JPH09324777A - 密閉型ロータリ圧縮機 - Google Patents

密閉型ロータリ圧縮機

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JPH09324777A
JPH09324777A JP8143069A JP14306996A JPH09324777A JP H09324777 A JPH09324777 A JP H09324777A JP 8143069 A JP8143069 A JP 8143069A JP 14306996 A JP14306996 A JP 14306996A JP H09324777 A JPH09324777 A JP H09324777A
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JP
Japan
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cylinder
hermetic
rotary shaft
discharge port
roller
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JP8143069A
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Kenzo Matsumoto
兼三 松本
Fumihiko Kurita
文彦 栗田
Takehiro Nishikawa
剛弘 西川
Takashi Sato
孝 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/30Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上側に回転軸を有する電動要素と、下側にこ
の電動要素の回転軸によって駆動される圧縮要素とを収
納した密閉型ロータリ圧縮機の高出力化およびC.O.
Pの向上を図ること。 【解決手段】 前記回転軸の上端から偏心部までの径
(D1)と前記回転軸の前記偏心部から下端までの径
(D2)の比(D2/D1)を1未満とし、好ましく
は、吐出ポートがシリンダ内に開口するポート部分の面
積を前記吐出ポートの全断面積に対して50%以上と
し、ローラの肉厚をシリンダ内に開口する前記ポート部
分をシールするのに十分な厚さとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型ロータリ圧縮
機に関するものであり、さらに詳しくは、高出力化する
とともにC.O.Pを向上させた密閉型ロータリ圧縮機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、空調・冷凍用などに用いられて
いる従来の密閉型ロータリ圧縮機(実公平3−2630
9号公報)の断面図である。図7において、50は底部
にオイルの貯溜されたオイル溜51を有する密閉容器
で、この容器内には上側に電動要素52が、下側に回転
圧縮要素53が夫々収納されている。電動要素52は回
転軸54に装着された回転子55と、外周にオイル戻し
孔56を形成した固定子57とで構成されている。58
は回転子55の外周と固定子57の内周とで形成された
エアギャップである。59は回転子55のエンドリング
60に取付けられた半リング状のバランサー、61は固
定子57に内蔵された巻線62のコイルエンドである。
【0003】回転圧縮要素53はシリンダ63と、回転
軸54の偏心部64によりシリンダ63内を回転するロ
ーラ65と、このローラに接してシリンダ63内を分け
るベーン66と、シリンダの開口を封じる上軸受部67
と下軸受部68と、この下軸受部に吐出弁69を備えた
図示しない吐出ポート69Aと、この吐出弁を覆うカッ
プマフラー70とで構成されている。71は上軸受部6
7に設けられた吐出孔で、この吐出孔はシリンダ63に
設けた通路72を介してカップマフラー70内に連通し
ている。
【0004】73は密閉容器50の上部中央に貫通して
設けられた吐出管で、この吐出管の開口端部は密閉容器
50の内壁に取付けられた有底円錐台筒状の冷媒吸込カ
ップ74で覆われている。75は冷媒吸込カップ74の
底部中央に穿設された透孔で、この透孔は回転軸54に
近接し、しかも対向した状態で配設されている。
【0005】この構造の密閉型圧縮機では回転圧縮要素
53で圧縮された冷媒が電動要素52のエアギャップ5
8を通りこの電動要素の上部に送り出される。そして、
電動要素52の上部に送り出された冷媒は回転子55の
回転による遠心力で、内部に含まれているオイルが分離
される。この分離されたオイルは固定子57側に振り飛
ばされる。このため、回転子55の上部にはオイルを含
まない冷媒ガスのみが存在し、この冷媒ガスは冷媒吸込
カップ74の底部に設けられた透孔75からこの吸込カ
ップ内に流入し、吐出管73から密閉容器50外に吐出
される。分離されたオイルは固定子57の外周に形成さ
れたオイル戻し孔56から密閉容器50のオイル溜51
に戻される。
【0006】図4の(a)は、上回転軸54a(径D
1)、偏心部64、下回転軸54b(径D1)が一体に
作成された従来の回転軸54の断面図であり、偏心部6
4にローラ65が装着されている。図4の(b)は、上
記(a)の回転軸54を下から見た断面図である。
【0007】図5は、シリンダ63、ローラ65、ベー
ン66、吐出ポート69A、吐出ポート69Aがシリン
ダ63内に開口するポート部分69Bなどの関係を説明
する説明図である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】密閉型ロータリ圧縮機
の出力を大きくするためには、偏心量E(図4の(b)
に示した回転軸54の中心と偏心部64の中心とのずれ
を示す量)を大きくすることが考えられる。しかし偏心
量Eを大きくすると、それに伴いローラ65の外径
(R)が小さくなり、ローラ65の肉厚は薄くなる。偏
心部64の外径は適宜必要な外径となるように変えるも
のとする。
【0009】従来の回転軸54は上回転軸54a(径D
1)、偏心部64、下回転軸54b(径D1)が一体に
作成されており、上回転軸54aの径D1と下回転軸5
4bの径D1が同じであるので、変心量Eをあまり大き
くするとローラ65を偏心部64に装着できなくなる問
題がある。
【0010】一方、図5に示すように、吐出ポート69
Aがシリンダ63内に開口するポート部分69B(破線
で示す部分)は、ポート部分69Bを覆っているローラ
65の端面によりシールされているので、ローラ65の
肉厚を小さくするとシールが不十分となり、ローラ65
の端面からのガスリークが増大する問題がある。
【0011】そこで、吐出ポート69Aのトップクリア
ランスボリュームを拡大することなく(トップクリアラ
ンスボリュームを拡大することは無効容積を増大するの
で好ましくない)、吐出ポート69Aの位置を変えて、
シリンダ63内に開口するポート部分69Bの面積を小
さくしてこの問題を改善しようとすると、吐出ガスの通
路抵抗が増大して、密閉型ロータリ圧縮機のC.O.P
が低下する問題がある。
【0012】本発明の目的は、高出力化するとともに
C.O.Pを向上させた密閉型ロータリ圧縮機を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる問題
について鋭意研究した結果、上回転軸、偏心部、下回転
軸が一体に作成されている回転軸の上回転軸の径より下
回転軸の径を小さくすれば、変心量Eを大きくした時に
ローラを偏心部に装着できなくなる問題を解決でき、ま
た、それに伴ってローラの肉厚も厚くできるので、吐出
ポートがシリンダ内に開口するポート部分の面積を増大
してもシールが十分となり、ローラの端面からガスがリ
ークがする問題を解決できるので、高出力化するととも
にC.O.Pの向上を計れることを見いだし本発明を成
すに到った。
【0014】本発明の請求項1の発明は、上側に回転軸
を有する電動要素と、下側にこの電動要素の回転軸によ
って駆動される圧縮要素とを収納し、吸入した冷媒をこ
の圧縮要素により圧縮して密閉容器内に吐出した後、密
閉容器外へ吐出するようにした密閉型圧縮機であって、
かつ、回転圧縮要素は吸入ポートを備えたシリンダと、
前記回転軸の偏心部によりシリンダ内を回転するローラ
と、このローラに接してシリンダ内を分けるベーンと、
シリンダの開口を封じる上軸受部と下軸受部と、この上
軸受部に設けられた吐出弁を備えた吐出ポートと、この
吐出弁を覆うカップマフラーとで構成された密閉型圧縮
機において、前記回転軸の上端から前記偏心部までの径
(D1)と前記回転軸の前記偏心部から下端までの径
(D2)の比(D2/D1)を1未満としたことを特徴
とする密閉型ロータリ圧縮機である。
【0015】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の密閉型ロータリ圧縮機において、前記吐出ポートのト
ップクリアランスボリュームを拡大することなく、吐出
ガスの通路抵抗を低減するため、前記吐出ポートがシリ
ンダ内に開口するポート部分の面積を前記吐出ポートの
全断面積に対して50%以上としたことを特徴とする密
閉型ロータリ圧縮機である。
【0016】本発明の請求項3の発明は、請求項2記載
の密閉型ロータリ圧縮機において、前記吐出ポートから
の冷媒のリークを防止するため、前記ローラの肉厚をシ
リンダ内に開口する前記ポート部分をシールするのに十
分な厚さとすることを特徴とする密閉型ロータリ圧縮機
である。
【0017】本発明の請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3記載の密閉型ロータリ圧縮機において、前記
比(D2/D1)を12.5/16以上1未満としたこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の密閉型ロータリ
圧縮機の1例を示す断面図である。図1において、1は
底部にオイルの貯溜されたオイル溜2を有する密閉容器
で、この容器内には上側に電動要素3が、下側にこの電
動要素の回転軸4によって駆動される回転圧縮要素5が
収納されている。電動要素3は密閉容器1の内壁に固着
された固定子6と、この固定子の内部でエアギャップ7
を介して回転軸4に挿着された回転子8とで構成されて
いる。固定子6は外周に切欠によりオイル戻し孔9を有
する鉄心10と、上下に臨ませたコイルエンド11を有
する巻線12とで構成されている。回転子8は鉄心13
と、この鉄心の上下端に設けられたエンドリング14と
で構成されている。
【0019】このエンドリングには半リング状の上部バ
ランサー15と下部バランサー16とが取付けられてい
る。回転圧縮要素5はシリンダ17と、回転軸4の偏心
部18によりシリンダ17内を回転するローラ19と、
このローラに接してシリンダ17内を分けるベーン20
と、シリンダ17の開口を封じる上軸受部21と下軸受
部22と、この上軸受部に設けられた吐出弁23を備え
た吐出ポート23Aと、この吐出弁を覆うカップマフラ
ー24とで構成されている。このカップマフラーの上面
には下部バランサー16の回転軌道上に対向して吐出口
25が設けられている。
【0020】26は冷媒吐出管で、この冷媒吐出管は密
閉容器1の上部を密閉しているエンドキャップ27に貫
通して設けられている。28はアキュムレータ、29は
分離板である。矢印は冷媒の流れを示す。
【0021】このように構成された密閉型ロータリ圧縮
機において、アキュムレータ28を経て吸入ポート30
からシリンダ17内に流入した冷媒はローラ19とベー
ン20との共働により圧縮され、吐出ポート23Aから
吐出弁23を開放してカップマフラー24内に吐出され
る。このカップマフラー内の冷媒は吐出口25から電動
要素3のエアギャップ7を通って、この電動要素の上部
に吐出される。電動要素3の上部に吐出された冷媒は回
転子8の回転により旋回させられ、内部に含まれている
質量の重いオイルを旋回による遠心力で密閉容器1の内
壁側に振り飛ばして分離している。オイルの分離された
冷媒は吐出管26から密閉容器1外に吐出される。そし
て、分離されたオイルは固定子6のオイル戻し孔9から
オイル溜2へ戻される。
【0022】図2の(a)は、上回転軸4a(径D
1)、偏心部18、下回転軸4b(径D2)が一体に作
成された本発明で用いる回転軸4の断面図であり、偏心
部18にローラ19が装着されている。図2の(b)
は、(a)に示した回転軸4を下から見た断面図であ
る。
【0023】図3は、本発明で用いるシリンダ17、ロ
ーラ19、ベーン20、吐出ポート23A、吐出ポート
23Aがシリンダ17内に開口するポート部分23Bな
どの関係を説明する説明図である。
【0024】本発明で用いる回転軸4は上回転軸4a
(径D1)、偏心部18、下回転軸4b(径D2)が一
体に作成されており、また上回転軸4aの径D1より下
回転軸4bの径D2が小さ作成されているので、変心量
Eを大きくしてもローラ19を偏心部18に装着できな
くなる問題がなくなる。比(D2/D1)は1未満であ
り、好ましくは12.5/16以上1未満が望ましい。
12.5/16未満であると回転軸4の強度不足になる
問題がある。
【0025】図3に示すように、吐出ポート23Aがシ
リンダ17内に開口するポート部分23B(破線で示す
部分)は、ポート部分23Bを覆っているローラ19の
端面によりシールされているが、本発明で用いるローラ
19はシールするのに十分な肉厚を有しているので、ロ
ーラ19の端面からガスがリークする問題がなくなる。
【0026】図3に示すように吐出ポート23Aのトッ
プクリアランスボリュームを拡大することなく吐出ポー
ト23Aの位置を変えて、シリンダ17内に開口するポ
ート部分23Bの面積の割合を大きくした場合の密閉型
ロータリ圧縮機(排除容積13.3cc、公称出力70
0W)のC.O.Pを測定した結果を図6に示す。
【0027】図6の横軸は、吐出ポート23Aの全断面
積に対する、吐出ポート23Aがシリンダ17内に開口
するポート部分23Bの面積の比率であり、縦軸は前記
比率が従来の30%の場合のC.O.Pを1とした時の
C.O.P比率である。図6から前記比率を増大すると
C.O.P比率が大きくなり、前記比率が50%以上が
好ましいことが判る。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のように構成することによ
り、密閉型ロータリ圧縮機の高出力化およびC.O.P
の向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の密閉型ロータリ圧縮機の1例を示す
断面図である。
【図2】 (a)は、本発明で用いる回転軸の断面図で
あり、(b)は、(a)の回転軸を下から見た断面図で
ある。
【図3】 本発明で用いるシリンダ、ローラ、ベーン、
吐出ポート、吐出ポートがシリンダ内に開口するポート
部分などの関係を説明する説明図である。
【図4】 (a)は、従来の回転軸の断面図であり、
(b)は、(a)の回転軸を下から見た断面図である。
【図5】 従来のシリンダ、ローラ、ベーン、吐出ポー
ト、吐出ポートがシリンダ内に開口するポート部分など
の関係を説明する説明図である。
【図6】 吐出ポートの全断面積に対する、シリンダ内
に開口するポート部分の面積の割合と密閉型ロータリ圧
縮機のC.O.P比率を示すグラフである。
【図7】 従来の密閉型ロータリ圧縮機の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 オイル溜 3 電動要素 4 回転軸 4a 上回転軸 4b 下回転軸 5 回転圧縮要素 6 固定子 7 エアギャップ 8 回転子 9 オイル戻し孔 17 シリンダ 18 偏心部 19 ローラ 20 ベーン 21 上軸受部 22 下軸受部 23 吐出弁 23A 吐出ポート 23B ポート部分 24 カップマフラー 25 吐出口 26 冷媒吐出管 27 エンドキャップ 29 分離板 30 吸入ポート
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側に回転軸を有する電動要素と、下側
    にこの電動要素の回転軸によって駆動される圧縮要素と
    を収納し、吸入した冷媒をこの圧縮要素により圧縮して
    密閉容器内に吐出した後、密閉容器外へ吐出するように
    した密閉型圧縮機であって、かつ、回転圧縮要素は吸入
    ポートを備えたシリンダと、前記回転軸の偏心部により
    シリンダ内を回転するローラと、このローラに接してシ
    リンダ内を分けるベーンと、シリンダの開口を封じる上
    軸受部と下軸受部と、この上軸受部に設けられた吐出弁
    を備えた吐出ポートと、この吐出弁を覆うカップマフラ
    ーとで構成された密閉型圧縮機において、前記回転軸の
    上端から前記偏心部までの径(D1)と前記回転軸の前
    記偏心部から下端までの径(D2)の比(D2/D1)
    を1未満としたことを特徴とする密閉型ロータリ圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の密閉型ロータリ圧縮機に
    おいて、前記吐出ポートのトップクリアランスボリュー
    ムを拡大することなく、吐出ガスの通路抵抗を低減する
    ため、前記吐出ポートがシリンダ内に開口するポート部
    分の面積を前記吐出ポートの全断面積に対して50%以
    上としたことを特徴とする密閉型ロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の密閉型ロータリ圧縮機に
    おいて、前記吐出ポートからの冷媒のリークを防止する
    ため、前記ローラの肉厚をシリンダ内に開口する前記ポ
    ート部分をシールするのに十分な厚さとすることを特徴
    とする密閉型ロータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記比(D2/D1)を12.5/16
    以上1未満としたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項3記載の密閉型ロータリ圧縮機。
JP8143069A 1996-06-05 1996-06-05 密閉型ロータリ圧縮機 Pending JPH09324777A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8143069A JPH09324777A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 密閉型ロータリ圧縮機
KR1019970009297A KR100447514B1 (ko) 1996-06-05 1997-03-19 밀폐형로터리압축기
CN97111459A CN1092764C (zh) 1996-06-05 1997-05-30 密闭型旋转压缩机
SG1997001923A SG75119A1 (en) 1996-06-05 1997-06-05 Hermetically sealed type rotary compressor
IDP971918A ID20455A (id) 1996-06-05 1997-06-05 Kompressor putar kedap udara

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8143069A JPH09324777A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 密閉型ロータリ圧縮機

Publications (1)

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JPH09324777A true JPH09324777A (ja) 1997-12-16

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ID=15330205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8143069A Pending JPH09324777A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 密閉型ロータリ圧縮機

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Country Link
JP (1) JPH09324777A (ja)
KR (1) KR100447514B1 (ja)
CN (1) CN1092764C (ja)
ID (1) ID20455A (ja)
SG (1) SG75119A1 (ja)

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