JPH0932538A - 自動車において排ガスを浄化する方法及び装置 - Google Patents

自動車において排ガスを浄化する方法及び装置

Info

Publication number
JPH0932538A
JPH0932538A JP8192523A JP19252396A JPH0932538A JP H0932538 A JPH0932538 A JP H0932538A JP 8192523 A JP8192523 A JP 8192523A JP 19252396 A JP19252396 A JP 19252396A JP H0932538 A JPH0932538 A JP H0932538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorber
exhaust gas
flaps
temperature
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8192523A
Other languages
English (en)
Inventor
Alf Degen
デーゲン アルフ
Roland Huss
フス ローラント
Paul Friedrich Kueper
フリードリッヒ キューパー パウル
Manfred Moosmann
モースマン マンフレート
Wolfgang Zahn
ツァーン ヴォルフガング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayerische Motoren Werke AG
Daimler Benz AG
Dr Ing HCF Porsche AG
Volkswagen AG
Original Assignee
Bayerische Motoren Werke AG
Daimler Benz AG
Dr Ing HCF Porsche AG
Mercedes Benz AG
Volkswagen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayerische Motoren Werke AG, Daimler Benz AG, Dr Ing HCF Porsche AG, Mercedes Benz AG, Volkswagen AG filed Critical Bayerische Motoren Werke AG
Publication of JPH0932538A publication Critical patent/JPH0932538A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/0807Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by using absorbents or adsorbents
    • F01N3/0871Regulation of absorbents or adsorbents, e.g. purging
    • F01N3/0878Bypassing absorbents or adsorbents
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/0807Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by using absorbents or adsorbents
    • F01N3/0814Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by using absorbents or adsorbents combined with catalytic converters, e.g. NOx absorption/storage reduction catalysts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2250/00Combinations of different methods of purification
    • F01N2250/12Combinations of different methods of purification absorption or adsorption, and catalytic conversion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2410/00By-passing, at least partially, exhaust from inlet to outlet of apparatus, to atmosphere or to other device
    • F01N2410/12By-passing, at least partially, exhaust from inlet to outlet of apparatus, to atmosphere or to other device in case of absorption, adsorption or desorption of exhaust gas constituents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 始動触媒器、吸着器及び主触媒器が設けられ
ている自動車において排ガスを浄化する方法において、
自動車の全運転期に亙って排ガス浄化が行われるように
吸着器と触媒系とを協働させること。 【解決手段】 本発明の課題は、(イ)自動車の始動直
後にまず始動触媒器(2)、次いで吸着器(3)の順序
で又はまず吸着器、次いで始動触媒器(2)の順序で同
じ排ガス流を貫流させ、始動触媒器と吸着器を貫流させ
たあとで、吸着器(3)がまだ高い吸着能を有している
間、主触媒器(4)を貫流させること(この場合、吸着
器(3)は少なくとも始動触媒器(2)がライトオフ温
度に達するまでは高い吸着能を維持する)、(ロ)遅く
とも、吸着器(3)が高い吸着能をもはや持たなくなる
時点から、排ガスを所定の時間帯に亘って始動触媒器
(2)から直接的に主触媒器(4)へ導くこと、によっ
て解決された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は始動触媒器、吸着器
及び主触媒器が設けられている、自動車において排ガス
を浄化する方法及びこの方法を実施する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】触媒器を備えた自動車の有害成分放出を
さらに減少させるための手掛りは、触媒系の暖機運転期
に得られる。何故ならば自動車、ひいては自動車の触媒
系の低温状態では、浄化されていない生の排ガスが放出
されるからである。触媒系がライトオフ温度と呼ばれる
所定の温度からはじめて、有効な排ガス浄化を行なうの
で、公知の触媒系には、特に自動車のエンジン、つまり
自動車を駆動する内燃機関の低温始動に際して触媒系が
ほとんど効果をもたらさないという触媒系固有の弱点が
ある。これに対処するためには、公知技術によれば、例
えば触媒器を外部から予熱し、できるだけ早期にライト
オフ温度に触媒器が達するようにすることが知られてい
る。ライトオフ温度とは、触媒器が例えば少なくとも3
0〜50%であるそれほど大きくない交換値を実現する
温度のことである。
【0003】他の方法としては公知技術によれば、低い
温度で排ガス成分を蓄えて(吸収し)、高い温度で再び
放出(脱着)させることができる吸着器を使用すること
が知られている。この場合、吸着能はガス及び吸着器温
度が低ければ低いほど大きい。これは、始動及び暖機運
転期において触媒系がまだ有効でないときに触媒系の前
に接続された吸着器によって所定の排ガス成分が吸着さ
れ、次いで触媒系が運転温度に達して再び脱着されるこ
とを意味する。このような形式で吸着器は触媒系の理想
的な補完を成す。
【0004】しかしながら公知技術によれば吸着器と触
媒系との間の良好な協働は達成することができなかっ
た。何故ならば吸着器の温度が上昇するかもしくは排ガ
ス温度が上昇するにつれてまず吸着器の吸着能が低下
し、触媒系がライトオフ温度に達する前に吸着器の脱着
すら開始するからである。この場合には吸着されなかっ
た排ガス成分又は脱着すらされた排ガス成分は触媒系の
後反応なしで触媒系を流過することになる。吸着器は比
較的に低い温度でしか有効ではなく、触媒系は比較的に
高い温度で有効であるので、吸着器も触媒器も十分に有
効ではない時間帯又は最悪の場合には吸着器が脱着すら
行なうのに対し、触媒器がまだ有効ではない時間帯が生
じる。この結果、極端な場合には吸着器が全たく意味を
持たなくなることがある。
【0005】
【発明の課題】本発明の課題は自動車において排ガスを
浄化する、冒頭に述べた形式の方法と装置を改良して、
自動車のすべての運転期において排ガス浄化が行なわれ
るように、吸着器と触媒系との間に良好な協働が成され
るようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、少なく
とも1つの吸着器及び該吸着器の下流に置かれた1つの
主触媒器とを備えた自動車において排ガスを浄化する方
法において、ガス組成又は温度又はこの組合わせを吸着
器の下流で検出し、検出されたガス組成又は温度又はこ
の組合わせに関連して吸着器を通して排ガス流を導くこ
とによって解決された。
【0007】又、本発明の課題は、本発明の方法を実施
する本発明による装置によれば始動触媒器、吸着器及び
主触媒器が導管系によって互いに結合されており、該導
管系内に開閉可能な排ガスフラップが配置されており、
この場合、機関から発する導管部分が始動触媒器の入口
と結合され、始動触媒器から発する導管部分が主触媒器
の入口と結合され、主触媒器の出口が排気管と結合され
ており、吸着器がバイパス導管を用いて該導管系に接続
されていることにより解決された。
【0008】吸着器がバイパスに配置され、排ガスフラ
ップで制御されていること及び機関出口の近くに配置さ
れ、比較的に迅速に加熱される始動触媒器を用いること
により、本発明の方法が可能になった。本発明の方法で
は触媒系は吸着器と協働して、吸着器がまだ高い有効性
を有している間に触媒系がライトオフ温度にすでに達す
るようになり、反対に、さらに排ガス流において下流に
ある主触媒器もまだライトオフ温度に達する前には掃気
過程が行なわれなくなる。
【0009】本発明の有利な1実施例によれば、主触媒
器のライトオフ温度に達した後で排ガス流は吸着器の掃
気もしくは負荷軽減のために、まず始動触媒器、次いで
吸着器、主触媒器の順序で貫流する。これに似た形式で
主触媒器のライトオフ温度に達したあとで排ガス流は、
吸着器の掃気もしくは負荷軽減のために、まず始動触媒
器を貫流し、次いで2つの部分流に分けられ、両方の部
分流の一方を吸着器を通して貫流させ、両方の部分流を
吸着器の後ろで再び合流させ、次いで一緒に主触媒器を
通して流すこともできる。
【0010】これは有利には本発明の装置の1実施例に
より、バイパス導管が始動触媒器の後ろで、始動触媒器
の出口を主触媒器の入口と結合する導管区分から分岐し
ており、この場合、バイパス導管が入口側で吸着器の入
口に接続され、出口側で吸着器の出口に接続されてお
り、バイパス導管の出口側の部分が、始動触媒器の出口
を主触媒器の入口と接続する導管部分に再び開口してい
ることによって実現される。
【0011】本発明による方法の前述の実施例及びこの
方法を実施するための装置の前述の実施例は、始動触媒
器をできるだけ機関出口の近くに置くことができ、これ
によって迅速に加熱し、その際、次いでバイパス内に配
置された吸着器を通って流れる排ガス流が冷却されると
いう利点をもたらす。これによって一方では始動触媒器
が迅速に加熱され、ひいては迅速に有効になり、他方で
は吸着器ができるだけ長く低温に保たれ、ひいては吸着
器の有効性が比較的に長く維持されることになる。
【0012】本発明の1実施例によれば吸着器を十分に
掃気したあとでは、始動触媒器からの排ガスを再び直接
的に主触媒器に導くことができる。換言すれば排ガスは
吸着器をそれ以上貫流せず、吸着器は掃気もしくは脱着
後、排ガス流による汚染並びに熱的な負荷を回避でき
る。さらにこのようにして極端な状態又は継続運転のた
めの流れ比を適正に調節することができる。このために
は有利には始動触媒器と主触媒器との間の導管部分に、
開閉する排ガスフラップが設けられ、吸着器を完全に遮
断するために、バイパス導管内において吸着器の前又は
前後にそれぞれ1つの開閉する排ガスフラップを設けて
おくと有利である。
【0013】本発明の方法の別の有利な実施例によれ
ば、吸着器を十分に掃気したあとで排ガスは継続運転の
ために機関から直接的に主触媒器を通して導かれるよう
になっている。これは、一方では始動触媒器を比較的に
短い運転時間のためだけに設計しておく必要しかなく、
他方では始動触媒器において、始動触媒器がきわめて迅
速に加熱され、この加熱が継続運転に不都合な影響を及
ぼさない流れ状態が調節されるという利点をもたらす。
【0014】これはバイパス導管が始動触媒器の前で分
岐し、バイパス導管が入口側で吸着器の入口と接続され
もしくは出口側で吸着器の出口と接続されており、バイ
パス導管の出口側の部分が、始動触媒器の出口を主触媒
器の入口と接続する導管部分に開口しており、付加的に
始動触媒器の後ろで、始動触媒器の出口を主触媒器の入
口と接続する導管部分から接続導管が分岐しており、こ
の接続導管が吸着器の入口側でバイパス導管と接続され
ている本発明の装置によって実現することができる。
【0015】本発明による別の有利な構成によれば、本
発明の装置は、バイパス導管が始動触媒器の前で、機関
の出口を始動触媒器の入口と接続する導管部分から分岐
しており、バイパス導管が入口側で吸着器の入口と接続
され、出口側で吸着器の出口と接続され、バイパス導管
の出口側の部分が、機関の出口を始動触媒器の入口と接
続する導管部分へ再び開口するように構成されている。
【0016】この場合には機関を始動触媒器の入口と結
合する導管部分において、バイパス導管の分岐個所の後
ろに、開閉する排ガスフラップが設けられていると有利
である。この場合には、始動触媒器と主触媒器とは唯一
の構成部分に纏め、これらが一緒になって唯一の触媒器
を構成するようにすることすらできる。これは構成的な
利点をもって実現することができる。この場合にいくら
か不都合であることは、吸着器が始動触媒器よりもいく
らか機関の近くに配置され、ひいては早期に加熱される
一方、始動触媒器がゆっくりとしか加熱されないことで
ある。
【0017】始動触媒器がライトオフ温度に達する時点
又は吸着器が高い吸着能を失う時点はセンサ及び(又
は)計算モデルで求められると有利である。
【0018】又、排ガスが掃気もしくは負荷軽減のため
に完全に又は部分的に吸着器を通して導かれるようにな
る時点と排ガスが掃気過程の終了後、それ以上吸着器を
通して導かれなくなる時点とをセンサ及び(又は)計算
モデルにより求めることも相応に有利である。
【0019】さらに有利であることは、センサとして温
度センサ及び(又は)排ガスセンサ又はそれらの組合わ
せを用い、計算モデルとも組合わせることである。
【0020】排ガスセンサとしてはHC、CO及びNO
xの濃度を検出するセンサを使用することが有利であ
り、少なくとも2つの機能が組合わされているセンサ、
すなわちラムダ値及び(又は)排ガス温度及び(又は)
排ガス成分の濃度を検出するセンサを使用することもで
きる。
【0021】
【実施例】図1から判るように機関1と始動触媒器2と
吸着器3と主触媒器4とが導管系を介して互いに接続さ
れている。この場合、第1の導管部分5は機関1の出口
と始動触媒器2の入口との間を延び、第2の導管部分6
は始動触媒器2の出口と主触媒器4の入口との間を延
び、第3の導管部分7は主触媒器4から例えば排気管へ
延びている。吸着器3はバイパス導管8内に配置されて
いる。このバイパス導管8は前述の導管部分6から入口
側で吸着器3に開口し、吸着器3の出口側で再び導管部
分6に開口している。図1の実施例においては、吸着器
3の前後には開閉する排ガスフラップ9もしくは10が
それぞれ1つ設けられており、始動触媒器2と主触媒器
4との間を延びる導管部分6内には、バイパス導管8の
出口開口個所とバイパス導管8の入口開口個所との間に
ある個所に、開閉する別の排ガスフラップ11が配置さ
れている。
【0022】主触媒器4のすぐ上流側にはセンサ18が
配置されており、該センサ18は排ガス流の温度又は排
ガス流のガス組成を、少なくとも排ガス成分HC、CO
及びNOXの1つに関して検出するか又はこの組合わせ
を検出する。排ガスフラップ9,10及び11の位置に
応じてセンサ18は吸着器3を通して導かれた排ガス
流、始動触媒器2から流出する排ガス流又はこれらの混
合により負荷される。
【0023】さらに機関1の後ろにはラムダゾンデ19
が存在している。このラムダゾンデ19は機関1の混合
気形成のためのラムダ調整のために設けられている。ラ
ムダゾンデ19は通常は始動触媒器2の下流に配置され
ているが、熱的な情況が許せば始動触媒器2の上流に配
置されていることもできる。
【0024】排ガスフラップ9,10,11を制御する
ためには制御装置20が設けられている。この制御装置
20はセンサ18並びにラムダゾンデ19の信号を受け
取り、どの排ガスフラップ9,10又は11を開放する
かもしくは閉鎖することを決定する。
【0025】図2から図4までに示された実施例は図1
の実施例のヴァリエーションである。したがって図2の
実施例によれば排ガスフラップ10と11だけが設けら
れ、図3によれば排ガスフラップ9と11だけが設けら
れ、最も簡単な解決策としては図4に示された実施例に
よれば排ガスフラップ11だけが設けられている。
【0026】別の実施例は図5に示されている。この場
合、同じ構成部分は図1と同じ符号が付けられている。
しかしながら、図5の実施例においては、バイパス導管
8は図1の場合のようには始動触媒器2と主触媒器4と
の間を延びる導管部分6から分岐するのではなく、機関
の出口と始動触媒器2の入口との間を延びる導管部分5
からすでに分岐しておりかつ始動触媒器2の前でこの導
管部分5に再び開口している。したがって図1のよう
に、開閉する排ガスフラップは導管部分6に配置されて
いるのではなく、導管部分5において、バイパス導管8
が導管部分5から分岐する個所と導管部分5へ開口する
個所との間に配置されている。この排ガスフラップは図
面では符号12で示されている。図2から図4に示され
た実施例と同様に、図5に示された実施例においても、
排ガスフラップ9と10は選択的に省略するか又は設け
ることができる。
【0027】別の実施例は図6に示されている。この場
合には図1と図5の場合のように同じ部材は同じ符号で
示されている。図5に示された実施例とは異って、図6
の実施例においては、導管部分5を吸着器の出口側でバ
イパス導管8に接続する接続導管13が設けられてお
り、2つの別の排ガスフラップ14,15が設けられて
いる。これらの排ガスフラップ14,15の内、1つの
排ガスフラップ14は始動触媒器の直前において接続導
管13の分岐個所の後ろで導管部分5に配置されてお
り、他方の排ガスフラップ15はバイパス導管8内にお
いて、吸着器3の出口側で、接続導管13がバイパス導
管8へ開口する個所の後ろに配置されている。バイパス
導管8は全体として導管部分5から分岐しかつ導管部分
6へ開口している。
【0028】最後の実施例は図7に示されている。この
場合にも同じ部材は図1、図5、図6と同様、同じ符号
で示されている。図6の実施例と比較して、図7に示さ
れた実施例では、吸着器は、導管部分6から始動触媒器
の後ろで分岐しかつ吸着器3の入口側でバイパス導管8
に開口する接続導管16と、吸着器の出口側で再び導管
部分6に開口するバイパス導管8の部分との間で、バイ
パス導管8に配置されている。バイパス導管8において
は付加的に、1つ排ガスフラップ17が、バイパス導管
8へ接続導管16が開口する個所の前に配置されてい
る。
【0029】図6と7の実施例においては、図5に示し
たバイパス導管8の付加的な分岐と加えられた排ガスフ
ラップ14,15,17の代りに、例えばDE−A−3
930380号(JP−A−3100313号)明細書
により公知である始動触媒器2の特別な構成を使用する
こともできる。この始動触媒器2は排ガスフラップを備
えた通路を中央に有し、この通路はバイパスリングギャ
ップにより取囲まれている。排ガスフラップが閉じた状
態で排ガス流はリングギャップを通して流れるのに対
し、排ガスフラップが開放された状態ではほぼ主として
中央の通路を流れる。何故ならば中央の通路の流動抵抗
はリングギャップの流動抵抗より著しく小さいからであ
る。
【0030】吸着器の吸着特性もしくは始動触媒器の変
換特性は図8から図10までの線図に示されている。図
8に示すように、吸着器は運転開始時には高い蓄え値を
有している。すなわち、吸着器は時間単位あたり大きな
有害成分量を蓄えることができる。時間の経過につれて
吸着器は充たされ、吸着器の温度は上昇する。これによ
って時間単位あたり蓄えることのできる量は減少する。
【0031】これとは反対に、始動触媒器の変換値は運
転開始時には低く、所定のデットタイム後もしくは所定
の温度から比較的に急勾配に上昇する。
【0032】始動触媒器と吸着器との設計は両方の曲線
の交点が0と100%との間でできるだけ高く位置する
ように選択されている。これは始動触媒器により変換さ
れた排ガスがすでに比較的に高い状態で、吸着器が依然
としてまだ高い吸着蓄え量値を保証することを意味す
る。
【0033】図1から図7までの実施例は以下のように
作用する。
【0034】機関を始動させると、図1の実施例におい
てはまず排ガスフラップ11が閉じられる。これによっ
て排ガス流は機関から導管部分5を介して始動触媒器2
を通ってバイパス導管8を経て吸着器3を通り、再び導
管部分6に戻り、最後に主触媒器4を通り、導管部分7
を介して排気管へ流れる。この場合には排ガスフラップ
9及び10は開かれている。始動触媒器がライトオフ温
度に達するかもしくは吸着器3が加熱に基づきもしくは
蓄え容積が使い尽くされたことに基づき、効果的ではな
い作用しか持たなくなったあとで、排ガスフラップ9と
10が閉じられ、排ガスフラップ11が開かれ、この結
果として主触媒器4にはそのライトオフ温度まで加熱さ
れる機会が与えられる。そのあとで排ガスフラップ11
が改めて閉じられ、排ガスフラップ9と10が改めて開
かれる。これにより、熱い排ガスが吸着器3を通して導
かれ、この排ガスが当初吸着器に吸着された有害成分を
脱着させることで吸着器3が掃気される。このあとで排
ガス流は主触媒器4に導かれ、脱着した排ガス成分で付
加的に富化された排ガス流は主触媒器4において変換さ
れる。
【0035】掃気が行われたあとで、排ガスフラップ9
と10は再び閉じられ、吸着器3は完全に排ガス流から
絶縁される。すなわち、吸着器は、あとで機関が停止さ
せられ、機関及び始動触媒器2、主触媒器4が冷えたあ
とで改めて稼働できるようになる。掃気もしくは脱着が
終了する時点は排ガスセンサ又は計算モデルで確認する
ことができる。
【0036】最も簡単な解決策としては図4に示した実
施例のように、唯一の排ガスフラップ11を設けること
ができる。このような形式で、運転の開始に当たって完
全な排ガス流を、吸着のために吸着器3を通して導くこ
と並びにあとで掃気を目的としてあらためて完全に吸着
器3を通して導くことがすでに可能になる。しかしなが
らこの場合には排ガスフラップ11が開かれた状態で常
に、ことによると望まれない小さな部分排ガス流が吸着
器3を通って流れる。したがって吸着器の前のバイパス
管の構成形態により、吸着器がこの過程で部分排ガス流
でさらに加熱されかつ既にここで脱着が開始されること
が阻止されなければならない。他面においては通常の運
転で吸着と脱着とが行なわれたあとで吸着器を通って流
れる部分排ガス流が強く冷却されすぎ、吸着器が吸着す
ることを阻止しなければならない。さもないと、次の常
温始動において全吸着容積の1部しか有効ではなくな
る。これに対する処置は図2及び3のようにそれぞれ1
つだけの排ガスフラップ9もしくは10で達成すること
ができる。
【0037】図5に示された実施例においては、運転開
始にあたって排ガスフラップ9と10が開かれかつ排ガ
スフラップ12が閉じられる。これによって機関1から
の総排ガス流は、導管部分5からバイパス導管8を介し
て吸着器3を通って導管部分5へ流れ、次いで始動触媒
器2を通って導管部分6を介して主触媒器4に導かれ、
導管部分7を介して排気管に導かれる。このようにして
吸着器3において排ガス量の吸着が行われる。始動触媒
器がそのライトオフ温度に達したあとで、排ガスラップ
12が開かれ、排ガスフラップ9,10が再び閉じられ
る。これによって排ガスは機関1から直接的に導管部分
5を介し始動触媒器2を通り、導管部分6を介し、主触
媒器4を通り、主触媒器4から導管部分7を介して排ガ
ス管へ搬送される。主触媒器4もライトオフ温度に達し
たあとで、排ガスフラップ12は再び閉じられ、排ガス
フラップ9,10が再び開かれる。これにより吸着器3
は掃気される。このようにして脱着させられた有害成分
は始動触媒器2においても主触媒器4においても後反応
させられる。最後に排ガスフラップ12が再び開放さ
れ、排ガスフラップ9,10が再び閉じられる。これに
より、機関からの排ガス流は導管部分5を通って直接的
に始動触媒器2に導かれ、さらに導管部分6を介して主
触媒器4に導かれる。
【0038】図6に示された実施例においては、運転開
始にあたって当初排ガスフラップ12と15が閉じられ
ており、排ガスフラップ9,10,14が開かれてい
る。これによって排ガス流はまず吸着器3を通り、次い
で始動触媒器2を通り、最後に主触媒器4を通って流れ
る。始動触媒器2がライトオフ温度に達したあとで、排
ガスフラップ12が開かれ、排ガスフラップ9と10が
閉じられる。これによって排ガス流は当初機関から直接
的にだけ始動触媒2を通って流れ、次いで主触媒器4を
通って流れる。主触媒器4がライトオフ温度に達したあ
とで排ガスフラップ12が閉じられかつ排ガスフラップ
9,10が閉じられる。これによって吸着器から脱着し
た排ガス成分は始動触媒器においても主触媒器において
も変換される。排ガスフラップ14が閉じられ、排ガス
フラップ15が開かれることにより、脱着した排ガス成
分を主触媒器だけにおいて変換することも選択的に可能
である。吸着器が十分に掃気されたあとで最後に排ガス
フラップ9,10,14を閉じ、排ガスフラップ12,
14を開放することができる。これにより排ガス流は機
関1から導管部分5を介して接続導管13を通り、バイ
パス導管6と導管部分6とを介して直接的に主触媒器4
に導かれ、この主触媒器4から導管部分7を介し排気管
へ導かれる。選択的に排ガスフラップ9,10,14を
閉じ、排ガスフラップ12と15を開放することができ
る。これによって排ガス流は機関1から直接触媒器4を
通って、主触媒器4から排気管を通って大気へ流れるこ
とができる。
【0039】最後の実施例は図7に示されている。この
場合には、運転の開始にあたって当初は排ガスフラップ
11と17が閉じられ、排ガスフラップ14,9,10
が開かれている。これによって排ガス流は機関1から導
管部分5を通って、次いで始動触媒器2を通って、接続
導管16とバイパス導管8とを介して吸着器3を通って
再び導管部分6へ戻され、主触媒器4を通って流れる。
始動触媒器2がライトオフ温度に達したあとで又は吸着
器3がその最大の吸着能を持たなくなったあとで、排ガ
スフラップ9と10が排ガスフラップ17に加えて閉じ
られ、排ガスフラップ14と11が開放される。これに
よって排ガス流は機関1から直接的に始動触媒器2を通
って、次いで主触媒器4を通って導かれるようになる。
主触媒器4もライトオフ温度に達したあとで、排ガスフ
ラップ11は再び閉じられ、排ガスフラップ9と10と
が開かれる。これによって排ガス流はまず始動触媒器2
を通って接続導管16を介し、吸着器3を通って主触媒
器4へ流れることができ、その際に吸着器3が掃気され
るかもしくは負荷軽減させられる。吸着器3が完全に負
荷軽減されたあとで排ガスフラップ9と10が再び閉じ
られ、排ガスフラップ11が開かれ、排ガス流は機関か
ら直接的に始動触媒器2を通ってかつ主触媒器4を通っ
て流れることができる。次いで選択的に排ガスフラップ
14が閉じられかつ排ガスフラップ17が開放される。
この場合にはその前にすでに開いた排ガスフラップ11
は開放状態に留まり、すでにその前に閉じていた排ガス
フラップ9と10は閉じた状態に留まる。これにより排
ガス流は機関1からバイパス導管8を介し、接続導管1
6を通り、導管部分6を介し、直接的に主触媒器4を通
って流れる。これによって始動触媒器は自動車が長距離
運転される場合には完全に遮蔽され、これにより保護さ
れるようになる。
【0040】次に排ガスフラップ10,11の制御を図
2に示した実施例について説明する。内燃機関の常温始
動に際しては、排ガスフラップ11は閉じられ、排ガス
フラップ10は開かれているので、排ガス流は完全に吸
着器3を通して導かれる。センサ18は排ガスフラップ
10,11のこの開閉状態で排ガス流を吸着器の出口側
で検出する。センサ18が排ガス温度を検出するために
適していると、排ガス流の温度が限界値を越えたかどう
かが確認される。この場合、この限界値は限界値に達し
た場合に吸着器において脱着が行われるように選ばれて
いる。この方法では吸着器3を流過したあとの排ガス温
度から吸着器3自体の温度が導き出されるという認識が
用いられている。
【0041】実験によれば、吸着器3が脱着を開始する
点は吸着器3の温度だけに関連するのではなく、吸着器
3に流入する排ガス流のHC温度にも付加的に関連する
ことが示された。したがって、先に述べた温度検出に基
づく方法では、吸着器3が吸着能を持たなくなる時点は
近似的にしか決定されない。この時点の正確な決定は、
センサ18がガス組成、特にHC成分を吸着器3の下流
側で排ガス流において検出することで可能になる。この
ためには例えば、触媒的に有効な層により取囲まれてい
るラムダゾンデが使用される。この場合、触媒的な層は
主としてHC及びOの変換が行われるように選ばれて
いる。排ガス流にHCが存在していない限り、すなわち
排ガス流内にあるHCを受容できる状態に吸着器3があ
る限り、排ガス流にあるOは触媒的な層のそばを通過
して本来のラムダゾンデに達し、ここで相応の信号を発
生させる。排ガス流において吸着器3の下流側でHCが
含まれていると、すなわち吸着器3が飽和されており、
したがってHCが吸着器3を通過すると、触媒的な層に
おいてHCとOとが反応するのでOが本来のラムダ
ゾンデに達することができず、再び相応の信号が発生さ
せられる。常温始動に際してもラムダゾンデ19から信
号を受けることができるためにはラムダゾンデ19は触
媒的な層を含めて公知の形式で加熱されていなければな
らない。
【0042】制御装置20がセンサ18から送られてき
た信号で、排ガス流の温度の限界値が越えられたこと及
び(又は)排ガス流にHCが含まれていること、すなわ
ち吸着器3が飽和状態に達したことを確認すると、制御
装置20は排ガスフラップ10を閉じると同時に排ガス
フラップ11を開く。この方法で、機関1の常温始動に
際して排ガスフラップ10,11の制御により、排ガス
流を正確に、吸着器3がHCを受容できる状態にある間
だけ吸着器3を介して導くことが可能になる。したがっ
て一方では吸着器の吸着能が周囲の条件とは可能な限り
無関係に活用され、他方では吸着器3が無意味に排ガス
で負荷されなくなり、できるだけ早い時点で排ガス流が
直接的に主触媒器4に導かれるようになるので、この主
触媒器が迅速に活性化温度に達し、有効な排ガス浄化に
役立つようになる。
【0043】さらにライトオフ温度に達したあとの吸着
器3の掃流もセンサ18によって制御される。センサ1
8が温度センサとして構成されている限り、掃流過程の
時間はセンサ18から送られた温度信号に関連して決定
される。このためには示されていない特性フィールド内
にセンサ18の信号に関連して掃流時間の値が記憶させ
られている。この場合にも、正確な制御はセンサ18に
よってガス組成が検出されると可能である。この場合に
は、排ガス流は排ガスフラップ10,11の制御によ
り、センサ18が排ガス流において吸着器3の下流側
で、排ガス流におけるHC成分を確認できなくなるまで
吸着器3を通して導かれる。
【0044】第3のヴァリエーションによれば、吸着器
3の上流に配置されたラムダゾンデ19の信号が付加的
に関与させられている。ラムダゾンデ19は、それが始
動触媒器2の後ろに配置されている限り、吸着器3の直
前のガス組成を検出するので、いまやセンサ18の信号
をラムダゾンデ19の信号と比較することが可能にな
る。この比較は、センサ18とラムダゾンデ19とが構
成的に同じ部分であると特に容易に実施することができ
る。この場合には吸着器3の掃流は排ガスフラップ10
の開放と排ガスフラップ11の閉鎖とにより、センサ1
8とラムダゾンデ19との信号が同じになるまで行われ
る。この時点においては吸着器3における排ガス流の組
成の変化が行われることなく排ガス流は吸着器を流過す
る。したがって吸着器3は完全に脱着されている。
【0045】センサ18とラムダゾンデ19とが構成的
に同じでないか又はラムダゾンデが始動触媒器2の前に
配置されていると、吸着器3を掃流する前に、すなわち
まだ排ガスフラップ10が閉じられかつ排ガスフラップ
11が開かれている状態で、センサ18の信号とラムダ
ゾンデ19の信号との差が形成されかつ記憶されなけれ
ばならない。次いで吸着器3の掃流は信号の差が再びあ
らかじめ記憶された値に達するまで実施される。
【0046】機関1の暖機始動又は高温始動に際しては
機関1の特徴的な温度、例えば冷却水温度又は油温度に
基づき、機関1の始動時に吸着器3を接続されるかどう
かが決定される。吸着器3が接続されるか又は吸着器3
が機関1の先行する運転期において完全に脱着されてい
ないと、吸着器3の掃流が前述の方法で、主触媒器が活
性化温度に達したことが確認されると即坐に行われる。
【0047】すべての実施例において始動触媒器2が吸
着器3の上流に設けられているが、全システムの運転は
始動触媒器なしでも同じ形式で可能である。この装置の
場合にも排ガス流が吸着器3を通して導かれている間の
時間帯に、排ガス流におけるHC成分の効果的な還元は
同様に行われる。吸着器3を遮断したあとで主触媒器4
はまだ運転温度に達していないので、主触媒器4の下流
側では高められたHC成分を確認することができる。何
故ならば図示の実施例と比較して始動触媒器2における
変換は行われないからである。他面においては吸着器3
を通して排ガスが導かれる時間帯の間、機関の運転によ
り主触媒器4が著しく加熱されるので、主触媒器4はラ
イトオフ温度に迅速に達し、始動過程の間の総エミッシ
ョンは始動触媒器なしでも著しく減少させられる。
【0048】さらに排ガスフラップ10,11を制御す
る場合、特に吸着器3を掃流する場合には、全排ガス流
を吸着器3を通して導くことはかならずしも必要ではな
い。むしろ排ガス流の1部だけを吸着器3を通して導く
ことも可能である。
【0049】センサ18を主触媒器4のすぐ上流側に配
置することは、制御装置が排気フラップ9,10,11
の制御を、センサ18とラムダゾンデ19とから送信さ
れた信号の比較した結果で行う場合にだけ必ず必要であ
る。さもないとセンサ18は吸着器3の下流の任意の点
に配置されていることができる。
【0050】図2の実施例に基づき先に記述した排ガス
フラップ9,10,11の制御は、同じ形式で、図1と
図3による実施例における排ガスフラップ9,10,1
1,12,13,14,15及び17、吸着器3を排ガ
スで負荷するために使用される限り、これらの排ガスフ
ラップの制御のために用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の第1ヴァリエーションを示した
図。
【図2】第1実施例の第2ヴァリエーションを示した
図。
【図3】第1実施例の第3ヴァリエーションを示した
図。
【図4】第1実施例の第4ヴァリエーションを示した
図。
【図5】第2実施例の概略図。
【図6】第3実施例の概略図。
【図7】第4実施例の概略図。
【図8】吸着器蓄え量値を温度もしくは時間に関連して
示した線図。
【図9】始動触媒器変換値を温度もしくは時間に関連し
た図。
【図10】吸着もしくは変換された排ガス量値を温度も
しくは時間に関連して示した図。
【符号の説明】
1 機関、 2 始動触媒器、 3 吸着器、 4 主
触媒器、 5 導管部分、 6 導管部分、 7 導管
部分、 8 バイパス導管、 9,10 排ガスフラッ
プ、 11 排ガスフラップ、 13 接続導管、 1
5 排ガスフラップ、 16 接続導管、 17 排ガ
スフラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 ZAB F02D 45/00 ZAB 301 301L 310 310D 310R G01N 27/416 G01N 27/46 371G 27/409 ZAB 27/58 ZABB (71)出願人 592245937 バイエリツシエ・モトーレン・ヴエルケ・ アクチエンゲゼルシヤフト ドイツ連邦共和国ミユンヘン40・ペトウエ ルリング130 (71)出願人 393007983 メルツェーデス ベンツ アクチエンゲゼ ルシャフト ドイツ連邦共和国 シュツットガルト 60 メルツェーデスシュトラーセ 137 (71)出願人 596107062 フオルクスヴアーゲン アクチエンゲゼル シヤフト ドイツ連邦共和国 ヴオルフスブルク 1 (72)発明者 アルフ デーゲン ドイツ連邦共和国 フリオルツハイム フ ェルトベルクシュトラーセ 6 (72)発明者 ローラント フス ドイツ連邦共和国 エスリンゲン ハイデ シュトラーセ 29 (72)発明者 パウル フリードリッヒ キューパー ドイツ連邦共和国 ヴィールンスハイム− イプティンゲン イム シェーンブリック 12 (72)発明者 マンフレート モースマン ドイツ連邦共和国 ハイムスハイム ヴァ ルトマウアーシュトラーセ 5 (72)発明者 ヴォルフガング ツァーン ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスブル ク ポッペンヴァイラーシュトラーセ 44

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの吸着器(3)及び該吸
    着器の下流に置かれた1つの主触媒器(4)とを備えた
    自動車において排ガスを浄化する方法において、ガス組
    成又は温度又はこの組合わせを吸着器(3)の下流で検
    出し、検出されたガス組成又は温度又はこの組合わせに
    関連して吸着器(3)を通して排ガス流を導くことを特
    徴とする、自動車において排ガスを浄化する方法。
  2. 【請求項2】 どの時点から、吸着器(3)を通して排
    ガス流を導かなくするかを決定するために、検出したガ
    ス組成又は温度又はこの組合わせを関与させる、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 排ガス流の温度が所定の限界値を越える
    と吸着器(3)を通して排ガス流を導くことを止める、
    請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ガス組成にHC成分が検出されると吸着
    器(3)を通して排ガス流を導くことを止める、請求項
    2記載の方法。
  5. 【請求項5】 吸着器(3)の上流のガス組成が吸着器
    (3)の下流のガス組成と同じになると吸着器(3)を
    通して排ガス流を導くことを止める、請求項2記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 吸着器(3)を通して排ガス流が導かれ
    た時点から、検出されたガス組成又は温度又はこの組合
    わせに関連して決定された時間が経過すると吸着器
    (3)を通して排ガス流を導くことを止める、請求項2
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 計算モデルを用いて決定された時点に達
    すると吸着器(3)を通して排ガス流を導くことを止め
    るようになっており、この場合、計算モデルが少なくと
    も機関の運転値及び排ガス流を制御するために用いられ
    たフラップ(9,10,11)の開放時間に関連して吸
    着器(3)の挙動を模造しかつ計算モデルによりHCが
    吸着器(3)にもはや蓄えられていない時点に達すると
    吸着器(3)を通して排ガス流を導くことを止める、請
    求項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 自動車において排ガスを浄化する装置で
    あって、吸着器(3)と、吸着器(3)を排ガスで選択
    的に負荷するプラップ(9,10,11)と、吸着器
    (3)の下流におかれた主接触器(4)とが設けられて
    いる形式のものにおいて、吸着器(3)の下流にガス組
    成又はガス温度又はこの組合わせを検出するためのセン
    サ(18)が設けられており、制御装置(20)がセン
    サ(18)の信号に関連してフラップ(9,10,1
    1)を制御することにより吸着器(3)を通して排ガス
    流を導くことを特徴とする、自動車において排ガス流を
    浄化する装置。
  9. 【請求項9】 制御装置(20)がセンサ(18)の信
    号に関連して、吸着器(3)を通して排ガス流を導くこ
    とを止める時点を求める、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 センサ(18)により検出された排ガ
    ス流のガス温度が所定の限界値を越えると、制御装置
    (20)がフラップ(9,10,11)を制御すること
    により、吸着器(3)を通して排ガス流を導くことを止
    める、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 センサ(18)により検出されたガス
    組成がHC成分を有していると、制御装置(20)がフ
    ラップ(9,10,11)を制御することにより、吸着
    器(3)を通して排ガス流を導くことを止める、請求項
    9記載の装置。
  12. 【請求項12】 センサ(18)により検出された吸着
    器(3)の下流のガス組成が、付加的なセンサ(19)
    で検出された吸着器(3)の上流のガス組成と同じにな
    ると制御装置(20)がフラップ(9,10,11)を
    制御することにより吸着器(3)を通して排ガス流を導
    くことを止める、請求項9記載の装置。
  13. 【請求項13】 フラップ(9,10,11)が制御さ
    れてから所定の時間が経過すると、制御装置(20)が
    フラップ(9,10,11)を制御することにより吸着
    器(3)を通して排ガス流を導くことが止められるよう
    になっており、この場合、前記時間を決定するために、
    制御装置(20)内にセンサ(18)の信号に関連した
    特性フィールドが設けられている、請求項9記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 吸着器(3)の挙動を模造するために
    制御装置(20)内に設けられた計算モデルが、機関の
    少なくとも1つの運転値及びフラップの開放時間に関連
    して、吸着器(3)にHCが蓄えられていないことを確
    認すると、制御装置(20)がフラップ(9,10,1
    1)を制御することにより吸着器(3)を通して排ガス
    流が導かれることを止めるようになっている、請求項9
    記載の装置。
  15. 【請求項15】 主触媒器(4)の上流に始動触媒器
    (2)が設けられている、請求項9記載の装置。
  16. 【請求項16】 始動触媒器(2)が吸着器(3)の上
    流に配置されている、請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 始動触媒器が接続可能なバイパスを備
    え、さらに始動触媒器(2)又はバイパスを排ガス流で
    負荷するための排ガスフラップ(14,15,17)を
    備えている、請求項15記載の装置。
  18. 【請求項18】 付加的なセンサ(19)として、ラム
    ダゾンデが設けられ、該ランダムゾンデが少なくともH
    C及びO2の変換に関し有効な触媒的な被覆を有してお
    り、センサ(19)により捕えられた排ガス流がまず被
    覆を介し、次いでラムダゾンデに導かれる、請求項12
    記載の装置。
JP8192523A 1995-07-21 1996-07-22 自動車において排ガスを浄化する方法及び装置 Withdrawn JPH0932538A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19526765.6 1995-07-21
DE19526765A DE19526765A1 (de) 1995-07-21 1995-07-21 Verfahren und Vorrichtung zur Abgasreinigung bei Kraftfahrzeugen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0932538A true JPH0932538A (ja) 1997-02-04

Family

ID=7767491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8192523A Withdrawn JPH0932538A (ja) 1995-07-21 1996-07-22 自動車において排ガスを浄化する方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0754841B1 (ja)
JP (1) JPH0932538A (ja)
DE (2) DE19526765A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002047926A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Toyota Motor Corp 車輌用エンジン排気装置
CN1333156C (zh) * 2003-10-20 2007-08-22 丰田自动车株式会社 废气净化系统
CN105189955A (zh) * 2013-03-14 2015-12-23 天纳克汽车经营有限公司 用于双燃料发动机的排气系统

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2764637B1 (fr) * 1997-06-16 1999-08-13 Inst Francais Du Petrole Procede et ensemble d'elimination des oxydes d'azote presents dans des gaz d'echappement, utilisant un moyen de piegeage des oxydes d'azote
US6354076B1 (en) 1998-07-16 2002-03-12 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Exhaust gas purification system of internal combustion engine
DE19837509A1 (de) * 1998-08-19 2000-02-24 Bayerische Motoren Werke Ag Abgasanlage einer Brennkraftmaschine mit einem Speichervolumen
DE59901383D1 (de) 1998-08-19 2002-06-13 Bayerische Motoren Werke Ag Abgasanlage einer Brennkraftmaschine mit einem Speichervolumen
JP3557925B2 (ja) * 1998-12-22 2004-08-25 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
JP3680650B2 (ja) 1999-01-25 2005-08-10 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
US6922986B2 (en) * 2001-12-14 2005-08-02 General Motors Corporation Catalytic converter early light off using cylinder deactivation
DE10216537B3 (de) 2002-04-15 2004-02-05 Visteon Global Technologies, Inc., Dearborn Umsteuervorrichtung für strömende Medien, insbesondere Weichenventil für die Abgase einer Verbrennungskraftmaschine
FR2886337B1 (fr) * 2005-05-25 2010-10-29 Faurecia Sys Echappement Ligne d'echappement pour moteur thermique
US9382829B2 (en) 2014-10-21 2016-07-05 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Bypass exhaust pathway to allow gases to bypass the start catalyst of a vehicle

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3930380A1 (de) 1989-09-12 1991-03-21 Porsche Ag Abgasanlage eines mehrzylinder-verbrennungsmotors
US5051244A (en) * 1990-07-20 1991-09-24 Uop Use of a molecular sieve bed to minimize emissions during cold start of internal combustion engines
JPH0559942A (ja) * 1991-08-29 1993-03-09 Toyota Motor Corp コールドhc吸着除去装置
JP3083599B2 (ja) * 1991-09-30 2000-09-04 株式会社日立製作所 排気ガス浄化システム
FR2686375B1 (fr) * 1992-01-17 1995-07-07 Ecia Equip Composants Ind Auto Ligne d'echappement des gaz de sortie d'un moteur notamment de vehicule automobile.
KR960004832B1 (ko) * 1992-08-24 1996-04-16 미쯔비시지도오샤고오교오 가부시기가이샤 배기가스정화장치
DE69315153T2 (de) * 1992-09-16 1998-04-02 Denso Corp Abgasreinigungsvorrichtung für einen Verbrennungsmotor
US5307627A (en) * 1993-01-07 1994-05-03 Ford Motor Company Method and apparatus for oxidizing hydrocarbons from exhaust gases
JPH0742542A (ja) * 1993-07-27 1995-02-10 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の排気ガス浄化装置
JPH0763048A (ja) * 1993-08-20 1995-03-07 Ngk Insulators Ltd 排ガス浄化システム及び排ガス浄化方法
DE4400202C1 (de) * 1994-01-05 1995-04-06 Daimler Benz Ag Verfahren zur Reduzierung von Kohlenwasserstoff-Emissionen einer Brennkraftmaschine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002047926A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Toyota Motor Corp 車輌用エンジン排気装置
CN1333156C (zh) * 2003-10-20 2007-08-22 丰田自动车株式会社 废气净化系统
CN105189955A (zh) * 2013-03-14 2015-12-23 天纳克汽车经营有限公司 用于双燃料发动机的排气系统
JP2016511368A (ja) * 2013-03-14 2016-04-14 テンネコ・オートモティブ・オペレーティング・カンパニー・インコーポレイテッド 二元燃料エンジンの排気システム

Also Published As

Publication number Publication date
DE59610966D1 (de) 2004-05-13
DE19526765A1 (de) 1997-01-23
EP0754841A1 (de) 1997-01-22
EP0754841B1 (de) 2004-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0953738B1 (en) Exhaust emission control system of internal combustion engine
US6170259B1 (en) Emission control system for an internal-combustion engine
US6119450A (en) Process and system for purifying exhaust gases of an internal-combustion engine
JPH0559942A (ja) コールドhc吸着除去装置
JP2002511546A (ja) 内燃機関を駆動する方法
JPH0932538A (ja) 自動車において排ガスを浄化する方法及び装置
US5373696A (en) Automotive engine with exhaust hydrocarbon adsorber having oxygen sensor regeneration control
JPH1162567A (ja) 排ガス中の窒素酸化物を捕捉(トラッピング)手段を用いて除去するプロセスとそのための組立品(アセンブリ−)
JP4456732B2 (ja) 内燃機関の排気ガス特性検出装置
JP2008190479A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
US6792749B2 (en) Exhaust gas purifying apparatus for internal combustion engine
US6945034B2 (en) Exhaust gas purifying apparatus for internal combustion engine
JP2855986B2 (ja) 排気ガス浄化装置
CN110603373A (zh) 用于控制NOx控制部件的温度的方法和排气后处理系统
JP2543736Y2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3695100B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH10184345A (ja) エンジンの排気浄化装置
JPH0674020A (ja) 排気ガス浄化装置
JP4233144B2 (ja) ターボチャージャ付エンジンの排気ガス浄化装置、及びその制御方法
JP4258871B2 (ja) 排気ガス浄化装置
JPH0681637A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3724819B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JPH11200849A (ja) エンジンの排気ガス浄化装置
JPH0693931A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH0716012Y2 (ja) 排気浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007