JPH09328709A - アスファルト合材製造装置 - Google Patents

アスファルト合材製造装置

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JPH09328709A
JPH09328709A JP15064596A JP15064596A JPH09328709A JP H09328709 A JPH09328709 A JP H09328709A JP 15064596 A JP15064596 A JP 15064596A JP 15064596 A JP15064596 A JP 15064596A JP H09328709 A JPH09328709 A JP H09328709A
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JP
Japan
Prior art keywords
waste material
combustion chamber
material dryer
drier
new
Prior art date
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Pending
Application number
JP15064596A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Masuda
理一 舛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新材ドライヤと廃材ドライヤをうまく組み合わ
せて熱効率の良いシステムを構成すると共に、廃材ドラ
イヤから発生する悪臭を処理することを課題とする。 【解決手段】 新材ドライヤ1と廃材ドライヤ14とを
併設し、新材ドライヤ1には脱臭炉を兼ねた所定長さの
燃焼室6を設けると共に、該燃焼室6で発生させた熱風
の一部を廃材ドライヤ14側に供給する。そして廃材ド
ライヤ14より排出される排ガスを前記燃焼室6の上流
側に戻し、排ガス中の悪臭成分を燃焼室6内で燃焼させ
て脱臭すると共に、廃材ドライヤ14から排出される高
温ガスの有する熱量を新材ドライヤ1で回収して熱の有
効利用を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路舗装廃材であ
るアスファルト合材を製造する装置に関し、特に新規骨
材を加熱する新材ドライヤと廃材を加熱する廃材ドライ
ヤとを併設したアスファルト合材製造装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】道路工事等によって掘り起こされたアス
ファルト舗装廃材(以下「廃材」という)は加熱再生さ
れてアスファルト合材として再利用されるようになって
きている。この廃材を加熱する装置は、一般的にはアス
ファルトプラントの新規骨材の加熱装置であるドライヤ
(以下「新材ドライヤ」という)とほぼ同構造のものが
採用されている。そして、上記廃材加熱用のドライヤ
(以下「廃材ドライヤ」という)は、新材ドライヤと併
設されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記廃
材ドライヤにてアスファルト分の付着している廃材を加
熱すると、加熱条件により悪臭の排ガスを発生し、プラ
ント付近に悪臭を漂わせて公害上無視できない問題を引
き起こすこともある。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、新材ドライヤと
廃材ドライヤをうまく組み合わせて廃材ドライヤから排
出される悪臭ガスを脱臭処理することのできるアスファ
ルト合材製造装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本発明のアスファルト合材製造装置は、新
規骨材を加熱する新材ドライヤと廃材を加熱する廃材ド
ライヤとを併設し、新材ドライヤの一端部に所定長さの
燃焼室を介して新材加熱用のバーナを設け、他端部に新
規骨材供給手段を設けるとともに、前記燃焼室の下流側
に熱風導出ダクトを連結し、該熱風導出ダクトの他端を
廃材ドライヤの一端部の廃材供給側に連結し、かつ廃材
ドライヤの他端部に連結する排気ダクトは排風機と風量
調節用ダンパーを介在させて前記新材ドライヤの燃焼室
の上流側に連結したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のアスファルト合材製造装
置によれば、新規骨材と廃材とを同時に加熱する場合に
は、新材ドライヤのバーナを燃焼させて燃焼室に火炎を
形成し、高温の熱風を新材ドライヤ内に送り込んで新規
骨材を加熱する。また、前記燃焼室に発生する熱風の一
部を燃焼室の下流側に設けた熱風導出ダクトから強制吸
引して廃材ドライヤに導入する。
【0007】そして、廃材ドライヤ内で廃材を加熱した
後、排出される排ガスを新材ドライヤの燃焼室の上流側
に送り込むことによって、燃焼室内においてバーナから
発生する高温の熱風と接触させて排ガス中の悪臭成分を
燃焼させ、廃材より発生する悪臭を脱臭するのである。
【0008】また、廃材ドライヤから排出される高温の
排ガスは新材ドライヤ内を一旦通過させて大気中に放出
するので、新材ドライヤ内で熱回収が行われるため熱の
有効利用が図れる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0010】1は新規骨材を加熱乾燥するアスファルト
プラントの新材ドライヤであって、内部に多数の掻上げ
羽根2を周設した円筒状のドラム3を回転自在に傾斜支
持し、駆動装置(図示せず)により所定の速度で回転さ
せている。4は新材ドライヤ1のホットホッパ5側に設
けたバーナであって、燃焼室6内で火炎を形成してドラ
ム3内に高温ガスを送り込む一方、コールドホッパ7側
に設けた新規骨材供給手段であるコンベヤ8を介して新
規骨材を投入し、新規骨材を掻上げ羽根2で掻き上げな
がら転動流下させる間に新規骨材を所定温度まで加熱
し、排出部9より排出する。新材ドライヤ1のコールド
ホッパ7には排気煙道10を連結し、その下流には排ガ
スを吸引する排風機11と排ガス中のダストを除去する
バグフィルター12及び排ガスを大気中に放出する煙突
13を設けている。
【0011】前記燃焼室6は脱臭炉を兼ねるものであ
り、排ガス中の悪臭成分を完全燃焼させるために、熱風
が通過するのに1秒以上かかる熱風通路を確保すること
が好ましい。
【0012】14は廃材を加熱再生する廃材ドライヤで
あって、前記新材ドライヤ1とほぼ同様の構造をしてお
り、回転自在に傾斜支持した円筒状のドラム15内に掻
上げ羽根16を周設し、一端部にホットホッパ17を、
他端部にコールドホッパ18を設けている。そして廃材
供給手段であるコンベヤ19により廃材をホットホッパ
17側から供給し、掻上げ羽根16で掻き上げながらド
ラム内を転動流下させる間に廃材を所定温度まで加熱
し、排出部20より排出する。
【0013】前記バーナ4により発生する熱風を廃材ド
ライヤ14に導くために、燃焼室6の下流側と廃材ドラ
イヤ14のホットホッパ17とを熱風導出ダクト21に
より連結している。また、廃材ドライヤ14のコールド
ホッパ18には排気ダクト22を連結し、該排気ダクト
22の途中にサイクロン集塵機23及び排風機24を設
けるとともに、その他端部を新材ドライヤ1の燃焼室6
の上流側に連結している。
【0014】25、26、27は、それぞれの煙道に配
設した風量調整用のダンパーであって、所望の開度とな
るようにコントロールして風量調整を行なう。
【0015】しかして、新規骨材と廃材を同時に加熱す
る場合には、バーナ4を燃焼させて燃焼室6内に火炎を
形成するとともに、下流の排風機11により熱風を吸引
してドラム3内を通過する高温ガス流を維持する。そし
てコンベヤ8によって新規骨材をドラム3内に供給して
骨材を所定温度まで加熱する。この時のバーナ4の燃焼
制御は、燃焼室6の下流の出口付近の熱風の温度を所定
温度、例えば約800℃程度付近に維持するようにバー
ナ4の燃焼量を制御する。したがって、新規骨材の供給
量を調整することによって加熱骨材温度を調整すること
となる。
【0016】次いで廃材ドライヤ14の下流の排風機2
4を駆動してダンパー27により吸引量を調整しながら
燃焼室6の熱風の一部を熱風導出ダクト21を通して強
制吸引し、廃材ドライヤ14内へと導く。そして、コン
ベヤ19によって廃材ドライヤ14のホットホッパ17
側から廃材を供給し、並流加熱方式によって廃材を所定
温度まで加熱する。
【0017】廃材ドライヤ14への廃材の供給量と加熱
廃材設定温度が決定されれば、廃材ドライヤ14に導入
する必要熱量が決定できるので、ダンパー27の開度を
コントロールして所定量の熱量を導入するように風量調
整する。そして廃材の加熱温度の微調整は廃材供給量と
ダンパー27のコントロールにより行なう。
【0018】廃材ドライヤ14から排出される排ガスは
サイクロン集塵機23によりダストを除去された後、燃
焼室6に送り込まれる。これによって燃焼室6内の温度
が変動しょうとするが、バーナ4の燃焼量を調整して燃
焼室6の下流出口付近の熱風温度を約800℃程度付近
に維持するようにコントロールする。
【0019】廃材ドライヤ14から燃焼室6に送り込ま
れる排ガスは約1200℃程度の火炎に晒され、更に1
秒以上かかって燃焼室6内を通過する間に800℃以上
の熱風と接触することによって排ガス中に含まれる悪臭
成分が燃焼分解されて脱臭される。また廃材ドライヤ1
4から排出される高温の排ガスは新材ドライヤ1を通過
するので、新材ドライヤ1内にて熱回収されて熱の有効
利用が図れる。
【0020】なお、本実施例では廃材加熱用の熱風を燃
焼室6の下流出口部付近から取り出すようにしたが、新
材ドライヤ1のホットホッパ5やドラム3の高温部付近
から熱風を取り出すようにしても良い。また、実施例で
は廃材ドライヤ14の排気ダクト22を燃焼室6の上流
側のバーナ4付近に連結したが、バーナ4の一次空気取
り入れ部に接続して排ガスを燃焼用一次空気として使用
しても良い。
【0021】更には、廃材ドライヤ14のホットホッパ
17側に補助バーナを設けるなど、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論
である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明のアスファルト合
材製造装置によれば、新材ドライヤと1と廃材ドライヤ
14を併設し、新材ドライヤ1には脱臭炉を兼ねた所定
長さの燃焼室6を設けると共に、該燃焼室6で発生させ
た熱風の一部を廃材ドライヤ14側に供給し、廃材ドラ
イヤ14を通過した排ガスを再び燃焼室6に戻すような
構造としたので、廃材ドライヤ14からの排ガス中の悪
臭成分を燃焼室6内で燃焼させることができて廃材加熱
時に発生する悪臭を脱臭することができる。また廃材ド
ライヤ14から排出する高温の排ガスを新材ドライヤ1
において熱回収することができるので熱の有効利用が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部切り欠きした概略説明
図である。
【符号の説明】
1…新材ドライヤ 4…バーナ 6…燃焼室 8…新規骨材供給
手段 14…廃材ドライヤ 21…熱風導出ダ
クト 22…排気ダクト 24…排風機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】新規骨材を加熱する新材ドライヤと廃材を
    加熱する廃材ドライヤとを併設し、新材ドライヤの一端
    部に所定長さの燃焼室を介して新材加熱用のバーナを設
    け、他端部に新規骨材供給手段を設けるとともに、前記
    燃焼室の下流側に熱風導出ダクトを連結し、該熱風導出
    ダクトの他端を廃材ドライヤの一端部の廃材供給側に連
    結し、かつ廃材ドライヤの他端部に連結する排気ダクト
    は排風機と風量調節用ダンパーを介在させて前記新材ド
    ライヤの燃焼室の上流側に連結したことを特徴とするア
    スファルト合材製造装置。
JP15064596A 1996-06-12 1996-06-12 アスファルト合材製造装置 Pending JPH09328709A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115506204A (zh) * 2022-08-25 2022-12-23 无锡泰特筑路机械有限公司 再生沥青混合料加热搅拌站

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115506204A (zh) * 2022-08-25 2022-12-23 无锡泰特筑路机械有限公司 再生沥青混合料加热搅拌站
CN115506204B (zh) * 2022-08-25 2023-09-15 无锡泰特筑路机械有限公司 再生沥青混合料加热搅拌站

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