JP2932741B2 - 半導体検査装置 - Google Patents

半導体検査装置

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JP2932741B2
JP2932741B2 JP9144091A JP9144091A JP2932741B2 JP 2932741 B2 JP2932741 B2 JP 2932741B2 JP 9144091 A JP9144091 A JP 9144091A JP 9144091 A JP9144091 A JP 9144091A JP 2932741 B2 JP2932741 B2 JP 2932741B2
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movable stage
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semiconductor
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治司 二見
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の検査装置
に関し、特に人間が半導体装置の任意の配線領域上に探
針を接触させて電気的特性を測定する際に用いる、いわ
ゆるマニュアルプロバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマニュアルプロバーは、
可動ステージと、顕微鏡と、複数の探針とを有し、可動
ステージを人間が操作して可動ステージ上の測定対象物
を間接的に移動させている。
【0003】また、別の種類のマニュアルプロバーにお
いては、テレビカメラと、倍率可変レンズとを用い、可
動ステージ上の対象物の拡大画面をディスプレイ装置に
映すものもあるが、可動ステージの移動は前例と同様に
人間が操作するものである。
【0004】図4は、従来のマニュアルプロバーを示す
構造図である。図に示すように、測定対象物を乗せる可
動ステージ6においては、水平及び垂直方向への移動お
よび可動ステージ中央部を中心とした回転が、高いギヤ
比を有するマニピュレータにより、精密に行なえるよう
になっている。
【0005】また、可動ステージ6の上面には、複数の
図示しない吸着孔が設けられ、この吸着孔からポンプ7
を用い空気を吸入することにより、可動ステージ6上に
対象物を固定することができる。さらに、可動ステージ
6上に置いた対象物を拡大して見るために可動ステージ
6上面の中央部が視野の中心となるよう固定された顕微
鏡14が設置されている。
【0006】さらに、可動ステージ6上の対象物に接触
するように調節できる複数の探針8を有し、これらは、
電気的に支持物に絶縁されており、各探針8には、電極
取出し用電気コード9が接続されている。
【0007】この種のマニュアルプロバーにおいては、
可動ステージ6上に例えば半導体ウェハーを固定した
後、低倍率のレンズを設定した顕微鏡14をのぞきなが
ら、可動ステージ6をマニピュレータを用い適切な位置
に移動し、顕微鏡14のレンズの高倍率なものに取替
え、探針8を半導体ウェハーに接触させ測定を行なって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近は、半導体集積回
路の高集積化,微細化が著しく進んできたため、測定す
る半導体ウェハー上のチップサイズが大きくなり、各チ
ップパターン内の配線,素子等は微細になってきた。
【0009】そのため、半導体ウェハー内の特定の位置
を顕微鏡の視野の中心に移動させ、かつ正確な位置に探
針を接触させるには、顕微鏡の倍率を低倍率から徐々に
高倍率に変えていかなければならず、操作時間が長くな
ってきている。また、マニュアルプロバーを用いて半導
体ウェハーの任意の位置に探針を接触させるのは、ウェ
ハー上の半導体集積回路の不具合点を探す場合に多く、
その際レイアウト図面を手元において回路の種々の部分
を探針にて接触させ、測定,判定を行なっている。しか
し、素子の微細化により、図面作成倍率を上げる必要が
あり、チップサイズの拡大化と相俟って、図面サイズが
大きくなってきており、その取り扱いが煩雑となって来
ている。
【0010】本発明の目的は、レイアウト及びICチッ
プを拡大して観察可能とした半導体検査装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体検査装置においては、処理手段
と、可動ステージと、拡大撮像手段と、制御手段と、表
示手段とを有し、半導体装置の任意の配線領域に探針を
接触させて電気的特性を測定する半導体検査装置であっ
て、処理手段は、半導体装置のレイアウトデータを図形
演算するものであり、可動ステージは、測定対象物を保
持し、外部信号に基いて平面上に移動するとともに、平
面内で回転し、かつ現在位置を外部に信号として出力す
るサーボ機能を有するものであり、拡大撮像手段は、可
動ステージ上の測定対象物を拡大撮像するものであり、
制御手段は、処理手段による表示画面の座標データと、
その倍率データと、可動ステージからの信号等を入力と
し、倍率データを基に拡大撮像手段の拡大倍率を変更す
る機能と、座標データから演算された位置情報を基に可
動ステージの位置制御を行う機能とを有するものであ
り、表示手段は、処理手段と拡大撮像手段とからの画像
を別個に独立に表示し、または個別に切替表示し、或い
は画面分割して表示するものである。
【0012】
【作用】レイアウトデータを直接ディスプレイ装置の画
面上に表示し、その表示画面の座標データに基いて可動
ステージを移動させ、同時にその倍率データの基に可動
ステージ上の測定対象物を拡大表示するようにしたもの
である。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す構成図である。
【0015】図において、半導体装置のレイアウトデー
タを表示する図面表示演算処理装置1は、表示用装置と
してのディスプレイ装置2と、データの表示画面を制御
するキーボード3およびマウス4とを有し、レイアウト
データを任意の倍率,視野にて表示することが可能とな
っている。
【0016】一方、半導体装置を検査する構造として、
半導体ウェハー等の検査対象物5を乗せ、その位置を移
動、回転させる可動ステージ6を有しており、可動ステ
ージ6は外部信号により移動,回転し、かつ現在の位置
を外部に信号として出力するサーボ機能を備えている。
また、可動ステージ6の上面に設けた吸着孔より検査対
象物5を吸着固定する空気吸引用ポンプ7と、検査対象
物5の表面に接触させて測定を行なうための複数の探針
8及び接続コード9と、検査対象物5を拡大表示するた
めの拡大用テレビカメラ10とを有する。
【0017】拡大用テレビカメラ10は、外部信号によ
りレンズの倍率を調節するオートフォーカス機能を備え
ている。拡大用テレビカメラ10の出力は、ビデオディ
スプレイ装置11により表示される。
【0018】レイアウトデータの表示に関して、図面表
示演算処理装置1より、ディスプレイ装置2の表示画面
の座標データ及びその倍率データが制御装置12に送ら
れ、制御装置12は、座標データから計算された可動ス
テージ6の移動量を可動ステージ6のサーボ機能に信号
を送る。
【0019】また、制御装置12は、倍率データを拡大
用テレビカメラ10の倍率設定信号として出力し、レイ
アウトデータの表示倍率と、拡大用テレビカメラ10の
倍率が一定になるように制御している。
【0020】このような構造において、半導体装置(以
後ICと呼ぶ)を、その設計のために作成されたレイア
ウトデータを参照しながら任意の場所の拡大像と、探針
8を接触させる適切な位置にICを移動させることがで
きる。
【0021】このような機能を実現させるために、図2
に示す手順により、レイアウトデータ座標系と、可動ス
テージ座標系との対応をとる必要がある。
【0022】 レイアウト表示画面設定I レイアウトデータの任意の部分(例えば、ICチップの
画面上の左下隅のボンディングパッドの一端など、実際
のチップ外観上にも認識可能な部分)を、ディスプレイ
装置2の表示画面の中心部に高倍率で表示する(図3
(a))。 表示対象物移動(手動) によって表示された位置に対応する測定対象物(IC
チップ)の部分を、可動ステージ6を手動により移動さ
せ、ビデオディスプレイ装置11の画面中央部に設定す
る。このとき、拡大用テレビカメラ10の倍率は手動に
て変更し、最初は低倍率にて表示させ、徐々に倍率を上
げ、最終的には、自動にてで表示した倍率に同一とな
るようにさせる(図3(b))。 第1ポイント位置合せ ,によって、レイアウトデータと実際のICチップ
との1点における位置対応が取れたところで、可動ステ
ージ6の絶対位置情報を制御装置12に取り込む。 レイアウト表示画面設定II で設定した位置とは、縦,横両方ともできる限り離れ
た第2の部分を決め、と同様の手順で表示画面の中心
部に表示する(図3(c))。 表示対象物移動(手動) と同様の手順で、で決めた位置に対応したICチッ
プの部分がビデオディスプレイ装置11の画面中央部に
なるように可動ステージ6を移動させる(図3
(d))。 ,によってレイアウトデータと実際のICチッ
プの第2の点における位置対応が取れたところで、可動
ステージ6の絶対位置情報を制御装置12に取り込む。
【0023】以上の手順により、レイアウトデータの座
標と、可動ステージ6の座標との対応が求められるた
め、それ以後、レイアウトデータのいかなる点を指定し
ても、それに対応するICチップの位置は、可動ステー
ジ6の位置座標を換算し、サーボ機能により自動的に移
動が行なえるようになる。
【0024】(実施例2)図4は、本発明の実施例2を
示す構成図である。
【0025】本実施例においては、図形画像表示演算処
理装置13により、レイアウトデータの表示と、検査対
象物5の拡大画像の表示とを一つのディスプレイ装置2
にて行ない、両方のデータを同時に画面分割をして表示
したり、どちらかのデータのみを表示させることが可能
な構成となっている。他の部分は、実施例1と同一であ
るので、説明は省略する。
【0026】このような構成とすることにより、ディス
プレイ装置が1つで済むため、本装置の設置面積が小さ
くなり、また同一画面にレイアウト,ICチップが表示
できるので、比較が容易であるという利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レイアウ
トデータの表示画面と、ICチップの拡大画面が位置,
倍率とも同一になるよう制御されるため、レイアウト図
面を基に可動ステージを移動させるという手間がいら
ず、レイアウト図面の作成自体も必要ない。
【0028】また、レイアウトデータの任意の場所を表
示させるだけで、それに対応するICチップの位置移動
が自動で行なえるため、迅速に探針の接触させたい位置
に設定でき、容易に検査が行なえるという効果を有す
る。
【0029】また、レイアウトデータの表示演算処理装
置に、電気的な等電位を追跡するプログラムを導入する
ことで、レイアウトデータ上の一点を選択すると、その
領域と等電位である配線,領域等を強調表示させること
により、回路接続がレイアウトと、実際のICチップと
で異なっていないか等を調べるのが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】可動ステージの位置設定の手順を示した流れ図
である。
【図3】可動ステージの位置設定時のレイアウトデータ
及び検査対象物の表示例を示す図である。
【図4】本発明の実施例2を示す構成図である。
【図5】従来のマニュアルプロバーを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 図形表示演算処理装置 2 ディスプレイ装置 3 キーボード 4 マウス 5 検査対象物 6 可動ステージ 7 空気吸引用ポンプ 8 探針 9 接続コード 10 拡大用テレビカメラ 11 ビデオディスプレイ装置 12 制御装置 13 図形画像表示演算処理装置 14 顕微鏡

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理手段と、可動ステージと、拡大撮像
    手段と、制御手段と、表示手段とを有し、半導体装置の
    任意の配線領域に探針を接触させて電気的特性を測定す
    る半導体検査装置であって、処理手段は、半導体装置の
    レイアウトデータを図形演算するものであり、可動ステ
    ージは、測定対象物を保持し、外部信号に基いて平面上
    に移動するとともに、平面内で回転し、かつ現在位置を
    外部に信号として出力するサーボ機能を有するものであ
    り、拡大撮像手段は、可動ステージ上の測定対象物を拡
    大撮像するものであり、制御手段は、処理手段による表
    示画面の座標データと、その倍率データと、可動ステー
    ジからの信号等を入力とし、倍率データを基に拡大撮像
    手段の拡大倍率を変更する機能と、座標データから演算
    された位置情報を基に可動ステージの位置制御を行う機
    能とを有するものであり、表示手段は、処理手段と拡大
    撮像手段とからの画像を別個に独立に表示し、または個
    別に切替表示し、或いは画面分割して表示するものであ
    ることを特徴とする半導体検査装置。
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