JPH0935886A - ネオンインバータトランスの無負荷検出保護装置 - Google Patents
ネオンインバータトランスの無負荷検出保護装置Info
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- JPH0935886A JPH0935886A JP20528495A JP20528495A JPH0935886A JP H0935886 A JPH0935886 A JP H0935886A JP 20528495 A JP20528495 A JP 20528495A JP 20528495 A JP20528495 A JP 20528495A JP H0935886 A JPH0935886 A JP H0935886A
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- inverter transformer
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- transistors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて簡易な構成により、ネオンインバータ
トランスの二次側が無負荷状態にあることを検出でき、
出力を低減あるいは遮断して事故等を未然に防止できる
確実で経済的なネオンインバータトランスの無負荷検出
保護装置を提供する。 【構成】 交流電源である商用電源1を整流回路2で直
流に変換し、一次コイル3側を所定の周波数でトランジ
スタTr1,Tr2を交互にスイッチングすることによ
り、二次コイル5側に高周波数で高電圧の交流を発生さ
せ、ネオン管6の電極に供給するネオンインバータトラ
ンスにおいて、一次側の交流電源整流後のX点に一次コ
イル3からの逆電流I2が生じた場合に、前記トランジ
スタTr1,Tr2のゲートに逆方向に直列接続したダ
イオードD1,D2及びサイリスタSCR1を介して、
前記トランジスタTr1,Tr2のゲートを接地するも
のである。
トランスの二次側が無負荷状態にあることを検出でき、
出力を低減あるいは遮断して事故等を未然に防止できる
確実で経済的なネオンインバータトランスの無負荷検出
保護装置を提供する。 【構成】 交流電源である商用電源1を整流回路2で直
流に変換し、一次コイル3側を所定の周波数でトランジ
スタTr1,Tr2を交互にスイッチングすることによ
り、二次コイル5側に高周波数で高電圧の交流を発生さ
せ、ネオン管6の電極に供給するネオンインバータトラ
ンスにおいて、一次側の交流電源整流後のX点に一次コ
イル3からの逆電流I2が生じた場合に、前記トランジ
スタTr1,Tr2のゲートに逆方向に直列接続したダ
イオードD1,D2及びサイリスタSCR1を介して、
前記トランジスタTr1,Tr2のゲートを接地するも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネオンインバータ
トランスの無負荷検出保護装置に関するものであり、特
に、ネオンインバータトランスの二次側が無負荷の場合
に、これを検出し、ネオンインバータトランスの出力を
低減あるいは遮断できるインバータトランスの無負荷検
出保護装置に関するものである。
トランスの無負荷検出保護装置に関するものであり、特
に、ネオンインバータトランスの二次側が無負荷の場合
に、これを検出し、ネオンインバータトランスの出力を
低減あるいは遮断できるインバータトランスの無負荷検
出保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネオン管の点灯にはネオント
ランスが使用されている。この種のネオントランスで
は、ネオンガスあるいはアルゴンガスが封入された放電
管を点灯させるために、ネオンあるいはアルゴンを励起
させる高電圧を出力する必要がある。このネオントラン
スの出力側である二次側に接続されるネオン管は、通
常、ガラス製であり、破損または真空度の低下等の故障
が起きることがある。かかる場合には、ネオントランス
の出力側が、所謂、無負荷状態となり、最大電圧を出力
し続けると、状況によっては各種の事故が発生する虞れ
があるために、これを防止するための保護装置が組込ま
れている。図2は従来のネオントランスの概略構成を示
す回路図である。
ランスが使用されている。この種のネオントランスで
は、ネオンガスあるいはアルゴンガスが封入された放電
管を点灯させるために、ネオンあるいはアルゴンを励起
させる高電圧を出力する必要がある。このネオントラン
スの出力側である二次側に接続されるネオン管は、通
常、ガラス製であり、破損または真空度の低下等の故障
が起きることがある。かかる場合には、ネオントランス
の出力側が、所謂、無負荷状態となり、最大電圧を出力
し続けると、状況によっては各種の事故が発生する虞れ
があるために、これを防止するための保護装置が組込ま
れている。図2は従来のネオントランスの概略構成を示
す回路図である。
【0003】図2に示すように、従来のネオントランス
は、交流電源である商用電源11を一次コイル12を介
して二次コイル13側に高電圧の交流を発生させ、ネオ
ン管14の電極に供給するものである。そして、二次側
を流れる電流が所定の電流値以下の場合には、二次側が
開放状態、即ち無負荷状態にあるものと見做して、一次
側回路をオープンな状態にするようになっている。つま
り、二次側回路を流れる電流を電流検出計15で常時検
出し、所定のしきい値以下の場合には、一次側回路をオ
ープンな状態にし、出力電圧が過電圧状態になるのを防
止する機構が組込まれている。即ち、従来のネオントラ
ンスにおいては、二次側の負荷の有無を電流検出計15
で電流値として検出し、そのしきい値をコンパレータ1
6で電圧に変換し、増幅器17で増幅してリレー等の遮
断器18を作動させることによって、電力の供給を遮断
するようになっている。
は、交流電源である商用電源11を一次コイル12を介
して二次コイル13側に高電圧の交流を発生させ、ネオ
ン管14の電極に供給するものである。そして、二次側
を流れる電流が所定の電流値以下の場合には、二次側が
開放状態、即ち無負荷状態にあるものと見做して、一次
側回路をオープンな状態にするようになっている。つま
り、二次側回路を流れる電流を電流検出計15で常時検
出し、所定のしきい値以下の場合には、一次側回路をオ
ープンな状態にし、出力電圧が過電圧状態になるのを防
止する機構が組込まれている。即ち、従来のネオントラ
ンスにおいては、二次側の負荷の有無を電流検出計15
で電流値として検出し、そのしきい値をコンパレータ1
6で電圧に変換し、増幅器17で増幅してリレー等の遮
断器18を作動させることによって、電力の供給を遮断
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のネオントランスにおいては、出力側が無負荷状態
にあるか否かを高電圧の二次側で検出するために、耐圧
の高い高価な部品を使用する必要があり、絶縁する技術
等が必要であった。
従来のネオントランスにおいては、出力側が無負荷状態
にあるか否かを高電圧の二次側で検出するために、耐圧
の高い高価な部品を使用する必要があり、絶縁する技術
等が必要であった。
【0005】また、上記の方法以外に、一次側で電流を
検出し、入力側を遮断する方法等も考えられるが、電力
を扱うために、部品が高価になり、部品面積も大きくな
ることから、経済的でなかった。
検出し、入力側を遮断する方法等も考えられるが、電力
を扱うために、部品が高価になり、部品面積も大きくな
ることから、経済的でなかった。
【0006】そこで、本発明は、極めて簡易な構成によ
り、ネオンインバータトランスの二次側が無負荷状態に
あることを検出でき、出力を低減あるいは遮断して事故
等を未然に防止できる確実で経済的なネオンインバータ
トランスの無負荷検出保護装置の提供を課題とするもの
である。
り、ネオンインバータトランスの二次側が無負荷状態に
あることを検出でき、出力を低減あるいは遮断して事故
等を未然に防止できる確実で経済的なネオンインバータ
トランスの無負荷検出保護装置の提供を課題とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
ネオンインバータトランスの無負荷検出保護装置は、一
次側の発振回路としてトランジスタを使用したネオンイ
ンバータトランスの二次コイル側が無負荷のときに、前
記トランジスタのゲートを接地し発振を停止させるもの
である。
ネオンインバータトランスの無負荷検出保護装置は、一
次側の発振回路としてトランジスタを使用したネオンイ
ンバータトランスの二次コイル側が無負荷のときに、前
記トランジスタのゲートを接地し発振を停止させるもの
である。
【0008】したがって、請求項1の発明のネオンイン
バータトランスの無負荷検出保護装置によれば、二次側
が無負荷状態にあるときには、一次側の発振回路に使用
されているトランジスタのスイッチング動作が停止し、
二次側の出力を遮断または低減できる。
バータトランスの無負荷検出保護装置によれば、二次側
が無負荷状態にあるときには、一次側の発振回路に使用
されているトランジスタのスイッチング動作が停止し、
二次側の出力を遮断または低減できる。
【0009】請求項2の発明にかかるネオンインバータ
トランスの無負荷検出保護装置は、一次側の発振回路と
してトランジスタを使用したネオンインバータトランス
の商用電源整流後の分岐回路に一次コイルからの逆電流
が生じた場合に、前記トランジスタのゲートに逆方向に
直列接続したダイオード及びスイッチング素子を介し
て、前記トランジスタのゲートを接地するものである。
ここで、スイッチング素子としては、サイリスタやトラ
ンジスタが使用できるが、サイリスタを使用した方が再
使用可能な状態への復帰が容易にでき好ましい。
トランスの無負荷検出保護装置は、一次側の発振回路と
してトランジスタを使用したネオンインバータトランス
の商用電源整流後の分岐回路に一次コイルからの逆電流
が生じた場合に、前記トランジスタのゲートに逆方向に
直列接続したダイオード及びスイッチング素子を介し
て、前記トランジスタのゲートを接地するものである。
ここで、スイッチング素子としては、サイリスタやトラ
ンジスタが使用できるが、サイリスタを使用した方が再
使用可能な状態への復帰が容易にでき好ましい。
【0010】したがって、請求項2の発明のネオンイン
バータトランスの無負荷検出保護装置によれば、二次側
が無負荷状態にあるときには、一次側の発振回路に使用
されているトランジスタのスイッチング動作が停止し、
二次側の出力を遮断または低減できる。
バータトランスの無負荷検出保護装置によれば、二次側
が無負荷状態にあるときには、一次側の発振回路に使用
されているトランジスタのスイッチング動作が停止し、
二次側の出力を遮断または低減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明をする。図1は本発明の一実施例であるネオンインバ
ータトランスの無負荷検出保護装置の概略構成を示す回
路図である。
明をする。図1は本発明の一実施例であるネオンインバ
ータトランスの無負荷検出保護装置の概略構成を示す回
路図である。
【0012】図1に示すように、本実施例のネオンイン
バータトランスは、一次側の発振回路としてトランジス
タTr1,Tr2を使用しており、交流電源である商用
電源1を整流回路2で直流に変換し、一次コイル3側を
所定の周波数でトランジスタTr1,Tr2を交互にス
イッチングすることにより、二次コイル5側に高周波数
で高電圧の交流を発生させ、ネオン管6の電極に供給す
るものである。また、本実施例のネオンインバータトラ
ンスにおいては、一次側の整流回路2には、直列に接続
された抵抗R1,R2が並列に接続されており、この抵
抗R1と抵抗R2の接続点にはサイリスタSCR1のゲ
ートが接続され、サイリスタSCR1のアノードには、
ダイオードD1,D2のカソードが各々接続されてい
る。サイリスタSCR1のカソードは、整流回路2の入
力側に接続されており、ダイオードD1,D2の各アノ
ードは、トランジスタTr1,Tr2のゲートに各々接
続されている。
バータトランスは、一次側の発振回路としてトランジス
タTr1,Tr2を使用しており、交流電源である商用
電源1を整流回路2で直流に変換し、一次コイル3側を
所定の周波数でトランジスタTr1,Tr2を交互にス
イッチングすることにより、二次コイル5側に高周波数
で高電圧の交流を発生させ、ネオン管6の電極に供給す
るものである。また、本実施例のネオンインバータトラ
ンスにおいては、一次側の整流回路2には、直列に接続
された抵抗R1,R2が並列に接続されており、この抵
抗R1と抵抗R2の接続点にはサイリスタSCR1のゲ
ートが接続され、サイリスタSCR1のアノードには、
ダイオードD1,D2のカソードが各々接続されてい
る。サイリスタSCR1のカソードは、整流回路2の入
力側に接続されており、ダイオードD1,D2の各アノ
ードは、トランジスタTr1,Tr2のゲートに各々接
続されている。
【0013】このような構成のネオンインバータトラン
スにおいては、正常なインバータ動作を行なう場合に
は、整流回路2で整流された直流I1はコイルL1を経
て一次コイル3の入力側に供給され、トランジスタTr
1,Tr2のスイッチング動作に応じて、電流I1aと
電流I1bとが交互に流れる。一方、二次側が無負荷状
態の場合には、一次コイル3の磁束が余り、逆起電力が
発生するので、その電力は電流I2となり、トランジス
タTr1,Tr2のダイオードを利用して、X点に逆流
する。しかし、整流回路2のダイオードブリッジは、入
力電圧の整流用として機能するだけでなく、この電流I
2の逆流防止用としても機能する。このため、この電流
I2はインピーダンス(R1+R2)によりX点の電圧
上昇となる結果、抵抗R1,R2に所定の電圧が生じ、
サイリスタSCR1がオン状態になり、ダイオードD
1,D2を介してトランジスタTr1,Tr2のゲート
が接地状態になることによって、トランジスタTr1,
Tr2のスイッチング動作が停止する。
スにおいては、正常なインバータ動作を行なう場合に
は、整流回路2で整流された直流I1はコイルL1を経
て一次コイル3の入力側に供給され、トランジスタTr
1,Tr2のスイッチング動作に応じて、電流I1aと
電流I1bとが交互に流れる。一方、二次側が無負荷状
態の場合には、一次コイル3の磁束が余り、逆起電力が
発生するので、その電力は電流I2となり、トランジス
タTr1,Tr2のダイオードを利用して、X点に逆流
する。しかし、整流回路2のダイオードブリッジは、入
力電圧の整流用として機能するだけでなく、この電流I
2の逆流防止用としても機能する。このため、この電流
I2はインピーダンス(R1+R2)によりX点の電圧
上昇となる結果、抵抗R1,R2に所定の電圧が生じ、
サイリスタSCR1がオン状態になり、ダイオードD
1,D2を介してトランジスタTr1,Tr2のゲート
が接地状態になることによって、トランジスタTr1,
Tr2のスイッチング動作が停止する。
【0014】つまり、本実施例のネオンインバータトラ
ンスの無負荷検出保護装置は、二次側の無負荷状態をX
点、即ちX−G間の電位の高さで検出し、トランジスタ
Tr1,Tr2のゲートを遮断し、発振を止め、出力を
低減あるいは遮断するものである。通常、ネオンインバ
ータトランスが正常なインバータ動作を行なう場合に
は、X点の電位は、入力電圧と同電位であるが、図1に
示す回路構成にすれば、二次側が無負荷状態の場合に
は、コンデンサC1と一次コイル3の共振の半サイクル
で、一次コイル3で作られた磁束を出力側で使用しない
限り、電流I2となり入力側へ逆流しようとする。X点
は電流I2の検出点であり、整流回路2のダイオードブ
リッジが、この電流I2の逆流防止用として機能するこ
とから、二次側が無負荷状態の場合には、X点の電位が
上昇し、サイリスタSCR1のゲートをトリガさせ、サ
イリスタSCR1が作動することにより、トランジスタ
Tr1,Tr2のゲートが遮断し、発振を停止する。
ンスの無負荷検出保護装置は、二次側の無負荷状態をX
点、即ちX−G間の電位の高さで検出し、トランジスタ
Tr1,Tr2のゲートを遮断し、発振を止め、出力を
低減あるいは遮断するものである。通常、ネオンインバ
ータトランスが正常なインバータ動作を行なう場合に
は、X点の電位は、入力電圧と同電位であるが、図1に
示す回路構成にすれば、二次側が無負荷状態の場合に
は、コンデンサC1と一次コイル3の共振の半サイクル
で、一次コイル3で作られた磁束を出力側で使用しない
限り、電流I2となり入力側へ逆流しようとする。X点
は電流I2の検出点であり、整流回路2のダイオードブ
リッジが、この電流I2の逆流防止用として機能するこ
とから、二次側が無負荷状態の場合には、X点の電位が
上昇し、サイリスタSCR1のゲートをトリガさせ、サ
イリスタSCR1が作動することにより、トランジスタ
Tr1,Tr2のゲートが遮断し、発振を停止する。
【0015】また、サイリスタSCR1の作動点を入力
電圧より若干高く設定すれば、入力電圧が高い場合の過
電圧保護回路としても機能し、便利である。上記の二点
の保護動作は、共に入力交流電圧の半サイクル毎に行な
われるため、障害となる原因がなくなり次第、自動的に
半サイクルで正常な動作状態に復帰するので、極めて便
利である。
電圧より若干高く設定すれば、入力電圧が高い場合の過
電圧保護回路としても機能し、便利である。上記の二点
の保護動作は、共に入力交流電圧の半サイクル毎に行な
われるため、障害となる原因がなくなり次第、自動的に
半サイクルで正常な動作状態に復帰するので、極めて便
利である。
【0016】このように、本実施例のネオンインバータ
トランスでは、交流電源整流後の分岐回路に一次コイル
3からの逆電流I2が生じた場合に、トランジスタTr
1,Tr2のゲートに逆方向に直列接続したダイオード
D1,D2及びサイリスタSCR1を介して、前記トラ
ンジスタTr1,Tr2のゲートを接地するようになっ
ている。
トランスでは、交流電源整流後の分岐回路に一次コイル
3からの逆電流I2が生じた場合に、トランジスタTr
1,Tr2のゲートに逆方向に直列接続したダイオード
D1,D2及びサイリスタSCR1を介して、前記トラ
ンジスタTr1,Tr2のゲートを接地するようになっ
ている。
【0017】したがって、二次側が無負荷状態にあると
きには、一次側の発振回路に使用されているトランジス
タTr1,Tr2のスイッチング動作が停止し、出力を
遮断または低減できる。このため、二次側が開放状態、
即ち無負荷状態にある場合に、これを確実に検出し、出
力の制御を行なうことができるので、信頼性の高い無負
荷検出保護装置を備えていることになる。
きには、一次側の発振回路に使用されているトランジス
タTr1,Tr2のスイッチング動作が停止し、出力を
遮断または低減できる。このため、二次側が開放状態、
即ち無負荷状態にある場合に、これを確実に検出し、出
力の制御を行なうことができるので、信頼性の高い無負
荷検出保護装置を備えていることになる。
【0018】このように、本実施例のネオンインバータ
トランスの無負荷検出保護装置は、一次側の発振回路と
してトランジスタTr1,Tr2を使用したネオンイン
バータトランスの二次側が無負荷のときに、前記トラン
ジスタTr1,Tr2のゲートを接地し発振を停止させ
るものである。
トランスの無負荷検出保護装置は、一次側の発振回路と
してトランジスタTr1,Tr2を使用したネオンイン
バータトランスの二次側が無負荷のときに、前記トラン
ジスタTr1,Tr2のゲートを接地し発振を停止させ
るものである。
【0019】したがって、極めて簡易な構成により、ネ
オンインバータトランスの二次側が無負荷状態にあるこ
とを検出でき、出力を低減あるいは遮断できるので、事
故等を未然に防止することができる。この結果、安全で
信頼性の高いネオンインバータトランスとなり、安価な
部品でネオンインバータトランスを構成できる。
オンインバータトランスの二次側が無負荷状態にあるこ
とを検出でき、出力を低減あるいは遮断できるので、事
故等を未然に防止することができる。この結果、安全で
信頼性の高いネオンインバータトランスとなり、安価な
部品でネオンインバータトランスを構成できる。
【0020】ところで、上記実施例では、ネオンインバ
ータトランスの無負荷検出保護装置のスイッチング素子
としてサイリスタを使用したものについて説明したが、
サイリスタの代わりにトランジスタを使用してもよい。
しかし、サイリスタを使用した方が再使用可能な状態へ
の復帰が容易にでき好ましい。
ータトランスの無負荷検出保護装置のスイッチング素子
としてサイリスタを使用したものについて説明したが、
サイリスタの代わりにトランジスタを使用してもよい。
しかし、サイリスタを使用した方が再使用可能な状態へ
の復帰が容易にでき好ましい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のネオン
インバータトランスの無負荷検出保護装置は、二次側が
無負荷のときに、一次側の発振回路に使用されているト
ランジスタのゲートを接地し発振を停止させることによ
り、二次側が無負荷状態にあるときには、一次側の発振
回路に使用されているトランジスタのスイッチング動作
が停止し、二次側の出力を遮断または低減できるので、
事故等を未然に防止でき、安全で信頼性の高いネオンイ
ンバータトランスを安価で提供できる。
インバータトランスの無負荷検出保護装置は、二次側が
無負荷のときに、一次側の発振回路に使用されているト
ランジスタのゲートを接地し発振を停止させることによ
り、二次側が無負荷状態にあるときには、一次側の発振
回路に使用されているトランジスタのスイッチング動作
が停止し、二次側の出力を遮断または低減できるので、
事故等を未然に防止でき、安全で信頼性の高いネオンイ
ンバータトランスを安価で提供できる。
【0022】請求項2の発明のネオンインバータトラン
スの無負荷検出保護装置は、二次側が無負荷のときに商
用電源整流後の分岐回路に一次コイルからの逆電流が生
じ、一次側の発振回路に使用されているトランジスタの
ゲートに逆方向に直列接続したダイオード及びスイッチ
ング素子を介して、トランジスタのゲートを接地するこ
とにより、二次側が無負荷状態にあるときには、一次側
の発振回路に使用されているトランジスタのスイッチン
グ動作が停止し、二次側の出力を遮断または低減できる
ので、事故等を未然に防止でき、安全で信頼性の高いネ
オンインバータトランスを安価で提供できる。
スの無負荷検出保護装置は、二次側が無負荷のときに商
用電源整流後の分岐回路に一次コイルからの逆電流が生
じ、一次側の発振回路に使用されているトランジスタの
ゲートに逆方向に直列接続したダイオード及びスイッチ
ング素子を介して、トランジスタのゲートを接地するこ
とにより、二次側が無負荷状態にあるときには、一次側
の発振回路に使用されているトランジスタのスイッチン
グ動作が停止し、二次側の出力を遮断または低減できる
ので、事故等を未然に防止でき、安全で信頼性の高いネ
オンインバータトランスを安価で提供できる。
【図1】本発明の第一実施例であるネオンインバータト
ランスの無負荷検出保護装置の概略構成を示す回路図で
ある。
ランスの無負荷検出保護装置の概略構成を示す回路図で
ある。
【図2】従来のネオントランスの概略構成を示す回路図
である。
である。
1 商用電源 2 整流回路 3 一次コイル 5 二次コイル 6 ネオン管 Tr1,Tr2 トランジスタ R1〜R3 抵抗 SCR1 サイリスタ D1,D2 ダイオード I1,I2,I1a,I1b,I2a,I2b 電流
Claims (2)
- 【請求項1】 一次側の発振回路としてトランジスタを
使用したネオンインバータトランスにおいて、 前記ネオンインバータトランスの二次側が無負荷のとき
に、前記トランジスタのゲートを接地し発振を停止させ
ることを特徴とするネオンインバータトランスの無負荷
検出保護装置。 - 【請求項2】 一次側の発振回路としてトランジスタを
使用したネオンインバータトランスにおいて、 前記ネオンインバータトランスの交流電源整流後の分岐
回路に一次コイルからの逆電流が生じた場合に、前記ト
ランジスタのゲートに逆方向に直列接続したダイオード
及びスイッチング素子を介して、前記トランジスタのゲ
ートを接地することを特徴とするネオンインバータトラ
ンスの無負荷検出保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20528495A JPH0935886A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ネオンインバータトランスの無負荷検出保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20528495A JPH0935886A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ネオンインバータトランスの無負荷検出保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935886A true JPH0935886A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16504432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20528495A Pending JPH0935886A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ネオンインバータトランスの無負荷検出保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0935886A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030008598A (ko) * | 2001-07-19 | 2003-01-29 | 전병석 | 과전압 보호회로를 구비한 네온 변압기 |
CN110208633A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-09-06 | 裕文新兴电子(深圳)有限公司 | 变压器参数测试系统、测试方法及计算机存储介质 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP20528495A patent/JPH0935886A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20030008598A (ko) * | 2001-07-19 | 2003-01-29 | 전병석 | 과전압 보호회로를 구비한 네온 변압기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050614 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051025 |