JPH0937292A - Yc分離回路 - Google Patents

Yc分離回路

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JPH0937292A
JPH0937292A JP18136195A JP18136195A JPH0937292A JP H0937292 A JPH0937292 A JP H0937292A JP 18136195 A JP18136195 A JP 18136195A JP 18136195 A JP18136195 A JP 18136195A JP H0937292 A JPH0937292 A JP H0937292A
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JP
Japan
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signal
filter
circuit
data
comb
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JP18136195A
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English (en)
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Takahide Sawachika
恭秀 澤近
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】走査線1本だけ着色した信号や文字多重放送の
文字信号を含んだ映像信号の入力時に生じるドット妨害
を改善する。 【構成】データBDV,BMVの平均化映像データHD
Mに非線形処理を施す非線形処理回路13と、データB
PV,BMVの平均化映像データHPMに非線形処理を
施す非線形処理回路14とを備え、後,前の各々のライ
ンとのくし形フィルタデータLDM,LPMと現ライン
データBMVとの信号レベル差をなくすことにより、色
信号の輝度信号への残留をなくし、ドット妨害を除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はYC分離回路に関し、特
に文字多重放送等の文字信号や走査線1本分のみ着色し
た信号に対応可能なYC分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複合映像信号をカラーモニタに
表示する場合、周波数インターリーブされている輝度信
号と色信号とを分離する必要がある。この分離用のYC
分離回路として、従来から用いられてきた周波数分離に
よるもの、くし形フィルタによるものに加えて、例えば
特開平3−187697号公報(文献1)記載のYC分
離回路のように半導体メモリを利用し相続く3ライン分
の情報から垂直方向の相関の有無を検出し帯域通過フィ
ルタ(BPF)とライン間のくし形フィルタとを使い分
ける3ライン相関方式のものが用いられている。
【0003】文献1記載のものに基ずく従来のYC分離
回路をブロックで示す図4を参照すると、この従来のY
C分離回路は、入力映像信号VをA−D変換しディジタ
ル映像データDVを出力するA−D変換回路1と、1ラ
イン分のデジタル映像データDVを格納し1H分遅延し
た読出データ(1H遅延データ)MVを出力するメモリ
(以下1Hメモリ)2と、データMVを格納し1H遅延
データPVを出力する1Hメモリ3と、データDV,P
Vをそれぞれ反転し反転データIDV,IPVをそれぞ
れ出力するインバータ回路4,5と、ディジタルフィル
タで構成されデーIDV,MV,IPVの帯域制限を行
いそれぞれデータBDV,BMV,BPVを出力するB
PF6,7,8と、データBDVとBMVとを加算し加
算データDMを出力する加算器21と、データBPVと
BMVとを加算し加算データPMを出力する加算器22
と、加算データDM,PMの各々をそれぞれ1/2倍し
て平均化データADM,APMをそれぞれ出力する係数
器11,12と、相関検出信号CCの供給に応答してデ
ータADM,BMV,APMのいずれかを選択し色信号
Cを出力する選択回路17と、データBDV,BMV,
BPVの各々間の相関を検出し相関検出信号CCを出力
する相関検出器18と、データMVを色信号Cとのタイ
ミング合せのため遅延させデータDMVを出力するディ
レイ19と、データDMVと色信号Cとの減算を行い輝
度信号Yを出力する減算器20とを備える。
【0004】次に、図4を参照して従来のYC分離回路
の動作について説明すると、まず、端子T1から入力さ
れた映像信号VはA−D変換回路1に供給される。A−
D変換回路1は、映像信号Vをディジタル映像データD
Vに変換し、1Hメモリ2とインバータ回路4とに供給
する。1Hメモリ2はディジタル映像データDVを1ラ
イン時間分(1H)遅延し、データMVを出力する。デ
ータMVはさらに1Hメモリ3に供給され、1Hメモリ
3は1ライン時間遅延したデータPVを出力する。デー
タMVに対しデータDV,PVは逆相であるので位相合
せのためそれぞれインバータ回路4,5により反転さ
れ、それぞれデータIDV,IPVとして生成される。
これらデータIDV,MV,IPVの各々はBPF6,
7,8に供給され、色副搬送周波数中心に帯域制限され
てそれぞれデータBDV,BMV,BPVとして生成さ
れる。
【0005】データBDV,BMVは加算器21に供給
され、加算器21はこれらデータBDV,BMVの加算
データDMを係数器11に供給する。係数器11はこの
加算データDMを1/2倍してデータADMを選択回路
17に供給する。一方、データBPV,BMVは加算器
22に供給され、加算器22はこれらデータBPV,B
MVの加算データPMを係数器1Dに供給する。係数器
1Dはこの加算データDMを1/2倍してデータAPM
を選択回路17に供給する。さらに選択回路17にはデ
ータBMVが供給される。
【0006】また、データBDV,BMV,BPVの各
々は相関検出器18に供給される。相関検出器18は、
データBMVに対しその1H前の信号であるデータBP
Vおよびその1H後の信号であるデータBDVとの間の
色信号の相関の有無を次のように検出する。
【0007】相関検出器18の検出特性を模式的に示す
特性図である図5を参照すると、まず説明の便宜上、デ
ータBPV,BMV,BDVの各々の値をa,b,cと
すると、これら値a,b,cの大小関係に対応してU,
B,Dの3つのタイプに分類するように機能する。
【0008】選択回路17は、相関検出器18の出力で
ある相関検出信号CCに応じて、信号CCがUのときは
データAPM=[(a+b)/2](前ラインとのくし
形フィルタ)を、BのときはデータBMV=[b](B
PF)を、DのときはデータADM=[(b+c)/
2](後ラインとのくし形フィルタ)をそれぞれ選択
し、分離された色信号Cとして端子T2より出力する。
【0009】また、データMVはディレイ19に供給さ
れ、選択回路17の出力色信号Cとタイミングが一致す
るように遅延されて遅延データDMVとして減算器20
に入力される。減算器20は、遅延データDMVから色
信号Cを減算して、色信号Cの分離された輝度信号Yと
して端子T3から出力する。
【0010】ドット妨害発生のメカニズムを模式的に示
す図6を参照すると、この従来のYC分離回路では、図
6(A)に示すように相続く複数の走査線の1本iだけ
着色した信号すなわち色信号Cのレベルが0でない信号
が入力されたときには、上述の相関検出器18の特性か
らデータADMまたはAPMすなわち前ラインまたは後
ラインとのくし形フィルタ出力が選択される。
【0011】ここで、現ラインBMVの値bを1とする
と、前ラインBPV,後ラインBDVの各々の値a,c
は0であるから、U=D=1/2となる。現ラインデー
タBMVの値bは1であるから、選択されたくし形フィ
ルタ対応のデータADM,APMの各々はデータBMV
と比較すると1/2の差を生じる。前述のように、輝度
信号Yは減算器20において色信号Cを減算して求める
が、色信号Cに実際の減算対象信号レベルに対し1/2
の差が生ずると、図6(B)に示すように、この差分の
信号レベル1/2対応の色信号が残ってしまい輝度信号
Yとして表示されドット妨害が発生する。また、文字多
重放送の文字信号においても同様な条件であるので同様
のドット妨害が発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のYC分
離回路は、相続く複数の走査線の1本だけ着色した信号
や文字多重放送の文字信号が入力されたとき、相関検出
回路の隣接ラインとの平均値に基ずく相関検出特性によ
り前後のラインの色信号レベル0の信号との平均により
色信号レベルを実際のレベルの1/2と誤判定しこの色
信号の減算により生成される輝度信号に色信号成分が残
留することによりドット妨害を発生するという欠点があ
った。
【0013】本発明の目的は、上記欠点を解決してドッ
ト妨害を除去したYC分離回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のYC分離回路
は、ディジタル映像信号をフィルタリングして色副搬送
波を中心に帯域制限し前ライン,現ラインおよび後ライ
ンにそれぞれ対応する第1〜第3のフィルタ信号を出力
するディジタルフィルタと、前記第1〜第3のフィルタ
信号から前ラインとのくし形フィルタおよび後ラインと
のくし形フィルタの各々の出力信号にそれぞれ対応する
第1,第2のくし形フィルタ信号を生成するくし形フィ
ルタ生成回路と、前記第1〜第3のフィルタ信号相互間
の色信号の相関を検出し相関検出信号を出力する相関検
出器と、前記相関検出信号の供給に応答して前記第1,
第2のくし形フィルタ信号および前記第2のフィルタ信
号のいずれか1つを選択して輝度信号を生成する選択回
路とを備えるYC分離回路において、前記くし形フィル
タ生成回路が、前記第1および第2のくし形フィルタ信
号に予め定めた非線形処理を施す非線形処理回路を備え
て構成されている。
【0015】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例を図4と共通の
構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロ
ックで示す図1を参照すると、この図に示す本実施例の
YC分離回路は、従来と共通のA−D変換回路1と、1
Hメモリ2,3と、インバータ回路4,5と、BPF
6,7,8と、係数器11,12と、選択回路17と、
相関検出器18と、ディレイ19と、減算器20とに加
えて、データBDVからデータBMVを減算しデータD
DMを生成する減算器9と、データBPVからデータB
MVを減算しデータDPMを生成する減算器9と、デー
タDDM,DPMの各々を1/2倍しデータHDM,H
PMの各々を生成する係数器9,10と、データHD
M,HPMの各々の供給に応答して所定の非直線処理を
実行しデータNDM,NPMの各々を生成する非直線処
理回路13,14と、データNDMとBMVとを加算し
て後ラインとのくし形フィルタデータLDMを生成する
加算器15と、データNPMとBMVとを加算して前ラ
インとのくし形フィルタデータLPMを生成する加算器
16とを備える。
【0016】次に、図1を参照して本実施例の動作につ
いて説明すると、従来と同様に、端子T1から入力され
た映像信号Vは、A−D変換回路1と1Hメモリ2,3
とインバータ回路4,5とBPF6,7,8とによる処
理の結果、相続く3ラインの帯域制限された映像データ
BDV,BMV,BPVとして生成される。
【0017】次に、映像データBDV,BMVは減算器
9に供給される。減算器9は、これらデータBDV,B
MVの相互減算を行いデータDDMを生成して係数器1
1に入力する。係数器11はデータDDMを1/2倍し
平均化映像データHDMを生成し、非線形処理回路13
に供給する。非線形処理回路13は、後述のように、デ
ータHDMを非線形処理しデータNDMを生成し、加算
器15に供給する。加算器15はこのデータNDMとデ
ータBMVとの供給を受けて加算し、後ラインとのくし
形フィルタであるデータLDMを生成し、選択回路17
に供給する。
【0018】同様に、映像データBPV,BMVは減算
器10に供給される。減算器10は、これらデータBP
V,BMVの相互減算を行いデータDPMを生成して係
数器12に入力する。係数器12はデータDPMを1/
2倍し平均化映像データHPMを生成し、非線形処理回
路14に供給する。非線形処理回路14は、データHP
Mを非線形処理しデータNPMを生成し、加算器1Nに
供給する。加算器16はこのデータNPMとデータBM
Vとの供給を受けて加算し、前ラインとのくし形フィル
タであるデータLPMを生成し、選択回路17に供給す
る。また、従来と同様に、現ラインのBPFデータBM
Vも選択回路17に供給される。すなわち、選択回路1
7には、これら前ラインとのくし形フィルタ,現ライン
のBPF,後ラインとのくし形フィルタの各々に対応す
るデータLPM,BMV,LDMが供給される。
【0019】選択回路17は、従来と同様に、相関検出
信号CCによりこれら3種のデータLDM,BMV,L
PMの1つを選択し、分離した色信号Cとして端子T2
に出力する。また輝度信号Yは、従来と同様に、減算器
20がデータDMVから色信号Cを減算して生成した輝
度信号Yを端子T3から出力する。
【0020】従来と同様に、データBPV,BMV,B
DVの各々の値をa,b,cとし、また、データLP
M,LDMの各々をU,Dとし、さらに非線形処理をN
Lとすると、U=b+NL{(a+b)/2},D=b
+NL{(c−b)/2}と表される。
【0021】非線形処理回路13,14の非直線処理特
性の一例を示す図2を参照して非直線処理の動作につい
て説明すると、この非直線処理特性は勾配K1,K2
と、リミットレベルLIMおよび反転位置INVとを含
む。説明の便宜上、K1=1,K2=−1,LIM=
8,INV=32とし、データBPV,BMV,BDV
の各々の値a,b,cをそれぞれ8ビットの2の補数デ
ータとして、a=0,b=100,c=2とすると、上
述の相関検出器18の動作により後ラインとのくし形フ
ィルタであるデータLDMが選択される。このような場
合、相関検出器18は図5に示す特性の通り、Dを選択
するように動作する。前述した従来のYC分離回路では
このときのデータADMの信号レベルD=(100+
2)/2=51となり、現ラインデータBMVのレベル
b=100との差b−D=49が生じる。これに対し本
実施例では、選択された信号レベルD=100+NL
{(2−100)/2}となる。図2の特性よりNL
{(2−100)/2}=NL(−49)=0であるの
で信号レベルは100となり、選択された信号Dレベル
=現ラインBMVの信号レベルとなりこれら両信号レベ
ルの差は生じない。
【0022】以上のように本実施例によれば、非線形処
理回路13,14により前ラインと後ラインの信号を非
線形処理することによって、データBMVの値bと前ラ
インとのくし形フィルタ対応のデータLPMの値Dおよ
び後ラインとのくし形フィルタLPMの値Uと等しくな
り、従来の両者の信号レベル間の50%の差を解消すこ
とができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施例を図1と共通
の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブ
ロックで示す図2を参照すると、この図に示す本実施例
の上述の第1の実施例との相違点は、非線形処理前に非
線形処理対象ラインを選択する選択回路26を備えるこ
とにより非線形処理回路13が1つで済むことと、選択
回路17の入力が2つであることとである。
【0024】図3において、第1の実施例と同様に帯域
制限された3ライン分のデータBDV,BMV,BPV
のうち前後のデータBDV,BPVの2ラインを選択回
路26に供給する。選択回路26は相関検出信号CCに
よりデータBDV,BPVの一方を選択し選択データと
して減算器9に供給する。減算器9はこの選択データと
現ラインのデータBMVとの減算を行い減算データを係
数器11に供給する。係数器11はこの減算データを1
/2倍しデータHDを生成し、非線形処理回路13に供
給する。非線形処理回路13で非線形処理され生成され
たデータNDは加算機16で現ラインデータBMVと加
算され、くし形フィルタデータLDとして選択回路17
に入力される。選択回路17は相関検出信号CCの供給
に応答してデータLD,BMVの一方を選択し、分離さ
れた色信号Cとして端子T2より出力する。輝度信号Y
は第1の実施例と同様な処理が行われ分離された輝度信
号Yとして端子T3より出力される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のYC分離
回路は、非線形処理回路を備え、現ラインの前後のライ
ンのデータを非線形処理することにより、走査線1本だ
け着色したような信号及び文字多重放送の文字信号のよ
うな信号が入力されたときでもドット妨害のない良好な
画質を表示できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のYC分離回路の第1の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の非線形処理回路の非線形処理特性の一例
を示す特性図である。
【図3】本発明のYC分離回路の第2の実施例を示すブ
ロック図である。
【図4】従来のYC分離回路の一例を示すブロック図で
ある。
【図5】相関処理回路の相関検出特性の一例を示す特性
図である。
【図6】ドット妨害発生のメカニズムを模式的に示す説
明図である。
【符号の説明】
1 A/D変換回路 2,3 1Hメモリ 4,5 インバータ回路 6,7,8 BPF 9,10,20 減算器 11,12 係数器 13,14 非線形処理回路 15,16,21,22 加算器 17,26 選択回路 18 相関検出器 19 ディレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル映像信号をフィルタリングし
    て色副搬送波を中心に帯域制限し前ライン,現ラインお
    よび後ラインにそれぞれ対応する第1〜第3のフィルタ
    信号を出力するディジタルフィルタと、前記第1〜第3
    のフィルタ信号から前ラインとのくし形フィルタおよび
    後ラインとのくし形フィルタの各々の出力信号にそれぞ
    れ対応する第1,第2のくし形フィルタ信号を生成する
    くし形フィルタ生成回路と、前記第1〜第3のフィルタ
    信号相互間の色信号の相関を検出し相関検出信号を出力
    する相関検出器と、前記相関検出信号の供給に応答して
    前記第1,第2のくし形フィルタ信号および前記第2の
    フィルタ信号のいずれか1つを選択して輝度信号を生成
    する選択回路とを備えるYC分離回路において、 前記くし形フィルタ生成回路が、前記第1および第2の
    くし形フィルタ信号に予め定めた非線形処理を施す非線
    形処理回路を備えることを特徴とするYC分離回路。
  2. 【請求項2】 前記くし形フィルタ生成回路が、前記第
    1,第2のフィルタ信号を平均化して第1の平均化フィ
    ルタ信号を生成する第1の平均化回路と、 前記第1の平均化フィルタ信号に前記非直線処理を施し
    第1の非線形処理信号を生成する第1の非線形処理回路
    と、 前記第1の非線形処理信号と前記第2のフィルタ信号と
    を加算して前記第1のくし形フィルタ信号を生成する第
    1の加算回路とを含む第1のくし形フィルタ回路と、 前記第2,第3のフィルタ信号を平均化して第2の平均
    化フィルタ信号を生成する第2の平均化回路と、 前記第2の平均化フィルタ信号に前記非直線処理を施し
    第2の非線形処理信号を生成する第2の非線形処理回路
    と、 前記第2の非線形処理信号と前記第2のフィルタ信号と
    を加算して前記第2のくし形フィルタ信号を生成する第
    2の加算回路とを含む第2のくし形フィルタ回路とを備
    えることを特徴とする請求項1記載のYC分離回路。
  3. 【請求項3】 前記くし形フィルタ生成回路が、前記前
    記第1,第3のフィルタ信号のいずれか一方を選択して
    選択フィルタ信号を生成するスイッチ回路と、 前記選択フィルタ信号と前記第2のフィルタ信号を平均
    化して平均化フィルタ信号を生成する平均化回路と、 前記平均化フィルタ信号に前記非直線処理を施し非線形
    処理信号を生成する前記非線形処理回路と、 前記非線形処理信号と前記第2のフィルタ信号とを加算
    して前記第1および第2のくし形フィルタ信号のいずれ
    か一方である選択くしフィルタ信号を生成する加算回路
    とを備えることを特徴とする請求項1記載のYC分離回
    路。
  4. 【請求項4】 前記非線形処理回路の非線形処理特性
    が、出力信号レベルがそれぞれ入力信号のレベルの増加
    に比例して上昇する第1の勾配と、入力信号のレベル変
    化と無関係に一定値を保持するリミットレベルと、入力
    信号のレベルの増加に反比例して第2の勾配と、入力信
    号のレベルと無関係に0となる反転位置とを含むことを
    特徴とする請求項1記載のYC分離回路。
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