JPH09329973A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09329973A
JPH09329973A JP8149632A JP14963296A JPH09329973A JP H09329973 A JPH09329973 A JP H09329973A JP 8149632 A JP8149632 A JP 8149632A JP 14963296 A JP14963296 A JP 14963296A JP H09329973 A JPH09329973 A JP H09329973A
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Japan
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transfer
transfer material
dielectric layer
image
toner
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JP8149632A
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English (en)
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Yoshie Iwakura
良恵 岩倉
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Original Assignee
Sharp Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般に空隙量が多くなるほど誘導体層上に転
写材を静電吸着するための印加電圧が高くなり、安全性
の面で問題があり、また、コスト的にも不利となる。さ
らに、転写材の種類によって静電吸着力が変わるため、
電荷付与量を変える必要があるがその手段については開
示されておらず、また、環境の変化によって空隙内に水
滴が生じたり空隙量が変化し不安定となり、安定した転
写材の静電吸着やトナー転写ができないという問題があ
った。 【解決手段】 転写材Pを電気的に吸着保持し、転写材
Pを感光体ドラム15に当接させることによりトナー像
を転写する転写ドラム11とを有し、転写ドラム11
は、転写材Pの当接面側から誘電体層27,導電体層2
6が順に積層され、記転写ドラム11の転写材Pへのト
ナー像の転写位置より上流側に転写ドラム11の誘電体
層27の表面に転写材Pを介して接触する接地された半
導電体ベルト12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリン
タ,デジタルコピア,レーザーファックス等に用いられ
る画像形成装置に関し、特に、転写材を保持しながら複
数回のトナー転写を行いカラー画像を得るための転写ド
ラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体ドラムに形成された静
電潜像にトナーを付着させて現像し、このトナー像を転
写ドラムに巻き付けられた転写材である転写シートに転
写する画像形成装置がある。
【0003】このような画像形成装置は、例えば、図1
7に示すように、誘導体層101aを有する円筒101
内部に、転写材Pを吸着するコロナ帯電器102と、感
光体ドラム103表面に形成されたトナー像を転写材P
に転写させるコロナ帯電器104とが別々に配設されて
おり、各帯電器102・104によって転写材Pの吸着
と転写とを別々に行うようになってる。
【0004】また、図18に示すように、外層の半導電
体層201aと内層の基材201bの2層構造の円筒2
01と、搬送された転写材Pを上記円筒201に添わせ
て保持するためのグリップ機構202とを備えた画像形
成装置がある。この画像形成装置では、搬送された転写
材Pを上記グリップ機構202によりその端部を掴んで
円筒201の表面に添わせた後、円筒201の外層の半
導電体層201aに電圧を印加するか、或いは、円筒2
01内部に設けられた帯電器により放電することによっ
て円筒201表面を帯電させて、感光体ドラム103の
トナー像を転写材Pに転写するようになっている。
【0005】ところが、図17に示す画像形成装置で
は、転写ローラである円筒101が誘導体層101aの
みの1層構造となっているため、その内部に、上記した
コロナ帯電器102・104を配設する必要がある。こ
のため、円筒101の大きさが制限され、装置を小型化
することができないという問題が生じている。
【0006】また、図18に示す画像形成装置では、転
写ローラである円筒201を2層構造とすることで、転
写材Pにトナー像を転写するための円筒201の帯電を
行うようになっているので、帯電器の数が少なくて済
む。しかしながら、上記グリップ機構202を備えてい
るので、画像形成装置全体の構成が複雑なものとなり、
これによって、装置全体の部品点数が多くなり、装置の
製造に係る費用が増加するという問題が生じている。
【0007】そこで、特開平5−173435号公報に
記載されたものがあった。この特開平5−173435
号公報には、像担持体上に順次形成された各色のトナー
像を、少なくとも発泡体と、発泡体を覆う誘導体層から
なる転写材担持体上に担持された転写材上に順々に重ね
合わせて転写し、転写材上にカラー画像を形成する転写
装置が記載されている。
【0008】ここで、転写材担持体上への転写材の担持
方法は、電荷付与手段(吸着ローラ)による静電吸着で
あり、吸着能力を向上させるために誘導体層と発泡体層
との間に10μm以上の空隙層が設けられていることが
特徴である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に空隙量
が多くなるほど誘導体層上に転写材を静電吸着するため
の印加電圧が高くなり、安全性の面で問題があり、ま
た、コスト的にも不利となる。さらに、転写材の種類に
よって静電吸着力が変わるため、電荷付与量を変える必
要があるがその手段については開示されておらず、ま
た、環境の変化によって空隙内に水滴が生じたり空隙量
が変化することも考えられ、不安定な構成となってい
る。
【0010】しかも、発泡体を用いていることから、環
境や誘導体層間に生じる空隙も不安定となり、転写材
(紙またはOHP)や環境に応じて電荷付与量を変化さ
せることができず、安定した転写材の静電吸着やトナー
転写ができないという問題があった。
【0011】本発明は上記のような不具合を解決するた
めになされたものであり、転写手段の転写材へのトナー
像の転写位置より上流側に当該転写手段の誘電体層の表
面に転写材を介して接触する弾性を有する半導電体より
なる接地されたベルトを設けることにより、トナー転写
と転写材の静電吸着を転写材の種類に関係なく安定して
行い、良好なトナー転写を行うことを目的としたもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の画像形成装置は、表面にトナー像が
形成される像担持体と、転写材に曲率を与えるプリカー
ル手段と、曲率を与えられた上記転写材を電気的に吸着
保持し、該転写材を上記像担持体に当接させることによ
り当該像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写
手段とを有し、上記転写手段は、所定の回転速度で回転
し、当該転写手段は転写材の当接面側から誘電体層,導
電体層が順に積層され、上記転写手段の転写材へのトナ
ー像の転写位置より上流側に当該転写手段の誘電体層の
表面に転写材を介して接触する弾性を有する半導電体よ
りなる接地されたベルトと、上記転写手段の導電体層に
所定電圧を印加する電圧印加手段と、上記転写手段の導
電体層を除電する除電手段と、上記転写手段の誘電体層
上の残存トナーを除去するクリーニング手段とを備えて
いる。請求項1の構成によれば、導電体層に電圧を印加
することにより、誘電体層に電荷が蓄積され、誘導体層
と接地されたベルトとが転写材を介して接触すること
で、誘導体層に蓄積された電荷が転写材内面,転写材表
面に移行して転写材を転写手段表面に静電吸着させるこ
とができ、転写材表面の電荷と像担持体表面のトナー像
の電荷との電位差によりトナー像を転写材に転写させる
ことができる。
【0013】請求項2記載の画像形成装置は、上記ベル
トと上記転写手段との接触幅を調整する接触幅調整手段
を設けている。請求項2の構成によれば、ベルトと誘電
体層間の接触(ニップ)幅を容易に変えることができる
ため、転写材の種類によって電荷注入量を制御すること
ができ、誘電体層上に安定して転写材を吸着でき、像担
持体上に形成されたトナー像の転写材への転写を良好に
行うことができる。
【0014】請求項3記載の画像形成装置は、表面にト
ナー像が形成される像担持体と、転写材に曲率を与える
プリカール手段と、曲率を与えられた上記転写材を電気
的に吸着保持し、該転写材を上記像担持体に当接させる
ことにより当該像担持体上に形成されたトナー像を転写
する転写手段とを有し、上記転写手段は、所定の回転速
度で回転し、当該転写手段は転写材の当接面側から誘電
体層,導電体層が順に積層され、上記転写手段の転写材
へのトナー像の転写位置より上流側に当該転写手段の誘
電体層の表面に転写材を介して接触する弾性を有する半
導電体よりなるベルトと、該ベルトに電圧を印加する電
源供給源と、上記転写手段の導電体層に所定電圧を印加
する電圧印加手段と、上記転写手段の導電体層を除電す
る除電手段と、上記転写手段の誘電体層上の残存トナー
を除去するクリーニング手段とを備えている。請求項3
の構成によれば、導電体層に電圧を印加することによ
り、誘電体層に電荷が蓄積され、この誘導体層とベルト
とが転写材を介して接触することで、誘電体層に蓄積さ
れた電荷が転写材内面,転写材表面に移行して転写材を
転写手段表面に静電吸着させることができる。トナー転
写と転写材の静電吸着は別電源である電源供給源を用い
て行うため、安定した画像形成を行える。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置の基本構造
について図1とともに説明する。
【0016】本発明の実施の形態に係る画像形成装置
は、図1に示すように、トナーによる画像が形成される
記録紙としての転写シート(転写材)をストックし供給
する給紙部1、トナー像を転写シートに転写する転写部
2、トナー像を形成する現像部3、および転写シートに
転写されたトナー像を融着させて定着させる定着部4か
ら構成されている。
【0017】上記給紙部1には、本体最下段に着脱自在
に配設され、転写シートをストックして上記転写部2に
供給する給紙カセット5、および本体正面側に設けら
れ、正面から転写シートを手差しで一枚ずつ供給する手
差し給紙部6が設けられている。また、給紙部1には、
上記給紙カセット5の最上部から転写シートを一枚ずつ
送り出すピックアップローラ7、ピックアップローラ7
により送り出された転写シートを搬送するプリフィード
ローラ(PFローラ)8、手差し給紙部6からの転写シ
ートを搬送する手差しローラ9、および上記PFローラ
8,手差しローラ9により搬送された転写シートを転写
部2の手前でカールさせるプリカールローラ(PSロー
ラ)10が設けられている。
【0018】上記給紙カセット5には、上方にバネ等に
より付勢された送り出し部材5aが設けられ、この送り
出し部材5a上に転写シートを積層するようになってい
る。これによって、給紙カセット5の転写シートは、最
上部が上記ピックアップローラ7に当接し、ピックアッ
プローラ7の矢印方向の回転により一枚ずつPFローラ
8に送り出され、PSローラ10に搬送される。
【0019】一方、手差し給紙部6からも転写シート
が、手差しローラ9によりPSローラ10に搬送され
る。
【0020】上記PSローラ10は、前述したように搬
送された転写シートをカールさせるが、これは、転写シ
ートが、転写部2に備えられた円筒状の転写ドラム11
の表面に吸着され易いようにするためである。
【0021】上記転写部2には、上記した転写手段とし
ての転写ドラム11が設けられており、この転写ドラム
11の周りには、接地されたグランドローラ12、転写
ドラム11から落ちないように転写シートをガイドする
ガイド部材13、転写ドラム11に吸着された転写シー
トを強制的に剥離する剥離爪14等が配設されている。
上記転写ドラム11は、表面に静電気によって転写シー
トを吸着するようになっている。
【0022】したがって、転写ドラム11の周りには、
さらに、転写ドラム11の表面に帯電した電荷を除去す
る除電手段としての除電装置11a、転写ドラム11の
表面に付着したトナー等を取り除くクリーニング手段と
してのクリーニング装置11bが配設されている。尚、
上記剥離爪14は、転写ドラム11表面に離接自在に設
けられている。また、上記転写ドラム11の構造の詳細
は後述する。
【0023】また、現像部3には、上記転写ドラム11
に圧接する像担持体としての感光体ドラム15が設けら
れており、この感光体ドラム15は、接地された導電性
のアルミニウム素管15aからなり、その表面にOPC
膜が形成されている。
【0024】また、感光体ドラム15の周りには、イエ
ロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各トナーを収納し
た現像器16,17,18,19が放射状に配設される
とともに、感光体ドラム15表面を帯電する帯電器2
0、図示しない像間レーサ、感光体ドラム15表面の残
留トナーを掻き取り除去するトナー除去手段としてのク
リーニングブレード21が配設されており、上記各トナ
ー毎に、感光体ドラム15上にトナー像が形成される。
即ち、上記感光体ドラム15では、一色毎に帯電・露光
・現像・転写を繰り返すようになっている。尚、図示し
ない光学系からの照射光が、上記の帯電器20とクリー
ニングブレード21との間に照射されることで感光体ド
ラム15表面が露光されるようになっている。
【0025】したがって、カラー転写の場合、転写ドラ
ム11に吸着された転写シートに対して、転写ドラム1
1が一回転する毎に、一色ずつのトナー像が転写シート
に転写され、最大4回転で1つのカラー画像を得るよう
になっている。
【0026】尚、本実施の形態では、上記の感光体ドラ
ム15と転写ドラム11とは、転写効率および画質から
転写部位で2kgの圧力が加わるように圧接されてい
る。
【0027】また、定着部4には、所定温度・圧力によ
りトナー像を融着して転写シートに定着する定着ローラ
23と、トナー像転写後、転写ドラム11から剥離爪1
4によって剥離された転写シートを上記定着ローラ23
までガイドする定着ガイド22とが設けられている。
【0028】また、上記定着部4の転写シート搬送の下
流側には、排出ローラ24が設けられ、定着後の転写シ
ートを装置本体から、排出トレイ25上に排出するよう
になっている。
【0029】ここで、上記転写ドラム11の構造につい
て図2に基づいて説明する。
【0030】上記転写ドラム11は、基材として円筒状
のアルミニウムからなる導電体層26を使用し、この導
電体層26の上面に誘電体層27が設けられている。誘
電体層27にはPVDF(ポリフッ化ビニリデン)等が
用いられる。
【0031】また、上記導電体層26には、電圧印加手
段としての電源部32が接続されており、導電体層26
の全周にわたって安定した電圧が保持されるようになっ
ている。そして、PSローラ10の上流には、転写材P
の種類を検知するための転写シート検知センサ33を備
えている。
【0032】ここで、上記転写ドラム11による転写シ
ートの吸着・転写動作について図3乃至図6に説明す
る。尚、転写ドラム11の導電体層26には、電源部3
2より正の電圧が印加されているものとする。
【0033】まず、転写材Pの吸着/転写工程を説明す
る。図4及び図5に示すように、転写ドラム11に搬送
された転写材Pは、半導電体ベルト12により誘電体層
27表面に押し付けられ、導電体層26に蓄積された電
荷が誘電体層27に移行し、誘電体層27が導電体層2
6と接する面に正の電荷が誘起される。これにより、誘
電体層27が転写材Pと接する面には負の電荷が誘起さ
れ、転写材Pの内側、即ち、誘電体層27との接触面側
に正の電荷が誘起される。よって最終的に転写材Pの外
側つまり半導電体ベルト12と接する側には負の電荷が
誘起され、正の印加電圧と転写材P外側の負の電荷間の
引力により転写ドラム11に静電吸着する。この吸着力
は印加電圧が安定している限りバラツクことはなく、安
定して転写材Pを転写ドラム11に吸着させることがで
きる。
【0034】上記半導電体ベルト12は、図3に示すよ
うに、半導電体層12aの内側に金属薄膜層12bを形
成して構成しており、上記半導電体層12aの材質とし
ては例えば発泡ウレタンを用い、ビーズ状の原料を予め
加熱して1次発泡させ、これを適当な時間放置/養生/
乾燥させた後、ベルト状の金型に詰め、再加熱して2次
発泡によって粒間を埋めて誘着させて成型を行ってい
る。このように構成した半導電体ベルト12を支持ロー
ラ34で支持している。
【0035】半導電体層12aの内側に金属薄膜層12
bを設けることにより、より安定した電圧供給ができ
る。金属薄膜層12bは半導電層12aの外側に設けて
もよく、導電性があるような物質であれば金属にかぎら
ずどのような物質でもよい。
【0036】次に、転写材Pの転写工程を説明する。感
光体ドラム15は、表面に負の電荷を有するトナーが吸
着されている。してがって、表面が負に帯電している転
写材Pが、転写ポイントXに搬送され、転写材Pと感光
体ドラム15上のトナー間には一見斥力が生じるように
思われるが、感光体ドラム15上のトナーは導電体層2
6にかけられた正の電源部32により引力によって転写
材P上に移動する。つまり、転写材Pとの間に生じる斥
力を相殺する引力が正の電源部32によって生じるた
め、トナー像は転写材P上に転写される。
【0037】まず、転写材Pの静電吸着工程を詳細に説
明する。半導電体ベルト12を用いた転写材Pの静電吸
着のための電荷発生は、主にパッシェン放電と電荷注入
からなっている。
【0038】つまり、パッシェン放電とは、半導電体ベ
ルト12,転写ドラム11の誘電体層28の間の距離が
接近し、誘電体層28と半導電体ベルト12との接触部
分にかかる電界強度が強くなるにつれて、空中絶縁破壊
が起き、図6に示す領域(I)において、転写ドラム1
1側から半導電体ベルト12側へ起こる放電のことで、
この放電が起きると転写ドラム11の誘電体層28表面
に負の電荷が蓄積され、転写材Pの転写ドラム11側に
正の電荷が蓄積される。
【0039】そして、電荷注入は、放電終了後、転写ド
ラム11,半導電体ベルト12の間のニップ、即ち、図
6に示す領域(II)において、転写ドラム11側にさら
に負の電荷が蓄積される。つまり、上記パッシェン放電
およびパッシェン放電に伴う電荷注入によって、転写材
Pの内側、即ち、誘電体層28との接触面側に正の電荷
が蓄積される。これによって、転写材Pは、転写ドラム
11に静電吸着するようになっている。尚、この吸着力
は、印加電圧が安定している限りばらつくことはなく、
安定して転写材Pを転写ドラム11に吸着させることが
できる。
【0040】電荷注入の等価回路を図7に示す。電荷注
入とは回路を流れる電流によりコンデンサに電荷が蓄積
されることに相当している。即ち、図中、Eは図4及び
図5に示す電源部32から導電体層26に印加される印
加電圧、r1は加圧導電層27の抵抗、r2は加圧導電
層27と誘電体層28間の接触抵抗、r3は誘電体層2
8の抵抗、r4は転写材Pと誘電体層28間の接触抵
抗、r5は転写材Pの抵抗、c2は加圧導電層27と誘
電体層28間の静電容量、c3は誘電体層28の静電容
量、c4は転写材Pと誘電体層28間の静電容量、c5
は転写材Pの静電容量である。
【0041】ここで、転写材c4に蓄積される電荷量
(電位)を求めるため、パッシェン放電により帯電した
電荷量(電位)を初期電位として上記の等価回路をc4
にかかる電位差(V4)について解き、パッシェン放
電,電荷注入の両方を加味した帯電電位を求める。この
ようにして求めたc4の最終帯電電位Vの解析式は数1
のようになる。
【0042】
【数1】
【0043】このようにして転写材P上に蓄積された電
荷(電位)は導電体層26に印加されている電圧と逆極
性を示すため、転写材Pと導電体層26間で引力が働
き、転写ドラム11上に静電吸着する。つまり、転写材
P上の帯電電位が高いほど転写ドラム11への静電吸着
能力(F)が大きいと考えられる。
【0044】Fは一般に、
【0045】
【数2】
【0046】として表せるため、Fは帯電電荷q若しく
はVに比例しその値が高いほど大きい力が得られる。
【0047】ここで、図8乃至図11について説明す
る。図8乃至図11は半導電体ベルト12と転写ドラム
11間のニップ時間(接触幅)における電荷注入量を
(数1)を用いて理論計算した特性図であり、横軸はニ
ップ時間、縦軸は転写材P上の帯電電位、縦軸の切片は
パッシェン放電による初期帯電電位である。
【0048】各図の理論計算の条件は、 図8; 半導電体ベルト12:108Ωcm,誘電体層:1012Ωcm, 印加電圧 :1.5kV ,転写材P:紙 図9; 半導電体ベルト12:109Ωcm,誘電体層:1012Ωcm, 印加電圧 :1.5kV ,転写材P:紙 図10; 半導電体ベルト12:108Ωcm,誘電体層:1012Ωcm, 印加電圧 :1.5kV ,転写材P:OHP 図11; 半導電体ベルト12:109Ωcm,誘電体層:1012Ωcm, 印加電圧 :1.5kV ,転写材P:OHP 図8及び図9より転写材Pが紙の場合は、あるニップ時
間で帯電電位が極値を持ち、その後減少する傾向にある
ことがわかる。極値に達するまでの時間は半導電体ベル
ト12の体積抵抗率が低いものほど早いことがわかる。
つまり、転写材Pが紙の場合、理論計算より求められた
帯電電位特性図の極値付近になるようにニップ時間を設
定すれば、最も多くの帯電電位が得られ、転写ドラム1
1への安定した静電吸着力(F)が得られると考えられ
る。若しくは、極値付近のニップ時間が現実的な値でな
い(短すぎるため)ならば、できるだけ可能なかぎり短
いニップ時間とすることがよいと考えられる。
【0049】図10及び図11より転写材PがOHPの
場合は、ニップ時間の経過とともに増加する傾向にある
ことがわかる。つまり、ニップ時間は、OHPが転写ド
ラムに安定して静電吸着するのに必要な帯電電位を得る
ように長く設定したほうが多くの帯電電位が得られると
考えられる。
【0050】このように、転写材Pの種類によって、帯
電電位の得られる傾向が異なるため、転写材Pの違いに
よってニップ時間を調整し、転写ドラムに安定して静電
吸着する帯電電位を得なければならない。
【0051】図2の転写シート検知センサ33により、
搬送される転写材Pの透過率を測定による転写材Pの紙
種(紙若しくはOHP)の検知、若しくは、紙厚により
紙種(厚紙若しくは薄紙)を検知し、この転写シート検
知センサ33の検知結果に応じて半導電体ベルト12の
接触幅(ニップ時間)を偏芯カム35により調整し、帯
電電位を紙種に適した帯電電位に調整制御している。
【0052】そして、ニップ時間を調整するために、図
12及び図13に示すように、半導電体ベルト12の下
側に半導電体ベルト12を転写ドラム11側へ押圧する
ための偏芯カム35を設け、この偏芯カム35が半導電
体ベルト12を押圧する力を調整することで変更するこ
とができる。上記偏芯カム35は、回動軸(芯)35a
と、回動軸35aの両端に設けられた同じ楕円形の平板
からなる押圧部材35b,35bとからなっている。こ
の偏芯カム34は、上記押圧部材35b,35bが、半
導電体ベルト12を支持している支持ローラ34の軸3
4aに接触するように設けられている。尚、回動軸35
aは、押圧部材35bの中心から下方へ外れた位置で押
圧部材35bを支えるようになっており、また、半導電
体ベルト12と平行になるように設けられている。
【0053】上記転写ドラム11と半導電体ベルト12
とのニップ時間の調整は、転写ドラム11,半導電体ベ
ルト12,及び偏芯カム35を側面から見た図12に示
すように、回動軸35aと軸34aとの間の距離が最も
離れる(図中、回動軸35aから押圧部材34bの周縁
部までの距離がAとなる)時にニップ時間が最長(接触
幅が最大)となり、図13に示すように回動軸35aと
軸34aとの距離が最も接近する(図中、回動軸35a
から押圧部材34bの周縁部までの距離がBとなる)時
にニップ時間が最短(接触幅が最小)となるようになっ
ている。これにより、偏芯カム35を回転させること
で、偏芯カム35が半導電体ベルト12を押圧する力を
調整し、これにより、転写ドラム11と半導電体ベルト
12との接触幅を調整する。尚、上記押圧部材35b
は、軸34aとの接触部分、即ち、周縁部が曲線によっ
て形成されているものであれば特に限定されるものでは
なく、円形の板でも球でもよい。
【0054】
【表1】
【0055】表1に示されているように、半導電体ベル
ト12の体積抵抗率は106Ωcm〜1011Ωcmが適
していると考えられる。105Ωcm以下の体積抵抗率
では、半導電体ベルト12の材質が柔らかくなりすぎ
て、耐久性がなくなる。一方、1012Ωcm以上では体
積抵抗率が高すぎて、転写材Pに供給される電荷量が少
なくなり、高い帯電電位が得られなくなり、転写ドラム
11に安定して静電吸着しなくなる。
【0056】表1は転写材Pとして考えられるすべての
材質に関して得られた実験結果であり、紙若しくはOH
P等の吸着特性はこの範囲に入っていることは言うまで
もない。さらに、安定して静電吸着するということは、
転写材Pがトナー転写中に安定して(転写材Pの先端、
後端等が転写ドラム11から剥がれない状態)転写ドラ
ム11に吸着していることをいう。つまり、最大で4周
回転する間に吸着していることになる。
【0057】
【表2】
【0058】表2より、半導電体ベルト12の厚みは1
mm〜5mmがよいことがわかる。1mm未満では耐久
性が悪いため、使用不可である。一方、6mm以上では
厚すぎて転写ドラム11若しくは転写材Pとの接触性が
悪く、電荷の供給が安定して行えない。この傾向は、弾
性を有する半導電体素材であれば広く適用されると考え
られる。
【0059】本発明の実施の形態2を図14とともに説
明すると、半導電体ベルト12に電圧を印加する電圧供
給源36を設けている。これにより、転写材Pの帯電電
位を高くして静電吸着力を高めることもでき、導電体層
26に印加した電圧はトナー転写に最適な値を設定し、
吸着に必要な電圧は電圧供給源36を調整することによ
り得ることができる。また、電圧供給源が2個あり、そ
れぞれが調整可能なため、環境/転写材等の変化によっ
てトナー転写や静電吸着に必要な電圧を独立に制御で
き、電圧供給源36がない場合以上の効果を得ることが
できる。
【0060】ここで、PVDFの円筒状シームレス薄膜
シートの製造方法について、図15及び図16を参照し
ながら、以下に説明する。尚、図15は、原材料を加熱
して押し出す一般的な押出機54を示すものである。
【0061】まず、押出機54の原料ホッパー55に原
材料を供給する。そして、原料ホッパー55から原材料
がシリンダー56に供給される。このシリンダー56に
供給された原材料は、シリンダー56内のスクリュー5
7により円形開口部を有するダイ部59に搬送される。
このとき、原材料は、シリンダー56内で加熱・冷却ユ
ニット58によって加熱され、可塑化される。そして、
可塑化された原材料は、ダイ部59で形状・厚みが決定
される(サイジング)。
【0062】このダイ部59では、図16に示すよう
に、サイジング部60の冷却部58aで冷却固化させな
がら形状及び寸法を規制していき、最終的に引取機によ
って所定の寸法に裁断する。原材料はダイ部59の円形
開口部から引き取られるので、シームレス薄膜シートを
形成することが可能となる。このようなPVDFの円筒
状シームレス薄膜シートに熱収縮性をもたせることは比
較的容易に行うことができる。この熱収縮とは熱熔融性
の極性鎖状高分子の偏形に基づく構造の変化による分子
的異方体を形成したもので、これが再加熱されて定着し
ていた配向性がくずれて再びもとの状態に戻ろうとする
性質を利用するものである。
【0063】PVDFの円筒状シームレス薄膜シートの
固定方法を説明すると、転写ドラム11の誘電体層27
としての円筒状シームレス薄膜シートを導電体層26に
熱収縮させることができ、導電体層26と誘電体層27
の密着性は極めて良好となり、マルチプリント時も含め
て転写材Pの転写ドラム11への密着性及びトナー転写
性能が格段に向上する。熱収縮には乾式法と湿式法があ
るが、乾式法において熱収縮させたほうが、PVDFの
抵抗値、誘電率等の諸物性の変化は少なく、誘電体層の
誘電率及び抵抗値が転写材Pの吸着及びトナー転写に大
きく影響を及ぼす本発明の転写ドラムにおける誘電体層
の固定方法としては好ましい。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の画像形成装置は、導電体
層に電圧を印加することにより、誘電体層に電荷が蓄積
され、この誘電体層に接地された半導電体ベルトが転写
材を介して接触することで、誘電体層に蓄積された電荷
が転写材内面,転写材表面に移行して転写材を転写手段
表面に静電吸着させることができるとともに、転写材表
面の電荷と像担持体表面のトナー像の電荷との電位差に
よりトナー像を転写材に転写させることができる。これ
によって、従来のように空中放電による電荷注入によっ
て転写材の吸着、転写を行うのではなく、電荷の誘起に
よる転写材の吸着、転写を行うため、誘電体層に印加す
る電圧を低くすることができ、電圧の制御も容易に行う
ことができ、オゾンの発生をも抑えることができる。ま
た、外圧による電圧のバラツキをなくすことができる。
【0065】請求項2記載の画像形成装置は、転写材の
種類によって任意に転写材と転写手段との間の接触幅を
調整することができ、転写材の種類によって電荷注入量
を制御することができ、誘電体層上に安定して転写材を
吸着させることができるため、例えば、カラー複写する
場合に、像担持体上に形成された各色のトナー像が全て
転写材Pに転写される前に転写手段から転写材が剥がれ
ることなく、像担持体から転写材への良好なトナー転写
が行え、常に安定した画像の供給ができる。また、導電
体層に電圧を印加することによって、転写材の転写手段
への静電吸着、及び、像担持体から転写材へのトナー転
写の両方を行うことができ、複数の電源をもつ必要はな
くなり、安価な構成とすることができる。
【0066】請求項3記載の画像形成装置は、誘導体層
に電圧を印加することにより、誘電体層に電荷が蓄積さ
れ、この誘導体層と半導電体ベルトとが転写材を介して
接触することで、誘電体層に蓄積された電荷が、転写材
内面,転写材表面に移行して転写材を転写手段表面に静
電吸着させることができるとともに、転写材表面の電荷
と像担持体表面のトナー像の電荷との電位差によりトナ
ー像を転写材に転写させることができ、安定した画像形
成を行うことができる。さらに、半導電体ベルトに電圧
供給源を接続しているので、転写材の静電吸着とトナー
転写を別々に制御することができるため、環境/転写材
の種類が変化しても常に安定した画像形成を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の概略断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置の実施の形態1の要部断
面図である。
【図3】図2の半導電体ベルトを示す断面図である。
【図4】図2に示す転写ドラムの帯電状態を示す説明図
であって、転写シートが転写ドラムに搬送された初期の
状態を示す説明図である。
【図5】図2に示す転写ドラムの帯電状態を示す説明図
であって、転写シートが転写ドラムの転写位置に搬送さ
れた状態を示す説明図である。
【図6】図2に示す転写ドラムと半導電体ベルトとの間
の密接部分におけるパッシェン放電を示す説明図であ
る。
【図7】図2に示す転写ドラムと半導電体ベルトとの間
における電荷注入機構の等価回路を示す回路図である。
【図8】図2に示す転写ドラムの半導電体ベルト:10
8Ωcm、誘電体層:1012Ωcm、印加電圧:1.5
〜3.0kV、転写材P:紙の場合の帯電電位を示す特
性図である。
【図9】図2に示す転写ドラムの半導電体ベルト:10
9Ωcm、誘電体層:1012Ωcm、印加電圧:1.5
〜3.0kV、転写材P:紙の場合の帯電電位を示す特
性図である。
【図10】図2に示す転写ドラムの半導電体ベルト:1
8Ωcm、誘電体層:1012Ωcm、印加電圧:1.
5〜3.0kV、転写材P:OHPの場合の帯電電位を
示す特性図である。
【図11】図2に示す転写ドラムの半導電体ベルト:1
9Ωcm、誘電体層:1012Ωcm、印加電圧:1.
5〜3.0kV、転写材P:OHPの場合の帯電電位を
示す特性図である。
【図12】図2に示す転写ドラムと半導電体ベルトとの
接触幅を最大(ニップ時間を最長)に調整した状態を示
す側面図である。
【図13】図2に示す転写ドラムと半導電体ベルトとの
接触幅を最小(ニップ時間を最短)に調整した状態を示
す側面図である。
【図14】本発明の画像形成装置の実施の形態2の要部
断面図である。
【図15】本発明の転写ドラムの製造プロセス、円形状
シームレス薄膜シートを形成する押出機を示す断面図で
ある。
【図16】本発明の転写ドラムに用いる円形状シームレ
ス薄膜シートの形成方法の説明図である。
【図17】従来の画像形成装置の転写ドラムの一例を示
す概略断面図である。
【図18】従来の画像形成装置の転写ドラムの他の例を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
10 プリカールローラ 11 転写ドラム 12 半導電体ベルト 15 感光体ドラム 26 導電体層 27 誘電体層 32 電源部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、転写材に曲率を与えるプリカール手段と、曲率を与
    えられた上記転写材を電気的に吸着保持し、該転写材を
    上記像担持体に当接させることにより当該像担持体上に
    形成されたトナー像を転写する転写手段とを有する画像
    形成装置において、 上記転写手段は、所定の回転速度で回転し、当該転写手
    段は転写材の当接面側から誘電体層,導電体層が順に積
    層され、 上記転写手段の転写材へのトナー像の転写位置より上流
    側に当該転写手段の誘電体層の表面に転写材を介して接
    触する弾性を有する半導電体よりなる接地されたベルト
    と、 上記転写手段の導電体層に所定電圧を印加する電圧印加
    手段と、 上記転写手段の導電体層を除電する除電手段と、 上記転写手段の誘電体層上の残存トナーを除去するクリ
    ーニング手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ベルトと上記転写手段との接触幅を
    調整する接触幅調整手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、転写材に曲率を与えるプリカール手段と、曲率を与
    えられた上記転写材を電気的に吸着保持し、該転写材を
    上記像担持体に当接させることにより当該像担持体上に
    形成されたトナー像を転写する転写手段とを有する画像
    形成装置において、 上記転写手段は、所定の回転速度で回転し、当該転写手
    段は転写材の当接面側から誘電体層,導電体層が順に積
    層され、 上記転写手段の転写材へのトナー像の転写位置より上流
    側に当該転写手段の誘電体層の表面に転写材を介して接
    触する弾性を有する半導電体よりなるベルトと、 該ベルトに電圧を印加する電源供給源と、 上記転写手段の導電体層に所定電圧を印加する電圧印加
    手段と、 上記転写手段の導電体層を除電する除電手段と、 上記転写手段の誘電体層上の残存トナーを除去するクリ
    ーニング手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
JP8149632A 1995-10-24 1996-06-12 画像形成装置 Pending JPH09329973A (ja)

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JP8149632A JPH09329973A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 画像形成装置
US08/733,573 US5745820A (en) 1995-10-24 1996-10-18 Image forming apparatus with a potential generating device
EP96307718A EP0770934B1 (en) 1995-10-24 1996-10-24 Image forming apparatus
DE69625443T DE69625443T2 (de) 1995-10-24 1996-10-24 Bilderzeugungsgerät

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084982A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 転写搬送ベルト、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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