JPH09328289A - 天井クレーンの垂直揚重装置およびその垂直揚重装置を用いた搬送方法 - Google Patents

天井クレーンの垂直揚重装置およびその垂直揚重装置を用いた搬送方法

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JPH09328289A
JPH09328289A JP14958896A JP14958896A JPH09328289A JP H09328289 A JPH09328289 A JP H09328289A JP 14958896 A JP14958896 A JP 14958896A JP 14958896 A JP14958896 A JP 14958896A JP H09328289 A JPH09328289 A JP H09328289A
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JP
Japan
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rail
hoist
girder
crane
load
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JP14958896A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Wakizaka
達也 脇坂
Atsuhiro Doyama
敦弘 堂山
Hiromichi Sugimoto
弘道 杉本
Koji Watanabe
幸次 渡辺
Yuichi Ikeda
雄一 池田
Yasukuni Kamimura
泰邦 上村
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揚重した荷物を天井クレーンに移す際の玉掛
け作業をなくして、直接に荷物を移すことができるよう
にして搬送作業能率を大幅に向上する。 【解決手段】 メインレールの荷物取込み側端部の近傍
に垂直揚重装置28を設ける。垂直揚重装置28は天板
30の下面に揚重用レール32を取付け、この揚重用レ
ール32にホイスト26を移動可能に取付ける。揚重用
レール32は垂直揚重装置28を上昇させた際に、メイ
ンレールの荷物取り込み側端部に位置する搬送ガーダの
第1,第2ガーダのいずれか一方と一直線状になるよう
に突合わせて配置される。天板30をウインチ38を介
して仮設屋根10に昇降可能に吊下げる。ホイスト26
に設けたフック42に資材44を吊込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井部分に取付け
たクレーンレールに移動可能にガーダが取付けられ、か
つ、このガーダに移動可能に取付けたホイストに荷物を
吊下げて目的位置まで移動するようになった天井クレー
ンであって、地上の荷物を前記クレーンレールまで揚重
するようにした天井クレーンの垂直揚重装置およびその
垂直揚重装置を用いた搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ではRC構造の高層ビルの建設用仮
設設備として、全天候型の仮設架構が提案されている。
この仮設架構は、構築予定建物の形状に合わせてその周
囲に複数本の仮設支柱を立設すると共に、各仮設支柱間
の上部に屋根架構を支持して、建物の高さ増加に伴って
仮設支柱を上方に継足しつつ屋根架構を持上げることに
より、天候に影響されることなく工事を遂行できるよう
になっている。また、前記屋根架構の下面には天井クレ
ーンを配置して、エレベータ等により揚重された資材を
この天井クレーンを通じて各部に搬送して組立てるよう
になっている。
【0003】前記天井クレーンは荷物としての資材を水
平方向に搬送するようになっており、図7に示すように
搬送ガーダ(メインガーダ)1がメインレール2に走行
可能に取付けられており、かつ、メインレール2の両側
に配置されるサブレール3,3aに一対の建込みガーダ
(サブガーダ)4,4aが走行可能に取付けられてい
る。また、前記建込みガーダ4,4aには荷吊り用のホ
イスト5,5aが移動可能に設けられており、このホイ
スト5,5aが前記搬送ガーダ1に乗移った状態で、貨
物エレベータ6から揚重された資材をこのホイスト5,
5aに吊込むようになっている。
【0004】そして、資材を吊込んだ搬送ガーダ1はメ
インレール2を走行して、建込みガーダ4,4aの一方
と一直線状に並んだ状態で、搬送ガーダ1から建込みガ
ーダ4,4aの一方にホイスト5,5aを乗り移らせ、
このホイスト5,5aが乗移った建込みガーダ4,4a
がサブレール3,3aを走行すると共に、ホイスト5,
5aが建込みガーダ4,4aを移動することにより、目
的位置に資材を搬送できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の天井クレーンにあっては、地上の資材を天井クレ
ーンまで揚重するに上述したように一般に用いられる貨
物エレベータ6を用いるようになっている。つまり、地
上において資材を一度玉掛けし、ラフテレーンクレーン
などで前記貨物エレベータ6の荷台に移載する。荷台は
地上に設けたウインチによって巻き上げることにより上
昇させる。貨物エレベータ6の停止位置で天井クレーン
のホイスト5,5aで吊り上げるため、再度玉掛けし直
す必要がある。
【0006】このため、従来では貨物エレベータ6で揚
重された資材をホイスト5,5aに移すための玉掛け作
業員を専用に配置する必要があり、近年の傾向である省
力化を十分に達成することができない。また、前記玉掛
けに所定の時間、例えば1〜2分程度を要するため、資
材の搬送を多数回行った場合には全体の搬送作業に要す
る時間が長くなり、作業能率の点で不満足なものであっ
た。更に、上述したように貨物エレベータ6で揚重して
天井クレーンで目的位置に搬送する間に、人員による前
記玉掛け作業が入るため、全体の搬送システムの自動化
を達成することができなくなってしまうという各種課題
があった。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、揚重した荷物を天井クレーンに移す際の玉掛け作業
をなくして、直接に荷物を移すことができるようにして
搬送作業能率を大幅に向上することができる天井クレー
ンの垂直揚重装置およびその垂直揚重装置を用いた搬送
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の第1の天井クレーンの垂直揚重装置は、天
井部分に取付けたクレーンレールにガーダを移動可能に
取付けると共に、このガーダに荷物吊下げ用のホイスト
を移動可能に取付けて、揚重した荷物をこのホイストに
吊下げて前記クレーンレールおよび前記ガーダに沿って
目的位置まで移動するようにした天井クレーンにおい
て、前記クレーンレールの荷物取込み側端部近傍に位置
して天井側から昇降可能に吊下げられると共に、このク
レーンレールの荷物取込み端部に位置した前記ガーダに
一直線状に配置可能、かつ、ホイストの乗移り可能な揚
重用レールを設け、この揚重用レールに前記ホイストを
配置して、このホイストに搬送しようとする荷物を直接
吊込む構成とする。
【0009】また、本発明の第2の天井クレーンの垂直
揚重装置は、天井部分の中央部に取付けたメインレール
と、このメインレールの両側に平行に取付けた一対のサ
ブレールとによってクレーンレールを構成し、メインレ
ールにメインガーダを、サブレールにサブガーダをそれ
ぞれ移動可能に取付けると共に、これらメインガーダお
よびサブガーダに、これら両ガーダを一直線状に一致さ
せた状態でそれぞれのガーダ間に乗移り可能な荷物吊下
げ用のホイストを移動可能に取付け、揚重した荷物をこ
のホイストに吊下げて前記クレーンレールおよび前記ガ
ーダに沿って目的位置まで移動するようにした天井クレ
ーンにおいて、前記メインレールの荷物取込み側端部近
傍に位置して天井側から昇降可能に吊下げられると共
に、このメインレールの荷物取込み端部に位置した前記
ガーダに一直線状に配置可能、かつ、ホイストの乗移り
可能な揚重用レールを設け、この揚重用レールに前記ホ
イストを配置して、このホイストに搬送しようとする荷
物を直接吊込む構成とする。
【0010】更に、前記第1および前記第2の垂直揚重
装置において、前記ホイストと、このホイストに吊下げ
られる荷物との間に長尺の吊治具を介在させると共に、
揚重用レールの下方にこの吊治具および荷物を十分に収
納可能なスペースを設けて、吊込んだ荷物の両側方に配
置される一対の棚部を設け、荷物の揚重途中において前
記吊治具の両端部をこれら棚部に載置しておくことが望
ましい。
【0011】更にまた、前記第1および第2の垂直揚重
装置において前記メインガーダは、メインレールの延設
方向に併設される第1ガーダと第2ガーダとで2連式ガ
ーダを構成すると共に、一対のサブガーダおよび第1,
第2ガーダの一方にそれぞれ位置させるホイストと、前
記揚重用レールに位置させるホイストと合わせて4個の
ホイストを設けることが望ましい。
【0012】また、前記揚重用レールの周囲に天井部分
と地上との間で緊張して取付けられる複数本のガイドワ
イヤーを設け、これらガイドワイヤーによって揚重用レ
ールを昇降案内することが望ましい。
【0013】更に、本発明の天井クレーンの搬送方法
は、天井部分に取付けたクレーンレールにガーダを移動
可能に取付けると共に、このガーダに荷物吊下げ用のホ
イストを移動可能に取付けて、揚重した荷物をこのホイ
ストに吊下げて前記クレーンレールおよび前記ガーダに
沿って目的位置まで移動するようにした天井クレーンに
おいて、前記クレーンレールの荷物取込み側端部近傍に
位置して天井側から昇降可能に吊下げられると共に、こ
のクレーンレールの荷物取込み端部に位置した前記ガー
ダに一直線状に配置可能、かつ、ホイストの乗移り可能
な揚重用レールを備えた垂直揚重装置を設け、この垂直
揚重装置の揚重用レールにホイストを位置させた状態で
このホイストに荷物を吊込み、その後、垂直揚重装置を
上昇して前記揚重用レールを前記ガーダに一直線状に配
置して、この揚重用レールからホイストを荷物吊下げ状
態でガーダに乗り移らせるようにした。
【0014】従って、本発明の第1の天井クレーンの垂
直揚重装置にあっては、クレーンレールのガーダを移動
するホイストが乗移り可能な揚重用レールが設けられて
おり、この揚重用レールに荷物を直接吊込むようにした
ので、地上で揚重用レールに荷物を吊込んだ状態で垂直
揚重装置を上昇し、この揚重用レールを前記クレーンレ
ールの荷物取り込み側端部に位置した前記ガーダに一直
線状に配置することにより、荷物を吊下げた前記ホイス
トを揚重用レールからガーダに直接乗り移らせることが
できる。従って、前記垂直揚重装置を用いた天井クレー
ンの搬送方法では、前記荷物を揚重装置からガーダに移
す段階で人員の手作業による玉掛けを廃止することがで
きるため、一連の搬送作業の自動化を可能として作業の
安全性を向上できると共に、この玉掛けのための作業員
をなくして省力化を達成できる。また、玉掛けのための
時間がなくなることにより、地上で荷物を吊込んで目的
位置まで搬送するというサイクルタイムを短縮化でき、
延いては、一連の搬送作業の能率を大幅に向上すること
ができる。
【0015】また、本発明の第2の天井クレーンの垂直
揚重装置は、前記第1の構成に示す垂直揚重装置を、天
井部分の中央部に取付けたメインレールと、このメイン
レールの両側に平行に取付けた一対のサブレールとによ
ってクレーンレールを構成した天井クレーンに適用した
もので、前記メインレールにメインガーダが、前記サブ
レールにサブガーダがそれぞれ移動可能に取付けられる
とともに、前記垂直揚重装置の揚重用レールに位置する
ホイストは、メインレールのメインガーダに乗移り可能
となっている。従って、この発明では揚重装置からメイ
ンガーダへホイストを直接乗り移らせて荷物の玉掛け作
業を廃止して、一連の搬送作業の能率化および省力化を
達成できるのは勿論のこと、クレーンレールがメインレ
ールと、これの両側に配置される一対のサブレールとで
構成されることにより、ホイストをメインレールおよび
両側のサブレールで同時に操作することが可能となり、
延いては、それに応じたホイストの数を設けて搬送作業
の更なる高能率化を達成することができる。
【0016】更に、前記第1および前記第2の垂直揚重
装置において、前記ホイストと、このホイストに吊下げ
られる荷物との間に長尺の吊治具を介在させると共に、
揚重用レールの下方にこの吊治具および荷物を十分に収
納可能なスペースを設けて、吊込んだ荷物の両側方に配
置される一対の棚部を設け、荷物の揚重途中において前
記吊治具の両端部をこれら棚部に載置する構成としたの
で、地上でホイストに荷物を吊込んで揚重装置を上昇さ
せる際に、棚部に載置した吊治具によって荷物が回転し
たり揺動するのを防止することができる。
【0017】更にまた、前記第1および第2の垂直揚重
装置において前記メインガーダは、メインレールの延設
方向に併設される第1ガーダと第2ガーダとで2連式ガ
ーダを構成すると共に、一対のサブガーダおよび第1,
第2ガーダの一方にそれぞれ位置させるホイストと、前
記揚重用レールに位置させるホイストと合わせて4個の
ホイストを設ける構成としたので、第1,第2ガーダの
一方に吊荷状態のホイストを位置させた状態で、他方に
空のホイストを取込むことができる。従って、メインガ
ーダとサブガーダとの間で空になったホイストと吊荷状
態のホイストとの入替えが可能であって、揚重用レール
に位置させたホイストで荷物を吊込んで揚重する間に
も、クレーンレールに位置する3個のホイストを巧みに
操作して荷物の搬送を遂行でき、搬送作業の著しい高能
率化を達成することができる。
【0018】また、前記揚重用レールの周囲に天井部分
と地上との間で緊張して取付けられる複数本のガイドワ
イヤーを設け、これらガイドワイヤーによって揚重用レ
ールを昇降案内することにより、この揚重用レールが回
転とか揺動するのを前記ガイドワイヤーにより阻止しつ
つ、揚重用レールを上昇させることができるため、吊っ
た荷物が風等に煽られて振れ動き、建築物の躯体側に干
渉することなどを防止して安全に搬送作業を行うことが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図5は本発明に
かかる天井クレーンの垂直揚重装置の一実施形態を示
し、図1は垂直揚重装置の斜視図、図2は垂直揚重装置
の上昇完了位置から荷物を天井クレーンへ移すべく上昇
させる状態を示す斜視図、図3は垂直揚重装置の揚重用
レールから天井クレーンのガーダに荷物を移す状態を示
す斜視図、図4は天井クレーンを上方から見た斜視図、
図5は本実施形態の垂直揚重装置を用いた天井クレーン
のホイスト運行のタイムチャートである。
【0020】即ち、本実施形態では本発明の天井クレー
ンを全天候型仮設屋根に適用した場合を示し、図4に示
すようにこの全天候型仮設屋根10の下方に図外の建物
躯体が下層階から上層階へと順次構築されるようになっ
ている。前記全天候型仮設屋根10は、建設予定の前記
建物躯体の外側に配置された4本の仮設支柱12,12
…によって支持される。各仮設支柱12,12…は昇降
可能に取付けた図外のクライミング機構によって建物躯
体が上方に伸びるに伴って延長され、前記全天候側仮設
屋根10を持上げるようになっている。
【0021】そして、前記全天候仮設屋根(以下、仮設
屋根と称する)10にはこれを天井として天井クレーン
14が設けられる。天井クレーン14は仮設屋根10の
下側に取付けられるクレーンレール16を備え、このク
レーンレール16によって建築途中の建物躯体に荷物と
しての資材を搬送するようになっている。前記クレーン
レール16は、仮設屋根10の下面中央部に位置するメ
インレール18と、このメインレール18の両側に位置
してメインレール18と平行配置されるサブレール2
0,20aとで構成される。前記メインレール18には
メインガーダとしての搬送ガーダ22が移動可能に取付
けられると共に、サブレール20,20aにはサブガー
ダとしての建込みガーダ24,24aが移動可能に設け
られる。
【0022】前記搬送ガーダ22および前記建込みガー
ダ24,24aには資材吊下げ用のホイスト26が移動
可能に設けられており、このホイスト26は搬送ガーダ
22と建込みガーダ24または搬送ガーダ22と建込み
ガーダ24aを一直線状に配置した状態で、これらガー
ダ22,24,24a間で乗移り可能となっている。と
ころで、前記搬送ガーダ22はメインレール18の延設
方向に併設される第1ガーダ22aと第2ガーダ22b
とによって2連式ガーダとして構成される。
【0023】前記メインレール18の荷物取込み側端部
18aの近傍に垂直揚重装置28が設けられる。垂直揚
重装置28は図1に示すように天板30の下面に取付け
られる揚重用レール32を備えて構成され、この揚重用
レール32に前記ホイスト26が移動可能に取付けられ
る。前記天板30は矩形状に形成され、この天板30の
四隅から4本の支柱34,34…が垂設され、これら支
柱34,34…の前記揚重用レール32の延設方向両端
側にそれぞれ配置される2対の下端部間に棚部36,3
6が取付けられる。前記揚重用レール32は図4に示し
たように、垂直揚重装置28を上昇させた際に、前記メ
インレール18の荷物取り込み側端部18aに位置され
ている搬送ガーダ22の第1,第2ガーダ22a,22
bのいずれか一方と一直線状になるように突合わせて配
置されるようになっている。また、図4中に示したS
は、垂直揚重装置28の揚重スペースを示す。この揚重
スペースSはメインレール18の左右いずれの側にも配
置することができる。
【0024】前記天板30の両側は仮設屋根10に設け
られるウインチ38を介して吊下げられ、このウインチ
38の作動によって垂直揚重装置28が昇降される。ま
た、前記天板30の四隅の4本の支柱34,34…に
は、仮設屋根10と地上との間で緊張して張られた4本
のガイドワイヤー40,40…が挿通され、これらガイ
ドワイヤー40,40…によって垂直揚重装置28の昇
降が案内されるようになっている。
【0025】一方、前記ホイスト26には昇降可能にフ
ック42が設けられ、このフック42に資材44が吊込
まれるようになっている。本実施形態では前記資材44
としてPC梁部材を揚重する場合を示す。また、前記支
柱34,34…の揚重用レール32の延設方向間隔L
は、資材44の長さより大きく設定され、かつ、奥行き
方向間隔Wは資材44の幅より大きく設定され、ホイス
ト26で吊り下げた状態の資材44が4本の支柱34,
34…で囲繞される空間内に余裕をもって収納されるよ
うになっている。
【0026】ところで、前記資材44は吊治具46を介
してフック42に吊込まれるようになっている。吊治具
46はH型鋼により形成した本体46aが前記一対の棚
部36,36の間隔より短く形成され、この本体46a
の両端部には掛止バー48,48がスライドして出没可
能に配置される。これら掛止バー48,48のスライド
動作は、図示しないモーター等の駆動装置で同期させて
行われる。前記掛止バー48,48は突出状態で前記棚
部36,36に載置されるようになっており、これら棚
部36,36に載置される部分には旋回防止用金物48
a,48aが設けられ、吊治具46と棚部36,36と
のずれ止めがなされる。
【0027】本実施形態にあっては前記搬送ガーダ22
を第1,第2ガーダ22a,22bにより2連ガーダと
したことにより、ホイスト26を搬送ガーダ22および
左右の一対の建込みガーダ24,24a、そして垂直揚
重装置28の揚重用レール32にそれぞれ位置させるこ
とができることにより、全体の天井クレーンシステムで
4個のホイスト26,26…が用いられる。
【0028】図5は一連の搬送サイクルを示すホイスト
26の運行タイムチャートで、4個のホイスト,,
,が地上で資材44を積込んだ後、搬送ガーダ22
および建込みガーダ24,24aを介して目的位置まで
搬送される手順を示す。同図中の乗移り場所Aは揚重用
レール32から搬送ガーダ22に乗移る時点、乗移り場
所Bは搬送ガーダ22から建込みガーダ24,24aに
乗移る時点をそれぞれ示す。また、建方エリア1は一方
の建込みガーダ24で搬送される領域、建方エリア2は
他方の建込みガーダ24aで搬送される領域をそれぞれ
示す。
【0029】かかる構成になる天井クレーンの垂直揚重
装置28を用いて資材44を建物躯体の所要位置に搬送
するには、まず、地上部分で搬送しようとする資材44
に吊治具46をセットしておき、そして、ウインチ38
によって前記垂直揚重装置28を下降して地面まで降ろ
し、資材44と共に吊治具46をフック42に玉掛けす
る。このときには、前記吊治具46の掛止バー48,4
8を本体46a内に収納しておく。
【0030】前記資材44をフック42に玉掛けする作
業は、4本の支柱34,34…で囲繞された内方で行わ
れ、垂直揚重装置28の上昇に際してホイスト26のフ
ック42を下降することにより、吊治具46の本体46
aから突出させておいた掛止バー48,48を棚部3
6,36に載置し、この状態でウインチ38を巻上げて
垂直揚重装置28を資材44と共に上昇させる。
【0031】そして、前記垂直揚重装置28が仮設屋根
10の近傍まで上昇した時点でウインチ38を停止す
る。このように垂直揚重装置28が上昇位置で停止した
時点で、この垂直揚重装置28の揚重用レール32は、
図3に示すようにメインレール18の荷物取込み側端部
18aに位置した搬送ガーダ22の一方、本実施形態で
は第1ガーダ22aと一直線状に突合わされる。
【0032】次に、垂直揚重装置28が停止した後に、
図2に示したようにフック42を巻上げて資材44を棚
部36,36位置より上方に持上げる。この状態で図3
に示したように揚重用レール32に位置したホイスト2
6を移動して資材44と共に前記第1ガーダ22aに乗
り移らせる。このようにホイスト26を受取った第1ガ
ーダ22aはメインレール18を移動して、建込みガー
ダ24,24aの一方と一直線状に横並びし、第1ガー
ダ22aのホイスト26を一方の建込みガーダ24,2
4aに乗り移らせる。そして、ホイスト26が乗り移っ
た建込みガーダ24,24aはサブレール20,20a
を移動すると共に、この建込みガーダ24,24aを移
動して目的位置まで資材44を搬送する。
【0033】一方、資材44を目的位置で下ろした後、
空になったホイスト26の1つを逆の動作によって搬送
ガーダ22に戻し、この搬送ガーダ22から前記揚重用
レール32に乗り移らせる。そして、空のホイスト26
を揚重用レール32に取込んだ垂直揚重装置28を、ウ
インチ38を巻下げて下降することにより、資材44の
取込み状態とすることができる。
【0034】従って、本実施形態では前記垂直揚重装置
28を用いることにより、資材44を吊下げた前記ホイ
スト26を揚重用レール32から搬送ガーダ22に直接
乗り移らせることができる。従って、前記資材44を垂
直揚重装置28から搬送ガーダ22に移す段階で、人員
の手作業による玉掛けを廃止することができる。このた
め、一連の搬送作業の自動化を可能として作業の安全性
を向上できると共に、前記玉掛けのための作業員をなく
して省力化を達成できる。また、玉掛けのための時間が
なくなることにより、地上で資材44を吊込んで目的位
置まで搬送するというサイクルタイムを短縮化でき、延
いては、一連の搬送作業の能率を大幅に向上することが
できる。
【0035】また、本実施形態では前記メインガーダ2
2を第1ガーダ22aと第2ガーダ22bとで2連式ガ
ーダを構成したので、第1,第2ガーダ22a,22b
の一方に吊荷状態のホイスト26を位置させた状態で、
他方に空のホイスト26を取込むことができる。従っ
て、搬送ガーダ22と建込みガーダ24,24aとの間
で空になったホイスト26と吊荷状態のホイスト26と
の入替えが可能であって、揚重用レール32に位置させ
たホイスト26で資材44を吊込んで揚重する間にも、
クレーンレール16に位置する3個のホイスト26,2
6…を巧みに操作して資材44の搬送を遂行でき、搬送
作業の著しい高能率化を達成することができる。
【0036】更に、本実施形態の垂直揚重装置28で
は、ホイスト26のフック42に資材44を吊下げる際
に、これらフック42と資材44との間に長尺の吊治具
46を介在させ、垂直揚重装置28を揚重する際に吊治
具46の両端からスライドさせて突出した掛止バー4
8,48を棚部36,36に載置するようにしたので、
資材44が回転したり揺動するのを防止し、この資材4
4が振れ動いて建物躯体等に干渉することなどを防止す
ることができる。また、本実施形態では前記掛止バー4
8,48に旋回防止用金物48a,48aを設けてずれ
止めするようにしたので、吊治具46が棚部36,36
から離脱するのを確実に防止できると共に、資材44の
回転をより確実に阻止することができる。
【0037】更にまた、前記垂直揚重装置28は天板3
0の四隅に配置される緊張した4本のガイドワイヤー4
0,40…によってその昇降が案内されるので、垂直揚
重装置28が回転したり揺動するのを前記ガイドワイヤ
ー40,40…により阻止しつつ昇降させることがで
き、資材44が風等に煽られるなどして建築物の躯体側
に干渉することなどを防止して安全に搬送作業を行うこ
とができる。
【0038】ところで、前記実施形態では資材44とし
て水平方向に長尺なPC梁部材を搬送する場合を示した
関係上、吊治具46を棚部36,36に載置して揚重す
る場合を開示したが、図6に示すように回転や揺動が小
さい垂直方向に長尺なPC柱部材を揚重する場合は、前
記吊治具46を棚部36,36から浮かした状態で揚重
することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す天井クレーンの垂直揚重装置にあっては、クレーン
レールのガーダを移動するホイストが乗移り可能な揚重
用レールを設け、この揚重用レールに荷物を直接吊込む
ようにしたので、地上で揚重用レールに荷物を吊込んだ
状態で垂直揚重装置を上昇し、この揚重用レールを前記
クレーンレールの荷物取り込み側端部に位置した前記ガ
ーダに一直線状に配置することにより、荷物を吊下げた
前記ホイストを揚重用レールからガーダに直接乗り移ら
せることができる。従って、前記荷物を揚重装置からガ
ーダに移す段階で人員の手作業による玉掛けを廃止する
ことができるため、一連の搬送作業の自動化を可能とし
て作業の安全性を向上できると共に、この玉掛けのため
の作業員をなくして省力化を達成できる。また、玉掛け
のための時間がなくなることにより、地上で荷物を吊込
んで目的位置まで搬送するというサイクルタイムを短縮
化でき、延いては、一連の搬送作業の能率を大幅に向上
することができる。
【0040】また、本発明の請求項2に示す天井クレー
ンの垂直揚重装置は、前記請求項1に示す垂直揚重装置
を、天井部分の中央部に取付けたメインレールと、この
メインレールの両側に平行に取付けた一対のサブレール
とによってクレーンレールを構成し、メインレールにメ
インガーダを、サブレールにサブガーダをそれぞれ移動
可能に取付けた天井クレーンに適用したので、垂直揚重
装置からメインガーダへホイストを直接乗り移らせて荷
物の玉掛け作業を廃止して、一連の搬送作業の能率化お
よび省力化を達成できるのは勿論のこと、クレーンレー
ルがメインレールと、これの両側に配置される一対のサ
ブレールとで構成されることにより、ホイストをメイン
レールおよび両側のサブレールで同時に操作することが
可能となり、延いては、それに応じたホイストの数を設
けて搬送作業の更なる高能率化を達成することができ
る。
【0041】更に、本発明の請求項3にあっては、前記
ホイストと、このホイストに吊下げられる荷物との間に
長尺の吊治具を介在させると共に、揚重用レールの下方
にこの吊治具および荷物を十分に収納可能なスペースを
設けて、吊込んだ荷物の両側方に配置される一対の棚部
を設け、荷物の揚重途中において前記吊治具の両端部を
これら棚部に載置する構成としたので、地上でホイスト
に荷物を吊込んで揚重装置を上昇させる際に、棚部に載
置した吊治具によって荷物が回転したり揺動するのを防
止することができる。
【0042】更にまた、本発明の請求項4にあっては、
前記メインガーダを、メインレールの延設方向に併設さ
れる第1ガーダと第2ガーダとで2連式ガーダとして構
成すると共に、一対のサブガーダおよび第1,第2ガー
ダの一方にそれぞれ位置させるホイストと、前記揚重用
レールに位置させるホイストと合わせて4個のホイスト
を設ける構成としたので、第1,第2ガーダの一方に吊
荷状態のホイストを位置させた状態で、他方に空のホイ
ストを取込むことができる。従って、メインガーダとサ
ブガーダとの間で空になったホイストと吊荷状態のホイ
ストとの入替えが可能で、揚重用レールに位置させたホ
イストで荷物を吊込んで揚重する間にも、クレーンレー
ルに位置する3個のホイストを巧みに操作して荷物の搬
送を遂行でき、搬送作業の著しい高能率化を達成するこ
とができる。
【0043】また、本発明の請求項5にあっては、前記
揚重用レールの周囲に天井部分と地上との間で緊張して
取付けられる複数本のガイドワイヤーを設け、これらガ
イドワイヤーによって揚重用レールを昇降案内する構成
としたので、この揚重用レールが回転とか揺動するのを
前記ガイドワイヤーにより阻止しつつ、揚重用レールを
上昇させることができるため、吊り下げている荷物が風
等に煽られて振れ動き、建築物の躯体側に干渉すること
などを防止して安全に搬送作業を行うことができる。
【0044】更に、本発明の請求項6に示す天井クレー
ンの搬送方法にあっては、天井部分に取付けたクレーン
レールにガーダを移動可能に取付けると共に、このガー
ダに荷物吊下げ用のホイストを移動可能に取付けて、揚
重した荷物をこのホイストに吊下げて前記クレーンレー
ルおよび前記ガーダに沿って目的位置まで移動するよう
にした天井クレーンにおいて、前記クレーンレールの荷
物取込み側端部近傍に位置して天井側から昇降可能に吊
下げられると共に、このクレーンレールの荷物取込み端
部に位置した前記ガーダに一直線状に配置可能、かつ、
ホイストの乗移り可能な揚重用レールを備えた垂直揚重
装置を設け、この垂直揚重装置の揚重用レールにホイス
トを位置させた状態でこのホイストに荷物を吊込み、そ
の後、垂直揚重装置を上昇して前記揚重用レールを前記
ガーダに一直線状に配置して、この揚重用レールからホ
イストを荷物吊下げ状態でガーダに乗り移らせるように
したので、前記荷物を揚重装置からガーダに移す段階で
人員の手作業による玉掛けを廃止することができるた
め、一連の搬送作業の自動化を可能として作業の安全性
を向上できると共に、この玉掛けのための作業員をなく
して省力化を達成できる。また、玉掛けのための時間が
なくなることにより、地上で荷物を吊込んで目的位置ま
で搬送するというサイクルタイムを短縮化でき、延いて
は、一連の搬送作業の作業能率を大幅に向上することが
できるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す垂直揚重装置の斜視
図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す垂直揚重装置の上昇
完了位置から荷物を天井クレーンへ移すべく上昇させる
状態の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す垂直揚重装置の揚重
用レールから天井クレーンのガーダに荷物を移す状態の
斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態の天井クレーンを上方から
見た斜視図である。
【図5】本発明の垂直揚重装置を用いた天井クレーンの
ホイスト運行のタイムチャートである。
【図6】本発明の一実施形態の垂直揚重装置で他の荷物
を揚重する場合を示す斜視図である。
【図7】従来の天井クレーンを示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 全天候型仮設屋根(天井) 14 天井クレーン 16 クレーンレール 18 メインレール 18a 荷物取り込み側端部 20,20a サブレール 22 搬送ガーダ(メインガーダ) 24,24a 建込みガーダ(サブガーダ) 26 ホイスト 28 垂直揚重装置 32 揚重用レール 36 棚部 40 ガイドワイヤー 42 フック 44 資材(荷物) 46 吊治具 48 掛止バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 幸次 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 池田 雄一 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 上村 泰邦 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部分に取付けたクレーンレールにガ
    ーダを移動可能に取付けると共に、このガーダに荷物吊
    下げ用のホイストを移動可能に取付けて、揚重した荷物
    をこのホイストに吊下げて前記クレーンレールおよび前
    記ガーダに沿って目的位置まで移動するようにした天井
    クレーンにおいて、前記クレーンレールの荷物取込み側
    端部近傍に位置して天井側から昇降可能に吊下げられる
    と共に、このクレーンレールの荷物取込み端部に位置し
    た前記ガーダに一直線状に配置可能、かつ、ホイストの
    乗移り可能な揚重用レールを設け、この揚重用レールに
    前記ホイストを配置して、このホイストに搬送しようと
    する荷物を直接吊込むことを特徴とする天井クレーンの
    垂直揚重装置。
  2. 【請求項2】 天井部分の中央部に取付けたメインレー
    ルと、このメインレールの両側に平行に取付けた一対の
    サブレールとによってクレーンレールを構成し、メイン
    レールにメインガーダを、サブレールにサブガーダをそ
    れぞれ移動可能に取付けると共に、これらメインガーダ
    およびサブガーダに、これら両ガーダを一直線状に一致
    させた状態でそれぞれのガーダ間に乗移り可能な荷物吊
    下げ用のホイストを移動可能に取付け、揚重した荷物を
    このホイストに吊下げて前記クレーンレールおよび前記
    ガーダに沿って目的位置まで移動するようにした天井ク
    レーンにおいて、前記メインレールの荷物取込み側端部
    近傍に位置して天井側から昇降可能に吊下げられると共
    に、このメインレールの荷物取込み端部に位置した前記
    ガーダに一直線状に配置可能、かつ、ホイストの乗移り
    可能な揚重用レールを設け、この揚重用レールに前記ホ
    イストを配置して、このホイストに搬送しようとする荷
    物を直接吊込むことを特徴とする天井クレーンの垂直揚
    重装置。
  3. 【請求項3】 ホイストと、このホイストに吊下げられ
    る荷物との間に長尺の吊治具を介在させると共に、揚重
    用レールの下方にこの吊治具および荷物を十分に収納可
    能なスペースを設けて、吊込んだ荷物の両側方に配置さ
    れる一対の棚部を設け、荷物の揚重途中において前記吊
    治具の両端部をこれら棚部に載置しておくことを特徴と
    する請求項1または2に記載の天井クレーンの垂直揚重
    装置。
  4. 【請求項4】 メインガーダは、メインレールの延設方
    向に併設される第1ガーダと第2ガーダとで2連式ガー
    ダを構成すると共に、一対のサブガーダおよび第1,第
    2ガーダの一方にそれぞれ位置させるホイストと、前記
    揚重用レールに位置させるホイストと合わせて4個のホ
    イストを設けたことを特徴とする請求項2または3に記
    載の天井クレーンの垂直揚重装置。
  5. 【請求項5】 揚重用レールの周囲に天井部分と地上と
    の間で緊張して取付けられる複数本のガイドワイヤーを
    設け、これらガイドワイヤーによって揚重用レールを昇
    降案内することを特徴とする請求項1から4いずれか項
    に記載の天井クレーンの垂直揚重装置。
  6. 【請求項6】 天井部分に取付けたクレーンレールにガ
    ーダを移動可能に取付けると共に、このガーダに荷物吊
    下げ用のホイストを移動可能に取付けて、揚重した荷物
    をこのホイストに吊下げて前記クレーンレールおよび前
    記ガーダに沿って目的位置まで移動するようにした天井
    クレーンにおいて、前記クレーンレールの荷物取込み側
    端部近傍に位置して天井側から昇降可能に吊下げられる
    と共に、このクレーンレールの荷物取込み端部に位置し
    た前記ガーダに一直線状に配置可能、かつ、ホイストの
    乗移り可能な揚重用レールを備えた垂直揚重装置を設
    け、この垂直揚重装置の揚重用レールにホイストを位置
    させた状態でこのホイストに荷物を吊込み、その後、垂
    直揚重装置を上昇して前記揚重用レールを前記ガーダに
    一直線状に配置して、この揚重用レールからホイストを
    荷物吊下げ状態でガーダに乗り移らせるようにしたこと
    を特徴とする天井クレーンの搬送方法。
JP14958896A 1996-06-11 1996-06-11 天井クレーンの垂直揚重装置およびその垂直揚重装置を用いた搬送方法 Pending JPH09328289A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109179207A (zh) * 2018-10-24 2019-01-11 太原科技大学 一种轨道避障式起重输送系统
CN110606435A (zh) * 2019-10-17 2019-12-24 中铁建工集团有限公司 一种适于逆作法取土口传递物料用悬挂式电动提升机

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CN109179207A (zh) * 2018-10-24 2019-01-11 太原科技大学 一种轨道避障式起重输送系统
CN109179207B (zh) * 2018-10-24 2024-03-22 太原科技大学 一种轨道避障式起重输送系统
CN110606435A (zh) * 2019-10-17 2019-12-24 中铁建工集团有限公司 一种适于逆作法取土口传递物料用悬挂式电动提升机
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