JPH0935289A - ピックアップ制御装置 - Google Patents

ピックアップ制御装置

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JPH0935289A
JPH0935289A JP7201321A JP20132195A JPH0935289A JP H0935289 A JPH0935289 A JP H0935289A JP 7201321 A JP7201321 A JP 7201321A JP 20132195 A JP20132195 A JP 20132195A JP H0935289 A JPH0935289 A JP H0935289A
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rotation
optical disk
disk substrate
circuit
pulse
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JP7201321A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Tateishi
潔 立石
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク基板のピット情報を再生するピッ
クアップ再生装置において、繰り返し制御のサンプリン
グパルスを逓倍する逓倍回路を用いたピックアップ制御
装置。 【構成】 光ディスク基板の回転角度を検出し、回転パ
ルスとして出力する回転検出回路40と、この回転パル
スを高速パルスに変換する逓倍回路60と、光ピックア
ップ部20とフォーカス制御部30から誤差信号を検出
し、この誤差信号を演算処理回路50で演算するように
した、光ディスク基板のピット情報を再生するピックア
ップ再生装置において、光ディスク基板の回転角度に応
じた最適補正値を演算し、該演算内容の一部を更新記録
すると共にこの最適補正値を出力する演算処理手段とを
備え、光ディスク基板の回転角検出パルスを逓倍した高
速信号でこの最適補正値を同期演算し、出力することを
特徴とするピックアップ制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク基板等の記
録媒体を再生するピックアップ再生装置において、検出
された誤差信号に対応した補正量を光ディスク基板の回
転角度に同期して出力するようにしたピックアップ制御
装置に関するものである。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】従来、音声信号や映像信号の記録媒体と
しての光ディスク基板は、光ディスク基板面に設けられ
た凹凸状のピットの形状を光学系ピックアップで検出
し、この情報を電気信号に変換し、音声信号や映像信号
を再生している。この光ディスク基板は、高速で回転し
ているので、ピット配列の多少の位置ずれや光ディスク
基板の多少のたわみに対しても正確にピットを検出しな
ければならず、フォーカスやトラッキングに対して光学
系ピックアップで電気的な自動制御(サーボ)回路を設
けるのが一般的である。図7は従来の光ディスク再生装
置における光ビームのフォーカス制御系の概略図であ
る。トラッキング制御系に関してはフォーカス制御系と
同様に考えられるので説明を省略する。図中符号10は
表面に螺旋状にピットを坦持してトラックを形成する光
ディスク基板であり記録または再生時には所定の速度で
回転する。また符号20は再生手段としての光ピックア
ップ部、符号30は再生装置のフォーカス制御部であ
る。
【0005】
【0003】この光ピックアップ部20に設けられたレ
ーザダイオード21から発せられたレーザ光は光学部2
2によって光学的に処理された後、アクチュエータ23
に一体に設けられた対物レンズによって光ビームに収束
される。またアクチュエータ23に一体に設けられた駆
動コイルは対物レンズを駆動して、光ビームを光ディス
ク10のピット上に照射する。このピット上に照射され
た光ビームは光ディスク基板10上で反射されアクチュ
エータ23に一体に設けられた対物レンズを経て光学部
22によって光学処理された後、フォーカス制御部30
の誤差信号検出手段としての制御信号検出回路31で処
理されRF信号を再生する。このRF信号は光ディスク
基板に記録された情報を再生するための信号であり、正
確に出力するためには光ビームの焦点が常時光ディスク
基板のピット上に位置するように制御する必要がある。
【0006】
【0004】従ってフォーカス制御部30は光ディスク
基板のピットからの反射光を処理してフォーカスエラー
信号(誤差信号)FEを生成する。この誤差信号FE
は、制御信号検出回路31の出力と、予め設定されてい
るフォーカスエラーの目標値とが減算器35で減算され
て得られた信号である。そして、誤差信号FEは、次段
に設けられた差動増幅器と位相補償回路等から構成され
る制御信号発生手段としての補償回路32によってフォ
ーカス制御信号FEQに変換される。このフォーカス制
御信号FEQはドライバ33を経てアクチュエータ23
に一体に設けられた駆動コイルによって対物レンズを駆
動し光ビームの焦点位置を制御する。即ち、アクチュエ
ータ23、光学部22、制御信号検出回路31、補償回
路32及びドライバ33から成る閉回路が光ビームのフ
ォーカス制御系である。
【0007】
【0005】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この制御方式は、いわ
ゆる古典的な制御方式と言える。しかし、光ディスク再
生装置として一義的に補正値が決められても光ディスク
基板によって中心孔に偏心があったり、たわみの程度が
異なるため、或る光ディスク基板に対しては十分補正が
できても、他の光ディスク基板に対しては十分な補正が
なされない場合がある。また、近年、DVD(デジタル
・ビデオ・ディスク)の出現により、記録媒体としての
光ディスク基板がより高密度記録化されるに至り、記録
・再生時の回転速度も大幅に高速回転化されている。こ
のことからフォーカスやトラッキング制御に対してもよ
り一層精密な制御が要求されるようになっている。
【0009】本発明は、上記の問題に着目して成された
もので、光ディスク基板の中心孔の偏心やたわみによっ
て生じる誤差信号は、一般に光ディスク基板の同一角度
方向に繰り返し発生する場合が多く、光ディスク再生装
置におけるトラッキングやフォーカス制御を光ディスク
基板の回転角度に対応した補正値で補正を行うため、該
補正値を演算し出力する演算回路を設けると共に、光デ
ィスク基板の高速化に対応するため高速パルス生成回路
とを設けたピックアップ制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【0006】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、光ディスク基板のピット情報を再生する
再生手段と、ピット情報の読み取り誤差信号を検出する
誤差信号検出手段と、誤差信号に対応して再生手段の信
号を制御するための制御信号発生手段と、光ディスク基
板の回転数と回転角度を検出する回転検出手段と、制御
信号から光ディスク基板の回転角度に応じた最適補正値
を演算し該演算内容の一部を更新記録すると共に該最適
補正値を出力する演算処理手段とを備えたピックアップ
制御装置において、光ディスク基板の回転角度に応じた
回転検出手段の出力周波数を逓倍する高速信号生成手段
を用いたことを特徴とする。
【0012】
【0007】また、回転検出手段の出力周波数を逓倍す
る高速信号生成手段にPLL回路を用いたことを特徴と
する。
【0013】
【0008】
【0014】
【作用】光ディスク基板のピット情報を再生する再生手
段と、ピット情報の読み取り誤差信号を検出する誤差信
号検出手段と、誤差信号に対応した制御信号を発生させ
る制御信号発生手段と、光ディスク基板の回転角度を検
出する回転検出手段と、回転検出手段の周波数を逓倍す
る高速信号生成手段と、制御信号から光ディスク基板の
回転角度に応じた最適補正値を演算し、その演算内容の
一部を更新記録すると共にその最適補正値を出力する演
算処理手段とを備えたピックアップ再生装置において、
光ディスク基板の回転角度に応じた最適補正値を高速信
号に同期して演算し、出力する。
【0015】
【0009】
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1から図7に基づ
き詳細に説明する。尚、従来例と同一の部分に対しては
同一の符号を付してある。図1は図8に示した従来例の
ブロック図に対して回転検出回路40、演算処理部50
及び逓倍回路60を追加したもので以下順次説明する。
【0017】先ず、図1に示すように、回転検出手段と
しての回転検出回路40は、モータ41に矩形状の孔を
配置した円板状の突起部43を有する回転ドラム42
と、この突起部43を挟み込むように図示せぬフォトカ
プラを設け、該フォトカプラの出力を波形整形する回転
パルス生成回路44とで構成している。突起部43は、
図2(a)に示すように円板の外周部に矩形状の孔45
が等角度間隔(図では90度間隔)配置されていて、こ
の孔45がフォトカプラを通過することによってモータ
41が1回転する毎に4個のパルスが回転パルス生成回
路44から発生する。
【0018】
【0010】ここで得られたパルスを回転パルスと呼ぶ
ことにする。また、図2(b)は、誤差信号と回転パル
スとの関係を示した。
【0019】尚、本発明における実施例で回転検出回路
40は、回転ドラム42に設けられた矩形状の孔を配置
した円板状の突起部43をフォトカプラで挟み込むよう
にして回転パルスを生成する例で説明したが、回転ドラ
ム42の周囲面上に微小の磁石片を配置し、ホール素子
で回転を検出しても良く、矩形状の孔を検出する方法以
外でも同様の効果を得る事ができる。
【0020】次に、高速信号生成手段としての逓倍回路
60については、図3のPLL(Phase Lock
ed Loop)回路を用いて説明する。
【0021】
【0011】図3(a)は、標準的PLL回路のブロッ
ク図を示した。符号61は、水晶振動子62を用いた基
準信号発振器である。この基準信号発振器61は、例え
ば10MHzの水晶振動子62を用いて発振させた周波
数を、例えば図示せぬ分周器で1/400分周して25
kHzの周波数に変換した信号を出力信号としている。
そして、基準信号発振器61の出力は、位相比較器63
に送られ、ここで後述する分周器の出力信号と位相比較
される。位相比較器63の出力は、ローパスフィルタ
(LPF)64を経てVCO(Voltage Con
trolledOsillator)65に供給され
る。
【0022】このVCO65は、発振周波数が直流電圧
の変化で制御される発振器で、LPF64から供給され
る直流電圧で発振周波数が規定される。また、VCO6
5の出力は、出力端子66及び分周器67に供給され
る。
【0023】
【0012】この分周器67は、一般にプログラマブル
分周器と呼ばれ水晶振動子62による発振周波数より高
い周波数で発振しているVCO65の発振周波数を図示
しないマイコンからの指令による分周比で分周する回路
である。例えば、VCO65が100MHz付近で発振
している場合、マイコンから1/4000分周の指令が
あれば、分周器67の出力は、100MHzが1/40
00分周されて略25kHzが出力される。この分周器
67の出力は、位相比較器63に供給され、前記略25
kHzの信号と基準信号発振器31から得られた正確な
25kHzの信号と位相比較される。位相比較器63で
位相比較された2つの周波数が異なる場合は、誤差電圧
が発生し、この誤差電圧をLPF34で平滑し、直流電
圧を得てVCO35回路に供給する。
【0024】
【0013】この位相比較器63、LPF64、VCO
65及び分周器67からなる閉回路によって位相比較器
63から出力される誤差電圧が零に成るように制御され
るので、VCO65の発振周波数(100MHz)は水
晶振動子62の発振周波数精度で制御され、安定した発
振周波数を出力端子に供給することができる。
【0025】このように、PLL回路は、基本周波数を
正確に逓倍することが可能である。
【0026】また、図3(b)は、本発明の実施例に用
いられる逓倍回路60で、先に説明したPLL回路を応
用した回路例である。ここで、図3(a)に示した基準
信号発振器61の代わりに回転パルス生成回路44を設
けている。
【0027】
【0014】この回転パルス生成回路44は、回転ドラ
ム42から得られるモータ41の回転数を波形整形して
回転パルスとしたものであり、基準信号発振器61の出
力信号と同様に取扱うことができる。即ち、回転パルス
生成回路44から得られる回転パルス(基準信号発振
器)が仮に4パルスとし、出力端子66に得ようとする
パルス数(高周波信号)が40パルスとすれば、分周器
67の分周数を1/10分周に設定すれば良いことにな
る。これは、回転パルスを10逓倍したことを意味して
いる。この逓倍回路60で得られた回転パルスをサンプ
リングパルスとして演算処理回路50に供給する。
【0028】以上のように、光ディスク基板が1回転す
る間に4個の回転パルスが得られる回転パルス生成回路
44の出力を逓倍回路60を通すことによって、40個
のパルスを得ることができる。即ち、光ディスク基板が
1回転する間に40個のパルスが得られ、例として0度
から90度間の誤差信号と回転角度との関係を図4
(a)に、また90度から180度の間を図4(b)に
示した。
【0029】
【0015】尚、逓倍回路60において、PLL回路を
用いて説明したが、その他の逓倍回路においても同様の
効果を得る事ができる。更に逓倍回路60において、記
録媒体の違いを検出し、自動的に分周比を設定する方法
を用いても良い。
【0030】次に、上記の誤差信号を演算する演算処理
部50の動作を分かりやすくするため、制御理論の1手
法である繰り返し制御方式について図5を用いて説明す
る。図5は、図1の中で繰り返し制御に関する部分を概
念的に示したものである。この繰り返し制御は、後述す
るA/D変換器51とD/A変換器55の間に演算値が
M個設けられ、この演算値をモータの回転に同期したM
個の回転パルスで切替える方式である。
【0031】
【0016】ここで、 θ:モータの回転角度。
【0032】M:1回転当たりのサンプル数 N:PLLの分周比 L:FGの分割数(1回転にLパルスのFGを発生) M=L×N とする。
【0033】また、この演算値の伝達関数の一例をZ変
換を用いて示すと、 Y(Z)/X(Z)=Ki/(1−(1/Z))・・(式1) となる。
【0034】
【0017】また、式1の差分方程式は y(n)=Ki・x(n)+y(n−1) ・・(式2) となり、この例では、IIRのデジタル・フィルタであ
り、完全積分形である。 ここで、x(n) :回転角a・2π/MでのFEの
サンプル値入力 y(n) :回転角a・2π/Mでの演算出力値 y(n−1):y(n)に対して1回転前の回転角a・
2π/Mでの演算出力値 a:1〜Mの整数 Ki:積分項の係数 ここで演算回路は、M分割毎に(式1)に従った積分の
演算を行い、その結果をメモリー54に書き込む。
【0035】
【0018】この演算回路53の演算処理に関しては図
6に示すフローチャート図を用いて説明する。図6にお
いて、ステップS1は、メモリー54のアドレス番号
(a)を初期値化する。このアドレスはM分割されてい
るシステムの場合には、M個のアドレスが必要になる。
ステップS2は、アドレス番号(a)に1を加える(こ
のアドレスを仮に1番地とする)。ステップS3は、A
/D変換器51の値、即ち誤差信号FEのA/D値をレ
ジスタAに格納する。次に、ステップS4では、アドレ
ス(1番地)のメモリー54の内容を呼び出し、レジス
タBに格納する。このアドレス(1番地)に収納されて
いるメモリー54の内容は、光ディスク基板の1回転前
の同一角度の時に得た演算値である。そして、ステップ
S5において、レジスタA及びレジスタBの内容を(式
2)に従った積分の演算を行い、その結果をレジスタC
に格納する。
【0036】
【0019】このレジスタCの演算結果は、ステップS
6でD/A変換器55に出力されると共に、ステップS
7でメモリー54の1番地のアドレス(a)に現在の演
算値として上書きされる。そして、ステップS8におい
て、アドレス番号(a)が1回転の分割値Mに等しいか
否かを判断し、等しい場合はステップ1へ、等しくない
場合はステップS2に戻りステップS2以下の工程を繰
り返す。
【0037】以上述べたように、レジスタA及びレジス
タCが現在の回転角度の値、即ちA=x(n)、C=y
(n)であり、レジスタBが1回転前の値、即ちB=y
(n−1)に置き換えて考えると、(式2)に従った演
算が行われているのが理解される。
【0038】
【0020】次に、図1に従って、演算処理部50の信
号の流れを説明する。誤差信号FEは、サンプルホール
ド回路51と、A/D変換器52により、逓倍回路60
からのサンプリングクロックに同期して、量子化され離
散値となり、演算回路53に入力される。演算回路53
はメモリー54と協働して、前述の(式2)に従った演
算を行う。演算結果はD/A変換器55により、アナロ
グ量に変換され、最適補正値として、加算回路34の一
方に入力される。加算回路のもう一方の入力には、補償
回路32によって位相補償されたフォーカス制御信号F
EQが入力される。
【0039】加算回路34以降の動作は従来例と同様で
ある。加算回路34の出力はドライバ33を経てアクチ
ュエータ23に一体に設けられた駆動コイルによって対
物レンズを駆動し、光ビームの焦点位置を制御する。
【0040】
【0021】尚、実施例では、丁度1回転前の最適補正
値を演算に利用したが、メモリー54から読み出し、演
算回路53で演算し、D/A変換回路55に出力するま
での処理時間を考慮し、その時間に相当するサンプル数
だけ手前の値を演算に利用しても良い。
【0041】以上述べたように、繰り返し制御を用いた
システムは、光ディスク基板の中心孔の偏心やディスク
基板のたわみのように、常に同じ回転角の時に生じるト
ラッキングエラーやフォーカスエラーに対し、前に記録
された補正値を基にして回転角毎に演算し同期出力し、
制御信号に加算することにより、残留誤差が抑圧でき
る。その理由は、ディスク基板のたわみ量が最内周部と
最外周部で大きく変わっても隣接するトラック間では僅
かの変化に過ぎず、隣接トラック間の同一回転角度に於
ける残留誤差の相関が高いことによる。
【0042】
【0022】ところで、逓倍回路60から出力される回
転パルスの繰り返し周波数が変化する場合、即ち光ディ
スク基板の回転速度が変化する場合について説明する。
【0043】光ディスクの記録方式には、回転数が一定
のCAV(Constant Angular Vel
ocity)と線速度が一定のCLV(Constan
tLinear Velocity)の2種類ある。回
転数が変化するのは後者であり、CLV方式では光ディ
スクの最内周では回転速度が最も速く、最外周で最も遅
くなる。本発明の実施例において、誤差信号をA/D
し、最適補正値を演算し、メモリー54に格納し、D/
A変換して出力する一連の動作を回転パルスに同期して
行っているため、ディスク基板の回転が時間と共に変化
するCLV方式においてもCAV方式と同様に残留誤差
を抑圧する効果がある。
【0044】
【0023】
【0045】
【発明の効果】トラッキングやフォーカス制御に繰り返
し制御方式を適用する場合において、最適補正値(制御
量)を演算し、出力するタイミングを決めるために用い
られるサンプリングパルスをPLL回路の逓倍回路を用
いることにより、光学的な方法で得ることが出来なかっ
た高速の回転パルスが簡単に生成されるので最適補正値
の時間軸上での細分化が可能になり、高速回転を必要と
するDVDにおいてもその光ディスクに合致した最適補
正値によるトラッキングやフォーカス制御が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例のブロック図。
【図2】本発明に用いられる回転ドラムの円板状の突起
部の構造図及び回転パルスと誤差信号の関係を示した
図。
【図3】本発明に用いられるPLL回路のブロック図。
【図4】回転パルスと誤差信号の関係を示した図。
【図5】繰り返し制御を用いたフォーカス制御系のブロ
ック図。
【図6】本発明における実施例のフローチャート図。
【図7】従来例におけるピックアップ制御装置のブロッ
ク図。
【符号の説明】
10・・・光ディスク基板 20・・・光ピックアップ部 30・・・フォーカス制御部 40・・・回転検出回路 50・・・演算処理回路 51・・・サンプリング・ホールド回路 52・・・A/D(アナログ/デジタル)変換器 53・・・演算回路 54・・・マイコン 55・・・D/A(デジタル/アナログ)変換器 60・・・逓倍回路 61・・・基準信号発振器 62・・・水晶振動子 63・・・位相比較器 64・・・LPF 65・・・VCO 66・・・出力端子 67・・・分周器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク基板のピット情報を再生する
    再生手段と、 前記ピット情報の読み取り誤差信号を検出する誤差信号
    検出手段と、 前記誤差信号に対応して前記再生手段の信号を制御する
    ための制御信号発生手段と、 前記光ディスク基板の回転数と回転角度を検出する回転
    検出手段と、 前記制御信号から光ディスク基板の回転角度に応じた最
    適補正値を演算し該演算内容の一部を更新記録すると共
    に該最適補正値を出力する演算処理手段とを備えたピッ
    クアップ制御装置において、光ディスク基板の回転角度
    に応じた前記回転検出手段の出力周波数を逓倍する高速
    信号生成手段を用いたことを特徴とするピックアップ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記回転検出手段の出力周波数を逓倍す
    る高速信号生成手段にPLL回路を用いたことを特徴と
    する請求項1記載のピックアップ制御装置。
JP7201321A 1995-07-14 1995-07-14 ピックアップ制御装置 Pending JPH0935289A (ja)

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