JPH09331161A - 筐体構造 - Google Patents
筐体構造Info
- Publication number
- JPH09331161A JPH09331161A JP8168297A JP16829796A JPH09331161A JP H09331161 A JPH09331161 A JP H09331161A JP 8168297 A JP8168297 A JP 8168297A JP 16829796 A JP16829796 A JP 16829796A JP H09331161 A JPH09331161 A JP H09331161A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- housing
- operation window
- plate
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
ことができ、振動などが加わっても操作窓が簡単に開く
ことのない筐体構造を提供する。 【解決手段】 取手16を掴んで開閉板4を持ち上げる
と、開閉板4が上方に移動しつつ筐体1の内側に案内さ
れたのち、開閉板4が筐体1の内面に沿って上方に案内
され、開閉板4がその移動範囲の最上位置に達すると、
ロック機構11のガイドピン9bが係止穴15内に挿入
され開閉板4がそのまま保持される。操作窓3を閉じる
場合には、ロック機構11のガイドピン9bを矢印B側
に移動させてガイドピン9bを係止穴15から抜くと、
開閉板4がその自重により下方に移動し、操作窓3が閉
じられる。
Description
どの伝送路と接続するための端子盤を収容してなる筐体
構造に関するものである。
スロットから延びる信号線が集中配線された外線用端子
盤などを介して外部の伝送路との接続を行っている。図
2(a)は外線用端子盤などを備える従来の通信回線用
装置の全体斜視図である。この通信回線用装置は、矩形
状の筐体2内に外線用端子盤21を収容してなり、筐体
20の前面に設けられた操作窓22の扉23を開けると
外線用端子盤21が露出し、外線の接続作業をすること
ができるようになっている。
の通信回線用装置は、操作窓22の開閉部材である扉2
3が上下方向(図2(a)中の矢印A又はB方向)又は
左右方向(図2(a)中の矢印C又はD方向)に回動す
るようになっているため、操作窓22を開閉するために
は、設備の設置スペースに加えて、図2(b)に示すよ
うに扉23の回動半径R分の広い作業スペースを要する
という問題があった。また、従来の通信回線用装置で
は、簡単に係脱する構造のロック機構を用いて扉23を
固定した場合には振動などの要因でロック機構が外れて
扉23が開くことが考えられるため、ねじを用いて扉2
3を固定していた。そのため、外線接続作業を行うため
にねじをいちいち着脱する必要があり作業性が悪いとい
う問題があった。本発明の課題は、狭い作業スペースで
容易に操作窓を開閉することができ、振動などが加わっ
ても操作窓が簡単に開くことのない通信回線用装置など
の筐体構造を提供することにある。
に、請求項1記載の発明は、筐体に操作窓を設けるとと
もに当該操作窓を開閉する開閉部材を設けてなる筐体構
造において、前記開閉部材を前記筐体の壁面に沿ってス
ライド可能に案内する案内部材を前記筐体の内側に設け
てなり、当該案内部材は、前記操作窓を閉めた状態では
前記開閉部材をその外面が前記筐体の外面と同一面上に
位置するように保持し、前記操作窓を開くときには前記
開閉部材を前記筐体の内側に案内した後筐体内面に沿っ
て案内するように構成されていることを特徴とする。
壁面に沿ってスライド可能に設けることで、狭い作業ス
ペースでも操作窓を容易に開閉することができ、振動な
どが加わっても回動式の扉を使用した場合のように操作
窓が簡単に開かないようにすることができる。また、開
閉部材を案内する案内部材を筐体の内側に設け、操作窓
を閉めたときに開閉部材の外面と筐体の外面とが同一面
上に位置する構造とすることで、装置の外面部をフラッ
トな構造に仕上げることができ、美観を良くすることが
できる。
載の通信回線用装置の筐体構造において、前記案内部材
は前記開閉部材を前記筐体の壁面に沿って上下方向に案
内するように構成されていることを特徴とする。上記の
ように、開閉部材が案内部材によって上下に案内される
構造を採用すれば、開閉部材を下方に移動させた最も安
定な状態で操作窓を閉じることができるので、振動など
が加わっても操作窓が開くことがない。また、請求項3
記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信回線用装置
の筐体構造において、前記開閉部材を操作窓開放位置に
保持するロック機構を備えたことを特徴とする。上記構
成によれば、操作窓を開放状態に保つことができるの
で、外線の接続作業などを作業性良く行うことができ
る。
て説明する。図1(a)は、本発明に係る筐体構造を適
用した通信回線用装置の実施の形態を示す全体斜視図で
ある。この通信回線用装置は、矩形状の筐体1内に外線
用端子盤2を収容してなる。筐体1の前面下部には操作
窓3が設けられている。操作窓3は上下にスライド可能
に設けられた開閉板4で塞がれており、開閉板4を上げ
て操作窓3を開くと外線用端子盤2が露出し、外線の接
続作業をすることができるようになっている。 開閉板
4は、筐体1の内壁に固定された左右一対の案内部材5
L、5Rによって上下方向にスライド可能に保持されて
いる。案内部材5L、5Rは、操作窓3の両側近傍に互
いに平行に設けられている。案内部材5L、5Rの互い
の対向面部には、図1(b)、(c)に示すように案内
溝6a、6b及び7a、7bが形成されている。一方、
開閉板4の左右両端部には上下両端近傍にガイドピン8
a、8b及び9a、9bが突設されている。そして、左
側の上下のガイドピン8a、8bが左側の案内部材5L
の上下の案内溝6a、6bに、右側の上下のガイドピン
9a、9bが右側の案内部材5Rの上下の案内溝6a、
6bに、それぞれ摺動可能に挿入され、各ガイドピン8
a、8b、9a、9bを案内溝6a、6b、7a、7b
に沿って摺動させることにより開閉板4の開閉動作を決
定している。
溝6a、6b、7a、7bの下端部分10は全て同じ曲
率で手前側に湾曲しており、開閉板4を下げて操作窓3
を閉じる際に、開閉板4を操作窓3内に案内する構造に
なっている。そして、操作窓3を完全に閉じた状態、す
なわち開閉板4の各ガイドピン8a、8b、9a、9b
がそれぞれ案内溝6a、6b、7a、7bの最下端部に
達した状態で開閉板4の前面が筐体1の前面と同一面上
に位置するようになっている。開閉板4に設けられた4
つのガイドピン8a、8b、9a、9bのうち、左端部
の2つのガイドピン8a、8b及び右端部の上側のガイ
ドピン9aは開閉板4に固定されているが、右端部の下
側のガイドピン9bは、図1(d)に示すロック機構1
1の可動ピン(ロックピン)を兼ねており、開閉板4に
固定されたホルダ12内にスライド可能に保持されると
ともにスプリング13によって案内部材5R側(図1
(d)中矢印A側)に付勢されている。そして、このガ
イドピン9bは、開閉板4が上下動するときは案内溝7
bに圧接しつつ摺動し、開閉板4がその移動範囲の最上
位置に達したときに案内溝7bの上端部に形成された係
止穴15内に先端部14を挿入して開閉板4をその位置
に保持する。
装置における操作窓3の開閉動作について説明する。操
作窓3を開く場合には、取手16を掴んで開閉板4を持
ち上げると、開閉板4に設けられた各ガイドピン8a、
8b、9a、9bが案内溝6a、6b、7a、7bの下
端部分10の湾曲した経路に沿って移動することによ
り、開閉板4が上方に移動しつつ筐体1の内側に案内さ
れる(図1(e)中 )。その後、開閉板4を更に持ち
上げると、各ガイドピン8a、8b、9a、9bが案内
溝6a、6b、7a、7bの直線経路に沿って移動する
ことにより、開閉板4が筐体1の内面に沿って上方に案
内される(図1(e)中 )。そして、開閉板4がその
移動範囲の最上位置に達すると、ロック機構11のガイ
ドピン9bが係止穴15内に挿入され、開閉板4がその
位置に保持される。これにより操作窓3が開放状態に保
たれる。また、操作窓3を閉じる場合には、ロック機構
11のガイドピン9bを案内部材5Rとは逆側(図1
(d)中矢印B側)に移動させて係止穴15から抜く
と、開閉板4がその自重により下方に移動し、操作窓3
が閉じられる。
用装置は、開閉部材である開閉板4が筐体1の前面部に
沿ってスライド可能に設けられているので、図2に示し
た従来の装置のように扉23を回動させるための広いス
ペースが必要でなくなり、狭い作業スペースでも操作窓
3を容易に開閉することができる。また、開閉板4を下
方に移動させた安定な状態で操作窓3が閉じられるの
で、地震などによる振動などが加わっても操作窓3が開
くことがない。したがって、ねじを用いて扉23を固定
するなどの面倒な作業が不要になり、作業性を著しく向
上できる。また、案内部材5L、5Rが筐体1の内側に
設けられているので、筐体1からの出っ張り部が少な
く、また、案内部材5L、5Rが外部から見えないので
外観が良い。さらに、操作窓3を閉めたときに開閉板4
の外面と筐体1の前面とが同一面上に位置する構造とし
たので、装置の外面部をフラットな構造に仕上げること
ができ、美観をより良くすることができる。
るものではない。例えば、操作窓3は装置の前面部に限
らず、背面部、或いは側面部に設けてもよい。また、操
作窓3を装置の複数箇所に設けてもかまわない。また、
操作窓3を開閉する開閉板4のスライド方向は上下方向
に限らず左右方向でもよい。また、本発明の筐体構造
は、伝送路用端子盤を筐体内に収容してなるその他の装
置、例えば、各種低速専用線などを収容する回線終端装
置、各種伝送路の品質を監視する伝送路品質監視装置等
にも有効に適用できる。
を奏する。請求項1記載の発明では、操作窓を開閉する
開閉部材を筐体の壁面に沿ってスライド可能に設けたの
で、狭い作業スペースでも操作窓を容易に開閉すること
ができるようになり、また、振動などの衝撃が加わって
も回動式の扉を使用した場合のように操作窓が簡単に開
くことがない。開閉部材を案内する案内部材を筐体の内
側に設け、操作窓を閉めたときに開閉部材の外面と筐体
の外面とが同一面上に位置する構造としたので、装置の
外面部をフラットな構造に仕上げることができ、美観を
良くすることができる。
部材によって上下に案内される構造としたので、開閉部
材を下方に移動させた最も安定な状態で操作窓を閉じる
ことができるので、地震などにより振動が加わっても操
作窓が簡単に開くことがない。請求項3記載の発明で
は、開閉部材を操作窓開放位置に保持するロック機構を
備えたので、操作窓を開放状態に保持して外線の接続作
業などを作業性良く行うことができる。
た筐体構造の実施の形態を示す全体斜視図、(b)は開
閉部材を上下に案内するための左側の案内部材を示す斜
視図、(c)は右側の案内部材を示す斜視図、(d)は
開閉部材を固定するためのロック機構を示す概略図、
(e)は開閉部材の開閉動作の説明図である。
置の一例を示す斜視図、(b)は従来の筐体構造におけ
る開閉部材の回動動作の一例を示す概略平面図である。
・開閉板(開閉部材)、5L、5R・・案内部材、6
a、6b、7a、7b・・案内溝、8a、8b、9a、
9b・・ガイドピン、11 ロック機構、15 係止
穴。
Claims (3)
- 【請求項1】 筐体に操作窓を設けるとともに当該操作
窓を開閉する開閉部材を設けてなる筐体構造において、
前記開閉部材を前記筐体の壁面に沿ってスライド可能に
案内する案内部材を前記筐体の内側に設けてなり、当該
案内部材は、前記操作窓を閉めた状態では前記開閉部材
をその外面が前記筐体の外面と同一面上に位置するよう
に保持し、前記操作窓を開くときには前記開閉部材を前
記筐体の内側に案内した後筐体内面に沿って案内するよ
うに構成されていることを特徴とする筐体構造。 - 【請求項2】 前記案内部材は前記開閉部材を前記筐体
の壁面に沿って上下方向に案内することを特徴とする請
求項1記載の筐体構造。 - 【請求項3】 前記開閉部材を操作窓開放位置に保持す
るロック機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2
に記載の筐体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168297A JPH09331161A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168297A JPH09331161A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 筐体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331161A true JPH09331161A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15865412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8168297A Pending JPH09331161A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09331161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001213023A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-08-07 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機の外装 |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP8168297A patent/JPH09331161A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001213023A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-08-07 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機の外装 |
JP4603152B2 (ja) * | 1999-12-17 | 2010-12-22 | ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト | 印刷機の外装 |
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Legal Events
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