JPH0932683A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JPH0932683A
JPH0932683A JP20031395A JP20031395A JPH0932683A JP H0932683 A JPH0932683 A JP H0932683A JP 20031395 A JP20031395 A JP 20031395A JP 20031395 A JP20031395 A JP 20031395A JP H0932683 A JPH0932683 A JP H0932683A
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JP
Japan
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fuel
control piston
injection device
balance chamber
fuel injection
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Application number
JP20031395A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Fushiya
勉 伏屋
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2547/00Special features for fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M2547/003Valve inserts containing control chamber and valve piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2547/00Special features for fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M2547/008Means for influencing the flow rate out of or into a control chamber, e.g. depending on the position of the needle

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料噴射装置において、弁体のフルリフトの
位置を容易に設定し、バランスチャンバ内での燃料圧の
脈動に影響されることなく、コントロールピストンの安
定したリフトを確保する。 【構成】 この燃料噴射装置は、弁体をコントロールス
リーブ7に挿入されたコントロールピストン2と噴孔を
開閉するニードル弁で構成する。コントロールスリーブ
7で形成されたバランスチャンバ35内に延び出すよう
にコントロールピストン2の端面75に突出部71を設
ける。コントロールスリーブ7の排出路の燃料路26の
部位にバランスチャンバ35に常時開口するスリット7
2を形成した突出部70を設ける。コントロールピスト
ン2のフルリフトの位置は、突出部71の端面77と突
出部70の端面76とが当接した位置に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関に使用
される燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多気筒エンジンの燃料噴射装置に
は、電子回路によって噴射量、噴射時期等の制御を行う
燃料噴射方式(電子制御燃料噴射システム)、噴射ポン
プから共通の通路を経て各燃焼室に燃料を分配する共同
噴射方式(コモンレール噴射システム)、噴射ポンプか
ら共通の通路及び蓄圧室を経て各燃焼室に燃料を分配す
る蓄圧式噴射方式(アキュムレータ噴射システム)等が
あり、これらの方式の燃料噴射装置自体には、噴射ポン
プからの燃料を一旦溜めておくための蓄圧室は設けられ
ていないので、各燃料噴射装置への燃料の供給は共通の
通路であるコモンレール即ち蓄圧室を通じて行われてい
る。
【0003】従来、燃料噴射装置において、弁体のリフ
トを制御するバランスチャンバの構造について、図7に
示すようなものが知られている。該燃料噴射装置におけ
るバランスチャンバ35は、コントロールスリーブ7の
中空穴54の上部と弁体のコントロールピストン2とで
囲まれる空所に構成されている。コモンレール等の高圧
燃料源(図1の符号29)からの高圧燃料は供給路を通
じてバランスチャンバ35に供給され、また、バランス
チャンバ35内の高圧燃料は排出路を通じて外部へ排出
される。上記供給路は、コントロールスリーブ7の周囲
に形成されている環状チャンバ18及びコントロールス
リーブ7に形成されたオリフィス24で構成されてい
る。また、上記排出路は、バランスチャンバ35の上面
を形成しているコントロールスリーブ7に形成された燃
料路26及びオリフィス25によって形成されている。
オリフィス25は、ニードル弁が噴孔を閉鎖している時
にはボール27とソレノイドバルブ10によって閉鎖し
ており、コントロールピストン2とニードル弁とのリフ
ト時にはボール27とソレノイドバルブ10の上昇で開
放される。図7では、コントロールスリーブ7の下面7
4には突出部70が形成され、また、コントロールピス
トン2の上端面75には突出部71が形成されている。
コントロールピストン2のフルリフトは、突出部70の
端面76と突出部71の端面77の間に隙間Sが形成さ
れるように設定され、バランスチャンバ35はオリフィ
ス24と燃料路26に常に連通するように構成されてい
る。
【0004】従来、燃料噴射装置として、例えば、特公
平6−81935号公報に開示されたものがある。該燃
料噴射装置は、円筒形部品の内孔にピストンが摺動可能
に配置され、内孔に制御室が形成されている。ピストン
に形成された流路とオリフィスを通じて制御室に燃料が
供給され、制御室内の燃料は円筒形部品に形成されたオ
リフィスを通じて排出される。ピストンの上端面と制御
室との壁面との間に隙間が形成される状態にピストンの
フルリフト(針弁昇程)が設定されている。
【0005】また、電磁式内燃機関燃料噴射装置とし
て、特開平5−118261号公報に開示されたものが
ある。該電磁式内燃機関燃料噴射装置は、制御弁が液密
連結手段で噴射装置の中空体内に収容されている。液密
連結手段は一対の精密研削された面と該面に隣接して中
空体と弁体との間で圧縮された密封リングを有する。中
空体内には円筒状軸方向空洞や制御室が形成され、制御
室と空洞内の圧力で摺動棒が制御される。制御室と空洞
への燃料供給は、インプット導管、環状室と中空体に形
成された導管を通じて行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、燃
料噴射装置において、コントロールピストン2のフルリ
フトは、突出部70の端面76と突出部71の端面77
との間に隙間Sが形成される位置に設定されている。従
って、コントロールピストン2のフルリフトの位置が、
突出部70,71の各端面76,77が互いに当接する
位置に設定されていないため、位置設定そのものが別の
ストッパ(図示せず)を用いて行われている。また、オ
リフィス24の通路断面積はオリフィス25の通路断面
積より小さく設定されているので、ボール27がオリフ
ィス25を開放した時には、バランスチャンバ35内に
燃料圧の揺動が発生する。コントロールピストン2のリ
フトを制御している燃料圧に揺動が発生すると、コント
ロールピストン2のリフト量が不安定になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、燃料の供給
が共通の通路であるコモンレール即ち蓄圧室を通じて行
われるタイプの燃料噴射装置に適用され、本体内を往復
動する弁体を燃料圧を受けるコントロールピストンと噴
孔を開閉するニードル弁で構成し、コントロールスリー
ブの中空穴で形成されるバランスチャンバ内の燃料圧に
よってコントロールピストンのリフトを制御し、コント
ロールピストンのフルリフトをコントロールピストンの
上端面とコントロールスリーブの壁面とを当接させた位
置に設定し、別途に弁体のストッパを設ける必要がな
く、バランスチャンバと排出路とを連通するためコント
ロールピストンとコントロールスリーブとの少なくとも
一方にスリットを形成した燃料噴射装置に関する。
【0008】この発明は、燃料を噴射する噴孔を備えた
本体内を往復動し且つ燃料圧で前記噴孔を開放する弁
体、該弁体が貫通した燃料を溜める前記本体内の前記弁
体の回りに形成された燃料チャンバ、前記本体に固定さ
れたコントロールスリーブによって形成された燃料圧に
よって前記弁体のリフトを制御するバランスチャンバ、
及び該バランスチャンバ内の燃料圧を解放する排出路を
開閉する開閉弁を駆動するアクチュエータを具備し、前
記弁体は前記バランスチャンバに端面が露出するコント
ロールピストンと該コントロールピストンに一体的に形
成された前記噴孔を開閉するニードル弁とから成り、前
記排出路と前記バランスチャンバとは前記コントロール
ピストン及び前記コントロールスリーブの少なくとも一
方に設けた前記バランスチャンバ内に延び出す突出部に
形成されたスリットで連通されていることを特徴とする
内燃機関の燃料噴射装置に関する。
【0009】また、前記コントロールピストンのフルリ
フト時には、前記突出部は前記コントロールピストンの
上面又は前記バランスチャンバの壁面に形成された当接
面に当接するように構成されている。
【0010】また、前記突出部は前記コントロールピス
トンと前記コントロールスリーブとにそれぞれ設けら
れ、前記各突出部の端面は前記コントロールピストンの
フルリフト時に互いに当接する当接面に構成されている
ものである。
【0011】また、前記スリットは前記コントロールス
リーブに設けた前記突出部に形成されている。又は、前
記スリットは前記コントロールピストンに設けた前記突
出部に形成されている。或いは、前記スリットは前記コ
ントロールピストンと前記コントロールスリーブとに設
けた前記各突出部にそれぞれ形成されている。
【0012】この燃料噴射装置は、上記のように構成し
たので、前記スリットが前記バランスチャンバと前記排
出路とを常時連通させる通路として機能すると共に、前
記突出部が前記弁体のフルリフトを規制するストッパと
して機能し、前記コントロールピストンと前記ニードル
弁とから成る前記弁体のフルリフトの位置設定が極めて
容易であり、別途に前記弁体のフルリフトを規制するス
トッパを設ける必要がない。また、前記弁体のフルリフ
ト時に、前記コントロールピストンの先端が燃料圧の脈
動即ち揺動で不安定になることがなく、前記弁体のスム
ースな摺動を確保できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による燃料噴射装置の実施例を説明する。以下の図面に
おいて、同一の構造及び機能を有する部品には同一の符
号を付し、重複する説明は省略する。まず、図1、図2
及び図3を参照して、この発明による燃料噴射装置の一
実施例を説明する。図1はこの発明による燃料噴射装置
の一実施例を示す断面図、図2は図1の燃料噴射装置に
おけるバランスチャンバ領域の構造の一実施例を示す拡
大断面図、及び図3は図2のバランスチャンバにおける
コントロールスリーブ側の壁面を示す平面図である。
【0014】この燃料噴射装置は、図示していないが、
コモンレール噴射システム、或いはアキュムレータ噴射
システムに適用され、噴射ポンプから燃料が供給される
共通の通路や蓄圧室(以下、コモンレール29という)
を通じて供給される高圧燃料を内燃機関に設けた各燃焼
室に噴射するものである。この燃料噴射装置におけるホ
ルダ本体1はシリンダヘッド等のベースに設けた穴部
(図示せず)にシール部材42を介して密封状態に取り
付けられる。ホルダ本体1の下端部には、ノズル本体4
がスリーブナット40をホルダ本体1のねじ部に螺入す
ることによって固定され、ホルダ本体1の下端面とノズ
ル本体4との上端面とはシール面を構成する合わせ面2
2を構成している。ノズル本体4の外周面は上部が大径
部に且つ下部が小径部に形成され、スリーブナット40
はノズル本体4の下部の段差面55に嵌合した状態でホ
ルダ本体1のねじ部に螺入されている。
【0015】ホルダ本体1の上部には、ねじ付き燃料入
口プラグ5を取り付けるためのプラグ取付穴45が形成
されている。燃料入口プラグ5はホルダ本体1のプラグ
取付穴45に螺入して取り付けられている。また、ホル
ダ本体1の上端部には、弁体を往復動させるためのソレ
ノイド式動弁機構65がスリーブナット46をホルダ本
体1のねじ部に螺入することによって固定される。ソレ
ノイド式動弁機構65及びホルダ本体1とスリーブナッ
ト46との間のシールはシール部材31,32で行われ
ている。この燃料噴射装置には、コモンレール29から
の燃料が燃料入口プラグ5を通じて供給される。また、
この燃料噴射装置では、コントロールユニット34から
の作動信号の電流は、コネクタ或いはハーネス13を通
じて端子16からソレノイド式動弁機構65へ通電され
るものである。ソレノイド式動弁機構65は、弁体に負
荷される燃料圧を燃料圧排出路(後述の燃料路26、オ
リフィス25、中空室63及び燃料戻りパイプ12)を
通じて解放するアクチュエータ(後述のコイル14、ソ
レノイド11,ソレノイドバルブ10及びボール27)
を構成している。
【0016】ホルダ本体1に形成されたねじ穴45には
燃料入口プラグ5が螺入されている。ホルダ本体1と燃
料入口プラグ5との間のシールは、シール部材30によ
って達成されている。ホルダ本体1には弁体を貫通させ
る中央貫通孔47が形成されると共に、中央貫通孔47
と燃料入口プラグ5の燃料入口49とを連通する供給穴
6が形成されている。また、ホルダ本体1の中央貫通孔
47のほぼ中央部には、中央貫通孔47が縮径されたガ
イド部66が形成され、ガイド部66には弁体のコント
ロールピストン2が貫通してガイド面36を形成してい
る。ホルダ本体1の中央貫通孔47はそれを貫通してコ
ントロールピストン2の回りに燃料を溜める燃料チャン
バ37を形成している。また、ノズル本体4には、中央
貫通孔47と連通する弁体のニードル弁3を挿入させる
中央貫通穴48が形成されると共に、燃料を燃焼室(図
示せず)に噴射する噴孔50が形成されている。
【0017】弁体は、上記のように、コントロールピス
トン2とニードル弁3とを接続部材38で連結して構成
されている。コントロールピストン2とニードル弁3と
は、各端面が当接面57で突き当たった状態に配置さ
れ、両者の軸芯方向に直交する方向の軸芯ずれを許容す
るばね力を有する接続部材38によって軸芯方向に一体
的に保持されている。コントロールピストン2の下端部
には環状溝58が形成され、ニードル弁3の上端部には
環状溝58が形成されている。接続部材38の両端部に
は内側へ突出する係止部を構成するビード59が形成さ
れている。接続部材38は、ニードル弁3とコントロー
ルピストン2との端部に跨がって嵌入され、接続部材3
8のビード59がコントロールピストン2の環状溝58
とニードル弁3の環状溝58に嵌入されている。
【0018】コントロールピストン2とニードル弁3と
が接続部材38で連結された領域には、燃料チャンバ3
7と連通する燃料チャンバ56が形成されている。コン
トロールピストン2が燃料チャンバ37に露出されてい
る外面には燃料圧がかかるテーパ面51が形成されてい
る。ニードル弁3は、ノズル本体4の中央貫通穴48に
隙間52を形成する状態で摺動可能に挿入され、その先
端部41のフェース面はノズル本体4に形成された噴孔
50が形成されたシート面に着座している。ニードル弁
3の回りに形成される隙間52は高圧燃料の通路を形成
する。また、ノズル本体4の中央貫通穴48とニードル
弁3の外周面との間には隙間52を持った摺動面21が
構成される。
【0019】ホルダ本体1の中央貫通孔47にはコント
ロールスリーブ7が嵌合してシールを兼ねた嵌合面19
を構成すると共に、中央貫通孔47の上部段部にコント
ロールスリーブ7の肩部が当接して突き当てシール面2
3が形成されている。また、コントロールスリーブ7の
外周面とホルダ本体1と中央貫通孔47との間に環状チ
ャンバ18が形成されている。コントロールスリーブ7
は、ホルダ本体1の上端部のねじ部に螺入された中空孔
44を備えた固定プラグ8で固定されている。ホルダ本
体1とコントロールスリーブ7との間の完全なシール
は、シール部材33によって達成されている。環状チャ
ンバ18、ホルダ本体1に形成された供給路の供給穴1
7を通じて燃料入口49に連通されている。
【0020】この燃料噴射装置では、コントロールスリ
ーブ7の下方に開放する中空穴54には、コントロール
ピストン2が摺動可能に嵌入される摺動面20が形成さ
れると共に、中空穴54の上部にはコントロールピスト
ン2の上面との間でバランスチャンバ35が形成されて
いる。バランスチャンバ35はオリフィス24を通じて
環状チャンバ18と連通している。更に、コントロール
スリーブ7には、バランスチャンバ35と供給穴17と
を連通するオリフィス24と、コントロールスリーブ7
の上面に通じるオリフィス25及び燃料路26とが形成
されている。バランスチャンバ35は、コントロールピ
ストン2が貫通した燃料を溜めるホルダ本体1内に形成
された燃料チャンバ37内の燃料圧によってコントロー
ルピストン2のリフトを制御する機能を有している。
【0021】この燃料噴射装置は、上記構成において、
特に、コントロールピストンの上端面75に突出部71
が形成され、バランスチャンバ35を形成するコントロ
ールスリーブ7の壁面74に突出部70が形成されてい
る。更に、突出部70には、バランスチャンバ35に開
口するスリット72が形成されている。特に、コントロ
ールピストン2の突出部71の端面77と、コントロー
ルスリーブ7に設けた突出部70の端面76とは、ニー
ドル弁3とコントロールピストン2とから成る弁体のフ
ルリフト時に、互いに当接するように当接面に構成され
ている。従って、排出路を構成する燃料路26は、コン
トロールスリーブ7に設けた突出部70に形成したスリ
ット72を通じてバランスチャンバ35に常時連通した
状態に構成されている。
【0022】この燃料噴射装置のソレノイド式動弁機構
65において、コントロールスリーブ7をホルダ本体1
に固定する固定プラグ8には中空室63が形成され、中
空室63にはオリフィス25の出口を開閉できるボール
27が配設されている。ボール27は、ソレノイド11
の付勢によって上下動するソレノイドバルブ10の下端
面に固着されて一体構造に構成されている。ソレノイド
11は、ソレノイド支持部材15を介在してスリーブナ
ット46によってホルダ本体1に固定されている。ソレ
ノイド11の外周面にはコイル14が配設され、ソレノ
イド11の上部にはソレノイドバルブスプリング9が配
設され、ソレノイドバルブスプリング9はセットねじ6
4でソレノイド11にセットされている。コイル14に
は端子16及びコネクタ(ハーネス)13を通じてコン
トロールユニット34からの信号に応じた電流が供給さ
れる。コイル14への通電はソレノイド11を付勢し、
付勢されたソレノイド11はソレノイドバルブ10がソ
レノイドバルブスプリング9のばね力に打ち勝って引き
上げる作動をする。
【0023】また、ソレノイド式動弁機構65の上部に
はスリーブナット46から延び出した燃料戻りパイプ1
2が配設されている。燃料戻りパイプ12はソレノイド
11の外周に形成される通路を通じて中空室63に連通
されている。従って、バランスチャンバ35内に供給さ
れている燃料は、ソレノイドバルブ10と一体のボール
27がオリフィス25を開放することによって、バラン
スチャンバ35からスリット72、燃料路26、オリフ
ィス25及び中空室63を通じて燃料戻りパイプ12へ
排出される。即ち、アクチュエータを構成するソレノイ
ド式動弁機構65が作動すると、開閉弁を構成するソレ
ノイドバルブ10及びボール27がオリフィス25を開
放し、バランスチャンバ35内の燃料圧が排出路を構成
するスリット72、燃料路26、オリフィス25、中空
室63及び燃料戻しパイプ12を通じて解除される。
【0024】この燃料噴射装置において、ニードル弁3
による噴孔50を閉鎖するリターン作動は、コントロー
ルピストン2の下部に固定されたリテーナ39とホルダ
本体1の中央貫通孔47内の段部43に係止して固定さ
れたリテーナ53との間に配設されたリターンスプリン
グ28によって行われる。
【0025】この発明による燃料噴射装置は、上記のよ
うに構成されており、次のように作動する。この燃料噴
射装置では、ソレノイド式動弁機構65が付勢されてお
らず、ソレノイドバルブ10とボール27とがソレノイ
ドスプリング9のばね力で下方へ押し付けられ、オリフ
ィス25はボール27によって閉鎖されている。この状
態でコモンレール29からの高圧燃料は燃料入口プラグ
5を通じて燃料入口49に供給されている。コントロー
ルピストン2とニードル弁3の周囲に形成された燃料チ
ャンバ37には、高圧燃料が燃料入口49から供給穴6
を通じて充満されている。ニードル弁3の外周のノズル
本体4との間に形成される隙間52には高圧燃料が充満
している。また、環状チャンバ18内には高圧燃料が燃
料入口49から供給穴17を通じて充満され、バランス
チャンバ35内には高圧燃料が環状チャンバ18からオ
リフィス24を通じて充満されている。燃料チャンバ3
7に充填された高圧燃料は、シール部材30,33によ
って密封されている。また、環状チャンバ18とバラン
スチャンバ35との高圧燃料は、シール部材33によっ
て燃料チャンバ37内の高圧燃料とはオリフィス24を
通じて連通する以外は遮断された状態になっている。
【0026】ソレノイドバルブ10及びボール27によ
ってオリフィス25が閉鎖されている時には、供給穴1
7及びオリフィス24を通じて供給されたバランスチャ
ンバ35内の高圧燃料はコントロールピストン2の上面
にその燃料圧が付与され、コントロールピストン2を下
方へ押し下げる押圧力として作用する。また、リターン
スプリング28のばね力は弁体を押し下げるばね力とし
て作用する。一方、ノズル本体4の噴孔50に着座して
噴孔50を開閉するニードル弁3の先端のテーパ面にか
かる燃料圧は、弁体を上昇させる力として作用する。言
い換えれば、コントロールピストン2とニードル弁3と
から成る弁体は、弁体にかかる燃料圧で上昇して噴孔5
0を開放できる構造に構成されるが、この実施例では、
ノズル本体4の噴孔50に着座して噴孔50を開閉する
ニードル弁3の先端のテーパ面にかかる燃料圧が、リタ
ーンスプリング28のばね力とコントロールピストン2
の上面にかかるバランスチャンバ35の燃料圧との総和
より大きくなって上昇させられる。しかも、バランスチ
ャンバ35内のコントロールピストン2に作用する押圧
力とリターンスプリング28のばね力との総和の押し下
げ力は、ニードル弁3に作用する押し上げ力より大きく
なるように設定され、ニードル弁3が噴孔50を閉鎖す
る状態にバランスされている。
【0027】そこで、コントロールユニット34からの
指令でソレノイド式動弁機構65のコイル14に通電さ
れると、付勢されたソレノイド11によってソレノイド
バルブ10及びボール27が持ち上げられ、オリフィス
25が開放する。オリフィス25が開放すると、バラン
スチャンバ35内の高圧燃料がスリット72、燃料路2
6、オリフィス25を通じて中空室63に排出され、次
いで、中空室63から燃料戻りパイプ12を通じて燃料
タンクへ戻される。バランスチャンバ35内の高圧燃料
が排出されると、ニードル弁3のテーパ面に作用する押
し上げる押圧力がリターンスプリング28の力に打ち勝
って上昇し、コントロールピストン2に軸方向に固定さ
れているニードル弁4が上昇し、噴孔50が開放して燃
焼室(図示せず)への燃料噴射が行われる。
【0028】次いで、コントロールユニット34からの
指令でソレノイド式動弁機構65のコイル14への通電
が絶たれると、ソレノイド11への付勢が絶たれ、バル
ブスプリング9のばね力でソレノイドバルブ10とボー
ル27とが下降し、ボール27によってオリフィス25
を閉鎖する。オリフィス25が閉鎖すると、コモンレー
ル29からの高圧燃料が燃料入口49、供給穴17及び
オリフィス24を通じてバランスチャンバ35に供給さ
れ、高圧燃料が再びバランスチャンバ35内に溜めら
れ、バランスチャンバ35内の高圧燃料は再びコントロ
ールピストン2の上面に作用してコントロールピストン
2を押し下げ、ニードル弁3が噴孔50を閉鎖し、噴孔
50からの燃料噴射が終了する。この燃料噴射装置は、
上記の作動を繰り返して燃焼室へ燃料を間欠的に噴射さ
せることができる。
【0029】次に、図4及び図5を参照して、この発明
による燃料噴射装置の別の実施例を説明する。図4は図
1の燃料噴射装置におけるバランスチャンバ領域の構造
の別の実施例を示す拡大断面図、及び図5は図4のバラ
ンスチャンバにおけるコントロールピストン側の上面を
示す平面図である。この実施例は、上記実施例と比較し
てコントロールピストンにスリットを形成した以外は、
同一の構成であり、同一の作用を発揮できるものである
ので、同一のものには同一の符号を付し、重複する説明
を省略する。即ち、この実施例は、コントロールピスト
ン2の突出部71には、バランスチャンバ35に開口す
るスリット73が形成されている。
【0030】次に、図6を参照して、この発明による燃
料噴射装置の別の実施例を説明する。図6は図1の燃料
噴射装置におけるバランスチャンバ領域の構造の更に別
の実施例を示す拡大断面図である。この実施例は、上記
各実施例と比較してコントロールピストンとコントロー
ルスリーブとにスリットをそれぞれ形成した以外は、同
一の構成であり、同一の作用を発揮できるものであるの
で、同一のものには同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。即ち、この実施例は、コントロールピストン
2の突出部71には、バランスチャンバ35に開口する
スリット73が形成され、また、コントロールスリーブ
7の突出部70にはスリット72が形成されている。
【0031】
【発明の効果】この発明による燃料噴射装置は、以上の
ように構成されているので、次のような特有の効果を有
する。即ち、この燃料噴射装置は、弁体をコントロール
スリーブで構成されたバランスチャンバに端面が露出す
るコントロールピストンと該コントロールピストンに端
面を互いに突き当てた状態で連結された噴孔を開閉する
ニードル弁とから構成し、排出路と前記バランスチャン
バとは前記コントロールピストン及びコントロールスリ
ーブの少なくとも一方に設けた前記バランスチャンバ内
に延び出す突出部に形成されたスリットで連通されてい
るので、前記バランスチャンバと前記排出路とは前記ス
リットを通じて常時連通し、前記コントロールピストン
と前記コントロールスリーブとは互いに当接した位置を
前記弁体のフルリフトに設定することができ、前記弁体
をフルリフト位置で停止させる別途のストッパを設ける
必要がなく、前記コントロールピストンの燃料圧の脈動
でリフトが不安定になることがない。即ち、この燃料噴
射装置は、前記弁体のフルリフトの位置を容易に設定で
き、前記バランスチャンバ内での燃料圧の脈動に影響さ
れることなく、前記コントロールピストンの安定したリ
フトを確保できる。また、前記バランスチャンバと前記
排出路とを連通する前記スリットは、前記コントロール
ピストンに設けた突出部に形成してもよく、又は、前記
コントロールスリーブに設けた突出部に形成してもよ
く、或いは、両者に設けてもよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による燃料噴射装置の一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の燃料噴射装置におけるバランスチャンバ
領域の構造の一実施例を示す拡大断面図である。
【図3】図2のバランスチャンバにおけるコントロール
スリーブ側の壁面を示す平面図である。
【図4】図1の燃料噴射装置におけるバランスチャンバ
領域の構造の別の実施例を示す拡大断面図である。
【図5】図4のバランスチャンバにおけるコントロール
ピストン側の上面を示す平面図である。
【図6】図1の燃料噴射装置におけるバランスチャンバ
領域の構造の更に別の実施例を示す拡大断面図である。
【図7】図1の燃料噴射装置におけるバランスチャンバ
領域の構造の従来の例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ホルダ本体 2 コントロールピストン 3 ニードル弁 4 ノズル本体 7 コントロールスリーブ 18 環状チャンバ 35 バランスチャンバ 37,56 燃料チャンバ 38 接続部材 50 噴孔 70,71 突出部 72,73 スリット 74 壁面 75 上端面 76,77 端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 61/16 F02M 61/16 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を噴射する噴孔を備えた本体内を往
    復動し且つ燃料圧で前記噴孔を開放する弁体、該弁体が
    貫通した燃料を溜める前記本体内の前記弁体の回りに形
    成された燃料チャンバ、前記本体に固定されたコントロ
    ールスリーブによって形成された燃料圧によって前記弁
    体のリフトを制御するバランスチャンバ、及び該バラン
    スチャンバ内の燃料圧を解放する排出路を開閉する開閉
    弁を駆動するアクチュエータを具備し、前記弁体は前記
    バランスチャンバに端面が露出するコントロールピスト
    ンと該コントロールピストンに一体的に形成された前記
    噴孔を開閉するニードル弁とから成り、前記排出路と前
    記バランスチャンバとは前記コントロールピストン及び
    前記コントロールスリーブの少なくとも一方に設けた前
    記バランスチャンバ内に延び出す突出部に形成されたス
    リットで連通されていることを特徴とする内燃機関の燃
    料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記コントロールピストンのフルリフト
    時には、前記突出部は前記コントロールピストンの上面
    又は前記バランスチャンバの壁面に形成された当接面に
    当接するように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記突出部は前記コントロールピストン
    と前記コントロールスリーブとにそれぞれ設けられ、前
    記各突出部の端面は前記コントロールピストンのフルリ
    フト時に互いに当接する当接面に構成されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料噴射
    装置。
  4. 【請求項4】 前記スリットは前記コントロールスリー
    ブに設けた前記突出部に形成されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記スリットは前記コントロールピスト
    ンに設けた前記突出部に形成されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記スリットは前記コントロールピスト
    ンと前記コントロールスリーブとに設けた前記各突出部
    にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項3に
    記載の内燃機関の燃料噴射装置。
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