JPH0936754A - ビタビ式データ弁別器 - Google Patents

ビタビ式データ弁別器

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Publication number
JPH0936754A
JPH0936754A JP18382095A JP18382095A JPH0936754A JP H0936754 A JPH0936754 A JP H0936754A JP 18382095 A JP18382095 A JP 18382095A JP 18382095 A JP18382095 A JP 18382095A JP H0936754 A JPH0936754 A JP H0936754A
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JP
Japan
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comparator
hold circuit
peak
control loop
sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP18382095A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nakamura
正徳 中村
Shoichi Miyazawa
章一 宮沢
Koji Shida
光司 志田
Ryushi Shimokawa
龍志 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0936754A publication Critical patent/JPH0936754A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】制御ループの高速処理化に影響を及ぼすサンプ
ル/ホールド回路13〜18、ピーク極性ホールド回路
8、演算器11と12をループの外で動作させる。ま
た、比較器4と比較器5の後にそれぞれフリップ/フロ
ップ21とフリップ/フロップ22を設ける。さらに、
比較器の構成を高速化に適したものとする。 【効果】制御ループ内の構成が簡易なものとなり、また
比較器の動作速度が向上するので、制御ループの高速処
理化が可能になる。よって、高速転送可能なビタビ式デ
ータ弁別器を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置、光デ
ィスク装置、磁気テープ等の情報記録の分野やインテル
サット等の衛生通信の分野で、データ検出時の誤り訂正
方式として用いられるビタビ式データ弁別器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のビタビ式データ弁別器の構
成例を示す。従来の構成例については、アイ・イー・イ
ー・イー、トランザクション オン コミュニケーショ
ン、ボル コム34、ナンバー5(1986年)第45
4頁から第461頁(IEEE, Trans. Communications, v
ol. com-34, No. 5(1986), PP454 - 461)で論じられ
ていた。同図のビタビ式データ弁別器は、サンプル/ホ
ールド回路1、演算器2、判定条件切り換え器3、比較
器4、比較器5、ピーク検出判定回路6、ピーク極性判
定回路7、ピーク極性ホールド回路8、極性判定信号切
り換え器9、復号メモリ部10で構成される。
【0003】次に、このビタビ式データ弁別器の弁別動
作について説明する。ビタビ式データ弁別器に入力され
たサンプリングデータは、演算器2でサンプル/ホール
ド回路1からのホールドデータ101と減算され、比較
器4と比較器5に送られる。比較器4では減算結果10
2と判定条件切り換え器3で選択されたしきい値レベル
Vth103とが比較され、比較器5では減算結果10
2とグランドレベル104とが比較される。その後、ピ
ーク検出判定回路6では、比較器4の比較結果105と
比較器5の比較結果106から、入力されたサンプリン
グデータがピークであるか否かの判定を行い、その判定
結果を復号メモリ部10に送る。また、ピーク極性判定
回路7では、比較器5の比較結果106とピーク極性ホ
ールド回路8でホールドされたピーク極性パルス108
から、入力されたサンプリングデータの極性が過去のピ
ークデータの極性と比較して逆極性か同極性かを判定
し、その判定結果を極性判定信号切り換え器9を介して
復号メモリ部10に送る。復号メモリ部10は、それぞ
れの判定結果を処理して弁別結果を出力する。なお、サ
ンプル/ホールド回路1やピーク極性ホールド回路8の
ホールドタイミング、及び極性判定信号切り換え器9の
切り換えは、ピーク検出判定回路6からのピーク検出判
定パルス107で制御され、判定条件切り換え器3の切
り換えは、ピーク極性ホールド回路8からのピーク極性
パルス108で制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で、ピーク検
出判定パルス107で形成される制御ループ(サンプル
/ホールド回路1、演算器2、比較器4あるいは比較器
5、ピーク検出判定回路6)やピーク極性パルス108
で形成される制御ループ(ピーク極性ホールド回路8、
判定条件切り換え器3、比較器4、ピーク検出判定回路
6)は、サンプリング毎(1クロック)に動作を繰り返
さなければならない。また、ループ内で動作するサンプ
ル/ホールド回路1、演算器2、比較器4、比較器5、
ピーク極性ホールド回路8の動作速度は、他の回路と比
較して遅い。さらに、ループ動作にはパイプライン処理
による高速化手法が使えないことから、従来技術におけ
る高速転送の実現は困難である。
【0005】本発明の目的は、制御ループの高速処理化
を図ることにより高速転送可能なビタビ式データ弁別器
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、制御ループ内にあるサンプル/ホールド回路(S/
H)とピーク極性ホールド回路をループの外で動作さ
せ、比較器の後に高負荷駆動用のフリップ/フロップを
設けたものである。また、演算器をサンプル/ホールド
回路の前に移動したものである。さらに、比較器を図4
に示すような従来の構成から図5に示すような比較判定
に必要なビットのみを出力する構成にし、動作速度の向
上を図ったものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、制御ループの高速処理化に影
響を及ぼすサンプル/ホールド回路やピーク極性ホール
ド回路は、ループの外で動作させることにより解消され
る。また、比較器の後に高負荷駆動用のフリップ/フロ
ップを設けることにより、比較器の出力負荷は減少し、
動作速度は従来のものと比較して向上する。さらに、サ
ンプル/ホールド回路の前に演算器を移動させることに
より、演算器も制御ループの外で動作することになる。
こうして、制御ループ内の構成は簡易なものとなり、ま
た比較器の動作速度が向上するので、制御ループの高速
処理化が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1と図2により説
明する。
【0009】図1のビタビ式データ弁別器は、演算器1
1、演算器12、サンプル/ホールド回路13〜18、
判定条件切り換え器19、判定条件切り換え器20、比
較器4、比較器5、フリップ/フロップ21、フリップ
/フロップ22、ピーク検出判定回路6、ピーク極性判
定回路7、ピーク極性ホールド回路8、復号メモリ部1
0で構成される。
【0010】次に、このビタビ式データ弁別器の弁別動
作について説明する。ビタビ式データ弁別器に入力され
たサンプリングデータは、同じく回路に入力されたしき
い値レベルVthと演算器11では加算され、演算器1
2では減算される。演算器11での加算結果201はサ
ンプル/ホールド回路14、演算器12での減算結果2
02はサンプル/ホールド回路17にそれぞれホールド
され、入力サンプリングデータはサンプル/ホールド回
路15とサンプル/ホールド回路16にそれぞれホール
ドされる。また、サンプル/ホールド回路13は判定条
件切り換え器19からの比較データ203をホールド
し、サンプル/ホールド回路18は判定条件切り換え器
20からの比較データ204をホールドする。サンプル
/ホールド回路(13〜15)でそれぞれホールドされ
たデータは、判定条件切り換え器19で適切な比較デー
タ203として選択され、サンプル/ホールド回路(1
6〜18)でそれぞれホールドされたデータは、判定条
件切り換え器20で適切な比較データ204として選択
される。比較データ203と比較データ204はそれぞ
れ比較器4、比較器5で入力サンプリングデータと比較
され、フリップ/フロップ21とフリップ/フロップ2
2にホールドされる。ホールド後の動作内容は従来と同
様でピーク検出判定回路6とピーク極性判定回路7を介
して復号メモリ部10に送られ、弁別結果を出力する。
ただし、ピーク極性ホールド回路8への入力はピーク極
性判定回路7を介して送られる。なお、判定条件切り換
え器19や判定条件切り換え器20の切り換えは、ピー
ク検出判定回路6からのピーク検出判定パルス107と
フリップ/フロップ21からのピーク極性パルス20
5、及びフリップ/フロップ22からのピーク極性パル
ス206で制御される。
【0011】本実施例によれば、ピーク検出判定パルス
107で形成される制御ループ(フリップ/フロップ2
1、ピーク検出判定回路6、判定条件切り換え器19、
比較器4)やピーク極性パルス205で形成される制御
ループ(フリップ/フロップ21、判定条件切り換え器
19、比較器4)やピーク極性パルス206で形成され
る制御ループ(フリップ/フロップ22、判定条件切り
換え器20、比較器5)内の構成は簡易なものとなって
いる。また、本実施例の比較器には図5に示すような比
較判定ビットのみを出力する構成を使用し、動作速度の
向上を図っている。ただし、本比較器は7ビット構成の
場合であるが、7ビットに限らず一般的に適用できる。
【0012】図2は本発明によるビタビ式データ弁別器
の他の構成の一実施例である。図2の回路構成は、図1
のフリップ/フロップ21やフリップ/フロップ22を
ピーク検出判定パルス107やピーク極性パルス205
やピーク極性パルス206のような制御パルスの途中に
設けたものである。本構成のように、制御ループ内に設
けるフリップ/フロップの位置を限定しない実施例もあ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、制御ループ内の構成が
簡易なものとなり、また比較器の動作速度が向上するの
で、制御ループの高速処理化が可能になる。よって、高
速転送可能なビタビ式データ弁別器を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のブロック図。
【図2】本発明の実施例2のブロック図。
【図3】従来のビタビ式データ弁別器の一実施例のブロ
ック図。
【図4】従来の比較器のブロック図。
【図5】高速用比較器のブロック図。
【符号の説明】
4、5…比較器、 6…ピーク検出判定回路、 7…ピーク極性判定回路、 8…ピーク極性ホールド回路、 10…復号メモリ部、 11、12…演算器、 13〜18…サンプル/ホールド回路、 19、20…判定条件切り換え器、 21、22…フリップ/フロップ、 107…ピーク検出判定パルス、 203、204…比較データ、 205、206…ピーク極性パルス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下川 龍志 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御ループの外にサンプル/ホールド回路
    とピーク極性ホールド回路と演算器を備え、ループ内に
    高負荷駆動用のフリップ/フロップを設けたことを特徴
    とするビタビ式データ弁別器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の前記演算器は、前記サン
    プル/ホールド回路の前で演算するビタビ式データ弁別
    器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の前記フリップ/フロップ
    は、前記制御ループ内にある比較器の後に設けたビタビ
    式データ弁別器。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の前記フリップ/フロップ
    は、制御パルスの途中に設けたビタビ式データ弁別器。
  5. 【請求項5】前記制御ループ内の比較器を比較判定に必
    要なビットのみを出力する構成にした請求項1に記載の
    ビタビ式データ弁別器。
JP18382095A 1995-07-20 1995-07-20 ビタビ式データ弁別器 Pending JPH0936754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18382095A JPH0936754A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 ビタビ式データ弁別器

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0936754A true JPH0936754A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16142433

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JP18382095A Pending JPH0936754A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 ビタビ式データ弁別器

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JP (1) JPH0936754A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6343105B1 (en) 1997-06-10 2002-01-29 Nec Corporation Viterbi decoder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6343105B1 (en) 1997-06-10 2002-01-29 Nec Corporation Viterbi decoder

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