JPH09324528A - コンクリート壁面の補修器具 - Google Patents

コンクリート壁面の補修器具

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JPH09324528A
JPH09324528A JP16535696A JP16535696A JPH09324528A JP H09324528 A JPH09324528 A JP H09324528A JP 16535696 A JP16535696 A JP 16535696A JP 16535696 A JP16535696 A JP 16535696A JP H09324528 A JPH09324528 A JP H09324528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
trowel
concrete wall
frame
wall repair
Prior art date
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Pending
Application number
JP16535696A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
英男 鈴木
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SATO KOZAI KK
Original Assignee
SATO KOZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート打放し面のあばたおよびピン・
ホールなどを簡単に補修可能にして補修のための工事期
間を短縮する。 【解決手段】 一端を傾斜開口14に形成して粉末状補
修材40を入れる筒形容器11と、その傾斜開口14に
合う穴18を備え、そして、表面17においてその穴1
8をその傾斜開口14に合わせてその筒形容器11のそ
の一端に一体的に結合されるこて枠12と、そのこて枠
12のその穴18に合わせられる穴20を備え、そし
て、そのこて枠12に食み出されてはめ込まれる柔軟な
厚肉こて13と含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、コンクリート壁面
の補修器具に関する。
【0002】
【背景技術】通常、コンクリート建築物では、コンクリ
ート打放し面のあばたやピン・ホールなどは佐官工事で
補修される。そして、その補修は、予め練り混ぜた補修
材料をへこみやピン・ホールに詰め込んでその打放し面
を平滑に仕上げるので、作業が厄介で佐官工事が長期化
された。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、コンクリート打放し
面のあばたおよびピン・ホールなどを簡単に補修可能に
して補修期間を短縮するところのコンクリート壁面の補
修器具の提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
一端を傾斜開口に形成して粉末状補修材を入れる筒形容
器と、その傾斜開口に合う穴を備え、そして、表面にお
いてその穴をその傾斜開口に合わせてその筒形容器のそ
の一端に一体的に結合されるこて枠と、そのこて枠のそ
の穴に合わせられる穴を備え、そして、そのこて枠に食
み出されてはめ込まれる柔軟な厚肉こてとを含み、そし
て、そのこて枠の穴を通してその柔軟な厚肉こての穴か
らその筒形容器に粉末状補修材を予め入れ、コンクリー
ト壁面においてあばたやピン・ホールのある部分にその
こてを当てて器具全体を左右に軽く動かして擦り付け、
そして、その粉末状補修材でそのあばたやピン・ホール
を埋め、その後に、霧吹きで水をその粉末状補修材に吹
き付けて流れ出ない程度に湿し、そして、そのコンクリ
ート壁面を平滑に補修可能にする。
【0005】
【具体例の説明】以下、この発明のコンクリート壁面の
補修器具の特定された具体例について、図面を参照して
説明する。図1ないし図3は、コンクリート建築物の外
壁30を補修するために使用されるところのこの発明の
コンクリート壁面の補修器具の特定された具体例10を
示している。この補修器具10は、一端を傾斜開口14
に形成して粉末状補修材40を入れる筒形容器11と、
その傾斜開口14に合う穴18を備え、そして、表面1
7においてその穴18をその傾斜開口14に合わせてそ
の筒形容器11のその一端に一体的に結合されるこて枠
12と、そのこて枠12のその穴18に合わせられる穴
20を備え、そして、そのこて枠12に食み出されては
め込まれる柔軟な厚肉こて13とで構成される。
【0006】その筒形容器11は、勿論、他端を塞ぐ構
造であり、そして、その傾斜開口端にフランジ15を備
えて透明樹脂から成形される。また、その筒形容器11
は、手に握り易い外径寸法に設計される。この筒形容器
11がその一端をその傾斜開口14に形成するところ
は、そのこて枠12に傾斜状態で結合されて補修作業の
際にその粉末状補修材を出し易くするところである。
【0007】そのこて枠12は、その柔軟な厚肉こて1
3をきつくはめ込んで支持する枠で正方形の角トレーに
不透明樹脂から成形され、そして、その穴18が底16
に明けられている。また、このこて枠12は、その穴1
8をその筒形容器11のその傾斜開口14に合わせてそ
の底16のその表面17をその筒形容器11のそのフラ
ンジ15に突き合わせ、そして、そのフランジ15のと
ころでその筒形容器11に一体的に接合される。
【0008】その柔軟な厚肉こて13は、そのこて枠1
2にきつくはめ込まれる寸法で正方形スポンジ・ブロッ
クに形成され、そして、その穴20が明けられている。
このこて13は、その外壁30の壁面31のあばた、所
謂、コンクリート打放し面31のあばたを吸収できる程
度にそのこて枠12から食み出される必要があるので、
相当に厚い板状スポンジ・ブロックに形成される。ま
た、そのスポンジ・ブロック13は、こて面19が張出
し曲面に形成されて使い易い形状に作られている。
【0009】次に、その補修器具10を用いてその外壁
30の壁面31のあばたやピン・ホールなどを補修する
作業について説明する。先ず、そのこて13を上方にし
てその筒形容器11を持ってそのこて13側からその筒
形容器11にその粉末状補修材40を入れ、そして、そ
のあばたやピン・ホールがあるその壁面31の部分にそ
のこて13を当て、そして、その補修器具10を左右に
軽く動かしてその壁面31に擦り付ける。そのあばたや
ピン・ホールはその粉末状補修材40で簡単に埋められ
る。その後は、通常に、霧吹きで水をその粉末状補修材
40に吹き付けて流れ出ない程度に湿す。そうすると、
その外壁30はその壁面31が平滑に補修される。
【0010】その補修器具10は、その筒形容器11と
そのこて枠12とが別々に成形され、そして、その筒形
容器11およびこて枠12がその傾斜開口14および穴
18を互いに合わせてそのフランジ15をそのこて枠1
2のその表面17に突き合わせ、そして、そのフランジ
15で互いに結合されるところで説明されたが、その筒
形容器11およびこて枠12は樹脂から一体的に成形さ
れてもよい。
【0011】図4ないし図6は、コンクリート建築物の
外壁30を補修するために使用されるところのこの発明
のコンクリート壁面の補修器具の特定された具体例50
を示している。この補修器具50は、一端が傾斜開口1
4に、他端が直角開口52にそれぞれ形成される筒51
と、その傾斜開口14に合う穴18を備え、そして、表
面17においてその穴18をその傾斜開口14に合わせ
てその筒51のその一端に一体的に結合されるこて枠1
2と、そのこて枠12のその穴18に合わせられる穴2
0を備え、そして、そのこて枠12に食み出されてはめ
込まれる柔軟な厚肉こて13と、その筒51のその他端
にはめ合わせられてその直角開口52を閉じるキャップ
53とで構成される。
【0012】その筒51は、その傾斜開口端にフランジ
15を備えて透明樹脂から成形される。勿論、その筒5
1は、手に握り易い外径寸法に設計される。また、この
筒51は、長い透明樹脂パイプから所定の長さおよび切
口に切断されてもよい。
【0013】そのこて枠12は、その穴18をその筒5
1のその傾斜開口14に合わせてその底16のその表面
17をその筒51のそのフランジ15に突き合わせ、そ
して、そのフランジ15のところでその筒51に一体的
に接合される。
【0014】そのキャップ53は、ゴムから作られ、そ
して、その筒51のその直角開口端にきつくはめ合わせ
られてその筒51のその直角開口52を塞ぐ。勿論、こ
のキャップ53はその筒51のその他端にねじ結合され
る構造に作られてもよい。
【0015】その補修器具50は、その筒51とそのこ
て枠12とが別々に成形され、そして、その筒51およ
びこて枠12がその傾斜開口14および穴18を互いに
合わせてそのフランジ15をそのこて枠12の表面17
に突き合わせ、そして、そのフランジ15で互いに結合
されるところで説明されたが、その筒51およびこて枠
12は樹脂から一体的に成形されてもよい。
【0016】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0017】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
コンクリート壁面の補修器具は、一端を傾斜開口に形成
して粉末状補修材を入れる筒形容器と、その傾斜開口に
合う穴を備え、そして、表面においてその穴をその傾斜
開口に合わせてその筒形容器のその一端に一体的に結合
されるこて枠と、そのこて枠のその穴に合わせられる穴
を備え、そして、そのこて枠に食み出されてはめ込まれ
る柔軟な厚肉こてとを含むので、また、この発明のコン
クリート壁面の補修器具は、一端が傾斜開口に、他端が
直角開口にそれぞれ形成される筒と、その傾斜開口に合
う穴を備え、そして、表面においてその穴をその傾斜開
口に合わせてその筒のその一端に一体的に結合されるこ
て枠と、そのこて枠のその穴に合わせられる穴を備え、
そして、そのこて枠に食み出されてはめ込まれる柔軟な
厚肉こてと、その筒のその他端にはめ合わせられてその
直角開口を閉じるキャップとを含むので、この発明のコ
ンクリート壁面の補修器具では、コンクリート打放し面
のあばたやピン・ホールが簡単に補修可能になって作業
性が向上され、そして、その補修のための工事期間が短
縮され、特に構造が簡単で軽量化が図られ、それに伴っ
て、施工が容易になって作業性がさらに向上され、その
結果、コンクリート打放し面の補修にとって非常に有用
で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート建築物の外壁に使用されるところ
のこの発明のコンクリート壁面の補修器具の具体例を使
用状態で示した側面図である。
【図2】図1に示されたその補修器具を縦に切って示し
た縦断面図である。
【図3】図1に示されたその補修器具を下方から見た平
面図である。
【図4】コンクリート建築物の外壁に使用されるところ
のこの発明のコンクリート壁面の補修器具の具体例を使
用状態で示した側面図である。
【図5】図4に示されたその補修器具を縦に切って示し
た縦断面図である。
【図6】図4に示されたその補修器具を下方から見た平
面図である。
【符号の説明】
11 筒形容器 12 こて枠 13 柔軟な厚肉こて 14 傾斜開口 15 フランジ 18 穴 20 穴

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を傾斜開口に形成して粉末状補修材
    を入れる筒形容器と、その傾斜開口に合う穴を備え、そ
    して、表面においてその穴をその傾斜開口に合わせてそ
    の筒形容器のその一端に一体的に結合されるこて枠と、
    そのこて枠のその穴に合わせられる穴を備え、そして、
    そのこて枠に食み出されてはめ込まれる柔軟な厚肉こて
    とを含むコンクリート壁面の補修器具。
  2. 【請求項2】 その筒形容器およびこて枠が、樹脂から
    一体的に成形される請求項1に記載のコンクリート壁面
    の補修器具。
  3. 【請求項3】 その筒形容器が、透明樹脂から成形され
    る請求項1に記載のコンクリート壁面の補修器具。
  4. 【請求項4】 その筒形容器が、その傾斜開口端にフラ
    ンジを備えて透明樹脂から成形され、そのこて枠が、不
    透明樹脂から成形され、そして、その筒形容器およびこ
    て枠が、その傾斜開口および穴を互いに合わせてそのフ
    ランジをそのこて枠のその表面に突き合わせ、そして、
    そのフランジで互いに結合される請求項1に記載のコン
    クリート壁面の補修器具。
  5. 【請求項5】 その柔軟な厚肉こてが、スポンジ・ブロ
    ックに形成される請求項1に記載のコンクリート壁面の
    補修器具。
  6. 【請求項6】 一端が傾斜開口に、他端が直角開口にそ
    れぞれ形成される筒と、その傾斜開口に合う穴を備え、
    そして、表面においてその穴をその傾斜開口に合わせて
    その筒のその一端に一体的に結合されるこて枠と、その
    こて枠のその穴に合わせられる穴を備え、そして、その
    こて枠に食み出されてはめ込まれる柔軟な厚肉こてと、
    その筒のその他端にはめ合わせられてその直角開口を閉
    じるキャップとを含むコンクリート壁面の補修器具。
  7. 【請求項7】 その筒およびこて枠が、樹脂から一体的
    に成形される請求項6に記載のコンクリート壁面の補修
    器具。
  8. 【請求項8】 その筒が、透明樹脂から成形される請求
    項6に記載のコンクリート壁面の補修器具。
  9. 【請求項9】 その筒が、その傾斜開口端にフランジを
    備えて透明樹脂から成形され、そのこて枠が、不透明樹
    脂から成形され、そして、その筒およびこて枠が、その
    傾斜開口および穴を互いに合わせてそのフランジをその
    こて枠のその表面に突き合わせ、そして、そのフランジ
    で互いに結合される請求項6に記載のコンクリート壁面
    の補修器具。
  10. 【請求項10】 その柔軟な厚肉こてが、スポンジ・ブ
    ロックに形成される請求項6に記載のコンクリート壁面
    の補修器具。
  11. 【請求項11】 そのキャップが、ゴムから作られる請
    求項6に記載のコンクリート壁面の補修器具。
  12. 【請求項12】 そのキャップが、その筒のその他端に
    ねじ結合される請求項6に記載のコンクリート壁面の補
    修器具。
JP16535696A 1996-06-05 1996-06-05 コンクリート壁面の補修器具 Pending JPH09324528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4728514B2 (ja) * 2001-06-18 2011-07-20 ミサワホーム株式会社 基礎および基礎の構築方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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