JPH0935192A - 配達ナビゲーション装置 - Google Patents

配達ナビゲーション装置

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JPH0935192A
JPH0935192A JP18519295A JP18519295A JPH0935192A JP H0935192 A JPH0935192 A JP H0935192A JP 18519295 A JP18519295 A JP 18519295A JP 18519295 A JP18519295 A JP 18519295A JP H0935192 A JPH0935192 A JP H0935192A
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JP
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JP18519295A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Takechi
美明 武地
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配達の直前に配達先の在宅を確認し、且つ、配
達先に対してはほぼ正確な配達時刻を告知することので
きる配達ナビゲーション装置を提供する。 【構成】 配達先の地図上の位置および電話番号を記憶
したICカードをICカードリーダライタ22にセット
すると、表示部24には、地図メモリ23から読み出さ
れた地図とともにGPS測位装置21によって測位され
た配達用車両の現在位置およびICカード22から読み
出された配達先の位置が表示される。配達用車両が配達
先に一定距離以内に接近すると、制御部20は電話機2
7を駆動して自動的にこの配達先に電話を掛け、在宅の
ときには、配達予定時刻を告げて外出しないように促
し、留守番電話が応答したときには、電話による返信を
依頼する旨のアナウンスを録音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が適用される技術分野】この発明は、宅配便など
の配達先を地図上に表示するとともに、配達先の在宅を
電話で自動的に確認する配達ナビゲーション装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】宅配作業者は、配達先
が留守が在宅かを前もって知ることができれば、いちい
ち階段等を昇って家に行く必要もなく、また、在宅して
いる配達地域を優先してまわり、留守宅の多い地域を後
回しにすることができる。
【0003】宅配便など一般住宅への荷物の配達は、会
社などと異なり配達時に家人が在宅しているか否かが不
明である。このため、配達先に配達用車両(トラック)
を乗り付けて階段等を昇って配達先の家を訪問すると不
在であり、非常に無駄な時間と手間を費やしてしまうと
いう場合が頻繁にあった。
【0004】また、これを解消するために、宅配事務所
が配達日の朝に配達先に対して在宅確認の電話をする場
合があるが、朝に在宅していても配達予定時刻に在宅し
ているとは限らず、また、朝不在であっても配達予定時
刻に在宅している者もいる。したがって、朝確認するの
みでは配達予定時刻の在宅を確実に確認することができ
なっかった。また、宅配便の運転者は、朝の在宅確認電
話時に配達予定時刻を告げて在宅を促すのが一般的であ
るが、朝の配達開始前にたてられる配達予定時刻は極め
て不正確で幅のあるものであり、配達先の家人は例えば
午後全く外出できない場合があるなど不都合が多かっ
た。
【0005】この発明は、配達の直前に配達先の在宅を
確認し、また、配達先に対してはほぼ正確な配達時刻を
告知することのできる配達ナビゲーション装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、宅配便など
を配達する配達用車両の現在位置を測位するGPS測位
装置などの測位手段と、配達先の場所,電話番号を含む
配達先情報を記憶する配達先記憶手段と、配達地域の地
図を表示するとともに該地図上に前記測位手段が測位し
た配達用車両の現在位置および前記配達先記憶手段に記
憶されている配達先を重ねて表示する表示手段と、前記
測位手段が測位した現在位置と前記配達先記憶手段に記
憶されている配達先との距離または到着予想時間が一定
以下になったとき該配達先に電話を掛け、その応答内容
に基づいて在宅/不在を確認する在宅確認手段と、該在
宅確認手段の確認結果を運転者に告知する告知手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】この発明の装置は、基本的には配達用車両
に搭載される装置であるが、在宅確認手段のみは、事務
所等に設けておき通信で情報の交換を行うようにしても
よい。また、車両の現在位置と配達先の距離は単純な直
線距離であっても路線長であってもよく、また、進行方
向のみで判定するようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明を適用した宅配便
の在宅確認システムの構成を示す図である。配達用車両
(トラック)1には配達ナビゲーション装置2が搭載さ
れている。この配達ナビゲーション装置2は、GPS測
位による車両の現在位置を地図上に表示するのみでな
く、該地図上に複数の配達先を表示するとともに、その
配達先に電話を掛けて在宅/不在を確認する機能を有し
ている。配達先の場所を示すデータは、この配達ナビゲ
ーション装置2に挿入されるICカード3に記憶されて
いる。ICカード3への配達先の書き込みは、配達事務
所に設置されている配達管理装置4によって行われる。
【0009】ICカード3には図2に示すような配達管
理テーブルが設定される。配達管理テーブルは、1つの
配達先について、配達番号、伝票番号、氏名、住所、電
話番号、電話済フラグ、電話時刻、在宅フラグ、配達済
フラグ、表示位置データの記憶エリアで構成されてい
る。配達番号は、1から順に付される番号であり、基本
的には荷物の配達順序を示す番号である。伝票番号,氏
名,住所,電話番号は、ホスト装置から配達車両に合わ
せてダウンロードされる。ホスト装置は、宅配便会社に
おいて全引受荷物を管理する装置である。電話済フラグ
はこの配達先に電話を掛けて在宅/不在を確認したこと
を表示するフラグである。電話時刻は、上記電話を掛け
た時刻である。なお、配達先が不在の場合には、該配達
先に何度も電話を掛ける場合があるが、その場合、電話
時刻記憶エリアには最新の電話時刻が記憶される。在宅
フラグは、電話の結果在宅が確認されたときその旨を記
憶するフラグである。配達済フラグは、この配達先に荷
物を配達し終えたときセットされるフラグである。表示
位置データは、配達ナビゲーション装置のディスプレイ
に表示される地図上のどの位置にこの配達先があるかを
示すデータであり、地図のページとそのページにおける
座標値からなっている。
【0010】図3は前記配達管理装置4の構成を示す図
である。この装置は、ICカードリーダライタを外付け
したパーソナルコンピュータで構成されている。CPU
10にはバスを介してROM11,RAM12,HDD
13,通信インタフェース14,ICカードリーダライ
タ15,入力部16および表示部18を備えている。R
OM11はこの装置を立ち上げるための基本プログラム
を記憶している。RAM12は配達管理動作に必要なプ
ログラムやデータが読み込まれるメモリである。HDD
13には、このパーソナルコンピュータを配達管理装置
としての動作させるためのアプリケーションプログラム
(配達管理プログラム)や配達エリアの住宅地図データ
などが記憶されている。これらのプログラムやデータは
必要に応じて前記RAM12に読み出されて使用され
る。通信インタフェース14はこの装置とホスト装置と
の通信を制御するインタフェースである。前記配達管理
テーブルの作成時にはこの装置からホスト装置に対して
配達用車両1の車両番号が送信され、ホスト装置はこの
車両番号に対応する配達先のリストをダウンロードす
る。ICカードリーダライタ15には前記ICカード3
がセットされる。入力部16はキーボードやマウスで構
成されており、車両番号の入力や配達管理テーブルの修
正に用いられる。表示部17はCRTディスプレイで構
成されており、配達管理テーブルや配達先の位置をプロ
ットした地図などが表示される。
【0011】図4は前記配達用車両1に搭載される配達
ナビゲーション装置2の構成を示す図である。制御部2
0には、GPS測位装置21,ICカードリーダライタ
22,地図メモリ23,表示部24,操作部25,バー
コードリーダ26,電話機27,音声合成部28および
録音再生部43が接続されている。GPS測位装置21
は配達用車両1の屋根にアンテナを備え、該配達用車両
1の位置を約1秒毎に測位する。ICカードリーダライ
タ22には前記配達管理テーブルが記憶されたICカー
ド3が挿入される。地図メモリ23は、この配達用車両
1の配達エリアの地図を記憶したメモリである。この記
憶されている地図は、前記配達管理装置4に記憶されて
いる地図と同一のものである。地図メモリ23としては
ROMで構成してもフロッピィディスクで構成しても光
ディスク(CD)で構成してもよい。表示部24はカラ
ー液晶マトリックスディスプレイを含み、配達用車両1
が走行しているエリアの地図を表示するとともに、現在
位置,配達先の場所などを表示する。操作部25は図5
に示すようなキーシステムを備えている。詳細は後述す
る。バーコードリーダ26は配達が完了した伝票のバー
コードを読み取って配達完了の登録をするために用いら
れる。電話機27は配達先に対して在宅確認の電話を掛
けたり、配達先から掛かってくる電話を受信するために
使用される。通常は制御部20が自動送信・自動着信を
行うが、運転者が手動で電話を掛けたり、電話を受信し
たりすることもできる。
【0012】音声合成部28は、トーンシグナル合成回
路および定型のアナウンス文を記憶したアナウンス文メ
モリを内蔵しており、制御部20からの指示に従って電
話番号のトーンシグナルを合成出力し、回線が接続され
ると、相手の応答に応じて配達予定時刻のお知らせや返
信の依頼などの文言を合成する。すなわち、配達先の在
宅時には配達予定時刻および在宅を促す旨の文言を合成
する。配達予定時刻のお知らせとしては、たとえば『こ
ちらは○○運輸の○○便です。○時○○分ごろお届けも
のの配達にお邪魔しますのでご在宅よろしくお願いしま
す。』などの文言を用いればよい。こののち、通話相手
からの返答や質問があった場合には、これをモニタして
いる運転者がハンドフリー送受話器29で応答すればよ
い。
【0013】また、録音再生部43は、電話機27によ
る通話音声を録音・再生する。自動通話モード中は自動
的に録音し、自動通話が終了すると自動的にその通話音
を再生するが、運転者が手動で録音・再生することもで
きる。
【0014】また、配達先が不在で留守番電話が応答し
た場合には、帰宅したときに電話による返信を依頼する
旨の文言を合成して留守番電話に録音する。返信の依頼
としては、たとえば『こちらは○○運輸の○○便です。
お届けものがありますので本日の午後4時までなら03
0−<配達車両の電話番号>にお電話下さい。それ以後
でしたら、<配達事務所の電話番号>にお電話下さい。
伝票番号は<XXXXX>です。宜しくお願いしま
す。』などの文言を用いる。留守番電話は通常『ピー
ッ』という音を合図に録音動作をスタートさせるため、
この音を検出したとき上記返信依頼の文言の合成をスタ
ートさせればよい。また、この留守番電話検出機能が正
常に動作しなかったとき(制御部20が『ピーッ』とい
う音を検出できなかったとき)は、通話をモニタしてい
る運転者が留守電録音キー34をオンすることによって
手動で上記文言の合成をスタートさせることもできる。
【0015】また、上述したように電話機27にはハン
ドフリー送受話器29が接続されている。ハンドフリー
送受話器29はマイクとイヤースピーカを備えており、
運転者が頭にセットすることによってハンズフリーで使
用することができる。制御部20が音声合成部28を介
して相手と自動通話しているとき、運転者はハンドフリ
ー送受話器29のイヤースピーカを用いて通話内容をモ
ニタすることができる。また、通話キー33(図5参
照)をオンすることによってマニュアル通話モードに切
り換わり、運転者自らがハンドフリー送受話器29を用
いて相手と直接通話することができる。
【0016】図5は前記配達ナビゲーション装置の操作
部25の構成を示す図である。操作部25の側面にはメ
インスイッチ30が設けられている。このメインスイッ
チ30がオンされたとき、この装置の動作がスタートす
る。またパネル面の左上部にはテンキー31およびEN
TERキー32が設けられている。テンキー31は電話
番号や配達番号などを入力するキースイッチであり、E
NTERキー32はテンキー31や他のキースイッチか
ら入力した内容を登録するためのキーである。これらテ
ンキー31,エンターキー32の右側には各種の機能キ
ーが設けられている。機能キーとしては、通話キー3
3,留守番電話録音キー(留守電録音キー)34,在宅
キー35a,不在キー35b,配達キー36および番号
入力キー37が設けられている。通話キー33は、自動
通話モードからマニュアル通話モードに移行するとき、
手動でフックオン/オフするときにオンされるキースイ
ッチである。すなわち、在宅確認の自動通話モード時に
この通話キー33をオンすると、ハンドフリー送受話器
29を用いたマニュアル通話に切り換わり、マニュアル
通話中に通話キー33をオンするとオンフック(回線切
断)する。また、通話中でないときにこの通話キー33
をオンすると、オフフック(回線接続)され、これに続
けて電話番号を入力することにより電話を掛けることが
できる。電話番号の入力はテンキー31から直接入力し
てもよく、バコードリーダ26に配達伝票の伝票番号を
読み取らせ、この伝票番号で配達管理テーブルを対応電
話番号を検索するようにしてもよい。また、番号入力キ
ー37をオンしたのち、テンキー31から配達番号また
は伝票番号を入力してENTERキー32をオンするこ
とによってもこの番号で配達管理テーブルが検索され対
応する電話番号に電話を掛けることができる。なお、パ
ネル面の左上端部には、オフフック状態であることを示
すLED41および自動通話中であることを示すLED
42が設けられている。
【0017】配達キー36は個別の配達先への配達が終
了する毎に、その配達先への配達が終了した旨を配達管
理テーブルに登録するために使用される。番号入力キー
37は、配達番号または伝票番号を入力することを装置
に知らせるためのキースイッチであり、この番号入力キ
ー37のオンとENTERキー32のオンの間にテンキ
ー31から入力された数値が配達番号または伝票番号で
ある。なお、配達番号と伝票番号は桁等が異なり重複す
る可能性がないため、入力する際にこれを区別する必要
がなく、ENTERキー32がオンされたとき制御部2
0が入力された数値に基づいて何方かを判断することが
できる。
【0018】さらに、操作パネルの下部には、3個の確
認モードキー38,39,40が設けられている。これ
らのキースイッチは、それぞれ自動確認モードキー3
8,個別確認キー39および一括確認キー40である。
自動確認モードは、この配達用車両1が配達先から所定
距離(例えば、市街地では2キロメートル,郊外では4
キロメートルなど)に接近したとき、自動的にその配達
先に電話を掛けて在宅を確認するモードであり、自動確
認モードキー38をオンする毎にこのモードがセット/
リセットされる。このモードがセットされているときキ
ースイッチに内蔵のLED38aが点灯する。また、個
別確認キー39がオンされると、そのとき運転者が入力
した配達番号,伝票番号または電話番号で識別される配
達先に電話を掛けて在宅確認動作を行う。個別確認キー
39による動作は、自動確認モードがセットされている
ときでもリセットされているときでも有効である。ま
た、一括確認キー40がオンされると、配達管理テーブ
ルに記憶されている配達済でない全ての配達先に順次電
話を掛けて在宅確認を行う。この一括確認キー40によ
る動作も、自動確認モードがセット/リセットにかかわ
らず有効である。
【0019】また、操作パネル最下部には録音キー4
4,再生キー45が設けられている。録音キー44はマ
ニュアル通話中の音声を前記録音再生部43に録音する
ときにオンされるスイッチである。また、再生キー45
は録音されている通話音声を再生するときオンされるス
イッチである。再生キー45がオンされると、ハンドフ
リー送受話器29から録音された音声が再生される。
【0020】図6は上記配達管理装置の動作を示すフロ
ーチャートである。まず配達管理用のICカード3がI
Cカードリーダライタ15に挿入される(s1)。そし
て配達用車両1の車両番号が入力される(s2)。この
車両番号をホストコンピュータに送信して、この配達用
車両1が今日(または明日)配達する荷物の配達先のリ
ストをダウンロードする(s3)。ダウンロードされた
複数の配達先のデータは、伝票番号,氏名,住所,電話
番号等からなり配達管理テーブル(図2参照)に記憶さ
れる。これらダウンロードされた複数の配達先を住所に
基づいて地図上で検索し、それぞれの表示位置を割り出
す(s4)。割り出された表示位置を配達管理テーブル
の表示位置データ記憶エリアに記憶するとともに(s
5)、配達先がプロットされた地図を表示部17のディ
スプレイに表示する(s6)。s4〜s6の動作を全て
の配達先について行ったのち、ICカードを排出して
(s7)動作を終了する。なお、配達管理テーブルにお
いて、複数の配達先データは伝票番号順または配達事務
所に近いものから順に自動的に配列されて(配達番号が
付されて)記憶されているが、係員(運転者)がこの順
序を自分の配達順に組み換えることができるようにして
もよい。
【0021】図7は配達ナビゲーション装置の地図表示
動作を示すフローチャートである。同図(A)は配達ス
タート時(配達ナビゲーション装置2のメインスイッチ
30がオンされたとき)に実行される動作である。ま
ず、レジスタのリセットやGPS装置のセットアップな
どの初期設定動作を実行する(s11)。次にGPS測
位装置21から現在位置の座標データを入力し(s1
2)、この現在位置を含むエリアの地図を表示する(s
13)。そして、この地図上にこの配達車両の現在位置
を表示する(s14)。つぎに、配達管理テーブルから
この地図の表示範囲内の配達先を検索し(s15)、検
索された配達先の位置を地図上に表示する(s16)。
【0022】同図(B)は該配達ナビゲーション装置の
継続動作中の地図表示動作を示すフローチャートであ
る。この動作はGPS測位装置の測位周期に合わせて約
1秒毎に実行される。まず、GPS測位装置からこの配
達用車両1の現在位置を示す座標データを入力し(s2
1)、この座標が表示部24に現在表示されている地図
のエリアであるかを判定する(s22)。これが現在表
示中の地図のエリアであればその地図内に表示する現在
位置を更新して(s23)リターンする。
【0023】また、現在位置が現在表示中の地図のエリ
アから外れた場合には、上記同図(A)のs13の動作
に進む。
【0024】なお、この地図はページ切換で表示するよ
うにしているが、スクロールで表示するようにしてもよ
い。その場合には、配達用車両1の現在位置は常に画面
の中央に表示されることになる。
【0025】図8,図9は配達先の在宅を確認するため
の動作を示している。図8は確認すべき配達先を選択す
る動作を示している。図8(A)は自動確認モード動作
を示している。自動確認モードは自動確認モードキー3
8の操作によってセットされる。自動確認モードがセッ
トされるとこの動作が約1分毎に実行される。まず配達
用車両1の現在位置や進行方向、または、配達順(配達
番号)などに基づいて所定圏内に接近した配達先がある
か否かを判断する(s30)。このように接近した配達
先がある場合には(s31)、その配達先に対して在宅
確認処理動作を実行する。
【0026】図9は在宅確認処理動作を示すフローチャ
ートである。まず、その配達先の電話済フラグを参照
し、既に電話を掛けているか(s41)、および、既に
電話を掛けているが不在であり、且つ、前回の電話から
30分が経過しているか(s42)を判断する。s4
1,s42のいずれかの条件が満たされた場合には、s
43に進んでこの配達先に電話を掛ける(s43)。電
話を掛ける動作は電話機27を自動でオフフックし、電
話番号を音声合成部28に入力してトーンシグナルクを
合成する動作である。このとき、LED41,42が両
方とも点灯する。なお、不在であっても電話から30分
が経過していれば再度電話を掛けるのは、30分が経過
すれば帰宅している可能性があるからである。
【0027】相手が一定時間以上呼出に応じない場合に
は不在であるとしてs44から不在処理(s58,s5
9)に進む。このときLED41,42は消灯される。
また、相手が一定時間以内に応答(フックオフ)した場
合には自動通話動作および通話の録音をスタートする
(s45)。まず、応答したことから在宅であると推定
して配達予定時刻を知らせるアナウンスの合成をスター
トする。このアナウンスの途中で『ピーッ』という音を
受信すれば留守番電話が応答したと判断し、上記配達予
定時刻を知らせるアナウンスを中断して留守番電話録音
用の返信依頼のアナウンスをスタートする。また、この
自動通話は運転者によって常時モニタされており、運転
者は通話キー33をオンすることによって(s46)何
時でも自動通話からマニュアル通話に切り換えることが
でき、通話相手と直接通話をすることができる。
【0028】自動通話のままで通話が終了した場合には
(s47)、自動でフックオンするとともに通話の録音
を終了する(s48)。このときLED41,42も消
灯する。こののち、自動通話の内容に基づいて不在であ
ったか否かを判断する(s49)。すなわち、相手の留
守番電話に返信の依頼を録音した場合には不在であると
判断する。不在の場合には不在処理(s58,s59)
に進む。
【0029】一方、『ピーッ』という音を受信せず、配
達予定時刻のお知らせを送信した場合には在宅であると
推定し、それを確認するため自動通話の内容を自動的に
再生する(s50)、運転者は録音内容を聞いて在宅か
不在かを確認し、在宅キー35aまたは不在キー35b
をオンする(s54)。在宅キー35aがオンされた場
合には、配達管理テーブルの電話済フラグ・在宅フラグ
をセットするとともに(s56)、表示部24の地図に
表示されている該配達先を示す点を青色に変更する(s
57)。一方、不在キー35bがオンされた場合には不
在処理(s58,s59)を実行する。不在処理では、
配達管理テーブルの電話済フラグをセットして電話時刻
を記憶するとともに(s58)、地図に表示されている
該配達先を示す点を赤色に変更する(s59)。
【0030】一方、自動通話中に通話キー33がオンさ
れた場合には、自動録音動作を中止し(s51)、自動
通話中であることを表示するLED42を消灯して(s
52)マニュアルの通話モードに切り換える(s5
3)。これにより、配達予定時刻や返信の依頼などのア
ナウンスの自動合成動作は停止する。ただし、留守電録
音キー34がオンされた場合には返信依頼のアナウンス
を合成出力する。さらに、通話中に再度通話キー33が
オンされた場合には通話が終了したとしてオンフックす
る。こののち、運転者によって在宅キー35aまたは不
在キー35bのオンを受け付けるためs54に進む。
【0031】なお、マニュアル通話中であっても録音キ
ー44をオンすることによって通話を録音することがで
き、また、録音終了後再生キー45をオンすることによ
って通話音を再生することができる。自動通話の録音で
あっても再生キー45をオンすることによって通話音を
何度も再生することができる。
【0032】図8(B)は個別確認キー39がオンされ
たときの動作を示すフローチャートである。まず、運転
者が在宅を確認したい配達先の番号を入力する(s3
3)。この番号は伝票番号でもよく、また、配達番号で
もよい。この番号の入力はテンキー31から入力しても
よく、また、バーコードリーダ26を用いて伝票のバー
コードを読み取らせるようにしてもよい。この番号入力
ののち、ENTERキー32がオンされる(s34)。
ENTERキー32がオンされると配達管理テーブルか
ら該当のレコードを読み出して(s35)、上記在宅確
認処理を実行する(s36)。
【0033】図8(C)は一括確認キー40がオンされ
たときの動作を示すフローチャートである。一括確認キ
ー40がオンされると、配達管理テーブルのレコードを
順次読み出して(s37)、順次在宅確認処理を行う
(s38)。全てのレコードについて在宅確認処理が終
了すれば(s39)動作を終える。在宅確認処理の最初
に在宅(配達済を含む)の配達先を除く処理が行われる
ため、実際にはこの動作は未確認の配達先および不在の
配達先に対してのみ行われる。
【0034】図10は個別の配達先への配達終了時に行
われる処理を示すフローチャートである。この動作は配
達キー37がオンされたとき実行される。配達キー37
がオンされたのち、配達済の伝票(伝票番号)がバーコ
ードリーダ26で読み取られると(s60)、配達管理
テーブルからこの伝票番号で識別されるレコードを検索
し、そのレコードの配達済フラグをセットする(s6
1)。こののち、地図上の表示を消去する(s62)。
【0035】全配達先に配達を終了したのち、事務所に
帰ってICカード3を配達管理装置4にセットすること
によりホスト装置に対して配達の完了が登録される。ま
た、不在のまま配達できなかったものについてもICカ
ード3を配達管理装置4にセットすることによってホス
ト装置にその旨が登録され次回の配達時にそのデータが
またダウンロードされる。
【0036】上記実施例では、車載の電話機27で在宅
を確認したが、現在の電話料金体系では移動体の電話機
は通常の有線電話機に比べて通話料金が相当の割高であ
る。したがって、配達管理テーブルを配達事務所の装置
にも記憶しておき、配達用車両1の現在位置をGPS測
位装置で測位したのち、この測位データを前記配達事務
所に送信することによって、配達事務所が電話による在
宅確認を行い、これを再度配達用車両に返信するように
すれば電話料金が割安になる。
【0037】また、自動確認モードにおける配達用車両
1と配達先との接近の度合いは、単純な直線距離で測定
しても路線長で測定してもよい。また、現在遠ざかって
いるものは判断にいれないようにしてもよい。
【0038】また、在宅時のアナウンスとしては配達予
定時刻の文言を用いているが、到着までの予想時間をア
ナウンスするようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、配達の
ための走行中に電話によって配達先の在宅を確認するこ
とができるため、配達の直前に在宅を確認することがで
き、確実な在宅の確認および、在宅の場合には、正確な
配達予定時刻や到着までの時間を伝えることができ、配
達先の家人も無用な待ち時間を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された配達ナビゲーションシス
テムの構成図
【図2】同配達ナビゲーションシステムのICカードに
設定される配達管理テーブルを示す図
【図3】同配達ナビゲーションシステムの配達管理装置
の構成を示す図
【図4】同配達ナビゲーションシステムの配達ナビゲー
ション装置の構成を示す図
【図5】同配達ナビゲーション装置の操作パネルを示す
【図6】前記配達管理装置の動作を示すフローチャート
【図7】前記配達ナビゲーション装置の動作を示すフロ
ーチャート
【図8】同配達ナビゲーション装置の動作を示すフロー
チャート
【図9】同配達ナビゲーション装置の動作を示すフロー
チャート
【図10】同配達ナビゲーション装置の動作を示すフロ
ーチャート
【符号の説明】
1−配達用車両、2−配達ナビゲーション装置、3−I
Cカード、4−配達管理装置、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配達用車両の現在位置を測位する測位手
    段と、 配達先の場所データ、電話番号を含む配達先情報を記憶
    する配達先記憶手段と、 配達地域の地図を表示するとともに、該地図上に前記測
    位手段が測位した現在位置および前記配達先記憶手段に
    記憶されている配達先を重ねて表示する表示手段と、 前記測位手段が測位した現在位置と前記配達先記憶手段
    に記憶されている配達先との距離または到着予想時間が
    一定以下になったとき該配達先に電話を掛け、応答内容
    に基づいて在宅/不在を確認する在宅確認手段と、 該在宅確認手段の確認結果を運転者に告知する告知手段
    と、 を備えたことを特徴とする配達ナビゲーション装置。
JP18519295A 1995-07-21 1995-07-21 配達ナビゲーション装置 Pending JPH0935192A (ja)

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