JPS6073046A - 電磁ユニツトフユーエルインジエクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディーゼルエンジンのシリンダ内に燃料を噴射
するのに使用されるタイプのユニットフューエルインジ
ェクタに関し、特に、ソレノイド制御される圧平置型バ
ルブを内蔵する電磁ユニットフューエルインジェクタに
関する。

いわゆる「ジャーク型」のユニットフューエルインジェ
クタは、液体燃料をディーゼルエンジンのシリンダ内へ
と圧噴射するのに通常使用されている。周知のように、
かかるユニットインジェクタは例えばエンジン駆動され
るカムによって作動されるプランジャとブツシュといっ
た型式のポンプを含んでいるが、これによって燃料を適
当な高圧に加圧し、ユニットインジェクタ内に組み込ま
れたフューエルインジェクションノズル内の圧作動され
るインジェクションバルブが着座位置よシ離れるように
成る。

かかるユニットインジェクタの１つでは、プランジャが
ブツシュ内の適当な孔と協働するらせん部を具備し、そ
れによって圧を、それ故プランジャの押し込みストロー
ク中の燃料噴射をコントロールする。

かかるユニットインジェクタの他の例では、ソレノイド
バルブがユニットインジェクタ内に組み込まれ、例えば
ユニットインジェクタのポンプ室からの燃料の排出を制
御する。この場合に、燃料噴射はプランジャの押し込み
ストロークの間所定のソレノイドバルブ励磁によってコ
ントロールされ、これによって燃料排出流を停止してプ
ランジャが燃料圧を上昇させ係合せるフューエルインジ
ェクションノズルのインジェクションバルブが着座位置
を離れるように成っている。

かかる電磁ユニットフューエルインジェクタの各種実施
例は、米国特許番号第 ４、１２９．２５３及び第４．３９２．６１２等に記載
されている。

本発明はブツシュ内で往復動でき、例えばエンジン駆動
されるカムにより作動されるプランジャを有するポンプ
アセンブリを含んでいる電磁ユニットフューエルインジ
ェクタを提供するが、そのプランジャの押し込みストロ
ークの間にポンプからの流れは該ユニットフューエルイ
ンジェクタのフューエルインジェクションノズルアセン
ブリへと向はラレるが、そのフューエルインジェクショ
ンノズルアセンブリはインジェクションノズルのスプレ
ィ先端出口より出る流れを制御するためばね付勢された
圧作動インジェクションバルブを内包している。押し込
みストロークの間ポンプからの燃料は、通常開放で圧平
衡の且つプランジャポンプアセンブリと同心のコントロ
ールバルブ手段を含む通路手段を通って燃料供給室へと
流れる。燃料噴射はプランジャの押し込みストロークの
間にソレノイド作動される圧平置型バルブ手段の制御励
磁によって制御されバルブへの燃料圧増大によってイン
ジェクションバルブが着座位置よシ離れる。

それ故、本発明の主たる目的は、噴射を制御する同心位
置のソレノイド作動圧平衡型管状コントロールバルブ手
段を含む改良型の電磁ユニットフューエルインジェクタ
であって、ソレノイドが噴射の開始と終了を制御するた
めプランジャによって発生せしめられた燃料圧の一蔀分
に抗して作動する必要があるたけの電磁ユニットフ、ニ
ーエルインジェクタを提供することである。

本発明の他の目的は１．ポンププランジャと同心のソレ
ノイドを有しておシ、ソレノイドがソレノイドの制御励
磁時に押し込みストローク中の燃料圧を制御作動し、そ
れ故燃料噴射の始めと終シを制御作動する組込みの圧平
衡管状コントロールバルブ手段を作動させて成る電磁ユ
ニットフューエルインジェクタを提供することである。

本発明の他の目的及び特徴と本発明をより良く理解する
だめ、添付図面に従う以下の本発明の詳細な説明を参照
されたい。

第１図には、本発明に従う電磁ユニットフューエルイン
ジェクタ即ちユニットフューエルインジェクタポンプア
センブリ（以下、インジェクタポンプアセンブリとする
）１が図示されており、インジェクタポンプアセンブリ
１はソレノイドアセンブリを介して作動される圧平置型
管状コントロールバルブ２を有している０コントロール
／＜ルブ２はインシエクションノズル部３からの燃料排
出を制御するためインジェクタポンプアセンブリ１と同
心に配置されている。

インジェクタポンプアセンブリ１はメインボデー１０を
含むインジェクタハウジング５と、メインボデー延長部
を形成するようメインボデー１０の下端に螺合せしめら
れたナツト１１と、ポンプポデー即ちブツシュ１２とを
有している。

図示の実施例において、メインボデー１０は階段状の外
形状に形成されておシ、これによってメインボデー１０
は内燃機関のシリンダヘッド７内に設けられたインジェ
クタソケット６に挿入適合される。燃料は、従来公知の
方法でシリンダヘッド７に設けられた内部燃料通路を経
てインジェクタポンプアセンブリ１に供給される。

従来と同様、図示なき保持クランプがインジェクタポン
プアセンブリ１を対応するインジェクタソケット６内に
保持するために使用される。

メインボデー１０はその内部に階段状で円筒形の軸方向
孔を有しており、核化は内部上壁１４、上部中間内部ね
じ白壁１５、下部中間壁１６及び下壁１７を画成してい
る。壁１５．１６．１７は壁１４の内径より徐々に小さ
くなる内径を有している。壁１６．１γは平坦′ｆ！、
肩部１８によって連なっている。

インジェクタポンプアセンブリ１のブツシュ１２は、メ
インボデーに固定されたソレノイドアセンブリの管状極
片２０によってメインポデー１０内に支持されている。

極片２０は階段状外形状で、壁１４及び１６によって摺
動自在に受け入れられそして極片の外側ねじ山２０ａが
内側ねじ内壁１５と螺合するような形状と成っている。

極片２０は軟鉄心金のごとき適当な材料によシ形成され
、内部に軸方向の階段状孔を有している。

従って、この階段状孔は上部内壁２１及び下壁２２とを
画成するが、下壁２２の内径は上部内壁２１のそれよシ
大きく、又、これら壁は平坦な肩部２３によシ連なって
いる。巻回されるソレノイドコイル２５を支持するコイ
ルボビン２４は下壁２２によって受け入れられその結果
その上フランジ２４ａは肩部２３に接して位置し、その
下フランジは極片の作動下表面２ｏｂとほぼ同一平面を
なしている。

１対の電極端子２５　ａｉ−ｉそれぞれコイル２５の端
末に接続され、そこより開口２０ｃを通って上方へと延
び出して配置されるが、これら開口２Ｇｃは、従来公知
の各種エンジン作動条件に関する信号を受ける図示なき
オンボードコンピュータのごとき電子制御装置により制
御されるよう電源へと接続するため極片２０内に設定さ
れている。かがる電極端子と開口のうち１つのみ第１図
に示されている。

例えば窒化鋼等から形成されるブツシュ１２は、上壁２
１に匹適するサイズの外周表面を有し、これによってフ
ッシュ１２は極片２０に締まりばめによって固定される
。フンシュ１２の下端はボビン２４内の中央開口部を通
って延び、ボビン２４の下フランジ及び極片の作動下壁
２０ｂとほぼ同一平面を成して位置する。

ブツシュ１２は内部を貫通する階段状空孔を具備してお
り、該空孔はポンププランジャ２７を往復動可能に受け
入れる内径を有する円筒状下壁即ちポンプシリンダ２６
とプランジャアクチュエータフォロワー（以下、フォロ
ワーとする）２８を摺動自在に受け入れるためよシ大き
な内径の土壁とを画成している。

フォロワー２８はブツシュ１２の一端より延び出してお
シ、フォロワー２８とこれに連結されるプランジャ２７
とが、図示なきエンジン駆動されるカム又はロッカーと
プランジャリターンスプリング３０とによって公知の方
法で往復動するようになっている。公知のごとく、図示
なき止めピンがフォロワー２８内の図示なき軸方向溝内
に係止され、フォロワーの上方向変位を制限している。

ポンププランジャ２７はポンプのブツシュ１２とともに
ブツシュ下端に位置するポンプ室３１を形成している。

極片２０及びコイルボビン２４の軸方向長さ、並びに極
片２０内のブツシュ１２の軸方向位置とはこれら部品の
下端表面がほぼ同一面となシ、且つメインボデー１０の
内側肩部１８より所定の距離だけ軸方向に離間して配置
され内側肩部１８とともに燃料室３２を画成するように
選定されている。

メインホゾ−１０は１つ以上の半径方向燃料孔又は通路
３３を具備しており、これによって燃料タンクより供給
ポンプ及び導管を経た燃料は燃料室３２へと所定の相対
的に低い供給圧で供給されるとともにこの燃料室より燃
料は相応して低圧の燃イ：−１領域へと戻されることも
可能である。

図示の実施例においては、かかる半径方向の燃料通路３
３は唯一つ与えられており、燃料の燃Ｍ３２への出入口
として動いている。

この為、図示の特定の構成では、シリンタヘンド７は縦
方向に延びる供給排出通路即ち燃料通路８を具備してお
り、燃料通路８は通路９を介して燃料通路３３と連通し
ている。

公知のように、適婆な燃料フィルタ３４が供給燃料の流
れ方向に関して燃料室３２の上流位置で燃料を濾過する
よう配置されている。

これに換えて、必要であれば機械式ユニットフューエル
インジェクタの技術では周知の如く、互いに対向して配
置される少なくとも２つの同様の燃料通路３３を使用し
てエンシン作動中に本インジェクタの燃料室３２を通っ
て燃料が連続的に流通するようにすることも可能である
。更に、周知のように、図示なき圧調整装置又は流量オ
リフィスを供給排出通路８又は別の排出通路に係合させ
て該通路内の圧力を所定の相対的に低い供給圧に維持す
ることもできる。

次に、階段状外形状の管状弁座部材４０は、溶接等の適
当な方法によってブツシュ１２の下端に固定されポンプ
室３１の一部を閉じている。弁座部材４０／′ｉ、その
上端に、外側環状弁座４１が形成されているフランジ部
４０ａを備えており、この弁座部材４０の減少した径の
下端部４２には弁座４１に隣り合わせて配置される環状
溝４３が与えられている。弁座部材４ａは内部を貫通す
る軸方向通路４４を有しており、この通路４４は上端で
ポンプ室３１に連通しているとともに、又、１つ以上の
半径方向の孔若しくは通路４５を備えていて、この通路
４５が軸方向通路４４と交差し環状溝４３によって画成
される室へと開口している。

管状バルブ５ｏは弁座部材４ｏと作動的に係合しており
、又、バルブ５ｏは環状弁着座表面５２を有する上側環
状フランジ部５１と弁座部材４０の下端部４２を摺動自
在に密コｎして取り囲む下側スリーブ部５３を含んでお
り、これによって、バルブ５ｏは、その非着座表面５２
が弁座４１と座着係合し、そして離反するように往復動
されつる。弁開放位置と閉じ位置がそれぞれ第２図及び
第３図に図示されている。

第２図及び第３図に示されるごとく、弁座４１と非着座
表面５２の角度は、第３図に示す弁閉じ位置において、
これら合致する弁表面の環状線接触が以下に詳述する目
的のためバルブ５０の下側スリーブ部５３の内径とほぼ
一致するよう互いに対して予じめ選定されている。

バルブ５０はバルブと共に移動するためバルブに適当に
固定されたワッシャ様の円板形アーマチャ６０によって
作動せしめられる。

このため、図示の構成においては、アーマチャ６０は環
状壁６１と平坦な肩部６２を画成する階段状の空孔を備
え、バルブのフランジ５１端部を受け入れている。一方
、バルブ５０の下側スリーブ部５３はリテーナリング６
４を受け入れる環状溝６３を備え、これによって、アー
マチャ６０の内部が、リテーナリング６４とバルブ５０
の肩部６２との間に挾まれている。

ブツシュ１２の下部縮径端を取シ囲むコイルスプリング
６５は一端でブツシュ１２の肩部に当接し、又他端は弁
座５２の外側のパルプ５０上面に当接しておシ、通常、
バルブを軸方向に第２図に示される弁開き位置へと付勢
している。

第１図及び第３図に示される如く、弁座部材４０の軸方
向長さとアーマチャ６ｏ及びバルブ５ｏの合計した軸方
向長さとは、バルブ５０がバルブ閉じ位置にある時所望
の固定最小エアギャップが極片２０とアーマチャ６０の
対向する作動面の間に在るように決められている。又、
バルブ５０の下面は弁座部材４０の下端表面よシ所定距
離軸方向に距離をもって配されることになり、所定のバ
ルブ開き変位が許されている。バルブ５０の全開位置を
第２図に示した。

好適には、図示のごとく、アーマチャ６０はその下面よ
り延びる少なくとも１つの傾斜通路６６を備えており、
該傾斜通路６６はアーマチャ６０の作動面の半径方向内
側の反対側端面に開口し壁６１を貫通している。

図示の実施例では、プランジャ２７の吸い込みストロー
クの間においてバルブが通常のスプリング６５に付勢さ
れた開き位置にある時、燃料室３２内の燃料は極片２ｏ
とアーマチャ６０の対向する作動面間のその時の作動エ
アギャップを通って又傾斜通路６６をも経て流れること
ができ、そして次に、その時の離間する弁着座表面４１
．５２間の環状ギャップを通り、環状溝４３によシ画成
される室へと入シ、次に半径方向孔４５を経て軸方向通
路４４を通って上昇しポンプ室３１へと入る。

プランジャ２７の押し込みストロークの間でソレノイド
コイル２５が非励磁状態の時、燃料流はポンプ室３１よ
シ燃料室３２へと上述とは逆方向に向かう。

前述した通り、ナツト１１はメインボデー１０の下端に
螺合されておシメインポデー１０の延長部を形成するが
、この延長部はユニットフューエルインジェクタの燃料
噴射装置部分を収納している。

この為第１図に示されるように、ナツト１１はその下端
に開口１１ａを有しておシ、そこを通して従来型フュー
エルインジェクションノズルアセンブリの連結されたイ
ンジェクタバルブボデー即ちスプレィチップ７゜（以下
、スプレィチップとする）の下端が延び出している。

図示の通シ、スプレィチップ７ｏは上端で犬きくなって
おり、肩部７０ａを有している。

肩部７０ａはナンド１１の内側連通カウンタポアによっ
て与えられる内側肩部１１ｂ上に座着している。スプレ
ィチップ７０とメインボデー１０内の弁座部材４ｏの下
端との間には１スプレイチツプ側より順に、レートスプ
リング（ｒａｔｅ　ｓｐｒｉｎｇ　）ケージ７１、スプ
リングリテーナ１２及びディレクタケージ１３が配置さ
れている。これら部品は図示のごとく形成されているが
製造、組立を容易にする為別部品で構成されている。ナ
ンド１１はメインボデー１０下端の外側ねじ山７５と係
合する内側ねし山７４を有している。ナツト１１のメイ
ンボデー１０への螺合により、スプレィチップの上面γ
Ｑｂと弁座部材４ｏとの間に次から次へと端末接触して
載置保持される、スプレィチップ７０．レートスプリン
グケージ７１、スプリングリテーナ７２、及びディレク
タケージ７３が保持され−る。上述の部品は全て重なり
合う合致面を有しておシ、それによって、それらは互い
に圧密対の関係に保持される。

プランジャ２７の押し込みストロークの間、燃料はポン
プ室３１より弁座部材４０の軸方向通路４４を通って以
下に詳述する排出通路手段８０の入口端へと排出される
。

この排出通路手段８０の上部は、第１図に示すごとく、
鉛直通路８１を含んでいる。この鉛直通路８１は、ディ
レクタケージ７３の下面にある環状凹所８３と連通する
ため上部凹所８２よシディレクタケージ７３を貫通して
延びている。

第１図に示すごとく、スプリングリテーナ７２はその中
に凹所８３に対面する膨大した室８４を有しておシ、円
形子ディスクチェックバルブ８６用の止メを形成する突
起８５が室８４の底より上方に突出している。室８４は
開口を有する凹所８３の端部を側方へ越えて延び、凹所
８３の開口が閉じる位置にある場合にディレクタケージ
７３の下端表面がチェックバルブ８６の弁座を形成する
。

少なくとも１つの傾斜通路８７がスプリングリテーナ７
２内に設けられ、室８４をスプリングケージ７１の上端
にある環状溝９０に連接している。この溝９０はスプリ
ングケージ７１を通る長手方向通路９１によってスプリ
ングケージの底面上にある同様の環状溝９２に連接され
ている。下側の環状溝９２は、次に、少なくとも１つの
傾斜通路９３によって中央通路９４連接される。この中
央通路９４はスプレィチップ７０内で移動できるよう配
置されたニードルバルブ９５を取り囲んでいる。中央通
路９４の下端にニードルバルブ９５用の包囲型先細シ環
状弁座９６による燃料分配のだめの出口があシ、該弁座
９６の下のスプレーチップ下端内に噴霧オリフィス９７
が連なっている。

スプレィチップ７０の上端は、二一ドルバルブ９５の開
閉運動を案内するための空孔１００を有している。ニー
ドルバルブのピストン部９５Ａはこの空孔１００に摺動
自在に適合しておシ、その下端は中央通路９４内の燃料
圧に又、その上端は開口１０２を経てスプリング室１０
１内の燃料圧に曝されている。

ここで、開口１０２及びスプリング室１０１の両者共に
スプリングケージ７１内に形成されている。ニードルバ
ルブ９５の縮径上端部はスプリングケージ内の中央開口
１０２を貫通して延び１．スプリング座１ｏ３ｖｃ＠Ｉ
＞合っている。ニードルバルブ９５を図示のその閉じ位
置へと通常付勢しているコイルバネ１０４はスプリング
座１０３とスプリングリテーナ７２との間に圧縮されて
いる。

燃料圧がスプリング室１０１内に積み上げられる傾向を
排するため、第１図のごとく、スプリング室１０１は半
径方向の孔通路を通してスプリングケージ７１の外周面
上の環状溝１０６に連通されている。ナツト１１とス１
２とディレクタケージ７３との間は密接してはいるが、
これら部品間及びディレクタケージ７３とメインボデー
１０の壁１７との間には、燃料を燃料室３２内のごとき
比較的低圧の領域へ七戻すため直径方向の十分な隙が設
けられて込る。

同じ目的のため、ブツシュ１２内の傾斜通路１０８が、
燃料室３２と連通ずる為プランジャ２７内の環状溝１１
２が横切る位置にシリンダ２６の壁より延びている。

以下に、上記構成のインジェクタの作動につき説明する
。

第１図において、エンジン作動中、図示なき燃料タンク
からの燃料は図示なきポンプによって所定の供給圧で燃
料通路８及び９を通して電磁ユニットフューエルインジ
ェクタへと供給される。かように配された燃料は燃料通
路３３を通って燃料室３２へと流れる。

ソレノイドアセンブリ２０ソレノイドコイル２５が非励
磁である時、スプリング６５は弁座４１に対しバルブ５
０を開放保持するよう働く。同時に、バルブ５０に接続
されているアーマチャ６０は又、第１図及び第３図にお
いて、極片２０に対して下方に移動しこれによって第２
図に示されるごとくこれら部品間に対向する作動面間に
所定の作動エアギャップを確立する。

バルブ５０が開口位置にある時、燃料は前述したごとく
燃料室３２よシポンプ室３１へと流れる。それ故、プラ
ンジャ２７の吸い込みストロークの間に、ポンプ室に燃
料が再供給される。同時に、燃料をインジェクションノ
ズルアセンブリへと供給するための排出通路手段８０内
にも燃料が存在する。

その後、カム若しくはカム作動されるロッカーアーム等
によってフォロワー２８が下方へ押し下げられプランジ
ャ２７を下方へ移行させると、このプランジャの下方へ
の移行によって燃料はポンプ室３１より偏寄せしめられ
、ポンプ室とこれと連通ずる隣接通路内の燃料圧は上昇
する。しかしながら、ソレノイドコイル２５が非励磁の
ままであるならば、この燃料圧はニードルバルブ９５に
係合したリターンスプリング１０４の付勢力に抗してニ
ードルバルブを持ち上げるに必要な「ポンプ」圧（持ち
上げ圧）以下の所定値のレベルに上昇できるのみである
。

この期間内に、ポンプ室３１から偏寄せしめられた燃料
は前述の如く、通路を通って燃料室３２へと戻って流れ
、そしてこの室よシ、燃料は燃料通路３３を経てＪｌｌ
出され例えば燃料通路８を経て、はぼ大気圧の燃料を含
む燃料タンクへと戻される。ディーゼルフューエルイン
ジェクションの分野では公知のごとく、多数の電磁ユニ
ットフユーエルインシェククが図示なき共通の供給排出
口又は排出管に並列に接続されるが、この排出管は通常
、例えば排出管を通る燃料流速を制御するだめの図示な
きオリフィス通路を含んでいるので所定供給圧の燃料圧
を各インジェクタ内で維持できるように成っている。

その後、プランジャ２７の引き続く下方のストロークの
間に、適当な導線を介してソレノイドコイル２５に付与
される（カムシャフトとロッカーアーム連鎖に関して係
合せるエンジンのピストン位置の例えば上死点に関係す
る時間等の）特定の特性や期間の電流パルスがアーマチ
ャ６０を吸引する電磁場を生成し、極片２０方向へとア
ーマチャ６０を移動させる。第２図においてバルブ５０
と係合したアーマチャ６０のこの上方移動によって、バ
ルブ５０が弁座４１に座着して、第１図及び第３図に示
される各部品位置となる。これによって、上述した通り
、燃料の排出はもはや起こらなくなり、これによって次
にプランジャ２７が燃料圧を「ポツプ」圧レベルまで上
昇させ、二・−ドルバルブ９５が着座位置を離れる。次
に、噴霧オリフィス９′ｒを通り燃料が噴射せしめられ
る。通常、噴射圧はプランジャの更に引き続く下方移行
中に上昇する。

電流パルスの終了によシミ磁場は無くなり、スプリング
６５が再びバルブ５０を開放し、又、アーマチャ６０を
その下位置へと移動させる。バルブ５０の開放は再び前
述の通路を経た燃料室３２への燃料流を許すようになる
。

この燃料流排出により排出通路手段８０内の系内圧が解
放され、スプリング１０４が再びニードルバルブ９５を
閉じる。

以」二に、一実施例に従い本発明を説明しだが、各種修
正例も本発明の範囲を逸脱することなく当業者には明ら
かであるので前記の説明に本発明を限定するものではな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電磁ユニットフューエルインジェ
クタの一実施例を示す図で電磁弁が励磁されプランジャ
がポンプストローク中、の位置にある時の拡大正断面図
、第２図及び第３図は第１図のインジェクタのコントロ
ールバルブ部の拡大正断面図で、第２図はコントロール
バルブが開き位置にある時、第３図はコントロールバル
ブが閉じ位置にある時の図である。 〔主要部分の符号の説明〕 ２・・コントロールバルブ ５・ハウジング １２・・ブツシュ ２０・・・極片 ２４　コイルボビン ２５　コイル ２６・ポンプシリンダ ２７・・プランジャ ３１・・・ポンプ室 ３２・・燃料室 ３３・・燃料通路 ４０　・弁座部材 ４１・・・弁座 ４３・・溝 ４４　・通路 ４５・・・孔 ５０・・・バルブ ５２・・・非着座表面 ６０・・アーマチャ ６５・・・コイルスプリング ７０・・スプレィチップ ８０・・・排出通路手段 ８４・・・室 ８７・・通路 ９０・・溝 ９１・・通路 ９３・通路 ９４・・通路 ９５・・・ニードルバルブ ９７・噴霧オリフイス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　適正供給圧の燃料の出入シの為燃料源に接続され
   る燃料通路手段（３３）を有するハウジング手段（５）
   と、該ハウジング手段（５）内のポンプシリンダ手段（
   ２６）と、該ポンプシリンダ手段（２６）内で往復動可
   能で、該ポンプシリンダ手段と共にポンプ室（３１）を
   画成し外部作動されるプランジャ（２７）と、燃料排出
   用に〜端にスプレィ出口（９γ）を有するバルブ本体（
   ７０）と、該バルブ本体（７ｏ）内で口Ｊ動で該スプレ
   ィ出口（９７）への流れを制御するインジェクションバ
   ルブ手段（９５）と、該スプレィ出口（９７）と軸方向
   通路（４４）の一端との間を連通ずる排出通路手段（８
   ０，８４，８γ、９０．９１．９３．９４）と、を有し
   て成る電磁ユニットフューエルインジェクタにおいて、 前記ハウシング手段（５）がポンプ室端部で該ポンプシ
   リンダ手段（２６）に固定される円筒状弁座部材（４０
   ）を含み燃料通路手段（３３）に連通ずる燃料室（３２
   ）を画成しており、 前記弁座部材（４０）が前記ポンプシリンダ手段（２６
   ンに隣接する外周面」二に環状弁座（４１）と該弁座（
   ４１）に隣接する環状溝（４３）とを有しており、 前記軸方向通路（４４）は弁座部材を貫通して延びて反
   対端で前記ポンプ室（３１）と連通しており、 少なくとも１つの半径方向孔（４５）が軸方向通路（４
   ４）と環状溝（４３）との間に流路を形成するよう配置
   されており；筒状バルブ（５０）　？′ｉ環状弁座表面
   （５２ンを有しており、該環状弁座表面（５２）は前記
   弁座部材（４０）を取り囲み、前記弁座（４１）に対し
   て弁開き位置と弁閉じ位置の間で軸方向に移動して前記
   燃料室（３２）と前記環状溝（４３）間の流れを制御し
   ：ソレノイド手段（２）が前記バウシング手段（５）内
   に作動的に配置され、 該ソレノイド手段（２）が前記ポンプシリンダ手段（２
   ６）を取勺囲む極片（２ａ）を含み、 アーマチャ（６０）が筒状バルブ（５０）とともに移動
   するよう該管状バルブに固定されておりニ スプリング手段（６５）は該筒状バルブ（５０）に作動
   的に係合され通常該筒状バルブ（５０）を前記弁開き位
   置へと付勢しティることを特徴とする電磁ユニットフュ
   ーエルインジェクタ。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の電磁ユニットフュー
   エルインジェクタにおいて、前記ソレノイド手段（２）
   は前記ハウジング手段（５）の一端内に配設され、該ソ
   レノイド手段（２〕内にはポンプシリンダ手段（２６）
   が軸方向に配設され： 円筒状弁座部材（４０）は前記ポンプシリンダ手段（２
   ６）の前記ポンプ室側端部において該ポンプシリンダ手
   段（２６）に固定され、前記ハウジング手段（５）及び
   該ソレノイド手段（２）の一端とともに前記燃料室（３
   ２）を画成していることを特徴とする電磁ユニットフュ
   ーエルインジェクタ。 ３、特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の電磁ユニ
   ットフューエルインジェクタにおいて、 前記ソレノイド手段は前記ハウジンク手段（５）の中で
   前記ポンプシリンダ手段（２６）の一部を取り囲むよう
   配置されるボビン（２４）とソレノイドコイル（２５）
   とを含んで成ることを特徴とする電磁ユニットフューエ
   ルインジェクタ。