JPH0932569A - 車両用排気タービン付エンジン - Google Patents

車両用排気タービン付エンジン

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JPH0932569A
JPH0932569A JP7218025A JP21802595A JPH0932569A JP H0932569 A JPH0932569 A JP H0932569A JP 7218025 A JP7218025 A JP 7218025A JP 21802595 A JP21802595 A JP 21802595A JP H0932569 A JPH0932569 A JP H0932569A
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JP
Japan
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generator
engine
electric motor
exhaust turbine
compressor
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JP7218025A
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Yoichiro Kono
洋一郎 河野
Shinji Nakayama
真治 中山
Junya Watanabe
純也 渡邊
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気エネルギを効率的に回収することがで
き、かつ圧縮開放式制動装置と組み合わせて制動時のエ
ンジンブレーキ効果を生起することができる構造簡単か
つ小型軽量の車両用排気タービン付エンジンを提供す
る。 【解決手段】 排気エネルギを回収する排気タービンに
より発電機を駆動し、吸気を加圧してエンジンに過給す
るコンプレッサは独立の電動モータにより駆動する。エ
ンジンのクランク軸には、減速機構を介して電動・発電
機を連結する。制御装置により、エンジンの運転状態に
応じてコンプレッサ駆動用電動モータ、排気タービン駆
動の発電機を作動させると共に、電動・発電機を電動機
又は発電機に選択的に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の排気タービン
付エンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用エンジンの排気エネルギを
回収してエンジン性能の向上を図るために、排気を作動
媒体として駆動される排気タービンと、同排気タービン
のロータ軸と同一軸の回転軸に装架され又は一体的に形
成され、吸気を加圧して上記エンジンに供給する過給用
のコンプレッサとを備えたターボ過給機が広く採用され
ている。この種のターボ過給機では、過給吸気の圧力
が、コンプレッサの回転数の2乗に比例して変化する一
方、同コンプレッサと同一回転数で回転する排気タービ
ンの回転数は、エンジンの回転数に略比例して変化する
ため、エンジンの低速回転時には過給吸気圧力が不足し
て、エンジンの発生トルクが不足する不具合があり、ま
たエンジンの高速回転時には、過大吸気圧力が過大とな
りポンプ損失が増大する不都合がある。
【0003】また、上記ターボ過給機の排気タービンの
下流側に動力回収用排気タービンを設け、ターボ過給機
の排気タービンから排出された排気の残存エネルギー
を、さらに動力回収用排気タービンで回収して、減速歯
車列を介しエンジンのクランク軸に駆動トルクとして助
勢し、或いは電力に変換してバッテリに蓄電する等のエ
ネルギ回収装置が提案されているが、上記動力回収用排
気タービンもエンジンの回転数に略比例して回転するた
め、排気の流速が低い部分負荷では、縦軸にタービン効
率ηをとり、横軸にタービン周速Uと排気速度V
との比をとって示した図9のタービン効率線図に示され
ているように、排気流速が低い部分負荷では効率が低
く、排気エネルギを効率良く回収できない欠点がある。
【0004】さらにまた、車両用エンジンにおいて、エ
ンジンブレーキ効率を向上し常用ブレーキの負担を軽減
するために、従来から、エンジンの各シリンダに通常の
排気弁及び吸気弁とは別個の第3弁を設け、同第3弁を
圧縮上死点付近で開いて、続く膨張行程における圧縮さ
れた吸気の正の膨張仕事を低減することによって、エン
ジンブレーキの吸収馬力を増大させるようにした制動装
置(例えば特開昭56−126640号公報参照)、及
び上記第3弁を車両のエンジンブレーキ走行時に開状態
に維持して、上記同様にエンジンブレーキの吸収馬力を
増大するようにした圧縮開放式制動装置(例えば実開昭
59−28641号公報参照)、並びに上記第3弁に代
え排気弁をエンジンブレーキ走行時に開放するようにし
たジェイコブズ型圧縮開放ブレーキ装置(特公昭61−
14335号公報参照)(以下この種のエンジンブレー
キ装置を圧縮開放式制動装置と総称する)が提案され、
夫々成果を収めているが、上記ターボ過給機付エンジン
では、制動時に過給ができないため、上記制動装置を設
けた場合でも、同一出力の無過給エンジン並のエンジン
ブレーキ力が得られないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、車両用エンジンの種々の運転状
態に応じて排気エネルギを極めて効果的に回収すること
ができ、この結果、エンジンの出力トルク、燃費等の諸
性能を向上することができる車両用排気タービン付エン
ジンを安価に提供することを、主たる目的とするもので
ある。本発明の他の目的は、上述した圧縮行程中に圧縮
された吸気を排出することによってエンジンブレーキ効
果を増大するようにした圧縮開放式制動装置を具備した
車両用エンジンに適用した場合、制動時にも過給を可能
とすることによってエンジンブレーキ力を増大し得る排
気タービン付エンジンを提供することである。本発明の
さらに他の目的は、エンジンの吸気を加圧して過給する
コンプレッサ、及びエンジンの排気エネルギを回収する
排気タービンを、夫々独立に最適の回転数で運転するこ
とができ、従ってコンプレッサ及び排気タービンを含む
車両用エンジンの構造を簡素化し、小型軽量化を達成す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、エンジンの排気通路に介装され排気によ
り駆動される排気タービンと、同排気タービンのロータ
軸に連結されて電力を発生する発電機と、上記エンジン
の吸気通路に介装されて吸気を加圧し過給するコンプレ
ッサと、上記排気タービンのロータ軸とは独立の上記コ
ンプレッサの回転軸に連結されて同コンプレッサを駆動
する電動モータと、上記エンジンのクランク軸に減速機
構を介して連結され、電動機として上記クランク軸を補
助駆動するか、又は同クランク軸から駆動され発電機と
して作動する電動・発電機と、上記発電機及び電動モー
タ並びに電動・発電機に電気的に接続されたバッテリ
と、エンジンの運転状態を検知する運転状態検出装置
と、同運転状態検出装置の出力に応じて上記電動モー
タ、発電機、及び電動・発電機を制御する制御装置とを
備えたことを特徴とする車両用排気タービン付エンジン
を提案するものである。
【0007】本発明において、上記制御装置が、上記運
転状態検出装置の出力信号に基づき、エンジンがアイド
ル運転状態であると判断したとき、上記排気タービンに
連結された発電機を無負荷とし、コンプレッサに連結さ
れた電動モータを駆動して過給すると共に、上記電動・
発電機を発電機として作動させることが好ましい。ま
た、本発明において、上記制御装置が、上記運転状態検
出装置の出力信号に基づき、車両が発進状態であると判
断したとき、上記コンプレッサに連結された電動モータ
を付勢して過給すると共に、排気タービンに連結された
発電機を無負荷とし、さらに上記電動・発電機を電動機
として作動させて上記減速機構を介しエンジンのクラン
ク軸を助勢駆動させることが好ましい。さらに、上記制
御装置が、上記運転状態検出装置の出力信号に基づき、
車両が加速状態であると判断したとき、上記コンプレッ
サに連結された電動モータを付勢して過給すると共に、
排気タービンに連結された発電機を無負荷とし、さらに
上記電動・発電機を発電機として作動させ上記電動モー
タに給電するように制御し、なおまた、上記制御装置
が、上記運転状態検出装置の出力信号に基づき、車両が
制動状態であると判断したとき、上記コンプレッサに連
結された電動モータを付勢して過給し、排気タービンに
連結された発電機を無負荷とすると共に、上記電動・発
電機を発電機として作動させ、同電動・発電機の発生電
力が上記電動モータ及びバッテリの少くとも一方に供給
されるように構成され、さらに上記制御装置が、上記運
転状態検出装置の出力信号に基づき、車両が定常運転状
態であると判断したとき、上記コンプレッサに連結され
た電動モータを付勢して過給すると共に、排気タービン
に連結された発電機を発電作動させ、さらに上記電動・
発電機を電動機として作動させて上記減速機構を介しエ
ンジンのクランク軸を助勢駆動し、上記発電機の発生電
力が、少くとも上記電動モータ及び電動・発電機に供給
されるように作動することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によれば、エンジンの排気
を作動媒体として駆動され、排気エネルギを回収する排
気タービンと、エンジンの吸気を加圧して過給を行なう
コンプレッサとが、独立して設けられているので、夫々
を最も効率が優れた回転速度で独立に作動させることが
できる。排気タービンにより回収され電力に変換された
排気エネルギは、エンジンの運転状態に応じて、コンプ
レッサ駆動用電動モータへの給電、エンジンのクランク
軸の回転を助勢するトルク、車載バッテリにおける蓄電
の何れかの態様で効果的に利用される。一方、コンプレ
ッサは、エンジンの過給が望ましいエンジン運転状態に
応じて適切に運転され、上述した圧縮開放式制動装置を
設けたエンジンでは、エンジンブレーキ走行時にも運転
されて、エンジンブレーキ効果の向上が得られる。
【0009】以下、本発明の好ましい実施形態の具体例
を添付図面について具体的に説明する。先ず図1ないし
図7に示した本発明の第1実施例において、符号10は
トラック等車両用のディーゼルエンジンを総括的に示
し、同エンジン10は車両の運転者によって操作される
アクセルペダル12により制御される燃料噴射ポンプ1
4を具えている。上記アクセルペダル12には、その踏
み込み量即ちエンジン負荷を示す信号Aを出力するポ
テンシォメータ等のアクセル開度又は負荷センサ16が
設けられている。アクセルペダル12の踏み込み量を検
知する代りに、上記燃料噴射ポンプ14の燃料供給部
材、例えば列型燃料噴射ポンプの場合、そのラック位置
を検知して、その位置信号Rを上記アクセル開度信号A
に代替することができる。
【0010】上記エンジン10の排気通路18に、同エ
ンジンの排気を作動媒体として駆動される排気タービン
20が設けられ、同排気タービン20は交流発電機22
を駆動する。排気タービン20のロータ軸20′には、
その回転数を検知して信号Nを出力する回転数センサ
24が設けられている。一方、エンジン10の吸気通路
26に、吸気を加圧して同エンジンに過給するコンプレ
ッサ28が介装され、同コンプレッサは電動モータ、こ
の実施例では直流モータ30によって駆動される。図示
のように、従前のターボ過給機とは異り、排気タービン
20とコンプレッサ28とは、完全に独立しており、夫
々別個に作動する。
【0011】上記吸気通路26には、吸気圧力を検知し
て信号Pを出力する圧力センサ32が設けられ、さら
にエンジン10のクランク軸34又は同クランク軸に連
結された適宜の部材、例えばフライホイール36に隣接
して、クランク軸34の回転数を検知して信号Nを出
力する回転数センサ38が設けられている。また、上記
クランク軸34には、クラッチディスク40を介して変
速機42が連結され、同変速機の出力軸には、その回転
数を検知することによって減速Vを表わす信号を出力
する車速センサ44が配設されている。上記アクセル開
度センサ16の出力信号A、排気タービン20に設け
られた回転数センサ24の出力信号N、吸気通路26
に設けられた圧力センサ32の出力信号P、クランク
軸回転数センサ38の出力信号N、及び車速センサ4
4の出力信号Vは、夫々車両に設けられたマイクロコ
ンピュータからなるコントロールユニット又は制御装置
46に入力される。
【0012】また、エンジン10のクランク軸34に
は、適宜の減速比を有する歯車列からなる減速機構48
を介して電動・発電機50が連結されている。この実施
例では、電動・発電機50は、上記コントロールユニッ
ト又は制御装置46の指令により選択的に直流電動機
M、又は交流発電機Gとして作動する。上記コンプレッ
サ駆動用の直流電動モータ30は、第1の電圧制御装置
52を介して車載電源としてのバッテリ54に接続さ
れ、また上記電動・発電機50のステータ側は、第2の
電圧制御装置56を介して上記バッテリ54に接続され
ている。
【0013】さらに、上記排気タービン20のロータ軸
20′に連結された発電機22は、第1の整流子58、
第1リレースイッチ60及び第2整流子62を介して上
記バッテリ54に接続され、一方、上記電動・発電機5
0のロータ側は、上記第2整流子62と並列に配設され
た第2リレースイッチ64を介して上記バッテリ54に
接続されている。上記第1及び第2リレースイッチ60
及び64は、上記コントロールユニット又は制御装置4
6の駆動出力により、夫々のソレノイド60a及び64
aが付勢されたときに閉成される常開のスイッチであ
る。
【0014】コントロールユニット46の作動態様は、
図2のフローチャートに示すとおりである。プログラム
がスタートすると、先ず、ステップSにおいて、車速
が0であるかどうか、即ち車両が停止しているか、
走行しているかどうかが調べられる。もし停止している
ときは、ステップSに進みアクセル開度A=0即
ち、アクセルペダル12が実質的に踏み込まれているか
否かが調べられる。A=0の場合は、アイドリングモ
ードが選択され、A≠0のときは、発進モードが選択
される。
【0015】ステップSにおいて、車両が走行してい
るNOの場合、プログラムはステップSに進んで、ア
クセル開度Aの変化率(増加率)A/Δt=0かど
うかが判断される。NOの場合、即ちアクセルペダル1
2の踏み込み量が増大しているときは、加速モードが選
択され、また、アクセル開度Aが一定のYESの場合
は、ステップはSに進む。ステップSでは、アクセ
ル開度A=0かどうかが調べられ、もしA≠0即ち
或る一定のアクセル開度で走行しているときは、定常モ
ードが選択され、一方A=0のときは、制動モードが
選択される。上記アイドリングモード、発進モード、加
速モード、定常モード及び制動モードにおける図1に示
した各装置及び部材の作動態様は、以下のとおりであ
る。
【0016】先ず、アイドリングモードにおいては、図
3の要部構成図(図1から上述したすべてのセンサ1
6,24,32,38及び44、アクセルペダル12、
燃料噴射ポンプ14、クラッチディスク40、変速機4
2を省略した構成図である。図4以下も同じ)に示され
ているように、コントロールユニット又は制御装置46
によって、第1及び第2リレースイッチ60及び64の
ソレノイド60a及び64aが夫々消勢され、両リレー
スイッチ60及び64は共に開成されている。従って、
排気タービン20に連結された発電機22は電気的に無
負荷状態で運転する。
【0017】一方、エンジン10のクランク軸34に減
速機構48を介して連結された電動・発電機50は、コ
ントロールユニット又は制御装置46により、発電機G
として作動するように設定され、また第1及び第2電圧
制御装置52及び56もコントロールユニット又は制御
装置46により夫々制御されて、第1電圧制御装置52
は、コンプレッサ28が予め設定された低回転数で回転
するように、バッテリ54の電力を制御して直流電動モ
ータ30に給電すると共に、第2電圧制御装置56は発
電機として作動するように設定された電動・発電機50
のステータ側に一定の電圧を印加する。
【0018】コンプレッサ28が設定された低回転数で
駆動されるので、アイドル運転時、エンジン10に供給
される少量の燃料を効果的に燃焼させるだけの過給が行
なわれ、アイドル運転時の排出ガス性能の向上、特にH
C及びスモーク性能の改善を達成することができる。ま
た、電動・発電機50は、エンジン10が低いアイドル
回転数で回転しており、その回転が減速機構48を介し
て伝達されるので、その発電量は、通常の車両用エンジ
ンに設けられているオルタネータと略同等であり、上記
コンプレッサ28を低速度で駆動するためのバッテリ5
4の電力消費の一部を、図中に矢印で示されているよう
に、第2整流子62及び第1電圧制御装置52を経て電
動モータ30に補助的に給電する。
【0019】なお、エンジン10のアイドル運転中は、
排気量が少なく、排気タービン20は、通常の設定され
た回転数以下の回転数で空転するが、もし上記設定回転
数以上で回転した場合は、コントロールユニット又は制
御装置46が、排気タービン20の回転数センサ24の
出力信号Nに基づいて、一時的にソレノイド60aを
付勢して第1リレースイッチ60を閉成し、同排気ター
ビン20に発電機22を電気的負荷として負わせ、同排
気タービン20の回転数を低減させる安全対策を採用す
ることが好ましい。この場合、発電機22の発電電力
は、第1整流子58、第1リレースイッチ60、第2整
流子62通り第1電圧制御装置52を経てコンプレッサ
駆動用の電動モータ30に供給され、バッテリ54の供
給電力を一時的に補助することとなる。上記のように、
排気タービン20に一時的負荷を負わせることによっ
て、同排気タービン20の回転数が設定回転数以下に低
下すれば、コントロールユニット又は制御装置46が再
び第1リレースイッチ60を開成し、上述した正規のア
イドリングモードに復帰する。
【0020】次に、上記発進モードでは、図4に示され
ているように、コントロールユニット又は制御装置46
の指令により第1リレースイッチのソレノイド60aは
消勢されて同リレースイッチ60は開成されると共に、
第2リレースイッチのソレノイド64aは付勢され、同
リレースイッチ64は閉成される。従って、電動・発電
機50のロータ側に、上記第2リレースイッチ64から
給電されると共に、そのステータ側には、バッテリ54
から上記第2電圧制御装置56を経て最高電圧が供与さ
れ、同電動・発電機50は直流電動機Mとして作動す
る。また、コントロールユニット又は制御装置46によ
って、第1電圧制御装置52は、電動モータ30によっ
て駆動されるコンプレッサ28が最高過給圧力Pma
xを生起するように、制御された直流電力を同モータ3
0に供与する。
【0021】この結果、エンジン10に最高過給圧力の
吸気が供給されるので、同エンジンは十分な加速性能を
発揮することができ、また電動・発電機50には、バッ
テリ54から第2リレースイッチ64を経て十分な電力
が供給され、直流電動機Mとして作動する電動・発電機
50の出力が減速機構48を介してエンジンのクランク
軸34に伝達されるので、車両の発進加速性が著しく向
上する。なお、第1リレースイッチ60が開成されてい
るので、排気タービン20に連結されている発電機22
は電気的に無負荷状態であり、排気タービン20の負荷
により上記発進加速性が損なわれることがない。また、
無負荷運転を行なっている排気タービン20が、もし設
定回転数以上の危険回転数に達したときは、コントロー
ルユニット又は制御装置46が、一時的に第1リレース
イッチのソレノイド60aを付勢し同スイッチ60を閉
成して、発電機22を負荷とすることにより同排気ター
ビンの回転速度の上昇を抑止すると共に、発電機22の
発生電力を第2整流子62及び第1電圧制御装置52を
介してコンプレッサ駆動用電動モータ30に供与し、バ
ッテリ54を助勢することは、上記アイドリングモード
の場合と同一である。
【0022】さらに、上記加速モードでは、図5に示さ
れているように、コントロールユニット又は制御装置4
6によって、第1及び第2リレースイッチのソレノイド
60a及び64aが共に消勢されて両スイッチ60及び
64が何れも開成される。また、第1電圧制御装置52
は、電動モータ30に対して、コンプレッサ28が許容
最高過給圧力Pmaxを生起する回転数となるような
電圧を供与するように制御され、一方、電動・発電機5
0は交流発電機Gとして作動するように設定されると共
に、第2電圧制御装置56は、同電動・発電機50のス
テータ側に一定の電圧を印加する。
【0023】コンプレッサ28が許容最高過給圧力P
maxの吸気をエンジン10に対し供給するので、加速
時に運転者がアクセルペダル12を大きく踏み込むこと
により同エンジンに供給される多量の燃料が効果的に燃
焼し、エンジン10は高出力を生起することができる。
一方、第1リレースイッチ60の開成により排気タービ
ン20に連結された交流発電機22は電気的に無負荷で
あるので、排気タービン20がエンジン10の加速を妨
げる負荷となることがなく、この結果、優れた加速性が
得られる。このとき、交流発電機として設定された電動
・発電機50は、エンジン10から減速機構48を介し
て駆動されて発電し、発電電力は第2整流子62により
直流に変換され、さらに第1電圧制御装置52により電
圧を制御されて高出力運転を行っている電動モータ30
に供与され、バッテリ54を助勢する。
【0024】なお、上記排気タービン20の無負荷運転
中に、同タービンが設定回転数以上の回転数に達したと
きは、コントロールユニット又は制御装置46が、一時
的に第1リレースイッチのソレノイド60aを付勢し同
スイッチを閉成して、発電機22を負荷とすることによ
り同排気タービンの回転速度の上昇を抑止すると共に、
同発電機22の発生電力を第2整流子62及び第1電圧
制御装置52を介してコンプレッサ駆動用電動モータ3
0に供給し、バッテリ54を助勢する。
【0025】また、上記定常モードでは、図6に示され
ているように、コントロールユニット又は制御装置46
によって、第1リレースイッチのソレノイド60aが付
勢されて同スイッチ60が閉成されると共に、第2リレ
ースイッチのソレノイド64aは消勢され同スイッチ6
4は開路される。従って、エンジン10の排気エネルギ
が排気タービン20及び発電機22の協作動により回収
され、同発電機22の発生電力は、第1整流子58を通
り直流に変換されリレースイッチ60から第2整流子6
2を経て第1電圧制御装置52を介しコンプレッサ駆動
用の電動モータ30に供給され、余裕電力はバッテリ5
4に充電される。このとき電動モータ30は、コンプレ
ッサ28の過給吸気圧力Pが、コントロールユニット
又は制御装置46に内蔵された制御マップ(一例を図1
0に示した)に従がい、燃料噴射量qに対応した設定圧
力となるように、第1電圧制御装置52によって回転数
を制御される。
【0026】一方、電動・発電機50のロータ側に、上
記排気タービン駆動の発電機22のエンジン回転数N
に応じた発生電力が、第1整流子58により直流に変換
されて供与されて直流電動機Mとして作動し、減速機構
48を介しクランク軸34にトルクを伝達しその回転を
助勢する。
【0027】次に、上記制動モードでは、図7に示され
ているように、コントロールユニット又は制御装置46
によって、第1及び第2リレースイッチのソレノイド6
0a及び64aが共に消勢され、両スイッチ60及び6
4が開路される。従って、排気タービン20は無負荷運
転して排気エネルギの回収は行なわれない。しかし、同
排気タービン20が、上記設定回転数以上の回転数に達
すると、回転数センサ24の出力信号Nに基づいて、
コントロールユニット又は制御装置46によって、一時
的に第1リレースイッチ60が閉成され、同排気タービ
ン20に発電機22を負荷として負わせることにより、
同排気タービン20の回転数を低減させることが望まし
い。なおこの場合、発電機22の発電電力は、第1整流
子58、第1リレースイッチ60、第2整流子62を通
り第1電圧制御装置52を経てコンプレッサ駆動用の電
動モータ30に供給され、バッテリ54の供給電力を一
時的に補助することとなる。
【0028】一方、電動・発電機50のステータ側に
は、コントロールユニット又は制御装置46により第2
電圧制御装置56から最高電圧が印加されて、同電動・
発電機50は交流発電機Gとして作動し、減速機構48
を介しエンジンのクランク軸に連動して、車両の慣性エ
ネルギを効果的に吸収しながら駆動される。同電動・発
電機50の発生電力は、第2整流子62により直流に変
換されて第1電圧制御装置52を介しコンプレッサ駆動
用の電動モータ30に供給され、余裕電力はバッテリ5
4に充電される。
【0029】また、電動モータ30は、コンプレッサ2
8が最高過給圧力Pmaxの吸気をエンジン10に供
給するように、第1電圧制御装置52を介し給電され
る。過給吸気をエンジンに供給することによって、エン
ジンの圧縮仕事が増大し、エンジンブレーキ効果が向上
する。特に、前述したように、車両の制動走行時に、吸
気弁及び排気弁とは別個に設けられた第3弁を、圧縮行
程上死点付近で開放し、もしくは開放状態に保持するこ
とによってエンジンブレーキ効果を向上し、又は上第3
弁に代え排気弁自身を同様に開放させることによってエ
ンジンブレーキ効果を増大するようにした装置等の圧縮
開放式制動装置を具備したエンジン10に、上記過給吸
気を供給することによって、圧縮仕事を一層増大して、
エンジンブレーキ効果を著しく向上することができる。
なお、上記コンプレッサ28の過給吸気圧力Pが、車
両及びエンジン10の運転状態、例えば車速Vに応じ
た要求制動力に見合う吸気圧力になるように、コントロ
ールユニット又は制御装置46によって第1電圧制御装
置52の出力電圧を制御し、電動モータ30の回転数を
制御するようにしても良い。
【0030】次に、図8は本発明の第2実施例を示すも
ので、図1ないし図7に説明した第1実施例との差異
は、電動・発電機50を交流電動機M′と交流発電機G
とに切換え可能とした点にあり、このため同電動・発電
機50のロータ側給電回路即ちバッテリ54から第2リ
レースイッチ64を経て電動・発電機50に到る回路内
に、AC/DCコンバータ66を介装すると共に、排気
タービン駆動の交流発電機22と第1リレースイッチ6
0との間に介装されていた第1整流子58を省いた点に
ある。上記第2実施例のアイドリングモード、発進モー
ド、加速モード、定常モード及び制動モードでの作動態
様及び作用効果は、実質的に上記第1実施例と同様であ
るので、重複説明は省略する。
【0031】なお、上記第1実施例及び第2実施例の双
方において、コンプレッサ28を駆動する電動モータ3
0を交流電動機に変更することができ、この場合、同電
動モータ30と第1電圧制御装置52との間に、バッテ
リ54の直流電力を交流電力に変換するDC/ACコン
バータ(図示せず)を介装すれば良い。また、上記実施
例では、コンプレッサ28としてターボコンプレッサが
示されているが、ルーツ式ブロア又はコンプレッサ等を
適宜採用することができ、上記と同様の作用及び効果を
奏し得るものである。
【0032】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る車両用排気
タービン付エンジンは、エンジンの排気通路に介装され
排気により駆動される排気タービンと、同排気タービン
のロータ軸に連結されて電力を発生する発電機と、上記
エンジンの吸気通路に介装されて吸気を加圧し過給する
コンプレッサと、上記排気タービンのロータ軸とは独立
の上記コンプレッサの回転軸に連結されて同コンプレッ
サを駆動する電動モータと、上記エンジンのクランク軸
に減速機構を介して連結され、電動機として上記クラン
ク軸を補助駆動するか、又は同クランク軸から駆動され
発電機として作動する電動・発電機と、上記発電機及び
電動モータ並びに電動・発電機に電気的に接続されたバ
ッテリと、エンジンの運転状態を検知する運転状態検出
装置と、同運転状態検出装置の出力に応じて上記電動モ
ータ、発電機、及び電動・発電機を制御する制御装置と
を備えたことを特徴とし、エンジンの種々の運転モード
において排気エネルギを効果的に回収してエンジンの出
力トルク、燃費等の諸性能を向上することができ、特に
圧縮開放式制動装置を具えたエンジンに適用してエンジ
ンブレーキ効果を著しく向上することができ、さらに、
過給用コンプレッサ及び排気タービンと、夫々独立にか
つ効率的に運転することが可能であるため、同コンプレ
ッサ及び排気タービンを含むエンジン全体の構造簡素
化、小型軽量化を達成し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1における制御装置46の作動態様を示すフ
ローチャートである。
【図3】図1に示したエンジンのアイドル運転モードを
示す要部構成図である。
【図4】図1に示したエンジンの発進運転モードを示す
要部構成図である。
【図5】図1に示したエンジンの加速運転モードを示す
要部構成図である。
【図6】図1に示したエンジンの定常運転モードを示す
要部構成図である。
【図7】図1に示したエンジンの制動運転モードを示す
要部構成図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す概略構成図である。
【図9】排気タービンの効率線図である。
【図10】図1における制御装置46に内蔵される燃料
噴射量qに対する過給吸気圧力Pの関係を設定するマ
ップの一例を示す線図である。
【符号の説明】
10…エンジン、12…アクセルペダル、16…アクセ
ル開度センサ、20…排気タービン、22…発電機、2
4…タービン回転数センサ、28…コンプレッサ、30
…電動モータ、32…圧力センサ、34…クランク軸、
40…クラッチディスク、42…変速機、44…車速セ
ンサ、46…コントロールユニット(制御装置)、48
…減速機構、50…電動・発電機、52…第1電圧制御
装置、54…バッテリ、56…第2電圧制御装置、58
…第1整流子、60…第1リレースイッチ、62…第2
整流子、64…第2リレースイッチ、66…AC/DC
コンバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 9/04 H02P 9/04 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気通路に介装され排気によ
    り駆動される排気タービンと、同排気タービンのロータ
    軸に連結されて電力を発生する発電機と、上記エンジン
    の吸気通路に介装されて吸気を加圧し過給するコンプレ
    ッサと、上記排気タービンのロータ軸とは独立の上記コ
    ンプレッサの回転軸に連結されて同コンプレッサを駆動
    する電動モータと、上記エンジンのクランク軸に減速機
    構を介して連結され、電動機として上記クランク軸を補
    助駆動するか、又は同クランク軸から駆動され発電機と
    して作動する電動・発電機と、上記発電機及び電動モー
    タ並びに電動・発電機に電気的に接続されたバッテリ
    と、エンジンの運転状態を検知する運転状態検出装置
    と、同運転状態検出装置の出力に応じて上記電動モー
    タ、発電機、及び電動・発電機を制御する制御装置とを
    備えたことを特徴とする車両用排気タービン付エンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 上記制御装置が、上記運転状態検出装置
    の出力信号に基づき、エンジンがアイドル運転状態であ
    ると判断したとき、上記排気タービンに連結された発電
    機を無負荷とし、コンプレッサに連結された電動モータ
    を駆動して過給すると共に、上記電動・発電機を発電機
    として作動させることを特徴とする請求項1記載の車両
    用排気タービン付エンジン。
  3. 【請求項3】 上記制御装置が、上記運転状態検出装置
    の出力信号に基づき、車両が発進状態であると判断した
    とき、上記コンプレッサに連結された電動モータを付勢
    して過給すると共に、排気タービンに連結された発電機
    を無負荷とし、さらに上記電動・発電機を電動機として
    作動させて上記減速機構を介しエンジンのクランク軸を
    助勢駆動させることを特徴とする請求項1記載の車両用
    排気タービン付エンジン。
  4. 【請求項4】 上記制御装置が、上記運転状態検出装置
    の出力信号に基づき、車両が加速状態であると判断した
    とき、上記コンプレッサに連結された電動モータを付勢
    して過給すると共に、排気タービンに連結された発電機
    を無負荷とし、さらに上記電動・発電機を発電機として
    作動させ上記電動モータに給電するように制御すること
    を特徴とする請求項1記載の車両用排気タービン付エン
    ジン。
  5. 【請求項5】 上記制御装置が、上記運転状態検出装置
    の出力信号に基づき、車両が制動状態であると判断した
    とき、上記コンプレッサに連結された電動モータを付勢
    して過給し、排気タービンに連結された発電機を無負荷
    とすると共に、上記電動・発電機を発電機として作動さ
    せ、同電動・発電機の発生電力が上記電動モータ及びバ
    ッテリの少くとも一方に供給されるように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用排気タービン付エ
    ンジン。
  6. 【請求項6】 上記制御装置が、上記運転状態検出装置
    の出力信号に基づき、車両が定常運転状態であると判断
    したとき、上記コンプレッサに連結された電動モータを
    付勢して過給すると共に、排気タービンに連結された発
    電機を発電作動させ、さらに上記電動・発電機を電動機
    として作動させて上記減速機構を介しエンジンのクラン
    ク軸を助勢駆動し、上記発電機の発生電力が、少くとも
    上記電動モータ及び電動・発電機に供給されるように作
    動することを特徴とする請求項1記載の車両用排気ター
    ビン付エンジン。
  7. 【請求項7】 上記エンジンに圧縮開放式制動装置が設
    けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6
    の何れかに記載された車両用排気タービン付エンジン。
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