JP2011525102A - 電力変換装置および電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

それぞれ複数の出力端を有する複数の電圧変換ユニットを含む電力変換ユニット。前記複数の電圧変換ユニットはたとえば3つであり、該複数の出力端はたとえば3つであり、該複数の出力端は電圧信号を出力するように構成されており、インターブリッジトランスの1次コイルの第1の接続部に結合されており、該1次コイルは、同一のインターブリッジトランスの2次コイルに電磁結合されており、該第1のコイルの出力端は次のインターブリッジトランスの第2接続部に接続されており、該第2のコイルの第1接続部は最終出力ノードに接続されており、構成体内の最後のインターブリッジトランスの次のインターブリッジトランスは最初のインターブリッジトランスであり、各電圧変換ユニットに対応する複数のインターブリッジトランスのアセンブリがまとめられて1つの量産可能なユニットを構成する。

Description

本発明は電力変換装置に関する。さらに、本発明は電力供給装置にも関する。
電力変換装置は発電において、発電装置の可変の電圧、可変の周波数を調整し、とりわけ整合し、電力網または電力グリッドの一般的には固定的な周波数特性および固定的な電圧特性に発電装置の電力特性を変化するために使用される。
従来の電力変換装置は、異なる相の複数の交流電圧信号を異なる相の複数の直流電圧信号に変換するように構成された少なくとも1つの電圧変換ユニット、または、異なる相の複数の直流電圧信号を異なる相の複数の交流電圧信号に変換するように構成された少なくとも1つの電圧変換ユニットを有する。さらに電力変換装置は、前記電力変換ユニットの電圧信号で動作するように構成された少なくとも1つの相間トランスユニットも有する。相間トランスユニットによって出力された変圧電圧信号を組み合わせるために、共通ノードが使用される。この相間トランスユニットを使用する場合、電力変換装置全体の典型的には3相の各相自体は複数の部分相を有し、これらは相間トランスシステムと組み合わされる。
US5852554に、第1の電力インバータユニットと第2の電力インバータユニットと第3の電力インバータユニットと、第1の相間リアクトルと第2の相間リアクトルと第3の相間リアクトルとを有する電力インバータが開示されている。前記電力インバータユニットは、並列駆動されるように構成および構築されている。前記インバータユニットはそれぞれ、第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号を出力し、該インバータユニットのうちいずれか1つのインバータユニットの第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号の各相は相互に異なり、複数の異なるインバータユニットの第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号は相互に同じである。相間リアクトルはそれぞれ、同相の電圧信号で動作するように設けられており、3つの相間トランスユニットすなわちコイルを有する。前記相間リアクトルのうち1つの相間リアクトルのコイルはそれぞれ、電力変換ユニットの1つの異なる出力端に電気的に接続されている。同相の変圧された第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号は、第1の出力電圧信号、第2の出力電圧信号および第3の出力電圧信号が発生するように組み合わされる。所与の相で3つの電圧源を組み合わせることにより、単相の出力電圧が得られ、たとえば発電機や電力網等である負荷に直接伝送される。
WO2008/030919A2に、相互に電気的に並列接続された第1のスイッチングセル、第2のスイッチングセルおよび第3のスイッチングセルを含む多相変換器が開示されている。これらのスイッチングセルはそれぞれ、異なる相の電圧信号を出力するように構成されている。これらの異なる相の第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号はそれぞれ、第1のトランス、第2のトランスおよび第3のトランスのうちそれぞれ異なるトランスへ供給される。第1のトランス、第2のトランスおよび第3のトランスはそれぞれ、相互に電磁結合された2つのコイルを有する。第1のトランス、第2のトランスおよび第3のトランスによって変圧された第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号は平均化されて共通ノードへ供給され、1つの相の出力電圧信号が得られるようにされる。このことは電力変換装置全体において、典型的には3相の各相で繰り返される。
しかし、このような公知の電力変換装置は、構成が非常に複雑であるという欠点を有する。
したがって本発明の課題は、構成が改善された電力変換装置と、電力変換装置を含む電力供給装置とを提供することである。
上記の課題を解決するために、電力変換装置および電力供給装置を提供する。
本発明の1つの実施形態では次のような電力変換装置、すなわち、それぞれ2つの出力端を有する複数のN個の電圧変換ユニットを含み、各電圧変換ユニットは第1相の第1の電圧信号を第1の出力端で出力し、第2相の第2の電圧信号を第2の出力端で出力するように構成されている電力変換装置を提供する。さらに当該電力変換装置は、それぞれ1次コイルおよび2次コイルを含む複数のN個の第1の相間トランスユニットを有し、該1次コイルと該2次コイルとは相互に電磁結合されており、前記複数のN個の変換ユニットの各第1の出力端はそれぞれ、前記複数の第1の相間トランスユニットの異なる第1の相間トランスユニットの1次コイルに接続されており、該複数の第1の相間トランスユニットの各1次コイルは、該複数のN個の第1の相間トランスユニットの1つの別の第1の相間トランスユニットの1つの2次コイルに電気的に接続されている。さらに当該電力変換装置は、それぞれ1次コイルおよび2次コイルを含む複数のN個の第2の相間トランスユニットを有し、該1次コイルと該2次コイルとは電磁結合されており、前記複数のN個の電圧変換ユニットの各第2の出力端は、該複数のN個の第2の相間トランスユニットの異なる1つの第2の相間トランスユニットの1次コイルに接続されており、該複数の第2の相間トランスユニットの各1次コイルは、該複数のN個の第2の相間トランスユニットの異なる1つの第2の相間トランスユニットの2次コイルに電気的に接続されており、前記複数のN個の第1の相間トランスユニットと該複数のN個の第2の相間トランスユニットとは、1つの第1の相間トランスユニットと1つの第2の相間トランスユニットとを含むN個の相間トランスユニットセットを形成するようにまとめられ、該N個の相間トランスユニットセットはそれぞれ1つのモジュールユニットにまとめられている。
とりわけ、第1の電圧信号の第1相は同じである。択一的に、各電圧変換ユニットの基本波の電圧および位相を同じとし、かつ高調波の電圧の位相が(360°/電圧変換ユニット数だけ)異なるようにして、組み合わせた時に基本PWM周波数で0放出となるようにすることができる。この択一的構成は、各電圧変換ユニットに相互間で相対的に、位相シフトされたパルス幅変調パターンが加えられ、たとえば共通ノードでより高い実効スイッチング周波数を実現できるようにすることにより、実現することができる。たとえば、4つの並列な電圧変換ユニットが使用され、各電圧変換ユニットのPWM周波数が2.5kHzであり、相互間の時間オフセットが100μsである場合、共通ノードで測定されるスイッチング周波数は10kHzになる。さらに、各モジュールユニットが、共通の担体、基板または支持体に配置される量産可能な1つのユニットを構成することもできる。とりわけ第1相と第2相とが異なるようにすることができ、たとえば、第1相に対する第2相の相対的な位相差を120°または−120°にすることができる。
別の一例の実施形態では、電力供給網に接続可能な電力供給装置は、電圧信号を生成するための発電装置と、いずれかの実施形態の電力変換装置とを有する。
「相間トランスユニット」という用語はとりわけ、たとえば、電圧信号を第1のレベルから第2のレベルに変成するように構成されたすべてのトランスユニットを指す。とりわけ、第1のレベルを高い電圧レベルとし、第2のレベルを低い電圧レベルとすることができ、「第1」および「第2」の記載を相互に逆にすることができる。とりわけ「相間トランスユニット」という用語を、「相間リアクトル」、「インターブリッジトランスユニット」および/または「インターブリッジリアクトル」という用語と同一に使用することもでき、「相間」は「IPT」と省略され、「インターブリッジ」は「IBT」と省略されることがある。とりわけ、相間トランスユニットはトランスを含むことができる。
「1次コイル」および「2次コイル」の用語はとりわけ、「第1のコイル」および「第2のコイル」を表すことがある。
この実施形態では電力変換装置は複数の電圧変換ユニットを有し、各電圧変換ユニットはそれぞれ、第1相の第1の電圧信号を電圧変換ユニットの第1の出力端で出力するように構成されている。第1相は相互に同一とすることができる。とりわけ、前記複数の電圧変換ユニットは相互に同一に構成され、交流電圧信号を直流電圧信号に変換するか、または直流電圧信号を交流電圧信号に変換するように構成される。複数の第1の相間トランスユニットを設けることができ、各1つの電圧変換ユニットの第1の出力端と該複数の第1の相間トランスユニットのうち異なる第1の相間トランスユニットとが電気的に接続されるように、各第1の相間トランスユニットに対して該電圧変換ユニットのうち異なる1つを対応付けることができる。このようにして、電圧変換ユニットを相互に電気的に並列接続することができる。各第1の相間トランスユニットは1次コイルおよび2次コイルを有し、該1次コイルと2次コイルとは電磁結合されることにより、各第1の相間トランスユニットによって電磁回路が1つずつ構成されるようにする。とりわけ、第1の相間トランスユニットの1次コイルと2次コイルとは電磁結合されるだけである。各第1の相間トランスユニットの1次コイルおよび各第1の相間トランスユニットの2次コイルが相互に電気的に接続され、該相間トランスユニットの循環構成が得られるようにすることができる。さらに、各第1の相間トランスユニットが、変圧された第1の電圧信号を出力するように構成することもできる。とりわけ、第1の相間トランスユニットを物理的に1列または直列に配置し、複数の第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットが、該複数の第1の相間トランスユニットの1列のうち最初の相間トランスユニットおよび最後の相間トランスユニットを除いた2つの隣接する第1の相間トランスユニットを含むように構成することができる。とりわけ、このように直列配置された複数の各第1の相間トランスユニットの各1次コイルまたは各2次コイルを、同じ第1の相間トランスユニットの2次コイルまたは1次コイルに電磁結合し、該複数の第1の相間トランスユニットのうち、該複数の第1の相間トランスユニットの列のうち最初の相間トランスユニットの2次コイルおよび最後の相間トランスユニットの2次コイルを除いた、隣接する相間トランスユニットの2次コイルまたは1次コイルに電磁結合することができる。とりわけ、前記複数の第1の相間トランスユニットの1次コイルが巻かれた回転方向を、電圧信号の伝送方向で見て時計回りにすることができる。すなわち、第1の電圧信号の信号伝送方向で見て時計回りにすることができる。とりわけ、複数の第1の相間トランスユニットのうち幾つかの相間トランスユニットの2次コイルを逆に配置し、該幾つかの相間トランスユニットの2次コイルの巻線の回転方向が電圧信号の伝送方向で見て時計回りになるように、すなわち、変圧され出力された第1の電圧信号の方向で見て時計回りになるようにすることができる。
とりわけ、各電圧変換ユニットの第1の出力端を、前記複数の第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルの第1の入力接続部に電気的に接続することができる。とりわけ、前記複数の第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルの出力端を、該複数の第1の相間トランスユニットのうち別の1つの相間トランスユニットの2次コイルの入力接続部に電気的に接続することができる。とりわけ、前記複数の第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの2次コイルの出力接続部を負荷に電気的に接続することができ、とりわけ、該複数の第1の相間トランスユニットのうちすべての相間トランスユニットの共通の負荷に電気的に接続することができる。
上記の特徴はすべて、前記複数の第2の相間トランスユニットにも当てはまることに留意すべきである。
とりわけ、変圧された電圧信号はそれぞれ、2つのコイルを含む電気信号路から得られる。すなわち、前記複数の第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルと、該複数の第1の相間トランスユニットのうち別の1つの相間トランスユニットの2次コイルとを含む電気信号路から得られる。このようにして、等価的な第1の変圧電圧信号が生成され、第1の変圧電圧信号で連続的に動作することが改善される。
さらに、上記のような特別な実施形態により、電力変換装置の構成を簡単かつ高コストパフォーマンスにすることができる。というのも、電圧変換ユニットおよび相間トランスユニットに関する従来の構成要素を非常に簡単に組み合わせることができるからである。とりわけ、さらに別の電圧変換ユニットおよび第1の相間トランスユニットを設けることにより、出力電力定格をスケーリングする際に電力変換装置を非常に高いモジュール性で構成することができる。とりわけ、相間トランスユニットセットをモジュールまたは共通の担体に配置することにより、電力変換装置全体のモジュールスケーラビリティを効率的に実現することができる。たとえば、付加的な電圧変換ユニットと、各相間トランスユニットセットとを、既存の電力変換装置に簡単に接続することができる。
さらに、とりわけ意図される用途の電力定格が高くなる場合、平均化され共通ノードへ供給される第1の電圧信号の数が、電力変換装置の共通の負荷で発生する所望の電圧定格に依存して変更されることがあるので、電圧平均化機能を果たす相間トランスユニットの数を増加しなければならない場合がある。その際には、所望の電力定格を適合すること、とりわけ電力定格を上昇または低減することを、非常に簡単に行うことができる。とりわけ、電圧変換ユニットおよび相間トランスユニットの各モジュールを含めたり削減したりするだけで、供給される出力電力を調整できるようになる。
以下で、電力変換装置の別の実施例を説明するが、これらの実施例は電力供給装置にも当てはまる。
1つの実施例によれば、電力変換装置はさらに、前記複数の第1の相間トランスユニットの各1つの2次コイルが電気的に接続される第1の共通ノードを含む。とりわけ電力変換装置は、前記複数の2次相間トランスユニットの各1つの2次コイルが電気的に接続される第2の共通ノードを含むことができる。このようにして、単相の出力電圧信号を、同相の第1の電圧信号に基づいて生成することができる。さらに、電圧変換ユニットに入力された電圧信号のスケールアップまたはスケールダウンを、相互に電気的に並列接続される電圧変換ユニット数の増減によって実現することができる。
電力変換装置の1つの実施例によれば、前記複数のN個の電圧変換ユニットはそれぞれ第3の出力端を有し、各電圧変換ユニットは該第3の出力端で第3相の第3の電圧信号を出力するように構成されている。さらに電力変換装置は、複数のN個の第3の相間トランスユニットも含み、各第3の相間トランスユニットは、電磁結合された1次コイルと2次コイルとを含み、該複数のN個の電圧変換ユニットの各第3の出力端は、該N個の第3の電圧変換ユニットのうち異なる電圧変換ユニットの1次コイルに電気的に接続される。また、前記複数のN個の第3の相間トランスユニットの各1次コイルは、該複数のN個の第3の相間トランスユニットの別の相間トランスユニットの1つの2次コイルに電気的に接続され、前記N個の相間トランスユニットセットはそれぞれ、該複数のN個の第3の相間トランスユニットのうち1つの第3の相間トランスユニットを含む。とりわけ、前記N個の相間トランスユニットセットはそれぞれ、各相間トランスユニットセットの相間トランスユニットとともに、1つの量産可能なユニットまたはモジュールユニットにまとめることが可能であることに留意すべきである。
とりわけ、第3相が第1相および第2相と異なるようにすることができる。たとえば、各位相ずれを120°にすることができる。すなわち、第1相と第2相との間の位相ずれを120°または−120°にし、第2相の位相ずれを120°または−120°にすることができる。
とりわけ電力変換装置は、3相以上の異なる相で動作する多相電力変換装置である。とりわけ電力変換ユニットを、2つの相のみで動作するように構成された2相電力変換装置とすることができる。とりわけ、同一の電圧変換ユニットに電気的に接続することができる第1の相間トランスユニットと第2の相間トランスユニットと第3の相間トランスユニットとを、物理的に見て垂直方向に特定の電圧変換ユニットの下方に重なるように配置することにより、基本モジュールが構成されるようにすることができる。このような基本モジュールを複数連続して配置して、これらの基本モジュールを相互に隣接して配置することができる。電圧変換ユニットと第1の相間トランスユニットと第2の相間トランスユニットと第3の相間トランスユニットとのこのような特別な構成により、電力変換装置の構成をより簡略化することもできる。とりわけこのような基本モジュールを設けることにより、電力変換装置の製造コストを格段に削減することができる。というのも、すべての相間トランスユニットに必要な付加的な装備、たとえば空冷インタフェースまたは液冷インタフェースを1つの基本モジュール内で共用できるからである。とりわけ、1つの基本モジュールの第1の相間トランスユニット、第2の相間トランスユニットおよび第3の相間トランスユニットのすべての1次コイルおよび2次コイルが巻かれる回転方向が均一である場合、第1の相間トランスユニットによって形成される磁気回路と、第2の相間ユニットユニットによって形成される磁気回路と、第3の相間トランスユニットによって形成される磁気回路との3つの磁気回路を相互にデカップリングすることができる。このようにして、所期の電磁特性を実現し、信号路における電気的損失を低減して電力変換装置のパフォーマンスを上昇させることができる。
1つの実施例では、電力変換装置はさらに、前記複数の第2の相間トランスユニットの各2次コイルが電気的に接続される第2の共通ノードと、前記複数の第3の相間トランスユニットの各2次コイルが電気的に接続される第3の共通ノードとを有する。このようにして、単相でありかつ相がそれぞれ異なる2つの別の全体出力電圧信号をそれぞれ、同相の第2の変圧電圧信号および第3の変圧電圧信号に基づいて生成することができる。さらに、電圧変換ユニットに入力された電圧信号のスケールアップまたはスケールダウンを、相互に電気的に並列接続される電圧変換ユニット数の増減によって実現することができる。
電力変換装置の1つの実施形態では、Nは2,3,4または6に等しい。換言すると、前記複数の第1の相間トランスユニット、前記複数の第2の相間トランスユニットおよび前記複数の第3の相間トランスユニットのうち少なくとも1つは、2つの相間トランスユニットを含むことができ、とりわけ4つの相間トランスユニットを含むことができ、特に6つの相間トランスユニットを含むことができる。とりわけ、電圧変換ユニットの数、および/または、前記複数の第1の相間トランスユニットのトランスユニット数と前記複数の第2の相間トランスユニットの相間トランスユニット数と前記複数の第3の相間トランスユニットの相間トランスユニット数とを等しくすることができる。さらに電圧変換ユニットや、さらに第1の相間トランスユニット、第2の相間トランスユニットおよび第3の相間トランスユニットを追加することにより、このような電力変換装置を含む電力供給装置の電力定格をスケールアップすることができる。
電力変換装置の1つの実施例では、第1の相間トランスユニットセットの1次コイルと第2の相間トランスユニットセットの1次コイルとの間の電気的接続部のうち少なくとも1つは、継目板として形成されている。とりわけ、異なるモジュールに配置された相間トランスユニット間のすべての電気的接続部を継目板として形成することができる。たとえば、異なるモジュールをこのような継目板によって相互に接続することができる。
換言すると、前記複数の第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルと該複数の第1の相間トランスユニットのうち別の相間トランスユニットの2次コイルとの接続部、前記複数の第2の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルと該複数の第2の相間トランスユニットのうち別の相間トランスユニットの2次コイルとの接続部、および、前記複数の第3の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルと該複数の第3の相間トランスユニットのうち別の相間トランスユニットの2次コイルとの接続部のうち少なくとも1つの接続部を、継目板によって形成することができる。とりわけ、第1の相間トランスユニット間の接続部と第2の相間トランスユニット間の接続部と第3の相間トランスユニット間の接続部すべてを、それぞれ継目板によって形成することができる。
とりわけ継目板は、1つの相間トランスユニットの1次コイルと、該1つの相間トランスユニットに隣接して配置されたかまたは近接して配置された別の相間トランスユニットの2次コイルとの電気的接続部として使用することができる。
電力変換装置の1つの実施例では、第1の相間トランスユニットセットの1次コイルと第2の相間トランスユニットセットの1次コイルとの間の電気的接続部のうち少なくとも1つは、折返し接続導線として形成されている。とりわけ、異なるモジュールに配置された相間トランスユニット間のすべての電気的接続部を折返し接続導線として形成することができる。たとえば、これらの異なるモジュールをこのような折返し接続導線によって相互に接続することができる。
換言すると、前記複数の第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルと該複数の第1の相間トランスユニットのうち別の相間トランスユニットの2次コイルとの接続部、前記複数の第2の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルと該複数の第2の相間トランスユニットのうち別の相間トランスユニットの2次コイルとの接続部、および、前記複数の第3の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルと該複数の第3の相間トランスユニットのうち別の相間トランスユニットの2次コイルとの接続部のうち少なくとも1つの接続部を、折返し接続導線によって形成することができる。
とりわけ折返し接続導線を、電気的な導線接続によるフィードバックループ部とすることができる。とりわけ、第1の相間トランスユニット間の接続部と第2の相間トランスユニット間の接続部と第3の相間トランスユニット間の接続部すべてをそれぞれ折返し接続導線によって形成することができる。とりわけ折返し接続導線は、1つの相間トランスユニットの1次コイルと、該1つの相間トランスユニットに隣接または近接して配置されていない別の相間トランスユニットの2次コイルとの電気的接続部として使用することができる。
電力変換装置の1つの実施例では、前記第1の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルのうち少なくとも1つと、前記第2の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルのうち少なくとも1つと、前記第3の相間トランスユニットのうち1つの相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルとのうち少なくとも1つのコイルを、相互に同一にすることができる。とりわけ、前記複数の各第1の相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルを相互に同一にすることができ、前記複数の各第2の相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルを相互に同一にすることができ、前記複数の各第3の相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルを相互に同一にすることができる。とりわけ、前記第1の相間トランスユニット、前記第2の相間トランスユニットおよび前記第3の相間トランスユニットの各1次コイルおよび各2次コイルを、相互に同一にすることができる。
とりわけ巻数を等しくすることができる。たとえば、各相間トランスユニットの1次コイルの巻数を等しくすることができる。付加的に、各相間トランスユニットの2次コイルの巻数を等しくすることができる。択一的に、前記複数のN個の第1の相間トランスユニットおよび/または前記複数のN個の第2の相間トランスユニットおよび/または前記複数のN個の第3の相間トランスユニットの1次コイルおよび/または2次コイルの巻数のみを等しくすることができる。
換言すると、1つの相間トランスユニットセットの相間トランスユニットを等しくするかまたは同一にすることができる。とりわけ、前記複数の第1の相間トランスユニットすべておよび/または前記複数の第2の相間トランスユニットすべておよび/または前記複数の第3の相間トランスユニットすべてを同一または等しくすることができる。
とりわけ、少なくとも第1の相間トランスユニットと第2の相間トランスユニットと第3の相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルが同一であることにより、前記電圧変換ユニットの第1の出力端と第2の出力端と第3の出力端とによって出力される変圧電圧信号はそれぞれ2つの同一のコイルによって出力され、その後にそれぞれ、前記第1の共通ノード、前記第2の共通ノード、前記第3の共通ノードへ供給される。このようにして、これらのコイルに発生する漏れインダクタンスが同一になり、出力される電力定格を正確に求めることができるようになる。
電力変換装置の1つの実施例では、複数の第1の相間トランスユニットおよび複数の第2の相間トランスユニットおよび複数の第3の相間トランスユニットのうち少なくとも1つの相間トランスユニットは、1次コイルおよび2次コイルが設けられる磁気コア部材を含む。とりわけ、前記電力変換装置の各相間トランスユニットが磁気コア部材を含むことができる。たとえば、第1の相間トランスユニットと第2の相間トランスユニットと第3の相間トランスユニットとを同一に構成することができる。さらに、少なくとも1つの相間トランスユニットセットの相間トランスユニットの各相間トランスユニットが磁気コア部材を含むこともできる。択一的に、前記複数の第1の相間トランスユニットの相間トランスユニットのみ、および/または、前記複数の第2の相間トランスユニットの相間トランスユニットのみ、および/または、前記複数の第3の相間トランスユニットの相間トランスユニットのみが、磁気コア部材を含む構成も可能である。とりわけ、このような磁気コア部材を矩形の鉄部材として形成することができる。その際には、この矩形の鉄部材の相互に対向する辺にそれぞれ1次コイルおよび2次コイルが設けられる。磁気コア部材を使用することにより、隣接して設けられ電磁結合されたコイル間の磁束が増強され、相間トランスユニットのパフォーマンスを上昇させることができる。
以下で、電力供給装置の別の実施例を説明するが、これらの実施例は電力変換装置にも当てはまる。
発電装置は風力タービンとすることができる。択一的に、発電装置を1つまたは複数のソーラーセルとすることができる。その際には、本発明の一実施例によれば電力変換装置は、電力供給網に接続可能な任意の種類の電力供給装置に実装することができる。
本発明の別の実施例によれば、電力変換装置と、該電力変換装置を含む電力供給装置とが提供される。とりわけ、インターブリッジトランス(IBT)の構成をモジュール方式で構成することにより、複数の並列のインバータまたは変換器の実際のスイッチング周波数を上昇させることなく、これらのインバータまたは変換器の実効スイッチング周波数が上昇するという利点を実現することができる。とりわけこのような電力変換装置および電力供給装置により、複数の並列のインバータの種々の数に対応して、IBTアセンブリの標準化およびモジュール化を実現することができる。
複数の異なる定格の風力タービンに適用する場合、風力タービンの発電電力範囲内のすべての電力定格に対し、1つのIBT構成を種々の数で使用できることが理解できる。このようなIBT構成体により、IBT接続によって並列動作しているすべてのインバータ相の出力電圧の平均である出力電圧を出力することができる。個別のインバータ相の高調波出力を適切に位相シフトすることにより、(負荷に接続された)共通ノードで見られる高調波周波数から、各インバータのスイッチング周波数の少なくとも1次高調波成分を無くすことができる。一例として、それぞれスイッチング周波数が2.5kHzであるインバータモジュールが4つ設けられ、各インバータモジュールのPWM(位相幅変調)信号は相互に適切に位相シフトされており、これらのインバータモジュールが相互に接続されることにより、上記のようなIBTを有するアレイが構成された場合、出力ノードでは10kHzの高調波が得られ、共通ノードにおいて2.5kHz、5kHzおよび7.5kHzの関連する高調波が相殺される。
IBTのこのような編成体または電力変換装置は、3相IBTアセンブリがそれぞれ、各3相インバータモジュールに直接対応して設けられるように構成される。より多数の3相インバータモジュールを設けると、すべて同一のIBTアセンブリの数の増加に直接繋がり、全体のシステムレベルでの電力定格を上昇させることができる。アレイに含まれる各3相インバータを同一にすることができる。というのも、この各3相インバータは、アレイに含まれる各3相IBTアセンブリとすることができるからだ。インバータ/IBT全体の電力定格をスケールアップするために、さらに1つ(または複数の)同一のセクションを追加することができる。このことは、システム全体のレベルで電力定格に幅を持たせなければならない場合に特に有利である。システム全体の配線の点では、IBTは、アレイ内の最後のIBTからの電流が最初のIBTへ戻される帰還(循環)を完成するための導体を含むことができる。その際には、アレイ内のすべてのIBT間の相互接続を簡単な継目板によって実現することができる。
とりわけこのような構成は、すべての電力定格に対してIBTアセンブリをモジュール方式で構成して標準化する場合に適用することができる。このことは、IBT自体の製造物流と、製造規模の経済性とにおいて、1つの形態のみが製造されている場合に有利である。
所属のインバータモジュールの3つの別個の相に対応づけなければならないこのような3つの別個の機能的なIBTは、量産される1つのアセンブリにまとめることができる。‐たとえば所期の電磁特性を実現するために‐各IBTの磁気回路は別個のままであるから、たとえば液冷インタフェースや空冷設備等の別の要件を3つすべてのIBTで共有することができ、アセンブリ全体のコストが削減し、かつ、この構成体が適用されるIBTのモジュール構成および標準化をすべての電力定格に対して行えるという利点を維持することができる。
IBTの環状構成を適用しなければならないケースは、たとえば以下の通りである:アレイ全体のインバータの総数に関係なく、各インバータ相が別の2つの出力相とのみ比較される場合。さらに、アレイ全体のインバータの総数に関係なく、各インバータ相が2つのコイルのみによって出力ノードに接続される場合。このことにより、各相ごとに発生する漏れ(コモンモード)インダクタンスが等しくなることを保証することができる。さらに、すべてのIBTが同一にされ、環状構成に適合するために、これらのIBTの端子と、とりわけ1次コイルおよび2次コイルの巻き回転のドット記述とが設定される場合。またさらに、環状構成が、後で定義される任意の数のIBTアセンブリをサポートしなければならない場合。
環状構成に適合するために各IBTを設定しなければならない場合。以下の機械的な端子構成により、このことを保証することができる。もちろん、この構成がインバータモジュール構成に適合される場合、ドットの取り決めを相応に変更すれば、この構成をX軸およびY軸の両軸で表現することができる。このことは、‐右手と左手とで巻線構成(回転方向)を一貫して維持するために、コイルの巻回方向が対極線上で逆になる比較的従来のIBT構成と異なる。
1つのIBTは4つの端子「a」、「b」、「c」および「d」を備えている。端子「a」を「相出力」端子とし、共通相接続点に接続される1相の出力端とすることができる。端子「b」を「相入力」端子とし、インバータに接続される端子とすることができる。端子「c」は「先行のIBTからの入力」端子とすることができる。その際には、この端子「c」は必然的に、先行のIBTの「次のIBTへの出力」端子に整合される。端子「d」は「次のIBTへの出力」端子とすることができる。その際には、この端子「d」は必然的に、次のIBTの「先行のIBTからの入力」端子に整合される。
上記のようなIBT端子を設置する利点は、端子「b」および「d」の構成のおかげで、環状構成の次のインバータの次のセットのIBTが最初のセットに「適合」できることである。また、端子「a」および「b」を電気的に接続できるので、インバータの数に関係なく、各インバータ相を2つのコイルによって出力ノードに接続することもできる。
1つのIBTアセンブリは、相互に重ねられた3つの個別のIBTとして定義することができ、これら3つの個別のIBTはそれぞれ、相応のインバータの1相(U,V,W)を次のIBTアセンブリに接続する。この構成に継目板接続部を設けることができる。これらの継目板接続部は、環状構成を構成する個々のIBTアセンブリ間の相互接続部を成すことができる。ここでは、接続およびIBTアセンブリの規則が規定されているので、このような環状構成は要件を満たすことができる。
インバータモジュールおよびIBTモジュールの直線アレイを構成し、かつ、電気的な観点で環状構成を実現するためには、上記のような電力変換ユニットの特別な構成が提案される。
終端接続導線または折返し接続導線とは、最後のIBTが最初のIBTに折返し接続される場合に、環状構成を途切れさせることなく任意の数のIBTアセンブリおよびインバータを追加することも意味する。3相IBTアセンブリは、同一のインバータの第1の出力端、第2の出力端および第3の出力端にそれぞれ接続された第1の相間トランスユニット、第2の相間トランスユニットおよび第3の相間トランスユニットを含むことができる。
完全なアレイを実現するためには、同一の3相IBTアセンブリの複数のインスタンス、とりわけ4つのインスタンスが必要である場合がある。結論として、複数のIBTアセンブリから成る環状円が提案される。ここで提案した循環構成により、3以上のN個のインバータを並列接続することができる。というのも、1つまたは2つのインバータでは循環カスケード配置することは禁止されないが、そうする意味がないからである。ここで提案した環状構成の配置により、まず、各相を2つの別の相に電磁的に接続することができ、第2に、各インバータを2つのコイルによって出力ノードに接続することができ(このことにより、すべてのインバータ出力に発生する漏れインダクタンスを等しくすることができ)、第3に、すべてのIBTが上記のような同じ基本的な配置を有し、第4に、上記の基本的規則にしたがって3つ以上のIBTアセンブリを接続できることが保証される。
まとめると、1つの実施例では、それぞれ複数の出力端を有する複数の電圧変換ユニットを含む電力変換ユニットが設けられ、該複数の電圧変換ユニットはたとえば3つであり、該複数の出力端はたとえば3つであり、該複数の出力端は電圧信号を出力するように構成されており、インターブリッジトランスの1次コイルの第1の接続部に結合されており、該1次コイルは、同一のインターブリッジトランスの2次コイルに電磁結合されており、該第1のコイルの出力端は次のインターブリッジトランスの第2接続部に接続されており、該第2のコイルの第1接続部は最終出力ノードに接続されており、構成体内の最後のインターブリッジトランスの次のインターブリッジトランスは最初のインターブリッジトランスであり、各電圧変換ユニットに対応する複数のインターブリッジトランスのアセンブリがまとめられて1つの量産可能なユニットを構成する。インターブリッジトランスのこのような構成は、インターブリッジトランスの環状構成または循環カスケード接続とも称することができる。当業者であれば、"Modeling and Analysis of Multi-Interphase Transformers for Connecting Power Converters in Parallel" from In Gyu Park et al., IEEE 0.7803-3840-5/97 から、循環カスケード接続の基本的思想に関する情報をさらに得ることができる。
以下で説明する実施例に、本発明の上記の構成および別の構成を開示している。実施例に基づいて、このような構成を説明する。以下では実施例を参照して本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
本発明の一実施例による電力変換装置の概略図である。 図1に示した電力変換装置の一部の前面図である。 図1に示した電力変換装置の一部の側面図である。 図1に示した電力変換装置の第1の相間トランスユニットを示す。
各図は概略的に示されたものであり、異なる図において同様または同一の要素には同一の符号を付してあるか、または、対応する符号と1の位だけが異なる符号を付していることに留意されたい。
一般的には、電力変換装置はN個の電力変換ユニットと、それぞれ第1の相間トランスユニットおよび第2の相間トランスユニットおよび第3の相間トランスユニットを含むN個の相間トランスユニットセットとを含む。N個の電圧変換ユニットはそれぞれ、第1の出力端と第2の出力端と第3の出力端とを有する。第1の相間トランスユニット、第2の相間トランスユニットおよび第3の相間トランスユニットはそれぞれ、相互に電磁結合された1次コイルおよび2次コイルを含む。
N個の電圧変換ユニットの第1の出力端は、N個の第1の相間トランスユニットの異なる1次コイルに電気的に接続されている。同様に、N個の電圧変換ユニットの第2の出力端はN個の第2の相間トランスユニットの異なる1次コイルに電気的に接続されており、該N個の電圧変換ユニットの第3の出力端はN個の第3の相間トランスユニットの異なる1次コイルに電気的に接続されている。N個の第1の相間トランスユニットの1次コイル、N個の第2の相間トランスユニットの1次コイル、および第3の相間トランスユニットの1次コイルはそれぞれ、N個の第1の相間トランスユニットのうちいずれかの異なる相間トランスユニットの2次コイル、N個の第2の相間トランスユニットのうちいずれかの異なる相間トランスユニットの2次コイル、および、N個の第3の相間トランスユニットのいずれかの異なる相間トランスユニットの2次コイルに、それぞれ電気的に接続されている。N個の第1の相間トランスユニットの2次コイル、N個の第2の相間トランスユニットの2次コイル、および、N個の第3の相間トランスユニットの2次コイルはそれぞれ、第1の共通ノード、第2の共通ノード、第3の共通ノードに電気的に接続されている。
電力変換装置の動作中には、N個の電圧変換ユニットはそれぞれ、第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号を出力する。第1の電圧信号の第1相、第2の電圧信号の第2相、および第3の電圧信号の第3相は、相互に異なる。しかし、第1の電圧信号の第1相、第2の電圧信号の第2相、および第3の電圧信号の第3相を、それぞれ相互に同一にすることができる。N個の第1の電圧信号、N個の第2の電圧信号、およびN個の第3の電圧信号が、対応する第1の相間トランスユニット、第2の相間トランスユニットおよび第3の相間トランスユニットに供給され、該第1の相間トランスユニット、第2の相間トランスユニットおよび第3の相間トランスユニットがそれぞれ、第1の変圧電圧信号、第2の変圧電圧信号および第3の変圧電圧信号を生成し、第1の変圧電圧信号は第1の共通ノードでまとめられ、第2の変圧電圧信号は第2の共通ノードでまとめられ、第3の変圧電圧信号は第3の共通ノードでまとめられる。
以下では、N=4の場合の電圧変換装置を説明する。
図1に多相電力変換装置100を示す。この多相電力変換装置100は4つの電圧変換ユニット102〜108を含み、これらの電圧変換ユニットは(図中にない)入力された交流電圧信号を、第1相の第1の電圧信号、第2相の第2の電圧信号および第3相の第3の電圧信号110a〜c、112a〜c、114a〜c、116a〜cに変換するように構成されている。同図では電気的信号路を、第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号110a〜c、112a〜c、114a〜c、116a〜cとして示している。第1の電圧信号110aは第1相を有し、該第1相は、第2の電圧信号110bの第2相および第3の電圧信号110cの第3相と異なる。また、第1の電圧信号110a,112a,114a,116aの第1相、第2の電圧信号110b,112b,114b,116bの第2相、および、第3の信号110c,112c,114c,116cの第3相を、相互に同一にすることもできる。
この多相電力変換装置100はさらに、4つの相間トランスユニットセット118〜124を含む。各相間トランスユニットセット118〜124は、電圧変換ユニット102〜108のうちそれぞれ異なる1つの電圧変換ユニットに対応して設けられ、電気的に接続されている。相間トランスユニットセット118〜124は連続的に配置されている。第1の相間トランスユニットセット118、第2の相間トランスユニットセット120、第3の相間トランスユニットセット122および第4の相間トランスユニットセット124のすべてのトランスユニットを、同一に構成することができる。
図2a,2bを参照すると、第1の電圧変換ユニット102と第1の相間トランスユニットセット118の詳細な前面図および斜視図を示している。第1の相間トランスユニットセット118は、第1の相間トランスユニット126aと、第2の相間トランスユニット126bと、第3の相間トランスユニット126cとを含み、これらは垂直方向に重ねられている。しかし、第1の相間トランスユニット126aと第2の相間トランスユニット126bと第3の相間トランスユニット126cとを、他の任意の可能な構成で配置することもできる。
以下で図3を参照して、第1の電圧変換ユニット102に対して設けられた第1の相間トランスユニットセット118の第1の相間トランスユニット126aを説明する。
この相間トランスユニット126aは、第1の1次コイル124aおよび第1の2次コイル134bと、磁気コア部材136とを有する。磁気コア部材136は、相互に対向する辺138a〜dの2セットを含む矩形の鉄部材として形成されている。第1の1次コイル134aは磁気コア部材136の辺138aに設けられ、第1の2次コイル134bは該磁気コア部材136の対向する辺138cに設けられる。1次コイル134aおよび2次コイル134bは螺旋状に形成され、矩形の巻線を含む。1次コイル134aの第1の終端部分140aは、第1の電圧信号110aを入力するための入力ポートを成す。1次コイル134aの第2の終端部分140bは、別の第1の相間トランスユニットの2次コイルに電気的に接続するための接続端子を成す。すなわち、第2の相間トランスユニットセット120の第1の相間トランスユニット128aの2次コイルに電気的に接続するための接続端子を成す。同様に、2次コイル134bの第1の終端部分142aは、第1の変圧電圧信号を出力するための出力ポートを成す。2次コイル134bの第2の終端部分142bは、別の第1の相間トランスユニットの1次コイルに電気的に接続するための接続端子を成す。すなわち、第4の相間トランスユニットセット124の第1の相間トランスユニット132aの1次コイルに電気的に接続するための接続端子を成す。1次コイル134aの第1の終端部分140aに供給される第1の電圧信号110aの信号伝送方向で見ると、該1次コイル134aは時計回りの方向に巻回されている。2次コイル134bの第1の終端部分142aから出力される第1の変圧電圧信号の信号伝送方向で見ると、該2次コイル134bも時計回りの方向に巻回されている。
図2bを再び参照すると、第1のトランスユニット126a、第2のトランスユニット126bおよび第3のトランスユニット126cが、配線接続のために電圧変換ユニット102に対して水平方向になるように配置されている。1次コイル134aおよび2次コイル134bの終端部分140a,140b,142a,142bは、適切な大きさの継目板144a〜dに接続されている。さらに、1次コイル134aおよび2次コイル134bの第1の終端部分140a,142aは、磁気コア部材136の同様の側に配置されている。また、第1の1次コイル134aおよび第1の2次コイル134bの第2の終端部分140bおよび142bは、磁気コア部材136の同様の側に配置されており、かつ、該第1の終端部分140a,142aと異なる該磁気コア部材136の側に配置されている。
図1に示しているように、第1の相間トランスユニットセット118、第2の相間トランスユニットセット120、第3の相間トランスユニットセット122および第4の相間トランスユニットセット124の第1のトランスユニット126a,128a,130a,132aの出力ポート、すなわち、2次コイル134b,166b,168b,170bの第1の終端部分142a,184a,186a,188aは、第1の共通ノード146に接続されている。同様に、第1の相間トランスユニットセット118、第2の相間トランスユニットセット120、第3の相間トランスユニットセット122および第4の相間トランスユニットセット124の第2の相間トランスユニット126b,128b,130b,132bの出力ポートは、第2の共通ノード148に接続されている。第1の相間トランスユニットセット118、第2の相間トランスユニットセット120、第3の相間トランスユニットセット122および第4の相間トランスユニットセット124の第3の相間トランスユニット126c,128c,130c,132cの出力ポートは、第3の共通ノード150に接続されている。第1の共通ノード146,第2の共通ノード148および第3の共通ノード150は、同様の相の変圧変換信号152a〜c,154a〜c,156a〜c,158a〜cを組み合わせ、3つの異なる相の単相出力電圧信号(図示されていない)が発生するようにする。
第1の相間トランスユニットセット118、第2の相間トランスユニットセット120、第3の相間トランスユニットセット122および第4の相間トランスユニットセット124の第1の相間トランスユニット126a,128a,130a,132a、第2の相間トランスユニット126b,128b,130b,132b、および第3の相間トランスユニット126c,128c,130c,132cはそれぞれ、循環構成になるように相互に接続される。ここでは、第1の相間トランスユニットセット118の第1の相間トランスユニット126aの第1の1次コイル134aは、第2の相間トランスユニットセット120の第1の相間トランスユニット128aの2次コイル166bに接続され、その際には、該1次コイル134aの第2の終端部分140bが該2次コイル166bの第2の終端部分184bに接続される。さらに、第2の相間トランスユニットセット120の第1の相間トランスユニット128aの1次コイル166aは、第3の相間トランスユニットセット122の第1の相間トランスユニット130aの2次コイル168bに接続され、その際には、該1次コイル166aの第2の終端部分172bが該2次コイル168bの第2の終端部分186bに接続される。さらに、第3の相間トランスユニットセット122の第1の相間トランスユニット130aの1次コイル168aは、第4の相間トランスユニットセット124の第1の相間トランスユニット132aの2次コイル170bに接続され、その際には、該1次コイル168aの第2の終端部分174bが該2次コイル170bの第2の終端部分188bに接続される。上述のようにこれらの接続は、コイルの相応の終端部分を継目板に接続することによって行われる。
さらに、第4の相間トランスユニットセット124の第1の相間トランスユニット132aの1次コイル170aは、第1の相間トランスユニットセット118の第1の相間トランスユニット126aの2次コイル134bに接続され、その際には、該1次コイル170aの第2の終端部分176bが折返し接続導線190を介して該2次コイル134bの第2の終端部分142bに接続される。折返し接続導線190をコイル170a,134bの終端部分176b,142bに直接接続することはできず、各導線終端間に介挿された継目板に接続することはできる。
第2の相間トランスユニット126b,128b,130b,132bおよび第3の相間トランスユニット126c,128c,130c,132cも、上記で配線接続に関して説明したのと同様に、相互に結合される。
多相変換装置100の動作中には、第1の電圧信号、第2の電圧信号および第3の電圧信号110a〜c,112a〜c,114a〜c,116a〜cが、第1の相間トランスユニット、第2の相間トランスユニット、第3の相間トランスユニット126a〜c、128a〜c、130a〜c、132a〜cの第1の1次コイル134a、第2の1次コイル166a、第3の1次コイル168aおよび第4の1次コイル170aに供給される。電磁誘導を使用して変圧電圧信号152a〜c,154a〜c,156a〜c,158a〜cが生成され、次にまとめられて1つの出力電圧信号を形成するために、第1の共通ノード146,第2の共通ノード148,第3の共通ノード150に供給される。
最後に、上記で述べた実施形態は本発明を説明するためのものであり、本発明を限定するものではないことと、当業者であれば、特許請求の範囲に規定した本発明の範囲から逸脱せずに構成できる択一的な実施形態は数多く存在することとに留意すべきである。特許請求の範囲では、括弧内に記載された符号はすべて、特許請求の範囲を限定するものとして解釈してはならない。「含む」等の用語は、特許請求の範囲および明細書全体に挙げられた以外の要素またはステップを設けることを排除するものではない。要素を1つだけ挙げていることは、この要素が複数であることを排除するものではなく、その逆のことも当てはまる。複数の手段を規定する装置クレームでは、これらの手段のうちいずれか複数の手段を、ソフトウェアまたはハードウェアの同一の物で具現化することができる。特定の測定結果が、相互に異なる従属請求項に記載されているという事実だけでは、これらの測定結果を有利に組み合わせて実施することができないと解してはならない。

Claims (12)

  1. それぞれ2つの出力端を備えた複数のN個の電圧変換ユニット(102,104,106,108)と、
    相互に電磁結合された1次コイルと2次コイルとをそれぞれ含む複数のN個の第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)と、
    相互に電磁結合された1次コイルと2次コイルとをそれぞれ含む複数のN個の第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)と、
    とを備えた電力変換装置において、
    前記電圧変換ユニット(102,104,106,108)はそれぞれ、前記2つの出力端のうち第1の出力端において第1相の第1の電圧信号(110a,112a,114a,116a)を出力し、かつ、該2つの出力端のうち第2の出力端において第2相の第2の電圧信号(110b,112b,114b,116b)を出力するように構成されており、
    前記複数のN個の各電圧変換ユニット(102,104,106,108)の第1の出力端はそれぞれ、前記複数の第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)のうち異なる1つの第1の相間トランスユニットの1次コイル(134a,166a,168a,170a)に接続されており、
    前記複数の各第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)の1次コイル(134a,166a,168a,170a)はそれぞれ、該複数のN個の第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)のうち別の第1の相間トランスユニットの1つの2次コイル(134b,166b,168b,170b)に電気的に接続されており、
    前記複数のN個の各電圧変換ユニット(102,104,106,108)の第2の出力端はそれぞれ、前記複数のN個の第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)のうち異なる1つの第2の相間トランスユニットの1次コイルに接続されており、
    前記複数の各第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)の1次コイルはそれぞれ、該複数のN個の第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)のうち別の第2の相間トランスユニットの1つの2次コイルに電気的に接続されており、
    前記複数のN個の第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)と前記複数のN個の第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)は次のようなN個の相間トランスユニットセット(118,120,122,124)にまとめられ、すなわち、各相間トランスユニットセット(118,120,122,124)が前記N個の第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)のうち1つと前記N個の第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)のうち1つとを含むN個の相間トランスユニットセットにまとめられ、
    前記N個の各相間トランスユニットセットは1つのモジュールユニットにまとめられていることを特徴とする、電力変換装置。
  2. 第1の共通ノードが設けられており、
    前記複数の各第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)の2次コイル(134b,166b,168b,170b)は、前記第1の共通ノードに電気的に接続されている、請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記複数のN個の各電圧変換ユニット(102,104,106,108)は第3の出力端を有し、該複数のN個の各電圧変換ユニット(102,104,106,108)はそれぞれ、該第3の出力端において第3相の第3の電圧信号(110c,112c,114c,116c)を出力するように構成されており、
    当該電力変換装置(100)はさらに、相互に電磁結合された1次コイルおよび2次コイルをそれぞれ有する複数のN個の第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)を有し、
    前記複数のN個の電圧変換ユニット(102,104,106,108)の第3の出力端はそれぞれ、前記N個の第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)のうち異なる1つの第3の相間トランスユニットの1次コイルに電気的に接続されており、
    前記複数のN個の各第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)の1次コイルはそれぞれ、該複数のN個の第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)のうち別の第3の相間トランスユニットの1つの2次コイルに電気的に接続されており、
    前記N個の各相間トランスユニットセット(118,120,122,124)はそれぞれ、前記複数のN個の第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)のうち1つを含む、請求項1または2記載の電力変換装置。
  4. さらに、
    前記複数のN個の各第2の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)の2次コイルが電気的に接続された第2の共通ノード(148)と、
    前記複数のN個の各第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)の2次コイルが電気的に接続された第3の共通ノード(150)
    とが設けられている、請求項3記載の電力変換装置。
  5. N=2,3,4または6である、請求項1から4までのいずれか1項記載の電力変換装置。
  6. 前記複数のN個の相間トランスユニットセットの第1の相間トランスユニットセットの1次コイルと第2の相間トランスユニットセットの1次コイルとの電気的接続部のうち少なくとも1つは、継目板(144a,144b,144c,144d)によって形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の電力変換装置。
  7. 前記複数のN個の相間トランスユニットセットの第1の相間トランスユニットセットの1次コイルと第2の相間トランスユニットセットの1次コイルとの電気的接続部のうち少なくとも1つは、折返し接続導線(190)として形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の電力変換装置。
  8. 前記複数のN個の第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)のうち1つの第1の相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイル(134b,166b,168b,170b)のうち少なくとも1つと、前記複数のN個の第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)のうち1つの第2の相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルのうち少なくとも1つと、前記複数のN個の第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)のうち1つの第3の相間トランスユニットの1次コイルおよび2次コイルのうち少なくとも1つとが同一である、請求項1から7までのいずれか1項記載の電力変換装置。
  9. 前記複数のN個の第1の相間トランスユニット(126a,128a,130a,132a)と前記複数のN個の第2の相間トランスユニット(126b,128b,130b,132b)と前記複数のN個の第3の相間トランスユニット(126c,128c,130c,132c)とのうち少なくとも1つの相間トランスユニットは、磁気コア部材(136)を有し、
    前記磁気コア部材(136)にそれぞれ、前記1次コイル(134a,166a,168a,170a)および前記2次コイル(134b,166b,168b,170b)が設けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載の電力変換装置。
  10. 前記N個の相間トランスユニットセット(118,120,122,124)のうち少なくとも1つの相間トランスユニットセットは、共通のハウジング内に設けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載の電力変換装置。
  11. 電力供給網に接続可能な電力供給装置であって、
    電圧信号を発生するための発電装置と、請求項1から10までのいずれか1項記載の電力変換装置(100)とを備えている、電力供給装置。
  12. 前記発電装置は風力タービンである、請求項11記載の電力供給装置。
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