JPH09329947A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09329947A
JPH09329947A JP8168717A JP16871796A JPH09329947A JP H09329947 A JPH09329947 A JP H09329947A JP 8168717 A JP8168717 A JP 8168717A JP 16871796 A JP16871796 A JP 16871796A JP H09329947 A JPH09329947 A JP H09329947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
voltage
switching
bias
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8168717A
Other languages
English (en)
Inventor
Kan Ogasawara
款 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8168717A priority Critical patent/JPH09329947A/ja
Publication of JPH09329947A publication Critical patent/JPH09329947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、最適なジャンピング現像を行うこ
とのできる画像形成装置を、低コストで提供することを
目的としている。 【解決手段】 現像交流用コンバータ整流電圧をスイッ
チングする回路2において、スイッチングトランジスタ
Q1とスイッチングトランジスタQ4をカスコード接続
し、Q4の動作状態を、トランジスタQ5により印加さ
れるQ4のバイアス電圧及びQ1の動作状態に応じて制
御する。そして、Q1の動作状態は、現像交流スイッチ
ング周波数により制御し、Q4のバイアス電圧は、Q1
のベース電圧をモニタするQ5により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真プロセス方
式のレーザプリンタや、デジタル複写機、ファクシミリ
等の画像形成装置において、像担持体上に形成した静電
潜像を現像し、可視像化する現像装置を備えた画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置に
おいては、像担持体上に形成した静電潜像を現像装置に
より現像してトナー像として可視化している。以下に、
一般的な現像装置を備えた画像形成装置の一例を、特に
静電潜像形成部を中心に説明する。
【0003】まず、図4に示すように静電潜像形成部
は、像担持体として有機半導体からなる感光層を塗布さ
れた感光ドラム36を備えており、該感光ドラム36
は、図中矢印方向に所定の速度で回転し、その周囲に配
置された一次帯電器34により、潜像形成の前準備とし
て例えば−650V前後の負電位に一様に帯電する。
【0004】図5は、一次帯電部を詳細に示したブロッ
ク図である。この一次帯電器34はローラ方式であり、
直流バイアスが回転するローラを介して直接感光ドラム
36に負電荷を与える。また、一次帯電器34には、感
光ドラム36表面に帯電された表面電位を均一に保つた
めに、直流バイアスの他に交流バイアスも一緒に重畳さ
れている。このような一次帯電器34による感光ドラム
36の表面電位の変化を、図6のステップ1の区間に示
す。
【0005】次に、図4に示すように、感光ドラム36
は半導体レーザやLED等の発光素子を含む光ビーム出
射部31から照射された光ビーム32により、画像情報
に基づいて露光され、露光した部分の電位が−100V
程度に変化して、感光ドラム36上に静電潜像が形成さ
れる。このときの感光ドラム36の表面電位の変化を、
図6のステップ2の露光区間における明部の表面電位の
変化として示す。
【0006】一方、露光されなかった感光ドラム36の
表面の暗部は、図6のステップ2の露光区間における暗
部の表面電位変化として示されるように、一次帯電で供
給された負電荷がそのまま残る。
【0007】このように、露光された感光ドラム36表
面の明部は負電荷が除去され、露光されなかった感光ド
ラム36の表面の暗部は負電荷が残るため、感光ドラム
36表面上には負電荷分布による画像が形成され、この
画像は人間の目では認識できないところから、一般に静
電潜像と呼ばれている。
【0008】そして、感光ドラム36表面に形成された
静電潜像は、感光ドラム36の周囲に配置された現像装
置により現像剤を付着することにより現像される。この
現像装置は、図4に示すように現像剤として非磁性トナ
ーを収容した現像容器40と、該現像容器40内に配設
された現像剤担持体としての現像スリーブ37と、該現
像スリーブ37に接するように配設された塗布ローラ3
8及び弾性ブレード39を備えている。
【0009】現像スリーブ37は、該現像スリーブ37
の下部斜めの位置に当接するように配設された塗布ロー
ラ38の矢印方向の回転により、現像容器40内の非磁
性トナーを現像スリーブ37の表面に擦り付けられ、そ
のトナーを担持しながら、感光ドラム36と対向した開
口部内で矢印方向に回転することにより、トナーを感光
ドラム36と対向した現像部分に搬送する。そして、こ
の搬送途上でトナーの層厚が弾性ブレード38により規
制され、現像スリーブ37上には一定厚の薄層のトナー
層が塗布される。この弾性ブレード38はウレタン等か
らなり、現像容器40の開口部上方に配置されて、上方
から垂下して現像スリーブ37の表面に弾性的に当接し
ている。
【0010】以上のような工程でトナーが撹拌されるこ
とにより、現像スリーブ37上に薄層に塗布されたトナ
ーは、−6.0μC/g〜−30.0μC/gの帯電電
荷が付与され、上記の感光ドラム36と現像スリーブ3
7との現像部において形成される現像バイアスにより、
現像スリーブ37から感光ドラム36へ、また感光ドラ
ム36から現像スリーブ37へと移行するようになって
いる。
【0011】つまり、この現像部における感光ドラム3
6と現像スリーブ37は、50μmから500μmの間
隔、通常は300μm程度離した空間(以下、SDギャ
ップと呼ぶ)を設けて配置され、SDギャップに対して
現像バイアス電源41により、周波数が80Hz〜30
00Hz、振幅が400V〜3000V、波形の積分平
均値が−50V〜−550V程度の直流バイアス及び交
流バイアスとを重畳した現像バイアスが印加されて現像
電界が生じている。
【0012】この現像バイアス波形の一例を図7に示
す。図7に示すように、現像バイアスは、トナーを現像
スリーブ37から感光ドラム36に向かう方向に付勢す
る電界を形成する第1のピーク値Vmaxが印加される
時間t1と、反対にトナーを感光ドラム36から現像ス
リーブ37に向かう方向に付勢する電界を形成する第2
のピーク値Vminが印加される時間t2とから構成さ
れ、いわゆるデューティーバイアス波形となっている。
なお、デューティーバイアス以外にも、サイン波、三角
波、のこぎり波、矩形波などのバイアス波形でも現像す
るが、高画質な可視画像を生成するためには、デューテ
ィーバイアス波形が優れている。
【0013】さて、現像スリーブ37上の負電荷を帯び
たトナーは、上記のような現像バイアスにより生ずる現
像電界から受ける力によって、現像部において図8に示
すように現像スリーブ37表面から感光ドラム36の表
面に転移し、このトナーによって静電潜像が可視像化さ
れる。
【0014】つまり、感光ドラム36上の露光された明
部は、現像スリーブ37上の負に帯電したトナーより相
対的に高電位なので、この層が現像スリーブ37上のト
ナー層に近接すると、SDギャップの電位差により、ト
ナーがドラム表面にジャンプして付着するのである。こ
れを一般的にはジャンピング現像と呼んでいる。
【0015】なお、上記デューティーバイアスのように
直流バイアス(VDC(ave))の他に交流バイアス
(Vmax、Vmin、t1、t2)を重畳するのは、
トナーを感光ドラム表面にジャンプさせ易くし、かつ、
画像のコントラストを向上させるためである。
【0016】次に、図9及び図10に基づいて交流現像
バイアス波形の生成過程を詳しく説明する。まず、所定
の回路により、コンバータスイッチング周波数を生成
し、図9に示すように、このコンバ−タスイッチング周
波数をスイッチング回路71に入力する。このスイッチ
ング回路71では、昇圧トランス等により、コンバ−タ
スイッチング周波数に応じた昇圧された交流高電圧を出
力し、この交流高電圧が図9に示す現像交流電圧生成回
路72に出力する。
【0017】そして、該現像交流電圧生成回路72は、
この出力を整流することにより直流電圧の生成を行い、
波形整形スイッチング回路76へと出力する。一方、こ
のようにして得られた直流電圧は、電圧検出回路73に
よりモニタされ、モニタ出力は定電圧制御回路74に入
力される。この定電圧制御回路74には、上記現像交流
バイアス電圧の目標を設定する電圧設定基準PWM信号
を積分回路75で直流化した値も入力されており、定電
圧制御回路74では上記モニタ出力と現像交流バイアス
電圧の目標値とを比較し、比較結果の出力に応じてスイ
ッチング回路71のスイッチング時間を制御する。した
がって、以上のようなフィードバックループにより、安
定した現像交流バイアス電圧(Vmin)が生成され
る。
【0018】この現像交流バイアス電圧(Vmin)
は、トナーを感光ドラム36から現像スリーブ37に向
かう方向に付勢する電界を形成するものであり、図7に
示すような周波数のデューティーバイアスを形成するた
めには、印加時間をt2に設定する必要がある。そこ
で、コンバータスイッチング周波数のスイッチング回路
71への出力は、図10に示すようにt2の期間のみと
し、t1の期間においては行わない。
【0019】このようにスイッチング回路71にコンバ
ータスイッチング周波数の出力を行わない場合は、上記
フィードバックループが動作せず、現像交流電圧生成回
路72からは、現像交流バイアス電圧としてVmaxが
出力される。このVmaxは、トナーを現像スリーブ3
7から感光ドラム36に向かう方向に付勢する電界を形
成するもので、印加時間はt1である。
【0020】以上のように、現像交流電圧生成回路72
からは、t2の期間においてVminの電圧が、また、
t1の期間においてVmaxの電圧が交互に出力される
が、実際に現像交流バイアスとして使用するには、Vm
inからVmax電圧への偏位スロ−プを急峻に波形整
形する必要があるため、図9に示すように、現像交流電
圧生成回路72からの出力を波形整形スイッチング回路
76により整形している。
【0021】この波形整形スイッチング回路76は、図
7に示すような周期の現像交流バイアス周波数に基づい
て、トランジスタ等のスイッチング素子によりVmin
及びVmaxをスイッチングするものであり、図10に
示すような波形の現像交流バイアスを生成している。
【0022】図11に、図9に示した現像交流電圧生成
回路72と波形整形スイッチング回路76の具体的な回
路例を示す。図11に示すように、現像交流電圧生成回
路72は、コンバータトランスTと整流ダイオードD1
と平滑コンデンサC1から構成されている。一方、波形
整形スイッチング回路76は、トランジスタQ1,Q2
及びデジタルトランジスタQ3と、抵抗器R2,R3で
構成されている。Q1は現像交流スイッチングトランジ
スタである。
【0023】以上のような回路において、現像交流スイ
ッチング周波数は、トランジスタQ3のベース端子に供
給され、Q3のコレクタが上記Q1のベースに接続され
ているので、Q1のスイッチングON/OFFは現像交
流スイッチング周波数にしたがって制御される。また、
Q1がON状態の期間は、Q2の動作により、Q1を流
れる吸い込み電流が定電流となっている。つまり、Q1
のエミッタとQ2のベース、さらにはQ2のコレクタと
Q1のベースが接続される構成となっているので、Q1
のエミッタとグランド間に接続される抵抗器R2により
検出される電流量をQ2ベース端子でモニタし、Q2の
コレクタがQ1のベースを制御することにより、Q1に
は定電流が流れる。
【0024】また、Q1コレクタには、抵抗器R1を介
して現像交流電圧生成回路72の出力端が接続されてお
り、Q1がOFF状態の時には抵抗器R1とコレクタの
接続点における電位をVminとし、Q1がON状態の
時には抵抗器R1とコレクタの接続点における電位をV
maxとする。
【0025】そして、Vmin電位からVmax電位に
遷移する現像交流電圧波形がカップリングコンデンサC
2を介して現像交流用コンバータ整流電圧と加算され、
現像交流バイアスが生成される。
【0026】したがって、現像交流バイアスは、Vma
xからVminに遷移する立ち上がりに関しては、上記
のフィードバックループの応答特性により支配され、V
minからVmaxに遷移する立ち下がりに関しては、
波形整形スイッチング回路76の応答特性により支配さ
れる関係にある。
【0027】また、上記で説明した現像交流波形のパラ
メータのいくつかは、設定範囲が制限されている。
【0028】まず、Vmaxは、気圧の低い高地地方で
は平地に比較して火花の発生する電位(リークする限
界)が低くなること、トナーカートリッジ容量が大きく
なると使用耐久期間が延びるために、コロがけずれて火
花の発生する可能性があることなどを考慮して、−13
00V〜−1500V程度に設定される。
【0029】次に、VDC(ave)は、反転現像にお
ける地肌かぶり除去の点から感光体帯電電位に対して設
定されるので、これも設定範囲が限られ、感光体帯電電
位を−650V程度に設定すると−550V〜−170
V程度に設定される。
【0030】さらに、現像交流スイッチング周波数は、
感光体帯電の一次交流周波数が決定されると、モアレの
ない範囲で選択範囲が決定され、一次交流スイッチング
周波数が1008Hzとすると、現像交流スイッチング
周波数は2016Hzのようになる。
【0031】以上のような制約の中で、トナーは、微粒
子化による違い、粒形状が円または楕円であるかの違
い、または材料の違いなどにより特性が異なるために、
最適なジャンビング現像を実現するには、現像交流周波
数のデューティー、SDギャップの変更などを行うこと
となる。
【0032】したがって、Vmax、VDC、現像交流
周期T(t1+t2)、トナーを現像スリーブ37から
感光ドラム36に向かう方向に付勢する電界を形成する
第1のピーク値Vmaxが印加される時間t1が規定さ
れると、現像交流バイアス振幅VDEVは、VDEV=
(−VDC−(−Vmax))×T/t2で決まってし
まう。一例として、Vmax:−1500V、VDC:
−200V、t2/T:0.55とすると、VDEV:
2364VP-Pとなり、グランド電位に対するVmin
は、 VDEV−|Vmax|=1864V ∴Vmin=1864−|VDC|=1664V となる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
で説明した波形整形スイッチング回路76のトランジス
タQ1として一般に入手可能なものは、最大耐圧電圧が
2000V〜2100Vであるのに対して、上記のよう
な2364VP-Pの場合、素子Q1のASOマージンを
考慮すると、2500V耐圧以上のものが必要であり、
このような高耐圧な素子は現段階では入手困難である。
また、仮に入手可能であってもコストが大幅に増加する
ことがあった。したがって、2364VP-Pのような高
電圧交流振幅が必要な場合、上記で説明した回路構成で
は、最適なジャンピング現像を行うための現像交流バイ
アスの実現が困難であった。
【0034】そこで、本発明は、最適なジャンピング現
像を行うことのできる画像形成装置を、低コストで提供
することを目的としている。
【0035】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、現像剤担持体上に現像剤を担持
して像担持体と対向した現像部に搬送し、該現像部にお
いて上記現像剤担持体と像担持体との間に、直流電圧に
交流電圧を重畳した現像バイアス電圧を印加して上記像
担持体上に形成された静電潜像を上記現像剤により現像
する画像形成装置において、上記現像交流バイアス電圧
生成のために現像高電圧をスイッチングするスイッチン
グ回路のスイッチング素子をカスコード接続としたこと
により達成される。
【0036】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、現像高電圧に対
し、カスコード接続をする少なくとも二つ以上のスイッ
チング素子の各々で現像高電圧に対する耐圧を分割する
回路としたことにより達成される。
【0037】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、上記第1の発明または第2の発明にお
いて、現像高電圧とグランドの電圧間で、グランド側に
接続される第1のスイッチング素子と、該第1のスイッ
チング素子の出力端と上記現像高電圧から負荷を介した
端子間で該第1のスイッチング素子にカスコード接続さ
れる第2のスイッチング素子とを備え、該第2スイッチ
ング素子のスイッチング制御バイアスを、上記第1スイ
ッチング素子のスイッチング制御バイアスと上記現像高
電圧電位間の任意の電位に設定したことにより達成され
る。
【0038】つまり、本出願に係る第1の発明において
は、現像交流バイアス波形生成における波形整形スイッ
チング回路部のスイッチング素子をカスコード接続とす
ることにより、各スイッチング素子でそれぞれ耐圧を分
割することが容易であり、最適なジャンピング現像に必
要な振幅が大きい高電圧の現像交流電圧を生成する。ま
た、カスコード接続なので、スイッチング素子のミラー
容量の影響を極力無視できる状態でスイッチング素子を
駆動させ、回路の周波数応答性を広帯域化する。したが
って、現像交流電圧波形のVmin電位からVmax電
位に遷移する立ち上がりエッジを急峻にして高画質化を
図る。
【0039】また、本出願に係る第2の発明において
は、上記第1の発明の現像高電圧に対し、カスコード接
続をする少なくとも二つ以上のスイッチング素子の各々
で現像高電圧に対する耐圧を分割する回路としたので、
通常の耐圧の素子により、最適なジャンピング現像に必
要な振幅の大きい高電圧の現像交流電圧を生成する。
【0040】さらに、本出願に係る第3の発明において
は、上記第1の発明または第2の発明のスイッチング素
子として、現像高電圧とグランドの電圧間で、グランド
側に接続される第1のスイッチング素子と、該第1のス
イッチング素子の出力端と上記現像高電圧から負荷を介
した端子間で該第1のスイッチング素子にカスコード接
続される第2のスイッチング素子とを備え、該第2スイ
ッチング素子のスイッチング制御バイアスを、上記第1
スイッチング素子のスイッチング制御バイアスと上記現
像高電圧電位間の任意の電位に設定したので、双方のス
イッチング素子の安定した動作を保証し、かつ、現像高
電圧に対する耐圧を適切に分割する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面の図1ないし図3に基づいて説明する。なお、上述
した従来例との共通箇所には同一符号を付す。
【0042】本実施形態の画像形成装置は、図2に示す
ように、静電潜像形成部に像担持体として有機半導体か
らなる感光層を塗布された感光ドラム36を備えてお
り、該感光ドラム36は、図中矢印に所定の速度で回転
し、その周囲に配置された一次帯電器34により、潜像
形成の前準備として例えば−650V前後の負電位に一
様に帯電する。
【0043】また、この感光ドラム36は半導体レーザ
やLED等の発光素子を含む光ビーム出射部31から照
射された光ビーム32により、画像情報に基づいて露光
され、露光した部分の電位が−100V程度に変化し
て、感光ドラム36上に静電潜像が形成される。
【0044】そして、感光ドラム36表面に形成された
静電潜像は、感光ドラム36の周囲に配置された現像装
置により現像剤を付着することにより現像される。この
現像装置は、現像剤として非磁性トナーを収容した現像
容器40と、該現像容器40内に配設された現像剤担持
体としての現像スリーブ37と、該現像スリーブ37に
接するように配設された塗布ローラ38及び弾性ブレー
ド39を備えている。
【0045】現像スリーブ37は、該現像スリーブ37
の下部斜めの位置に当接するように配設された塗布ロー
ラ38の矢印方向の回転により、現像容器40内の非磁
性トナーを現像スリーブ37の表面に擦り付けられ、こ
のトナーを担持しながら、感光ドラム36と対向した開
口部内で矢印方向に回転することにより、トナーを感光
ドラム36と対向した現像部分に搬送する。そして、こ
の搬送途上でトナーの層厚が弾性ブレード38により規
制され、現像スリーブ37上には一定厚の薄層のトナー
層が塗布される。この弾性ブレード38はウレタン等か
らなり、現像容器40の開口部上方に配置されて、上方
から垂下して現像スリーブ37の表面に弾性的に当接し
ている。
【0046】以上のような工程でトナーが撹拌されるこ
とにより、現像スリーブ37上に薄層に塗布されたトナ
ーは、−6.0μC/g〜−30.0μC/gの帯電電
荷が付与され、上記の感光ドラム36と現像スリーブ3
7との現像部において形成される現像バイアスにより、
現像スリーブ37から感光ドラム36へ、また感光ドラ
ム36から現像スリーブ37へと移行するようになって
いる。
【0047】したがって、このようなジャンピング現像
の場合には、トナーの特性の変化等に対応して適切な現
像交流周波数及びデューティーを設定する必要があり、
また、電位のレベルは火花の発生防止、地肌かぶり除去
等を考慮して設定する必要がある。その結果、現像交流
バイアス振幅は、例えば2400V程度必要となる。
【0048】そこで、本実施形態は、現像バイアス電源
1内のスイッチング回路を以下のように構成することに
より、このような高電圧の現像交流バイアスの実現を図
っている。以下、本実施形態におけるスイッチング回路
の構成及び現像交流バイアスの生成過程について説明す
る。
【0049】図1は、本実施形態における現像交流電圧
生成回路72と波形整形スイッチング回路2の具体例を
示す図、図3は、本実施形態における現像交流バイアス
生成過程及び図1の回路の電圧関係を示す図である。
【0050】図1に示すように、本実施形態の回路が図
11に示す従来例と異なる箇所は、図の一点鎖線で囲ん
だブロックである。即ち、本実施形態においては、第1
のスイッチング素子としてのスイッチングトランジスタ
Q1及び第2のスイッチングトランジスタQ4がカスコ
ード接続されており、スイッチングトランジスタQ4の
動作状態は、トランジスタQ5により印加されるバイア
ス電圧及びスイッチングトランジスタQ1の動作状態に
応じて制御される。そして、スイッチングトランジスタ
Q1の動作状態は、現像交流スイッチング周波数により
制御され、スイッチングトランジスタQ4のバイアス電
圧は、スイッチングトランジスタQ1のベース電圧をモ
ニタするトランジスタQ5により制御されている。つま
り、トランジスタQ5のエミッタと電源電圧24Vの間
には抵抗器R4が接続されており、トランジスタQ5
は、スイッチングトランジスタQ1のベース電圧をモニ
タした結果に基づいて、該エミッタから所定のバイアス
電圧を出力するバッファの機能を持っている。
【0051】また、コンデンサC3はQ4をベース接地
増幅器として動作させるために、交流インピーダンスを
接地電位にする機能をもったバイパスコンデンサであ
る。
【0052】以下、本実施形態の回路における動作につ
いて説明する。まず、現像交流スイッチング周波数
が、’H’アクティブ論理の期間は、トランジスタQ3
がON状態となり、電源電圧24Vから抵抗器R3を介
して流れる電流は、Q3のコレクタからエミッタを経て
グランドに流れ、Q3は飽和状態[VCE/(sat)- Q
3]となるので、ダイオードD3の順方向電圧をVF
(D3)とすると、スイッチングトランジスタQ1のベ
ース電位は[VCE/(sat)- Q3]となって、Q1は遮
断状態となる。したがって、スイッチングトランジスタ
Q4も遮断状態となり、Q4のコレクタ電圧はVmin
となる。
【0053】そして、このときのトランジスタQ5のベ
ース電位はVF(D3)+[VCE/(sat)- Q3]とな
り、Q5のエミッタ電位は、Q5のベース−エミッタ間
電圧をVbe(Q5)とすると、[VCE/(sat)- Q
3]+VF(D3)+Vbe(Q5)となる。また、ス
イッチングトランジスタQ4のベース電位は、{(Vm
in−VF(D2))−([VCE/(sat)- Q3]+V
F(D3)+Vbe(Q5))}×R5/(R5+R
6)+[VCE/(sat)- Q3]+VF(D3)+Vbe
(Q5)となる。さらに、Q4のエミッタ電位は、遮断
状態においてはベース電位よりも低くなることはないの
で、このベース電位と同程度と考えることができる。
【0054】つまり、Q4のエミッタ電位、即ちQ1の
コレクタ電位は、{(Vmin−VF(D2))−
([VCE/(sat)- Q3]+VF(D3)+Vbe(Q
5))}×R5/(R5+R6)+[VCE/(sat)- Q
3]+VF(D3)+Vbe(Q5)と同程度となり、
このときの現像交流バイアスであるVminを、二つの
スイッチングトランジスタQ4及びQ1で分割したこと
になる。
【0055】ここまでの現像交流バイアス、コンバータ
スイッチング周波数、並びに各電位の関係を、図3のt
2の期間に示す。
【0056】一方、現像交流スイッチング周波数が’
L’アクティブ論理の期間は、トランジスタQ3がOF
F状態となり電源電圧24Vから抵抗器R3を介してス
イッチングトランジスタQ1のベースに電流が流れるの
で、Q1は活性化されて導通状態となる。すると、Q1
の導通電流は抵抗器R2で電圧変換され、Q1のエミッ
タ電位をモニタするトランジスタQ2のベースに入力さ
れるので、その結果、Q2のコレクタ出力によりQ1の
ベース電位が制御されて、Q1の導通電流は定電流動作
を行うことになる。
【0057】この状態では、Q1及びQ2のベース−エ
ミッタ間電圧をそれぞれVbe(Q1)、Vbe(Q
2)とすると、Q1のベース電位はVbe(Q1)+V
be(Q2)となる。また、このとき、Q5のベース電
位はVF(D3)+Vbe(Q1)+Vbe(Q2)と
なるため、Q5のエミッタからは、VF(D3)+Vb
e(Q1)+Vbe(Q2)+Vbe(Q5)の電圧が
出力され、スイッチングトランジスタQ4は活性化され
導通状態となる。
【0058】したがって、この場合には、Q4のコレク
タ電圧は、Vmax=Vbe(Q2)+[VCE/(sat)
- Q1]+[VCE/(sat)- Q4]となり、Q1のコレ
クタ電圧は、Vmax−[VCE/(sat)- Q4]とな
る。
【0059】ここまでの現像交流バイアス、コンバータ
スイッチング周波数、並びに各電位の関係を、図3のt
1の期間に示す。
【0060】そして、上述のようにして生成した現像交
流電圧は、カップリングコンデンサC2を介して現像直
流バイアスに重畳させることにより、現像バイアス電圧
を生成し、出力する。
【0061】以上に説明したように、本実施形態におい
ては、スイッチングトランジスタQ4のコレクタ電位を
Vmin〜Vmaxの電位レンジで推移させるものであ
り、この電位レンジは、従来例でも説明したように、最
適なジャンピング現像の実現のため、最大で2400V
程度とされる場合もある。
【0062】したがって、Vmin〜Vmaxの電位レ
ンジが1800Vp-p程度となった場合に従来と同様の
構成では、スイッチングトランジスタの耐圧は、少なく
とも 2000V〜2100V程度必要であり、入手経路
も限定されトランジスタ素子のコストも高価となること
があった。まして、Vmin〜Vmaxの電位レンジが
最大2400Vp-p程度となり、ASOマージンを考慮
して耐圧が2500V程度となった場合には、このよう
な高耐圧素子を入手するのは困難であり、実現不可能と
なる場合もあった。
【0063】しかしながら、本発明の回路構成ではVm
in〜Vmaxの電位レンジをスイッチングトランジス
タQ1及びQ4で分割するので、それぞれのトランジス
タの耐圧は、従来回路例の要求耐圧の約1/2程度で実
現可能となる。即ち、Vmin〜Vmaxの電位レンジ
が最大2500V程度であっても、Q1及びQ4に必要
なスイッチングトランジスタ素子耐圧は1300V程度
であれば良く、入手も容易で、コストも安価である。
【0064】また、カスコード接続なので、スイッチン
グトランジスタQ1のベース/コレクタ間の容量Cob
により発生するミラー容量の影響を極力無視できる状態
でトランジスタを駆動できることによって、現像交流バ
イアス生成スイッチング回路の周波数応答特性を広帯域
化することができる。
【0065】したがって、現像交流電圧波形のVmin
電位からVmax電位に遷移する立ち下がりエッジを急
峻にでき、ジャンピング現像を効率的に動作できるの
で、高画質化に寄与する。
【0066】なお、トナーの特性によっては、上記立ち
下がりエッジをなだらかとする必要が生じる場合もある
が、そのような場合においても、周波数応答特性を広帯
域化することは容易ではないが、広帯域化から帯域を低
域にシフトすることは容易である。
【0067】また、以上の説明では、現像剤として、一
成分の非磁性トナーを想定して説明したが、本発明は特
にこれに限定されるものではなく、一成分の磁性トナー
を用いても良く、さらに二成分トナーを用いた現像装置
においても同様に適用できる。また、説明では負に帯電
したトナーを例としたが、正に帯電したトナーを用いて
も良く、この場合には本発明における各バイアス極性の
正負を逆に設定すれば良い。さらに、現像工程は、感光
ドラム上に照射された部分が明部で、トナーが負帯電と
なることを前提とした反転現像法を想定して説明した
が、正転現像法を用いた装置にも同様に適用できる。ま
た、本実施形態の回路構成では、カスコード接続を構成
するスイッチング素子は二つの場合で説明したが、特に
個数は限定されるものではなく、少なくとも二つ以上複
数のスイッチング素子であってもよい。さらに、本実施
形態の回路構成では、スイッチング素子にトランジスタ
を例として用いたが、例えばFET、パワーMOS、I
GBT等高電圧スイッチング素子であれば特に限定され
ない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、交流現像バイアス波形生成における波
形整形スイッチング回路部のスイッチング素子をカスコ
ード接続とすることにより、現像交流電圧の振幅が大き
い高電圧の場合でも、各スイッチング素子でそれぞれ耐
圧を容易に分割できるので、各スイッチング素子耐圧は
通常の耐圧で良く、素子の入手が容易で、低コストであ
り、最適なジャンピング現像を容易かつ低コストで実現
可能となる。また、カスコード接続なので、スイッチン
グ素子のミラー容量の影響を極力無視できる状態でスイ
ッチング素子を駆動できることによって、回路の周波数
応答性が広帯域化することができる。したがって、現像
交流電圧波形のVmin電位からVmax電位に遷移す
る立ち下がりエッジを急峻にでき、高画質化を図ること
ができる。
【0069】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明の現像高電圧に対し、カスコード接続を
する少なくとも二つ以上のスイッチング素子の各々で現
像高電圧に対する耐圧を分割する回路としたので、通常
の耐圧の素子を用いることができ、通常の耐圧の素子に
より、最適なジャンピング現像に必要な振幅の大きい高
電圧の現像交流電圧を生成することができる。
【0070】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記第1の発明または第2の発明のスイッチング素
子として、現像高電圧とグランドの電圧間で、グランド
側に接続される第1のスイッチング素子と、該第1のス
イッチング素子の出力端と上記現像高電圧から負荷を介
した端子間で該第1のスイッチング素子にカスコード接
続される第2のスイッチング素子とを備え、該第2スイ
ッチング素子のスイッチング制御バイアスを、上記第1
スイッチング素子のスイッチング制御バイアスと上記現
像高電圧電位間の任意の電位に設定したので、双方のス
イッチング素子の安定した動作を保証することができ、
かつ、現像高電圧に対する耐圧を適切に分割することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における現像交流バイアス
スイッチング回路の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における画像形成装置の概
略構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態における現像交流バイアス
生成過程及び図1の回路の電圧関係を示す図である。
【図4】従来例における現像装置ブロック図である。
【図5】従来例における一次帯電部の詳細図である。
【図6】従来例における静電潜像生成過程を説明する図
である。
【図7】従来例における現像バイアス波形例である。
【図8】従来例における現像部の詳細図である。
【図9】従来例における現像交流バイアス生成ブロック
図である。
【図10】従来例における現像交流バイアス生成過程を
示す図である。
【図11】従来例における現像交流バイアススイッチン
グ回路構成図である。
【符号の説明】
2 波形整形スイッチング回路 36 感光ドラム(像担持体) 37 現像スリーブ(現像剤担持体) Q1 スイッチングトランジスタ(第1のスイッチング
素子) Q4 スイッチングトランジスタ(第2のスイッチング
素子)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持体上に現像剤を担持して像担
    持体と対向した現像部に搬送し、該現像部において上記
    現像剤担持体と像担持体との間に、直流電圧に交流電圧
    を重畳した現像バイアス電圧を印加して上記像担持体上
    に形成された静電潜像を上記現像剤により現像する画像
    形成装置において、上記現像バイアス電圧生成のために
    現像高電圧をスイッチングする回路のスイッチング素子
    をカスコード接続としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 現像高電圧に対し、カスコード接続をす
    る少なくとも二つ以上のスイッチング素子の各々で現像
    高電圧に対する耐圧を分割する回路としたこととする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 現像高電圧とグランドの電圧間で、グラ
    ンド側に接続される第1のスイッチング素子と、該第1
    のスイッチング素子の出力端と上記現像高電圧から負荷
    を介した端子間で該第1のスイッチング素子にカスコー
    ド接続される第2のスイッチング素子とを備え、該第2
    スイッチング素子のスイッチング制御バイアスを、上記
    第1スイッチング素子のスイッチング制御バイアスと上
    記現像高電圧電位間の任意の電位に設定したこととする
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
JP8168717A 1996-06-10 1996-06-10 画像形成装置 Pending JPH09329947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8168717A JPH09329947A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8168717A JPH09329947A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09329947A true JPH09329947A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15873146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8168717A Pending JPH09329947A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09329947A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1349015A2 (en) * 2002-03-25 2003-10-01 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof
US6708014B2 (en) 2001-03-15 2004-03-16 Ricoh Company, Ltd. Electrostatic transportation device, development device and image formation apparatus
US7672625B2 (en) 2006-03-09 2010-03-02 Ricoh Company, Ltd. Developing device using electrostatic transport and hopping (ETH)
US7672604B2 (en) 2005-03-16 2010-03-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method using electrostatic transport and hopping
US7725056B2 (en) 2006-01-10 2010-05-25 Ricoh Co., Ltd. Triboelectric charging device and field assisted toner transporter

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6708014B2 (en) 2001-03-15 2004-03-16 Ricoh Company, Ltd. Electrostatic transportation device, development device and image formation apparatus
EP1349015A2 (en) * 2002-03-25 2003-10-01 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof
US6901231B1 (en) 2002-03-25 2005-05-31 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof
EP1619560A1 (en) * 2002-03-25 2006-01-25 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof
US7024142B2 (en) 2002-03-25 2006-04-04 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof
EP1731974A1 (en) * 2002-03-25 2006-12-13 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus, developing method, image forming method, image forming apparatus and cartridge thereof
US7200352B2 (en) 2002-03-25 2007-04-03 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof
US7672604B2 (en) 2005-03-16 2010-03-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method using electrostatic transport and hopping
US7725056B2 (en) 2006-01-10 2010-05-25 Ricoh Co., Ltd. Triboelectric charging device and field assisted toner transporter
US7672625B2 (en) 2006-03-09 2010-03-02 Ricoh Company, Ltd. Developing device using electrostatic transport and hopping (ETH)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4797335A (en) Developing method for electrostatic images using composite component developer under non-contacting conditions
JPH07253693A (ja) 画像形成装置における電位制御方法
JPH11167251A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
EP0723212B1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JPH09329947A (ja) 画像形成装置
JP3096156B2 (ja) 高圧電源装置及び高圧電源装置を用いた電子写真方式プリンタ
EP1569045A2 (en) Power supply for hybrid scavengeless development type image forming system
US5262828A (en) Developing bias power unit for use in an image forming apparatus
JP2952009B2 (ja) 画像形成装置
JP2887015B2 (ja) 現像方法および現像装置
JPS58187962A (ja) 画像形成方法
JP2547218B2 (ja) 反転画像形成装置
JP2004144783A (ja) 画像形成装置
US6295431B1 (en) Apparatus for non-interactive electrophotographic development
JP3241411B2 (ja) 画像形成装置
JPH0312671A (ja) 電子写真装置
JP3248637B2 (ja) 画像形成装置
JPH0816001A (ja) 画像形成装置
JP2986026B2 (ja) 現像方法
JP2000056546A (ja) 現像バイアス制御装置及び現像バイアス制御方法
JPH09106175A (ja) 画像形成装置
JP2000350469A (ja) 高圧電源装置
JPS63265253A (ja) 電子写真装置
JPH0338666A (ja) 画像形成装置
JPS6029948B2 (ja) 複写装置におけるバイアス電源制御方式