JPH09331682A - 電力変換器 - Google Patents
電力変換器Info
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- JPH09331682A JPH09331682A JP8150529A JP15052996A JPH09331682A JP H09331682 A JPH09331682 A JP H09331682A JP 8150529 A JP8150529 A JP 8150529A JP 15052996 A JP15052996 A JP 15052996A JP H09331682 A JPH09331682 A JP H09331682A
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- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/505—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力容量の拡大のための3台以上のPWMイ
ンバータユニットの並列接続構造及び電流バランス制御
は、実現されていない。 【解決手段】 3台のインバータユニット2A,2B,
2Cの同じ相(U相のみ示す)の出力を相間リアクトル
10Uで結合してその中性点からU相出力を得、PWM
発生回路5からのPWM波形の前縁又は後縁を電流バラ
ンス制御回路11の遅れ補正回路20AUP,21ADOWN
等で遅れ補正する。この補正時間は、各ユニットの出力
電流の平均値を加算回路24と割算器25によって求
め、この平均値と各ユニットの出力電流との差分を偏差
検出回路26A等で求め、偏差制御アンプ27A等で比例
積分演算し、偏差の正負に応じてリミッタ回路22
AP,23AN等で偏差に相当する時間として求める。
ンバータユニットの並列接続構造及び電流バランス制御
は、実現されていない。 【解決手段】 3台のインバータユニット2A,2B,
2Cの同じ相(U相のみ示す)の出力を相間リアクトル
10Uで結合してその中性点からU相出力を得、PWM
発生回路5からのPWM波形の前縁又は後縁を電流バラ
ンス制御回路11の遅れ補正回路20AUP,21ADOWN
等で遅れ補正する。この補正時間は、各ユニットの出力
電流の平均値を加算回路24と割算器25によって求
め、この平均値と各ユニットの出力電流との差分を偏差
検出回路26A等で求め、偏差制御アンプ27A等で比例
積分演算し、偏差の正負に応じてリミッタ回路22
AP,23AN等で偏差に相当する時間として求める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイポーラトラン
ジスタやIGBTといった電力スイッチング素子を使用
して、PWM(パルス幅変調方式)と呼ぱれるスイッチ
ング制御方式により出力電圧を制御する電力変換器に係
り、特に出力容量を拡大するために電力変換(インバー
タ)ユニットを並列接続する場合の各ユニットの出力電
流をバランスさせる電力変換器に関する。
ジスタやIGBTといった電力スイッチング素子を使用
して、PWM(パルス幅変調方式)と呼ぱれるスイッチ
ング制御方式により出力電圧を制御する電力変換器に係
り、特に出力容量を拡大するために電力変換(インバー
タ)ユニットを並列接続する場合の各ユニットの出力電
流をバランスさせる電力変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】直流電圧をスイッチング素子により時分
割にオン/オフすることにより、交流に電力変換するイ
ンバータがある。このインバータを大容量化する方法と
して、電力スイッチング素子自体を大容量化する方法が
あるが、素子の容量による限界がある。それ以上に容量
を拡大する方式として、下記の並列運転(リアクトル多
重)方式を本願出願人は既に提案している。
割にオン/オフすることにより、交流に電力変換するイ
ンバータがある。このインバータを大容量化する方法と
して、電力スイッチング素子自体を大容量化する方法が
あるが、素子の容量による限界がある。それ以上に容量
を拡大する方式として、下記の並列運転(リアクトル多
重)方式を本願出願人は既に提案している。
【0003】特開平5−30661号公報 この提案の要部構成は、図14に示すようになる。1台
の交流−直流電力変換器1に得る直流電力を2台のイン
バータユニット2A、2BによってそれぞれPWM制御
による交流電力に変換し、両インバータユニット2A、
2Bの各相出力を相間リアクトル3U,3V,3Wで結合
することで出力容量を拡大し、負荷としての誘導電動機
4に供給する。
の交流−直流電力変換器1に得る直流電力を2台のイン
バータユニット2A、2BによってそれぞれPWM制御
による交流電力に変換し、両インバータユニット2A、
2Bの各相出力を相間リアクトル3U,3V,3Wで結合
することで出力容量を拡大し、負荷としての誘導電動機
4に供給する。
【0004】インバータユニット2A、2BのPWM制
御は、PWM発生回路5からの各相PWM波形の指令信
号をデッドタイム補償回路を持つゲートドライブ回路6
A、6Bに与えることで両ゲートドライブ回路6A、6
BにPWM波形のゲート信号を得る。
御は、PWM発生回路5からの各相PWM波形の指令信
号をデッドタイム補償回路を持つゲートドライブ回路6
A、6Bに与えることで両ゲートドライブ回路6A、6
BにPWM波形のゲート信号を得る。
【0005】両インバータユニット2A、2Bの各相電
流をバランスさせるための電流バランス制御回路7U,
7V,7Wは、電流検出器8U,8V,8W,9U,9V,9W
で検出した各相の出力電流の偏差に応じてPWM発生回
路5からのPWM波形の前縁又は後縁を遅れ補正する。
流をバランスさせるための電流バランス制御回路7U,
7V,7Wは、電流検出器8U,8V,8W,9U,9V,9W
で検出した各相の出力電流の偏差に応じてPWM発生回
路5からのPWM波形の前縁又は後縁を遅れ補正する。
【0006】この構成の要点は次のような内容である。
【0007】(1)2台のインバータユニットの各相出
力を中間タップ方式の相間リアクトルで結合して並列接
続する。
力を中間タップ方式の相間リアクトルで結合して並列接
続する。
【0008】(2)2台のインバータの出力電流のアン
バランスを抑制するバランス制御を適用した。また、従
来のアナログ回路による方式でPWM演算の前段にアン
バランス抑制を行っていたが、この提案ではPWM演算
後のPWMパターン出力部に補正を行う構成とした。こ
れによりV/f制御のインバータでも、ベクトル制御な
どの電流制御を行うインバータでも同じ回路構成でユニ
ットの並列接続が実現できている。
バランスを抑制するバランス制御を適用した。また、従
来のアナログ回路による方式でPWM演算の前段にアン
バランス抑制を行っていたが、この提案ではPWM演算
後のPWMパターン出力部に補正を行う構成とした。こ
れによりV/f制御のインバータでも、ベクトル制御な
どの電流制御を行うインバータでも同じ回路構成でユニ
ットの並列接続が実現できている。
【0009】(3)電流のバランスを補正するために、
各ユニットに対するスイッチング指令に遅れ時間を挿入
することにより実現している。ここで、遅れ時間の挿入
方法として、どちらかのみ遅らせる方法と、2ユニット
に挿入する遅延時間の和を一定に保つ方法を提案してい
る。遅れ時間の和を一定に保つと、相間リアクトルから
の合成出力電圧の平均遅れ時間が、電流アンバランス抑
制による遅延時間によって干渉を受けないようになる。
各ユニットに対するスイッチング指令に遅れ時間を挿入
することにより実現している。ここで、遅れ時間の挿入
方法として、どちらかのみ遅らせる方法と、2ユニット
に挿入する遅延時間の和を一定に保つ方法を提案してい
る。遅れ時間の和を一定に保つと、相間リアクトルから
の合成出力電圧の平均遅れ時間が、電流アンバランス抑
制による遅延時間によって干渉を受けないようになる。
【0010】(4)遅延時間の非干渉化を行った回路
に、さらに2ユニットの出力電圧を時分割で検出する平
均化回路を適用することにより、並列運転におけるデッ
ドタイム補償も実現できる。これにより、PWMパター
ンと合成出力電圧の時間遅れがほぼ一定となり、出力相
間の相対時間のズレが抑制され、正確なPWM電圧が出
力できている。
に、さらに2ユニットの出力電圧を時分割で検出する平
均化回路を適用することにより、並列運転におけるデッ
ドタイム補償も実現できる。これにより、PWMパター
ンと合成出力電圧の時間遅れがほぼ一定となり、出力相
間の相対時間のズレが抑制され、正確なPWM電圧が出
力できている。
【0011】このように、前回提案している技術によ
り、インバータユニットの2台並列運転にも、電流バラ
ンスと電圧精度のどちらも良好なシステムが実現でき
る。
り、インバータユニットの2台並列運転にも、電流バラ
ンスと電圧精度のどちらも良好なシステムが実現でき
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、さらに出力
容量を拡大しようとすると、ユニットの並列台数を2台
よりも多くする必要がでてくる。このための3台以上の
インバータユニットを並列接続する電力変換器を実現す
るには、従来の中間タップ方式の相間リアクトルをその
まま利用できるものではない。また、3台以上のインバ
ータユニットの各相電流出力をバランスさせる電流バラ
ンス制御回路もそのまま利用できるものではない。
容量を拡大しようとすると、ユニットの並列台数を2台
よりも多くする必要がでてくる。このための3台以上の
インバータユニットを並列接続する電力変換器を実現す
るには、従来の中間タップ方式の相間リアクトルをその
まま利用できるものではない。また、3台以上のインバ
ータユニットの各相電流出力をバランスさせる電流バラ
ンス制御回路もそのまま利用できるものではない。
【0013】本発明の目的は、3台以上のPWMインバ
ータユニットを電流バランスさせて並列運転するための
電力変換器を提供することにある。
ータユニットを電流バランスさせて並列運転するための
電力変換器を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、3台以上のPWMイ
ンバータユニットを電流バランスさせて並列運転するの
に、デッドタイム補償及びスイッチング時間のバラツキ
を補償するための電力変換器を提供することにある。
ンバータユニットを電流バランスさせて並列運転するの
に、デッドタイム補償及びスイッチング時間のバラツキ
を補償するための電力変換器を提供することにある。
【0015】
(第1の発明)本発明は、3台以上のPWMインバータ
ユニットと、前記各インバータユニットの各相出力電流
を合成して負荷に供給する相間リアクトルと、前記各イ
ンバータユニットのPWM波形の遅れ補正によってイン
バータユニット間の各相電流をバランスさせる電流バラ
ンス制御回路とを備えた電力変換器において、前記相間
リアクトルは、各インバータユニットの並列数Nと同じ
数の脚を並列に構成した鉄心と、前記鉄心の各脚に鎖交
するN個のコイルとで構成され、各コイルの同一方向の
片方の端子群を一括に接続して負荷への出力端子とし、
各コイルの反対の端子を各インバータユニットの同じ相
の出力に接続した構造を特徴とする。
ユニットと、前記各インバータユニットの各相出力電流
を合成して負荷に供給する相間リアクトルと、前記各イ
ンバータユニットのPWM波形の遅れ補正によってイン
バータユニット間の各相電流をバランスさせる電流バラ
ンス制御回路とを備えた電力変換器において、前記相間
リアクトルは、各インバータユニットの並列数Nと同じ
数の脚を並列に構成した鉄心と、前記鉄心の各脚に鎖交
するN個のコイルとで構成され、各コイルの同一方向の
片方の端子群を一括に接続して負荷への出力端子とし、
各コイルの反対の端子を各インバータユニットの同じ相
の出力に接続した構造を特徴とする。
【0016】(第2の発明)前記相間リアクトルは、各
インバータユニットの並列数Nと同じ数の2脚鉄心と、
前記各鉄心のうち2つの鉄心と鎖交しかつ順に鉄心とコ
イルを鎖状に接続するN個のコイルとで構成され、各コ
イルの同一方向の片方の端子群を一括に接続して負荷へ
の出力端子とし、各コイルの反対の端子を各インバータ
ユニットの同じ相の出力に接続した構造を特徴とする。
インバータユニットの並列数Nと同じ数の2脚鉄心と、
前記各鉄心のうち2つの鉄心と鎖交しかつ順に鉄心とコ
イルを鎖状に接続するN個のコイルとで構成され、各コ
イルの同一方向の片方の端子群を一括に接続して負荷へ
の出力端子とし、各コイルの反対の端子を各インバータ
ユニットの同じ相の出力に接続した構造を特徴とする。
【0017】(第3の発明)前記相間リアクトルは、鉄
芯の脚数又は2脚鉄心が並列回路数Nより1個以上多い
構成とし、前記コイルが巻回されない脚部に鎖交磁束の
変化を抑制する短絡還を設けた構造を特徴とする。
芯の脚数又は2脚鉄心が並列回路数Nより1個以上多い
構成とし、前記コイルが巻回されない脚部に鎖交磁束の
変化を抑制する短絡還を設けた構造を特徴とする。
【0018】(第4の発明)前記電流バランス制御回路
は、前記各インバータユニットの各相の出力電流をそれ
ぞれ検出する電流検出器と、同じ相の前記電流検出器の
検出電流の平均値を求める演算回路と、前記電流検出器
の検出電流から前記平均値を差分して各インバータユニ
ット間の相毎のアンバランス電流を求める偏差検出回路
と、前記アンバランス電流と前記平均値との差に相当す
る時間の補償量を該差の正負別に求める補償量演算回路
と、前記差が正のときに前記補償量だけ各インバータユ
ニットのPWM波形の立ち上がり時間を遅らせ、負のと
きに前記補償量だけPWM波形の立ち下がり時間を遅ら
せる遅れ補正回路とを備えたことを特徴とする。
は、前記各インバータユニットの各相の出力電流をそれ
ぞれ検出する電流検出器と、同じ相の前記電流検出器の
検出電流の平均値を求める演算回路と、前記電流検出器
の検出電流から前記平均値を差分して各インバータユニ
ット間の相毎のアンバランス電流を求める偏差検出回路
と、前記アンバランス電流と前記平均値との差に相当す
る時間の補償量を該差の正負別に求める補償量演算回路
と、前記差が正のときに前記補償量だけ各インバータユ
ニットのPWM波形の立ち上がり時間を遅らせ、負のと
きに前記補償量だけPWM波形の立ち下がり時間を遅ら
せる遅れ補正回路とを備えたことを特徴とする。
【0019】(第5の発明)前記補償量演算回路は、補
償量を正負の一定時間±TBOに相当するリミッタ値以
内に制限するリミッタを通して求め、該リミッタの出力
に一定時間TBOに相当する信号を加算して補償量を求
める構成にしたことを特徴とする。
償量を正負の一定時間±TBOに相当するリミッタ値以
内に制限するリミッタを通して求め、該リミッタの出力
に一定時間TBOに相当する信号を加算して補償量を求
める構成にしたことを特徴とする。
【0020】(第6の発明)前記各インバータユニット
間の同じ相の出力電圧を時分割で順に選択してサンプル
することにより出力電圧の平均値を求める平均化回路を
設け、前記平均値によって前記PWM波形に対してデッ
ドタイム補償を行い、該デッドタイムを前記平均値によ
って補正するデッドタイム補償回路とを備えたことを特
徴とする。
間の同じ相の出力電圧を時分割で順に選択してサンプル
することにより出力電圧の平均値を求める平均化回路を
設け、前記平均値によって前記PWM波形に対してデッ
ドタイム補償を行い、該デッドタイムを前記平均値によ
って補正するデッドタイム補償回路とを備えたことを特
徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
要部回路図であり、3台のインバータユニットを並列接
続する場合である。本実施形態では、3台以上のインバ
ータユニットの並列接続に適用できるものであり、従来
の図14の構成に比べて、大きくには次の2つの点で異
なる。
要部回路図であり、3台のインバータユニットを並列接
続する場合である。本実施形態では、3台以上のインバ
ータユニットの並列接続に適用できるものであり、従来
の図14の構成に比べて、大きくには次の2つの点で異
なる。
【0022】(A)従来の中間タップ方式の相間リアク
トルを、3台のインバータユニットの並列接続を可能に
した構造とする。また、その相間リアクトルも多脚の1
個の鉄芯で構成する場合と、複数の鉄芯で構成する場合
とで実現できる構成としている。
トルを、3台のインバータユニットの並列接続を可能に
した構造とする。また、その相間リアクトルも多脚の1
個の鉄芯で構成する場合と、複数の鉄芯で構成する場合
とで実現できる構成としている。
【0023】(B)各ユニット間の電流バランス制御方
式については、従来の技術を拡張して3台のインバータ
ユニットの並列接続で電流バランスが可能な回路に拡張
する。これは、従来の電流のアンバランス検出部分を一
部改造するだけで実現したものである。そのため、前提
案のPWM演算の後に電流バランスフードバック回路を
構成する利点はそのまま有効になっている。
式については、従来の技術を拡張して3台のインバータ
ユニットの並列接続で電流バランスが可能な回路に拡張
する。これは、従来の電流のアンバランス検出部分を一
部改造するだけで実現したものである。そのため、前提
案のPWM演算の後に電流バランスフードバック回路を
構成する利点はそのまま有効になっている。
【0024】以下、本実施形態を詳細に説明する。
【0025】(1)3ユニット並列運転の回路構成と相
間リアクトル構造 図1が図14と異なる部分を説明する。3台のインバー
タユニット2A,2B,2Cは、それぞれデッドタイム
回路を持つゲートドライブ回路6A,6B,6Cによっ
てそれぞれPWM波形のゲート信号が与えられ、各ユニ
ットの同じ相出力は相間リアクトル10U,10V,10
Wによってそれぞれ結合されて誘導電動機4に電流を供
給する。
間リアクトル構造 図1が図14と異なる部分を説明する。3台のインバー
タユニット2A,2B,2Cは、それぞれデッドタイム
回路を持つゲートドライブ回路6A,6B,6Cによっ
てそれぞれPWM波形のゲート信号が与えられ、各ユニ
ットの同じ相出力は相間リアクトル10U,10V,10
Wによってそれぞれ結合されて誘導電動機4に電流を供
給する。
【0026】電流バランス制御回路11は、各インバー
タユニット2A,2B,2Cの各相電流出力を検出器1
2U,12V,12W,13U,13V,13W,14U,1
4V,14Wを通して取り込み、これら検出信号にしたが
ってPWM発生回路5からのPWM波形を電流バランス
のための補正をし、各ゲートドライブ回路6A,6B,
6Cに与える。
タユニット2A,2B,2Cの各相電流出力を検出器1
2U,12V,12W,13U,13V,13W,14U,1
4V,14Wを通して取り込み、これら検出信号にしたが
ってPWM発生回路5からのPWM波形を電流バランス
のための補正をし、各ゲートドライブ回路6A,6B,
6Cに与える。
【0027】ここで、各インバータユニット2A,2
B,2Cの各相出力の結合に使用される相間リアクトル
は、図2にU相の回路構成を示すように、鉄心で磁気結
合されたコイルのスター結線にされ、その中性点を合成
出力端としている。
B,2Cの各相出力の結合に使用される相間リアクトル
は、図2にU相の回路構成を示すように、鉄心で磁気結
合されたコイルのスター結線にされ、その中性点を合成
出力端としている。
【0028】この相間リアクトルの構造は、ユニットの
並列数Nと同じ数の脚を並列に構成した鉄心と、各脚に
鎖交するN個のコイルとで構成され、かくコイルの同一
方向の片方の端子群を一括に接続して負荷への出力端子
とし、各コイルの反対の端子を各インバータの出力に接
続するものであり、N=3の場合の構造を図3に示すよ
うに、各ユニット用のコイル15U,15V,15Wと3
脚鉄心16の脚16Aと突き合わせ鉄心16B及びそれら
のギャップGを対称にした構造とする。
並列数Nと同じ数の脚を並列に構成した鉄心と、各脚に
鎖交するN個のコイルとで構成され、かくコイルの同一
方向の片方の端子群を一括に接続して負荷への出力端子
とし、各コイルの反対の端子を各インバータの出力に接
続するものであり、N=3の場合の構造を図3に示すよ
うに、各ユニット用のコイル15U,15V,15Wと3
脚鉄心16の脚16Aと突き合わせ鉄心16B及びそれら
のギャップGを対称にした構造とする。
【0029】この構造において、コイル15U,15V,
15Wには、各ユニットの電流がバランスした同一値で
あれば、電流による起磁力がお互いに逆向きの方向とな
るため、磁束は発生せずインダクタンスの値は零とみな
すことができる。
15Wには、各ユニットの電流がバランスした同一値で
あれば、電流による起磁力がお互いに逆向きの方向とな
るため、磁束は発生せずインダクタンスの値は零とみな
すことができる。
【0030】ところが、各ユニットの出力電流が異なる
アンバランスが発生すると、コイル15U,15V,15
Wには起磁力の差成分の磁束が発生し、この横流成分に
ついてはインダクタンスとして動作する。この横流に対
するインダクタンス成分により、電流アンバランス量が
増加するのを抑制することができる。
アンバランスが発生すると、コイル15U,15V,15
Wには起磁力の差成分の磁束が発生し、この横流成分に
ついてはインダクタンスとして動作する。この横流に対
するインダクタンス成分により、電流アンバランス量が
増加するのを抑制することができる。
【0031】したがって、図14で示す従来の回路で
は、2個のインバータユニットの出力を並列接続した回
路構成であったが、本実施形態では図1のように、3個
のユニットを並列に接続して容量拡大する主回路構成と
するにおいて、図3に示すような相間リアクトルを適用
することにより、2個以上のユニットを並列に接続した
場合の横流の抑制効果を発生することができる。
は、2個のインバータユニットの出力を並列接続した回
路構成であったが、本実施形態では図1のように、3個
のユニットを並列に接続して容量拡大する主回路構成と
するにおいて、図3に示すような相間リアクトルを適用
することにより、2個以上のユニットを並列に接続した
場合の横流の抑制効果を発生することができる。
【0032】図4は、相間リアクトルの他の構造を示
す。同図は、図3の場合に比べて、コイルの構成は同一
であるが鉄芯の形状が異なり、2脚の鉄心171、1
72、173を3個使用し、各鉄心は2つのコイル(例え
ば鉄心172はコイル15Uと15V)に鎖交しておりか
つ順に鉄心とコイルを鎖状に接続して環状とした構成と
する。
す。同図は、図3の場合に比べて、コイルの構成は同一
であるが鉄芯の形状が異なり、2脚の鉄心171、1
72、173を3個使用し、各鉄心は2つのコイル(例え
ば鉄心172はコイル15Uと15V)に鎖交しておりか
つ順に鉄心とコイルを鎖状に接続して環状とした構成と
する。
【0033】図5は、相間リアクトルの他の構造を示
す。同図は、図3の場合に比べて、鉄芯の脚数が並列回
路数3より1個多い構成において、並列接続に使用しな
い1個の脚部に短絡したコイル18を設けた短絡還を設
けている。
す。同図は、図3の場合に比べて、鉄芯の脚数が並列回
路数3より1個多い構成において、並列接続に使用しな
い1個の脚部に短絡したコイル18を設けた短絡還を設
けている。
【0034】この短絡還は、鎖交磁束の変化を抑制する
ように働くため、過渡的な磁束の変動に対してはあたか
も余分な1個の脚が存在しないように動作し、インバー
タユニットの並列台数の違いにも同じ相間リアクトルを
使用できる。
ように働くため、過渡的な磁束の変動に対してはあたか
も余分な1個の脚が存在しないように動作し、インバー
タユニットの並列台数の違いにも同じ相間リアクトルを
使用できる。
【0035】図6は、相間リアクトルの他の構造を示
す。同図は、図5の短絡還による不要な鉄芯の脚を等価
的に存在しないようにするもので、図4における2脚鉄
心を4つ(171〜174)設け、そのうちの鉄心171
と174に短絡環用コイル18を設けた場合である。
す。同図は、図5の短絡還による不要な鉄芯の脚を等価
的に存在しないようにするもので、図4における2脚鉄
心を4つ(171〜174)設け、そのうちの鉄心171
と174に短絡環用コイル18を設けた場合である。
【0036】(2)3ユニット並列運転の電流バランス
制御方式(その1) 図1では、上記のような相間リアクトルを利用して3個
のインバータユニットの並列回路を構成している。しか
し、この相間リアクトルは横流電流の変化分は抑制でき
るものの、直流成分までは抑制することができない。そ
のため、直流成分の電流偏差が発生する場合には、各相
の電流を検出し電流バランス制御を行う必要がある。こ
の電流バランス制御を以下に説明する。
制御方式(その1) 図1では、上記のような相間リアクトルを利用して3個
のインバータユニットの並列回路を構成している。しか
し、この相間リアクトルは横流電流の変化分は抑制でき
るものの、直流成分までは抑制することができない。そ
のため、直流成分の電流偏差が発生する場合には、各相
の電流を検出し電流バランス制御を行う必要がある。こ
の電流バランス制御を以下に説明する。
【0037】図7は、3並列回路の電流バランス制御回
路をU相分のみ示す。同図が従来回路と基本的に異なる
部分は、次の3点である。
路をU相分のみ示す。同図が従来回路と基本的に異なる
部分は、次の3点である。
【0038】(A)3ユニット分の電流検出器12U,
12V,12Wを設ける。
12V,12Wを設ける。
【0039】(B)電流のアンバランスを検出するた
め、3台のインバータユニットの電流の総和を求め、そ
れを1/3倍することにより、平均電流Iuaveを演算す
る。そして各電流検出からこの平均電流を減算した成分
を誤差(アンバランス)電流と見なす。
め、3台のインバータユニットの電流の総和を求め、そ
れを1/3倍することにより、平均電流Iuaveを演算す
る。そして各電流検出からこの平均電流を減算した成分
を誤差(アンバランス)電流と見なす。
【0040】(C)前述の誤差電流を補正ゲインKp倍
し、スイッチングの遅延時間を補正する回路を3回路設
ける。
し、スイッチングの遅延時間を補正する回路を3回路設
ける。
【0041】図7の電流バランス制御を説明する。立上
り補正回路20AUP,20BUP,20CUPはPWM発生
回路5からのPWM波形の各パルスの立上り時間を遅ら
せ、立下り補正回路21ADOWN,21BDOWN,21C
DOWNはパルスの立下り時間を遅らせることでインバータ
ユニット2A,2B,2Cの出力電流を補正する。
り補正回路20AUP,20BUP,20CUPはPWM発生
回路5からのPWM波形の各パルスの立上り時間を遅ら
せ、立下り補正回路21ADOWN,21BDOWN,21C
DOWNはパルスの立下り時間を遅らせることでインバータ
ユニット2A,2B,2Cの出力電流を補正する。
【0042】これら立上り補正回路20AUP,20
BUP,20CUPの遅れ時間は、正極性アンプ22AP,
22BP,22CPの出力により制御される。また、立ち
下がり補正回路21ADOWN,21BDOWN,21CDOWNの
遅れ時間は、負極性アンプ23AN,23BN,23CN
の出力により制御される。
BUP,20CUPの遅れ時間は、正極性アンプ22AP,
22BP,22CPの出力により制御される。また、立ち
下がり補正回路21ADOWN,21BDOWN,21CDOWNの
遅れ時間は、負極性アンプ23AN,23BN,23CN
の出力により制御される。
【0043】これらアンプの入力信号は、インバータユ
ニット2A,2B,2Cの出力電流IAU,IBU,I
CUと、これら電流の平均電流Iuaveとの偏差と極性によ
って求められる。平均電流Iuaveは、各電流IAU,
IBU,ICUの総和を加算器24で求め、この加算結果を
割算器25によりユニット数(N=3)で割算して求め
られる。
ニット2A,2B,2Cの出力電流IAU,IBU,I
CUと、これら電流の平均電流Iuaveとの偏差と極性によ
って求められる。平均電流Iuaveは、各電流IAU,
IBU,ICUの総和を加算器24で求め、この加算結果を
割算器25によりユニット数(N=3)で割算して求め
られる。
【0044】偏差検出回路26A,26B,26Cは、各
インバータユニット2A,2B,2Cの出力電流IAU,
IBU,ICUと平均電流Iuaveとの偏差を極性も含めて求
める。偏差制御アンプ27A,27B,27Cは、各偏差
検出回路26A,26B,26Cの出力を比例係数KPを有
して比例積分(PI)演算し、この結果を各アンプ22
AP,22BP,22CP及び23AN,23BN,23CN
の入力とする。
インバータユニット2A,2B,2Cの出力電流IAU,
IBU,ICUと平均電流Iuaveとの偏差を極性も含めて求
める。偏差制御アンプ27A,27B,27Cは、各偏差
検出回路26A,26B,26Cの出力を比例係数KPを有
して比例積分(PI)演算し、この結果を各アンプ22
AP,22BP,22CP及び23AN,23BN,23CN
の入力とする。
【0045】上述の構成において、偏差制御アンプ27
A,27B,27Cは、インバータユニット2A,2B,
2Cの出力電流と平均電流Iuaveの偏差を極性も含めて
個々に検出し、この検出信号が正極性のときにはアンプ
22AP,22BP,22CPを通して各ユニットの偏差
に応じて立ち上がり補正回路20AUP,20BUP,20
CUPの立上りを遅らせる。
A,27B,27Cは、インバータユニット2A,2B,
2Cの出力電流と平均電流Iuaveの偏差を極性も含めて
個々に検出し、この検出信号が正極性のときにはアンプ
22AP,22BP,22CPを通して各ユニットの偏差
に応じて立ち上がり補正回路20AUP,20BUP,20
CUPの立上りを遅らせる。
【0046】逆に、検出信号が負極性のときにはアンプ
23AN,23BN,23CNを通して各ユニットの偏差
に応じて立ち下がり補正回路21ADOWN,21BDOWN,
21CDOWNの立ち下がりを遅らせる。
23AN,23BN,23CNを通して各ユニットの偏差
に応じて立ち下がり補正回路21ADOWN,21BDOWN,
21CDOWNの立ち下がりを遅らせる。
【0047】図8は、電流バランス制御の波形図を示
し、斜線部分が電流バランス制御で補正された時間領域
を示し、図示の例ではインバータユニット2A,2Cが
PWM波形の前縁を遅らせ、インバータユニット2Bが
PWM波形の後縁を遅らせた場合である。
し、斜線部分が電流バランス制御で補正された時間領域
を示し、図示の例ではインバータユニット2A,2Cが
PWM波形の前縁を遅らせ、インバータユニット2Bが
PWM波形の後縁を遅らせた場合である。
【0048】これら補正制御により、各インバータユニ
ット2A,2B,2Cの出力電流のアンバランスは、P
WM波形の立ち上がり又は立ち下がりの遅れ制御によ
り、電流バランスを得る。
ット2A,2B,2Cの出力電流のアンバランスは、P
WM波形の立ち上がり又は立ち下がりの遅れ制御によ
り、電流バランスを得る。
【0049】(3)3ユニット並列運転の電流バランス
制御方式(その2) 図7の電流バランス制御方式において、電流のアンバラ
ンス発生には、PWM波形の立ち上がり又は立ち下がり
時間を遅らせるため、インバータユニット2A,2B,
2Cからの出力を相間リアクトルで合成する出力電圧は
アンバランス量によってそのスイッチング遅れ時間が変
動する。
制御方式(その2) 図7の電流バランス制御方式において、電流のアンバラ
ンス発生には、PWM波形の立ち上がり又は立ち下がり
時間を遅らせるため、インバータユニット2A,2B,
2Cからの出力を相間リアクトルで合成する出力電圧は
アンバランス量によってそのスイッチング遅れ時間が変
動する。
【0050】この遅れ時間の変動を抑制するための電流
バランス制御回路を図9に示す。同図は、電流バランス
制御のために生じる合成出力電圧のスイッチング遅れ時
間が、電流のアンバランス量に寄らず一定となるように
するために、各遅延時間に対して一定時間Tboをオフセ
ットとして加算しておき、さらに電流がバランスするよ
うに各ユニットの遅延時間を正負の値として加算してい
る。
バランス制御回路を図9に示す。同図は、電流バランス
制御のために生じる合成出力電圧のスイッチング遅れ時
間が、電流のアンバランス量に寄らず一定となるように
するために、各遅延時間に対して一定時間Tboをオフセ
ットとして加算しておき、さらに電流がバランスするよ
うに各ユニットの遅延時間を正負の値として加算してい
る。
【0051】この部分は、図8におけるリミッタ回路3
0APL,30BPL,30CPL,31ANL,31BNL,3
1CNLと加算回路32APA,32BPA,32CPA,33
ANA,33BNA,33CNAになる。
0APL,30BPL,30CPL,31ANL,31BNL,3
1CNLと加算回路32APA,32BPA,32CPA,33
ANA,33BNA,33CNAになる。
【0052】リミッタ回路30APL,30BPL,30C
PLは、偏差制御アンプ27A,27B,27Cからの遅れ
制御信号をリミッタ値を持って制限した遅れ制御信号を
得、これらに加算回路32APA,32BPA,32CPAで
一定時間Tboに相当するオフセット信号を加算して立ち
上がり補正回路20AUP,20BUP,20CUPの遅れ補
正信号とする。
PLは、偏差制御アンプ27A,27B,27Cからの遅れ
制御信号をリミッタ値を持って制限した遅れ制御信号を
得、これらに加算回路32APA,32BPA,32CPAで
一定時間Tboに相当するオフセット信号を加算して立ち
上がり補正回路20AUP,20BUP,20CUPの遅れ補
正信号とする。
【0053】リミッタ回路31ANL,31BNL,31C
NLは、偏差制御アンプ27A,27B,27Cからの遅れ
制御信号をリミッタ値を持って制限した逆極性の遅れ制
御信号を得、これらに加算回路33APA,33BPA,3
3CPAで一定時間Tboに相当するオフセット信号を加算
して立ち下がり補正回路21ADOWN,21BDOWN,21
CDOWNの遅れ補正信号とする。
NLは、偏差制御アンプ27A,27B,27Cからの遅れ
制御信号をリミッタ値を持って制限した逆極性の遅れ制
御信号を得、これらに加算回路33APA,33BPA,3
3CPAで一定時間Tboに相当するオフセット信号を加算
して立ち下がり補正回路21ADOWN,21BDOWN,21
CDOWNの遅れ補正信号とする。
【0054】この電流バランス制御の波形図を図10に
示し、一定時間Tboに斜線部分で示す補正時間を加算又
は減算した部分が電流バランス制御で補正された時間領
域を示し、図示の例ではインバータユニット2A,2C
がPWM波形の前縁を遅らせると共に一定時間Tbo分の
オフセット信号を加えた後縁の遅れ時間になり、インバ
ータユニット2BがPWM波形の後縁を一定時間Tbo分
のオフセット信号を加えた遅れ時間になると共に前縁を
一定時間Tboとの差分だけ遅らせた場合である。
示し、一定時間Tboに斜線部分で示す補正時間を加算又
は減算した部分が電流バランス制御で補正された時間領
域を示し、図示の例ではインバータユニット2A,2C
がPWM波形の前縁を遅らせると共に一定時間Tbo分の
オフセット信号を加えた後縁の遅れ時間になり、インバ
ータユニット2BがPWM波形の後縁を一定時間Tbo分
のオフセット信号を加えた遅れ時間になると共に前縁を
一定時間Tboとの差分だけ遅らせた場合である。
【0055】本実施形態においても電流誤差成分を検出
していることから、これをKp倍した遅延時間成分の3
回路分の和は常に零となり、3回路の平均的な遅延時間
を常に一定とすることができる。
していることから、これをKp倍した遅延時間成分の3
回路分の和は常に零となり、3回路の平均的な遅延時間
を常に一定とすることができる。
【0056】(4)3ユニット並列運転の電流バランス
制御方式(その3) 図7又は図9の電流バランス制御方式において、ゲート
ドライブ回路6A,6B,6Cに持つデッドタイム補償
回路は、電流バランス制御回路11で遅れ時間補正した
PWM波形を基準にし、これとインバータユニット2
A,2B,2Cの出力電圧位相との位相比較によってデ
ッドタイム補償したPWM波形出力を得る。このとき、
インバータユニット2A,2B,2Cのスイッチング素
子のスイッチング時間のバラツキも補償される。
制御方式(その3) 図7又は図9の電流バランス制御方式において、ゲート
ドライブ回路6A,6B,6Cに持つデッドタイム補償
回路は、電流バランス制御回路11で遅れ時間補正した
PWM波形を基準にし、これとインバータユニット2
A,2B,2Cの出力電圧位相との位相比較によってデ
ッドタイム補償したPWM波形出力を得る。このとき、
インバータユニット2A,2B,2Cのスイッチング素
子のスイッチング時間のバラツキも補償される。
【0057】このデッドタイム補償及びスイッチング時
間補償のための電圧検出をN並列電流バランス制御方式
で実現するための実施形態を図11に示す。同図は、図
9におけるゲートドライブ回路6A,6B,6Cに設け
ていたデッドタイム補償回路35を電流バランス制御回
路11の前段に設け、このデッドタイム補償回路35の
補償値を出力電圧平均化回路36により得る。
間補償のための電圧検出をN並列電流バランス制御方式
で実現するための実施形態を図11に示す。同図は、図
9におけるゲートドライブ回路6A,6B,6Cに設け
ていたデッドタイム補償回路35を電流バランス制御回
路11の前段に設け、このデッドタイム補償回路35の
補償値を出力電圧平均化回路36により得る。
【0058】出力電圧平均化回路36は、図12に原理
的に示すように、各インバータユニット2A,2B,2
Cの出力電圧VUA,VUB,VUCを基準クロック毎に時分
割で順次取り込み、これら出力電圧VUA,VUB,VUCの
平均値Vuaveを得る。
的に示すように、各インバータユニット2A,2B,2
Cの出力電圧VUA,VUB,VUCを基準クロック毎に時分
割で順次取り込み、これら出力電圧VUA,VUB,VUCの
平均値Vuaveを得る。
【0059】この動作タイミングは、図13に示すよう
に時分割処理を行うことで各インバータユニット2A,
2B,2Cの出力電圧検出波形が異なっていても各イン
バータユニットの平均電圧とほぼ等価な平均化出力を得
ることができる。
に時分割処理を行うことで各インバータユニット2A,
2B,2Cの出力電圧検出波形が異なっていても各イン
バータユニットの平均電圧とほぼ等価な平均化出力を得
ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、3台以
上のPWMインバータユニットを並列運転するための相
間リアクトル構造及び電流バランス制御回路を実現でき
る効果がある。
上のPWMインバータユニットを並列運転するための相
間リアクトル構造及び電流バランス制御回路を実現でき
る効果がある。
【0061】また、電流バランス制御は、直流成分まで
含めた電流のアンバランスが抑制できる。このため、各
ユニットの電流のアンバランス量を少なくすることが出
来るため、個々のユニットの容量の和に対して、実際に
出力可能な電流の割合を大きく取ることができる。
含めた電流のアンバランスが抑制できる。このため、各
ユニットの電流のアンバランス量を少なくすることが出
来るため、個々のユニットの容量の和に対して、実際に
出力可能な電流の割合を大きく取ることができる。
【0062】また、電流バランス制御において、合成電
圧出力の遅延時間を一定に保つ機能や、デッドタイム補
償も実現できるため、電圧精度のよい並列運転が実現で
きる。
圧出力の遅延時間を一定に保つ機能や、デッドタイム補
償も実現できるため、電圧精度のよい並列運転が実現で
きる。
【図1】本発明の実施形態を示す3並列の回路構成図。
【図2】実施形態における相間リアクトル回路。
【図3】実施形態における相間リアクトル構造例。
【図4】実施形態における相間リアクトル構造例。
【図5】実施形態における相間リアクトル構造例。
【図6】実施形態における相間リアクトル構造例。
【図7】本発明の実施形態を示す3並列電流バランス制
御回路。
御回路。
【図8】図7における電流バランス制御の波形図。
【図9】本発明の他の実施形態を示す3並列電流バラン
ス制御回路。
ス制御回路。
【図10】図9における電流バランス制御の波形図。
【図11】本発明の他の実施形態を示す3並列電流バラ
ンス制御回路。
ンス制御回路。
【図12】図11における電圧検出平均化回路の原理的
説明図。
説明図。
【図13】図11における電圧検出平均化回路の動作タ
イミングチャート。
イミングチャート。
【図14】従来の2並列の回路構成図。
2A,2B,2C…インバータユニット 5…PWM発生回路 6A,6B,6C…ゲートドライブ回路 10U,10V,10W…相間リアクトル 11…電流バランス制御回路 15U,15V,15W…コイル 16A,16B,171,172,173,174…鉄心 18…短絡環用コイル 20AUP,20BUP,20CUP…前縁の遅れ補正回路 21ADOWN,21BDOWN,21CDOWN…後縁の遅れ補正
回路 22AP,22BP,22CP…正極性アンプ 23AN,23BN,23CN…負極性アンプ 24…加算器 25…割算器 26A,26B,26C…偏差検出回路 27A,27B,27C…偏差制御アンプ 30APL,31ANL…リミッタ回路 32APA,33CNA…加算器 35…デッドタイム補償回路 36…出力電圧平均化回路
回路 22AP,22BP,22CP…正極性アンプ 23AN,23BN,23CN…負極性アンプ 24…加算器 25…割算器 26A,26B,26C…偏差検出回路 27A,27B,27C…偏差制御アンプ 30APL,31ANL…リミッタ回路 32APA,33CNA…加算器 35…デッドタイム補償回路 36…出力電圧平均化回路
Claims (6)
- 【請求項1】 3台以上のPWMインバータユニット
と、前記各インバータユニットの各相出力電流を合成し
て負荷に供給する相間リアクトルと、前記各インバータ
ユニットのPWM波形の遅れ補正によってインバータユ
ニット間の各相電流をバランスさせる電流バランス制御
回路とを備えた電力変換器において、 前記相間リアクトルは、各インバータユニットの並列数
Nと同じ数の脚を並列に構成した鉄心と、前記鉄心の各
脚に鎖交するN個のコイルとで構成され、各コイルの同
一方向の片方の端子群を一括に接続して負荷への出力端
子とし、各コイルの反対の端子を各インバータユニット
の同じ相の出力に接続した構造を特徴とする電力変換
器。 - 【請求項2】 前記相間リアクトルは、各インバータユ
ニットの並列数Nと同じ数の2脚鉄心と、前記各鉄心の
うち2つの鉄心と鎖交しかつ順に鉄心とコイルを鎖状に
接続するN個のコイルとで構成され、各コイルの同一方
向の片方の端子群を一括に接続して負荷への出力端子と
し、各コイルの反対の端子を各インバータユニットの同
じ相の出力に接続した構造を特徴とする請求項1に記載
の電力変換器。 - 【請求項3】 前記相間リアクトルは、鉄芯の脚数又は
2脚鉄心が並列回路数Nより1個以上多い構成とし、前
記コイルが巻回されない脚部に鎖交磁束の変化を抑制す
る短絡還を設けた構造を特徴とする請求項1又は2に記
載の電力変換器。 - 【請求項4】 前記電流バランス制御回路は、 前記各インバータユニットの各相の出力電流をそれぞれ
検出する電流検出器と、 同じ相の前記電流検出器の検出電流の平均値を求める演
算回路と、 前記電流検出器の検出電流から前記平均値を差分して各
インバータユニット間の相毎のアンバランス電流を求め
る偏差検出回路と、 前記アンバランス電流と前記平均値との差に相当する時
間の補償量を該差の正負別に求める補償量演算回路と、 前記差が正のときに前記補償量だけ各インバータユニッ
トのPWM波形の立ち上がり時間を遅らせ、負のときに
前記補償量だけPWM波形の立ち下がり時間を遅らせる
遅れ補正回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至
3の何れか1つに記載の電力変換器。 - 【請求項5】 前記補償量演算回路は、補償量を正負の
一定時間±TBOに相当するリミッタ値以内に制限する
リミッタを通して求め、該リミッタの出力に一定時間T
BOに相当する信号を加算して補償量を求める構成にし
たことを特徴とする請求項4に記載の電力変換器。 - 【請求項6】 前記各インバータユニット間の同じ相の
出力電圧を時分割で順に選択してサンプルすることによ
り出力電圧の平均値を求める平均化回路を設け、前記平
均値によって前記PWM波形に対してデッドタイム補償
を行い、該デッドタイムを前記平均値によって補正する
デッドタイム補償回路とを備えたことを特徴とする請求
項1乃至5の何れか1つに記載の電力変換器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150529A JPH09331682A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 電力変換器 |
EP97109484A EP0813292A3 (en) | 1996-06-12 | 1997-06-11 | Power inverter having three or more parallel driven PWM-type power inverting units |
US08/873,923 US5852554A (en) | 1996-06-12 | 1997-06-12 | Power inverter having three or more parallel driven PWM-type power inverting units |
CN97113217A CN1067188C (zh) | 1996-06-12 | 1997-06-12 | 带三个以上并联驱动脉宽调制电力变换单元的电力变换器 |
KR1019970024390A KR100276545B1 (ko) | 1996-06-12 | 1997-06-12 | 3 이상의 병렬 구동 pwm-형 전력 반전 유닛을 가진 전력 인버터 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150529A JPH09331682A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 電力変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331682A true JPH09331682A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15498873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150529A Pending JPH09331682A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 電力変換器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5852554A (ja) |
EP (1) | EP0813292A3 (ja) |
JP (1) | JPH09331682A (ja) |
KR (1) | KR100276545B1 (ja) |
CN (1) | CN1067188C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011525102A (ja) * | 2009-05-07 | 2011-09-08 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 電力変換装置および電力供給装置 |
KR20120111614A (ko) * | 2011-04-01 | 2012-10-10 | 엘에스산전 주식회사 | 고압 인버터 시스템 |
JP2016226282A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | インバータ並列運転システム |
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