JPH09321909A - 非常電話設備 - Google Patents

非常電話設備

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JPH09321909A
JPH09321909A JP13710596A JP13710596A JPH09321909A JP H09321909 A JPH09321909 A JP H09321909A JP 13710596 A JP13710596 A JP 13710596A JP 13710596 A JP13710596 A JP 13710596A JP H09321909 A JPH09321909 A JP H09321909A
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Yasushi Ozu
泰史 小津
Takuji Narutomi
▲琢▼二 成富
Genichi Fujiwara
▲玄▼一 藤原
Satoru Sakata
哲 阪田
Takeo Inoue
健男 井上
Togo Shida
東吾 志田
Tatsumi Asano
辰己 浅野
Toru Yasukochi
徹 安河内
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Nohmi Bosai Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Nohmi Bosai Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のセンターを有し、各センターに非常電話
設備の親機が設けられる建物の非常電話設備において、
各センターで運用できると共に中央センターでも集中制
御できる非常電話設備を目的とするものである。 【解決手段】それぞれが被制御機器の連動機能を有する
複数の親機のうちの1台を主親機とし、主親機に副親機
の連動機能を制御する連動制御手段を設けた。 また、
主親機に副親機を不在モードに設定する設定機能を持た
せ、不在モードに設定された副親機に着信する回線を副
親機もしくは交換機から主親機に転送させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、火災時に使用さ
れる非常電話設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】火災の際の火災通報並びに連絡のため、
非常電話設備が用いられている。
【0003】従来の非常電話設備は、建物内に配置され
た非常電話機を取り上げると、親機側が非常電話機が取
り上げられたこと、また、取り上げられた電話機の回線
番号を判別する。そして、非常放送設備のその回線番号
に対応する放送回路を起動させ、対応する地区に火災発
生や避難案内を自動的に放送させる。また、親機側にい
る係員が親機側に設けられた送受話器を通じて非常電話
機側の人と通話を行い、火災の状況把握等を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、複数棟からなる
建物、あるいは商店街、事務所やホテル等の複数の異な
った施設が入った大規模な複合建物が増加している。こ
のような建物では、棟毎に、あるいは施設毎になどのブ
ロック毎に防災センターを設け、各防災センターに非常
電話設備の親機や非常放送設備の中央装置を設け、それ
ぞれ単独で運用している。
【0005】この発明は、上記の点に鑑み、複数のセン
ターを有し、各センターに非常電話設備の親機が設けら
れる建物の非常電話設備において、各センターで運用で
きると共に中央センターでも集中制御できる非常電話設
備を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による非常電話
装置は、上記の点に鑑み、複数の非常電話機が接続され
る非常電話用電話交換機と;前記非常電話用電話交換機
に接続されるとともに、前記複数の非常電話機が複数の
グループに分けられ、それぞれ異なる特定のグループの
複数の非常電話機から着信する複数の親機と;からな
り、前記親機の各々にはそれぞれに接続される被制御機
器を連動動作させる連動動作手段が設けられ;前記複数
の親機は1台の主親機と他の副親機とに分けられ;前記
主親機と副親機には、それぞれ接続された被制御機器の
連動動作を停止させる自己停止手段が設けられ;前記主
親機には、前記副親機に対して被制御機器の連動あるい
は連動停止を命令する連動制御手段が設けられ;前記副
親機には前記連動制御手段からの命令によって自己に接
続された被制御機器を連動または連動停止させる移報手
段が設けられ;たことを特徴とするものである。
【0007】また、前記各親機は、前記非常電話機から
の着信を処理する着信処理機能を有する親機回路部と、
前記被制御器機を連動制御するとともに前記移報手段を
有する移報回路部とを備えた親機本体部からなり、前記
主親機は前記親機に前記連動制御手段を備えた制御装置
を接続することにより構成されることを特徴とするもの
である。
【0008】また、本発明は、複数の非常電話機が接続
される非常電話用電話交換機と;前記非常電話用電話交
換機に接続されるとともに、前記複数の非常電話機が複
数のグループに分けられ、それぞれ異なる特定のグルー
プの複数の非常電話機から着信する複数の親機と;から
なり、前記複数の親機は、1台の主親機と他の副親機と
に分けられ;前記主親機には、前記副親機を指定して不
在モード設定及び不在モード解除の命令を送出する不在
モード制御手段が設けられ;前記副親機または前記非常
電話用交換機には、自己または副親機を指定して前記主
親機から不在モード設定命令を受信したときには、前記
非常電話機からの着信を前記主親機に転送させ、不在モ
ード解除命令を受信したときには、前記主親機への転送
を解除する不在転送手段が設けられ;たことを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明は、複数の非常電話機が接続
される非常電話用電話交換機と;前記非常電話用電話交
換機に接続されるとともに、前記複数の非常電話機が複
数のグループに分けられ、それぞれ異なる特定のグルー
プの複数の非常電話機から着信する複数の親機と;から
なり、前記親機の各々にはそれぞれに接続される被制御
器機を連動動作させる連動動作手段が設けられ;前記複
数の親機は1台の主親機と他の副親機とに分けられ;前
記主親機と副親機には、それぞれ接続された被制御機器
の連動動作を停止させる自己停止手段が設けられ;前記
主親機には、前記副親機に対して被制御器機の連動ある
いは連動停止を命令する連動制御手段と、前記副親機を
指定して不在モード設定及び不在モード解除の命令を送
出する不在モード制御手段と、とが設けられ;前記副親
機には、前記連動制御手段からの命令によって自己に接
続された非常放送装置を連動または連動停止させる移報
手段が設けられ;前記副親機または前記非常電話用交換
機には、自己または副親機を指定して前記主親機から不
在モード設定命令を受信したときには、前記非常電話機
からの着信を前記主親機に転送させ、不在モード解除命
令を受信したときには、前記主親機への転送を解除する
不在転送手段と、とが設けられ;たことを特徴とするも
のである。
【0010】また、前記各親機は、前記非常電話機から
の着信を処理する着信処理機能を有する親機回路部と、
前記被制御器機を連動制御するとともに前記移報手段を
有する移報回路部と、前記不在モード制御手段とを備え
た親機本体部からなり、前記主親機は前記親機に前記連
動制御手段を備えた制御装置を接続することにより構成
されることを特徴とするものである。
【0011】また、前記連動制御手段は、全部の副親機
に対して連動あるいは連動停止の命令を送出する第1の
手段と、特定の副親機を指定して連動あるいは連動停止
の命令を送出する第2の手段とからなることを特徴とす
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明による非常電話設備
の1実施形態を図に示す1実施例により説明する。
【0013】図1は本発明による非常電話設備の1実施
例の系統図で、T11〜T1n、・・・・T41〜T4nは
建物の各ブロックに分散配置された、すなわち複数のグ
ループに分けられた非常電話機、PBXは非常電話機T
11〜T4nが接続された例えばデジタル式の非常電話
用電話交換機である。11は例えば中央ブロックに設け
られた中央防災センターに設置された主親機、12〜1
4は他のブロックにそれぞれ設けられたブロック用防災
センターに設置された副親機である。41〜44はそれ
ぞれ主親機11と副親機12〜14に接続された被制御
器機の一例としての非常放送装置で、各非常放送装置4
1〜44には各ブロックに分散配置されたスピーカSP
11〜SP1n、・・・・、SP41〜SP4nが接続され
ている。REはPBXに接続された火災受信機で、主親
機11、副親機12〜14が火災着信を受けたときにそ
の親機からPBXを介して回線番号を受信し、対応する
火災地区を表示する。
【0014】主親機11並びに副親機12〜14は、そ
れぞれ図2にその一例をブロック図で示した親機回路2
1と、図3にその一例をブロック図で示した移報回路2
2を備えている。また、主親機11には、図4にその一
例をブロック図で示した制御装置31が設けられ、親機
回路21に接続されている。また、制御装置31は各副
親機12〜14の移報回路22に接続されている。この
ように本実施例では、主親機11と副親機12〜14と
は、同じ親機回路21と移報回路22とからなる親機本
体部を備えており、主親機11は、この親機本体部に制
御装置31を接続することで、主親機の機能を発揮する
ように構成されている。
【0015】また、交換機PBXは、非常電話機T11
〜T4nのいずれかから発信信号を受信したときは、そ
の非常電話機の回線番号を判別して、その回線をその非
常電話機が属するブロック、すなわちグループを担当す
る主または副親機11〜14のいずれかに接続する。す
なわち、例えば第2ブロックの1番目の非常電話機T2
1(回線番号を例えば#2001とする)から発信信号
を受信すると、交換機PBXはその回線番号#2001
から第2ブロックの非常電話機T21からの発信と判別
し、その回線を第2ブロックを担当する副親機12に接
続する。
【0016】図2は主親機11及び副親機12〜14に
共通の親機回路21の1実施例のブロック図で、MPU
1はマイクロプロセッサ、ROM11は後述の動作説明
に従ったプログラムの記憶領域、ROM12は自局及び
他の主または副親機の回線番号やアドレス、非常電話機
T11〜T4nのうち少なくとも自己が担当する回線番
号、及び表示部OPへの表示内容等を記憶した例えば電
気的に書き換え可能な不揮発性のメモリEEPROM等
の記憶領域、RAM11は作業領域としての記憶領域で
ある。
【0017】SW11は連動停止スイッチで、このSW
11はインタフェースIF11を介してMPU1に接続
されている。
【0018】OPはインタフェースIF12を介してM
PU1に接続された操作部である。この操作部OPに
は、ダイアルをかねたテンキー、着信した回線を選択接
続、通話状態あるいは保留状態にする通話制御スイッ
チ、表示部DPの表示制御スイッチや各種試験スイッチ
などの図示しないスイッチ類が設けられている。
【0019】TRX11は、交換機PBXに接続される
送受信回路で、インタフェースIF13を介してMPU
1に接続されている。また、CHは、親機の送受話器T
Eに接続する回線を切り換える回線切換回路で、インタ
フェースIF14を介してMPU1に接続されている。
【0020】L11は連動停止灯、L12は優先灯で、
インタフェースIF15を介してMPU1に接続されて
いる。
【0021】DPはインタフェースIF16を介してM
PU1に接続された表示部である。この表示部DPに
は、図示しないLCDあるいはCRT等の表示パネル
や、各種表示灯が設けられている。
【0022】IF17は移報回路22とシリアルまたは
パラレルで情報の授受を行うインタフェース、TRX1
2は主親機11に接続された制御装置31とシリアルま
たはパラレルで情報の授受を行う送受信回路で、インタ
フェースIF18を介してMPU1に接続されている。
【0023】なお、連動停止スイッチSW11は操作部
OPとともに同一パネル上に設けるようにしてよく、連
動停止灯L11と優先灯L12は表示部DPとともに同
一パネル上に設けるようにしてもよい。
【0024】図3は主親機11及び副親機12〜14の
移報回路22の1実施例のブロック図で、MPU2はマ
イクロプロセッサ、ROM21は後述の動作説明に従っ
たプログラムの記憶領域、ROM22は少なくとも自己
が担当するグループの非常電話機の回線番号と起動すべ
き非常放送装置の放送回路51〜5nとの関係のテーブ
ルや、自己の回線番号やアドレス等を記憶した例えば電
気的に書き換え可能な不揮発性のメモリEEPROM等
の記憶領域、RAM21は作業領域としての記憶領域で
ある。
【0025】R1は全連動停止命令によりブレーク接点
r1をブレークし、全解除命令によりブレーク接点r1
をメークさせる全停止用リレーで、このリレーR1はイ
ンタフェースIF23を介してMPU2に接続されてい
る。
【0026】R2は自己停止命令または個別停止命令に
よりブレーク接点r2をブレークし、自己停止解除命令
または個別停止解除命令によりブレーク接点r2をメー
クさせる個別停止用リレーで、このリレーR2はインタ
フェースIF24を介してMPU2に接続されている。
【0027】R31〜R3nは非常放送装置41〜44
の放送回路51〜5nの制御用リレーで、各リレーR3
1〜R3nの各メーク接点r31〜r3nは、並列に設
けられ、その一端は放送回路51〜5nに接続され、他
端はブレーク接点r1、r2と直列に接続されている。
このリレーR31〜R3nはインタフェースIF25を
介してMPU2に接続されている。
【0028】IF21は親機回路21とシリアルまたは
パラレルで情報の授受を行うインタフェース、TRX2
1は主親機11に接続された制御装置31とシリアルま
たはパラレルで情報の授受を行う送受信回路で、インタ
フェースIF22を介してMPU2に接続されている。
【0029】図4は主親機11の親機回路21に接続さ
れて設けられる制御装置31の1実施例のブロック図
で、MPU3はマイクロプロセッサ、ROM31は後述
の動作説明に従ったプログラムの記憶領域、ROM32
は、各グループの非常電話機の回線番号と起動すべき非
常放送装置の放送回路51〜5nとの関係のテーブル
や、自己の回線番号やアドレス、副親機12〜14の回
線番号や移報回路のアドレス、等を記憶した例えば電気
的に書き換え可能な不揮発性のメモリEEPROM等の
記憶領域、RAM31は作業領域としての記憶領域であ
る。
【0030】SW321は全部の副親機12〜14の移
報回路22を強制的に連動状態にさせると共に自己およ
び個別の連動/連動停止設定を不可にさせる全連動スイ
ッチ、SW322は全部の副親機12〜14の移報回路
22を強制的に連動停止状態にすると共に自己および個
別の連動/連動停止設定を不可にさせる全連動停止スイ
ッチ、SW323はSW321による全連動状態、SW
322による全連動停止状態を解除して各副親機の自己
および個別の連動/連動停止設定を可能にする全解除ス
イッチで、SW321〜SW323はインタフェースI
F32を介してMPU3に接続されている。
【0031】L331は全連動状態にある時に点灯する
全連動灯、L332は全連動停止状態にある時に点灯す
る全連動停止灯、L333は全連動状態または全連動停
止状態にある時に消灯し、全解除状態になった時に点灯
する全解除中灯である。
【0032】SW341〜SW343は第1〜第3の副
親機12〜14を個別に連動停止または連動停止解除す
るための個別連動停止スイッチで、インタフェース37
を介してMPU3に接続する。これらのスイッチSW3
41〜343は、例えばSW341を操作すると対応す
る第1の副親機12に個別の連動停止命令あるいは個別
の停止解除命令が送出される。
【0033】L351〜L353は各副親機12〜14
に対応して設けられた個別の連動停止中灯で、副親機が
自己または個別の連動停止状態にある時に対応する連動
停止中灯L351〜L353が点灯する。このL351
〜L353はインタフェース35を介して接続されてい
る。
【0034】L361〜L363は各副親機12〜14
に対応して設けられた火災着信中灯で、各副親機12〜
14から火災着信中である信号を受信したときに対応す
るL361〜L363が点灯する。また、L371〜L
373は各副親機12〜14に対応して設けられた不在
中灯で、副親機の係員が不在中で主親機11に着信処理
が転送される状態の時に対応する不在中灯が点灯する。
なお、各灯L361〜L363、L371〜L373は
それぞれインタフェースIF36、37を介してMPU
3に接続されている。
【0035】TRX31は主親機11の親機回路21と
シリアルまたはパラレルで信号の授受を行う送受信回
路、TRX32は副親機12〜14の移報回路22とシ
リアルまたはパラレルで信号の授受を行う送受信回路
で、それぞれインタフェースIF31、IF38を介し
てMPU3と接続されている。
【0036】なお、本実施例において、連動停止スイッ
チSW11、個別停止用リレーR1とそのブレーク接点
r2並びにMPU1、2が自己停止手段の一例である。
また、制御装置31が連動制御手段の一例であり、全連
動スイッチSW321、全連動停止スイッチSW32
2、全解除スイッチSW323、MPU3と送受信回路
TRX32が第1の手段の一例であり、個別連動停止ス
イッチSW341〜SW343、MPU3と送受信回路
TRX3が第2の手段の一例である。また、全停止用リ
レーR1とそのブレーク接点r1、個別停止用リレーR
2とそのブレーク接点r2と、MPU2が移報手段の一
例である。また、操作部OPのテンキー、MPU1が不
在モード制御手段の一例であり、MPU2、MPU3と
送受信回路TRX21が不在転送手段の一例である。
【0037】次にこの実施例の動作について図5以下を
参照して説明する。なお、図5、図6は主親機11、副
親機12〜14の親機回路21の動作を、図7、図8は
移報回路22の動作を、図9、図10は主親機11に設
けられた制御装置31の動作をそれぞれ説明するフロー
チャートである。
【0038】親機回路21は、電源が投入されるとまず
RAM11やIF11〜18の初期化や初期値の設定を
行うと共に、自己が主親機か副親機かを判別し、その判
別結果をRAM11に記憶する等の初期設定を行う(S
501)。この主親機か否かの判別は、送受信回路TR
X12に制御装置31が接続されているか否かを、例え
ば、送受信回路TRX12から呼び出し信号を送出して
応答があるか否か、あるいは図示しないコネクタ部分に
接続検出スイッチを設け、このスイッチがオンしている
か否か等により行われる。なお、移報回路22、制御装
置31でも同様に初期設定が行われる(S701、S9
01) 次に、担当する非常電話機、例えば親機回路21が第1
副親機12の場合には、担当するブロック(グループ)
の非常電話機T21〜T2nのいずれかもしくは主親機
11から着信しているか否か判別し(S502)、着信
がない場合には(S502のN)、連動処理を行う必要
があるか、すなわち連動停止スイッチSW11が操作さ
れたか否か判別する(S503)。SW11が操作され
ていない場合には(S503のN)、自分が主親機か否
かRAM11を参照して判別する(S504)。
【0039】副親機12〜14の場合には(S504の
N)、S502に戻り、以後この動作を繰り返す。
【0040】主親機11の場合は(S504のY)、次
に副親機12〜14のいずれかの係員から不在代行の要
求依頼(S505)あるいは不在代行解除の要求依頼
(S506)があるか判別し、いずれの要求依頼もない
場合には(S505のN、S506のN)、S502に
戻る。
【0041】例えば、非常電話機T21の図示しない送
受話器が取り上げられるとともに、火災連絡のため電話
機に設けられた図示しない火災発信スイッチが操作され
ると、非常電話機T21から回線番号#2001と火災
発信信号が送出される。なお、業務連絡の際には、送受
話器を取り上げて図示しない業務連絡スイッチを操作す
ると、電話機T21から回線番号#2001と業務発信
信号が送出される。
【0042】交換機PBXは、電話機T21から回線番
号#2001を受信すると、第1副親機12の担当電話
機からと判別し、電話機T21の回線を第1副親機12
に接続すると共に#2001を通知する。
【0043】第1副親機12は、電話機T21からの回
線番号が着信すると(S502のY)、着信処理(S5
07)を行う。すなわち、回線番号と共に着信した火災
発信信号により火災着信であることを判別し(S601
のY)、#2001と火災着信である旨を表示部DPに
表示するとともに、回線切替回路CHを制御して着信し
た回線を通話可能状態にセットする。これにより副親機
12の送受話器TEと非常電話機T21との間で通話連
絡が行われ、火災情報の収集や消火や避難活動の指示が
行われる。同時に、着信した回線番号である#2001
がIF17を介して移報回路22に出力される。また、
不在モードの場合は主親機11への転送を行う。(S6
06) 移報回路22は、親機回路21から#2001を受信す
ると(S702のY)、ROM22のテーブルを参照し
て非常放送装置42の駆動すべき放送回路を選択する。
例えば、ROM22に#2001に対して駆動すべき放
送回路が51と52であると記憶されていると、それに
対応する制御用リレーR31とR32(図示せず)を動
作させ、そのメーク接点r31、r32(図示せず)を
メークさせ制御信号を出力させる(S721)。これに
より放送回路51と52(図示せず)は駆動され、図示
しない音声合成装置あるいはテープが動作してスピーカ
SP21、SP22(図示せず)から火災発生の通報や
避難の指示などを行う。
【0044】次ぎに、第1副親機12で非常放送設備の
連動停止をかけた場合について説明すると、この連動停
止は親機回路21の連動停止スイッチSW11を押すこ
とによって行われる。
【0045】SW11をオンすると、インタフェースI
F11はオン信号の割込を行い、これによりMPU1は
連動処理が行われたことを認識し(S503のY)、オ
ン信号の割込とRAM11に自己連動停止中の記憶がな
いことから連動停止操作が行われたことを判別し、移報
回路22に自己連動停止命令を出力するとともに、RA
M11に自己連動停止中を記憶する(S508のY、S
509)。
【0046】移報回路22は、親機回路21から自己連
動停止命令が入力すると、インタフェース24を介して
個別停止用リレーR2を動作させ、そのブレーク接点r
2をブレークさせるとともに、RAM21に自己連動停
止を記憶する。同時に、移報回路22は、送受信回路T
RX21を通じて主親機11の制御装置31に自己連動
停止中であることを示す信号を例えば副親機12のアド
レスを付加して送出する。制御装置31は、この信号を
受信すると、アドレス信号から第1副親機12からの自
己連動停止中信号と判別して、連動停止中灯L351を
点灯させ、主親機11側にも表示させる。(S711の
Y、S729) このような状態で#2001の非常電話機T21から火
災着信があると、上記説明のようにリレーR31、R3
2が動作してメーク接点r31、r32がメークする
(S502のY、S601のY、S606、S702の
Y、S721)。しかし、上記のようにR2のr2がブ
レークしているため、非常放送装置42には制御信号が
出力されず、非常放送の連動は行われない。
【0047】また、移報回路22は、TRX21を通
じ、第1副親機12が火災着信したことを示す信号をア
ドレスを付加する等して制御装置31に送出する(S7
21)。これにより、制御装置31は第1副親機12が
火災着信したことを判別し、火災着信中灯361を点灯
させ、主親機11側に第1副親機12が火災着信中であ
ることを報知する(S905のY、S924)。
【0048】そして、第1副親機12と非常電話機T2
1との間で通話が行われ、火災であることが確認され、
非常放送を行う必要が生じた場合には、第1副親機12
の親機回路21のSW11を操作する。これによりIF
11からオン信号の割込信号が出力され、MPU1はこ
の割込信号とRAM11の自己連動停止中の記憶とから
割込停止解除操作と判別し、移報回路22に自己停止解
除命令を出力すると共に、RAM11の自己連動停止中
の記憶をクリアする。(S503のY、S508のN、
S510) 移報回路22は、IF21を通じて自己停止解除命令が
入力すると、RAM21の自己連動停止の記憶をクリア
すると共に、R2の動作を停止させ、そのブレーク接点
r2をメイクさせる。この結果、上記の火災着信でメー
クされているメーク接点r31、r32を通じて非常放
送装置42の放送回路51、52に制御信号が入力し、
放送回路51、52が動作してスピーカSP21、22
より非常放送が自動的に行われる。また、制御装置31
に自己停止解除信号が送信され、連動停止中灯L351
が消灯される。(S712のY、S730) なお、上記説明は第1副親機12を例にして説明した
が、他の副親機13、14の場合も同様である。また、
主親機11の場合は、制御装置31への通報が行われ
ず、この部分の動作を除いて上記説明と同様である。
【0049】次ぎに副親機12〜14の非常放送設備の
連動、連動停止を主親機11側から制御する場合につい
て説明する。
【0050】例えば、主親機11側から第1副親機12
の連動を停止したい場合には、主親機11の親機回路2
1に接続された制御装置31の個別連動停止スイッチS
W341を押す。これにより、制御装置31は、個別連
動停止中灯L351が消灯状態でSW341が押された
ことにより第1副親機12に対する個別連動停止操作と
判別し、第1副親機12を指定して個別停止命令を送受
信回路TRX31を通じて送出すると共に、個別連動停
止中灯L351を点灯させる。(S991のY、S92
8) 第1副親機12の移報回路22は、TRX21を通じて
制御装置31から個別停止命令を受信すると、この個別
停止命令により個別停止用リレーR2を動作させ、その
ブレーク接点r2をブレークさせる。同時に、RAM2
1に制御装置31からの命令による個別連動停止中であ
ることを記憶すると共に、IF21を通じて親機回路2
1に個別連動停止中であることを出力する。これによ
り、親機回路21は、連動停止灯L21と優先灯L22
を点灯させ、主親機11側からの連動停止中であること
を表示する。(S709のY、S727) 一方、第1副親機12がSW21の操作により自己連動
停止状態にあり、これを主親機11側から解除して連動
状態に戻したい場合には、制御装置31の個別連動停止
スイッチSW341を押す。このとき、SW341に対
応する連動停止中灯L351が点灯しているので、制御
装置31は、SW341の操作を第1副親機12に対す
る個別停止解除操作と判別し、TRX31を通じ第1副
親機12を指定して個別停止解除命令を出力する。この
個別停止解除命令の送出によりL351は消灯する。
(S912のY、S929) 第1副親機12の移報回路22は、制御装置31から個
別停止解除命令を受信すると、個別停止用リレーR2の
動作を停止させ、そのブレーク接点r2をメイクさせ、
連動可能状態にセットする。また、個別停止解除中であ
ることをRAM21に記憶すると共に、親機回路21に
個別停止解除中であることを出力し、連動停止灯L11
を消灯させる。(S712のY、S730) 次ぎに、主親機11から全副親機12〜14を一斉に連
動状態、連動停止状態にする場合について説明する。
【0051】主親機11から第1〜第3の副親機12〜
14を強制的に連動状態にする場合には、制御装置31
の全連動スイッチSW321を押す。このSW321の
操作と全解除中灯L333の点灯あるいはRAM31に
全連動中の記憶がないことによりMPU3は全連動操作
と判別し、TRX31を通じて第1〜第3の全副親機1
2〜14に対して全連動命令を送出する。この際、制御
装置31では、全連動灯L331が点灯され、全解除中
灯L333が消灯されると共にRAM31に全連動中が
記憶され、個別連動停止スイッチSW341〜343に
よる個別連動停止及びその停止解除の入力が無効化さ
れ、個別連動停止中灯L351〜L352が消灯され
る。(S906のY、S925) 制御装置31から全連動命令を受信した副親機12〜1
4の各移報回路21は、全停止用リレーR1と個別停止
用リレーR2の動作を停止させ(R1またはR2が動作
している場合)るとともに、自己連動停止命令および個
別停止命令の記憶がクリアされリレーR2の動作を禁止
する。また、各親機回路21の連動停止灯L11が消灯
され、優先灯L12が点灯する。これにより、全副親機
12〜14は強制的に連動停止が解除され全連動状態に
セットされる。(S705のY、S724) 一方、主親機11から第1〜第3の副親機12〜14を
一斉に強制的に連動停止状態にする場合には、制御装置
31の全連動停止スイッチSW322を押す。このSW
322の操作と、全解除中灯L333または全連動灯L
331の点灯、もしくはRAM31に全連動停止中が記
憶されていないことによりMPU3は全連動停止操作と
判別し、TRX31を通じて第1〜第3の全副親機12
〜14に対して全連動停止命令を送出する。この際、制
御装置31では、全連動停止灯L332が点灯し全連動
灯L331と全解除中灯L333が消灯すると共にRA
M31に全連動停止中が記憶され、個別連動停止スイッ
チSW341〜343による個別連動停止及びその停止
解除の入力が無効化され、個別連動停止中灯L351〜
353が消灯される。(S907のY、S926) 制御装置31から全連動停止命令を受信した副親機12
〜14の各移報回路21は、全停止用リレーR1を動作
させ、そのブレーク接点r1をブレークさせるととも
に、各親機回路21の連動停止灯L11と優先灯L12
を点灯させる。同時にすでに個別停止命令を受信してい
た副親機では個別停止命令が解除され、個別停止用リレ
ーR2は動作を停止し、ブレーク接点r2をメークさせ
る。これにより、全副親機12〜14では、強制的に全
連動停止状態にセットされる。(S706のY、S72
5) そして、この全連動状態あるいは全連動停止状態を解除
する場合には、制御装置31の全解除スイッチSW32
3を押す。このSW323の操作と、L331またはL
332の点灯、もしくはRAM31に全連動中または全
連動停止中が記憶されていることによりMPU3は全解
除操作と判別し、全副親機12〜13にTRX3を通じ
て全解除命令を送出する。また、点灯していたL331
またはL332を消灯させ、L333を点灯させると共
に、RAM31の全連動中または全連動停止中の記憶を
クリアさせる。(S908のY、S927) 副親機12〜14の各移報回路22は、全解除命令の受
信により、リレーR1の動作が停止され、ブレーク接点
r1がメークされるとともに、各副親機12〜14の親
機回路21の優先灯L12が消灯される。これにより、
各副親機12〜14では、主親機11側による強制連動
または強制連動停止が終了したことが報知される。(S
707のY、S726) なお、全連動状態または全連動停止状態になると、制御
装置31の個別停止スイッチSW341〜343の入力
ならびに各副親機12〜14の連動停止スイッチSW1
1の入力は、全解除命令を受けるまですべてキャンセル
される(S708、S909)。
【0052】次ぎに、不在モードについて、第1副親機
12を不在モードにする例により説明する。
【0053】第1副親機12の係員が所用で席を外す場
合、その係員は副親機12の親機回路21の操作部OP
に設けられたテンキーを操作して主親機11の係員を呼
び出し、席を外して不在になるので主親機側で親機を代
行してもらいたい旨、連絡する。(S505のY) 連絡を受けた主親機11側の係員は親機回路21の操作
部OPのテンキーを操作して第1副親機12が不在とな
る旨のコードを入力する。これにより、MPU1はTR
X11を通じて第1副親機12を呼び出すと共に、不在
切換命令を送信する。(S511) 第1副親機12のMPU2は、主親機11から呼び出さ
れ不在切換命令を受信したことを判別すると、RAM2
1に不在モードを記憶すると共に、表示部DPに不在モ
ード中であることを表示する。また、移報回路21に不
在モード信号を出力し、移報回路21から主親機11の
制御装置31に不在モード信号を送信させる。これによ
り、副親機12は不在モードに移行する。(S502の
Y、S604のY、S608、S703のY、S72
2) 制御装置31は、第1副親機12の移報回路21から不
在モード信号を受信したことを判別すると、不在中灯L
371を点灯させる。これにより、第1副親機12が不
在モードに移行したことが識別される(S903のY、
S922)。
【0054】そして、不在モードに移行した第1副親機
12は、非常電話機T21〜T2nのいずれかから火災
着信あるいは業務着信を検出すると、直ちに着信した回
線を主親機11に転送する(S601のY、S606、
S602のY、S607)。転送された主親機11側で
は、親機回路21が転送された回線の着信処理を行う
(S606、S607)。そして、火災着信の場合に
は、制御装置31を通じて第1副親機12の移報回路2
2に火災着信のあった回線番号を送信し、その回線番号
に対応した放送回路に制御信号を出力させ、非常放送を
自動的に放送させる(S606、S902のY、S92
1、S702のY、S721)。
【0055】また、第1副親機12の係員から不在モー
ドを解除したい旨の連絡が業務着信により連絡があった
場合には、主親機11の係員は操作部OPのテンキーか
ら不在解除のコードを入力し、第1副親機12に不在解
除命令を送出する(S506のY、S512)。第1副
親機12は、不在解除命令を受信すると、不在モードを
クリアすると共に、移報回路22を通じて制御装置31
に不在終了信号を送信する(S605のY、S609、
S704のY、S723)。これにより、制御装置31
の不在中灯L371が消灯され、第1副親機12の不在
状態が終了したことが識別される(S905のY、S9
23)。
【0056】なお、副親機側が不在の際に、副親機が着
信した電話を主親機に転送するようにしたが、主親機へ
の転送処理を副親機でなくPBXで行うようにしても良
い。この場合には、例えば上記実施例において、S51
1およびS512の処理で不在切換命令あるいは不在解
除命令をPBXにも送信し、これによりPBXは不在モ
ードに設定された副親機に対する着信信号を自動的に主
親機に接続するようにすればよい。
【0057】ところで、上記実施例では、副親機12〜
14の各移報回路22と制御装置31との間の、全連
動、全連動停止、全解除、個別連動停止、個別停止解除
などの命令やその他の信号の伝送を専用線によって行う
ようにしたが、非常電話線とPBXを介してシリアル伝
送するようにしても良い。
【0058】更に、非常放送設備と連動する被制御機器
は、上記実施例の非常放送設備に限定されず、他の機
器、例えば避難誘導灯、防排煙機器等であっても良い。
【0059】また、親機回路、移報回路、制御装置の回
路構成は上記実施例に限定されず、例えば移報回路にお
いて全停止用リレーR1と個別停止用リレーR2を1つ
のリレーに統合しても、あるいは、個別停止用リレーR
2を更に個別命令用のリレーと自己命令用のリレーに分
けても良く、移報回路と警報装置をリレーなどで構成す
るようにしても良い。更に、親機回路と移報回路とを一
体に構成しても、あるいは警報装置の回路をも一体に構
成しても良く、また親機回路と移報回路をそれぞれ別の
ケースに入れケーブルで接続するようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】この発明の非常電話設備は、複数の非常
電話機が接続される非常電話用電話交換機と;前記非常
電話用電話交換機に接続されるとともに、前記複数の非
常電話機が複数のグループに分けられ、それぞれ異なる
特定のグループの複数の非常電話機から着信する複数の
親機と;からなり、前記親機の各々にはそれぞれに接続
される被制御機器を連動動作させる連動動作手段が設け
られ;前記複数の親機は1台の主親機と他の副親機とに
分けられ;前記主親機と副親機には、それぞれ接続され
た被制御機器の連動動作を停止させる自己停止手段が設
けられ;前記主親機には、前記副親機に対して被制御機
器の連動あるいは連動停止を命令する連動制御手段が設
けられ;前記副親機には前記連動制御手段からの命令に
よって自己に接続された被制御機器を連動または連動停
止させる移報手段が設けられ;たことを特徴としてい
る。
【0061】また、複数の非常電話機が接続される非常
電話用電話交換機と;前記非常電話用電話交換機に接続
されるとともに、前記複数の非常電話機が複数のグルー
プに分けられ、それぞれ異なる特定のグループの複数の
非常電話機から着信する複数の親機と;からなり、前記
複数の親機は、1台の主親機と他の副親機とに分けら
れ;前記主親機には、前記副親機を指定して不在モード
設定及び不在モード解除の命令を送出する不在モード制
御手段が設けられ;前記副親機または前記非常電話用交
換機には、自己または副親機を指定して前記主親機から
不在モード設定命令を受信したときには、前記非常電話
機からの着信を前記主親機に転送させ、不在モード解除
命令を受信したときには、前記主親機への転送を解除す
る不在転送手段が設けられ;たことを特徴としている。
【0062】これにより、主親機側から副親機の被制御
機器に対する連動/連動停止の操作が可能となる。ま
た、副親機側の係員が不在となるときに主親機側から副
親機の不在モードを設定及び解除するので、副親機側か
らの一方的な不在転送を防止できる。
【0063】また、前記各親機は、前記非常電話機から
の着信を処理する着信処理機能を有する親機回路部と、
前記被制御機器を連動制御するとともに前記移報手段を
有する移報回路部と、更に、前記不在モード制御手段と
を備えた親機本体部からなり、前記主親機は前記親機に
前記連動制御手段を備えた制御装置を接続することによ
り構成されることを特徴としている。
【0064】これにより、主親機と副親機とに同一構成
の親機を使用することができるとともに、制御装置を親
機に付加するだけで主親機とすることができ、任意の親
機を主親機にすることもできる。
【0065】また、前記連動制御手段は、全部の副親機
に対して連動あるいは連動停止の命令を送出する第1の
手段と、特定の副親機を指定してに対して連動あるいは
連動停止の命令を送出する第2の手段とからなることを
特徴としている。
【0066】したがって、主親機から副親機に対する連
動あるいは連動停止の命令送出が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による非常電話設備の1実施例
の系統図である。
【図2】図2は、本発明による非常電話設備の主親機と
副親機に使用される親機回路の1実施例のブロック図で
ある。
【図3】図3は、本発明による非常電話設備の主親機と
副親機に使用される移報回路の1実施例のブロック図で
ある。
【図4】図4は、本発明による非常電話設備の主親機に
使用される制御装置の1実施例のブロック図である。
【図5】図5は、図2の親機回路の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】図6は、図5のフローチャートの続きである。
【図7】図7は、図3の移報回路の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】図8は、図7のフローチャートの続きである。
【図9】図9は、図4の制御回路の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図10】図10は、図9のフローチャートの続きであ
る。
【符号の説明】
T11〜T4n 非常電話機 PBX 非常電話用交換機 11 主親機 12〜14 副親機 21 親機回路 SW11 連動停止スイッチ L11 連動停止灯 L12 優先灯 OP 操作部 DP 表示部 TE 送受話器 22 移報回路 R1 全停止用リレー R2 個別停止用リレー R31〜R3n 制御用リレー 31 制御装置 SW321 全連動スイッチ SW322 全連動停止スイッチ SW323 全解除スイッチ SW341〜SW343 個別連動停止スイッチ L331 全連動灯 L332 全連動停止灯 L333 全解除中灯 L351〜L353 個別の連動停止中灯 L361〜L363 個別の火災着信灯 L371〜L373 個別の不在中灯 51〜5n 被制御機器の一例としての放送回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/54 H04M 3/54 H04Q 3/58 101 H04Q 3/58 101 (72)発明者 藤原 ▲玄▼一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 阪田 哲 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 井上 健男 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内 (72)発明者 志田 東吾 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内 (72)発明者 浅野 辰己 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内 (72)発明者 安河内 徹 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の非常電話機が接続される非常電話用
    電話交換機と;前記非常電話用電話交換機に接続される
    とともに、前記複数の非常電話機が複数のグループに分
    けられ、それぞれ異なる特定のグループの複数の非常電
    話機から着信する複数の親機と;からなり、 前記親機の各々にはそれぞれに接続される被制御機器を
    連動動作させる連動動作手段が設けられ;前記複数の親
    機は1台の主親機と他の副親機とに分けられ;前記主親
    機と副親機には、それぞれ接続された被制御機器の連動
    動作を停止させる自己停止手段が設けられ;前記主親機
    には、前記副親機に対して被制御機器の連動あるいは連
    動停止を命令する連動制御手段が設けられ;前記副親機
    には前記連動制御手段からの命令によって自己に接続さ
    れた被制御機器を連動または連動停止させる移報手段が
    設けられ;たことを特徴とする非常電話設備。
  2. 【請求項2】前記各親機は、前記非常電話機からの着信
    を処理する着信処理機能を有する親機回路部と、前記被
    制御機器を連動制御するとともに前記移報手段を有する
    移報回路部とを備えた親機本体部からなり、前記主親機
    は前記親機に前記連動制御手段を備えた制御装置を接続
    することにより構成されることを特徴とする請求項1記
    載の非常電話設備。
  3. 【請求項3】複数の非常電話機が接続される非常電話用
    電話交換機と;前記非常電話用電話交換機に接続される
    とともに、前記複数の非常電話機が複数のグループに分
    けられ、それぞれ異なる特定のグループの複数の非常電
    話機から着信する複数の親機と;からなり、 前記複数の親機は、1台の主親機と他の副親機とに分け
    られ;前記主親機には、前記副親機を指定して不在モー
    ド設定及び不在モード解除の命令を送出する不在モード
    制御手段が設けられ;前記副親機または前記非常電話用
    交換機には、自己または副親機を指定して前記主親機か
    ら不在モード設定命令を受信したときには、前記非常電
    話機からの着信を前記主親機に転送させ、不在モード解
    除命令を受信したときには、前記主親機への転送を解除
    する不在転送手段が設けられ;たことを特徴とする非常
    電話装置。
  4. 【請求項4】複数の非常電話機が接続される非常電話用
    電話交換機と;前記非常電話用電話交換機に接続される
    とともに、前記複数の非常電話機が複数のグループに分
    けられ、それぞれ異なる特定のグループの複数の非常電
    話機から着信する複数の親機と;からなり、 前記親機の各々にはそれぞれに接続される被制御器機を
    連動動作させる連動動作手段が設けられ;前記複数の親
    機は1台の主親機と他の副親機とに分けられ;前記主親
    機と副親機には、それぞれ接続された被制御機器の連動
    動作を停止させる自己停止手段が設けられ;前記主親機
    には、前記副親機に対して被制御機器の連動あるいは連
    動停止を命令する連動制御手段と、前記副親機を指定し
    て不在モード設定及び不在モード解除の命令を送出する
    不在モード制御手段と、とが設けられ;前記副親機に
    は、前記連動制御手段からの命令によって自己に接続さ
    れた非常放送装置を連動または連動停止させる移報手段
    が設けられ;前記副親機または前記非常電話用交換機に
    は、自己または副親機を指定して前記主親機から不在モ
    ード設定命令を受信したときには、前記非常電話機から
    の着信を前記主親機に転送させ、不在モード解除命令を
    受信したときには、前記主親機への転送を解除する不在
    転送手段と、とが設けられ;たことを特徴とする非常電
    話設備。
  5. 【請求項5】前記各親機は、前記非常電話機からの着信
    を処理する着信処理機能を有する親機回路部と、前記被
    制御機器を連動制御するとともに前記移報手段を有する
    移報回路部と、前記不在モード制御手段とを備えた親機
    本体部からなり、前記主親機は前記親機に前記連動制御
    手段を備えた制御装置を接続することにより構成される
    ことを特徴とする請求項4記載の非常電話設備。
  6. 【請求項6】前記連動制御手段は、全部の副親機に対し
    て連動あるいは連動停止の命令を送出する第1の手段
    と、特定の副親機を指定して連動あるいは連動停止の命
    令を送出する第2の手段とからなることを特徴とする請
    求項1、2、4または5に記載の非常電話設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002251677A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 広域型自動火災報知システム
JP2020166474A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 能美防災株式会社 火災報知システム、分散型火災報知システム、火災受信機、及び電話中継器

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