JPH093330A - オルガノシロキサン組成物 - Google Patents
オルガノシロキサン組成物Info
- Publication number
- JPH093330A JPH093330A JP8145857A JP14585796A JPH093330A JP H093330 A JPH093330 A JP H093330A JP 8145857 A JP8145857 A JP 8145857A JP 14585796 A JP14585796 A JP 14585796A JP H093330 A JPH093330 A JP H093330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- group
- composition according
- monovalent
- tertiary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K3/00—Materials not provided for elsewhere
- C09K3/10—Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers
- C09K3/1006—Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers characterised by the chemical nature of one of its constituents
- C09K3/1018—Macromolecular compounds having one or more carbon-to-silicon linkages
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/06—Preparatory processes
- C08G77/08—Preparatory processes characterised by the catalysts used
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/05—Alcohols; Metal alcoholates
- C08K5/057—Metal alcoholates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/14—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
- C08G77/16—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/14—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
- C08G77/18—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to alkoxy or aryloxy groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2666/00—Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
- C08L2666/28—Non-macromolecular organic substances
- C08L2666/44—Silicon-containing compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
なく、しかも硬化速度が速い、エラストマー物体に硬化
可能な湿分硬化性オルガノシロキサン組成物を提供す
る。 【解決手段】 オルガノシロキサン、アルコキシシラン
硬化剤、および一般式: M[OR]x[OR']y (式中、Mは周期律表IVB族から選ばれる4価の金属を
示し;xは平均値0〜1であり、yは平均値3〜4であ
り、且つ(x+y)は4であり;R'は1価の3級又は
分岐2級の脂肪族炭化水素基を示し;RはR’と異な
る、炭素原子1〜6を有する1価の直鎖脂肪族炭化水素
を示す)で表される化合物(例えば、アルコキシチアネ
ート)を混合することにより形成された生成物(A)を
含有するエラストマー物体に硬化可能な湿分硬化性組成
物。
Description
しうる湿分硬化性オルガノシロキサン組成物、および該
組成物のシール材としての使用に関する。
ン組成物は周知である。このような組成物は、典型的に
は、反応性末端基、一般にはシラノール基を有するポリ
ジオルガノシロキサンとポリジオルガノシロキサン用の
シラン架橋剤、例えばアルコキシシラン、アセトキシシ
ラン、オキシムシラン又はアミノシランとを混合するこ
とにより得られる。これらの材料は室温で大気水分に曝
されるとしばしば硬化する。
ーラントとしての使用である。シーラントとしての使用
においては、組成物が比較的厚い層中で硬化し、約2m
mを越える厚さを有するエラストマー物体を与えること
ができることが重要である。数時間以内でしっかりした
シールを与えるのに十分に速いが、適用した直後に表面
を所望の形状にすることができない程速くない速度で、
組成物が硬化することがしばしば望まれている。このよ
うな組成物についての特に望ましい特質は、速い表面硬
化速度、形成されたスキンの良好な弾性および約24時
間の硬化後の表面の粘着性の欠如である。また、透明
な、半透明な、または使用中に色が無くなり且つその半
透明性が残る「水白色」(water white)の生成物が長
く望まれていた。
所望の硬化速度を達成するために、縮合反応用触媒とし
てある種の有機チタニウム化合物が実際に使用されるよ
うになった。これらのチタニウム化合物の幾つかは、メ
トキシシランと反応して該化合物を含有する組成物中に
白色沈殿物を形成しがちであり、これにより変色し、組
成物の硬化能力を制限している。また、この目的に最も
一般的に好ましいチタニウム化合物は、1級又は2級ア
ルコール、例えばイソプロピルアルコール、n−ブチル
アルコールからのものである。しかしながら、実際に使
用されるチタニウム化合物は、十分に速い及び/又は深
い硬化を促進するにはしばしば不適当であり、チタニウ
ム化合物の安定剤及び促進剤として、キーレート剤、例
えばアセチルアセトネートが実際に使用されている。ア
セチルアセトネートは、チタニウム化合物と混合し又は
反応させてコンプレックスとすることができる。必然的
にアセトネートを含有するこれらの材料は黄色の色相を
有する硬化シリコーン生成物を与える。黄化の問題の解
決は長年探求されてきたが、本発明以前にはアルコキシ
シラン硬化材料による黄化が起こることなく、所望の速
度で硬化する特性をいかにして達成するかは知られてい
なかった。
後においても製品の黄化を起こすことがなく、しかも硬
化速度が速い、エラストマー物体に硬化可能な湿分硬化
性オルガノシロキサン組成物を提供することにある。
表IV族Bから選ばれる4価の元素(例えばチタン)の化
合物のある種の限定された組から選ばれるものを使用す
れば、大気水分の存在下に、室温で所望の速度で硬化す
ることができ、アセチルアセトネート促進剤及び/又は
安定剤を存在させることなく所望の厚さを与え、そして
半透明の、水白色の硬化生成物を与えることを見いだし
た。
又はアルコキシ基を2個以上有する高分子材料、アルコ
キシシラン硬化剤、および一般式: M[OR]x[OR']y (式中、Mは周期律表IVB族から選ばれる4価の金属を
示し;xは平均値0〜1であり、yは平均値3〜4であ
り、且つ(x+y)は4であり;R'は1価の3級又は
分岐2級の脂肪族炭化水素基を示し;RはR’と異な
る、炭素原子1〜6を有する1価の直鎖脂肪族炭化水素
基を示す)で表される化合物(B)を混合することによ
り形成された生成物(A)を含有することを特徴とする
エラストマー物体に硬化可能な湿分硬化性組成物を提供
するものである。
物、およびジョイント、キャビティー及びその類似物を
シールするための組成物の使用をも本発明の範囲に包含
されるものである。
材料は一般式:X−A−Xで表される。Aは所望の有機
又はシロキサン分子鎖、例えばポリオキシアルキレン
鎖、より好ましくはポリジオルガノシロキサン鎖であ
り、従って好ましくはシロキサン単位:R"sSiO
4-s/2(R"は炭素原子1〜6を有するアルキル基、例え
ばメチル基、ビニル基又はフェニル基、あるいはフッソ
化アルキル基を示し、sは0、1又は2の値を示す)を
有するものである。好ましい材料は直鎖のもの、即ち全
ての単位に関してs=2であるものである。好ましい材
料は一般式:−(R"2SiO)t−[式中、R"は各々メチ
ル基を示し、tは約200〜1500の値を有する]で
表されるポリジオルガノシロキサン鎖を有するものであ
る。適当な材料は約500〜200,000mPa.sの
オーダーの粘度を有するものである。高分子材料のX基
は、ヒドロキシル基又はアルコキシ基であり、例えば−
R"2SiOH、−R"Si(OR5)2、−Si(OR5)
3、−R"2SiOR5又は−R"2SiR"'SiR"p(OR
5)3-p[式中、R"は上記と同じで、好ましくはメチル
であり、R"'は6個までの珪素原子を有するシロキサン
スペーサーの1つ又はそれ以上で中断されていてもよい
2価の炭化水素基を示し、R5はアルキル基が6個まで
の炭素原子であるアルキル又はオキシアルキル基を示
し、pは0、1又は2の値である]から選ばれるもので
ある。
化剤は一般式:R"4-nSi(OR5)n[式中、R"及び
R5は上記と同じ、nは2、3及び4の値]で表される
ものである。好ましいシランはR"がメチル、エチル又
はビニルであり、R5がメチル又はエチルであり、nが
3であるものである。有効なシランの例は、メチルトリ
(メトキシ)シラン[MTM]、ビニルトリメトキシシ
ラン、メチルトリエトキシシラン及びビニルトリエトキ
シシランである。このシランは、組成物が大気水分に曝
されたときの適当な架橋及び貯蔵中の組成物の適当な安
定性を確保するために、十分な量で使用される。
は組成物中に沈殿物として存在しない。R'基は、金属
原子Mがお互いの間でオキソブリッジの形成によりオリ
ゴマー化する傾向を最小にするために、嵩高な構造、即
ち3級又は分岐2級、を有することが重要である。かく
して、4−配位金属化合物は、温和な加水分解条件下で
加水分解/縮合反応への安定な種として、維持されるこ
とができる。従って、本発明においては、チタンエステ
ル触媒を安定化するために、アセチルアセトネートリガ
ンドの使用を避けることができ、よって硬化実施の速度
を促進しながら、黄化変色を避けることができる。この
ようなR'基は幾つか存在することが好ましい。従っ
て、選択される化合物においては、R'基の同一性及び
割合は、チタン原子に結合しているリガンド基が隣の分
子のリガンド基と会合する傾向が、より有用なチタン触
媒を使用したときに達成される場合と比較して、減少さ
れるようにアレンジされる。OR'基は3級又は分岐2
級アルコール由来のものであり、1個のヒロキシル基及
び2又は3個の炭素原子を有する材料であり、全て1つ
の炭素原子に結合している。好ましい材料における、
R'はC(R2R3R4)[式中、R2、R3及びR4の各々
は炭素原子1〜6の1価脂肪族鎖であることが好まし
い]である。最も好ましい材料はx=0及びy=4であ
り、全てのR'が3級脂肪族基であるものである。Mは
第IVB族元素のいずれか、即ちアクチニド系のTi、Z
r、Hf及びThであるが、好ましい元素はチタン及び
ハフニウムである。従って、好ましい化合物は下記一般
式で表される。
つ又はそれ以上がメチル基であり、残りの1つがエチル
基であるもの、即ちR'がC(CH3)3又はC(C
2C5)(CH3)2であるものである。この化合物は慣用
の触媒量、即ち高分子材料100重量部当たり約0.2
〜10重量部の量が使用される。これらのチタン化合物
は高度に分岐したアルコキシチタネート材料であり、組
成物中へコンパウンドする前に調製することができる。
好ましい材料の幾つかは組成物中でその場で調製するこ
とができる。組成物への合体前のこの材料の調製は、テ
トラクロロチタン(TiCl4)又はテトライソプロポ
キシチタン(TiPT)と選択された分岐2級又は3級
アルコールとの反応により実施することができる。好ま
しい材料は3級アルコール、例えばターシオ(tertio)
ブタノール[R'はC(CH3)3](以下、tBuOHと
表す)及びターシオアミノアルコール[R'はC(C2C
5)(CH3)2](以下、tAmOHと表す)である。反
応副生成物、即ちHCl又はイソプロピルアルコールは
反応媒体から除去して、所望の(ターシオ-アルコキ
シ)チタネートを得ることが好ましい。アルコキシ交換
法においては、出発材料は、真空脱蔵により置換したア
ルコールの容易な除去が確実に行われるように選択する
ことが好ましい。かくして、置換したアルコールはそれ
を置き換えるアルコールよりも低い沸点を有すべきであ
る。従って、縮合されるアルコールの沸点の検査から明
らかなように、全てのアルコキシチタネートが全ての好
ましい2級または3級アルコールとの使用に適すると言
う訳ではない。例えば、イソプロパノール、ターシオブ
タノール、ターシオアミルアルコール及びn−ブタノー
ルの沸点は、それぞれ82℃、83℃、102℃及び1
18℃である。3級アミルアルコールの反応はテトライ
ソプロピルチタネート(TiPT)、テトラエチルチタ
ネート(TEtT)又はテトラメチルチタネート(TM
eT)と有利に行われることが期待されるが、3級ブタ
ノールの反応はTMeTだけである。TiPTは3級ア
ミルアルコールと反応してチタニウム化合物を形成する
が、該化合物は13C及び1HNMR分光分析法により1
00%に近い純度のTi(tOAm)4であることがわか
った。これに対して、TiPTと3級ブチルアルコール
との反応による同じ純度のチタニウム化合物Ti(Ot
Bu)4の形成は非常に困難である。従って、この特別
な反応は、 TiPT + tBuOH ⇔ Ti[OiPr]x[OtBu]y + iPrOH + tBuOH で示される。
ける触媒として使用するのに適したチタニウム化合物を
提供するために、妥当な時間単位で2mm以上の厚さの
組成物層の粘着性が無い性能及び速い硬化速度を達成す
ためには、該化合物の純度が85モル%Ti-(OtB
u)に等しいか、それ以上であるような範囲で実施され
なければならないことがわかった。従って、式:Ti
[OiPr]x[OtBu]yにおけるxの範囲は0〜
0.6であり、yの範囲は4〜3.4であることが好ま
しい。最も好ましくは、xは0であり、yは4である。
ものはその場で調製することが可能である。これは、上
記した沸点基準に基づいて選択された3級又は分岐2級
アルコールを、組成物のコンパウンド中に、ある種の適
当に選択された慣用のテトラアルコキシチタネートを含
有する組成物へ加えることにより行うことができる。こ
の場合、慣用のテトラアルコキシチタネートはテトライ
ソプロピルチタネートからなり、高分岐アルコールは、
高温の処理(≒60℃)及びストリッピングが使用され
るならば3級ブチルアルコールも使用することができる
が、3級アミルアルコールからなることが好ましい。レ
オロジー、硬化、機械的性質、接着性及び外観の点から
見た特性スペクトルを示す組成物を提供するためには、
慣用のチタネートモル当たり4モル当量以上の3級アミ
ルアルコールを使用することが好ましい。
キレート剤を含有しない本発明の組成物は、許容しうる
速いで硬化し、2mm以上の厚さの、よく硬化した半透
明又は水白色エラストマー反応生成物を与える。より速
い硬化を望むならば、キレート、例えばアセチルアセト
ネートを混合物に加えることができる。チタン触媒の促
進剤/安定剤として通常使用されるアセチルアセトネー
ト材料、例えばエチルアセトアセテート及びメチルアセ
トアセテートを使用することができるが、これらは生成
物の黄化へ導く。
コーンゴムシーラント及びその類似物の配合に通常用い
られる他の成分を含有することができる。例えば、組成
物は微細の、強化又は増量フィラー、例えば高表面積ヒ
ュームドシリカ及び沈降シリカ、破砕石英、ケイソウ
土、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化鉄、二酸化チ
タン及びカーボンブラックを通常含有する。そのような
フィラーの使用割合は、エラストマー形成用組成物及び
硬化エラストマーにおける所望の性質に依存する。組成
物のフィラー含有量は、通常高分子材料100重量部当
たり約5〜150重量部の範囲である。
の成分は、組成物の硬化速度を速くするための助触媒、
顔料、可塑剤、フィラー処理剤(通常はオルガノシリコ
ーン化合物)、組成物の成形性を改良するためのレオロ
ジー添加物及び接着性改良物質、例えばγ−アミノプロ
ピルトリエトキシシランである。適当な助触媒は周知で
あり、カルボン酸の金属塩、例えば鉛オクトエート及び
ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート及び
第一錫オクトエートである。可塑剤として使用され、硬
化エラストマーのモジュラスの低下のために使用される
他の慣用の成分は、有機置換基が例えばメチル、ビニル
又はフェニル、あるいはそれらの組み合わせである、末
端トリオルガノシロキシ基を有するポリジメチルシロキ
サンである。このようなポリジメチルシロキサンは通常
25℃で約100〜100,000mPa.sの粘度を
有しており、高分子材料100重量部当たり約80重量
部までの量で使用することができる。
合して調製してもよく、いかなる適当な混合装置も使用
することができる。高分子材料及びシラン硬化剤を混合
した後にチタニウム化合物を加え、本発明のチタニウム
化合物触媒をその場で調製する場合は、その後3級アル
コールを加えることが一般的に好ましい。任意の付加成
分は混合操作のいずれの段階においても合体することが
できるが、触媒を加えた後に添加することが好ましい。
混合後、組成物は実質的に無水の条件下、例えば密閉容
器中に、使用する必要のあるまで貯蔵される。
気水分に曝されて硬化する単品配合物としてフォーミュ
レートすることができ、種々の用途、例えば被覆、コー
キング及び封入材料に使用される。しかしながら、本発
明の組成物はジョイント、キャビティー、相対移動に付
される物品及び構造物中の空隙のシールに特に適する。
従って、該組成物は窓ガラスシーラント及び建築構造物
のシール用として特に適している。該組成物は、殆どの
工業規格について十分に低いモジュラスの硬化シール及
び殆どの工業規格について十分に高い破断点伸びを与え
る、所望の硬化特性を有する。
本発明の説明のために選択されたシーラント組成物の例
を記載する。下記において、全ての部は重量部であり、
全ての粘度は25℃でのものである。
シラン(MTM)4部、シリカ6.6部、レオロジー添
加剤(B)1部及び粘度100mPa.sのトリメチル
シリル末端ブロックポリジメチルシロキサン流体(PD
MS)13部を湿気の不存在下に、室温で混合してマス
ターバッチシーラント組成物を調製した。高分子材料は
式:(OR5)3Si-R"'-SiR"2-(R"2SiO)t-
SiR"2-R"'-Si(OR5)3[式中、R5はエチル、
R"'はC2H4、R”はメチル、tは高分子材料が約6
0,000mPa.sの粘度を有するような値である]
で表されるポリジメチルシロキサンであった。
リメトキシシラン1部、テトラn−ブトキシチタネート
(TNBT)1.5部、キレート剤としてエチルアセト
アセテート0.3部及び接着促進剤(γ−エチレンジア
ミノプロピルトリメトキシシラン及びγ−グリシドオキ
シプロピルトリメトキシシランの混合物)0.25部を
混合して、比較組成物を調製した。
リメトキシシラン1部、テトラ3級ブトキシチタネート
(Ti-[O-C(CH3)3]4)(TtBT)1.5部及び
接着促進剤(エチルアセトアセテートを含有せず)0.
25部を混合して、第1実例組成物を調製した。上記マ
スターバッチ94.6部、メチルトリメトキシシラン1
部、テトラ3級アミロキシチタネート(Ti-[O-C
(C2H5)(CH3)2]4)(TtAMT)1.75部及び
接着促進剤(エチルアセトアセテートを含有せず)0.
25部、キレート剤なしを混合して、第2実例組成物を
調製した。
0mlのカートリッジへ押出し、そこで7日間貯蔵し
た。各カートリッジからの組成物を使用して、硬化サン
プルを作り、種々の物性を規格試験法により測定した。
スキンオーバータイム(SOT)は、組成物の適用ビー
ズの表面を成形又は加工している時間として測定した。
スキンオーバータイムは、材料を気孔のない滑らかな表
面上に塗布して、厚さ0.32+/−0.08mmの層
を形成させることにより測定した。サンプルを25℃
で、50%RHの相対湿度に曝した。1分間隔で表面を
指の先端で軽く触り、指をゆっくり動かした。サンプル
が指の先端に接着しなくなるまで、これを毎分繰り返し
た。材料を塗布してから表面が指の先端に接着しなくな
るまでの経過時間(分)をスキンオーバータイムとして
記録した。
ビーズの押出し後表面を触ってももはや粘着しなくなる
までの経過時間として測定した。TFTは、2mm厚さ
の材料を気孔のない滑らかな表面上に塗布することによ
り測定した。サンプルを22℃で、50%RHの相対湿
度に曝した。5分間又はそれ以下の間隔で、透明のポリ
エチレンストリップをサンプルの新しい表面上に置き、
温和に脱いだ。サンプルを塗布してからポリエチレンス
トリップが表面より奇麗に脱ぎ取られるまでに経過した
時間(分)をTFTとして記録した。
条件、典型的には25℃、50%RHに曝す基材の上に
押出すことにより測定した。ビーズが硬化している間、
与えられた時間、典型的には2時間の後、硬化の最初の
2時間で形成されたスキンに指を入れたり出したりして
スキン弾性率を評価した。
を評価し、等級付けした。 [等級] 0:劣る。これは、形成されたスキンは薄いので、最初
の指の出し入れ行為でクラックが生ずることを意味す
る。 1:中庸。これは、スキンが形成され、初期の数回の指
の出し入れ動作に耐えるに十分に固いことを意味する。 2:良好〜優れる。これは、硬化の周囲条件下での最初
の2時間の硬化中に、非常に弾性のあるスキンが形成さ
れ、クラックの発生なしに、数回の指の出し入れ動作を
繰り返すことができたことを意味する。この場合、スキ
ンの弾性回復も非常に良好である。
FTについて、材料を塗布することにより測定した。材
料を硬化の周囲条件に曝した後、24時間奇麗な滑らか
な気孔のない表面に材料をそのまま置いておいた。つい
で、空気に曝された表面に手のひらを当てることにより
表面粘着性を評価した。 [等級]: 0:劣悪。即ち、硬化24時間後非常に粘着性であり、
材料は手に固着する。 1:中庸。即ち、粘着。材料が手に固着するが、材料と
手の接着力は非常に小さく、サンプルが手に粘着性を残
さないように感じる。 2:優れる。即ち、24時間の硬化及び材料が表面で全
部硬化した後に触れたとき殆ど粘着性がない。
温度及び湿度でのエージング中にエラストマー状態に硬
化したと認められら組成物の厚さmmとして測定した。
ルより測定した。試験の前に、サンプルをカートリッジ
中で70℃で、1週間促進エージングに付した。つい
で、組成物を23℃、50%相対湿度の室条件で、2枚
のガラス板に挟んだ(MacbethColor Eyes 装置に連動さ
せた色相測定装置を使用)。色相は2つの方法、即ち、
第1は、実例組成物の「水白色」(表中の「透明」は
「無色」又は「水白色」を意味する。)及び比較組成物
の黄化変色を強調するために、白い表面に対してガラス
板間のサンプルを目視評価することにより、及び第2は
光学測定により測定した。変色効果測定のための、より
定量的な第2の方法により、黄色/青色スケールで黄化
の数値(Db)を得た。なお、組成物が黄色であればあ
るほどDb値はプラスであり、青色であればあるほどD
b値はプラス以下である。組成物に使用された補強フィ
ラーの存在による光散乱の影響を避けるために、類似の
乳白度(即ち、サンプルを透過した光の%)の組成物に
ついてのDb値(黄化指数)と比較することが重要であ
る。黄化指数(YI)はASTM D1925試験法に
より定義されるもので、該試験法は黄色/青色スケール
で黄化について記載されており;負の値(−)YIは、
より青色/透明な配合物を示し、正の値(+)YIはよ
り黄色の組成物を示す。試験はDb値について行われ
た。結果を表−1に示す。
化合物を使用した実例組成物は、比較組成物と匹敵する
手法で、キレート剤なしで硬化し、硬化材料は透明且つ
非黄化と判定されることがわかる。
物を調製した。成分の量は表−2に示した。組成物を実
施例1と同様に評価し、結果を表−3に示す。使用した
キレート剤はエチルアセトアセテートであり、助触媒は
ジブチル錫ジラウレートであった。
及びキレート剤を含有する比較組成物第2は黄色の製品
であった。比較組成物第3はキレート剤を含有せず、透
明な製品であったが、助触媒を含有する触媒系は匹敵す
る硬化の達成には不適当であり、周囲条件下でのエージ
ングにおいて変色した。好ましいチタニウム化合物を含
有する第3及び第4の実例組成物は透明であり、許容し
うる態様に硬化した。
ン(MTM)5.5部、ヒュームドシリカ8部、PDM
S13部、実施例1及び2で用いた促進剤0.6部及び
レオロジー添加剤1部を、湿気の不存在下に、室温で混
合して第2のマスターバッチシーラント組成物を調製し
た。第2ポリマーA2は第1高分子材料(A)と同じで
あるが、tはポリマーが約80,000mm2/sの粘度を
有するような値であった。
ム化合物を該マスターバッチにブレンドした。これらの
チタニウム化合物はテトライソプロピルチタネートTi
(OiPr)4を3級ブチルアルコールと反応させてチタ
ネート化合物:Ti(OiPr)x(OtBu)yを形成さ
せることにより調製した。アルコキシ交換を実施し、x
及びyの値を変えた種々の化合物が十分に得られるよう
に繰り返した。生成物を分離し、触媒として使用した。
組成物は上記及び以下のように試験された。
に注ぐことにより測定した。透過度計の指針を表面上に
下げ、3秒間表面を通過する透過の深さを透過度として
記録した。
充填した容器を用いて測定した。該容器を張力計の下部
のクランプに備え付け、ノズルを上部のクランプに備え
付けた。糸曳きの測定のために、下部クランプを移動し
てノズルをサンプルの20mmの深さまで浸けた。つい
で、下部クランプを1000mm/分で下方へ動かした。
び(%)及び引張り強度(MPa)は、平坦な表面を室
温で、少なくとも7日間大気に曝すことにより硬化させ
た、各々の組成物についての成形及び硬化標準試験スラ
ブ2mm厚さのものを使用して測定した。硬化サンプル
から試験ストリップを切断し、張力計で破断点に引張
り、種々の測定値を記録した。
ル、ジュロメーターを用いて測定し、足がサンプルとし
っかり接触した後2秒間以内のスケール値を読み取っ
た。
単独と比較して、2枚のガラス板の間にサンドイッチし
た厚さ6mmのサンプルの透明度を目視するために、カ
ラーアイを用いて測定した。
成物B4及びB5は優れた硬化性、即ち短いスキンオー
バータイム(SOT)及び未粘着時間(TFT)、硬化
の初期の段階での高い弾性スキンの形成、最初の24時
間後の完全な接触非粘着性組成物、および優れた非黄化
性を有する。これらの組成物においては、一般式:Ti
(OiPr)x(OtBu)yのxの値はそれぞれ0.56
及び0.12であり、yの値はそれぞれ3.44及び
3.88であり、x+yは4であった。Yが3.40未
満である場合は、透明生成物が得られるが、非粘着条件
(TFT)への硬化速度が小さく、弾性で固体状のスキ
ン(SOT)の形成が非常に遅い。yが3(B3)のと
きは許容しうる範囲の性質が現れる。yが3未満、典型
的には2.00及び1.00(組成物B2及びB1)の
ときも、透明な生成物が得られるが、組成物は非粘着材
料への硬化速度が小さく、非常に劣悪なスキン弾性の形
成が観察された。また、組成物B4及びB5は種々の基
材に対して良好な接着性を示した。
を混合した。また、材料中にはテトライソプロピルチタ
ネート及び3級アミルアルコールが表−5に示した割合
で含まれていた。添加順序を反対にしたA5を除き、こ
れらの組成物にTiPTを添加する前にアルコールを添
加した。組成物を前記実施例に記載したようにして試験
し、その結果は表−5に示されている。比較組成物C
は、触媒として0.30部のエチルアセトアセテート及
び1.5部のTnBTの混合物を含有していた。組成物
Cは黄色であり、組成物A1は特に良く硬化しなかった
ことがわかる。その他のもの、特に組成物A3及びA5
は優れた硬化特性並びに水白色であることが証明され
た。成分を60℃の温度の2軸スクリュー押出機に供給
し、混合し、押出機から副生成物アルコールを抽出した
場合に類似の結果が得られた。化合物Ti(OiPr)x
(OtAm)yはその場で形成され、x<0.6、y>
3.4、x+y=4であると推定された。
Claims (15)
- 【請求項1】 珪素と結合したヒドロキシル基又はアル
コキシ基を2個以上有する高分子材料、アルコキシシラ
ン硬化剤、および一般式: M[OR]x[OR']y (式中、Mは周期律表IVB族から選ばれる4価の金属を
示し;xは平均値0〜1であり、yは平均値3〜4であ
り、且つ(x+y)は4であり;R'は1価の3級又は
分岐2級の脂肪族炭化水素基を示し;RはR’と異な
る、炭素原子1〜6を有する1価の直鎖脂肪族炭化水素
基を示す)で表される化合物(B)を混合することによ
り形成された生成物(A)を含有することを特徴とする
エラストマー物体に硬化可能な湿分硬化性組成物。 - 【請求項2】 前記一般式におけるMがチタンである請
求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記一般式におけるR'がC(R2R
3R4)[但し、R2、R3及びR4の各々は炭素原子1〜6
を有する1価の脂肪族鎖を示す]である請求項1又は2
記載の組成物。 - 【請求項4】 前記一般式におけるR'が3級ブチル基
又はt−アミル基である請求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 前記一般式におけるRがイソプロピル基
である請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項6】 触媒物質が 【化1】 単独からなる請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
- 【請求項7】 前記高分子材料が、末端基:SiMe2
OHまたはSiMe2R"'Si(OR5)3を有する少なく
とも実質的に直鎖のポリジオルガノシロキサンである請
求項1〜6のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項8】 前記アルコキシシランがメチルトリメト
キシシランである請求項1〜7のいずれかに記載の組成
物。 - 【請求項9】 微細フィラーを含有する請求項1〜8の
いずれかに記載の組成物。 - 【請求項10】 前記微細フィラーが主にシリカである
請求項1〜9のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項11】 少なくとも2つの表面に付着されるエ
ラストマー塊を該表面間に形成する方法において、珪素
と結合したヒドロキシル基又はアルコキシ基を2個以上
有する高分子材料、アルコキシシラン硬化剤、および一
般式: M[OR]x[OR']y (式中、Mは周期律表IVB族から選ばれる4価の金属を
示し;xは平均値0〜1であり、yは平均値3〜4であ
り、且つ(x+y)は4であり;R'は1価の3級又は
分岐2級の脂肪族炭化水素基を示し;RはR’と異な
る、炭素原子1〜6を有する1価の直鎖脂肪族炭化水素
基を示す)で表される化合物(B)を混合することによ
り形成された生成物(A)を含有する湿分硬化性組成物
の塊を該表面間に導入することを特徴とする方法。 - 【請求項12】 触媒物質がテトラアルコキシチタニウ
ム化合物と分岐2級及び3級アルコールからなる群から
選ばれるアルコールとの化学反応により形成される請求
項11記載の方法。 - 【請求項13】 触媒物質への化学反応が、ほぼ前記生
成物(A)の調製の際に行われる請求項12記載の方
法。 - 【請求項14】 触媒物質がテトラアルコキシチタニウ
ム化合物と分岐2級及び3級アルコールからなる群から
選ばれるアルコールとの化学反応により形成される請求
項1〜10のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項15】 触媒物質への化学反応が、ほぼ前記生
成物(A)の調製の際に行われる請求項14記載の組成
物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9512347.7A GB9512347D0 (en) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | Organosiloxane compositions |
GB9607985.0 | 1996-04-17 | ||
GB9512347.7 | 1996-04-17 | ||
GBGB9607985.0A GB9607985D0 (en) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | Organosiloxane compositions |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH093330A true JPH093330A (ja) | 1997-01-07 |
JP3602650B2 JP3602650B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=26307231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14585796A Expired - Lifetime JP3602650B2 (ja) | 1995-06-08 | 1996-06-07 | オルガノシロキサン組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5733996A (ja) |
EP (1) | EP0747443B1 (ja) |
JP (1) | JP3602650B2 (ja) |
KR (1) | KR100486405B1 (ja) |
AU (1) | AU705001B2 (ja) |
CA (1) | CA2178578A1 (ja) |
DE (1) | DE69637190T2 (ja) |
ES (1) | ES2287938T3 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001302929A (ja) * | 2000-04-20 | 2001-10-31 | Dow Corning Asia Ltd | 硬化性組成物 |
JP2006089619A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
EP1932887A1 (en) | 2006-12-11 | 2008-06-18 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Room temperature curable organopolysiloxane compositions |
US7902290B2 (en) | 2003-12-25 | 2011-03-08 | Dow Corning Toray Company, Ltd. | Inhibition/reduction in discoloration of diorganopolysiloxane compositions |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5908909A (en) * | 1995-06-08 | 1999-06-01 | Dow Corning S. A. | Organosiloxane compositions |
US6011123A (en) * | 1996-11-20 | 2000-01-04 | Jsr Corporation | Curable resin composition and cured products |
US5840794A (en) * | 1997-01-10 | 1998-11-24 | Dow Corning Corporation | Alkoxy functional sealants with rapid development of green strength |
US5948854A (en) * | 1997-09-25 | 1999-09-07 | Dow Corning S.A. | Alkoxy-functional RTV compositions with increased green strength and increased storage stability |
GB9724055D0 (en) * | 1997-11-15 | 1998-01-14 | Dow Corning Sa | Curable polysiloxane compositions |
US6132664A (en) * | 1997-12-23 | 2000-10-17 | Dow Corning Corporation | Method of forming a seal in a confined configuration with an alkoxy-functional RTV composition |
US6008284A (en) * | 1997-12-23 | 1999-12-28 | Dow Corning Corporation | Fast curing alkoxy-functional RTV compositions |
US6107435A (en) * | 1998-06-26 | 2000-08-22 | Dow Corning Corporation | Silica filled RTV compositions having adhesion to glass and ceramic materials |
US6303811B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-10-16 | Dow Corning Corporation | Cyclic organosilicon endcapper having one aliphatic unsaturation |
US6127502A (en) * | 1998-12-21 | 2000-10-03 | Dow Corning Corporation | Polyorganosiloxanes having at least one organofunctional group with multiple hydrolyzable groups |
US6160150A (en) * | 1998-12-21 | 2000-12-12 | Dow Corning Corporation | Cyclic organosilicon endcapper having one silicon-bonded hydrogen atom |
US6013753A (en) * | 1998-12-21 | 2000-01-11 | Dow Corning Corporation | Organosilicon endcapper having one aliphatic unsaturation |
US6265518B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-07-24 | Dow Corning Corporation | Organosilicon endcapper having one silicon-bonded hydrogen atom |
US6235832B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-05-22 | Dow Corning Corporation | RTV silicone compositions with rapid development of green strength |
DE19912223A1 (de) | 1999-03-18 | 2000-09-28 | Wacker Chemie Gmbh | Lagerstabile, unter Abspaltung von Alkoholen zu Elastomeren vernetzbare Organopolysiloxanmassen |
DE19957336A1 (de) | 1999-11-29 | 2001-07-12 | Wacker Chemie Gmbh | Vernetzbare Organopolysiloxanmassen |
US7022800B2 (en) | 2000-01-06 | 2006-04-04 | Dow Corning S.A. | Organosiloxane compositions |
YU65002A (sh) * | 2000-02-28 | 2006-01-16 | Adsil Lc. | Nevodeni preparati za prevlačenje dobijeni iz silana i metalnih alkoholata |
US6512072B1 (en) | 2000-06-12 | 2003-01-28 | Dow Corning Corporation | Fast cure film forming formulation |
JP4658654B2 (ja) * | 2005-03-24 | 2011-03-23 | 信越化学工業株式会社 | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
DE102009028140A1 (de) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | Wacker Chemie Ag | Kondensation vernetzende Siliconmassen |
DE102009028142A1 (de) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | Wacker Chemie Ag | Bei Raumtemperatur durch Kondensation vernetzende Siliconmassen |
JP6574771B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2019-09-11 | ダウ・東レ株式会社 | 室温硬化性シリコーンゴム組成物、その用途、および電子機器の補修方法 |
DE102014212291A1 (de) | 2014-06-26 | 2015-12-31 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Titankomplexe als Vulkanisationskatalysatoren |
EP3181613B1 (en) | 2015-12-17 | 2018-06-27 | Henkel AG & Co. KGaA | Titanium complexes as vulcanization catalysts |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6026510B2 (ja) * | 1980-03-04 | 1985-06-24 | ト−レ・シリコ−ン株式会社 | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物およびその製造方法 |
FR2531095B1 (fr) * | 1982-07-30 | 1987-08-14 | Rhone Poulenc Spec Chim | Compositions organopolysiloxaniques monocomposantes comportant en tant que reticulants des silanes a groupements acyloxyle ou cetoniminoxyle et catalysees par des derives organiques du titane |
US4743474A (en) * | 1983-08-05 | 1988-05-10 | Dow Corning Corporation | Coating process and moisture-curable organopolysiloxane compositions therefor |
US4585705A (en) * | 1983-11-09 | 1986-04-29 | Dow Corning Corporation | Hard organopolysiloxane release coating |
US4681908A (en) * | 1983-11-09 | 1987-07-21 | Dow Corning Corporation | Hard organopolysiloxane release coating |
US4530882A (en) * | 1984-03-02 | 1985-07-23 | Dow Corning Corporation | Coating method and silicone composition for PSA release coating |
US4525566A (en) * | 1984-03-02 | 1985-06-25 | Dow Corning Corporation | Coating method and silicone composition for PSA release coating |
IT1178484B (it) * | 1984-06-07 | 1987-09-09 | Italtel Spa | Demultiplatore (multiplatore) per sistemi trasmissivi in fibra ottica |
US4888404A (en) * | 1986-03-03 | 1989-12-19 | Dow Corning Corporation | Method of improving shelf life of silicone elastomeric sealant |
US4871827A (en) * | 1986-03-03 | 1989-10-03 | Dow Corning Corporation | Method of improving shelf life of silicone elastomeric sealant |
JPH04359058A (ja) * | 1991-06-03 | 1992-12-11 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の製造方法 |
DE4210349A1 (de) * | 1992-03-30 | 1993-10-07 | Nuenchritz Chemie Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines bei Raumtemperatur durch Kondensationsreaktionen vernetzenden Silikonkautschukes |
US5340897A (en) * | 1993-08-04 | 1994-08-23 | Dow Corning Corporation | Moisture curable organosiloxane coating compositions |
-
1996
- 1996-06-03 ES ES96303986T patent/ES2287938T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-03 DE DE69637190T patent/DE69637190T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-03 EP EP96303986A patent/EP0747443B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-04 US US08/657,505 patent/US5733996A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-06 AU AU55820/96A patent/AU705001B2/en not_active Ceased
- 1996-06-07 JP JP14585796A patent/JP3602650B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-07 CA CA002178578A patent/CA2178578A1/en not_active Abandoned
- 1996-06-08 KR KR1019960020935A patent/KR100486405B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001302929A (ja) * | 2000-04-20 | 2001-10-31 | Dow Corning Asia Ltd | 硬化性組成物 |
US7902290B2 (en) | 2003-12-25 | 2011-03-08 | Dow Corning Toray Company, Ltd. | Inhibition/reduction in discoloration of diorganopolysiloxane compositions |
JP2006089619A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
EP1932887A1 (en) | 2006-12-11 | 2008-06-18 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Room temperature curable organopolysiloxane compositions |
JP2008144042A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
JP4530177B2 (ja) * | 2006-12-11 | 2010-08-25 | 信越化学工業株式会社 | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU705001B2 (en) | 1999-05-13 |
EP0747443B1 (en) | 2007-08-01 |
DE69637190T2 (de) | 2008-04-30 |
JP3602650B2 (ja) | 2004-12-15 |
CA2178578A1 (en) | 1996-12-09 |
US5733996A (en) | 1998-03-31 |
DE69637190D1 (de) | 2007-09-13 |
KR970001466A (ko) | 1997-01-24 |
AU5582096A (en) | 1996-12-19 |
KR100486405B1 (ko) | 2005-07-28 |
EP0747443A3 (en) | 1997-08-13 |
ES2287938T3 (es) | 2007-12-16 |
EP0747443A2 (en) | 1996-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3602650B2 (ja) | オルガノシロキサン組成物 | |
US5833798A (en) | Adhesion method employing organosiloxane compositions | |
EP1254192B1 (en) | Organosiloxane compositions | |
JP4159643B2 (ja) | 生強度を迅速に発現するアルコキシ官能シーラント | |
JP4799406B2 (ja) | 周囲温度において水の存在下で重縮合反応によって架橋してエラストマーを形成する1成分型ポリオルガノシロキサン(pos)組成物、及びこうして得られるエラストマー | |
KR101607631B1 (ko) | 속성 심부 경화 실리콘 조성물들 | |
JPS6352058B2 (ja) | ||
US5908909A (en) | Organosiloxane compositions | |
JPH0543803A (ja) | 低モジユラス1成分型rtv組成物およびその製造方法 | |
JP2002531621A (ja) | 水分の存在下に周囲温度から半透明エラストマーに硬化するオルガノポリシロキサン組成物 | |
JPH02133491A (ja) | シリコーンシーラントの製造方法 | |
US6300453B1 (en) | Curable polyorganosiloxane compositions | |
US4585821A (en) | Elastomer forming compositions | |
US7022800B2 (en) | Organosiloxane compositions | |
JP4614499B2 (ja) | 硬化性組成物 | |
US6034171A (en) | Organosiloxane compositions | |
KR20230076131A (ko) | 폴리디오가노실록산 제조 | |
JPH1135824A (ja) | 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物 | |
JP2001302931A (ja) | 硬化性組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031125 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20040225 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040524 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040824 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121001 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |