JPH09324792A - 軸封部構造 - Google Patents
軸封部構造Info
- Publication number
- JPH09324792A JPH09324792A JP8140141A JP14014196A JPH09324792A JP H09324792 A JPH09324792 A JP H09324792A JP 8140141 A JP8140141 A JP 8140141A JP 14014196 A JP14014196 A JP 14014196A JP H09324792 A JPH09324792 A JP H09324792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- pair
- parts
- stuffing box
- male screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/10—Shaft sealings
- F04D29/106—Shaft sealings especially adapted for liquid pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転中でも締付機構の締付度調整を安全に行
って、運転中の漏れ量を調整できるようにする。 【解決手段】 スタフイングボックス２と回転軸３との
間のグランド部４に装填した軸封部材６が押付けられる
締付機構７を、スタフイングボックス２におけるパッキ
ン押さえ８側の端部に半径方向外側に張出して形成した
鍔部７０と、この鍔部７０に形成した１対のボルト嵌合
用凹部７０Ａ，７０Ａと、該ボルト嵌合用凹部７０Ａ，
７０Ａに雄ねじ部７１Ｂが嵌合される１対のアイボルト
７１，７１と、アイボルト７１，７１それぞれの雄ねじ
部７１Ｂにパッキン押さえ８の反対側から螺合されて鍔
部７０に干渉する１対のナット７２，７２によって構成
し、アイボルト７１，７１それぞれのリング状の基部７
１Ａを、ピン８０Ａを介してパッキン押さえ８に回動可
能に取付けてある。
って、運転中の漏れ量を調整できるようにする。 【解決手段】 スタフイングボックス２と回転軸３との
間のグランド部４に装填した軸封部材６が押付けられる
締付機構７を、スタフイングボックス２におけるパッキ
ン押さえ８側の端部に半径方向外側に張出して形成した
鍔部７０と、この鍔部７０に形成した１対のボルト嵌合
用凹部７０Ａ，７０Ａと、該ボルト嵌合用凹部７０Ａ，
７０Ａに雄ねじ部７１Ｂが嵌合される１対のアイボルト
７１，７１と、アイボルト７１，７１それぞれの雄ねじ
部７１Ｂにパッキン押さえ８の反対側から螺合されて鍔
部７０に干渉する１対のナット７２，７２によって構成
し、アイボルト７１，７１それぞれのリング状の基部７
１Ａを、ピン８０Ａを介してパッキン押さえ８に回動可
能に取付けてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプの主軸のよ
うな回転軸もしくは軸方向に往復移動する可動軸を軸封
する軸封部構造に関する。
うな回転軸もしくは軸方向に往復移動する可動軸を軸封
する軸封部構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、この種の軸封部構造として、
たとえば図４に示すものが知られている。この軸封構造
は、スタフイングボックス２と、たとえばポンプの主軸
のような回転軸３との間のグランド部４に、奥側から第
１グランドパッキン群６Ａと、ランタンリング６Ｂと、
第２グランドパッキン群６Ｃによってなる軸封部材６を
装填し、スタフイングボックス２の入口側に取付けた１
対の植込みボルト７Ａおよびナット７Ｂによって構成さ
れる締付機構７の締付によって、スタフインボックス２
の入口側から嵌合したパッキン押さえ８を第２グランド
パッキン群６Ｃの外端に押付けることで軸封するように
構成されている。なお、図中９は軸スリーブを示し、こ
の軸スリーブ９が軸封部材６に摺接するようになってい
る。ただし、軸スリーブ９の使用を省略して、回転軸３
と軸封部材６とを直接摺接するように構成した軸封部構
造もある。
たとえば図４に示すものが知られている。この軸封構造
は、スタフイングボックス２と、たとえばポンプの主軸
のような回転軸３との間のグランド部４に、奥側から第
１グランドパッキン群６Ａと、ランタンリング６Ｂと、
第２グランドパッキン群６Ｃによってなる軸封部材６を
装填し、スタフイングボックス２の入口側に取付けた１
対の植込みボルト７Ａおよびナット７Ｂによって構成さ
れる締付機構７の締付によって、スタフインボックス２
の入口側から嵌合したパッキン押さえ８を第２グランド
パッキン群６Ｃの外端に押付けることで軸封するように
構成されている。なお、図中９は軸スリーブを示し、こ
の軸スリーブ９が軸封部材６に摺接するようになってい
る。ただし、軸スリーブ９の使用を省略して、回転軸３
と軸封部材６とを直接摺接するように構成した軸封部構
造もある。
【０００３】この種の軸封部構造では、締付機構７の締
付度を調整して、パッキン押さえ８による軸封部材６の
押付け力を加減することにより、運転中におけるグラン
ド部４からの漏れ量の調整が行われる。運転中の漏れ量
を調整するためには、当然、漏れ量の調整作業を運転中
において行うことが望ましいといえる。しかし、前記従
来の軸封部構造では、回転軸３の外周に配置されている
軸スリーブ９が露出して回転し、その外周近くに締付機
構７のナット７Ｂが存在している。このため、回転軸３
および軸スリーブ９が回転している運転中に植込みボル
ト７Ａに対してナット７Ｂを増し締めしたり、あるいは
締め戻したりする締付調整を行うことは危険を伴う。
付度を調整して、パッキン押さえ８による軸封部材６の
押付け力を加減することにより、運転中におけるグラン
ド部４からの漏れ量の調整が行われる。運転中の漏れ量
を調整するためには、当然、漏れ量の調整作業を運転中
において行うことが望ましいといえる。しかし、前記従
来の軸封部構造では、回転軸３の外周に配置されている
軸スリーブ９が露出して回転し、その外周近くに締付機
構７のナット７Ｂが存在している。このため、回転軸３
および軸スリーブ９が回転している運転中に植込みボル
ト７Ａに対してナット７Ｂを増し締めしたり、あるいは
締め戻したりする締付調整を行うことは危険を伴う。
【０００４】したがって、従来は、運転を停止して、締
付機構７の締付度を調整したのち、運転を再開して運転
中の漏れ量をチェックする一連の作業を何回か繰り返す
ことによって運転中の漏れ量を調整していた。
付機構７の締付度を調整したのち、運転を再開して運転
中の漏れ量をチェックする一連の作業を何回か繰り返す
ことによって運転中の漏れ量を調整していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の軸封
部構造では、運転中に締付機構の締付度を調整すると危
険を伴うため、運転を停止して、締付機構の締付度を調
整したのち、運転を再開して運転中の漏れ量をチェック
する一連の作業を何回か繰り返すことによって運転中の
漏れ量を調整しなければならないため、漏れ量調整の作
業が困難で作業性に劣る欠点を有していた。そこで、本
発明は、運転中でも締付機構の締付度調整を安全に行っ
て、運転中の漏れ量を調整することができる軸封部構造
を提供することを目的とたものである。
部構造では、運転中に締付機構の締付度を調整すると危
険を伴うため、運転を停止して、締付機構の締付度を調
整したのち、運転を再開して運転中の漏れ量をチェック
する一連の作業を何回か繰り返すことによって運転中の
漏れ量を調整しなければならないため、漏れ量調整の作
業が困難で作業性に劣る欠点を有していた。そこで、本
発明は、運転中でも締付機構の締付度調整を安全に行っ
て、運転中の漏れ量を調整することができる軸封部構造
を提供することを目的とたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、スタフイングボックスと軸との間のグラ
ンド部に装填した軸封部材に締付機構の締付度調整によ
りパッキン押さえを押付けて軸封するように構成した軸
封部構造において、前記締付機構がスタフイングボック
スに半径方向外側に張出して形成した鍔部と、この鍔部
の外縁部に半径方向内側に向けて形成した少なくとも１
対のボルト嵌合用凹部と、半径方向への回動を可能にパ
ッキン押さえにリング状の基部が取付けられた少なくと
も１対のアイボルトと、これらアイボルトの半径方向内
側への回動時に前記ボルト嵌合用凹部に各別に嵌合され
て先端部側が前記鍔部からパッキン押さえの反対側に突
出する雄ねじ部と、これら雄ねじ部に各別に螺合されて
鍔部に干渉する少なくとも１対のナットによって構成さ
れていることを特徴ととしている。
に、本発明は、スタフイングボックスと軸との間のグラ
ンド部に装填した軸封部材に締付機構の締付度調整によ
りパッキン押さえを押付けて軸封するように構成した軸
封部構造において、前記締付機構がスタフイングボック
スに半径方向外側に張出して形成した鍔部と、この鍔部
の外縁部に半径方向内側に向けて形成した少なくとも１
対のボルト嵌合用凹部と、半径方向への回動を可能にパ
ッキン押さえにリング状の基部が取付けられた少なくと
も１対のアイボルトと、これらアイボルトの半径方向内
側への回動時に前記ボルト嵌合用凹部に各別に嵌合され
て先端部側が前記鍔部からパッキン押さえの反対側に突
出する雄ねじ部と、これら雄ねじ部に各別に螺合されて
鍔部に干渉する少なくとも１対のナットによって構成さ
れていることを特徴ととしている。
【０００７】本発明によれば、スタフイングボックスの
外側に位置しているナットにスパナなどの工具を嵌合し
て、締付機構の締付度調整を行うことができる。すなわ
ち、軸とナットの間にスタフイングボックスが介在して
いるので、運転中でも安全に締付機構の締付度調整を行
うことができる。
外側に位置しているナットにスパナなどの工具を嵌合し
て、締付機構の締付度調整を行うことができる。すなわ
ち、軸とナットの間にスタフイングボックスが介在して
いるので、運転中でも安全に締付機構の締付度調整を行
うことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明の一実施の形態を
示す縦断面図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。な
お、前記図４の従来例と同一もしくは相当部分には同一
符号を付して説明する。図１および図２において、軸封
部構造は、スタフイングボックス２と、たとえばポンプ
の主軸のような回転軸３との間のグランド部４に、奥側
から第１グランドパッキン群６Ａと、ランタンリング６
Ｂと、第２グランドパッキン群６Ｃによってなる軸封部
材６を装填し、スタフイングボックス２の入口側に取付
けた締付機構７の締付によって、スタフインボックス２
の入口側から嵌合したパッキン押さえ８を第２グランド
パッキン群６Ｃの外端に押付けることで軸封するように
構成されている。なお、９は軸スリーブを示し、この軸
スリーブ９が軸封部材６に摺接するようになっている。
ただし、軸スリーブ９の使用を省略して、回転軸３と軸
封部材６とを直接摺接するように構成してもよい。
面に基づいて説明する。図１は本発明の一実施の形態を
示す縦断面図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。な
お、前記図４の従来例と同一もしくは相当部分には同一
符号を付して説明する。図１および図２において、軸封
部構造は、スタフイングボックス２と、たとえばポンプ
の主軸のような回転軸３との間のグランド部４に、奥側
から第１グランドパッキン群６Ａと、ランタンリング６
Ｂと、第２グランドパッキン群６Ｃによってなる軸封部
材６を装填し、スタフイングボックス２の入口側に取付
けた締付機構７の締付によって、スタフインボックス２
の入口側から嵌合したパッキン押さえ８を第２グランド
パッキン群６Ｃの外端に押付けることで軸封するように
構成されている。なお、９は軸スリーブを示し、この軸
スリーブ９が軸封部材６に摺接するようになっている。
ただし、軸スリーブ９の使用を省略して、回転軸３と軸
封部材６とを直接摺接するように構成してもよい。
【０００９】締付機構７は、スタフイングボックス２に
おけるパッキン押さえ８側の端部に半径方向外側に張出
して形成した鍔部７０と、この鍔部７０の外縁部に半径
方向内側に向けて形成した１対のボルト嵌合用凹部７０
Ａ，７０Ａと、半径方向への回動を可能に、ピン８０Ａ
を介してパッキン押さえ８の外縁部に形成した１対のス
リット８０Ｂ内にリング状の基部７１Ａが取付けられた
１対のアイボルト７１，７１と、これらアイボルト７
１，７１がピン８０Ａを回動中心にして仮想線で示す半
径方向外側の位置から実線で示す半径方向内側の位置へ
回動した時に、ボルト嵌合用凹部７０Ａ，７０Ａに各別
に嵌合されて先端部側が鍔部７０からパッキン押さえ８
の反対側に突出する雄ねじ部７１Ｂと、これら雄ねじ部
７１Ｂに各別に螺合る１対のナット７２，７２によって
構成されており、ナット７２，７２をアイボルト７１，
７１の雄ねじ部７１Ｂに螺合して、パッキン押さえ８の
反対側の面に干渉させることで、パッキン押さえ８によ
る軸封部材６の押付け力が得られる。また、アイボルト
７１，７１の雄ねじ部７１Ｂとナット７２，７２との螺
進度、つまりナット７２，７２の締付度を調整すること
により、パッキン押さえ８による軸封部材６の押付け力
を加減することができる。なお、図中１０はカバー部材
を示し、円周方向の２箇所に切欠１０Ａ，１０Ａが形成
されている。
おけるパッキン押さえ８側の端部に半径方向外側に張出
して形成した鍔部７０と、この鍔部７０の外縁部に半径
方向内側に向けて形成した１対のボルト嵌合用凹部７０
Ａ，７０Ａと、半径方向への回動を可能に、ピン８０Ａ
を介してパッキン押さえ８の外縁部に形成した１対のス
リット８０Ｂ内にリング状の基部７１Ａが取付けられた
１対のアイボルト７１，７１と、これらアイボルト７
１，７１がピン８０Ａを回動中心にして仮想線で示す半
径方向外側の位置から実線で示す半径方向内側の位置へ
回動した時に、ボルト嵌合用凹部７０Ａ，７０Ａに各別
に嵌合されて先端部側が鍔部７０からパッキン押さえ８
の反対側に突出する雄ねじ部７１Ｂと、これら雄ねじ部
７１Ｂに各別に螺合る１対のナット７２，７２によって
構成されており、ナット７２，７２をアイボルト７１，
７１の雄ねじ部７１Ｂに螺合して、パッキン押さえ８の
反対側の面に干渉させることで、パッキン押さえ８によ
る軸封部材６の押付け力が得られる。また、アイボルト
７１，７１の雄ねじ部７１Ｂとナット７２，７２との螺
進度、つまりナット７２，７２の締付度を調整すること
により、パッキン押さえ８による軸封部材６の押付け力
を加減することができる。なお、図中１０はカバー部材
を示し、円周方向の２箇所に切欠１０Ａ，１０Ａが形成
されている。
【００１０】このような構成であれば、スタフイングボ
ックス２の外周近くに位置しているナット７２，７２に
スパナなどの工具（図示省略）を嵌合して、アイボルト
７１，７１の雄ねじ部７１Ｂとナット７２，７２との螺
進度、つまり締付機構７の締付度調整を行うことができ
る。すなわち、回転軸３および軸スリーブ９とナット７
２，７２の間にスタフイングボックス２が介在している
ので、運転中（回転軸３および軸スリーブ９の回転中）
でも安全に締付機構７の締付度調整を行い、運転中にお
けるグランド部４からの漏れ量を調整することができる
ので、漏れ量調整の作業が容易になり、その作業性が向
上する。しかも、アイボルト７１，７１はピン８０Ａを
回動中心にして仮想線で示す半径方向外側の位置から実
線で示す半径方向内側の位置へ回動させることにより、
その雄ねじ部７１Ｂをボルト嵌合用凹部７０Ａ，７０Ａ
に嵌合することができるので、ケ−シング１１の内面１
１Ａから鍔部７０までの長さＬを短くして、スタフイン
グボックス２のケ−シング１１内への突出長さＬ１を短
くすることができるとともに、アイボルト７１，７１そ
れぞれの雄ねじ部７１Ｂに予めナット７２，７２を仮螺
合した状態で、ボルト嵌合用凹部７０Ａ，７０Ａに雄ね
じ部７１Ｂを嵌合することができるから、雄ねじ部７１
Ｂに対するナット７２，７２の初期螺合作業を容易に行
うことができる。
ックス２の外周近くに位置しているナット７２，７２に
スパナなどの工具（図示省略）を嵌合して、アイボルト
７１，７１の雄ねじ部７１Ｂとナット７２，７２との螺
進度、つまり締付機構７の締付度調整を行うことができ
る。すなわち、回転軸３および軸スリーブ９とナット７
２，７２の間にスタフイングボックス２が介在している
ので、運転中（回転軸３および軸スリーブ９の回転中）
でも安全に締付機構７の締付度調整を行い、運転中にお
けるグランド部４からの漏れ量を調整することができる
ので、漏れ量調整の作業が容易になり、その作業性が向
上する。しかも、アイボルト７１，７１はピン８０Ａを
回動中心にして仮想線で示す半径方向外側の位置から実
線で示す半径方向内側の位置へ回動させることにより、
その雄ねじ部７１Ｂをボルト嵌合用凹部７０Ａ，７０Ａ
に嵌合することができるので、ケ−シング１１の内面１
１Ａから鍔部７０までの長さＬを短くして、スタフイン
グボックス２のケ−シング１１内への突出長さＬ１を短
くすることができるとともに、アイボルト７１，７１そ
れぞれの雄ねじ部７１Ｂに予めナット７２，７２を仮螺
合した状態で、ボルト嵌合用凹部７０Ａ，７０Ａに雄ね
じ部７１Ｂを嵌合することができるから、雄ねじ部７１
Ｂに対するナット７２，７２の初期螺合作業を容易に行
うことができる。
【００１１】なお、前記実施の形態では、ポンプ主軸の
ような回転軸３を軸封しているが、たとえば高温・高圧
用仕切り弁の弁棒のような、軸方向に往復移動する軸の
軸封部構造としても適用できる。また、鍔部７０と、こ
の鍔部７０に形成した１対のボルト嵌合用凹部７０Ａ，
７０Ａと、１対のアイボルト７１，７１と、１対のナッ
ト７２，７２によって締付機構７を構成しているが、図
３に示すように、鍔部７０と、この鍔部７０に形成した
４つのボルトボルト嵌合用凹部７０Ａ……と、４本のア
イボルト７１……と、４つのナット７２……によって締
付機構７を構成してもよい。
ような回転軸３を軸封しているが、たとえば高温・高圧
用仕切り弁の弁棒のような、軸方向に往復移動する軸の
軸封部構造としても適用できる。また、鍔部７０と、こ
の鍔部７０に形成した１対のボルト嵌合用凹部７０Ａ，
７０Ａと、１対のアイボルト７１，７１と、１対のナッ
ト７２，７２によって締付機構７を構成しているが、図
３に示すように、鍔部７０と、この鍔部７０に形成した
４つのボルトボルト嵌合用凹部７０Ａ……と、４本のア
イボルト７１……と、４つのナット７２……によって締
付機構７を構成してもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、軸とナ
ットの頭部の間にスタフイングボックスが介在している
ので、運転中、つまり回転軸の回転中あるいは可動軸の
進退移動中でも安全に締付機構の締付度調整を行い。運
転中におけるグランド部からの漏れ量を調整することが
できるから、漏れ量調整の作業が容易になり、その作業
性が向上する。
ットの頭部の間にスタフイングボックスが介在している
ので、運転中、つまり回転軸の回転中あるいは可動軸の
進退移動中でも安全に締付機構の締付度調整を行い。運
転中におけるグランド部からの漏れ量を調整することが
できるから、漏れ量調整の作業が容易になり、その作業
性が向上する。
【図１】本発明の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本発明の他の実施の形態を示す図２相当図であ
る。
る。
【図４】従来例の縦断面図である。
２ スタフインボックス ３ 回転軸（軸） ４ グランド部 ６ 軸封部材 ７ 締付機構 ８ パッキン押さえ ７０ 鍔部 ７０Ａ ボルト嵌合用凹部 ７１ アイボルト ７１Ａ アイボルトのリング状の基部 ７１Ｂ ボルトの雄ねじ部 ７２ ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 スタフイングボックスと軸との間のグラ
ンド部に装填した軸封部材に締付機構の締付度調整によ
りパッキン押さえを押付けて軸封するように構成した軸
封部構造において、前記締付機構がスタフイングボック
スに半径方向外側に張出して形成した鍔部と、この鍔部
の外縁部に半径方向内側に向けて形成した少なくとも１
対のボルト嵌合用凹部と、半径方向への回動を可能にパ
ッキン押さえにリング状の基部が取付けられた少なくと
も１対のアイボルトと、これらアイボルトの半径方向内
側への回動時に前記ボルト嵌合用凹部に各別に嵌合され
て先端部側が前記鍔部からパッキン押さえの反対側に突
出する雄ねじ部と、これら雄ねじ部に各別に螺合されて
鍔部に干渉する少なくとも１対のナットによって構成さ
れていることを特徴とする軸封部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140141A JPH09324792A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 軸封部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140141A JPH09324792A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 軸封部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324792A true JPH09324792A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15261837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8140141A Pending JPH09324792A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 軸封部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324792A (ja) |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP8140141A patent/JPH09324792A/ja active Pending
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