JPS6154945B2 - - Google Patents

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JPS6154945B2
JPS6154945B2 JP54041155A JP4115579A JPS6154945B2 JP S6154945 B2 JPS6154945 B2 JP S6154945B2 JP 54041155 A JP54041155 A JP 54041155A JP 4115579 A JP4115579 A JP 4115579A JP S6154945 B2 JPS6154945 B2 JP S6154945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
valve
pressure
nozzle assembly
poppet valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP54041155A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54135922A (en
Inventor
Ai Detsukaado Jon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Motors Liquidation Co filed Critical Motors Liquidation Co
Publication of JPS54135922A publication Critical patent/JPS54135922A/ja
Publication of JPS6154945B2 publication Critical patent/JPS6154945B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/04Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
    • F02M61/08Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series the valves opening in direction of fuel flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃料噴射装置に関し、特に内燃エンジ
ン、特にデイーゼル・エンジンに用いるためのポ
ペツト弁タイプの電磁燃料噴射ノズル組立体に関
する。
デイーゼル・エンジン等の内燃エンジン上のシ
リンダ内へ燃料を噴射するために従来ポペツト弁
タイプの燃料噴射ノズル組立体が用いられてい
る。かかる従来の燃料噴射ノズルにおいては、ポ
ペツト弁の閉鎖部材は弁の頭部に作用する噴射さ
れるべき加圧燃料の供給により、その開位置へと
通常動かされ、またある所定期間の噴射後に燃料
圧力が低下せしめられると、ポペツト弁の弁心棒
の内端におけるポペツト弁の肩部上に作用する戻
しばねによりその閉位置へと通常動かされる。
かかる従来の燃料噴射ノズル組立体は定期的に
加圧燃料を供給されて噴射を行なうので、燃料が
燃焼シリンダ内へあまり浸透しないとか、噴射時
に流れの安定性が変化するとか、燃料供給系を介
して燃料噴射器への、そして燃料噴射ノズル組立
体のノズル構成素子を介する供給圧力に急速な低
下があるといつた多数の不満な作動特性を有す
る。
かかる従来の燃料噴射ノズル組立体を改良せん
として、上記問題の一つまたはそれ以上を矯正す
べく種々の型式の電磁装置が、この型式の燃料噴
射ノズル組立体に組込まれているが、かかる修正
された燃料噴射ノズル組立体のうちのどれ1つと
してそれらの問題のすべてを矯正するように作用
してはいない。
本発明は内部に常閉成しているソレノイド弁を
備え、ポペツト弁の開放及び閉鎖運動を制御する
ことにより該ユニツトの動的応答特性を制御する
ように作用する流体圧的力均衡系を含むポペツト
弁型の電磁燃料噴射ノズル組立体を提供するもの
である。
本発明およびその他の目的、ならびに特徴をよ
り良く理解するために、本発明についての以下の
詳細な説明を添付図面と併読されたい。
第1図、第2図および第3図は、本発明による
電磁燃料噴射ノズル組立体を示し、この電磁燃料
噴射ノズル組立体は、本体1とナツト2とにより
構成されるハウジングを含み、このナツト2は中
空で円筒形であり、その上端部は本体1と3でね
じ接続されており、このナツト2の中間部分は図
示の構成で雄ねじ山3aを備えていることによ
り、このハウジング組立体は不図示のエンジンシ
リンダに固定される。ナツト2は、その下端に開
口2aを有し、それを介して、以下本電磁燃料噴
射ノズル組立体の弁体と称する組合わされた噴射
器供給先端および弁体4の下端もしくは出口端が
延びている。図示のごとく、弁体4は、ナツト2
内の段付孔により与えられる内側肩部2b上に着
座する肩部4aを与えるように、その上端におい
て拡大されている。
弁体4と本体1の下面1aとの間には、弁体4
から始まつて順次ばねケージ5と制御ケージ6と
が位置せしめられ、これらの要素は、図示の構成
においては、製造および組立を容易ならしめるた
めに別々の要素として形成されている。ナツト2
の本体1に対する螺合部3は、弁体4の上端と本
体1の下面1aとの間にクランプされて端対端に
積重ねられたばねケージ5および制御ケージ6を
保持している。これら上記要素のすべては重なつ
た嵌合表面を有することによりそれらは互いに圧
力密封関係に保持され、加えて、ダボ7の如きダ
ボがこれら要素の相互に対する所望の心合位置を
保持するために用いられている。
弁体4には、第1図および第2図において該弁
体の上端から延びる所定の内径を有する内側環状
壁10と内側環状壁11とを順次与えるように貫
通段状孔が形成され両者間には連結用円錐肩部ま
たは弁座12があり、内側環状壁11は内側環状
壁10の内径よりも大きな内径を有し、内側環状
壁11は、弁体4から不図示のエンジン・シリン
ダの燃焼室へと至る噴霧出口を画成している。
ポペツト弁14は、そこからの燃料噴射を制御
すべく、弁体4の貫通段付孔内に往復可能に軸承
されており、所定の外径を有すきのこ形の拡大さ
れた頭部と、そこから延びる弁心棒16とを含
む。弁心棒16は、軸方向に伸び離隅するランド
17,18をそなえており、これらはいずれも内
側環状壁10により摺動可能に受容されるような
外径を有しているが、ランド18はその中に離隔
した螺旋状の溝20をそなえている。弁心棒16
はまたランド17と18間およびランド18と頭
部15間にそれぞれ所定の縮小された直径を有す
る部分21,22をそなえて内側環状壁10と共
に、ポペツト弁14の外向き頭部15の外向き開
口により制御されるごとき弁体4から噴霧出口と
流体連通する燃料供給室23を形成している。
その上端において弁心棒16はランド17の直
径に比して縮小した直径を有し、弁心棒16の自
由端部即ち頭部15とは反対側の端部は雄ねじ山
24をそなえ且つまたその自由端において以下に
述べるナツト28が弁心棒上に螺着せしめられる
時にポペツト弁の回転を防止すべく工具ビツトを
挿入するための少なくとも1つの貫通半径方向ス
ロツト25をもそなえている。この弁心棒16の
上端は、図示の構成においては、ばねケージ5内
の内側軸方向ばね室26を介して制御ケージ6内
の空洞内へと上方に延びるような軸方向長さを有
している。
弁体4の上端と弁心棒16の上端部を包囲し且
つねじ山24上に螺合する1対のナツト28のう
ちの下側のものに対して衝合状態に付勢されてい
る半径方向に伸びるフランジであり環状ばね保持
器27との間には所定の力を有する弁戻し圧縮ば
ね30があり、これはポペツト弁14の頭部15
を、図示のごとく、この頭部15の上側円錐形部
分が弁座12上に着座した閉位置へと第1図で見
て上方へ押す作用をなす。
通常の燃料タンクから不図示の高圧供給ポンプ
および導管を経た燃料は本体1内の入口金具また
は入口31と、一端において入口31と連通しそ
の反対端において本体の下面1a内の凹み空洞3
3と連通する本体1内の通路32とを含む燃料供
給通路を介して弁体4内の燃料供給室23へと供
給される。凹み空洞33は制御ケージ6内の軸方
向通路35を経て連通し且つ1つまたはそれ以上
の通路37によりばねケージの反対端においてそ
して燃料供給室23内へと開口する弁体4内のせ
ん孔通路40を経て第2の環状溝38に連結され
たばねケージ5の一端または上端において環状溝
36と連通した制御ケージ6の上端における凹み
空洞34内へと開口しており、このせん孔通路4
0はポペツト弁が開放している時には室23と連
通するようにポペツト弁14がその閉位置にある
時にはランド17より下方の位置において内側環
状内壁10と交差またはそれを突破している。こ
の配置により、燃料供給室23は連続的に加圧燃
料を供給されることができ、この燃料供給室23
がポペツト弁の圧力均衡のために同一の有効直径
または面積を有するランド17と弁座12に対し
て着座した際の頭部15との間に位置することは
明らかであろう。即ち、燃料供給室23内の燃料
の圧力はポペツト弁14の開放運動に影響するよ
うに意図されているものではない。
制御ケージ6はそれを貫通する軸方向段付孔を
そなえ、これは順次、制御ケージ6の上端から延
びる内側環状壁41とこの内側環状壁41の内径
に比して拡大した内径を有する内側環状壁42と
を与え、内側環状壁42の内径はばねケージ5内
のばね室26を画成する壁26aの内径にほぼ対
応し、壁41と42は半径方向壁43により相互
連結されている。図示のごとく、制御ケージ6を
貫通する軸方向段付孔はばねケージ5内の内側環
状ばね室26と弁体4内に軸承されるごときポペ
ツト弁14の軸線とに同心状であり、且つまた本
体1内にその下面1aから上方へ延びるように設
けられた拡大された凹み空洞44とも同心状であ
る。
制御ケージの内側環状壁41部分を与える軸方
向段付孔の部分には所定直径の作動プランジヤ4
5が摺動可能に軸承されており、この作動プラン
ジヤ45の一端は弁心棒16の自由端に対して衝
合するように位置せしめられ、その反対側の端部
または直径の縮小した端部は作動プランジヤを弁
心棒16の上端または自由端と衝合するように第
1図および第2図で見て下方へと通常付勢するよ
うに一端において本体1に対し反対端において作
動プランジヤ45に対して衝合する圧縮ばね46
により囲まれるべく凹み空洞44内へと上方に延
びている。この圧縮ばね46の力は弁戻しばね3
0が圧縮ばね46の付勢に抗してポペツト弁14
を強制的に着座せしめうるに充分な量だけ弁戻し
ばね30の力よりも小さい。
図示のごとく、作動プランジヤ45の上端は制
御ケージ6の内側環状壁41および本体1内の凹
み空洞44と共に第4図に示すごとく可変容積の
圧力作動室48を画成するが、作動プランジヤ4
5の下端は制御ケージ6の内側環状壁42および
半径方向壁43ならびにばねケージ5内の内側環
状ばね室26と共に第4図に示すごとく圧力制御
変調室50を画成している。
通路32内を流れる高い供給圧力の燃料はまた
第2図に示すごとく一方の側を本体1内の凹み空
洞44内へと開口せしめた凹み空洞33によつて
凹み空洞44を該通路32に連結せしめることに
よる等して圧力作動室48へも供給される。そし
て通路32からの高い供給圧力の燃料は本体1内
の凹み空洞33および制御ケージ6内の凹み空洞
34を経て絞りオリフイス52を有し、且つその
下端が半径方向壁43を介して圧力製御変調室5
0内へと開口する制御ケージ6内の変調器流れ通
路51を介して圧力制御変調室50へと供給され
る。絞りオリフイス52は後述するごとく所定の
直径を有するものである。
圧力制御変調室50内の燃料圧力の変調は該室
をほぼ大気圧に対応する低下した圧力で電磁燃料
噴射ノズル組立体から燃料を排出せしめるために
用いられる燃料ドレン通路に圧力変調した通路を
経て連結することにより得られる。図示の構成に
おいて、圧力変調した通路は例えば制御ケージ6
内に設けられた圧力制御変調室50からの出口通
路55を含み、この出口通路55の一端は半径方
向壁43および内側環状壁42を介して圧力制御
変調室50内へと開口し、その反対端は本体1の
上端から延びる端ぐり段状開口により本体1内に
形成された流れ区画室または室57の一端内へと
開口する本体1内の通路56と流れ一致状態に連
結されている。
流れ区画室または室57から燃料ドレン通路へ
の流れは圧力変調通路内に設けられた計測オリフ
イス58を介する流れを制御する常閉成されてい
るソレノイド作動される弁62によつて制御され
る。図示の構成において、本体1内に螺着された
弁ケージ60は室57内へと開口する所定直径の
計側オリフイス58を有する貫通段付孔通路61
をそなえており、貫通段付孔通路61の拡大した
内径部分は計測オリフイス58に隣接する貫通段
付孔通路61の部分を包囲する弁座63と係合す
るようになされた弁先端62aを有するソレノイ
ド作動される弁62の溝付端部を摺動可能に受容
する。ソレノイド作動される弁62の反対端はソ
レノイド・アーマチヤ64の穴付端部を貫通して
延び、ソレノイド作動される弁62の心棒端即ち
弁先端62aとは反対側の端上に圧嵌された環状
保持器65によりそれに対して軸方向運動しない
ように固定されている。
ソレノイド・アーマチヤ64は1対の電気的導
線68により不図示の公知の燃料噴射電子制御回
路を経て電源に接続されている磁気線のソレノイ
ド・コイル巻線67を有する管状ボビン66内に
摺動可能に受容されることにより、ソレノイド・
コイル巻線67は公知のごとくにしてエンジンの
作動条件の関数として付勢されうる。
管状ボビン66は本体1の頂部に隣接して孔空
洞内に位置せしめられ、且つ本体1の内側肩部7
0と本体1内の孔空洞の雌ねじ山部分に72にお
いて螺合したソレノイド・コア71との間に位置
せしめられている。ソレノイド・コア71の縮小
直径部分はその横スロツト付自由端71aを有し
この横スロツト付自由端71aは管状ボビン66
内へと所定の軸方向距離だけ延びてソレノイド・
コイル巻線67が付勢された時に第2図で見て上
方へのソレノイド・アーマチヤ64の軸方向運動
を制限するためのストツパとして作用し、管状ボ
ビン66とソレノイド・コア71との間には必要
に応じてシム73が位置せしめられてソレノイ
ド・アーマチヤ64の軸方向運動のために必要な
空隙を与えている。図示のごとく、ソレノイド・
アーマチヤ64従つてソレノイド作動される弁6
2は該アーマチヤ64の凹み開口端内に位置する
圧縮ばね74によつて第2図示位置へと下方に反
対方向に通常軸方向に付勢されており、該圧縮ば
ねの一端はソレノイド・コア71の横スロツト付
自由端71aと衝合しその反対端はソレノイド・
アーマチヤ64と係合している。
弁ケージ60の自由端または上端とソレノイド
作動される弁62が取付けられたソレノイド・ア
ーマチヤ64の一端との間における管状ボビン6
6の内部はこれらの要素と共に、ソレノイド・ア
ーマチヤ64内の軸方向に延びる通路76を経て
アーマチヤの反対端または凹み開口端と連通する
燃料戻し室75を形成している。
燃料戻し室75は燃料をこの電磁燃料噴射器ノ
ズル組立体に供給するのに用いられる不図示の燃
料タンクへ燃料を戻すための燃料ドレン通路の一
部を形成し、この燃料ドレン通路は更に一端にお
いて第2図において最も良く見られるごとく内側
肩部70を介して撚料戻し室75の下端内へと開
口する通路77を含み、該通路77の反対端は不
図示の燃料ドレン導管により不図示の燃料タンク
に連結されるようになされた本体1内の燃料出口
またはドレン金具80に戻し通路78を経て連結
されている。管状ボビン66とソレノイド・コア
71の間および管状ボビン66と本体1の間には
それぞれ密封具81,82が設けられている。
機能の説明 本電磁燃料噴射ノズル組立体の主要作動要素を
略示する第4図に示されているごとく、適当に高
い供給圧力Psの燃料は不図示の燃料ポンプから
入口31を経て電磁燃料噴射ノズル組立体へと連
続的に供給される。燃料は入口31から通路3
2、凹み空洞33,34を含む燃料供給通路およ
び軸方向通路35を介し次いで環状溝36,38
および軸方向通路37を経てせん孔通路40へと
流れ、燃料供給室23内においてこの供給圧力
Psの燃料を与える。前述したように、弁心棒1
6の部分21とランド17との間に画成される稼
動面積はこの流体圧力が作用する頭部15の通常
の稼動面積に等しいので、ポペツト弁14は閉鎖
された時に燃料供給室23内の加圧燃料の結果と
していかなる実質的な差動圧力によつても作用さ
れることがない。
同時に、この供給圧力Psは圧力作動室48へ
と直接に加えられ供給圧力Psの燃料は制御され
た流量で圧力制御変調室50へと絞られる。圧力
制御変調室50内の燃料の圧力は後述のごとく変
化し従つて変調用圧力Pmとして区別される。こ
の変調用圧力Pmは静的状態の時に―例えばソレ
ノイド・コイル巻線が付勢されていず従つてソレ
ノイド作動される弁62が弁座63に対して着座
している時―供給圧力Psと等しくなる。この期
間においては、弁戻し圧縮ばね30の力が圧縮ば
ね46の値よりもかなり大きくなるよう予め選択
されていると共に作動プランジヤ45の両端に作
用する圧力が実質的に相等しく、且つ等しい有効
面積に対して作用するので、弁戻し圧縮ばね30
はポペツト弁14を第1図、第2図および第4図
に示したごとき閉位置へと付勢保持するように働
く。
しかし公知のごとくにして発動機作動に対して
調時されるごとき、一定の特性および持続期間を
有する電気的(電流)パルスが電気リード線68
を介してソレノイド・コイル巻線67へと印加さ
れると、ソレノイド・アーマチヤ64をソレノイ
ド・コア71へと惹きつける電磁界が発生するこ
とによりソレノイド作動される弁62を弁座63
から持上げて変調された圧力変調通路55―57
を介して燃料ドレン通路75,77―80へと至
る流体流を許して圧力制御変調室50内の燃料の
圧力に低下を生ぜしめるが、圧力制御変調室50
内の燃料圧力のこの低下は絞りオリフイス52と
計測オリフイス58との所望の予め選択された直
径比により決定される割合いで生じる。従つて、
圧力制御変調室50内での燃料の変調圧力Pmは
低下し、それが少なくとも予め選択された圧力
Poに達すると、作動プランジヤ45の両端間に
圧力作動室48内の供給圧力Psが弁戻し圧縮ば
ね30の付勢に抗して作動プランジヤ45の下降
運動を行なわせるとともにポペツト弁14の外向
き開放を行なわせるのに充分な力の不均衡が生じ
る。ポペツト弁の頭部15の弁座12から離れる
方向での外向き開放運動とともに、燃料噴射が発
生する。ポペツト弁14の急速な流体圧的上昇に
より電磁燃料噴射ノズル組立体から燃料が供給圧
力Psで噴射せしめられることが可能となる、す
なわち、燃料供給室23内における燃料の供給圧
力は弁座12の近傍においては、ほぼ供給圧力
Psのままを保ち、したがつて、この圧力は増大
した燃料噴射浸透を与えるとともに、燃料噴射時
における均等な流れを与える。と言うのは、燃料
噴射時には、燃料供給通路およびノズル組立体構
成素子を介する供給圧力Psの低下はあつても少
ないからである。
ソレノイド・コイル巻線67への電気的パルス
が終了すると、ソレノイド・コア71とソレノイ
ド・アーマチヤ64間の電磁力が崩れることによ
り、圧縮ばね74は再びソレノイド作動される弁
62の閉鎖を行なわせるべく作用する。圧縮ばね
74の力は、好ましくは、ソレノイド作動される
弁62の急速な応答閉鎖を与えて、変調圧力Pm
を圧力制御変調室50内で再び上昇せしめるよう
に、予め選択されている。この変調圧力Pmが閉
鎖圧力Pcに等しい所定の圧力に達すると、弁戻
し圧縮ばね30は再びポペツト弁14の閉鎖を行
なわせるべく作用する。しかる後、変調圧力Pm
は再び供給圧力Psの圧力に達し、作動プランジ
ヤ45の両端間に流体圧的力の均衡が再び作用す
るようになり、圧縮ばね30はポペツト弁14を
図示の如くその閉位置に保持する。
従来のポペツト型燃料噴射ノズルと対照的に、
本電磁燃料噴射ノズル組立体においては、ポペツ
ト弁14を開放する所定の燃料圧力Poは、前述
した如く、燃料供給室23内における燃料の圧力
がポペツト弁の等しい有効稼動面積上において互
いに逆方向に作用するので、ポペツト弁の閉鎖を
行なわせるに要する閉鎖圧力Pcに等しい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による電磁燃料噴射ノズル組
立体の一部断面図、第2図は、第1図の2―2線
における断面図、第3図は、第1図示の電磁燃料
噴射ノズル組立体の平面図、第4図は、本発明に
よる電磁燃料噴射ノズル組立体の主要作動要素の
概略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電磁燃料噴射ノズル組立体であつて、ハウジ
    ング1,2と; 前記ハウジング内に位置し、貫通段付孔10,
    11を有し、該貫通段付孔の一端に噴霧出口を有
    する弁体4と; 前記貫通段付孔10,11内に位置するポペツ
    ト弁14と; ソレノイド作動される弁62とを含み、前記ポ
    ペツト弁14が前記貫通段付孔10,11により
    画成される弁座12と係合可能な頭部15を有
    し、前記ポペツト弁14は、前記頭部が前記弁座
    12に係合する閉鎖位置と前記頭部15が前記弁
    座12から離間している開放位置との間を、前記
    噴霧出口に対して可動で、前記噴霧出口からの燃
    料噴射を制御する電磁燃料噴射ノズル組立体にお
    いて、 作動プランジヤ45が設けられており、前記作
    動プランジヤ45は前記ハウジング1,2内であ
    つて前記作動プランジヤ45の一端が前記ポペツ
    ト弁14の一方の端に接触するような位置に置か
    れ; 圧縮ばね46が設けられており、前記圧縮ばね
    46は前記作動プランジヤ45を前記ポペツト弁
    14に接触させるべく通常付勢するように前記ハ
    ウジング1,2に置かれ; 弁戻し圧縮ばね30が設けられており、前記弁
    戻し圧縮ばね30は、前記ハウジング1,2内に
    置かれ、前記圧縮ばね46の力に抗して、前記ポ
    ペット弁14を閉鎖位置に通常付勢すべく前記ポ
    ペツト弁14に作動可能に接続され; 燃料供給通路31〜40が設けられ、前記燃料
    供給通路31〜40は、燃料源の一端に供給圧力
    Psで接続可能であり、前記燃料供給通路31〜
    40は、燃料を前記噴霧出口を介して配給するた
    め前記貫通段付孔10,11と連通し、かつ前記
    燃料供給通路31〜40は、燃料を前記作動プラ
    ンジヤの他端に対して前記供給圧力で連通するた
    め、前記作動プランジヤ45の前記他端が伸びて
    いる圧力作動室48に連通し; 変調流れ通路51が、その中にしぼりオリフイ
    ス52をもつて設けられており、前記変調流れ通
    路51は、前記作動プランジヤ45の前記一端に
    対して前記燃料供給通路31〜40から制御され
    た比率で燃料を供給するため、前記ハウジング内
    の前記燃料通路31〜40と前記作動プランジヤ
    45の前記一端が伸びている圧力制御変調室50
    とに接続されており; 前記圧力制御変調室50は前記供給圧力の圧力
    より低い圧力で燃料戻し通路75,77〜80に
    接続可能であり、前記燃料戻し通路75,77〜
    80との接続は第1の位置と第2の位置との間で
    可動なソレノイド作動される弁62によつて制御
    され、前記第1の位置では、前記圧力制御変調室
    50が前記燃料戻し通路75,77〜80に接続
    され、もつて前記作動プランジヤ45の前記一端
    と前記他端との間に圧力差を発生させ、ポペツト
    弁が前記圧縮ばね46の作用および前記圧力作動
    室48内の燃料の圧力の下に開放位置に動かさ
    れ、前記第2の位置では前記圧力制御変調室50
    が前記燃料戻し通路75,77,78と切りはな
    され、もつて、前記作動プランジヤ45の前記一
    端と前記他端との間の圧力差を実質的に零とな
    り、前記ポペット弁14が前記弁戻し圧縮ばね3
    0の作用の下に閉鎖位置に動かされることを特徴
    とする電磁燃料噴射ノズル組立体。 2 特許請求の範囲第1項記載の電磁燃料噴射器
    ノズル組立体において、 前記圧力制御変調室50は計測オリフイス58
    を介して燃料戻し通路75,77,78に接続さ
    れ、そこを通しての流れが前記ソレノイド作動さ
    れる弁62によつて制御されることを特徴とする
    電磁燃料噴射ノズル組立体。
JP4115579A 1978-04-06 1979-04-06 Solenoid fuel injection nozzle assembly Granted JPS54135922A (en)

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