JPH0988619A - 制動力制御装置 - Google Patents
制動力制御装置Info
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- JPH0988619A JPH0988619A JP7272019A JP27201995A JPH0988619A JP H0988619 A JPH0988619 A JP H0988619A JP 7272019 A JP7272019 A JP 7272019A JP 27201995 A JP27201995 A JP 27201995A JP H0988619 A JPH0988619 A JP H0988619A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- exhaust
- motor
- generator
- turbocharger
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】排気ブレーキの効果を高めるとともに、エンジ
ンブレーキの効果も高めた車両の制動力制御装置を得
る。 【解決手段】車両制動時に、排気ブレーキを作動させる
とともにターボチャージャに配置した電動・発電機を電
動機運転しターボチャージャのコンプレッサによる過給
運転により過給空気を生成し、その過給空気を排気ブレ
ーキバルブの上流側に供給することにより排気マニホー
ルド内圧を高め、排気ブレーキの効果をより高める。ま
た、前記電動・発電機に、車両の駆動軸に連結した駆動
・回生電動機構を回生(発電)制動させることにより発
電した電力を供給することにより前記排気ブレーキの効
果と駆動・回生電動機構による回生制動の効果とが重畳
され、より高い制動力を得る。
ンブレーキの効果も高めた車両の制動力制御装置を得
る。 【解決手段】車両制動時に、排気ブレーキを作動させる
とともにターボチャージャに配置した電動・発電機を電
動機運転しターボチャージャのコンプレッサによる過給
運転により過給空気を生成し、その過給空気を排気ブレ
ーキバルブの上流側に供給することにより排気マニホー
ルド内圧を高め、排気ブレーキの効果をより高める。ま
た、前記電動・発電機に、車両の駆動軸に連結した駆動
・回生電動機構を回生(発電)制動させることにより発
電した電力を供給することにより前記排気ブレーキの効
果と駆動・回生電動機構による回生制動の効果とが重畳
され、より高い制動力を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸に電動・発
電機を有するターボチャジャと排気ブレーキとを備えた
車両の制動力制御装置に関する。
電機を有するターボチャジャと排気ブレーキとを備えた
車両の制動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転軸に電動・発電機を有するターボチ
ャジャと排気ブレーキとを備えた車両の制動力制御装置
に関する提案が特開平5- 141254号公報に示され
ている。
ャジャと排気ブレーキとを備えた車両の制動力制御装置
に関する提案が特開平5- 141254号公報に示され
ている。
【0003】前記公開公報には、クランク軸に取付けた
電動機構を発電作動させてバッテリを充電し、制動力と
する制動機構を、バッテリの満充電時にはエンジンの排
圧を高めるように作動させ、車両の制動力に利用するこ
とを目的に、図3に示す構成となっている。その構成、
作用を図3を基に説明すると、ターボチャージャ9に電
動・発電機9cを配置するとともにその排出ガスにより
駆動されるタービン発電機23を取付け、クランク軸に
連結された電動機構21を車両の制動時に発電作動させ
てバッテリ16の充電を行うが、その満充電時にはター
ビン発電機23と電動・発電機9cとに発電出力を供給
し、それぞれ逆回転に駆動して排気マニホールドの内圧
を高め、エンジン1のポンピング損失によって制動力を
増大させるようになっている。
電動機構を発電作動させてバッテリを充電し、制動力と
する制動機構を、バッテリの満充電時にはエンジンの排
圧を高めるように作動させ、車両の制動力に利用するこ
とを目的に、図3に示す構成となっている。その構成、
作用を図3を基に説明すると、ターボチャージャ9に電
動・発電機9cを配置するとともにその排出ガスにより
駆動されるタービン発電機23を取付け、クランク軸に
連結された電動機構21を車両の制動時に発電作動させ
てバッテリ16の充電を行うが、その満充電時にはター
ビン発電機23と電動・発電機9cとに発電出力を供給
し、それぞれ逆回転に駆動して排気マニホールドの内圧
を高め、エンジン1のポンピング損失によって制動力を
増大させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の公開公報に示さ
れた提案では排気マニホールドの圧力をエンジンの排気
バルブスプリング力よりも高くできないため、排気ブレ
ーキ力の効果が低いことが問題であった。
れた提案では排気マニホールドの圧力をエンジンの排気
バルブスプリング力よりも高くできないため、排気ブレ
ーキ力の効果が低いことが問題であった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は制動時に、ターボチャージャの
電動・発電機を電動機運転し過給空気を得て、その過給
空気をエンジンの排気ブレーキの上流側へ送ることによ
り排圧を高めて排気ブレーキの効果を高めた車両の制動
力制御装置を提供することにある。
ものであり、その目的は制動時に、ターボチャージャの
電動・発電機を電動機運転し過給空気を得て、その過給
空気をエンジンの排気ブレーキの上流側へ送ることによ
り排圧を高めて排気ブレーキの効果を高めた車両の制動
力制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、車両のエンジンの吸排気流路に接
続され回転軸に電動・発電機を備えたターボチャージャ
と、前記エンジンの排気管に設置された排気ブレーキ装
置と、前記電動・発電機を制御する制御装置とを備えた
車両の制動力制御装置において、前記電動・発電機を車
両制動時に電動機運転させる制動制御手段と、前記ター
ボチャージャのコンプレッサで過給された過給空気を車
両制動時に排気ブレーキのバルブの上流側に供給するよ
うにした過給空気供給手段とを有する車両の制動力制御
装置が提供され、また、前記の制動力制御装置におい
て、車両制動時に車両の駆動軸に連結された電動機構を
発電作動させ回生制動をするとともに、その発電電力を
前記電動・発電機へ供給する車両の制動力制御装置が提
供され、さらに、前記の制動力制御装置において、ター
ボチャージャからエンジンへの吸気管の途中に大気に開
放するバルブを設けるとともに、車両制動時に吸気圧力
又は排気圧力がそれぞれ予め定めた圧力以上になったの
場合に、前記大気に開放するバルブを開くようにした車
両の制動力制御装置が提供される。
めに本発明によれば、車両のエンジンの吸排気流路に接
続され回転軸に電動・発電機を備えたターボチャージャ
と、前記エンジンの排気管に設置された排気ブレーキ装
置と、前記電動・発電機を制御する制御装置とを備えた
車両の制動力制御装置において、前記電動・発電機を車
両制動時に電動機運転させる制動制御手段と、前記ター
ボチャージャのコンプレッサで過給された過給空気を車
両制動時に排気ブレーキのバルブの上流側に供給するよ
うにした過給空気供給手段とを有する車両の制動力制御
装置が提供され、また、前記の制動力制御装置におい
て、車両制動時に車両の駆動軸に連結された電動機構を
発電作動させ回生制動をするとともに、その発電電力を
前記電動・発電機へ供給する車両の制動力制御装置が提
供され、さらに、前記の制動力制御装置において、ター
ボチャージャからエンジンへの吸気管の途中に大気に開
放するバルブを設けるとともに、車両制動時に吸気圧力
又は排気圧力がそれぞれ予め定めた圧力以上になったの
場合に、前記大気に開放するバルブを開くようにした車
両の制動力制御装置が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では車両制動時に、排気ブ
レーキを作動させるとともにターボチャージャに配置し
た電動・発電機を電動機運転しターボチャージャのコン
プレッサによる過給運転により過給空気を生成し、その
過給空気を排気ブレーキバルブの上流側に供給すること
により排気マニホールド内圧を高めるので、排気ブレー
キの効果をより高めることができるものである。また、
前記電動・発電機に、車両の駆動軸に連結した駆動・回
生電動機構を回生(発電)制動させることにより発電し
た電力を供給することにより前記排気ブレーキの効果と
駆動・回生電動機構による回生制動の効果とが重畳さ
れ、より高い制動力を得ることができるものである。
レーキを作動させるとともにターボチャージャに配置し
た電動・発電機を電動機運転しターボチャージャのコン
プレッサによる過給運転により過給空気を生成し、その
過給空気を排気ブレーキバルブの上流側に供給すること
により排気マニホールド内圧を高めるので、排気ブレー
キの効果をより高めることができるものである。また、
前記電動・発電機に、車両の駆動軸に連結した駆動・回
生電動機構を回生(発電)制動させることにより発電し
た電力を供給することにより前記排気ブレーキの効果と
駆動・回生電動機構による回生制動の効果とが重畳さ
れ、より高い制動力を得ることができるものである。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブ
ロック図であり、1はエンジンでその排気管には、ター
ビン9aおよびコンプレッサ9bを有するターボチャー
ジャ9が接続され、排気ガスにより駆動されるタービン
9aのトルクによるコンプレッサ9bの圧縮作動によっ
て、エンジン1に過給気が圧送されてエンジン出力が向
上するように図られている。
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブ
ロック図であり、1はエンジンでその排気管には、ター
ビン9aおよびコンプレッサ9bを有するターボチャー
ジャ9が接続され、排気ガスにより駆動されるタービン
9aのトルクによるコンプレッサ9bの圧縮作動によっ
て、エンジン1に過給気が圧送されてエンジン出力が向
上するように図られている。
【0009】9cはターボチャージャ9の回転軸に取付
けられた電動・発電機で三相結線を備え、エンジン1の
運転状態に応じて電動機または発電機として作動するも
ので、例えば中・高速運転にて排気エネルギーに余裕の
ある場合は発電作動して、排気エネルギーを電力として
回収したり、または低速・高負荷時にはバッテリ16を
電源とし制御装置15を介して所定の電力が供給される
と電動駆動され、コンプレッサ9bを付勢し過給圧を高
めてエンジントルクを増大させるように構成されてい
る。
けられた電動・発電機で三相結線を備え、エンジン1の
運転状態に応じて電動機または発電機として作動するも
ので、例えば中・高速運転にて排気エネルギーに余裕の
ある場合は発電作動して、排気エネルギーを電力として
回収したり、または低速・高負荷時にはバッテリ16を
電源とし制御装置15を介して所定の電力が供給される
と電動駆動され、コンプレッサ9bを付勢し過給圧を高
めてエンジントルクを増大させるように構成されてい
る。
【0010】駆動・回生電動機構4は車両に駆動軸、本
実施例ではプロペラシャフト3と差動ギア5の間、に連
結されて電動または発電作動するもので、エンジントル
クの助勢時にはバッテリなどから給電されて電動機とし
て作動したり、または車両の制動時には発電機として作
動し、回転エネルギーを電力に変換してエンジン1に制
動力を与えるものである。
実施例ではプロペラシャフト3と差動ギア5の間、に連
結されて電動または発電作動するもので、エンジントル
クの助勢時にはバッテリなどから給電されて電動機とし
て作動したり、または車両の制動時には発電機として作
動し、回転エネルギーを電力に変換してエンジン1に制
動力を与えるものである。
【0011】制御装置15は前記の電動・発電機9c、
駆動・回生電動機構4やバッテリ16などと結線され、
これらの電気機器の定格に対応する電力を授受できる電
力変換器として、インバータ、コンバータ、整流器や切
換スイッチなどを備え、さらにマイクロコンピュータか
らなるコントローラを備えたもので、電力変換に際して
の制御指令はコントローラから発せられ、例えば電動・
発電機9cや駆動・回生電動機構4などの電動機運転、
発電機運転などが行われるものである。そして、制御装
置15のコントローラにはブレーキセンサ、アクセルセ
ンサ、吸気圧センサ10及び排気圧センサ11からの検
出信号などが入力されるように結線され、出力制御信号
としては前記電力変換器の他にコンプレッサ9bの過給
空気の切り替え弁12、排気ブレーキ13及び逃がし弁
14を制御するようにされている。なお、2はトランス
ミッションで、6はアクスルシャフト、7、8は車輪を
示す。
駆動・回生電動機構4やバッテリ16などと結線され、
これらの電気機器の定格に対応する電力を授受できる電
力変換器として、インバータ、コンバータ、整流器や切
換スイッチなどを備え、さらにマイクロコンピュータか
らなるコントローラを備えたもので、電力変換に際して
の制御指令はコントローラから発せられ、例えば電動・
発電機9cや駆動・回生電動機構4などの電動機運転、
発電機運転などが行われるものである。そして、制御装
置15のコントローラにはブレーキセンサ、アクセルセ
ンサ、吸気圧センサ10及び排気圧センサ11からの検
出信号などが入力されるように結線され、出力制御信号
としては前記電力変換器の他にコンプレッサ9bの過給
空気の切り替え弁12、排気ブレーキ13及び逃がし弁
14を制御するようにされている。なお、2はトランス
ミッションで、6はアクスルシャフト、7、8は車輪を
示す。
【0012】つぎにこのように構成された本実施例の作
動を図1と図2のフローで説明する。車両の走行中には
常にアクセルペダルとブレーキペダルとの踏込状態がア
クセルセンサ、ブレーキセンサからの信号によりチェッ
クされており、運転者がアクセルペダルをリリースし、
ブレーキペダルを踏込むと、図2に示す処理フロー図の
ように、まず排気ブレーキ13の弁が閉となり排気ブレ
ーキが有効になる。それとともに、切り替え弁12に作
動指令が送られ、切り替え弁12が作動し、それまでエ
ンジン1の吸気マニホールドに送られていたコンプレッ
サ9bによる過給空気が排気ブレーキ13の上流側排気
管に送られるようになる。次に駆動・回生電動機構4が
回生(発電)運転され発電を開始する。この発電電力が
電動・発電機9cに供給され電動・発電機9cが電動機
運転され、ターボチャージャ9のコンプレッサ9bを回
転駆動し、過給空気が生成される。これらの作動により
駆動・電動機構4の発電電力は電動・発電機9cにより
消費され、駆動・電動機構4は車両に制動力をあたえる
とともに、ターボチャージャ9のコンプレッサ9bによ
り生成された圧縮空気はエンジン1の排気ブレーキの効
果をより一層高めることになる。
動を図1と図2のフローで説明する。車両の走行中には
常にアクセルペダルとブレーキペダルとの踏込状態がア
クセルセンサ、ブレーキセンサからの信号によりチェッ
クされており、運転者がアクセルペダルをリリースし、
ブレーキペダルを踏込むと、図2に示す処理フロー図の
ように、まず排気ブレーキ13の弁が閉となり排気ブレ
ーキが有効になる。それとともに、切り替え弁12に作
動指令が送られ、切り替え弁12が作動し、それまでエ
ンジン1の吸気マニホールドに送られていたコンプレッ
サ9bによる過給空気が排気ブレーキ13の上流側排気
管に送られるようになる。次に駆動・回生電動機構4が
回生(発電)運転され発電を開始する。この発電電力が
電動・発電機9cに供給され電動・発電機9cが電動機
運転され、ターボチャージャ9のコンプレッサ9bを回
転駆動し、過給空気が生成される。これらの作動により
駆動・電動機構4の発電電力は電動・発電機9cにより
消費され、駆動・電動機構4は車両に制動力をあたえる
とともに、ターボチャージャ9のコンプレッサ9bによ
り生成された圧縮空気はエンジン1の排気ブレーキの効
果をより一層高めることになる。
【0013】次のステップでは、吸気圧センサ10、排
気圧センサ11で検出した吸気圧と排気圧とをそれぞれ
に設定した設定圧1、設定圧2とを比較し設定圧以上で
ある場合は逃がし弁14を開放し前記排気管への過給空
気の供給を中止する。吸気圧、排気圧ともにそれぞれの
設定圧以下の場合は逃がし弁14をとじて本フローのス
タートにもどる。
気圧センサ11で検出した吸気圧と排気圧とをそれぞれ
に設定した設定圧1、設定圧2とを比較し設定圧以上で
ある場合は逃がし弁14を開放し前記排気管への過給空
気の供給を中止する。吸気圧、排気圧ともにそれぞれの
設定圧以下の場合は逃がし弁14をとじて本フローのス
タートにもどる。
【0014】最初のアクセルセンサとブレーキセンサと
のチェックでアクセルペダルが踏まれているか又はブレ
ーキペダルが踏まれていないと判断された場合には、排
気ブレーキ13の弁を開放し、逃がし弁14の作動を停
止し、排気ブレーキを無効にするとともに、駆動・回生
電動機構4の回生運転を中止し、電動・発電機9cの電
動機運転も中止した後本フローのスタートにもどる。
のチェックでアクセルペダルが踏まれているか又はブレ
ーキペダルが踏まれていないと判断された場合には、排
気ブレーキ13の弁を開放し、逃がし弁14の作動を停
止し、排気ブレーキを無効にするとともに、駆動・回生
電動機構4の回生運転を中止し、電動・発電機9cの電
動機運転も中止した後本フローのスタートにもどる。
【0015】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、本発明の主旨の範囲内で、例えば、駆動・回生
電動機構をエンジンのクランク軸と連結する等、種々の
変形が可能であり、これらの変形を本発明の範囲から排
除するものではない。
したが、本発明の主旨の範囲内で、例えば、駆動・回生
電動機構をエンジンのクランク軸と連結する等、種々の
変形が可能であり、これらの変形を本発明の範囲から排
除するものではない。
【0016】
【発明の効果】上述の実施例のように本発明によれば、
車両制動時に、排気ブレーキを作動させるとともにター
ボチャージャに配置した電動・発電機を電動機運転しタ
ーボチャージャのコンプレッサによる過給運転により過
給空気を生成し、その過給空気を排気ブレーキバルブの
上流側に供給することにより排気マニホールド内圧を高
めるので、排気ブレーキの効果をより高めることができ
るものである。また、前記電動・発電機に、車両の駆動
軸に連結した駆動・回生電動機構を回生(発電)制動さ
せることにより発電し電力を供給することにより、回生
制動時の発電電力消費用抵抗器等を必要とせず、さらに
前記排気ブレーキの効果と駆動・回生電動機構による回
生制動の効果とが重畳され、より高い制動力を得ること
ができるものである。
車両制動時に、排気ブレーキを作動させるとともにター
ボチャージャに配置した電動・発電機を電動機運転しタ
ーボチャージャのコンプレッサによる過給運転により過
給空気を生成し、その過給空気を排気ブレーキバルブの
上流側に供給することにより排気マニホールド内圧を高
めるので、排気ブレーキの効果をより高めることができ
るものである。また、前記電動・発電機に、車両の駆動
軸に連結した駆動・回生電動機構を回生(発電)制動さ
せることにより発電し電力を供給することにより、回生
制動時の発電電力消費用抵抗器等を必要とせず、さらに
前記排気ブレーキの効果と駆動・回生電動機構による回
生制動の効果とが重畳され、より高い制動力を得ること
ができるものである。
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】本実施例の作動の一例を示す処理フロー図であ
る。
る。
【図3】従来の装置を示す構成ブロック図である。
1…エンジン 4…駆動・回生電動機構 9…ターボチャージャ 9c…電動・発電機 10…吸気圧センサ 11…排気圧センサ 12…切り替え弁 13…排気ブレーキ 14…逃がし弁 15…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 9/06 F02D 9/06 H 23/00 23/00 D H02P 11/00 H02P 11/00 F02B 37/00 303G
Claims (3)
- 【請求項1】車両のエンジンの吸排気流路に接続され回
転軸に電動・発電機を備えたターボチャージャと、前記
エンジンの排気管に設置された排気ブレーキ装置と、前
記電動・発電機を制御する制御装置とを備えた車両の制
動力制御装置において、 前記電動・発電機を車両制動時に電動機運転させる制動
制御手段と、前記ターボチャージャのコンプレッサで過
給された過給空気を車両制動時に排気ブレーキのバルブ
の上流側に供給するようにした過給空気供給手段とを有
することを特徴とする車両の制動力制御装置。 - 【請求項2】車両制動時に車両の駆動軸に連結された電
動機構を発電作動させ回生制動をするとともに、その発
電電力を前記電動・発電機へ供給することを特徴とする
請求項1記載の車両の制動力制御装置。 - 【請求項3】ターボチャージャからエンジンへの吸気管
の途中に大気に開放するバルブを設けるとともに、車両
制動時に吸気圧力又は排気圧力がそれぞれ予め定めた圧
力以上になったの場合に、前記大気に開放するバルブを
開くようにしたことを特徴とする請求項1記載の制動力
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7272019A JPH0988619A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 制動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7272019A JPH0988619A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 制動力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0988619A true JPH0988619A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17508005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7272019A Pending JPH0988619A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 制動力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0988619A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1070837A3 (de) * | 1999-07-23 | 2002-03-06 | Steyr-Nutzfahrzeuge Aktiengesellschaft | Vorrichtung und Verfahren zur Leistungssteigerung einer mittels Abgasturboladers aufgeladenen Brennkraftmaschine |
WO2008059681A1 (fr) * | 2006-11-15 | 2008-05-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Système d'aide de moteur hybride pour véhicule |
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JP2020051282A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | いすゞ自動車株式会社 | 減速装置及び減速方法 |
DE102019130815A1 (de) | 2018-11-16 | 2020-05-20 | Ford Global Technologies, Llc | Elektrisch unterstütze motorbremsung |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP7272019A patent/JPH0988619A/ja active Pending
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