JPH0933231A - 画像表示を利用した測定方法 - Google Patents
画像表示を利用した測定方法Info
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- JPH0933231A JPH0933231A JP20167695A JP20167695A JPH0933231A JP H0933231 A JPH0933231 A JP H0933231A JP 20167695 A JP20167695 A JP 20167695A JP 20167695 A JP20167695 A JP 20167695A JP H0933231 A JPH0933231 A JP H0933231A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マウスを操作してモニタ画面上に表示された
被測定物の長さや厚さを測定する測定方法を提供する。 【構成】 モニタに井桁状に表示された測定用スケール
ラインＸ１〜Ｙ２を、マウスを操作して、破線で表示さ
れた測定用スケールラインの位置粗調整及び位置微調整
を行って被測定物３の測定位置に移動させ、破線にて表
示された測定用スケールラインを実線に変更して測定用
スケールラインを測定位置に固定し、測定位置の座標を
確定する。測定用スケールラインの位置粗調整及び微調
整中、測定用スケールラインの移動方向を示すマウスポ
インタマーク１０ｂ、１０ｃを表示し、測定用スケール
ラインの測定位置が確定した後、画面上の位置を指示す
るマウスポインタマーク１０ａに変更する。測定スピー
ドが速くなり、測定用スケールラインの誤認を防止でき
る。
被測定物の長さや厚さを測定する測定方法を提供する。 【構成】 モニタに井桁状に表示された測定用スケール
ラインＸ１〜Ｙ２を、マウスを操作して、破線で表示さ
れた測定用スケールラインの位置粗調整及び位置微調整
を行って被測定物３の測定位置に移動させ、破線にて表
示された測定用スケールラインを実線に変更して測定用
スケールラインを測定位置に固定し、測定位置の座標を
確定する。測定用スケールラインの位置粗調整及び微調
整中、測定用スケールラインの移動方向を示すマウスポ
インタマーク１０ｂ、１０ｃを表示し、測定用スケール
ラインの測定位置が確定した後、画面上の位置を指示す
るマウスポインタマーク１０ａに変更する。測定スピー
ドが速くなり、測定用スケールラインの誤認を防止でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モニター画面上に表示
された映像を利用して、被測定物の長さや厚さを測定す
る画像表示を利用した測定方法に関する
された映像を利用して、被測定物の長さや厚さを測定す
る画像表示を利用した測定方法に関する
【０００２】
【従来の技術】図４には、モニター画面上に被測定物の
映像及びマークを表示して被測定物の長さや厚さを測定
する一般的な画像表示を利用した測定装置の一例をブロ
ック構成図で示している。図４において、モニター画面
上に表示された映像を利用して、被測定物の長さや厚み
を測定する測定装置１は、テーブル２、被測定物３にス
リットを通してスリット光を照射する光切断光学ユニッ
ト４、光が照射された被測定物３を撮像するビデオカメ
ラ５、モニター６、画像信号の発生や制御を行うデータ
処理装置７、手操作入力手段８を備えて構成されてい
る。
映像及びマークを表示して被測定物の長さや厚さを測定
する一般的な画像表示を利用した測定装置の一例をブロ
ック構成図で示している。図４において、モニター画面
上に表示された映像を利用して、被測定物の長さや厚み
を測定する測定装置１は、テーブル２、被測定物３にス
リットを通してスリット光を照射する光切断光学ユニッ
ト４、光が照射された被測定物３を撮像するビデオカメ
ラ５、モニター６、画像信号の発生や制御を行うデータ
処理装置７、手操作入力手段８を備えて構成されてい
る。
【０００３】そして、前記測定装置１の光切断光学ユニ
ット４から被測定物３にスリット光を照射して生ずる切
断線を、光源と異なる方向例えばテーブル面と垂直に撮
像する、いわゆる光切断法によって、被測定物の高さ、
厚さ等を検出して高さや厚さの値を測定することが行わ
れている。なお、幅や長さを測定する場合は、前記光切
断光学ユニット４を必要としない。
ット４から被測定物３にスリット光を照射して生ずる切
断線を、光源と異なる方向例えばテーブル面と垂直に撮
像する、いわゆる光切断法によって、被測定物の高さ、
厚さ等を検出して高さや厚さの値を測定することが行わ
れている。なお、幅や長さを測定する場合は、前記光切
断光学ユニット４を必要としない。
【０００４】前記測定装置１を利用して被測定物の寸
法、例えば被測定物３の縦および横の幅をモニター画面
上で測定する際、そのＸ方向寸法、Ｙ方向寸法につい
て、図４の（Ｂ）に示すように、Ｘ１、Ｘ２、Ｙ１、Ｙ
２の井桁状に表示されたスケールラインで挟んで測定を
行い、その測定された寸法をＸ＝６００、Ｙ＝１３０等
と画面に表示する。
法、例えば被測定物３の縦および横の幅をモニター画面
上で測定する際、そのＸ方向寸法、Ｙ方向寸法につい
て、図４の（Ｂ）に示すように、Ｘ１、Ｘ２、Ｙ１、Ｙ
２の井桁状に表示されたスケールラインで挟んで測定を
行い、その測定された寸法をＸ＝６００、Ｙ＝１３０等
と画面に表示する。
【０００５】この時、前記スケールラインＸ１、Ｘ２を
Ｘ方向（水平方向）及びスケールラインＹ１、Ｙ２をＹ
方向（垂直方向）に移動させるのに、手操作入力手段８
として、ダイヤルを２個設けて、それぞれのダイヤルを
手動で回すことで移動させている。
Ｘ方向（水平方向）及びスケールラインＹ１、Ｙ２をＹ
方向（垂直方向）に移動させるのに、手操作入力手段８
として、ダイヤルを２個設けて、それぞれのダイヤルを
手動で回すことで移動させている。
【０００６】例えば、前記２個のダイヤルを回すことで
スケールラインＸ１、Ｘ２を移動させ、次にＹ方向移動
にスイッチ等を切り換えて、同様にダイヤルを回すこと
でスケールラインＹ１、Ｙ２を移動させ、スケールライ
ンＸ１、Ｘ２、Ｙ１及びＹ２で両軸方向から被測定物を
挟んでその幅を測定する。このようなスケールライン移
動手段では、前記ダイヤルを回して測定しなければなら
ないため、スケールラインを被測定物３の測定箇所に合
わせずらく、スイッチ等の操作を必要とし、測定スピー
ドが遅くならざるをえない。
スケールラインＸ１、Ｘ２を移動させ、次にＹ方向移動
にスイッチ等を切り換えて、同様にダイヤルを回すこと
でスケールラインＹ１、Ｙ２を移動させ、スケールライ
ンＸ１、Ｘ２、Ｙ１及びＹ２で両軸方向から被測定物を
挟んでその幅を測定する。このようなスケールライン移
動手段では、前記ダイヤルを回して測定しなければなら
ないため、スケールラインを被測定物３の測定箇所に合
わせずらく、スイッチ等の操作を必要とし、測定スピー
ドが遅くならざるをえない。
【０００７】また、別の手操作入力手段として、移動方
向が付された操作ボタンを押すことによって、スケール
ラインＸ１、Ｘ２、Ｙ１、Ｙ２を移動させる方法もある
が、このような操作ボタンを押してスケールラインを移
動させるため、操作スピードが遅く、ボタンが４個もあ
るため操作がしずらくなる。
向が付された操作ボタンを押すことによって、スケール
ラインＸ１、Ｘ２、Ｙ１、Ｙ２を移動させる方法もある
が、このような操作ボタンを押してスケールラインを移
動させるため、操作スピードが遅く、ボタンが４個もあ
るため操作がしずらくなる。
【０００８】さらにまた、別の手操作入力手段としてマ
ウスを操作して行う方法も提案されている。このマウス
を使用はする方法は、モニター画面の端に表示された移
動方向矢印をマウスのポインターマークにて指定するこ
とで、スケールラインＸ１、Ｘ２、Ｙ１、Ｙ２の移動を
指示する。そのため、マウスのポインターマークを前記
移動方向矢印へ一旦移動させて、その矢印を選択するこ
とでスケールラインをそれぞれ移動させている。
ウスを操作して行う方法も提案されている。このマウス
を使用はする方法は、モニター画面の端に表示された移
動方向矢印をマウスのポインターマークにて指定するこ
とで、スケールラインＸ１、Ｘ２、Ｙ１、Ｙ２の移動を
指示する。そのため、マウスのポインターマークを前記
移動方向矢印へ一旦移動させて、その矢印を選択するこ
とでスケールラインをそれぞれ移動させている。
【０００９】この方法も、前記ボタン操作と同様にスピ
ードが遅く、特に小型モニターを使用した場合は、前記
マウスのポインタマークで前記移動方向矢印を選択しず
らくなる。さらに、モニター上で目を移動方向矢印とス
ケールラインの両方に向けなければならず、視覚的な困
難を伴い間違いを起こし易くなる。
ードが遅く、特に小型モニターを使用した場合は、前記
マウスのポインタマークで前記移動方向矢印を選択しず
らくなる。さらに、モニター上で目を移動方向矢印とス
ケールラインの両方に向けなければならず、視覚的な困
難を伴い間違いを起こし易くなる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、前記スケールラインを所定位置に容易に且つ簡
単に移動させて測定を行うことができる測定方法を提供
する点にある。
に鑑み、前記スケールラインを所定位置に容易に且つ簡
単に移動させて測定を行うことができる測定方法を提供
する点にある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】被測定物を撮像装置にて
撮影し、その画像を表示手段に表示するとともに、該被
測定物の画像に重畳して、Ｘ軸方向に移動する測定用ス
ケールライン及びＹ軸方向に移動する測定用スケールラ
インを井桁状に表示手段に表示し、マウスを操作して前
記測定用スケールラインを移動させて前記表示された被
測定物の画像の形状、寸法を測定する画像表示を利用し
た測定方法において、前記測定用スケールラインは２つ
の画像表示モードを有し、前記マウスを操作して、前記
測定用スケールラインの第１の画像表示モード（破線）
にて表示される測定用スケールラインの位置粗調整及び
位置微調整を行って、該第１の画像表示モードにて表示
される測定用スケールラインを被測定物の測定位置に移
動させ、その後前記第１の表示モードにて表示された測
定用スケールラインを第２の表示モード（実線）に変更
して測定用スケールラインを測定位置に固定することを
特徴とする。
撮影し、その画像を表示手段に表示するとともに、該被
測定物の画像に重畳して、Ｘ軸方向に移動する測定用ス
ケールライン及びＹ軸方向に移動する測定用スケールラ
インを井桁状に表示手段に表示し、マウスを操作して前
記測定用スケールラインを移動させて前記表示された被
測定物の画像の形状、寸法を測定する画像表示を利用し
た測定方法において、前記測定用スケールラインは２つ
の画像表示モードを有し、前記マウスを操作して、前記
測定用スケールラインの第１の画像表示モード（破線）
にて表示される測定用スケールラインの位置粗調整及び
位置微調整を行って、該第１の画像表示モードにて表示
される測定用スケールラインを被測定物の測定位置に移
動させ、その後前記第１の表示モードにて表示された測
定用スケールラインを第２の表示モード（実線）に変更
して測定用スケールラインを測定位置に固定することを
特徴とする。
【００１２】前記測定方法において、マウスを操作して
測定用スケールラインの位置粗調整及び微調整中、測定
用スケールラインの移動方向を示すマウスポインターマ
ークを表示手段に表示し、測定用スケールラインを測定
位置に固定した後、前記移動方向を示すマウスポインタ
ーマークを画面上の位置を指示するマウスポインターマ
ークに変更する。
測定用スケールラインの位置粗調整及び微調整中、測定
用スケールラインの移動方向を示すマウスポインターマ
ークを表示手段に表示し、測定用スケールラインを測定
位置に固定した後、前記移動方向を示すマウスポインタ
ーマークを画面上の位置を指示するマウスポインターマ
ークに変更する。
【００１３】
【実施例】本発明測定方法に使用する測定装置も従来と
同様に、図４の（Ａ）に示すような光切断光学ユニット
４と、ビデオカメラ５と、モニター６と手操作入力手段
８としてマウスとを備えている。なお、前記光切断光学
ユニット４は、被測定物の厚さ等を測定する時に必要と
するもので、以下の説明では、被測定物の幅を測定する
例で説明するので、光切断光学ユニット４は省略して説
明する。
同様に、図４の（Ａ）に示すような光切断光学ユニット
４と、ビデオカメラ５と、モニター６と手操作入力手段
８としてマウスとを備えている。なお、前記光切断光学
ユニット４は、被測定物の厚さ等を測定する時に必要と
するもので、以下の説明では、被測定物の幅を測定する
例で説明するので、光切断光学ユニット４は省略して説
明する。
【００１４】以下、本発明のマウス操作による被測定物
の幅の測定方法を説明する。図１において、被測定物幅
の測定は、最終的には図１の（Ｃ）に示すように、前記
ビデオカメラ５にてモニター６上に映し出された被測定
物３を水平方向に移動できるスケールラインＸ１、Ｘ２
及び垂直方向に移動できるスケールラインＹ１、Ｙ２に
て井桁状に挟み、その測定された寸法をモニタ画面上
に、例えば、Ｘ＝２００、Ｙ＝１６０等と表示する。
の幅の測定方法を説明する。図１において、被測定物幅
の測定は、最終的には図１の（Ｃ）に示すように、前記
ビデオカメラ５にてモニター６上に映し出された被測定
物３を水平方向に移動できるスケールラインＸ１、Ｘ２
及び垂直方向に移動できるスケールラインＹ１、Ｙ２に
て井桁状に挟み、その測定された寸法をモニタ画面上
に、例えば、Ｘ＝２００、Ｙ＝１６０等と表示する。
【００１５】まず、図１の（Ａ）に示すように、前記ス
ケールラインＸ１にマウス８ａ（図２）のポインターマ
ーク１０ａを持って行き、マウスボタンＡを押した状態
にすると、スケールラインＸ１は実線と差別化された破
線に変わると同時にポインターマーク１０ａも水平方向
移動を指示する差別化されたポインターマーク１０ｂに
変化する。
ケールラインＸ１にマウス８ａ（図２）のポインターマ
ーク１０ａを持って行き、マウスボタンＡを押した状態
にすると、スケールラインＸ１は実線と差別化された破
線に変わると同時にポインターマーク１０ａも水平方向
移動を指示する差別化されたポインターマーク１０ｂに
変化する。
【００１６】この表示モードにて操作者がマウス８ａを
左右に操作すると、破線のスケールラインＸ１及び差別
化されたポインターマーク１０ｂは、マウス動作に同期
して左右に移動する。
左右に操作すると、破線のスケールラインＸ１及び差別
化されたポインターマーク１０ｂは、マウス動作に同期
して左右に移動する。
【００１７】そして、破線のスケールラインＸ１を被測
定物３の測定点に持って行き、ほぼ合致した所でマウス
ボタンＡを離す。すると、スケールラインＸ１は破線の
ままでその位置に固定される。ここで差別化されたポイ
ンターマーク１０ｂは解放されて、自由に左右に動かせ
る状態にする。
定物３の測定点に持って行き、ほぼ合致した所でマウス
ボタンＡを離す。すると、スケールラインＸ１は破線の
ままでその位置に固定される。ここで差別化されたポイ
ンターマーク１０ｂは解放されて、自由に左右に動かせ
る状態にする。
【００１８】次に、マウスを移動させてポインターマー
ク１０ｂをスケールラインＸ１の左近傍に持って行き、
マウスボタンＡを１回クリックすると、スケールライン
Ｘ１は１走査線分左方向へ移動する。同様に、ポインタ
ーマーク１０ｂをスケールラインＸ１の右近傍に持って
行き、マウスボタンＡを１回クリックすると、スケール
ラインＸ１は右方向に１走査線分移動する。
ク１０ｂをスケールラインＸ１の左近傍に持って行き、
マウスボタンＡを１回クリックすると、スケールライン
Ｘ１は１走査線分左方向へ移動する。同様に、ポインタ
ーマーク１０ｂをスケールラインＸ１の右近傍に持って
行き、マウスボタンＡを１回クリックすると、スケール
ラインＸ１は右方向に１走査線分移動する。
【００１９】このようにして、被測定物３に対するスケ
ールラインＸ１の位置の微調整を行う。前記位置微調整
が終了してマウスボタンＢをクリックすることによりス
ケールラインＸ１を、図１の（Ｂ）に示すような実線に
戻し、スケールラインＸ１のｘ方向の測定位置が固定さ
れ、つまり座標が確定する。
ールラインＸ１の位置の微調整を行う。前記位置微調整
が終了してマウスボタンＢをクリックすることによりス
ケールラインＸ１を、図１の（Ｂ）に示すような実線に
戻し、スケールラインＸ１のｘ方向の測定位置が固定さ
れ、つまり座標が確定する。
【００２０】同様な方法でスケールラインＸ２を動か
し、スケールラインＸ２も図１の（Ｂ）に示す実線に戻
し、スケールラインＸ２の座標も確定する。さらに、Ｙ
方向についても図１の（Ｂ）に示すような差別化された
ポインターマク１０ｃを利用して同様な操作を行い、ス
ケールラインＹ１及びＹ２の座標を確定する。
し、スケールラインＸ２も図１の（Ｂ）に示す実線に戻
し、スケールラインＸ２の座標も確定する。さらに、Ｙ
方向についても図１の（Ｂ）に示すような差別化された
ポインターマク１０ｃを利用して同様な操作を行い、ス
ケールラインＹ１及びＹ２の座標を確定する。
【００２１】その後、スケールラインラインＸ１〜Ｙ２
で挟まれた被測定物３の距離計算を行って、図１の
（Ｃ）に示すように、モニター画面上にＸ＝２００、Ｙ
＝１６０等と表示して、水平（Ｘ軸方向）及び垂直方向
（Ｙ軸方向）の幅の値を測定する。
で挟まれた被測定物３の距離計算を行って、図１の
（Ｃ）に示すように、モニター画面上にＸ＝２００、Ｙ
＝１６０等と表示して、水平（Ｘ軸方向）及び垂直方向
（Ｙ軸方向）の幅の値を測定する。
【００２２】このように、前記スケールラインの位置の
移動中は、前記差別化されたスケールライン及び差別化
されたポインターマークが同時に表示されているので、
現在の位置調整中のスケールライン及び移動方向の視覚
的確認が容易になり、誤操作することなくスケールライ
ンの位置調整を行うことができる。
移動中は、前記差別化されたスケールライン及び差別化
されたポインターマークが同時に表示されているので、
現在の位置調整中のスケールライン及び移動方向の視覚
的確認が容易になり、誤操作することなくスケールライ
ンの位置調整を行うことができる。
【００２３】図２は、マウスを操作して測定する測定装
置の信号処理装置の一例をブロック構成図を示してい
る。図２において、１１は撮像した被測定物の画像入力
装置、６はモニター、８ａはマウスである。そして測定
装置の信号処理ブロック１２は破線で囲まれたブロック
構成を備えている。
置の信号処理装置の一例をブロック構成図を示してい
る。図２において、１１は撮像した被測定物の画像入力
装置、６はモニター、８ａはマウスである。そして測定
装置の信号処理ブロック１２は破線で囲まれたブロック
構成を備えている。
【００２４】マウス８ａは、マウスインターフェース１
３を介してデータ処理装置（ＣＰＵ）１４に接続されて
いる。該データ処理装置１４は、マウス操作によるコマ
ンドをマウスインターフェース１３から受けて、前記ス
ケールラインＸ１〜Ｙ２やポインターマーク１０ａの差
別化、スケールラインやポインターマークの移動処理、
座標の確定、実寸法の計算処理などを行う。
３を介してデータ処理装置（ＣＰＵ）１４に接続されて
いる。該データ処理装置１４は、マウス操作によるコマ
ンドをマウスインターフェース１３から受けて、前記ス
ケールラインＸ１〜Ｙ２やポインターマーク１０ａの差
別化、スケールラインやポインターマークの移動処理、
座標の確定、実寸法の計算処理などを行う。
【００２５】１５は、画像信号発生装置であって、前記
データ処理装置１４からのアドレス指定に基づいて、指
定されたアドレスの画像信号や文字信号を発生する。ま
た、１６は画像合成装置であって、前記画像信号発生装
置１５からの画像及び画像入力装置１１から入力した被
測定物３との画像を合成してモニター６に重畳して映し
出す。
データ処理装置１４からのアドレス指定に基づいて、指
定されたアドレスの画像信号や文字信号を発生する。ま
た、１６は画像合成装置であって、前記画像信号発生装
置１５からの画像及び画像入力装置１１から入力した被
測定物３との画像を合成してモニター６に重畳して映し
出す。
【００２６】さらに、１７は寸法校正データ記憶装置で
あって、該寸法校正データ記憶装置１７には、各方向の
スケールラインの位置座標に対応する実寸法データが格
納されている。
あって、該寸法校正データ記憶装置１７には、各方向の
スケールラインの位置座標に対応する実寸法データが格
納されている。
【００２７】そして、マウス８ａからの入力データに基
づいて指定された特定のスケールライン間の実寸法は、
前記指定されたスケールラインのアドレスと前記寸法校
正データ記憶装置１７から前記指定されたスケールライ
ンに対応する座標データを読み出して、前記データ処理
装置１４にて計算され、スケールライン移動中の計算結
果及び座標が確定した計算結果を前記モニタ画面上に表
示する。
づいて指定された特定のスケールライン間の実寸法は、
前記指定されたスケールラインのアドレスと前記寸法校
正データ記憶装置１７から前記指定されたスケールライ
ンに対応する座標データを読み出して、前記データ処理
装置１４にて計算され、スケールライン移動中の計算結
果及び座標が確定した計算結果を前記モニタ画面上に表
示する。
【００２８】図３は、前記データ処理装置１４の動作フ
ローチャートを示している。 〈ステップ〉マウス８ａからの移動量、ボタン情報等
の入力データを読み込む。
ローチャートを示している。 〈ステップ〉マウス８ａからの移動量、ボタン情報等
の入力データを読み込む。
【００２９】〈ステップ〉前記読み込んだデータに基
づいて、スケールラインＸ１〜Ｙ２やポインターマーク
１０ａの座標計算を行う。
づいて、スケールラインＸ１〜Ｙ２やポインターマーク
１０ａの座標計算を行う。
【００３０】〈ステップ〉スケールライン、ポインタ
ーマークの差別化描画処理を行う。
ーマークの差別化描画処理を行う。
【００３１】〈ステップ〉スケールラインの座標が確
定したか否かを判断し確定しないときは、ステップへ
戻る。
定したか否かを判断し確定しないときは、ステップへ
戻る。
【００３２】〈ステップ〉座標が確定した場合は、確
定した座標データと校正データに基づいて被測定物の実
寸法の計算を行う。
定した座標データと校正データに基づいて被測定物の実
寸法の計算を行う。
【００３３】〈ステップ〉計算結果を表示すべき文字
の合成処理を行い、モニタに計算結果を表示する。
の合成処理を行い、モニタに計算結果を表示する。
【００３４】
【発明の効果】以上のように、本発明測定方法によれ
ば、マウス操作に伴う測定画面の視覚上の困難を伴うこ
となく測定することができる。また、操作が簡単で測定
スピードを速くでき、しかも移動させる測定用スケール
ラインの誤認をなくすることができる。
ば、マウス操作に伴う測定画面の視覚上の困難を伴うこ
となく測定することができる。また、操作が簡単で測定
スピードを速くでき、しかも移動させる測定用スケール
ラインの誤認をなくすることができる。
【図１】本発明測定方法によるモニター画面を示す図で
ある。
ある。
【図２】本発明測定方法に使用する測定装置の一例の要
部ブロック構成図である。
部ブロック構成図である。
【図３】本発明測定方法におけるデータ処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図４】一般的な測定装置の説明図である。
Ｘ１、Ｘ２、Ｙ１、Ｙ２ スケールライン １０ｂ、１０ｃ 差別化されたマウスのポインターマー
ク ８ａ マウス
ク ８ａ マウス
Claims (3)
- 【請求項１】 被測定物を撮像装置にて撮影し、その画
像を表示手段に表示するとともに、該被測定物の画像に
重畳して、Ｘ軸方向に移動する測定用スケールライン及
びＹ軸方向に移動する測定用スケールラインを井桁状に
表示手段に表示し、マウスを操作して前記測定用スケー
ルラインを移動させて前記表示された被測定物の画像の
形状、寸法を測定する画像表示を利用した測定方法にお
いて、 前記測定用スケールラインは２つの画像表示モードを有
し、前記マウスを操作して、前記測定用スケールライン
の第１の画像表示モードにて表示される測定用スケール
ラインの位置粗調整及び位置微調整を行って、該第１の
画像表示モードにて表示される測定用スケールラインを
被測定物の測定位置に移動させ、その後前記第１の表示
モードにて表示された測定用スケールラインを第２の表
示モードに変更して測定用スケールラインを測定位置に
固定することを特徴とする画像表示を利用した測定方
法。 - 【請求項２】 マウスを操作して測定用スケールライン
の位置粗調整及び微調整中、測定用スケールラインの移
動方向を示すマウスポインターマークを表示手段に表示
し、測定用スケールラインを測定位置に固定した後、前
記移動方向を示すマウスポインターマークを画面上の位
置を指示するマウスポインターマークに変更することを
特徴とする請求項１の画像表示を利用した測定方法。 - 【請求項３】 測定用スケールラインの位置微調整をマ
ウスのクリックボタンを操作して行うことを特徴とする
請求項１の画像表示を利用した測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20167695A JPH0933231A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 画像表示を利用した測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20167695A JPH0933231A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 画像表示を利用した測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933231A true JPH0933231A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16445059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20167695A Pending JPH0933231A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 画像表示を利用した測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0933231A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1498849A2 (en) * | 2003-07-07 | 2005-01-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image display apparatus, image display method, and program |
| JP2007521864A (ja) * | 2004-01-19 | 2007-08-09 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 医療画像に対する柔軟な測定機能を提供する方法及び装置 |
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- 1995-07-14 JP JP20167695A patent/JPH0933231A/ja active Pending
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