JPH09322400A - 電源システム - Google Patents
電源システムInfo
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- JPH09322400A JPH09322400A JP8140377A JP14037796A JPH09322400A JP H09322400 A JPH09322400 A JP H09322400A JP 8140377 A JP8140377 A JP 8140377A JP 14037796 A JP14037796 A JP 14037796A JP H09322400 A JPH09322400 A JP H09322400A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のプラグイン型基板に電源が分散された
電源システムにおいて、該基板の挿抜及び故障時に装置
へ与える影響を低減する。 【解決手段】 負荷回路と起動制御可能なオンボード電
源とを有するプラグイン型基板を少なくとも1つ接続可
能な電源システムであって、前記プラグイン型基板の前
記電源システムへの接続状態を検出する基板検出部と、
前記基板検出部で検出した前記プラグイン型基板の接続
状態に応じて前記プラグイン型基板内のオンボード電源
の起動及び停止を制御する起動制御部とを有する。
電源システムにおいて、該基板の挿抜及び故障時に装置
へ与える影響を低減する。 【解決手段】 負荷回路と起動制御可能なオンボード電
源とを有するプラグイン型基板を少なくとも1つ接続可
能な電源システムであって、前記プラグイン型基板の前
記電源システムへの接続状態を検出する基板検出部と、
前記基板検出部で検出した前記プラグイン型基板の接続
状態に応じて前記プラグイン型基板内のオンボード電源
の起動及び停止を制御する起動制御部とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源システムに関
し、複数のプラグイン型基板に電源が分散された電源シ
ステムに関する。
し、複数のプラグイン型基板に電源が分散された電源シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電源電圧として、5Vが多く使用
されているが、装置によっては、12Vや−5V等の電
源電圧を必要としているものがある。また、低消費電力
化のために、電源電圧が3.3Vに移行し始めている。
このため、1つの装置においても、多種の電源電圧を供
給する電源を備える必要がある。
されているが、装置によっては、12Vや−5V等の電
源電圧を必要としているものがある。また、低消費電力
化のために、電源電圧が3.3Vに移行し始めている。
このため、1つの装置においても、多種の電源電圧を供
給する電源を備える必要がある。
【0003】図8は、従来の電源システムの構成例であ
る。(A)は、電源システムのブロック図、(B)は、
電源システムの外観図である。本電源システムは、1つ
の主用電源ユニットの中に、+3.3V、+5V、−5
V、12Vの電源回路を有している。これらの電源電圧
は、負荷回路を搭載した複数のプラグイン型基板に必要
に応じて供給される。
る。(A)は、電源システムのブロック図、(B)は、
電源システムの外観図である。本電源システムは、1つ
の主用電源ユニットの中に、+3.3V、+5V、−5
V、12Vの電源回路を有している。これらの電源電圧
は、負荷回路を搭載した複数のプラグイン型基板に必要
に応じて供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電源システムには次のような問題点がある。従
来の電源システムに接続されるプラグイン型基板の消費
電力は、電源システム及びプラグイン型基板を含む全体
の装置毎に異なる。しかも、多出力電源では、それぞれ
の電源出力の消費電力は異なる為、装置毎に電源システ
ムを設計しなければならなかった。従って、多品種、少
量生産となり、電源システムのコストが増加する問題点
があった。
た従来の電源システムには次のような問題点がある。従
来の電源システムに接続されるプラグイン型基板の消費
電力は、電源システム及びプラグイン型基板を含む全体
の装置毎に異なる。しかも、多出力電源では、それぞれ
の電源出力の消費電力は異なる為、装置毎に電源システ
ムを設計しなければならなかった。従って、多品種、少
量生産となり、電源システムのコストが増加する問題点
があった。
【0005】この問題点に対処するため、各プラグイン
型基板にオンボード電源を設け、各々の基板で必要な電
源を供給する方式が提案されている。例えば、5Vのよ
うな主用な電圧は大電力を必要とするが、他の12V等
の電源は一部の回路に使用され、かつその消費電力は低
い。従って、大電力を供給する電源電圧は、主用電源で
生成し、その他の12V等の電源電圧は、各基板で生成
される。近年の電源小型化技術により基板に実装出来る
小型のオンボード型電源が登場する事により可能となっ
た。
型基板にオンボード電源を設け、各々の基板で必要な電
源を供給する方式が提案されている。例えば、5Vのよ
うな主用な電圧は大電力を必要とするが、他の12V等
の電源は一部の回路に使用され、かつその消費電力は低
い。従って、大電力を供給する電源電圧は、主用電源で
生成し、その他の12V等の電源電圧は、各基板で生成
される。近年の電源小型化技術により基板に実装出来る
小型のオンボード型電源が登場する事により可能となっ
た。
【0006】しかし、電源を各々のプラグイン型基板に
分散した場合、プラグイン型基板を装置に実装したと
き、個々にオンボード電源が起動する。プラグイン型基
板には、装置に必ず実装しないとその装置が機能しない
基板、機能を2つ以上に基板に分割した基板や他の基板
回路と組み合わせないと正常に機能しない基板(例え
ば、CPU基板、メモリ基板、ハードディスク基板)が
ある。このような基板を装置に実装したり抜いたりする
とき、個々に電源が起動・停止して、装置が誤動作、破
損を起こす恐れがあった。
分散した場合、プラグイン型基板を装置に実装したと
き、個々にオンボード電源が起動する。プラグイン型基
板には、装置に必ず実装しないとその装置が機能しない
基板、機能を2つ以上に基板に分割した基板や他の基板
回路と組み合わせないと正常に機能しない基板(例え
ば、CPU基板、メモリ基板、ハードディスク基板)が
ある。このような基板を装置に実装したり抜いたりする
とき、個々に電源が起動・停止して、装置が誤動作、破
損を起こす恐れがあった。
【0007】また、あるプラグイン型基板のオンボード
電源が障害により停止した場合、他のプラグイン型基板
のオンボード電源は起動し続けており、この場合にも装
置の誤動作を招く恐れがあった。本発明の目的は、上記
の問題点を鑑みて、電源が複数のプラグイン型基板に分
散された電源システムにおいて、該基板の挿抜及び故障
時に装置へ与える影響を低減する。
電源が障害により停止した場合、他のプラグイン型基板
のオンボード電源は起動し続けており、この場合にも装
置の誤動作を招く恐れがあった。本発明の目的は、上記
の問題点を鑑みて、電源が複数のプラグイン型基板に分
散された電源システムにおいて、該基板の挿抜及び故障
時に装置へ与える影響を低減する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。請求項1記載の発明装置では、負荷回路と起
動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン型基
板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであって、
前記プラグイン型基板の前記電源システムへの接続状態
を検出する基板検出部と、前記基板検出部で検出した前
記プラグイン型基板の接続状態に応じて前記プラグイン
型基板内のオンボード電源の起動及び停止を制御する起
動制御部とを有することを特徴とする。
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。請求項1記載の発明装置では、負荷回路と起
動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン型基
板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであって、
前記プラグイン型基板の前記電源システムへの接続状態
を検出する基板検出部と、前記基板検出部で検出した前
記プラグイン型基板の接続状態に応じて前記プラグイン
型基板内のオンボード電源の起動及び停止を制御する起
動制御部とを有することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明装置では、負荷回路と
起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン型
基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであっ
て、前記プラグイン型基板が前記電源システムに少なく
とも1つ接続されていること及び前記プラグイン型基板
が前記電源システムに1つも接続されていないことを検
出する基板検出部と、前記基板検出部で前記プラグイン
型基板が前記電源システムに少なくとも1つ接続されて
いることが検出された場合、前記プラグイン型基板内の
オンボード電源を起動し、前記プラグイン型基板が前記
電源システムに1つも接続されていないことが検出され
た場合は、前記プラグイン型基板内のオンボード電源を
停止する起動制御部とを有することを特徴とする。
起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン型
基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであっ
て、前記プラグイン型基板が前記電源システムに少なく
とも1つ接続されていること及び前記プラグイン型基板
が前記電源システムに1つも接続されていないことを検
出する基板検出部と、前記基板検出部で前記プラグイン
型基板が前記電源システムに少なくとも1つ接続されて
いることが検出された場合、前記プラグイン型基板内の
オンボード電源を起動し、前記プラグイン型基板が前記
電源システムに1つも接続されていないことが検出され
た場合は、前記プラグイン型基板内のオンボード電源を
停止する起動制御部とを有することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明装置では、請求項2記
載の電源システムにおいて、主用電源と、該主用電源が
正常に動作していることを検出する電源停止検出部とを
さらに有し、前記起動制御部は、前記基板検出部で前記
プラグイン型基板が前記電源システムに少なくとも1つ
接続されていることが検出されかつ前記電源停止検出部
で前記主用電源が正常に動作していることが検出された
場合、前記プラグイン型基板内のオンボード電源を起動
し、前記プラグイン型基板が前記電源システムに1つも
接続されていないこと及び前記主用電源が正常に動作し
ていないことの少なくとも一方が検出された場合は、前
記主用電源及び前記プラグイン型基板内のオンボード電
源を停止することを特徴とする。
載の電源システムにおいて、主用電源と、該主用電源が
正常に動作していることを検出する電源停止検出部とを
さらに有し、前記起動制御部は、前記基板検出部で前記
プラグイン型基板が前記電源システムに少なくとも1つ
接続されていることが検出されかつ前記電源停止検出部
で前記主用電源が正常に動作していることが検出された
場合、前記プラグイン型基板内のオンボード電源を起動
し、前記プラグイン型基板が前記電源システムに1つも
接続されていないこと及び前記主用電源が正常に動作し
ていないことの少なくとも一方が検出された場合は、前
記主用電源及び前記プラグイン型基板内のオンボード電
源を停止することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明装置では、請求項2又
は3記載の電源システムにおいて、前記プラグイン型基
板は、内部で互いに接続された2つのループ端子をさら
に有し、前記電源システムは、複数のプラグイン型基板
の各ループ端子が並列接続される並列回路をさらに有
し、前記基板検出部は、前記並列回路の導通状態に応じ
て前記プラグイン型基板の接続状態を検出することを特
徴とする。
は3記載の電源システムにおいて、前記プラグイン型基
板は、内部で互いに接続された2つのループ端子をさら
に有し、前記電源システムは、複数のプラグイン型基板
の各ループ端子が並列接続される並列回路をさらに有
し、前記基板検出部は、前記並列回路の導通状態に応じ
て前記プラグイン型基板の接続状態を検出することを特
徴とする。
【0012】請求項5記載の発明装置では、請求項4記
載の電源システムにおいて、前記プラグイン型基板は、
前記オンボード電源が正常に動作していない場合に前記
ループ端子間を開放する開放手段をさらに有し、前記基
板検出部は、前記オンボード電源が正常に動作していな
い場合を、前記並列回路を介して、前記プラグイン型基
板が接続されていない状態として検出することを特徴と
する。
載の電源システムにおいて、前記プラグイン型基板は、
前記オンボード電源が正常に動作していない場合に前記
ループ端子間を開放する開放手段をさらに有し、前記基
板検出部は、前記オンボード電源が正常に動作していな
い場合を、前記並列回路を介して、前記プラグイン型基
板が接続されていない状態として検出することを特徴と
する。
【0013】請求項6記載の発明装置では、負荷回路と
起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン型
基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであっ
て、所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て
接続されていること及び前記所定のプラグイン型基板が
前記電源システムに1つでも接続されていないことを検
出する基板検出部と、前記基板検出部で前記所定のプラ
グイン型基板が前記電源システムに全て接続されている
ことが検出された場合、前記所定のプラグイン型基板内
のオンボード電源を起動し、前記所定のプラグイン型基
板が前記電源システムに1つでも接続されていないこと
が検出された場合は、前記所定のプラグイン型基板内の
オンボード電源を停止する起動制御部とを有することを
特徴とする。
起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン型
基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであっ
て、所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て
接続されていること及び前記所定のプラグイン型基板が
前記電源システムに1つでも接続されていないことを検
出する基板検出部と、前記基板検出部で前記所定のプラ
グイン型基板が前記電源システムに全て接続されている
ことが検出された場合、前記所定のプラグイン型基板内
のオンボード電源を起動し、前記所定のプラグイン型基
板が前記電源システムに1つでも接続されていないこと
が検出された場合は、前記所定のプラグイン型基板内の
オンボード電源を停止する起動制御部とを有することを
特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明装置では、請求項6記
載の電源システムにおいて、主用電源と、該主用電源が
正常に動作していることを検出する電源停止検出部とを
さらに有し、前記起動制御部は、前記基板検出部で前記
所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て接続
されていることが検出されかつ前記電源停止検出部で前
記主用電源が正常に動作していることが検出された場
合、前記所定のプラグイン型基板内のオンボード電源を
起動し、前記所定のプラグイン型基板が前記電源システ
ムに1つでも接続されていないこと及び前記主用電源が
正常に動作していないことの少なくとも一方が検出され
た場合は、前記主用電源及び前記所定のプラグイン型基
板内のオンボード電源を停止することを特徴とする。
載の電源システムにおいて、主用電源と、該主用電源が
正常に動作していることを検出する電源停止検出部とを
さらに有し、前記起動制御部は、前記基板検出部で前記
所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て接続
されていることが検出されかつ前記電源停止検出部で前
記主用電源が正常に動作していることが検出された場
合、前記所定のプラグイン型基板内のオンボード電源を
起動し、前記所定のプラグイン型基板が前記電源システ
ムに1つでも接続されていないこと及び前記主用電源が
正常に動作していないことの少なくとも一方が検出され
た場合は、前記主用電源及び前記所定のプラグイン型基
板内のオンボード電源を停止することを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明装置では、請求項6又
は7記載の電源システムにおいて、前記所定のプラグイ
ン型基板の各々は、内部で互いに接続された2つのルー
プ端子をさらに有し、前記電源システムは、前記所定の
プラグイン型基板の各ループ端子が直列接続される直列
回路をさらに有し、前記基板検出部は、前記直列回路の
導通状態に応じて前記所定のプラグイン型基板の接続状
態を検出することを特徴とする。
は7記載の電源システムにおいて、前記所定のプラグイ
ン型基板の各々は、内部で互いに接続された2つのルー
プ端子をさらに有し、前記電源システムは、前記所定の
プラグイン型基板の各ループ端子が直列接続される直列
回路をさらに有し、前記基板検出部は、前記直列回路の
導通状態に応じて前記所定のプラグイン型基板の接続状
態を検出することを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明装置では、請求項8記
載の電源システムにおいて、前記所定のプラグイン型基
板は、前記オンボード電源が正常に動作していない場合
に前記ループ端子間を開放する開放手段をさらに有し、
前記基板検出部は、前記オンボード電源が正常に動作し
ていない場合を、前記直列回路を介して、前記所定のプ
ラグイン型基板が接続されていない状態として検出する
ことを特徴とする。
載の電源システムにおいて、前記所定のプラグイン型基
板は、前記オンボード電源が正常に動作していない場合
に前記ループ端子間を開放する開放手段をさらに有し、
前記基板検出部は、前記オンボード電源が正常に動作し
ていない場合を、前記直列回路を介して、前記所定のプ
ラグイン型基板が接続されていない状態として検出する
ことを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明装置では、負荷回路
と起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン
型基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであっ
て、所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て
接続されているか否か及び付加的プラグイン型基板が1
つでも前記電源システムに接続されているか否かを検出
する基板検出部と、前記基板検出部で前記所定のプラグ
イン型基板が前記電源システムに全て接続されているこ
とが検出されかつ前記付加的プラグイン型基板が前記電
源システムに少なくとも1つ接続されていることが検出
された場合、前記所定のプラグイン型基板及び前記付加
的プラグイン型基板内のオンボード電源を起動し、前記
所定のプラグイン型基板が前記電源システムに1つでも
接続されていないこと及び前記付加的プラグイン型基板
が前記電源システムに1つも接続されていないことの少
なくとも一方が検出された場合は、前記所定のプラグイ
ン型基板及び前記付加的プラグイン型基板内のオンボー
ド電源を停止する起動制御部とを有することを特徴とす
る電源システム。
と起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン
型基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムであっ
て、所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て
接続されているか否か及び付加的プラグイン型基板が1
つでも前記電源システムに接続されているか否かを検出
する基板検出部と、前記基板検出部で前記所定のプラグ
イン型基板が前記電源システムに全て接続されているこ
とが検出されかつ前記付加的プラグイン型基板が前記電
源システムに少なくとも1つ接続されていることが検出
された場合、前記所定のプラグイン型基板及び前記付加
的プラグイン型基板内のオンボード電源を起動し、前記
所定のプラグイン型基板が前記電源システムに1つでも
接続されていないこと及び前記付加的プラグイン型基板
が前記電源システムに1つも接続されていないことの少
なくとも一方が検出された場合は、前記所定のプラグイ
ン型基板及び前記付加的プラグイン型基板内のオンボー
ド電源を停止する起動制御部とを有することを特徴とす
る電源システム。
【0018】請求項11記載の発明装置では、請求項1
0記載の電源システムにおいて、主用電源と、該主用電
源が正常に動作していることを検出する電源停止検出部
とをさらに有し、前記起動制御部は、前記基板検出部で
前記所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て
接続されかつ前記付加的プラグイン型基板が前記電源シ
ステムに少なくとも1つ接続されていることが検出され
かつ前記電源停止検出部で前記主用電源が正常に動作し
ていることが検出された場合、前記所定のプラグイン型
基板及び前記付加的プラグイン型基板内のオンボード電
源を起動し、前記所定のプラグイン型基板が前記電源シ
ステムに1つでも接続されていないこと、前記付加的プ
ラグイン基板が前記電源システムに1つも接続されてい
ないこと、及び前記主用電源が正常に動作していないこ
との少なくとも一つが検出された場合は、前記主用電源
と、前記所定のプラグイン型基板及び前記付加的プラグ
イン型基板内のオンボード電源とを停止することを特徴
とする。
0記載の電源システムにおいて、主用電源と、該主用電
源が正常に動作していることを検出する電源停止検出部
とをさらに有し、前記起動制御部は、前記基板検出部で
前記所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て
接続されかつ前記付加的プラグイン型基板が前記電源シ
ステムに少なくとも1つ接続されていることが検出され
かつ前記電源停止検出部で前記主用電源が正常に動作し
ていることが検出された場合、前記所定のプラグイン型
基板及び前記付加的プラグイン型基板内のオンボード電
源を起動し、前記所定のプラグイン型基板が前記電源シ
ステムに1つでも接続されていないこと、前記付加的プ
ラグイン基板が前記電源システムに1つも接続されてい
ないこと、及び前記主用電源が正常に動作していないこ
との少なくとも一つが検出された場合は、前記主用電源
と、前記所定のプラグイン型基板及び前記付加的プラグ
イン型基板内のオンボード電源とを停止することを特徴
とする。
【0019】請求項12記載の発明装置では、請求項1
0又は11記載の電源システムにおいて、前記所定のプ
ラグイン型基板及び前記付加的プラグイン型基板の各々
は、内部で互いに接続された2つのループ端子をさらに
有し、前記電源システムは、前記所定のプラグイン型基
板の各ループ端子が直列接続され、かつ前記付加的プラ
グイン型基板の各ループ端子が並列接続された直列並列
回路をさらに有し、前記基板検出部は、前記直列並列回
路の導通状態に応じて前記所定のプラグイン型基板及び
前記付加的プラグイン型基板の接続状態を検出すること
を特徴とする。
0又は11記載の電源システムにおいて、前記所定のプ
ラグイン型基板及び前記付加的プラグイン型基板の各々
は、内部で互いに接続された2つのループ端子をさらに
有し、前記電源システムは、前記所定のプラグイン型基
板の各ループ端子が直列接続され、かつ前記付加的プラ
グイン型基板の各ループ端子が並列接続された直列並列
回路をさらに有し、前記基板検出部は、前記直列並列回
路の導通状態に応じて前記所定のプラグイン型基板及び
前記付加的プラグイン型基板の接続状態を検出すること
を特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明装置では、請求項1
2記載の電源システムにおいて、前記所定のプラグイン
型基板及び前記付加的プラグイン型基板の各々は、前記
オンボード電源が正常に動作していない場合に前記ルー
プ端子間を開放する開放手段をさらに有し、前記基板検
出部は、前記オンボード電源が正常に動作していない場
合を、前記直列並列回路を介して、前記プラグイン型基
板が接続されていない状態として検出することを特徴と
する。
2記載の電源システムにおいて、前記所定のプラグイン
型基板及び前記付加的プラグイン型基板の各々は、前記
オンボード電源が正常に動作していない場合に前記ルー
プ端子間を開放する開放手段をさらに有し、前記基板検
出部は、前記オンボード電源が正常に動作していない場
合を、前記直列並列回路を介して、前記プラグイン型基
板が接続されていない状態として検出することを特徴と
する。
【0021】請求項14記載の発明装置では、電源シス
テムに接続し、該電源システムから起動制御を受けるプ
ラグイン型基板であって、負荷回路と、前記負荷回路に
電力を供給するオンボード電源と、前記オンボード電源
の起動動作を制御する電源制御回路と、内部で互いに接
続された2つのループ端子とを有し、前記プラグイン型
基板と前記電源システムとの接続状態が、前記電源シス
テムによって検出され、検出結果に応じて、前記オンボ
ード電源の起動が制御されることを特徴とするプラグイ
ン型基板。
テムに接続し、該電源システムから起動制御を受けるプ
ラグイン型基板であって、負荷回路と、前記負荷回路に
電力を供給するオンボード電源と、前記オンボード電源
の起動動作を制御する電源制御回路と、内部で互いに接
続された2つのループ端子とを有し、前記プラグイン型
基板と前記電源システムとの接続状態が、前記電源シス
テムによって検出され、検出結果に応じて、前記オンボ
ード電源の起動が制御されることを特徴とするプラグイ
ン型基板。
【0022】請求項15記載の発明装置では、請求項1
4記載のプラグイン型基板において、前記オンボード電
源が正常に動作していない場合に前記ループ端子間を開
放する開放手段をさらに有することを特徴とする。
4記載のプラグイン型基板において、前記オンボード電
源が正常に動作していない場合に前記ループ端子間を開
放する開放手段をさらに有することを特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明装置では、負荷回路
と起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン
型基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムに設け
られる主用電源ユニットであって、主用電源と、前記主
用電源が正常に動作しているか否かを検出する電源停止
検出部と、前記プラグイン型基板の前記電源システムへ
の接続状態を検出する基板検出部と、前記電源停止検出
部で検出した前記主用電源の動作状態と、前記基板検出
部で検出した前記プラグイン型基板の接続状態とに応じ
て前記プラグイン型基板内のオンボード電源及び前記主
用電源の起動及び停止を制御する起動制御部とを有する
ことを特徴とする。
と起動制御可能なオンボード電源とを有するプラグイン
型基板を少なくとも1つ接続可能な電源システムに設け
られる主用電源ユニットであって、主用電源と、前記主
用電源が正常に動作しているか否かを検出する電源停止
検出部と、前記プラグイン型基板の前記電源システムへ
の接続状態を検出する基板検出部と、前記電源停止検出
部で検出した前記主用電源の動作状態と、前記基板検出
部で検出した前記プラグイン型基板の接続状態とに応じ
て前記プラグイン型基板内のオンボード電源及び前記主
用電源の起動及び停止を制御する起動制御部とを有する
ことを特徴とする。
【0024】上述した発明装置は、以下のように作用す
る。請求項1記載の電源システム、及び請求項14又は
15記載のプラグイン型基板、及び請求項16記載の主
用電源ユニットににおいては、プラグイン型基板の電源
システムの実装状態に応じて、プラグイン型基板内のオ
ンボード電源が起動・停止される。従って、電源システ
ム、プラグイン型基板、及び主用電源ユニットの誤動作
や故障の発生を低減できる。
る。請求項1記載の電源システム、及び請求項14又は
15記載のプラグイン型基板、及び請求項16記載の主
用電源ユニットににおいては、プラグイン型基板の電源
システムの実装状態に応じて、プラグイン型基板内のオ
ンボード電源が起動・停止される。従って、電源システ
ム、プラグイン型基板、及び主用電源ユニットの誤動作
や故障の発生を低減できる。
【0025】請求項2乃至5のうちいずれか1項記載の
電源システムでは、プラグイン型基板を1枚でも実装し
た場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを停止
させるか或いはプラグイン型基板を全て抜いた場合、一
括して全ての電源が停止するように動作する。
電源システムでは、プラグイン型基板を1枚でも実装し
た場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを停止
させるか或いはプラグイン型基板を全て抜いた場合、一
括して全ての電源が停止するように動作する。
【0026】上述した方式は、各プラグイン型基板が1
枚1枚独立した機能を持ち、任意に増設が出来る装置に
適しており、上述した電源システムによって、装置内の
他の回路の動作に影響を与えることなく、プラグイン型
基板を挿抜できる。特に、請求項5記載の電源システム
では、全てのプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路の動作が停止され
る。本電源システムでは、各々が独立したプラグイン型
基板に対して、1台が故障等で停止しても他を動作させ
続けることができる。従って、他の基板の動作中に故障
した基板を交換できる。即ち、現用/予備等の基板の2
重化構成に有効である。
枚1枚独立した機能を持ち、任意に増設が出来る装置に
適しており、上述した電源システムによって、装置内の
他の回路の動作に影響を与えることなく、プラグイン型
基板を挿抜できる。特に、請求項5記載の電源システム
では、全てのプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路の動作が停止され
る。本電源システムでは、各々が独立したプラグイン型
基板に対して、1台が故障等で停止しても他を動作させ
続けることができる。従って、他の基板の動作中に故障
した基板を交換できる。即ち、現用/予備等の基板の2
重化構成に有効である。
【0027】請求項6乃至9のうちいずれか1項記載の
電源システムでは、全ての所定のプラグイン型基板を実
装した場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを
停止させるか或いは1枚でも所定のプラグイン型基板を
抜いた場合、一括して全ての電源が停止するように動作
する。
電源システムでは、全ての所定のプラグイン型基板を実
装した場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを
停止させるか或いは1枚でも所定のプラグイン型基板を
抜いた場合、一括して全ての電源が停止するように動作
する。
【0028】上述した方式は、機能を2つ以上のプラグ
イン型基板に分散したり、他のプラグイン型基板と連携
して動作する基板が実装される装置に適している。上述
した電源システムでは、必要不可欠なプラグイン型基板
が全て実装されたことを検出しないと電源が起動しない
ようにできるため、各回路が誤動作したり、故障するの
を防ぐことができる。
イン型基板に分散したり、他のプラグイン型基板と連携
して動作する基板が実装される装置に適している。上述
した電源システムでは、必要不可欠なプラグイン型基板
が全て実装されたことを検出しないと電源が起動しない
ようにできるため、各回路が誤動作したり、故障するの
を防ぐことができる。
【0029】特に請求項9記載の電源システムでは、1
台でも所定のプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路と他の全プラグイ
ン型基板のオンボード電源の動作が停止される。本電源
システムでは、全てが装置に必要不可欠なプラグイン型
基板の場合、1台でも障害等で停止した場合には他の全
電源も停止させることができる。従って、他の基板の誤
動作や、連鎖的な故障を防ぐことができる。
台でも所定のプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路と他の全プラグイ
ン型基板のオンボード電源の動作が停止される。本電源
システムでは、全てが装置に必要不可欠なプラグイン型
基板の場合、1台でも障害等で停止した場合には他の全
電源も停止させることができる。従って、他の基板の誤
動作や、連鎖的な故障を防ぐことができる。
【0030】請求項10乃至13のうちいずれか1項記
載の電源システムでは、所定のプラグイン型基板が全て
実装され、かつ付加的なプラグイン型基板のうち1枚で
も実装された場合、電源が一斉に起動する。また、主用
電源ユニットを停止させるか、所定のプラグイン型基板
のうち1枚でも抜いた場合、或いは付加的なプラグイン
型基板全てを抜いた場合、一括して全ての電源が停止す
るように動作する。
載の電源システムでは、所定のプラグイン型基板が全て
実装され、かつ付加的なプラグイン型基板のうち1枚で
も実装された場合、電源が一斉に起動する。また、主用
電源ユニットを停止させるか、所定のプラグイン型基板
のうち1枚でも抜いた場合、或いは付加的なプラグイン
型基板全てを抜いた場合、一括して全ての電源が停止す
るように動作する。
【0031】上述した方式は、機能を2つ以上のプラグ
イン型基板に分散した基板と、各プラグイン型基板の1
枚1枚が独立した機能を持つ基板とが共存している装置
に適している。上述した電源システムでは、必要不可欠
なプラグイン型基板が全て実装されたことを検出しない
と電源が起動しないようにできるため、各回路が誤動作
したり、故障するのを防ぐことができる。さらに、増設
用プラグイン型基板に対しては、装置内の他の回路の動
作に影響を与えることなくプラグイン型基板を挿抜でき
る。
イン型基板に分散した基板と、各プラグイン型基板の1
枚1枚が独立した機能を持つ基板とが共存している装置
に適している。上述した電源システムでは、必要不可欠
なプラグイン型基板が全て実装されたことを検出しない
と電源が起動しないようにできるため、各回路が誤動作
したり、故障するのを防ぐことができる。さらに、増設
用プラグイン型基板に対しては、装置内の他の回路の動
作に影響を与えることなくプラグイン型基板を挿抜でき
る。
【0032】特に、請求項13記載の電源システムで
は、所定のプラグイン型基板のオンボード電源のうち1
台でも停止したり、或いは付加的プラグイン型基板の全
てが停止した場合、主用電源ユニットの電源回路と他の
全プラグイン型基板のオンボード電源の動作が停止され
る。従って、任意に増設可能なプラグイン型基板に対し
ては、1台が故障しても他の基板を動作させることがで
き、交換等の保守が容易になる。さらに必要不可欠なプ
ラグイン型基板に対しては、他の基板の誤動作や、連鎖
的な故障を防ぐことができる。
は、所定のプラグイン型基板のオンボード電源のうち1
台でも停止したり、或いは付加的プラグイン型基板の全
てが停止した場合、主用電源ユニットの電源回路と他の
全プラグイン型基板のオンボード電源の動作が停止され
る。従って、任意に増設可能なプラグイン型基板に対し
ては、1台が故障しても他の基板を動作させることがで
き、交換等の保守が容易になる。さらに必要不可欠なプ
ラグイン型基板に対しては、他の基板の誤動作や、連鎖
的な故障を防ぐことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】始めに、本発明に係わる電源シス
テムの第1の原理について説明する。図1は、本発明に
係わる電源システムの第1の原理を説明するための構成
図である。図1の電源システムは、主用電源ユニット1
0と複数のプラグイン型基板20、30−1〜30−3
で構成されている。プラグイン型基板は必要に応じて増
設可能である。これらは、例えば、ラックや架に実装し
て使用される。この場合、外部電源40(例えば、48
V)が、主用電源ユニット10及びプラグイン型基板3
0−1〜30−3にそれぞれ供給される。
テムの第1の原理について説明する。図1は、本発明に
係わる電源システムの第1の原理を説明するための構成
図である。図1の電源システムは、主用電源ユニット1
0と複数のプラグイン型基板20、30−1〜30−3
で構成されている。プラグイン型基板は必要に応じて増
設可能である。これらは、例えば、ラックや架に実装し
て使用される。この場合、外部電源40(例えば、48
V)が、主用電源ユニット10及びプラグイン型基板3
0−1〜30−3にそれぞれ供給される。
【0034】主用電源ユニット10は、電源回路12を
有しており、外部電源40から、複数のプラグイン型基
板で主に使用される主用電圧(例えば、5V)を生成す
る。プラグイン型基板20には、負荷回路22のみが搭
載され、主用電源ユニット10からの主用電圧が供給さ
れている。
有しており、外部電源40から、複数のプラグイン型基
板で主に使用される主用電圧(例えば、5V)を生成す
る。プラグイン型基板20には、負荷回路22のみが搭
載され、主用電源ユニット10からの主用電圧が供給さ
れている。
【0035】プラグイン型基板30−1〜30−3に
は、負荷回路32−1〜32−3及びオンボード電源3
4−1〜34−3がそれぞれ設けられている。オンボー
ド電源34−1〜34−3は、外部電源40から、それ
ぞれ電圧Va(例えば、3.3V)、電圧Vb(例え
ば、−5V)、電圧Vc(例えば、12V)を生成し、
各負荷回路に供給している。
は、負荷回路32−1〜32−3及びオンボード電源3
4−1〜34−3がそれぞれ設けられている。オンボー
ド電源34−1〜34−3は、外部電源40から、それ
ぞれ電圧Va(例えば、3.3V)、電圧Vb(例え
ば、−5V)、電圧Vc(例えば、12V)を生成し、
各負荷回路に供給している。
【0036】さらに、プラグイン型基板30−1〜30
−3は、オンボード電源34−1〜34−3の起動を制
御するリモートオン・オフ回路36−1〜36−3と、
内部で互いに接続されているループ端子38−1〜38
−3とを有している。これらのループ端子38−1〜3
8−3は、並列に接続されており、並列回路50を形成
している。並列回路50は、さらに主用電源ユニット1
0にループ状に接続されている。主用電源ユニット10
から、この並列回路50のループの導通状態を調べるこ
とによって、プラグイン型基板30−1〜30−3のう
ち1枚でも本電源システムに接続されているか否かを検
出できる。
−3は、オンボード電源34−1〜34−3の起動を制
御するリモートオン・オフ回路36−1〜36−3と、
内部で互いに接続されているループ端子38−1〜38
−3とを有している。これらのループ端子38−1〜3
8−3は、並列に接続されており、並列回路50を形成
している。並列回路50は、さらに主用電源ユニット1
0にループ状に接続されている。主用電源ユニット10
から、この並列回路50のループの導通状態を調べるこ
とによって、プラグイン型基板30−1〜30−3のう
ち1枚でも本電源システムに接続されているか否かを検
出できる。
【0037】図1に示す電源システムでは、プラグイン
型基板30−1〜30−3のうち1枚でも実装した場
合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニット10を停止
させるか、或いはプラグイン型基板30−1〜30−3
を全て抜いた場合、一括して全ての電源が停止するよう
に動作する。以下に、その動作について詳細に説明す
る。
型基板30−1〜30−3のうち1枚でも実装した場
合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニット10を停止
させるか、或いはプラグイン型基板30−1〜30−3
を全て抜いた場合、一括して全ての電源が停止するよう
に動作する。以下に、その動作について詳細に説明す
る。
【0038】図1に示す主用電源ユニット10は、電源
停止検出部14、ループ信号受付部16、及び起動信号
送出部18を含んでいる。電源停止検出部14は、電源
回路12の出力が停止したことを検出し、起動信号送出
部18に停止信号を送出する。電源回路12の出力が開
始されると、起動信号送出部18に停止信号の送出は停
止される(例えば、1ビットで表す場合、“1”を停止
信号、“0”を起動許可信号として定義できる)。
停止検出部14、ループ信号受付部16、及び起動信号
送出部18を含んでいる。電源停止検出部14は、電源
回路12の出力が停止したことを検出し、起動信号送出
部18に停止信号を送出する。電源回路12の出力が開
始されると、起動信号送出部18に停止信号の送出は停
止される(例えば、1ビットで表す場合、“1”を停止
信号、“0”を起動許可信号として定義できる)。
【0039】ループ信号受付部16は、プラグイン型基
板30−1〜30−3のうち1枚でも実装されているか
否かを、並列回路50から検出する。一枚でもプラグイ
ン型基板が実装されれば、並列回路50のループは閉じ
る。このとき、ループ信号受付部16はループが閉じた
ことを検出して、起動信号送出部18に起動許可信号を
送出する。
板30−1〜30−3のうち1枚でも実装されているか
否かを、並列回路50から検出する。一枚でもプラグイ
ン型基板が実装されれば、並列回路50のループは閉じ
る。このとき、ループ信号受付部16はループが閉じた
ことを検出して、起動信号送出部18に起動許可信号を
送出する。
【0040】起動信号送出部18は、電源停止検出部1
4から停止信号が来ていないこととループ信号受付部1
6から起動許可信号が届いた事の2つの条件が満たされ
ると、起動信号を電源回路12と各プラグイン型基板3
0−1〜30−3上のリモートオン・オフ回路36−1
〜36−3に送り、電源回路12と各オンボード電源3
4−1〜34−3を同時に起動させる。
4から停止信号が来ていないこととループ信号受付部1
6から起動許可信号が届いた事の2つの条件が満たされ
ると、起動信号を電源回路12と各プラグイン型基板3
0−1〜30−3上のリモートオン・オフ回路36−1
〜36−3に送り、電源回路12と各オンボード電源3
4−1〜34−3を同時に起動させる。
【0041】一方、主用電源ユニット10の電源回路1
2を停止すると、電源停止検出部14から停止信号が起
動信号送出部18に送出される。また、プラグイン型基
板30−1〜30−3を全て抜くと、並列回路50のル
ープが開放され、ループ信号受付部16から停止信号が
起動信号送出部18に送出される。これらの場合、起動
信号送出部18は、停止信号を主用電源ユニット10の
電源回路12と各プラグイン型基板30−1〜30−3
上のリモートオン・オフ回路36−1〜36−3に送信
し、同時に電源回路12と各オンボード電源34−1〜
34−3を停止させる。
2を停止すると、電源停止検出部14から停止信号が起
動信号送出部18に送出される。また、プラグイン型基
板30−1〜30−3を全て抜くと、並列回路50のル
ープが開放され、ループ信号受付部16から停止信号が
起動信号送出部18に送出される。これらの場合、起動
信号送出部18は、停止信号を主用電源ユニット10の
電源回路12と各プラグイン型基板30−1〜30−3
上のリモートオン・オフ回路36−1〜36−3に送信
し、同時に電源回路12と各オンボード電源34−1〜
34−3を停止させる。
【0042】上述した方式は、各プラグイン型基板が1
枚1枚独立した機能を持ち、任意に増設が出来る装置に
適している。このような装置は、例えば、交換機におけ
る加入者回路に相当する。上述した電源システムによっ
て、装置内の他の回路の動作に影響を与えることなく、
プラグイン型基板を挿抜できる。
枚1枚独立した機能を持ち、任意に増設が出来る装置に
適している。このような装置は、例えば、交換機におけ
る加入者回路に相当する。上述した電源システムによっ
て、装置内の他の回路の動作に影響を与えることなく、
プラグイン型基板を挿抜できる。
【0043】次に、本発明に係わる電源システムの第2
の原理について説明する。図2は、本発明に係わる電源
システムの第2の原理を説明するための構成図である。
図2の電源システムは、図1の電源システムと同様に、
主用電源ユニット10と複数のプラグイン型基板20、
30−1〜30−3で構成されている。
の原理について説明する。図2は、本発明に係わる電源
システムの第2の原理を説明するための構成図である。
図2の電源システムは、図1の電源システムと同様に、
主用電源ユニット10と複数のプラグイン型基板20、
30−1〜30−3で構成されている。
【0044】図2の電源システムは、図1に電源システ
ムと比べて、プラグイン型基板30−1〜30−3のル
ープ端子38−1〜38−3は、直列に接続されてお
り、直列回路60を形成している。直列回路60は、さ
らに主用電源ユニット10にループ状に接続されてい
る。主用電源ユニット10から、この直列回路60のル
ープの導通状態を調べることによって、プラグイン型基
板30−1〜30−3の全てが本電源システムに接続さ
れているか否かを検出できる。その他の回路構成は、図
1の電源システムと同様であり、同じ機能の構成要素に
は、同じ参照番号が付されている。
ムと比べて、プラグイン型基板30−1〜30−3のル
ープ端子38−1〜38−3は、直列に接続されてお
り、直列回路60を形成している。直列回路60は、さ
らに主用電源ユニット10にループ状に接続されてい
る。主用電源ユニット10から、この直列回路60のル
ープの導通状態を調べることによって、プラグイン型基
板30−1〜30−3の全てが本電源システムに接続さ
れているか否かを検出できる。その他の回路構成は、図
1の電源システムと同様であり、同じ機能の構成要素に
は、同じ参照番号が付されている。
【0045】図2に示す電源システムでは、全てのプラ
グイン型基板30−1〜30−3を実装した場合、電源
が一斉に起動し、主用電源ユニット10を停止させる
か、或いは1枚でもプラグイン型基板30−1〜30−
3を抜いた場合、一括して全ての電源が停止するように
動作する。以下に、その動作について詳細に説明する。
グイン型基板30−1〜30−3を実装した場合、電源
が一斉に起動し、主用電源ユニット10を停止させる
か、或いは1枚でもプラグイン型基板30−1〜30−
3を抜いた場合、一括して全ての電源が停止するように
動作する。以下に、その動作について詳細に説明する。
【0046】図2に示す主用電源ユニット10も、電源
停止検出部14、ループ信号受付部16、及び起動信号
送出部18を含んでいる。電源停止検出部14は、図1
に示すそれと実質的に同じ動作を有する。ループ信号受
付部16は、全てのプラグイン型基板30−1〜30−
3が実装されているか否かを、直列回路60から検出す
る。所定の全てのプラグイン型基板が実装されれば、直
列回路60のループは閉じる。このとき、ループ信号受
付部16はループが閉じたことを検出して、起動信号送
出部18に起動許可信号を送出する。
停止検出部14、ループ信号受付部16、及び起動信号
送出部18を含んでいる。電源停止検出部14は、図1
に示すそれと実質的に同じ動作を有する。ループ信号受
付部16は、全てのプラグイン型基板30−1〜30−
3が実装されているか否かを、直列回路60から検出す
る。所定の全てのプラグイン型基板が実装されれば、直
列回路60のループは閉じる。このとき、ループ信号受
付部16はループが閉じたことを検出して、起動信号送
出部18に起動許可信号を送出する。
【0047】起動信号送出部18は、電源停止検出部1
4から停止信号が来ていないこととループ信号受付部1
6から起動許可信号が届いた事の2つの条件が満たされ
ると、起動信号を電源回路12と各プラグイン型基板3
0−1〜30−3上のリモートオン・オフ回路36−1
〜36−3に送り、電源回路12と各オンボード電源3
4−1〜34−3を同時に起動させる。
4から停止信号が来ていないこととループ信号受付部1
6から起動許可信号が届いた事の2つの条件が満たされ
ると、起動信号を電源回路12と各プラグイン型基板3
0−1〜30−3上のリモートオン・オフ回路36−1
〜36−3に送り、電源回路12と各オンボード電源3
4−1〜34−3を同時に起動させる。
【0048】一方、主用電源ユニット10の電源回路1
2を停止すると、電源停止検出部14から停止信号が起
動信号送出部18に送出される。また、プラグイン型基
板30−1〜30−3を1枚でも抜くと、直列回路60
のループが開放され、ループ信号受付部16から停止信
号が起動信号送出部18に送出される。これらの場合、
起動信号送出部18は、停止信号を主用電源ユニット1
0の電源回路12と各プラグイン型基板30−1〜30
−3上のリモートオン・オフ回路36−1〜36−3に
送信し、電源回路12と各オンボード電源34−1〜3
4−3を同時に停止させる。
2を停止すると、電源停止検出部14から停止信号が起
動信号送出部18に送出される。また、プラグイン型基
板30−1〜30−3を1枚でも抜くと、直列回路60
のループが開放され、ループ信号受付部16から停止信
号が起動信号送出部18に送出される。これらの場合、
起動信号送出部18は、停止信号を主用電源ユニット1
0の電源回路12と各プラグイン型基板30−1〜30
−3上のリモートオン・オフ回路36−1〜36−3に
送信し、電源回路12と各オンボード電源34−1〜3
4−3を同時に停止させる。
【0049】上述した方式は、機能を2つ以上のプラグ
イン型基板に分散したり、他のプラグイン型基板と連携
して動作する基板が実装される装置に適している。例え
ば、交換機におけるCPU基板、メモリ基板、ハードデ
ィスク基板等の制御回路に相当する。上述した電源シス
テムでは、必要不可欠なプラグイン型基板が全て実装さ
れたことを検出しないと電源が起動しないようにできる
ため、各回路が誤動作したり、故障するのを防ぐことが
できる。
イン型基板に分散したり、他のプラグイン型基板と連携
して動作する基板が実装される装置に適している。例え
ば、交換機におけるCPU基板、メモリ基板、ハードデ
ィスク基板等の制御回路に相当する。上述した電源シス
テムでは、必要不可欠なプラグイン型基板が全て実装さ
れたことを検出しないと電源が起動しないようにできる
ため、各回路が誤動作したり、故障するのを防ぐことが
できる。
【0050】図3は、本発明に係わる電源システムの第
3の原理を説明するための構成図である。図3の電源シ
ステムは、図1の電源システムと図2の電源システムと
を組み合わせたシステムであり、主用電源ユニット10
と複数のプラグイン型基板20、30−1〜30−5で
構成されている。
3の原理を説明するための構成図である。図3の電源シ
ステムは、図1の電源システムと図2の電源システムと
を組み合わせたシステムであり、主用電源ユニット10
と複数のプラグイン型基板20、30−1〜30−5で
構成されている。
【0051】図3の電源システムは、図1や図2の電源
システムと比べて、プラグイン型基板30−1〜30−
3のループ端子38−1〜38−3は、直列に接続され
ており、プラグイン型基板30−4、30−5のループ
端子38−4、38−5は、並列に接続されており、直
列並列回路70を形成している。直列並列回路70は、
さらに主用電源ユニット10にループ状に接続されてい
る。
システムと比べて、プラグイン型基板30−1〜30−
3のループ端子38−1〜38−3は、直列に接続され
ており、プラグイン型基板30−4、30−5のループ
端子38−4、38−5は、並列に接続されており、直
列並列回路70を形成している。直列並列回路70は、
さらに主用電源ユニット10にループ状に接続されてい
る。
【0052】主用電源ユニット10から、この直列並列
回路70のループの導通状態を調べることによって、プ
ラグイン型基板30−1〜30−3の全てが本電源シス
テムに実装されているか否か、及びプラグイン型基板3
0−4、30−5のうち1枚でも実装されているか否か
を検出できる。その他の回路構成は、図1及び図2の電
源システムと同様であり、同じ機能の構成要素には、同
じ参照番号が付されている。
回路70のループの導通状態を調べることによって、プ
ラグイン型基板30−1〜30−3の全てが本電源シス
テムに実装されているか否か、及びプラグイン型基板3
0−4、30−5のうち1枚でも実装されているか否か
を検出できる。その他の回路構成は、図1及び図2の電
源システムと同様であり、同じ機能の構成要素には、同
じ参照番号が付されている。
【0053】図3に示す電源システムでは、プラグイン
型基板30−1〜30−3が全て実装され、かつプラグ
イン型基板30−4、30−5のうち1枚でも実装され
た場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニット10を
停止させるか、プラグイン型基板30−1〜30−3の
うち1枚でも抜いた場合、或いはプラグイン型基板30
−4、30−5全てを抜いた場合、一括して全ての電源
が停止するように動作する。以下に、その動作について
詳細に説明する。
型基板30−1〜30−3が全て実装され、かつプラグ
イン型基板30−4、30−5のうち1枚でも実装され
た場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニット10を
停止させるか、プラグイン型基板30−1〜30−3の
うち1枚でも抜いた場合、或いはプラグイン型基板30
−4、30−5全てを抜いた場合、一括して全ての電源
が停止するように動作する。以下に、その動作について
詳細に説明する。
【0054】図3に示す主用電源ユニット10も、電源
停止検出部14、ループ信号受付部16、及び起動信号
送出部18を含んでいる。電源停止検出部14は、図1
及び図2に示すそれと実質的に同じ動作を有する。ルー
プ信号受付部16は、プラグイン型基板30−1〜30
−3が全て実装され、かつプラグイン型基板30−4、
30−5のうち1枚でも実装されているかを、直列並列
回路70から検出する。上記の条件を満たすとき、直列
並列回路70のループは閉じる。このとき、ループ信号
受付部16はループが閉じたことを検出して、起動信号
送出部18に起動許可信号を送出する。
停止検出部14、ループ信号受付部16、及び起動信号
送出部18を含んでいる。電源停止検出部14は、図1
及び図2に示すそれと実質的に同じ動作を有する。ルー
プ信号受付部16は、プラグイン型基板30−1〜30
−3が全て実装され、かつプラグイン型基板30−4、
30−5のうち1枚でも実装されているかを、直列並列
回路70から検出する。上記の条件を満たすとき、直列
並列回路70のループは閉じる。このとき、ループ信号
受付部16はループが閉じたことを検出して、起動信号
送出部18に起動許可信号を送出する。
【0055】起動信号送出部18は、電源停止検出部1
4から停止信号が来ていないこととループ信号受付部1
6から起動許可信号が届いた事の2つの条件が満たされ
ると、起動信号を電源回路12と各プラグイン型基板3
0−1〜30−5上のリモートオン・オフ回路36−1
〜36−5に送り、電源回路12と各オンボード電源3
4−1〜34−5を同時に起動させる。
4から停止信号が来ていないこととループ信号受付部1
6から起動許可信号が届いた事の2つの条件が満たされ
ると、起動信号を電源回路12と各プラグイン型基板3
0−1〜30−5上のリモートオン・オフ回路36−1
〜36−5に送り、電源回路12と各オンボード電源3
4−1〜34−5を同時に起動させる。
【0056】一方、主用電源ユニット10の電源回路1
2を停止すると、電源停止検出部14から停止信号が起
動信号送出部18に送出される。また、プラグイン型基
板30−1〜30−3を1枚でも抜いた場合、或いはプ
ラグイン型基板30−4、30−5の全てを抜いた場
合、直列並列回路70のループが開放され、ループ信号
受付部16から停止信号が起動信号送出部18に送出さ
れる。これらの場合、起動信号送出部18は、停止信号
を主用電源ユニット10の電源回路12と各プラグイン
型基板30−1〜30−5上のリモートオン・オフ回路
36−1〜36−5に送信し、電源回路12と各オンボ
ード電源34−1〜34−5を同時に停止させる。
2を停止すると、電源停止検出部14から停止信号が起
動信号送出部18に送出される。また、プラグイン型基
板30−1〜30−3を1枚でも抜いた場合、或いはプ
ラグイン型基板30−4、30−5の全てを抜いた場
合、直列並列回路70のループが開放され、ループ信号
受付部16から停止信号が起動信号送出部18に送出さ
れる。これらの場合、起動信号送出部18は、停止信号
を主用電源ユニット10の電源回路12と各プラグイン
型基板30−1〜30−5上のリモートオン・オフ回路
36−1〜36−5に送信し、電源回路12と各オンボ
ード電源34−1〜34−5を同時に停止させる。
【0057】上述した方式は、交換機におけるCPU基
板、メモリ基板、ハードディスク基板のような機能を2
つ以上のプラグイン型基板に分散した基板と、加入者回
路のような各プラグイン型基板の1枚1枚が独立した機
能を持つ基板とが共存している装置に適している。機能
を2つ以上のプラグイン型基板に分散したり、他のプラ
グイン型基板と連携して動作する基板は、ループ端子が
直列に接続され、任意に増設可能な独立したプラグイン
型基板は、ループ端子が並列に接続される。
板、メモリ基板、ハードディスク基板のような機能を2
つ以上のプラグイン型基板に分散した基板と、加入者回
路のような各プラグイン型基板の1枚1枚が独立した機
能を持つ基板とが共存している装置に適している。機能
を2つ以上のプラグイン型基板に分散したり、他のプラ
グイン型基板と連携して動作する基板は、ループ端子が
直列に接続され、任意に増設可能な独立したプラグイン
型基板は、ループ端子が並列に接続される。
【0058】上述した電源システムでは、必要不可欠な
プラグイン型基板が全て実装されたことを検出しないと
電源が起動しないようにできるため、各回路が誤動作し
たり、故障するのを防ぐことができる。さらに、増設用
プラグイン型基板に対しては、装置内の他の回路の動作
に影響を与えることなくプラグイン型基板を挿抜でき
る。
プラグイン型基板が全て実装されたことを検出しないと
電源が起動しないようにできるため、各回路が誤動作し
たり、故障するのを防ぐことができる。さらに、増設用
プラグイン型基板に対しては、装置内の他の回路の動作
に影響を与えることなくプラグイン型基板を挿抜でき
る。
【0059】図4は、本発明に係わる電源システムの第
4の原理を説明するための構成図である。図4の電源シ
ステムは、図1の電源システムと実質的に同様の構成を
有している。図4の電源システムは、図1に電源システ
ムと比べて、プラグイン型基板30−1〜30−3は、
オンボード電源34−1〜34−3の障害を検出する電
源停止検出部80−1〜80−3と、障害を検出した場
合にループ端子38−1〜38−3間の接続を開放する
スイッチ82−1〜82−3をそれぞれ有している。そ
の他の回路構成は、図1の電源システムと同様であり、
同じ機能の構成要素には、同じ参照番号が付されてい
る。
4の原理を説明するための構成図である。図4の電源シ
ステムは、図1の電源システムと実質的に同様の構成を
有している。図4の電源システムは、図1に電源システ
ムと比べて、プラグイン型基板30−1〜30−3は、
オンボード電源34−1〜34−3の障害を検出する電
源停止検出部80−1〜80−3と、障害を検出した場
合にループ端子38−1〜38−3間の接続を開放する
スイッチ82−1〜82−3をそれぞれ有している。そ
の他の回路構成は、図1の電源システムと同様であり、
同じ機能の構成要素には、同じ参照番号が付されてい
る。
【0060】オンボード電源34−1〜34−3に障害
が発生してスイッチ82−1〜82−3が開放されるこ
とは、ループ信号受付部16から見た場合、そのプラグ
イン型基板が抜かれることと等価である。従って、図4
に示す電源システムでは、図1の電源システムと同じ動
作によって、全てのプラグイン型基板のオンボード電源
が障害で停止すると、並列回路50のループが開放され
る。そして、ループ信号受付部16から、起動信号送出
部18へ停止信号が送出され、主用電源ユニット10の
電源回路12の動作が停止される。
が発生してスイッチ82−1〜82−3が開放されるこ
とは、ループ信号受付部16から見た場合、そのプラグ
イン型基板が抜かれることと等価である。従って、図4
に示す電源システムでは、図1の電源システムと同じ動
作によって、全てのプラグイン型基板のオンボード電源
が障害で停止すると、並列回路50のループが開放され
る。そして、ループ信号受付部16から、起動信号送出
部18へ停止信号が送出され、主用電源ユニット10の
電源回路12の動作が停止される。
【0061】本電源システムでは、各々が独立したプラ
グイン型基板に対して、1台が停止しても他を動作させ
続けることができる。従って、他の基板の動作中に故障
した基板を交換できる。即ち、現用/予備等の基板の2
重化構成に有効である。図5は、本発明に係わる電源シ
ステムの第5の原理を説明するための構成図である。図
5の電源システムは、図2の電源システムと実質的に同
様の構成を有している。図5の電源システムは、図2に
電源システムと比べて、プラグイン型基板30−1〜3
0−3は、オンボード電源34−1〜34−3の障害を
検出する電源停止検出部80−1〜80−3と、障害を
検出した場合にループ端子38−1〜38−3間の接続
を開放するスイッチ82−1〜82−3をそれぞれ有し
ている。その他の回路構成は、図2の電源システムと同
様であり、同じ機能の構成要素には、同じ参照番号が付
されている。
グイン型基板に対して、1台が停止しても他を動作させ
続けることができる。従って、他の基板の動作中に故障
した基板を交換できる。即ち、現用/予備等の基板の2
重化構成に有効である。図5は、本発明に係わる電源シ
ステムの第5の原理を説明するための構成図である。図
5の電源システムは、図2の電源システムと実質的に同
様の構成を有している。図5の電源システムは、図2に
電源システムと比べて、プラグイン型基板30−1〜3
0−3は、オンボード電源34−1〜34−3の障害を
検出する電源停止検出部80−1〜80−3と、障害を
検出した場合にループ端子38−1〜38−3間の接続
を開放するスイッチ82−1〜82−3をそれぞれ有し
ている。その他の回路構成は、図2の電源システムと同
様であり、同じ機能の構成要素には、同じ参照番号が付
されている。
【0062】オンボード電源34−1〜34−3に障害
が発生してスイッチ82−1〜82−3が開放されるこ
とは、ループ信号受付部16から見た場合、そのプラグ
イン型基板が抜かれることと等価である。従って、図5
に示す電源システムでは、図2の電源システムと同じ動
作によって、一台でもプラグイン型基板のオンボード電
源が障害で停止すると、直列回路60のループが開放さ
れる。そして、ループ信号受付部16から、起動信号送
出部18へ停止信号が送出され、主用電源ユニット10
の電源回路12と他の全プラグイン型基板のオンボード
電源の動作が停止される。
が発生してスイッチ82−1〜82−3が開放されるこ
とは、ループ信号受付部16から見た場合、そのプラグ
イン型基板が抜かれることと等価である。従って、図5
に示す電源システムでは、図2の電源システムと同じ動
作によって、一台でもプラグイン型基板のオンボード電
源が障害で停止すると、直列回路60のループが開放さ
れる。そして、ループ信号受付部16から、起動信号送
出部18へ停止信号が送出され、主用電源ユニット10
の電源回路12と他の全プラグイン型基板のオンボード
電源の動作が停止される。
【0063】本電源システムでは、全てが装置に必要不
可欠なプラグイン型基板の場合、1台でも障害で停止し
た場合には他の全電源も停止させることができる。従っ
て、他の基板の誤動作や、連鎖的な故障を防ぐことがで
きる。図6は、本発明に係わる電源システムの第6の原
理を説明するための構成図である。図6の電源システム
は、図3の電源システムと実質的に同様の構成を有して
いる。図6の電源システムは、図6に電源システムと比
べて、プラグイン型基板30−1〜30−5は、オンボ
ード電源34−1〜34−5の障害を検出する電源停止
検出部80−1〜80−5と、障害を検出した場合にル
ープ端子38−1〜38−5間の接続を開放するスイッ
チ82−1〜82−5をそれぞれ有している。その他の
回路構成は、図3の電源システムと同様であり、同じ機
能の構成要素には、同じ参照番号が付されている。
可欠なプラグイン型基板の場合、1台でも障害で停止し
た場合には他の全電源も停止させることができる。従っ
て、他の基板の誤動作や、連鎖的な故障を防ぐことがで
きる。図6は、本発明に係わる電源システムの第6の原
理を説明するための構成図である。図6の電源システム
は、図3の電源システムと実質的に同様の構成を有して
いる。図6の電源システムは、図6に電源システムと比
べて、プラグイン型基板30−1〜30−5は、オンボ
ード電源34−1〜34−5の障害を検出する電源停止
検出部80−1〜80−5と、障害を検出した場合にル
ープ端子38−1〜38−5間の接続を開放するスイッ
チ82−1〜82−5をそれぞれ有している。その他の
回路構成は、図3の電源システムと同様であり、同じ機
能の構成要素には、同じ参照番号が付されている。
【0064】オンボード電源34−1〜34−5に障害
が発生してスイッチ82−1〜82−5が開放されるこ
とは、ループ信号受付部16から見た場合、そのプラグ
イン型基板が抜かれることと等価である。従って、図6
に示す電源システムでは、図3の電源システムと同じ動
作によって、プラグイン型基板30−1〜30−3のオ
ンボード電源34−1〜34−3のうち1台でも障害で
停止したり、或いはプラグイン型基板30−4、30−
5の全てが障害で停止した場合、直列並列回路70のル
ープが開放される。そして、ループ信号受付部16か
ら、起動信号送出部18へ停止信号が送出され、主用電
源ユニット10の電源回路12と他の全プラグイン型基
板のオンボード電源の動作が停止される。
が発生してスイッチ82−1〜82−5が開放されるこ
とは、ループ信号受付部16から見た場合、そのプラグ
イン型基板が抜かれることと等価である。従って、図6
に示す電源システムでは、図3の電源システムと同じ動
作によって、プラグイン型基板30−1〜30−3のオ
ンボード電源34−1〜34−3のうち1台でも障害で
停止したり、或いはプラグイン型基板30−4、30−
5の全てが障害で停止した場合、直列並列回路70のル
ープが開放される。そして、ループ信号受付部16か
ら、起動信号送出部18へ停止信号が送出され、主用電
源ユニット10の電源回路12と他の全プラグイン型基
板のオンボード電源の動作が停止される。
【0065】本電源システムでは、任意に増設可能な独
立したプラグイン型基板は、全てが障害で停止しないと
全電源は停止せず、機能を2つ以上のプラグイン型基板
に分散したり、他のプラグイン型基板と連携して動作す
る基板は、1台でも故障すれば、全電源を停止させるこ
とができる。従って、任意に増設可能なプラグイン型基
板に対しては、1台が故障しても他の基板を動作させる
ことができ、交換等の保守が容易になる。さらに必要不
可欠なプラグイン型基板に対しては、他の基板の誤動作
や、連鎖的な故障を防ぐことができる。
立したプラグイン型基板は、全てが障害で停止しないと
全電源は停止せず、機能を2つ以上のプラグイン型基板
に分散したり、他のプラグイン型基板と連携して動作す
る基板は、1台でも故障すれば、全電源を停止させるこ
とができる。従って、任意に増設可能なプラグイン型基
板に対しては、1台が故障しても他の基板を動作させる
ことができ、交換等の保守が容易になる。さらに必要不
可欠なプラグイン型基板に対しては、他の基板の誤動作
や、連鎖的な故障を防ぐことができる。
【0066】
【実施例】図7は、本発明に係わる電源システムの実施
例を示す。本実施例は、図6の電源システムの第6の原
理を適用している。図7の電源システムは、主用電源ユ
ニット10と複数のプラグイン型基板♯1〜♯4で構成
されている。また、外部電源40(例えば、48V)
が、主用電源ユニット10及びプラグイン型基板♯1〜
♯4にそれぞれ供給される。
例を示す。本実施例は、図6の電源システムの第6の原
理を適用している。図7の電源システムは、主用電源ユ
ニット10と複数のプラグイン型基板♯1〜♯4で構成
されている。また、外部電源40(例えば、48V)
が、主用電源ユニット10及びプラグイン型基板♯1〜
♯4にそれぞれ供給される。
【0067】主用電源ユニット10は、電源回路12を
有しており、外部電源40から、複数のプラグイン型基
板で主に使用される主用電圧(例えば、5V)を生成す
る。電源回路12には、一般的なスイッチングレギュレ
ータが使用できる。プラグイン型基板♯1〜♯4には、
負荷回路32−1〜32−4及びオンボード電源34−
1〜34−4がそれぞれ設けられている。オンボード電
源34−1〜34−4は、外部電源40から、それぞれ
電圧Va(例えば、3.3V)、電圧Vb(例えば、−
5V)、電圧Vc(例えば、12V)、電圧Vd(例え
ば、−5V)を生成し、各負荷回路に供給している。
有しており、外部電源40から、複数のプラグイン型基
板で主に使用される主用電圧(例えば、5V)を生成す
る。電源回路12には、一般的なスイッチングレギュレ
ータが使用できる。プラグイン型基板♯1〜♯4には、
負荷回路32−1〜32−4及びオンボード電源34−
1〜34−4がそれぞれ設けられている。オンボード電
源34−1〜34−4は、外部電源40から、それぞれ
電圧Va(例えば、3.3V)、電圧Vb(例えば、−
5V)、電圧Vc(例えば、12V)、電圧Vd(例え
ば、−5V)を生成し、各負荷回路に供給している。
【0068】さらに、プラグイン型基板♯1〜♯4は、
オンボード電源34−1〜34−4の起動を制御するリ
モートオン・オフ回路36−1〜36−4と、内部で互
いに接続されているループ端子38−1〜38−4とを
有している。プラグイン型基板♯1、♯2のループ端子
38−1、38−2は、直列に接続されており、プラグ
イン型基板♯3、♯4のループ端子38−3、38−4
は、並列に接続されており、直列並列回路70を形成し
ている。直列並列回路70は、さらに主用電源ユニット
10にループ状に接続されている。主用電源ユニット1
0から、この直列並列回路70のループの導通状態を調
べることによって、プラグイン型基板♯1、♯2の全て
が実装されているか、或いはプラグイン型基板♯3、♯
4の1枚でも実装されているかを検出できる。
オンボード電源34−1〜34−4の起動を制御するリ
モートオン・オフ回路36−1〜36−4と、内部で互
いに接続されているループ端子38−1〜38−4とを
有している。プラグイン型基板♯1、♯2のループ端子
38−1、38−2は、直列に接続されており、プラグ
イン型基板♯3、♯4のループ端子38−3、38−4
は、並列に接続されており、直列並列回路70を形成し
ている。直列並列回路70は、さらに主用電源ユニット
10にループ状に接続されている。主用電源ユニット1
0から、この直列並列回路70のループの導通状態を調
べることによって、プラグイン型基板♯1、♯2の全て
が実装されているか、或いはプラグイン型基板♯3、♯
4の1枚でも実装されているかを検出できる。
【0069】プラグイン型基板♯1〜♯4は、さらに、
オンボード電源34−1〜34−4の障害を検出する電
源停止検出部(本実施例では、出力電圧監視回路として
構成されている)80−1〜80−4と、障害を検出し
た場合にループ端子38−1〜38−4間の接続を開放
するスイッチ82−1〜82−4をそれぞれ有してい
る。
オンボード電源34−1〜34−4の障害を検出する電
源停止検出部(本実施例では、出力電圧監視回路として
構成されている)80−1〜80−4と、障害を検出し
た場合にループ端子38−1〜38−4間の接続を開放
するスイッチ82−1〜82−4をそれぞれ有してい
る。
【0070】さらに、主用電源ユニット10は、電源停
止検出部(本実施例では、出力電圧監視回路として構成
されている)14、ループ信号受付部16、起動信号送
出部18を有している。上述した各部は、図7に示す実
施例上で示されている。以下に、各部の詳細な回路の動
作について説明する。
止検出部(本実施例では、出力電圧監視回路として構成
されている)14、ループ信号受付部16、起動信号送
出部18を有している。上述した各部は、図7に示す実
施例上で示されている。以下に、各部の詳細な回路の動
作について説明する。
【0071】図7の実施例において、K0,K2,K
4,K6,K8は、起動用リレー、K1,K3,K5,
K7,K9は、障害時に動作するリレーである。R0〜
R9は、抵抗、D0,D3,D6,D9,D12は、ダ
イオード、D1,D2,D4,D5,D7,D8,D1
0,D11,D13,D14は、ツエナダイオードであ
る。
4,K6,K8は、起動用リレー、K1,K3,K5,
K7,K9は、障害時に動作するリレーである。R0〜
R9は、抵抗、D0,D3,D6,D9,D12は、ダ
イオード、D1,D2,D4,D5,D7,D8,D1
0,D11,D13,D14は、ツエナダイオードであ
る。
【0072】特に、D1,D4,D7,D10,D13
は、出力電圧監視回路(電源停止検出回路)が電源が起
動してから正常に電圧を送出するまでの期間に電源障害
と判断しないように出力電圧検出機能を停止させるタイ
マー回路用ツエナダイオード。また、D2,D5,D
8,D11,D14は、出力電圧が正常であることを監
視する為の基準電源を与える。
は、出力電圧監視回路(電源停止検出回路)が電源が起
動してから正常に電圧を送出するまでの期間に電源障害
と判断しないように出力電圧検出機能を停止させるタイ
マー回路用ツエナダイオード。また、D2,D5,D
8,D11,D14は、出力電圧が正常であることを監
視する為の基準電源を与える。
【0073】また、Q0〜Q4はトランジスタ、C0〜
C4はコンデンサであり、これらは、出力電圧監視回路
が電源が起動してから正常に電圧を送出するまでの期間
に電源障害とならないように出力電圧検出機能を停止さ
せるタイマー回路に使用される。PC0〜PC4は、出
力電圧監視用のフォトカプラである。
C4はコンデンサであり、これらは、出力電圧監視回路
が電源が起動してから正常に電圧を送出するまでの期間
に電源障害とならないように出力電圧検出機能を停止さ
せるタイマー回路に使用される。PC0〜PC4は、出
力電圧監視用のフォトカプラである。
【0074】以下に、本実施例の動作について説明す
る。プラグイン型基板#1と#2を全て実装し、プラグ
イン型基板#3又は#4を実装し、入力電源を投入する
と、通常時各プラグイン型基板♯1〜♯4のリレー接点
K3b,K5b,K7b,K9bは閉じているので、直
列並列回路70のループは閉ループとなる。従って、主
用電源ユニット10内のリレーK0が、動作して接点K
0aを閉じる。
る。プラグイン型基板#1と#2を全て実装し、プラグ
イン型基板#3又は#4を実装し、入力電源を投入する
と、通常時各プラグイン型基板♯1〜♯4のリレー接点
K3b,K5b,K7b,K9bは閉じているので、直
列並列回路70のループは閉ループとなる。従って、主
用電源ユニット10内のリレーK0が、動作して接点K
0aを閉じる。
【0075】主用電源ユニット10が正常に動作してい
ればリレーK1は動作していないので、電源回路12が
起動する。これと同時に各プラグイン型基板♯1〜♯4
のリレーK2,K4,K6,K8が動作させられる。こ
れよりリレーK2a,K4a,K6a,K8aの接点が
閉じる。このとき、各オンボード電源34−1〜34−
4が正常であれば、リレーK3,K5,K7,K9が動
作していないので、オンボード電源34−1〜34−4
に電源が供給されて起動する。
ればリレーK1は動作していないので、電源回路12が
起動する。これと同時に各プラグイン型基板♯1〜♯4
のリレーK2,K4,K6,K8が動作させられる。こ
れよりリレーK2a,K4a,K6a,K8aの接点が
閉じる。このとき、各オンボード電源34−1〜34−
4が正常であれば、リレーK3,K5,K7,K9が動
作していないので、オンボード電源34−1〜34−4
に電源が供給されて起動する。
【0076】このようにして、入力電源が投入され、プ
ラグイン型基板#1,#2が全て実装され、プラグイン
型基板#3又は#4が実装された、かつ、全ての電源が
正常であれば、全ての電源が同時に起動する。主用電源
ユニット10とプラグイン型基板♯1〜♯4の出力電圧
は、抵抗R1,R3,R5,R7,R9、フォトカプラ
PC0〜PC4、ツエナダイオードD2,D5,D8,
D11,D14で構成される出力電圧監視回路によっ
て、監視されている。各電源がツエナダイオードで設定
した値(ツエナ値)以上の電圧、つまり正常な出力電圧
を送出している時は、ツエナダイオードD2,D5,D
8,D11,D14には電流が流れて、フォトカプラP
C0〜PC4は点灯する。一方、各電源が障害等で出力
電圧がツエナダイオードの設定値以下になった場合、電
流が流れないのでフォトカプラPC0〜PC4は滅灯す
る。
ラグイン型基板#1,#2が全て実装され、プラグイン
型基板#3又は#4が実装された、かつ、全ての電源が
正常であれば、全ての電源が同時に起動する。主用電源
ユニット10とプラグイン型基板♯1〜♯4の出力電圧
は、抵抗R1,R3,R5,R7,R9、フォトカプラ
PC0〜PC4、ツエナダイオードD2,D5,D8,
D11,D14で構成される出力電圧監視回路によっ
て、監視されている。各電源がツエナダイオードで設定
した値(ツエナ値)以上の電圧、つまり正常な出力電圧
を送出している時は、ツエナダイオードD2,D5,D
8,D11,D14には電流が流れて、フォトカプラP
C0〜PC4は点灯する。一方、各電源が障害等で出力
電圧がツエナダイオードの設定値以下になった場合、電
流が流れないのでフォトカプラPC0〜PC4は滅灯す
る。
【0077】抵抗R0,R2,R4,R6,R8、トラ
ンジスタQ0〜Q4、リレーK1,K3,K5,K7,
K9、ダイオードD1,D4,D7,D10,D13、
及びコンデンサC0〜C4は、タイマー回路を構成して
いる。これは、電源が投入されて各電源回路が起動し出
力電圧が正常に立ち上がる迄の期間に、前述の出力電圧
監視回路が出力電圧が正常値以下であるとして電源異状
を検出するのを防ぐ。
ンジスタQ0〜Q4、リレーK1,K3,K5,K7,
K9、ダイオードD1,D4,D7,D10,D13、
及びコンデンサC0〜C4は、タイマー回路を構成して
いる。これは、電源が投入されて各電源回路が起動し出
力電圧が正常に立ち上がる迄の期間に、前述の出力電圧
監視回路が出力電圧が正常値以下であるとして電源異状
を検出するのを防ぐ。
【0078】各電源回路が起動して正常な電圧値に達す
る迄の期間は、フォトカプラPC0〜PC4が滅灯して
いるので、フォトカプラPC0〜PC4の受光側はオフ
状態である。従って、コンデンサーC0〜C4の両端は
開放され、抵抗R0,R2,R4,R6,R8を介して
徐々に充電され、これによりトランジスタQ0〜Q4の
ベース電圧が上昇する。
る迄の期間は、フォトカプラPC0〜PC4が滅灯して
いるので、フォトカプラPC0〜PC4の受光側はオフ
状態である。従って、コンデンサーC0〜C4の両端は
開放され、抵抗R0,R2,R4,R6,R8を介して
徐々に充電され、これによりトランジスタQ0〜Q4の
ベース電圧が上昇する。
【0079】このとき、ベース電圧がツエナダイオード
D1,D4,D7,D10,D13のツエナ電圧とトラ
ンジスタQ0〜Q4のエミッタ−ベース間電圧の和の電
圧以上になるまで、トランジスタQ0〜Q4はオフして
いる。この期間は、リレーK1,K3,K5,K7,K
9は動作しない。
D1,D4,D7,D10,D13のツエナ電圧とトラ
ンジスタQ0〜Q4のエミッタ−ベース間電圧の和の電
圧以上になるまで、トランジスタQ0〜Q4はオフして
いる。この期間は、リレーK1,K3,K5,K7,K
9は動作しない。
【0080】時間が経過し電源が正常に起動し正常な出
力電圧が送出された場合、フォトカプラPC0〜PC4
がオンしてベース電圧を0電位にするので、トランジス
タQ0〜Q4はオフし続ける。このようにして、コンデ
ンサーC0〜C4と抵抗R0,R2,R4,R6,R8
の時定数と、ツエナダイオードD1,D4,D7,D1
0,D13の値を任意に設定することによって、電源が
正常に起動する期間に出力電圧監視回路が電源異状を検
出しないようにできる。
力電圧が送出された場合、フォトカプラPC0〜PC4
がオンしてベース電圧を0電位にするので、トランジス
タQ0〜Q4はオフし続ける。このようにして、コンデ
ンサーC0〜C4と抵抗R0,R2,R4,R6,R8
の時定数と、ツエナダイオードD1,D4,D7,D1
0,D13の値を任意に設定することによって、電源が
正常に起動する期間に出力電圧監視回路が電源異状を検
出しないようにできる。
【0081】もし、どちらかの電源回路が起動時に故障
等によってこのタイマー時間以上経過しても正常が出力
電圧が送出されない場合、トランジスタQ0〜Q4のベ
ース電圧がツエナダイオードD1,D4,D7,D1
0,D13のツエナ電圧とトランジスタQ0〜Q4のエ
ミッタ−ベース間電圧以上になるので、リレーK1,K
3,K5,K7又はK9が動作する。すると、リレー接
点K1a,K3a,K5a,K7a又はK9aが開放さ
れ、電源回路への入力電源供給が切断される。
等によってこのタイマー時間以上経過しても正常が出力
電圧が送出されない場合、トランジスタQ0〜Q4のベ
ース電圧がツエナダイオードD1,D4,D7,D1
0,D13のツエナ電圧とトランジスタQ0〜Q4のエ
ミッタ−ベース間電圧以上になるので、リレーK1,K
3,K5,K7又はK9が動作する。すると、リレー接
点K1a,K3a,K5a,K7a又はK9aが開放さ
れ、電源回路への入力電源供給が切断される。
【0082】このとき、入力電源が遮断されるので、リ
レーK1,K3,K5,K7又はK9が停止して出力電
圧監視回路の異状検出動作が停止する恐れがある。これ
を防ぐため、リレー接点K1a,K3a,K5a,K7
a又はK9aの他の端子は、リレーK1,K3,K5,
K7又はK9の一端に接続されている。ダイオードD
0,D3,D6,D9,D12は、この時に電源に回り
込まないようにするために接続されている。
レーK1,K3,K5,K7又はK9が停止して出力電
圧監視回路の異状検出動作が停止する恐れがある。これ
を防ぐため、リレー接点K1a,K3a,K5a,K7
a又はK9aの他の端子は、リレーK1,K3,K5,
K7又はK9の一端に接続されている。ダイオードD
0,D3,D6,D9,D12は、この時に電源に回り
込まないようにするために接続されている。
【0083】主用電源ユニット10が電源異状で停止し
た場合は、リレー接点K1aが開放される。このとき、
各プラグイン型基板♯1〜♯4の起動リレーK2,K
4,K6,K8は動作を停止し、リレー接点K2a,K
4a,K6a,K8aを開放して全てのオンボード電源
は停止させられる。また各プラグイン型基板#1,#2
又は#3と#4のオンボード電源が障害で停止した場
合、リレー接点K3b,K5b,K7b又はK9bは、
ループ端子を開放し、主用電源ユニット10の起動リレ
ーK0を停止させ、同様に全電源回路を停止させる。
た場合は、リレー接点K1aが開放される。このとき、
各プラグイン型基板♯1〜♯4の起動リレーK2,K
4,K6,K8は動作を停止し、リレー接点K2a,K
4a,K6a,K8aを開放して全てのオンボード電源
は停止させられる。また各プラグイン型基板#1,#2
又は#3と#4のオンボード電源が障害で停止した場
合、リレー接点K3b,K5b,K7b又はK9bは、
ループ端子を開放し、主用電源ユニット10の起動リレ
ーK0を停止させ、同様に全電源回路を停止させる。
【0084】以上、本発明の実施例により説明したが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲内で改良及び変形が可能であることは言うま
でもない。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲内で改良及び変形が可能であることは言うま
でもない。
【0085】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば以下に
示す効果を有する。請求項1記載の電源システム、及び
請求項14又は15記載のプラグイン型基板、及び請求
項16記載の主用電源ユニットににおいては、プラグイ
ン型基板の電源システムの実装状態に応じて、プラグイ
ン型基板内のオンボード電源が起動・停止される。従っ
て、電源システム、プラグイン型基板、及び主用電源ユ
ニットの誤動作や故障の発生を低減できる。
示す効果を有する。請求項1記載の電源システム、及び
請求項14又は15記載のプラグイン型基板、及び請求
項16記載の主用電源ユニットににおいては、プラグイ
ン型基板の電源システムの実装状態に応じて、プラグイ
ン型基板内のオンボード電源が起動・停止される。従っ
て、電源システム、プラグイン型基板、及び主用電源ユ
ニットの誤動作や故障の発生を低減できる。
【0086】請求項2乃至5のうちいずれか1項記載の
電源システムでは、プラグイン型基板を1枚でも実装し
た場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを停止
させるか或いはプラグイン型基板を全て抜いた場合、一
括して全ての電源が停止するように動作する。
電源システムでは、プラグイン型基板を1枚でも実装し
た場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを停止
させるか或いはプラグイン型基板を全て抜いた場合、一
括して全ての電源が停止するように動作する。
【0087】上述した方式は、各プラグイン型基板が1
枚1枚独立した機能を持ち、任意に増設が出来る装置に
適しており、上述した電源システムによって、装置内の
他の回路の動作に影響を与えることなく、プラグイン型
基板を挿抜できる。特に、請求項5記載の電源システム
では、全てのプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路の動作が停止され
る。本電源システムでは、各々が独立したプラグイン型
基板に対して、1台が故障等で停止しても他を動作させ
続けることができる。従って、他の基板の動作中に故障
した基板を交換できる。即ち、現用/予備等の基板の2
重化構成に有効である。
枚1枚独立した機能を持ち、任意に増設が出来る装置に
適しており、上述した電源システムによって、装置内の
他の回路の動作に影響を与えることなく、プラグイン型
基板を挿抜できる。特に、請求項5記載の電源システム
では、全てのプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路の動作が停止され
る。本電源システムでは、各々が独立したプラグイン型
基板に対して、1台が故障等で停止しても他を動作させ
続けることができる。従って、他の基板の動作中に故障
した基板を交換できる。即ち、現用/予備等の基板の2
重化構成に有効である。
【0088】請求項6乃至9のうちいずれか1項記載の
電源システムでは、全ての所定のプラグイン型基板を実
装した場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを
停止させるか或いは1枚でも所定のプラグイン型基板を
抜いた場合、一括して全ての電源が停止するように動作
する。
電源システムでは、全ての所定のプラグイン型基板を実
装した場合、電源が一斉に起動し、主用電源ユニットを
停止させるか或いは1枚でも所定のプラグイン型基板を
抜いた場合、一括して全ての電源が停止するように動作
する。
【0089】上述した方式は、機能を2つ以上のプラグ
イン型基板に分散したり、他のプラグイン型基板と連携
して動作する基板が実装される装置に適している。上述
した電源システムでは、必要不可欠なプラグイン型基板
が全て実装されたことを検出しないと電源が起動しない
ようにできるため、各回路が誤動作したり、故障するの
を防ぐことができる。
イン型基板に分散したり、他のプラグイン型基板と連携
して動作する基板が実装される装置に適している。上述
した電源システムでは、必要不可欠なプラグイン型基板
が全て実装されたことを検出しないと電源が起動しない
ようにできるため、各回路が誤動作したり、故障するの
を防ぐことができる。
【0090】特に請求項9記載の電源システムでは、1
台でも所定のプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路と他の全プラグイ
ン型基板のオンボード電源の動作が停止される。本電源
システムでは、全てが装置に必要不可欠なプラグイン型
基板の場合、1台でも障害等で停止した場合には他の全
電源も停止させることができる。従って、他の基板の誤
動作や、連鎖的な故障を防ぐことができる。
台でも所定のプラグイン型基板のオンボード電源が停止
すると、主用電源ユニットの電源回路と他の全プラグイ
ン型基板のオンボード電源の動作が停止される。本電源
システムでは、全てが装置に必要不可欠なプラグイン型
基板の場合、1台でも障害等で停止した場合には他の全
電源も停止させることができる。従って、他の基板の誤
動作や、連鎖的な故障を防ぐことができる。
【0091】請求項10乃至13のうちいずれか1項記
載の電源システムでは、所定のプラグイン型基板が全て
実装され、かつ付加的なプラグイン型基板のうち1枚で
も実装された場合、電源が一斉に起動する。また、主用
電源ユニットを停止させるか、所定のプラグイン型基板
のうち1枚でも抜いた場合、或いは付加的なプラグイン
型基板全てを抜いた場合、一括して全ての電源が停止す
るように動作する。
載の電源システムでは、所定のプラグイン型基板が全て
実装され、かつ付加的なプラグイン型基板のうち1枚で
も実装された場合、電源が一斉に起動する。また、主用
電源ユニットを停止させるか、所定のプラグイン型基板
のうち1枚でも抜いた場合、或いは付加的なプラグイン
型基板全てを抜いた場合、一括して全ての電源が停止す
るように動作する。
【0092】上述した方式は、機能を2つ以上のプラグ
イン型基板に分散した基板と、各プラグイン型基板の1
枚1枚が独立した機能を持つ基板とが共存している装置
に適している。上述した電源システムでは、必要不可欠
なプラグイン型基板が全て実装されたことを検出しない
と電源が起動しないようにできるため、各回路が誤動作
したり、故障するのを防ぐことができる。さらに、増設
用プラグイン型基板に対しては、装置内の他の回路の動
作に影響を与えることなくプラグイン型基板を挿抜でき
る。
イン型基板に分散した基板と、各プラグイン型基板の1
枚1枚が独立した機能を持つ基板とが共存している装置
に適している。上述した電源システムでは、必要不可欠
なプラグイン型基板が全て実装されたことを検出しない
と電源が起動しないようにできるため、各回路が誤動作
したり、故障するのを防ぐことができる。さらに、増設
用プラグイン型基板に対しては、装置内の他の回路の動
作に影響を与えることなくプラグイン型基板を挿抜でき
る。
【0093】特に、請求項13記載の電源システムで
は、所定のプラグイン型基板のオンボード電源のうち1
台でも停止したり、或いは付加的プラグイン型基板の全
てが停止した場合、主用電源ユニットの電源回路と他の
全プラグイン型基板のオンボード電源の動作が停止され
る。従って、任意に増設可能なプラグイン型基板に対し
ては、1台が故障しても他の基板を動作させることがで
き、交換等の保守が容易になる。さらに必要不可欠なプ
ラグイン型基板に対しては、他の基板の誤動作や、連鎖
的な故障を防ぐことができる。
は、所定のプラグイン型基板のオンボード電源のうち1
台でも停止したり、或いは付加的プラグイン型基板の全
てが停止した場合、主用電源ユニットの電源回路と他の
全プラグイン型基板のオンボード電源の動作が停止され
る。従って、任意に増設可能なプラグイン型基板に対し
ては、1台が故障しても他の基板を動作させることがで
き、交換等の保守が容易になる。さらに必要不可欠なプ
ラグイン型基板に対しては、他の基板の誤動作や、連鎖
的な故障を防ぐことができる。
【図1】本発明に係わる電源システムの第1の原理を説
明するための構成図。
明するための構成図。
【図2】本発明に係わる電源システムの第2の原理を説
明するための構成図。
明するための構成図。
【図3】本発明に係わる電源システムの第3の原理を説
明するための構成図。
明するための構成図。
【図4】本発明に係わる電源システムの第4の原理を説
明するための構成図。
明するための構成図。
【図5】本発明に係わる電源システムの第5の原理を説
明するための構成図。
明するための構成図。
【図6】本発明に係わる電源システムの第6の原理を説
明するための構成図。
明するための構成図。
【図7】本発明に係わる電源システムの実施例。
【図8】従来の電源システムの構成例。(A)は、電源
システムのブロック図、(B)は、電源システムの外観
図。
システムのブロック図、(B)は、電源システムの外観
図。
10 主用電源ユニット 12 電源回路 14 電源停止検出部 16 ループ信号受付部 18 起動信号送出部 20 プラグイン型基板 22 負荷回路 30−1〜30−5 プラグイン型基板 32−1〜32−5 負荷回路 34−1〜34−5 オンボード電源 36−1〜36−5 リモートオン・オフ回路 38−1〜38−5 ループ端子 40 外部電源 50 並列回路 60 直列回路 70 直列並列回路 80−1〜80−5 電源停止検出部 82−1〜82−5 開放手段
Claims (16)
- 【請求項1】 負荷回路と起動制御可能なオンボード電
源とを有するプラグイン型基板を少なくとも1つ接続可
能な電源システムであって、 前記プラグイン型基板の前記電源システムへの接続状態
を検出する基板検出部と、 前記基板検出部で検出した前記プラグイン型基板の接続
状態に応じて前記プラグイン型基板内のオンボード電源
の起動及び停止を制御する起動制御部とを有することを
特徴とする電源システム。 - 【請求項2】 負荷回路と起動制御可能なオンボード電
源とを有するプラグイン型基板を少なくとも1つ接続可
能な電源システムであって、 前記プラグイン型基板が前記電源システムに少なくとも
1つ接続されていること及び前記プラグイン型基板が前
記電源システムに1つも接続されていないことを検出す
る基板検出部と、 前記基板検出部で前記プラグイン型基板が前記電源シス
テムに少なくとも1つ接続されていることが検出された
場合、前記プラグイン型基板内のオンボード電源を起動
し、前記プラグイン型基板が前記電源システムに1つも
接続されていないことが検出された場合は、前記プラグ
イン型基板内のオンボード電源を停止する起動制御部と
を有することを特徴とする電源システム。 - 【請求項3】 主用電源と、該主用電源が正常に動作し
ていることを検出する電源停止検出部とをさらに有し、
前記起動制御部は、前記基板検出部で前記プラグイン型
基板が前記電源システムに少なくとも1つ接続されてい
ることが検出されかつ前記電源停止検出部で前記主用電
源が正常に動作していることが検出された場合、前記プ
ラグイン型基板内のオンボード電源を起動し、前記プラ
グイン型基板が前記電源システムに1つも接続されてい
ないこと及び前記主用電源が正常に動作していないこと
の少なくとも一方が検出された場合は、前記主用電源及
び前記プラグイン型基板内のオンボード電源を停止する
ことを特徴とする請求項2記載の電源システム。 - 【請求項4】 前記プラグイン型基板は、内部で互いに
接続された2つのループ端子をさらに有し、前記電源シ
ステムは、複数のプラグイン型基板の各ループ端子が並
列接続される並列回路をさらに有し、前記基板検出部
は、前記並列回路の導通状態に応じて前記プラグイン型
基板の接続状態を検出することを特徴とする請求項2又
は3記載の電源システム。 - 【請求項5】 前記プラグイン型基板は、前記オンボー
ド電源が正常に動作していない場合に前記ループ端子間
を開放する開放手段をさらに有し、前記基板検出部は、
前記オンボード電源が正常に動作していない場合を、前
記並列回路を介して、前記プラグイン型基板が接続され
ていない状態として検出することを特徴とする請求項4
記載の電源システム。 - 【請求項6】 負荷回路と起動制御可能なオンボード電
源とを有するプラグイン型基板を少なくとも1つ接続可
能な電源システムであって、 所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て接続
されていること及び前記所定のプラグイン型基板が前記
電源システムに1つでも接続されていないことを検出す
る基板検出部と、 前記基板検出部で前記所定のプラグイン型基板が前記電
源システムに全て接続されていることが検出された場
合、前記所定のプラグイン型基板内のオンボード電源を
起動し、前記所定のプラグイン型基板が前記電源システ
ムに1つでも接続されていないことが検出された場合
は、前記所定のプラグイン型基板内のオンボード電源を
停止する起動制御部とを有することを特徴とする電源シ
ステム。 - 【請求項7】 主用電源と、該主用電源が正常に動作し
ていることを検出する電源停止検出部とをさらに有し、
前記起動制御部は、前記基板検出部で前記所定のプラグ
イン型基板が前記電源システムに全て接続されているこ
とが検出されかつ前記電源停止検出部で前記主用電源が
正常に動作していることが検出された場合、前記所定の
プラグイン型基板内のオンボード電源を起動し、前記所
定のプラグイン型基板が前記電源システムに1つでも接
続されていないこと及び前記主用電源が正常に動作して
いないことの少なくとも一方が検出された場合は、前記
主用電源及び前記所定のプラグイン型基板内のオンボー
ド電源を停止することを特徴とする請求項6記載の電源
システム。 - 【請求項8】 前記所定のプラグイン型基板の各々は、
内部で互いに接続された2つのループ端子をさらに有
し、前記電源システムは、前記所定のプラグイン型基板
の各ループ端子が直列接続される直列回路をさらに有
し、前記基板検出部は、前記直列回路の導通状態に応じ
て前記所定のプラグイン型基板の接続状態を検出するこ
とを特徴とする請求項6又は7記載の電源システム。 - 【請求項9】 前記所定のプラグイン型基板は、前記オ
ンボード電源が正常に動作していない場合に前記ループ
端子間を開放する開放手段をさらに有し、前記基板検出
部は、前記オンボード電源が正常に動作していない場合
を、前記直列回路を介して、前記所定のプラグイン型基
板が接続されていない状態として検出することを特徴と
する請求項8記載の電源システム。 - 【請求項10】 負荷回路と起動制御可能なオンボード
電源とを有するプラグイン型基板を少なくとも1つ接続
可能な電源システムであって、 所定のプラグイン型基板が前記電源システムに全て接続
されているか否か及び付加的プラグイン型基板が1つで
も前記電源システムに接続されているか否かを検出する
基板検出部と、 前記基板検出部で前記所定のプラグイン型基板が前記電
源システムに全て接続されていることが検出されかつ前
記付加的プラグイン型基板が前記電源システムに少なく
とも1つ接続されていることが検出された場合、前記所
定のプラグイン型基板及び前記付加的プラグイン型基板
内のオンボード電源を起動し、前記所定のプラグイン型
基板が前記電源システムに1つでも接続されていないこ
と及び前記付加的プラグイン型基板が前記電源システム
に1つも接続されていないことの少なくとも一方が検出
された場合は、前記所定のプラグイン型基板及び前記付
加的プラグイン型基板内のオンボード電源を停止する起
動制御部とを有することを特徴とする電源システム。 - 【請求項11】 主用電源と、該主用電源が正常に動作
していることを検出する電源停止検出部とをさらに有
し、前記起動制御部は、前記基板検出部で前記所定のプ
ラグイン型基板が前記電源システムに全て接続されかつ
前記付加的プラグイン型基板が前記電源システムに少な
くとも1つ接続されていることが検出されかつ前記電源
停止検出部で前記主用電源が正常に動作していることが
検出された場合、前記所定のプラグイン型基板及び前記
付加的プラグイン型基板内のオンボード電源を起動し、
前記所定のプラグイン型基板が前記電源システムに1つ
でも接続されていないこと、前記付加的プラグイン基板
が前記電源システムに1つも接続されていないこと、及
び前記主用電源が正常に動作していないことの少なくと
も一つが検出された場合は、前記主用電源と、前記所定
のプラグイン型基板及び前記付加的プラグイン型基板内
のオンボード電源とを停止することを特徴とする請求項
10記載の電源システム。 - 【請求項12】 前記所定のプラグイン型基板及び前記
付加的プラグイン型基板の各々は、内部で互いに接続さ
れた2つのループ端子をさらに有し、前記電源システム
は、前記所定のプラグイン型基板の各ループ端子が直列
接続され、かつ前記付加的プラグイン型基板の各ループ
端子が並列接続された直列並列回路をさらに有し、前記
基板検出部は、前記直列並列回路の導通状態に応じて前
記所定のプラグイン型基板及び前記付加的プラグイン型
基板の接続状態を検出することを特徴とする請求項10
又は11記載の電源システム。 - 【請求項13】 前記所定のプラグイン型基板及び前記
付加的プラグイン型基板の各々は、前記オンボード電源
が正常に動作していない場合に前記ループ端子間を開放
する開放手段をさらに有し、前記基板検出部は、前記オ
ンボード電源が正常に動作していない場合を、前記直列
並列回路を介して、前記プラグイン型基板が接続されて
いない状態として検出することを特徴とする請求項12
記載の電源システム。 - 【請求項14】 電源システムに接続し、該電源システ
ムから起動制御を受けるプラグイン型基板であって、 負荷回路と、 前記負荷回路に電力を供給するオンボード電源と、 前記オンボード電源の起動動作を制御する電源制御回路
と、 内部で互いに接続された2つのループ端子とを有し、前
記プラグイン型基板と前記電源システムとの接続状態
が、前記電源システムによって検出され、検出結果に応
じて、前記オンボード電源の起動が制御されることを特
徴とするプラグイン型基板。 - 【請求項15】 前記オンボード電源が正常に動作して
いない場合に前記ループ端子間を開放する開放手段をさ
らに有することを特徴とする請求項14記載のプラグイ
ン型基板。 - 【請求項16】 負荷回路と起動制御可能なオンボード
電源とを有するプラグイン型基板を少なくとも1つ接続
可能な電源システムに設けられる主用電源ユニットであ
って、 主用電源と、 前記主用電源が正常に動作しているか否かを検出する電
源停止検出部と、 前記プラグイン型基板の前記電源システムへの接続状態
を検出する基板検出部と、 前記電源停止検出部で検出した前記主用電源の動作状態
と、前記基板検出部で検出した前記プラグイン型基板の
接続状態とに応じて前記プラグイン型基板内のオンボー
ド電源及び前記主用電源の起動及び停止を制御する起動
制御部とを有することを特徴とする主用電源ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140377A JPH09322400A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 電源システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140377A JPH09322400A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 電源システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09322400A true JPH09322400A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15267415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140377A Pending JPH09322400A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 電源システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09322400A (ja) |
Cited By (6)
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1996
- 1996-06-03 JP JP8140377A patent/JPH09322400A/ja active Pending
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