JPH0932984A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0932984A
JPH0932984A JP7203214A JP20321495A JPH0932984A JP H0932984 A JPH0932984 A JP H0932984A JP 7203214 A JP7203214 A JP 7203214A JP 20321495 A JP20321495 A JP 20321495A JP H0932984 A JPH0932984 A JP H0932984A
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tightening
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忠弘 大見
Michio Yamaji
道雄 山路
Shinichi Ikeda
信一 池田
Tsutomu Shinohara
努 篠原
Kazuhiro Yoshikawa
和博 吉川
Tetsuya Kojima
徹哉 小島
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/04Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締付け完了時に液だまりとなる凹所がなく、
ガスケットの内周部にしわが生じることがなく、締付時
の手応えの変化により、締付け完了を感知しやすい管継
手を提供する。 【解決手段】 各継手部材1,2 の突合わせ端面に、その
内縁よりも半径方向外側に寄ったところにシール突起3
7,38 が設けられている。ねじが締付けられて、各シー
ル突起37,38 の先端がガスケット3 の端面に接したさ
い、各継手部材1,2 の突合わせ端面の外側平坦面17,18
とガスケット3 の各端面との間に、各継手部材1,2 の突
合わせ端面の内側平坦面15,16 とガスケット3 の各端面
との間隙G1よりも大きくかつ締付完了時にはなくなる間
隙G2が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】突合わせ端面にそれぞれ環状のシール突
起が設けられている一対の管状継手部材と、両継手部材
の突合わせ端面の間に介在させられる円環状ガスケット
と、両継手部材を連結するナットとを備えている管継手
として、特公平2−62756に、シール突起がガスケ
ットの半径方向中央部を押圧するものが開示されてい
る。
【0003】上記の管継手では、継手部材の突き合わせ
端面の内縁部とガスケットの端面の内縁部との間に液だ
まりとなる凹所が形成されるという問題があった。
【0004】そこで、本出願人は、図25に示すよう
に、両継手部材(41)(42)、両シール突起(43)(44)および
ガスケット(45)の各内径が相等しく、かつ各シール突起
(43)(44)がガスケット(45)の内縁部全周にわたって当接
するようになされている管継手を出願した(特開平4−
438183号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記出願の管継手で
は、液だまりとなる凹所がなく、半導体の製造用などの
極めて高い清浄度が要求される用途に適しているが、こ
の管継手には、次のような問題がある。すなわち、図2
5は、この管継手を適正範囲の限界まで締め付けた時の
状態を極めて誇張して描いたものであるが、同図に示す
ように、この管継手では、ナットを締め付けていくと、
ガスケット(45)の両端面の内縁部が各シール突起(43)(4
4)によって凹まされ、この結果、適正な締付けとされる
範囲であってもガスケットの内周部(45a) にしわ(S) が
生じ、このしわ(S) にごみが溜まるという問題がある。
【0006】この発明の目的は、締付け完了時に液だま
りとなる凹所がなくしかもガスケットの内周部にしわが
生じることがない管継手を提供することにある。
【0007】この発明の他の目的は、締付時の手応えの
変化により、締付け完了を感知しやすい管継手を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による管継手
は、一対の管状継手部材と、両継手部材の突合わせ端面
の間に介在させられる円環状ガスケットと、両継手部材
を連結するねじ手段とを備え、各継手部材の突合わせ端
面またはガスケットの両端面にそれぞれシール突起が設
けられ、締付け完了時に、シール突起の無いほうの面に
シール突起に対応する凹みが生じるとともに、各継手部
材の突合わせ端面の内縁部とガスケットの各端面の内縁
部とがそれぞれ密接するようになされている管継手にお
いて、各シール突起は、シール突起が設けられている端
面の内縁よりも半径方向外側に寄ったところにあること
を特徴とするものである。
【0009】ねじが締付けられて、各シール突起の先端
がシール突起の無いほうの面に接したさい、各継手部材
の突合わせ端面とガスケットの各端面の外縁部との間
に、各継手部材の突合わせ端面とガスケットの各端面の
内縁部との間隙よりも大きくかつ締付完了時にはなくな
る間隙が形成されていることが好ましい。
【0010】各シール突起が、シール突起が設けられて
いる端面から半径方向外側にのびる断面円弧状部と、同
端面から軸方向にのびかつ断面円弧状部の先端に連なる
断面直線状部とよりなることがある。
【0011】各継手部材の突合わせ端面の外縁部に、締
過ぎ防止突起が設けられており、両突起間に、各継手部
材の突合わせ端面とガスケットの各端面の外縁部とが密
接するさいに締付けに対する抵抗力が生じるようになさ
れていることがある。
【0012】各シール突起は、各継手部材の突合わせ端
面に設けられており、ガスケット(3) の両端面に、シー
ル突起に対応する凹部が設けられていることがある。ま
た、各シール突起は、ガスケットの両端面に設けられて
おり、各継手部材の突合わせ端面に、シール突起に対応
する凹部が設けられていることがある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。なお、以下の説明にお
いて、図1の左右を左右とする。
【0014】図1および図2に示すように、管継手は、
第1管状継手部材(1) および第2管状継手部材(2) と、
第1管状継手部材(1) の右端面と第2管状継手部材(2)
の左端面との間に介在させられる円環状ガスケット(3)
と、円環状ガスケット(3) を保持しかつ第1管状継手部
材(1) に保持されるリテーナ(5) とを備えており、第2
継手部材(2) 側から第1継手部材(1) にねじはめられた
ナット(4) により、第2継手部材(2) が第1継手部材
(1) に固定されている。各継手部材(1)(2)の突合わせ端
面の半径方向略中央部には、環状のシール突起(7)(8)が
それぞれ形成され、同外周部には、環状の締過ぎ防止用
突起(9)(10) がそれぞれ形成されている。
【0015】ガスケット(3) の両端面は、軸方向に対し
て直角な平坦面とされている。ガスケット(3) の外周面
には、外向きフランジよりなる抜止め部(3b)が設けられ
ており、ガスケット(3) をリテーナ(5) に保持させたり
リテーナ(5) を各継手部材(1)(2)に保持させたりする作
業がやりやすい。
【0016】両継手部材(1)(2)およびガスケット(3)
は、SUS316L製である。両継手部材(1)(2)の内径
とガスケット(3) の内径とは、等しくなされている。両
継手部材(1)(2)およびガスケット(3) の材質としては、
SUS316L以外のステンレス鋼やその他の金属が適
宜採用される。
【0017】リテーナ(5) はステンレス鋼板で一体的に
形成されたもので、円環部(25)と、円環部(25)右端に内
方突出状に設けられた3つの爪(28)を備えガスケット
(3) の外周面を保持するガスケット保持部(26)と、第1
管状継手部材(1) の右端面に係合するようになされた継
手部材保持部(29)とよりなる。3つの爪(28)は若干弾性
を有しており、各爪(28)の先端には、右方に折曲げられ
た若干の弾性を有する折曲げ部(28a) が設けられてい
る。そして、各爪(28)の内側にガスケット(3) が嵌め込
まれ、折曲げ部(28a) がガスケット(3) に密着させられ
てガスケット(3) のリテーナ(5) 内における半径方向お
よび軸方向への移動が阻止されている。円環部(25)に
は、3つの爪(28)が設けられている位置において、それ
ぞれ一対の軸線方向切欠きが設けられており、これによ
って形成された3つの爪状保持部(30)によって継手部材
保持部(29)が構成されている。3つの爪状保持部(30)
は、弾性力によって第1継手部材(1) の右端部外面を挾
みつけることにより、リテーナ(5)を第1管状継手部材
(1) に保持している。爪(28)および爪状保持部(30)は、
3つに限られるものではなく、4つ設けられることもあ
る。
【0018】ナット(4) の右端部には内向きフランジ(1
1)が形成されており、このフランジ(11)の部分が第2継
手部材(2) の周囲にはめられている。ナット(4) の左端
部の内周にはめねじ(12)が形成されており、これが第1
継手部材(1) の右側に形成されたおねじ(14)にねじはめ
られている。第2継手部材(2) の左端部外周には外向き
フランジ(13)が形成されており、これとナット(4) の内
向きフランジ(11)との間に共回り防止用のスラスト玉軸
受(6) が介在させられている。
【0019】図3および図4は、この発明による管継手
の第1実施例の要部を詳しく示すもので、各シール突起
(7)(8)は、断面が円弧状であり、各突合わせ端面におけ
るシール突起(7)(8)の内外両側には、内側平坦面(15)(1
6)および外側平坦面(17)(18)が形成されている。内側平
坦面(15)(16)は、外側平坦面(17)(18)より左右方向ガス
ケット(3) 側に突出させられている。
【0020】各締過ぎ防止用環状突起(9)(10) は、シー
ル突起(7)(8)よりも左右方向ガスケット(3) 側に突出さ
せられており、適正な締付けよりもさらに締付けようと
したさいに、リテーナ(5) をその両面から押圧するよう
になされている。各締過ぎ防止用環状突起(9)(10) は組
立て前の各継手部材(1)(2)のシール突起(7)(8)を保護し
ており、これにより、シール性に重要な影響を及ぼすシ
ール突起(7)(8)が傷付くことが防止されている。
【0021】図3は、ナット(4) を手で締め付けた状態
を拡大して示すものであるが、同図に示すように、ナッ
ト(4) が締付けられていくと、シール突起(7)(8)の最突
出端がガスケット(3) の端面にまず当接するが、このと
きには各継手部材(1)(2)の内側平坦面(15)(16)とガスケ
ット(3) の左右端面との間には、それぞれ内側隙間(G1)
が存在しており、各継手部材(1)(2)の外側平坦面(17)(1
8)とガスケット(3) の左右端面との間には、これよりも
大きい外側隙間(G2)がそれぞれ存在している。また、締
過ぎ防止用環状突起(9)(10) とリテーナ(5) との間に
は、さらに大きい隙間(G3)が存在している。すなわち、
G1<G2<G3となっている。手で締め付けた状態か
らスパナ等によりさらにナット(4) を締付けていくと、
ガスケット(3) が変形し、まず内側隙間(G1)が0とな
る。このとき、外側隙間(G2)は0ではない。そして、適
正な締付け時には、図4に示すように、外側隙間(G2)も
0となって、内側平坦面(15)(16)がガスケット(3) の左
右端面の内縁部に密接して、各継手部材(1)(2)の内周(1
a)(2a)とガスケット(3) の内周(3a)とがほぼ面一とな
る。すなわち液だまりとなる凹所は存在しなくなる。な
お、締過ぎ防止用環状突起(9)(10) とリテーナ(5) との
間の隙間(G3)は、このときでも0にはなっていない。そ
して、これよりさらに締付けると、締過ぎ防止用環状突
起(9)(10) とリテーナ(5) との間の隙間(G3)が0とな
り、締付けに対する抵抗力が非常に大きくなり、締過ぎ
が防止される。
【0022】上記第1実施例において、ガスケット(3)
および各シール突起(7)(8)の寸法については、締付トル
クを適正な値としたときにガスケット(3) と各シール突
起(7)(8)との隙間(G1)(G2)がなくなるように決定され
る。一例を挙げると、各シール突起(7)(8)の突起高さが
内側平坦面(15)(16)から0.1mm、円弧の半径が0.
5mmとなされ、外側平坦面(17)(18)は、内側平坦面(1
5)(16)より0.02mm凹まされている。また、手で締
付けたときの各締過ぎ防止用環状突起(9)(10) とリテー
ナ(5) との距離は、0.17mmとされている。そし
て、手で締付けた状態を基準として56.7°回転させ
たときに、内側平坦面(15)(16)がガスケットに当接し、
68°締付けたときには、外側平坦面(17)(18)が当接す
る。そして最終的にちょうど90°締付けたときには、
手で締付けた状態を基準として両継手部材(1)(2)の間隔
が0.317mm狭くなり、内側平坦面(15)(16)が0.
06mm、外側平坦面(17)(18)が0.04mmそれぞれ
ガスケット(3) に食い込むことになる。これよりさらに
5.7°締付けると、締過ぎ防止突起(9)(10) がリテー
ナ(5) に接触し、締過ぎが防止される。
【0023】なお、各シール突起(7)(8)の円弧面は部分
的に直線部分を含んでいてもよく、各円弧面の最突出端
近くの断面形状は円弧でなく直線であってもよい。図5
および図6と図10から図13までとに、突起形状を種
々変更した実施例を示す。なお、以下の説明において
は、突起のみが異なる継手部材(1)(2)については、突起
の符号のみを変更するとともに、継手部材(1)(2)以外の
共通部材についても同じ符号を付してこれらの説明を省
略する。
【0024】図5および図6に示す第2実施例では、各
継手部材(1)(2)のシール突起(37)(38)は、図3および図
4に示す第1実施例のシール突起(7)(8)の外周部分を一
部削除することにより、シール突起(37)(38)の基端部の
外周面が、軸方向にのびるようにしたものである。各シ
ール突起(37)(38)の断面の輪郭形状は、各継手部材(1)
(2)の突き合わせ端面から半径方向外側にのびる円弧部
(37b)(38b)と、同端面から軸方向にのびかつ円弧部(37
b)(38b)の先端に連なる直線部(37a)(38a)とよりなる。
円弧部(37b)(38b)は、直線部(37a)(38a)よりも半径方向
内寄りの点を中心とする円弧とされている。
【0025】寸法は、各シール突起(37)(38)の突起高さ
が各継手部材(1)(2)の内側平坦面(15)(16)から0.1m
m、円弧の半径が0.5mmとなされ、外側平坦面(17)
(18)は、内側平坦面(15)(16)より0.02mm凹まされ
ている。また、手で締付けたときの各締過ぎ防止用環状
突起(9)(10) とリテーナ(5) との距離は、0.17mm
とされている。そして、手で締付けた状態を基準として
56.7°回転させたときに、内側平坦面(15)(16)がガ
スケット(3) に当接し、68°締付けたときには、外側
平坦面(17)(18)がガスケット(3) に当接する。そして最
終的にちょうど90°締付けたときには、手で締付けた
状態を基準として両継手部材(1)(2)の間隔が0.317
mm狭くなり、内側平坦面(15)(16)が0.06mm、外
側平坦面(17)(18)が0.04mmそれぞれガスケット
(3) に食い込むことになる。これよりさらに5.7°締
付けると、締過ぎ防止突起(9)(10) がリテーナ(5) に接
触し、締過ぎが防止される。
【0026】図7および図8は、上記第1および第2実
施例のものについて、ナット(4) の回転角度を縦軸に取
り、締付トルクを横軸に取って両者の関係を調べたもの
である。図7は、第1実施例に対するものであって、ナ
ット(4) を締付けていくにしたがって、ほぼ直線的に締
付トルクが増加していることがわかる。図8は、第2実
施例に対するものであって、ナット(4) の回転角度が約
70°のところで、傾きが変化していることがわかる。
すなわち、第2実施例ものでは、第1実施例ものに比べ
てシール突起(37)(38)の半径方向の長さが小さくなって
いるので、外側平坦面(17)(18)がガスケット(3) に当接
するまでは、ナット(4) の回転角度に対する締付トルク
の増加が小さく、したがって、グラフの傾きが立ってい
るのに対して、外側平坦面(17)(18)がガスケット(3) に
当接してからは、各継手部材(1)(2)とガスケット(3) と
の接触面積の大きさが第1実施例ものに比べて大きいの
で、ナット(4) の回転角度に対する締付トルクの増加が
大きく、したがって、グラフの傾きが水平に近くなる。
そのため、ナット(4) の回転角度が約70°のところ
で、傾きが変化していることが明確にわかるようになっ
ている。
【0027】図9は、第3実施例のものについて、ナッ
ト(4) の回転角度を縦軸に取り、締付トルクを横軸に取
って両者の関係を調べたものである。第3実施例の管継
手は、図示省略したが、第2実施例では、手で締付けた
ときの各締過ぎ防止用環状突起(9)(10) とリテーナ(5)
との距離が、0.17mmとされていたのに対して、こ
の距離を0.15mmとしたものである。したがって、
外側平坦面(17)(18)がガスケット(3) に当接したときの
締過ぎ防止突起(9)(10) とリテーナ(5) との距離が、計
算上0.03mmとなっている。そして、手で締付けた
状態を基準として約85°ナットを回転させたときに、
締過ぎ防止突起(9)(10) とリテーナ(5)とが接触し、こ
れによりグラフの傾きがより水平に近くなっている。し
たがって、約85°ナット(4) を回転させたときの締付
けトルクの手応えは非常に大きく、これにより、締付け
の作業を行っているものは、締付け終了を感知すること
ができる。
【0028】図10は、第4実施例を示すもので、各シ
ール突起(47)(48)の断面形状が、方形となされている。
このようなシール突起(47)(48)を有する管継手における
ナット(4) の回転角度と締付トルクとの関係は、図8ま
たは図9とほぼ同じになるが、シール突起(47)(48)の先
端部と基端部とで接触面積が変化しないので、シール突
起(47)(48)の基端部がガスケット(3) の端面に接触する
までのトルク変化が一定となり、これ以降の傾きの変化
がより明確になる。
【0029】図11は、第5実施例を示すもので、各シ
ール突起(57)(58)の断面形状が、二等辺三角形となされ
ている。図12は、第6実施例を示すもので、各シール
突起(67)(68)の断面形状が、外周面が軸方向にのびる直
角三角形となされている。図13は、第7実施例を示す
もので、各シール突起(77)(78)の断面形状が、内周面が
軸方向にのびる直角三角形となされている。第5実施例
から第7実施例までのシール突起(57)(58)(67)(68)(77)
(78)を有する管継手におけるナット(4) の回転角度と締
付トルクとの関係は、図8または図9に近いものとなる
が、これらのシール突起(57)(58)(67)(68)(77)(78)の先
端が尖っているので、各シール突起(57)(58)(67)(68)(7
7)(78)が対応するガスケット(3) の端面に接触している
間の締付けトルクの増加割合が第2実施例のものと比べ
て小さいという特徴を有しており、このため、締付後半
における手応え変化を感じとりやすく、締付けが終了し
たことをより感知しやすい。第5実施例から第7実施例
までのシール突起(57)(58)(67)(68)(77)(78)を有する管
継手は、第1および第2実施例に示した円弧状の突起
(7)(8)(37)(38)のものに比べると、痛みやすいという点
で若干劣っており、管継手の要求性能に応じて、シール
突起の形状が適宜選択される。なお、第2実施例に示し
たシール突起(37)(38)は、締付完了時に傾きが変化して
いることが明確にわかるようになっているという利点を
有しているだけでなく、先端が円弧状であるので、シー
ル突起を加工硬化することができ、その結果、十分な耐
久性も有している。
【0030】上記第1から第7までの実施例では、ガス
ケットの両端面がともに平坦であり、各シール突起が継
手部材に設けられているが、ガスケットの両端面にシー
ル突起を設けて、継手部材の突き合わせ端面を平坦にし
てもよい。このような例を図14から図17までに示
す。
【0031】図14は、第8実施例を示すもので、シー
ル突起(87)(88)の断面形状が、方形となされているもの
で、シール突起(87)(88)の先端部と基端部とで接触面積
が変化しないので、シール突起(87)(88)の基端部がガス
ケット(3) の端面に接触するまでのトルク変化が一定と
なり、これ以降の傾きの変化がより明確になるという特
徴を有している。図15は、第9実施例を示すもので、
シール突起(97)(98)の断面形状が、二等辺三角形となさ
れている。図16は、第10実施例を示すもので、シー
ル突起(107)(108)の断面形状が、外周面が軸方向にのび
る直角三角形となされている。図17は、第11実施例
を示すもので、シール突起(117)(118)の断面形状が、内
周面が軸方向にのびる直角三角形となされている。これ
らの三角形状シール突起(97)(98)(107)(108)(117)(118)
では、その先端が尖っているので、各シール突起(97)(9
8)(107)(108)(117)(118)が対応するガスケット(3) の端
面に接触している間の締付けトルクの増加割合が第2実
施例のものと比べて小さいという特徴を有しており、こ
のため、締付後半における手応え変化を感じとりやす
く、締付けが終了したことをより感知しやすいという特
徴を有している。
【0032】第8から第11実施例において、各継手部
材(1)(2)の突き合わせ端面は、内側平坦面(15)(16)と外
側平坦面(17)(18)とが面一となされており、ガスケット
(3)の内側平坦面(19)(20)が、その外側平坦面(21)(22)
よりも左右方向継手部材(1)(2)側に突出させられてい
る。したがって、ナット(4) を手で締め付けた状態で
は、各継手部材(1)(2)の内側平坦面(15)(16)とガスケッ
ト(3) の内側平坦面(19)(20)との間には、それぞれ内側
隙間(G1)が存在しており、各継手部材(1)(2)の外側平坦
面(17)(18)とガスケット(3) の外側平坦面(21)(22)との
間には、これよりも大きい外側隙間(G2)がそれぞれ存在
しており、また、締過ぎ防止用環状突起(9)(10) とリテ
ーナ(5) との間には、さらに大きい隙間(G3)が存在して
おり、すなわち、G1<G2<G3となっている。これ
らの隙間(G1)(G2)(G3)は、締付完了時には、すべて0に
なる。
【0033】図18から図21までには、シール突起を
有する継手部材を使用するとともに、ガスケットの両端
面にシール突起に対応する凹部を設けた例を示す。
【0034】図18は、第12実施例を示すもので、各
継手部材(1)(2)のシール突起(127)(128)の断面形状が、
第2実施例のものとほぼ同様で、ガスケット(3) には、
このシール突起(127)(128)とほぼ同様の形状でかつこれ
よりも若干小さい凹部(129)(130)が設けられている。図
19は、第13実施例を示すもので、各継手部材(1)(2)
のシール突起(137)(138)の断面形状が、二等辺三角形と
なされており、ガスケット(3) には、このシール突起(1
37)(138)とほぼ同様の形状でかつこれよりも若干小さい
凹部(139)(140)が設けられている。図20は、第14実
施例を示すもので、シール突起(147)(148)の断面形状
が、外周面が軸方向にのびる直角三角形となされてお
り、ガスケット(3) には、このシール突起(147)(148)と
ほぼ同様の形状でかつこれよりも若干小さい凹部(149)
(150)が設けられている。図21は、第15実施例を示
すもので、シール突起(157)(158)の断面形状が、内周面
が軸方向にのびる直角三角形となされており、ガスケッ
ト(3) には、このシール突起(157)(158)とほぼ同様の形
状でかつこれよりも若干小さい凹部(159)(160)が設けら
れている。
【0035】上記第12から第15までの実施例におい
て、ガスケットの凹部は、平坦な端面に設けられてお
り、各継手部材の内側平坦面(15)(16)は、外側平坦面(1
7)(18)より左右方向ガスケット(3) 側に突出させられて
いる。したがって、ナット(4)を手で締め付けた状態で
は、各継手部材(1)(2)の内側平坦面(15)(16)とガスケッ
ト(3) の左右端面との間には、それぞれ内側隙間(G1)が
存在しており、各継手部材(1)(2)の外側平坦面(17)(18)
とガスケット(3) の左右端面との間には、これよりも大
きい外側隙間(G2)がそれぞれ存在しており、また、締過
ぎ防止用環状突起(9)(10) とリテーナ(5) との間には、
さらに大きい隙間(G3)が存在しており、すなわち、G1
<G2<G3となっている。これらの隙間(G1)(G2)(G3)
は、締付完了時には、すべて0になる。
【0036】上記第12から第15までの実施例のもの
では、第1実施例から第2実施例までのものと同じ効果
が得られるほかに、シール突起(127)(128)(137)(138)(1
47)(148)(157)(158)とガスケット(3) の凹部(129)(130)
(139)(140)(149)(150)(159)(160)との接触面積は、シー
ル突起(7)(8)(37)(38)と平坦なガスケット(3) の端面と
の接触面積よりも大きく、シール突起(127)(128)(137)
(138)(147)(148)(157)(158)が痛みにくいという利点を
有し、さらに、シール突起(127)(128)(137)(138)(147)
(148)(157)(158)が凹部(129)(130)(139)(140)(149)(15
0)(159)(160)に嵌まり合うときにガスケット(3) の位置
決めがなされるという利点も有している。これらの第1
2から第15までの実施例のものでは、ガスケット(3)
の位置決め精度の要求レベルが低い場合には、リテーナ
(5) を省略することも可能となる。
【0037】なお、図示は省略するが、第1実施例から
第2実施例までと同様の考え方により、ガスケットの両
端面にシール突起を設けるとともに、継手部材の突き合
わせ端面にシール突起に対応する凹部を設けてもよい。
【0038】図22は、第16実施例を示すもので、継
手部材(201)(202)は、従来の継手部材のうちの1つであ
り、その突き合わせ端面の略中央部に、断面が略台形状
で先端が円弧状となされた環状のシール突起(207)(208)
が設けられている。環状のシール突起(207)(208)の内側
および外側に形成される内側平坦面(215)(216)と外側平
坦面(217)(218)とは、同一面内にある。この従来の継手
部材(201)(202)では、シール突起(207)(208)が第1実施
例に示した継手部材(1)(2)のシール突起(7)(8)に比べて
大きく、図3に示すような両端面が平坦なガスケット
(3) と組み合わせた場合、締付完了時に、ガスケット
(3) の内縁部と継手部材(201)(202)の内縁部との間に、
隙間ができてしまうという問題があった。図22に示し
たガスケット(203) は、シール突起(207)(208)が大きい
従来の継手部材(201)(202)に適した形状を有しているも
ので、シール突起(207)(208)に対応して、断面が台形状
の凹部(209)(210)が設けられている。ガスケット(203)
の各端面には、凹部(209)(210)の内側および外側に内側
平坦面(219)(220)および外側平坦面(221)(222)ができる
が、ガスケット(203) の内側部は外側部よりも厚く、内
側平坦面(219)(220)が外側平坦面(221)(222)よりも突出
するようになされている。したがって、図23に示した
手でナット(4) を締め付けた状態で、各継手部材(201)
(202)の内側平坦面(215)(216)とガスケット(203) の内
側平坦面(219)(220)との間には、それぞれ内側隙間(G1)
が存在しており、各継手部材(201)(202)の外側平坦面(2
17)(218)とガスケット(3) の外側平坦面(221)(222)との
間には、これよりも大きい外側隙間(G2)がそれぞれ存在
している。スパナ等の工具によりさらにナット(4) を締
付けていくと、シール突起(207)(208)およびガスケット
(203) が変形し、内側隙間(G1)が0となる。このとき、
外側隙間(G2)は0ではない。そして、締付け完了時に
は、外側隙間(G2)も0となる。なお、各継手部材(201)
(202)の外側平坦面(217)(218)がガスケット(203) の外
側平坦面(221)(222)に当接したときには、上記の各実施
例と同様、締付けトルクの傾きが水平に近くなるので、
適正な締付けができているかの確認が容易にできる。し
たがって、従来の継手部材(201)(202)を使用した管継手
であっても、ガスケットを上記ガスケット(203) に交換
することにより、シール性に優れ、しかも、締付けが終
了したことを感知しやすいものにすることができる。
【0039】図24は、第17実施例を示すもので、継
手部材(231)(232)は、従来の継手部材のうちの他の1つ
であり、その突き合わせ端面の略中央部にガスケット嵌
め入れ用の環状凹部(239)(240)が設けられている。この
ような継手部材(231)(232)は、通常、断面が円形のガス
ケットと組み合わされて使用されるもので、ガスケット
の断面形状は凹部(239)(240)に比べてかなり大きく、締
付完了時に、ガスケットの内縁部と継手部材(231)(232)
の内縁部との間に、隙間ができてしまうという問題があ
った。図24に示したガスケット(233) は、このような
継手部材(231)(232)に適した形状を有しているもので、
ガスケット(233) の両端面には、継手部材(231)(232)の
環状凹部(239)(240)に対応して、断面が円弧状のシール
突起(237)(238)が設けられている。ガスケット(233) の
両端面には、シール突起(237)(238)の内側および外側に
それぞれ内側平坦面(249)(250)および外側平坦面(251)
(252)ができるが、ガスケット(233) の内側部は外側部
よりも厚く、内側平坦面(249)(250)が外側平坦面(251)
(252)よりも突出するようになされている。したがっ
て、図24に示した手でナット(4) を締め付けた状態
で、各継手部材(231)(232)の内側平坦面(245)(246)とガ
スケット(223) の内側平坦面(249)(250)との間には、そ
れぞれ内側隙間(G1)が存在しており、各継手部材(231)
(232)の外側平坦面(247)(248)とガスケット(233) の外
側平坦面(251)(252)との間には、これよりも大きい外側
隙間(G2)がそれぞれ存在している。スパナ等によりさら
にナット(4) を締付けていくと、ガスケット(233) が変
形し、内側隙間(G1)が0となる。このとき、外側隙間(G
2)は0ではない。そして、締付け完了時には、外側隙間
(G2)も0となって、各継手部材(231)(232)の内側平坦面
(245)(246)がガスケット(233) の内側平坦面(249)(250)
に密接して、各継手部材(231)(232)の内周(231a)(232a)
とガスケット(233) の内周(233a)とがほぼ面一となる。
すなわち液だまりとなる凹所は存在しなくなる。なお、
各継手部材(231)(232)の外側平坦面(247)(248)がガスケ
ット(233) の外側平坦面(251)(252)に密接したときに
は、上記の各実施例と同様、締付けトルクの傾きが水平
に近くなるので、適正な締付けができているかの確認が
容易にできる。したがって、環状凹部(239)(240)を有す
る従来の継手部材(231)(232)を使用した管継手であって
も、ガスケットをこのガスケット(233) に交換すること
により、シール性に優れ、しかも、締付けが終了したこ
とを感知しやすいものとすることができる。
【0040】
【発明の効果】この発明の管継手によると、ねじを締付
けていくにしたがって、まず、シール突起がシール突起
の無いほうの面に密接し、次いで、各継手部材の突合わ
せ端面の内縁部とガスケットの各端面の内縁部とが密接
し、シール性が確保されるとともに、液だまりとなる凹
所は存在しなくなる。ガスケットは、シール突起が設け
られている位置で最も変形が大きくなるが、この位置
は、従来のようにシール突起が設けられている端面の内
縁ではなくて、内縁より外寄りであるので、ガスケット
の最も変形する部分は内縁部よりも外側にずれ、したが
って、ガスケットの内周部にしわが生じることがないの
で、ごみが溜まるという心配もない。したがって、高清
浄度が必要な配管にも使用できる。
【0041】ねじが締付けられて、各シール突起の先端
がシール突起の無いほうの面に接したさい、各継手部材
の突合わせ端面とガスケットの各端面の外縁部との間
に、各継手部材の突合わせ端面とガスケットの各端面の
内縁部との間隙よりも大きくかつ締付完了時にはなくな
る間隙が形成されているものでは、ねじを締付けていっ
て、各継手部材の突合わせ端面の内縁部とガスケットの
各端面の内縁部とが密接したさいに、各継手部材の突合
わせ端面とガスケットの各端面の外縁部との間には間隙
が形成されており、さらにねじを締付けていったとき
に、各継手部材の突合わせ端面とガスケットの各端面の
外縁部とが密接する。したがって、各継手部材の突合わ
せ端面とガスケットの端面とは、外縁部よりも内縁部で
より大きい圧力で接触するので、シール性にとって有利
である。また、各継手部材の突合わせ端面とガスケット
の各端面の外縁部とが密接したときには、締付けトルク
が増加し、これにともなって、締付けの手応えが変化
し、締付けが終了したことを感知することができ、締過
ぎが防止できる。
【0042】各シール突起の断面の輪郭形状が、シール
突起が設けられている端面から半径方向外側にのびる円
弧部と、同端面から軸方向にのびかつ円弧部の先端に連
なる直線部とよりなるものでは、シール突起の突出面が
軸方向にのびる直線状外周面を有しているので、各継手
部材の突合わせ端面とガスケットの各端面の外縁部とが
密接する直前は、ねじを締め付けていっても各継手部材
とガスケットとの接触面積は増加しない。したがって、
この間は、締付けの手応えに変化がなく、各継手部材の
突合わせ端面とガスケットの各端面の外縁部とが密接し
たときに締付けの手応えが変化するので、手応えの変化
により締付けが終了したことを感知できる。また、円弧
部は加工硬化させることができるので、耐久性が優れた
ものになる。
【0043】各継手部材の突合わせ端面の外縁部に、締
過ぎ防止突起が設けられており、両突起間に、各継手部
材の突合わせ端面とガスケットの各端面の外縁部とが密
接するさいに締付けに対する抵抗力が生じるようになさ
れているものでは、各継手部材の突合わせ端面とガスケ
ットの各端面の外縁部とが密接したときの手応えの変化
がより一層大きくなるので、締付けが終了したことをよ
り感知しやすい。
【0044】各シール突起は、各継手部材の突合わせ端
面に設けられており、ガスケット(3) の両端面に、シー
ル突起に対応する凹部が設けられていることがある。ま
た、各シール突起は、ガスケットの両端面に設けられて
おり、各継手部材の突合わせ端面に、シール突起に対応
する凹部が設けられているものでは、シール突起の先端
がシール突起の無い方の面に接したさいの接触面積が大
きくなり、突起の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による管継手の第1実施例を示す縦断
面図である。
【図2】図1の要部分解斜視図である。
【図3】図1の要部拡大断面図で、ナットを手で締付け
た時の状態を示す。
【図4】図3の状態からさらに締め付けて、締付けが完
了した時の状態を示す図である。
【図5】この発明による管継手の第2実施例を示すもの
で、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面図で
ある。
【図6】図5の状態からさらに締め付けて、締付けが完
了した時の状態を示す図である。
【図7】第1実施例の管継手を締め付けたときのナット
回転角度と締付けトルクとの関係を示すグラフである。
【図8】第2実施例の管継手を締め付けたときのナット
回転角度と締付けトルクとの関係を示すグラフである。
【図9】第3実施例の管継手を締め付けたときのナット
回転角度と締付けトルクとの関係を示すグラフである。
【図10】この発明による管継手の第4実施例を示すも
ので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面図
である。
【図11】この発明による管継手の第5実施例を示すも
ので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面図
である。
【図12】この発明による管継手の第6実施例を示すも
ので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面図
である。
【図13】この発明による管継手の第7実施例を示すも
ので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面図
である。
【図14】この発明による管継手の第8実施例を示すも
ので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面図
である。
【図15】この発明による管継手の第9実施例を示すも
ので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面図
である。
【図16】この発明による管継手の第10実施例を示す
もので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面
図である。
【図17】この発明による管継手の第11実施例を示す
もので、ナットを手で締付けた時の状態の要部拡大断面
図である。
【図18】この発明による管継手の第12実施例を示す
もので、ナットを手で締付けた時の状態および継手部材
とガスケットとが離れている時の状態を表す要部拡大断
面図である。
【図19】この発明による管継手の第13実施例を示す
もので、ナットを手で締付けた時の状態および継手部材
とガスケットとが離れている時の状態を表す要部拡大断
面図である。
【図20】この発明による管継手の第14実施例を示す
もので、ナットを手で締付けた時の状態および継手部材
とガスケットとが離れている時の状態を表す要部拡大断
面図である。
【図21】この発明による管継手の第15実施例を示す
もので、ナットを手で締付けた時の状態および継手部材
とガスケットとが離れている時の状態を表す要部拡大断
面図である。
【図22】この発明による管継手の第16実施例を示す
縦断面図である。
【図23】図22の要部拡大断面図で、ナットを手で締
付けた時の状態を示す。
【図24】この発明による管継手の第17実施例を示す
要部拡大断面図で、ナットを手で締付けた時の状態を示
す。
【図25】従来の管継手の締付け完了時の状態を示す図
である。
【符号の説明】
(1)(2) 管状継手部材 (3) 円環状ガスケット (4) ナット (7)(8) シール突起 (9)(10) 締過ぎ防止突起 (37)(38) シール突起 (37a)(38a) シール突起直線部 (37b)(38b) シール突起円弧部 (47)(48)(57)(58)(67)(68)(77) シール突起 (78)(87)(88)(97)(98)(107)(108)(117)(118) シール突
起 (127)(128)(137)(138)(147)(148)(157)(158) シール突
起 (129)(130)(139)(140)(149)(150)(159)(160) 凹部 (201)(202) 管状継手部材 (203) 円環状ガスケット (207)(208) シール突起 (231)(232) 管状継手部材 (233) 円環状ガスケット (237)(238) シール突起 (239)(240) 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山路 道雄 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 (72)発明者 池田 信一 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 (72)発明者 篠原 努 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 (72)発明者 吉川 和博 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 (72)発明者 小島 徹哉 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の管状継手部材と、両継手部材の突
    合わせ端面の間に介在させられる円環状ガスケットと、
    両継手部材を連結するねじ手段とを備え、各継手部材の
    突合わせ端面またはガスケットの両端面にそれぞれシー
    ル突起が設けられ、締付け完了時に、シール突起の無い
    ほうの面にシール突起に対応する凹みが生じるととも
    に、各継手部材の突合わせ端面の内縁部とガスケットの
    各端面の内縁部とがそれぞれ密接するようになされてい
    る管継手において、各シール突起は、シール突起が設け
    られている端面の内縁よりも半径方向外側に寄ったとこ
    ろにあることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 ねじが締付けられて、各シール突起の先
    端がシール突起の無い方の面に接したさい、各継手部材
    の突合わせ端面とガスケットの各端面の外縁部との間
    に、各継手部材の突合わせ端面とガスケットの各端面の
    内縁部との間隙よりも大きくかつ締付完了時にはなくな
    る間隙が形成されていることを特徴とする請求項1の管
    継手。
  3. 【請求項3】 各シール突起の断面の輪郭形状が、シー
    ル突起が設けられている端面から半径方向外側にのびる
    円弧部と、同端面から軸方向にのびかつ円弧部の先端に
    連なる直線部とよりなることを特徴とする請求項2の管
    継手。
  4. 【請求項4】 各継手部材の突合わせ端面の外縁部に、
    締過ぎ防止突起が設けられており、各継手部材の突合わ
    せ端面とガスケットの各端面の外縁部とが密接するさい
    に、両締過ぎ防止突起間に締付けに対する抵抗力が生じ
    るようになされていることを特徴とする請求項2の管継
    手。
  5. 【請求項5】 各シール突起は、各継手部材の突合わせ
    端面に設けられており、ガスケットの両端面に、シール
    突起に対応する凹部が設けられていることを特徴とする
    請求項2の管継手。
  6. 【請求項6】 各シール突起は、ガスケットの両端面に
    設けられており、各継手部材の突合わせ端面に、シール
    突起に対応する凹部が設けられていることを特徴とする
    請求項2の管継手。
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