管18がその先端を鍔部6の後端に当接して圧入固着さ
れ、インク収容管18の内径部が継ぎ手4の導孔11に
連通している。インク収容管18内には静的には高い粘
性を有し、筆記時の先端ボールの回転で粘性が低下して
インクが流出可能となる剪断減粘性を有したインク19
が充填され、更に、インク19の後端にインクの蒸発を
防止すると共に、インクの消耗と共にインク面に接触し
て追随して移動可能な透明又は半透明のグリース状のフ
ォロア27が充填されている。又、上記フォロア27内
にはフォロアと略同等の比重を有したパイプ状のフォロ
ア棒28が浸漬されている。尚、フォロア棒は無垢でも
よい。又、軸筒1の後端には尾栓29が着脱可能に止着
されている。
【0012】次に、軸筒1の後端から継ぎ手4にチップ
14とインク19と前記フォロア27を充填したインク
収容管18を固着したボールペンリフィール2を挿入し
て、軸筒の口先部3の段部3`に継ぎ手の前記前軸部5
の所要箇所に設けた傾斜状のリブ12の外周を食い付き
状に衝合せしめた状態でインク収容管18の後端を尾栓
29の内孔に所要箇所で設けたリブ30の段部31に当
接するように成して軸筒1の後端に尾栓29が螺合で止
着される。尚、尾栓29には上記リブとリブの間で後端
に貫通した通気孔32が設けられている。又、尾栓29
の外周には突部と溝部とより成る係合部と、係合部の前
端にキャップ20の端部が当接する段部が形成されてい
る。
【0013】ところで、軸先に被着されるキャップ20
は弾性に優れた樹脂成形品でその外周側面にクリップ2
4を位置させて後端の筒部25をキャップ後端孔に圧着
している。又、筒部25の後端には通気孔26が貫通し
ている。又、キャップ20の内孔後方に小室を有した筒
状のインナーキャップ21が形成され、インナーキャッ
プ21はその外壁とキャップ内壁との間に所要数設けた
リブ22で一体に接続されている。以上により、リブと
リブとの間を通じてキャップ挿入口から通気孔26に連
通した空気流通路が形成される。又、キャップ20は挿
入側の内孔部に突条の係合部が夫々別個の独立した位置
に二箇所で形成されている。又、インナーキャップ21
の小室の先端には非吸液性で非連続気泡の弾性体よりな
るシール栓体23が固定され、チップ14と口先部3の
先方が小室で略密嵌されると共に、先端ボール15がシ
ール栓体23に適宜圧接される。
【0014】
【作用】以上の構成により、キャップ20及び尾栓29
等の小部品を幼児が口に含んだ場合、苦味で吐き出す。
又更に、上記小部品が外れて飲み込まれても空気流通が
可能となる。
【0015】
【発明の効果】本発明の筆記具の構成及び作用は以上の
如くであり、キャップ及び尾栓等の小部品を幼児が口に
含んだ時に苦味により吐き出し、誤飲が未然に防止でき
る。又更に、二重安全手段として上記小部品に空気流通
路を形成すれば、万一、上記小部品が外れて飲み込まれ
ても窒息等の事故を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるボールペンの前半部を
拡大した断面図で、キャップを軸筒の先方に嵌着した状
態を示している。
【図2】本発明の一実施例であるボールペンの後半部を
拡大した断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるボールペンの半断面図
で、キャップを軸筒の尾栓側に嵌着した状態を示してい
る。
【符号の説明】
1 軸筒 2 ボールペンリフィール 3 口先部 3` 段部 4 継ぎ手 5 前軸部 6 鍔部 7 後軸部 8 弁室 9 溝部 10 ボール受け座 11 導孔 12 リブ 13 ボール弁 14 チップ 15 先端ボール 16 圧入軸部 17 後端部 18 インク収容管 19 インク 20 キャップ 21 インナーキャップ 22 リブ 23 シール栓体 24 クリップ 25 筒部 26 通気孔 27 フォロア 28 フォロア棒 29 尾栓 30 リブ 31 段部 32 通気孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離可能なキャップ、クリップ、先軸、
    尾栓などの小部品の表面に苦味物質を含有する被膜を形
    成して成る筆記具。
  2. 【請求項2】 分離可能なキャップ、クリップ、先軸、
    尾栓などの小部品を苦味物質を含有させた熱可塑性樹脂
    で成形して成る筆記具。
  3. 【請求項3】 分離可能なキャップ、クリップ、尾栓な
    どの小部品に飲み込んでも安全な空気流通手段が嵩じら
    れて成る上記請求項1及び2記載の筆記具。
  4. 【請求項4】 軸筒の先方に被着されるキャップ、キャ
    ップの後端に固着されるクリップの基部となる筒部、軸
    筒の後端に止着される尾栓の夫々に挿入口から後端に抜
    ける空気流通路が設けられて成る上記請求項3記載の筆
    記具。
JP7215491A 1995-08-02 1995-08-02 筆記具 Withdrawn JPH0939469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7215491A JPH0939469A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 筆記具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7215491A JPH0939469A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 筆記具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0939469A true JPH0939469A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16673270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7215491A Withdrawn JPH0939469A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 筆記具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0939469A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8125786B2 (en) * 2006-01-30 2012-02-28 Panasonic Corporation Memory card
KR101205212B1 (ko) * 2011-10-31 2012-11-27 진명기 착미 문구용품 및 이의 제조방법
JP2013524941A (ja) * 2010-04-19 2013-06-20 スタコウスキ,バーバラ カレイ 拡張型髪留め

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8125786B2 (en) * 2006-01-30 2012-02-28 Panasonic Corporation Memory card
JP2013524941A (ja) * 2010-04-19 2013-06-20 スタコウスキ,バーバラ カレイ 拡張型髪留め
KR101205212B1 (ko) * 2011-10-31 2012-11-27 진명기 착미 문구용품 및 이의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3631284B2 (ja) 筆記具
US5000604A (en) Removable cap attached to a writing instrument
JPH0939469A (ja) 筆記具
GB2218381A (en) Safety cap for a ball point pen
JPH0939471A (ja) ボールペン
EP1702765A1 (en) Writing instrument with cap having the features of a head
JP2510298Y2 (ja) 筆記具等の尾栓
US11752796B2 (en) Tail plug and writing instrument
JP3611221B2 (ja) 筆記具の口先具
GB2233607A (en) Safety cap for writing instrument
JPH0671172U (ja) 筆記具等のキャップ
JP2681763B2 (ja) 筆記具
JP2000272287A (ja) 筆記具
JPH0683380U (ja) ボールペン
JP2517490Y2 (ja) プロッタペン
JP2552906Y2 (ja) 筆記具等のキャップ
JP4098666B2 (ja) 塗布具
JPH0732138Y2 (ja) 筆記具用キャップ
JP3490323B2 (ja) 水性ボールペン
JP2590455Y2 (ja) ボールペン
JPH0440987U (ja)
JP2606972Y2 (ja) ボールペン
JPH0671168U (ja) ボールペン
JPH0671170U (ja) ボールペン
JP2590457Y2 (ja) ボールペン

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105