JP3631284B2 - 筆記具 - Google Patents

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JP3631284B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、シャープペンシル、ボールペン、マーキングペン等の筆記具に係り、特に消しゴムを芯タンク、或いは尾栓、保護又は密閉キャップ等に装着してなる消しゴム付筆記具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られているこの種の消しゴム付筆記具、例えばシャープペンシルの場合は芯タンクの円筒形状に適合させた適宜の太さと長さを有する円柱状に形成された消しゴムが芯タンクに直接、或いはホルダーを介して着脱自在に装着されていて、芯タンクにシャープ芯を補充する時に芯タンクから取り外すことができるようになっている。又、芯タンクには簡単な操作で取り外すことができる保護キャップが消しゴムを被嵌するように装着されている。
【0003】
因みに、芯タンクに対して消しゴムを着脱自在に装着支持するために用いられているホルダーは消しゴムに取り付ける金属製の帯状タイプ、そしてプラスチック等から有底筒状に成形されて消しゴムを嵌着又は着脱自在に装着させる筒状タイプの2種類が一般に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、消しゴム、ホルダー、そして保護キャップは引き抜くと言った操作で芯タンクから簡単に取り外すことができることから、子供、特に好奇心がおおせいな幼児等が円柱状で通気性がない消しゴムを取り外して口に入れることがある。そして、誤って飲み込み、万一喉に詰った場合には空気が流通しない恐れがある。又、有底筒状で通気性がない保護キャップを誤って飲み込んだ場合にも空気が流通しない恐れがあることから、至急にその安全対策が望まれている。
【0005】
本発明者はこの様な事態に鑑み、その安全対策に積極的に乗り出したものであり、引き抜くと言った操作で取り外すことができる消しゴム、ホルダー、そして保護又は密閉キャップ等を好奇心がおおせいな幼児等が誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても空気の流通が確保されるように安全対策を施した筆記具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】
上記目的を達成するために本発明が講じる技術的手段は、第一の発明によれば、芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設け、該通気孔の一端の開口部を、同通気孔の他端の開口部に対し径方向へずらしたことを要旨とする。
又、第二の発明では、芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に向けて適宜の傾斜角度にて抜けるゴム通気孔を設けたことを要旨とする。
【0007】
又、第三の発明では、芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に向けて縦断面略対角線上に抜けるゴム通気孔を設けたことを要旨とする。
【0008】
又、第四の発明では、芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に向けて縦断面略Y字形に抜けるようにゴム通気孔を開口したことを要旨とする。
【0009】
、第五の発明では、芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設け、前記消しゴムを被嵌するように芯タンクに装着される保護キャップの尾端部にキャップ通気孔を設けた筆記具において、前記キャップ通気孔を、消しゴムのゴム通気孔の孔芯から外れた保護キャップの尾端部に1乃至数箇所に設けたことを要旨とする。
【0010】
又、第六の発明では、上記キャップ通気孔が、ゴム通気孔の孔芯を挟んで相対する2箇所に適宜の開口幅にて平面略円弧状に開口していることを要旨とする。
【0011】
更に、第七の発明では、芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設け、消しゴムを芯タンクに装着支持する有底筒状のホルダーの底部に、消しゴムのゴム通気孔に連通させたホルダー通気孔を設けた筆記具において、前記ホルダー通気孔を、消しゴムのゴム通気孔の孔芯から外れたホルダーの底部に1乃至数箇所に設けたことを要旨とする。
【0012】
更に、第八の発明では、上記ホルダー通気孔が、ゴム通気孔の孔芯を挟んで相対する2箇所に適宜の開口幅にて平面略円弧状に開口していることを要旨とする。
【0013】
更に、第九の発明では、芯タンクに、有底筒状のホルダーを介して装着される消しゴムの周面に、一端から他端に向けたゴム通気溝を周方向数箇所に設ける一方、前記ホルダーの底部には前記ゴム通気溝に連通させたホルダー通気孔を設けたことを要旨とする。
【0014】
【作 用】
而して、上記した本発明によれば、芯タンクから取り外された消しゴムを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても一端から他端に抜けるゴム通気孔により空気の流通が確保される。
しかも、消しゴムが芯タンクに装着された状態においてシャープ芯がゴム通気孔を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0015】
また、消しゴムを被嵌するように芯タンクに装着される保護キャップの尾端部にキャップ通気孔を設ければ、芯タンクから取り外された保護キャップを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても尾端部のキャップ通気孔により空気の流通が確保される。そして、消しゴムを誤って飲み込んだ場合には、ゴム通気孔により空気の流通が確保され、又、保護キャップと消しゴムとの双方を誤って飲み込んだ場合でもキャップ通気孔、ゴム通気孔を通して空気の流通が確保される。
【0016】
また、キャップ通気孔を、消しゴムのゴム通気孔の孔芯から外れた保護キャップの尾端部に1乃至数箇所に設ければ、芯タンクに装着された状態において保護キャップは消しゴムのゴム通気孔からのシャープ芯の飛び出しを防ぐ役目を成す。即ち、キャップ通気孔がゴム通気孔の孔芯から外れていることから、芯タンク内のシャープ芯が消しゴムのゴム通気孔に入り込んでもキャップにより外への飛び出しを防ぐ。そして、保護キャップ又は消しゴム或いは双方を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても、キャップ通気孔又はゴム通気孔により或いは双方の通気孔を通して空気の流通が確保される。
【0017】
また、消しゴムを芯タンクに装着支持する有底筒状のホルダーの底部に、消しゴムのゴム通気孔に連通させたホルダー通気孔を設ければ、ホルダーと共に芯タンクから取り外された消しゴムを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても連通するゴム通気孔、ホルダー通気孔を通して空気の流通が確保される。
【0018】
また、ホルダー通気孔を、消しゴムのゴム通気孔の孔芯から外れたホルダーの底部に1乃至数箇所に設ければ、芯タンクに装着された状態においてホルダー通気孔がゴム通気孔の孔芯から外れていることから、芯タンク内に装填されているシャープ芯が外に飛び出すことはない。そして、芯タンクからホルダーと共に取り外された消しゴムをホルダーと共に誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても、ゴム通気孔、ホルダー通気孔を通して空気の流通が確保される。
【0019】
また、芯タンクに、有底筒状のホルダーを介して装着される消しゴムの周面に、一端から他端に向けたゴム通気溝を周方向数箇所に設ける一方、前記ホルダーの底部には前記ゴム通気溝に連通させたホルダー通気孔を設ければ、芯タンクからホルダーと共に取り外された消しゴムを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても連通する消しゴムのゴム通気溝、ホルダーのホルダー通気孔を通して空気の流通が確保される。
【0020】
また、軸筒の後端開口を閉鎖する尾栓に装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設ければ、軸筒の後端開口を閉鎖する尾栓から取り外された消しゴムを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても、一端から他端に抜けるゴム通気孔により空気の流通が確保される。
【0021】また、容器のペン先を密封する密閉キャップに装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設ければ、ペン先を密封する密閉キャップから取り外された消しゴムを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても、一端から他端に抜けるゴム通気孔により空気の流通が確保される。
【0022】
【実施例】
本発明の実施の一例を図面に基づいて以下説明すると、図1乃至図4はノック操作、或いは回転操作によりシャープ芯4を繰り出すシャープペンシルの例を示した請求項1に係る本発明筆記具の第1実施例であり、芯タンク1に着脱自在に装着される消しゴム2に、一端から他端に抜けるゴム通気孔3を設けて、引き抜くと行った簡単な操作で芯タンク1から取り外すことができる消しゴム2を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても空気の流通が確保されるようにしてなる。
【0023】
芯タンク1は、シャープ芯4を繰り出し且つ保持する芯繰出し機構1-1 を先端に備えて軸筒5に組み込み内設される周知の構造を成し、係止部6をリング状に突設した後端開口のゴム収納部1-2 に消しゴム2を着脱自在に装着し得るようになっている。
【0024】
消しゴム2は、芯タンク1のゴム収納部1-2 に抜き差し着脱自在に装着し得る程度の太さで、該ゴム収納部1-2 に装着された状態でその開口から突出する程度の長さを有する周知の円柱状を成し、その一端から他端に抜けるゴム通気孔3を設ける。
【0025】
ゴム通気孔3は、所定の空気の流通を確保し得る孔径(開口面積)にて消しゴム2の一端から他端に向けて適宜の傾斜角度にて抜けるように設ける。即ち、一端から他端に向けて縦断面略対角線上に抜けるように開口して(図1の(ロ)及び図2参照)、消しゴム2を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても空気の流通が確実に確保されるようにしてなる。
【0026】
而して、以上の如く構成した第1実施例のシャープペンシルによれば、好奇心がおおせいな幼児等が消しゴム2を芯タンク1から取り外して誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても一端から他端に向けて抜けるゴム通気孔3により空気の流通が確実に確保されることから、安全である。そして、ゴム通気孔3は一端から他端に向けて縦断面略対角線上に設けてあることから、芯タンク1に装着された状態においてシャープ芯4がゴム通気孔3を通り抜けて外に飛び出すことはない。即ち、消しゴム2は芯タンク1のゴム収納部1-2 に装着された状態においてシャープ芯4が不用意に飛び出すことを防ぐ本来の栓蓋としての役目を成す。
【0027】
図3乃至図4は上記した第1実施例詳述のシャープペンシルにおいて、ゴム通気孔3-1 の開口形態を変えた他の実施例を示し、図示のように、消しゴム2の一端から他端に向けて縦断面略Y字形に抜けるように開口して、誤って飲んだ際の空気の流通確保、そして、芯タンク1に装着された状態においてはシャープ芯4が不用意に飛び出すのを防ぐ本来の栓蓋としての役目を成す様に形成してなる。
【0028】
図5乃至図6は消しゴム2を被嵌するように芯タンク1のゴム収納部1-2 に装着される保護キャップ7の尾端部7-1 にキャップ通気孔8を設けて、保護キャップ7を誤って飲み込み、万一喉に詰っても空気の流通が確保されるように形成した本発明筆記具の第2実施例であり、斯る第2実施例は上記した第1実施例詳述のシャープペンシルにおいて、消しゴム2に対するゴム通気孔3-2 の開口形態を変え、そして保護キャップ7を装着した以外の構成においては上記した第1実施例詳述の構成と基本的に同じであることから同じ構成部分に同じ符号を用いることでその説明は省略する。
【0029】
ゴム通気孔3-2 は、所定の空気の流通を確保し得る孔径にて消しゴム2の軸芯に一端から他端に向けて抜けるように開口する(図5参照)。
【0030】
保護キャップ7は、芯タンク1のゴム収納部1-2 に装着された消しゴム2を被嵌し得る程度の深さを有する有底筒状に成形され、その尾端部7-1 にキャップ通気孔8を設ける。
【0031】
キャップ通気孔8は、ゴム通気孔3-2 の孔芯Pから外れた保護キャップ7の尾端部7-1 に1乃至数箇所に設ける。図示例ではゴム通気孔3-2 の孔芯Pを挟んで相対する2箇所に適宜の開口幅にて平面略円弧状に開口して(図6参照)、所定の空気の流通が確保されるように形成してなる。
尚、キャップ通気孔8の開口形状、個数等については限定されるものではなく、例えば小さなキャップ通気孔をゴム通気孔3-2 の孔芯Pを基点とする保護キャップ7の尾端部7-1 に、周方向に一定の間隔をおいて4〜6箇所の配列個数にて開口するも良く、自由である。
【0032】
而して、以上の如く構成した第2実施例のシャープペンシルによれば、保護キャップ7を芯タンク1から取り外して誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしてもキャップ通気孔8により空気の流通が確実に確保される。又、消しゴム2を誤って飲み込んだ場合にはゴム通気孔3-2 により空気の流通が確保されると共に、保護キャップ7と消しゴム2との双方を誤って飲み込んだ場合でもキャップ通気孔8、ゴム通気孔3-2 を通して空気の流通が確保される。そして、キャップ通気孔8はゴム通気孔3-2 の孔芯Pから外れた保護キャップ7の尾端部7-1 に開口してあることから、芯タンク1に装着された状態においてシャープ芯4がゴム通気孔 3-2 を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0033】
図7乃至図9は消しゴム2を支持せしめた状態で芯タンク1に着脱自在に装着されるホルダー9の底部9-1 にホルダー通気孔10を設けて、消しゴム2と共にホルダー9を誤って飲み込み、万一喉に詰っても空気の流通が確保されるように形成した本発明筆記具の第3実施例であり、斯る第3実施例は保護キャップ7に対するキャップ通気孔8-1 の開口形態を変え、そして消しゴム2をホルダー9を介して芯タンク1に装着するようにした以外の構成においては上記した第1及び第2実施例詳述の構成と基本的に同じであることから同じ構成部分に同じ符号を用いることでその説明は省略する。
【0034】
キャップ通気孔8-1 は、消しゴム2のゴム通気孔3-2 の孔芯Pと同芯とする保護キャップ7の尾端部7-1 中央に開口して、上記した実施例詳述の如く保護キャップ7を誤って飲み込んだ際、空気の流通が確保されるようにしてなる。
【0035】
ホルダー9は、消しゴム2を芯タンク1に着脱自在に装着支持するもので、消しゴム2を突出させた状態で嵌挿支持し得る程度の深さで、芯タンク1の内径と略同径とする外径を有する有底筒状に成形され、その底部9-1 にホルダー通気孔10を設ける。又、ホルダー9内の底部9-1 側には消しゴム2のゴム通気孔3-2 とホルダー通気孔10とを連通する連通空間11を設けて、誤って飲み込んだ際にゴム通気孔3-2 とホルダー通気孔10とが確実に連通せしめて空気の流通を確保し得るようにしてなる。
【0036】
ホルダー通気孔10は、消しゴム2と共にホルダー9を誤って飲み、万一喉に詰ったとしても空気の流通を消しゴム2のゴム通気孔3-2 とにより確保する役目を成すもので、所定の空気の流通を確保し得る開口形状にてゴム通気孔3-2 の孔芯Pから外れたホルダー9の底部9-1 に1乃至数箇所に設ける。図示例ではゴム通気孔3-2 の孔芯Pを挟んで相対する2箇所に適宜の開口幅にて平面略円弧状に開口して(図7及び図8参照)、所定の空気の流通が確保されるように形成してなる。
【0037】
而して、以上の如く構成した第3実施例のシャープペンシルによれば、芯タンク1から消しゴム2と共に取り外ずれるホルダー9を消しゴム2と共に誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても一端から他端に向けて抜ける消しゴム2のゴム通気孔3-2 、そして連通空間11を介して連通するホルダー通気孔10を通して空気の流通が確実に確保される。又、保護キャップ7を誤って飲み込んだ場合にはキャップ通気孔8-1 により空気の流通が確保される。そして、ホルダー通気孔10はゴム通気孔3-2 の孔芯Pから外れたホルダー9の底部9-1 に開口してあることから、芯タンク1に装着された状態においてシャープ芯4がゴム通気孔3-2 及びキャップ通気孔8-1 を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0038】
図10乃至図12は上記した第3実施例詳述のシャープペンシルにおいて、保護キャップ12の構成形態を変えた他の実施例を示し、図示のように、保護キャップ12を軸筒5の太さ(外径)と略同じ程度の長尺の有底筒状に形成すると共に、その外面にはクリップ13が具備されている。そして、尾端部12-1の中央には上記した実施例詳述と同様にキャップ通気孔14が開口されており、誤って飲んだ際に空気の流通が確保されるように形成してなる。
【0039】
図13乃至図15は本発明筆記具の第4実施例であり、斯る第4実施例は上記した第2又は第3実施例詳述のシャープペンシルにおいて、ゴム通気孔3-2 に変えて消しゴム2の周面にホルダー9のホルダー通気孔10-1に連通させたゴム通気溝15を設けて、ホルダー9と共に消しゴム2を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても連通するホルダー9のホルダー通気孔10-1を通して空気の流通が確保される様にしたものである。斯る第4実施例は上記した第3実施例詳述のホルダー9に対するホルダー通気孔10-1の開口形態を変え、そして一端から他端に抜けるゴム通気孔3-2 に変えて消しゴム2の周面にゴム通気溝15を設けた以外の構成においては上記した第2又は3実施例詳述の構成と基本的に同じであることから同じ構成部分に同じ符号を用いることでその説明は省略する。
【0040】
ホルダー通気孔10-1は、所定の空気の流通を確保し得る孔径(開口面積)にてホルダー9の底部9-1 中央に開口して、消しゴム2と共にホルダー9を誤って飲み込んだ際にゴム通気溝15を通して空気の流通が確保されるように形成してなる。
【0041】
ゴム通気溝15は、消しゴム2の周面に適宜の深さにて一端から他端に向けて且つ周方向に山形、波形等の凸凹形状に連設させて設けて(図14乃至図15参照)、所定の空気の流通が確保されるように形成してなる。尚、周方向に連設する各ゴム通気溝15の深さはホルダー9の底部9-1 の連通空間11に連通するように形成する。
【0042】
而して、以上の如く構成した第4実施例のシャープペンシルによれば、ホルダー9と共に消しゴム2を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても一端から他端に向けたゴム通気溝15、そして連通空間11を介して連通するホルダー9のホルダー通気孔10-1を通して空気の流通が確実に確保される。又、保護キャップ7を誤って飲み込んだ場合には上記した実施例詳述と同様にキャップ通気孔8-1 により空気の流通が確保される。そして、ホルダー通気孔10-1を消しゴム2周面のゴム通気溝15から外れたホルダー9の底部9-1 中央に開口してあることから、芯タンク1に装着された状態においてシャープ芯4がホルダー通気孔10-1、そしてゴム通気溝15を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0043】
図16はボールペンの例を示し、軸筒16の後端開口を閉鎖する尾栓17に装着されている消しゴム18に、一端から他端に抜けるゴム通気孔19を設けて、尾栓17から取り外すことができる消しゴム18を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても空気の流通が確保される様にしたものである。
【0044】
軸筒16は、後端開口から装入内在された中芯20のチップ20-1を同芯状に突出支持させる先端21を先端開口に備え、後端開口には尾栓17を備えて該後端開口を閉鎖してなる周知の構造を成し、尾栓17には消しゴム18が装着されている。
【0045】
尾栓17は、中芯20の後端を嵌入せしめて軸筒16先端の先端21から突出するチップ20-1を没入不動に支持する支持部17-1を一端側に備え、他端側にはゴム収納部17-2を設けて、消しゴム18を装着してなる。
【0046】
消しゴム18は、尾栓17のゴム収納部17-2に着脱自在に装着し得る程度の太さで、該ゴム収納部17-2に装着された状態でその開口から突出する程度の長さを有する周知の円柱状を成し、その一端から他端に抜けるゴム通気孔19を設ける。
【0047】
ゴム通気孔19は、上記した実施例詳述の如く所定の空気の流通を確保し得る孔径(開口面積)にて円柱状を成す消しゴム18の一端から他端に向けて開口する。
【0048】
而して、以上の如く構成したボールペンによれば、好奇心がおおせいな幼児等が消しゴム18を軸筒16後端の尾栓17から取り外して誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても一端から他端に向けて抜けるゴム通気孔19により空気の流通が確実に確保されることから、安全である。
【0049】
図17はサインペン、蛍光ペン等のマーキングペンの例を示し、容器22の先端に密接状に嵌め合って該先端のペン先23を密封する密閉キャップ24に装着される消しゴム25に、一端から他端に抜けるゴム通気孔26を設けて、密閉キャップ24から取り外すことができる消しゴム25を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても空気の流通が確保される様にしたものである。
【0050】
容器22は、適宜の太さと長さを有する有底筒状に成形され、先端にペン先23を備えた周知の構造を成し、ペン先23を密封する密閉キャップ24には消しゴム25が装着されている。
【0051】
密閉キャップ24は、容器22の先端側に密接状に嵌め合って先端から突出するペン先23を密封する有底筒状に成形され、その基端部に消しゴム25を装着してなる。尚、図示例では消しゴム25のゴム通気孔26に連通するホルダー通気孔27を開口したホルダー28を介して消しゴム25を装着してなる。
【0052】
ゴム通気孔26及びホルダー通気孔27は、上記した実施例詳述の如く所定の空気の流通を確保し得る孔径(開口面積)にて消しゴム25の一端から他端に向けて開口、そしてホルダー28の底部28-1に開口して、ホルダー28と共に消しゴム25を誤って飲み込み、万一喉に詰った場合に空気の流通が確実に確保されるようにしてなる。
【0053】
而して、以上の如く構成したマーキングペンによれば、好奇心がおおせいな幼児等がホルダー28と共に消しゴム25を密閉キャップ24から取り外して誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても一端から他端に向けて抜ける消しゴム25のゴム通気孔26、そして連通するホルダー通気孔27により空気の流通が確実に確保されることから、安全である。
【0054】
【発明の効果】
本発明の筆記具は叙上の如く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。
第一乃至四の発明によれば、芯タンクから取り外された消しゴムを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても一端から他端に抜けるゴム通気孔により空気の流通が確保されることから、安全である。
【0055】
しかも、消しゴムが芯タンクに装着された状態においてシャープ芯がゴム通気孔を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0056】
また、第五の発明によれば、芯タンクに装着された状態において保護キャップは消しゴムのゴム通気孔からのシャープ芯の飛び出しを防ぐ。即ち、キャップ通気孔がゴム通気孔の孔芯Pから外れていることから、芯タンク内のシャープ芯が消しゴムのゴム通気孔に入り込んでも保護キャップにより外への飛び出しを防ぐことができる。そして、保護キャップ又は消しゴム或いは双方を誤って飲み込んだ場合には、キャップ通気孔又はゴム通気孔により或いは双方の通気孔を通して空気の流通が確保されることから、安全である。しかも、シャープ芯がゴム通気孔を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0057】
更に、第六の発明によれば、平面略円弧状のキャップ通気孔によって、所定の空気の流 通を確保することができる。
【0058】
また、第七の発明によれば、芯タンクに装着された状態においてホルダー通気孔がゴム通気孔の孔芯Pから外れていることから、芯タンク内に装填されているシャープ芯が外に飛び出すことはない。そして、芯タンクからホルダーと共に取り外された消しゴムをホルダーと共に誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても、ゴム通気孔とホルダー通気孔を通して空気の流通が確保されることから、安全である。しかも、シャープ芯がゴム通気孔を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0059】
更に、第八の発明によれば、平面略円弧状のホルダー通気孔によって、所定の空気の流通を確保することができる。
【0060】
また、第九の発明によれば、芯タンクからホルダーと共に取り外された消しゴムを誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても連通する消しゴムのゴム通気溝とホルダーのホルダー通気孔を通して空気の流通が確保されることから、安全である。しかも、シャープ芯がゴム通気溝を通り抜けて外に飛び出すことはない。
【0061】
従って、本発明の筆記具によれば、引き抜くと言った操作で取り外すことができる消しゴム、ホルダー、そして保護又は密閉キャップ等を誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても空気の流通がゴム通気孔、ホルダー通気孔、キャップ通気孔等により確実に確保される。
【0062】
よって、好奇心がおおせいな幼児等が誤って飲み込み、万一喉に詰ったとしても安全なシャープペンシル、ボールペン、マーキングペン等の筆記具を提供することができる。その上、シャープ芯がゴム通気孔を通り抜けて外に飛び出すこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャープペンシルの例を示した本発明筆記具の第1実施例であり、(イ)は全体の縦断面図、(ロ)は要部の拡大断面図
【図2】芯タンクから消しゴムを取り外した状態の斜視図
【図3】ゴム通気孔の開口形態を変えた他の実施例を示した要部の拡大断面図
【図4】芯タンクから消しゴムを取り外した状態の斜視図
【図5】シャープペンシルの例を示した本発明筆記具の第2実施例であり、要部の拡大断面図
【図6】芯タンクから保護キャップ、消しゴムを取り外した状態の斜視図
【図7】シャープペンシルの例を示した本発明筆記具の第3実施例であり、要部の拡大断面図
【図8】図7のVIII−VIII線横断面図
【図9】芯タンクから保護キャップ、消しゴムをホルダーと共に取り外し、そして消しゴムとホルダーとを分離した状態の斜視図
【図10】保護キャップの構成形態を変えた他の実施例を示した要部の拡大断面図
【図11】図10のXI−XI線横断面図
【図12】芯タンクから保護キャップ、消しゴムをホルダーと共に取り外し、そして消しゴムとホルダーとを分離した状態の斜視図
【図13】シャープペンシルの例を示した本発明筆記具の第4実施例であり、要部の拡大断面図
【図14】図13の XIV−XIV 線横断面図
【図15】芯タンクから保護キャップ、消しゴムをホルダーと共に取り外し、そして消しゴムとホルダーとを分離した状態の斜視図
【図16】ボールペンの例を示し、(イ)は全体の縦断面図、(ロ)は要部の拡大断面図
【図17】マーキングペンの例を示し、(イ)は全体の縦断面図、(ロ)は要部の拡大断面図
【符号の説明】
1…芯タンク 2,18,25…消しゴム
3, 3-1, 3-2, 7,12…保護キャップ
19,26…ゴム通気孔 7-1,12-1…尾端部
8, 8-1,14…キャップ通気孔 9…ホルダー
9-1…底部 10,10-1…ホルダー通気孔
15…ゴム通気溝 16…軸筒
17…尾栓 22…容器
23…ペン先 24…密閉キャップ

Claims (9)

  1. 芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設け、該通気孔の一端の開口部を、同通気孔の他端の開口部に対し径方向へずらしたことを特徴とする筆記具。
  2. 芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に向けて適宜の傾斜角度にて抜けるゴム通気孔を設けたことを特徴とする筆記具。
  3. 芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に向けて縦断面略対角線上に抜けるゴム通気孔を設けたことを特徴とする筆記具。
  4. 芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に向けて縦断面略Y字形に抜けるようにゴム通気孔を開口したことを特徴とする筆記具。
  5. 芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設け、前記消しゴムを被嵌するように芯タンクに装着される保護キャップの尾端部にキャップ通気孔を設けた筆記具において、
    前記キャップ通気孔を、消しゴムのゴム通気孔の孔芯から外れた保護キャップの尾端部に1乃至数箇所に設けたことを特徴とする筆記具。
  6. 上記キャップ通気孔が、ゴム通気孔の孔芯を挟んで相対する2箇所に適宜の開口幅にて平面略円弧状に開口していることを特徴とする請求項5記載の筆記具。
  7. 芯タンクに装着される消しゴムに、一端から他端に抜けるゴム通気孔を設け、消しゴムを芯タンクに装着支持する有底筒状のホルダーの底部に、消しゴムのゴム通気孔に連通させたホルダー通気孔を設けた筆記具において、
    前記ホルダー通気孔を、消しゴムのゴム通気孔の孔芯から外れたホルダーの底部に1乃至数箇所に設けたことを特徴とする筆記具。
  8. 上記ホルダー通気孔が、ゴム通気孔の孔芯を挟んで相対する2箇所に適宜の開口幅にて平面略円弧状に開口していることを特徴とする請求項7記載の筆記具。
  9. 芯タンクに、有底筒状のホルダーを介して装着される消しゴムの周面に、一端から他端に向けたゴム通気溝を周方向数箇所に設ける一方、前記ホルダーの底部には前記ゴム通気溝に連通させたホルダー通気孔を設けたことを特徴とする筆記具。
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