JPH09321237A - 強誘電体膜を有する不揮発性半導体記憶装置及び強誘電体膜を有するキャパシタ及びその製造方法 - Google Patents

強誘電体膜を有する不揮発性半導体記憶装置及び強誘電体膜を有するキャパシタ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09321237A
JPH09321237A JP8133030A JP13303096A JPH09321237A JP H09321237 A JPH09321237 A JP H09321237A JP 8133030 A JP8133030 A JP 8133030A JP 13303096 A JP13303096 A JP 13303096A JP H09321237 A JPH09321237 A JP H09321237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferroelectric film
film
ferroelectric
capacitor
elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8133030A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisami Okuwada
久美 奥和田
Hiroshi Mochizuki
博 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8133030A priority Critical patent/JPH09321237A/ja
Publication of JPH09321237A publication Critical patent/JPH09321237A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エッチング等のプロセス工程を経た後でも、強
誘電体膜の特性劣化を抑制し、かつ、信頼性の高い強誘
電体を利用した不揮発性半導体装置を提供する事であ
る。 【解決手段】本発明は、MFMIS、MFIS構造の電
界効果型強誘電体素子、もしくはMFM構造のキャパシ
タを有した強誘電体素子の強誘電体膜に、Ho、Co、
Cr、Dy、W、Y、V、Sm、Gd元素の少なくとも
一つを含有した鉛を含むペロブスカイト構造化合物であ
る事を特徴とする。また、上記強誘電体膜は、Ho、C
o、Cr、Dy、W、Y、V、Sm、Gd元素の少なく
とも一つを含有したBiを含むビスマス層状化合物でも
良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体膜を用い
た不揮発性半導体記憶装置に関し、特に強誘電体膜の材
料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等に使用される記憶装置
(メモリ)には、大きく分けてDRAM(Dynami
c−Read−Access−Memory)等の揮発
性記憶装置とSRAM(Static−RAM)、EE
PROM(Electrically−Erasabl
e−Programmable−Read−Only−
Memory)、FLASHメモリ等の不揮発性記憶装
置の二種類ある。
【0003】コンピュータのメインメモリ等は不揮発性
である事よりも高速性や高集積性が求められる事が一般
的である。しかし、PDA(Personal−Dat
e−Assistant)に代表される携帯用コンピュ
ータでは、レジューム機能(一度電源をオフにし、次に
電源をオンにした際には、オフした状態が瞬時に再現で
きる機能)が重要であると考えられている。これを実現
するためには、メインメモリが不揮発性記憶装置である
必要がある。
【0004】不揮発性記憶装置であるSRAMは非常に
高速に動作するが集積度が悪い。また、EEPROM、
FLASHメモリはトンネル酸化膜と呼ばれる絶縁膜を
介してフローティングゲートに電子を注入したり、引き
抜いたりする事により情報を記憶するため、絶縁膜の破
壊(疲労)により、不揮発性半導体記憶装置の特性が劣
化してしまう。また、EEPROM、FLASHメモリ
はその動作原理上少なくとも三種類の電源電圧が必要と
なり、消費電力が増大してしまう。
【0005】そこで、高集積性、低消費電力、かつ、疲
労特性の良好な不揮発性記憶装置として強誘電体膜を利
用した不揮発性記憶装置が注目されている。強誘電体膜
は、電界が印可された時、一旦発生した分極がこの電界
が印可されなくなっても残留し、前記電界とは反対方向
の向きに、ある程度以上の強さの電界を印可した時に分
極の向きが反転する特性(ヒステリシス特性)を有して
いる。現在、この特性を利用した不揮発性記憶装置が開
発されている。
【0006】強誘電体膜の強誘電性を利用した不揮発性
記憶装置は、低消費電力の汎用不揮発性記憶装置の他
に、非接触カード(RFID:Radio Frequ
ency Identification)等の応用が
期待されている。また、この不揮発性記憶装置には、M
FM(電極材層−強誘電体膜−電極材層)構造をMOS
トランジスタの上に層間絶縁膜を介して構成するものが
実用化されている。また、非破壊記憶装置としてMFM
IS(電極材層−強誘電体−電極材層−絶縁膜−半導
体)、MFIS(電極材層−強誘電体−絶縁膜−半導
体)、MFS(電極材層−強誘電体−半導体)構造の電
界効果型強誘電体素子が提案されている。
【0007】Pbを有したペロブスカイト構造の化合物
(例えば、Pb(Zr、Ti)O3:チタン酸ジルコン
酸鉛、(Pb、La)(Zr、Ti)O3:チタン酸ジ
ルコン酸ランタン鉛)、もしくはBiを含んだビスマス
層状化合物(例えば、SrBi2(Nb、Ta)2O
9:タンタル酸ニオブ酸ストロンチウムビスマス)を強
誘電体膜として利用したMFM構造の不揮発半導体記憶
装置を半導体基板上に形成し、強誘電体特性の評価を行
う。この場合、不揮発性半導体記憶装置を構成し得る優
れたスイッチング特性、すなわち、十分大きいスイッチ
ング電荷量、電界の向きに対するスイッチイング電荷量
の良好な対称性等を有している事が数多く報告されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不揮発
性半導体装置を製造するためには、M(金属電極)−F
(強誘電体)−M(金属電極)を積層形成した後にエッ
チング工程、酸化膜形成工程、コンタクト形成工程、配
線配置工程など種々のプロセス工程を経なければならな
い。
【0009】強誘電体膜は、これらのプロセス工程を経
るたびに、水素等の不純物混入、雰囲気ガスによる還元
等の化学的ダメージ、多層構造によるストレスダメージ
等の影響を受け、強誘電体膜内で酸素空孔の増加、結晶
欠陥の増加、不純物イオンの移動等が発生する。
【0010】この為、強誘電体膜のスイッチング電荷量
の低下、対称性の低下が起こり、不揮発性記憶装置とし
ての機能が著しく低下してしまう。この機能低下を回復
するためには、酸素アニールが有効である事が知られて
いるが、CMOS部分の性能低下を伴うため、高温での
アニールが出来ない。
【0011】本発明は、以上の様な問題を鑑み、エッチ
ング等のプロセス工程を経た後でも、強誘電体膜の特性
劣化を抑制し、かつ、信頼性の高い強誘電体を利用した
不揮発性半導体装置を提供する事を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、MFMIS、
MFIS構造の電界効果型強誘電体素子、もしくはMF
M構造のキャパシタを有した強誘電体素子の強誘電体膜
に、Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、Sm、Gd
元素の少なくとも一つを含有した鉛を含むペロブスカイ
ト構造化合物である事を特徴とする。
【0013】また、上記強誘電体膜は、Ho、Co、C
r、Dy、W、Y、V、Sm、Gd元素の少なくとも一
つを含有したBiを含むビスマス層状化合物でも良い。
また、MFS構造の電界効果型強誘電体素子の場合に
は、誘電体膜にHo、Co、Cr、Dy、W、Y、V、
Sm、Gd元素の少なくとも一つを含有したBiを含む
ビスマス層状化合物を使用した事を特徴とする。
【0014】また、強誘電体膜を形成する際、0以上2
00℃の温度において強誘電体膜となる薄膜を形成した
後、熱処理を行い前記薄膜を結晶化させる事により強誘
電体膜を形成する事を特徴とする。
【0015】本発明は、以上の様に構成されているの
で、不揮発性半導体装置を形成するための種々の工程を
経ても、強誘電体膜内での酸素空孔の増加、結晶欠陥の
増加、不純物イオンの移動等の発生を抑制する事が出来
る。また、強誘電体膜を形成する際、0以上200℃以
下と言う低温での強誘電体膜を形成する事により、強誘
電体膜の成分を安定させる事が出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら詳細に
第一の実施形態を説明する。図1にトランジスタ一つ、
キャパシタ一つ(1T1C)からなるMFM構造のキャ
パシタを有した強誘電体メモリセルの等価回路を示し
た。ここで、Cは強誘電体膜を電極間絶縁膜に使用した
情報記録用キャパシタを、Qは前記キャパシタを充電も
くは放電させるための電荷転送用トランジスタを示して
いる。また、WLは前記情報転送用トランジスタのゲー
ト電極に接続されたワード線を、BLは前記トランジス
タQを介して前記キャパシタCの一方の電極に接続され
たビット線を、PLは前記キャパシタCの他方の電極に
接続されたプレート線を示している。ワード線WLはワ
ード線用ロウデコーダ(図示せず)からワード線信号が
供給され、プレート線PLはプレート線用プレートデコ
ーダ(図示せず)からプレート線信号が供給されてい
る。
【0017】次に、1T1Cからなる強誘電体を利用し
た不揮発性半導体記憶素子の動作原理を説明する。書き
込み動作を図2に、読み込み動作を図3に、強誘電体膜
のヒステリシス特性を図4に示している。
【0018】初めに、強誘電体を利用した不揮発性半導
体記憶素子の書き込み動作を説明する。図2(1)に示
すように、ビット線BL、ワード線WL、プレート線P
Lを“L”(例えば、0V)に設定し、キャパシタCに
電荷が蓄積されていな状態(分極が発生していない状
態)と仮定する。これは図4のヒステリシス曲線におけ
るaの状態に相当する。
【0019】次に、図2(2)に示すように、ワード線
WLとビット線BLを“H”(例えば5V)に設定し、
プレート線PLは“L”のままにする。この時、ワード
線WLが“H”なので情報転送用トランジスタQがON
となり、キャパシタCに電圧が印可され、図2(2)に
示す向き(下向き)に分極が発生する。これは図4にお
けるbの状態に相当する。
【0020】次に、図2(3)に示すように、ワード線
WLとビット線BLを“L”に戻すと、情報記録用キャ
パシタCの両端には電位差がないのでキャパシタCに発
生した分極の向きには変化はない。この状態は図4のc
の状態に相当し、発生した分極は残留分極Prとしてキ
ャパシタCに保持される。
【0021】以上に様に、情報記録用キャパシタCの両
端に所定の電圧を印可し、分極を発生させる事により
“0”、“1”に対応した情報を情報記録用キャパシタ
Cに書き込む。
【0022】次に、図3を用いて、読み出し動作を説明
する。図3(1)に示すように、ワード線WL、ビット
線BL、プレート線PLを“L”に設定し、情報記録用
キャパシタCに下向きの分極が発生している仮定する。
【0023】次に、図3(2)に示されるように、ビッ
ト線BLを“L”のままにし、ワード線WLとプレート
線PLを“H”に設定すると、キャパシタCの両端に電
圧が印可され分極の向きが反転(下向きから上向きに反
転)する。この時のビット線BLに発生する電位の変化
は、一組のビット線BLとプレート線PLに接続された
センスアンプ(図示せず)によりセンス増幅され、ビッ
ト線BLとプレート線PLはそれぞれ5V、0Vに設定
される。このセンスアンプの出力に基づいて読みだしデ
ータの“0”、“1”を読み出すことが出来る。
【0024】次に、図3(3)に示すように、ワード線
WLが“H”のままに設定され、ビット線BLとプレー
ト線PLはセンスアンプによりそれぞれ5V,0Vに設
定されたとする。前述のデータ読みだしの際に記録され
ていたデータが破壊(分極の向きが反転する)される
が、ビット線BLが5Vに、プレート線PLが0Vに設
定されるので、情報記録用キャパシタCに発生する分極
の向きは再び反転する。すなわち、記録されていた情報
(分極の向き)が回復する。
【0025】以上に様にして、情報記録用キャパシタC
の強誘電体膜に発生する分極の向きに対応した“0”も
しくは“1”の記録を読み出す事が可能である。以上
は、MFM構造のキャパシタを有した不揮発性半導体記
憶装置であるが、その他にも、図5、図6、図7に示さ
れるように、MFMIS構造、MFIS構造、MFS構
造の不揮発性半導体記記憶装置も考案されている。
【0026】また、図8は、図1に示されたMFM構造
のキャパシタを有したメモリセルの集積回路上の断面図
を示している。図8に示されるように、半導体基板1に
通常のLOCOS法により素子間分離絶縁膜2を形成
し、その後にソースまたはドレインとして使用する拡散
層4、ゲート絶縁膜3、ゲート電極22を形成する事に
よりMOSトランジスタ20を形成する。
【0027】この後、このMOSトランジスタ20を被
覆するように、CVD法等を用いて絶縁膜(例えば、二
酸化シリコン)からなる層間絶縁膜5を堆積する。次
に、メモリセルの情報記録用キャパシタ部分の形成を説
明する。まず初めに、前記層間絶縁膜5の上に連続スパ
ッタによりTi/Ptからなる下部電極膜11を成膜す
る。
【0028】次いで、厚さ200nmの強誘電体膜12
をゾルゲル法にて成膜した後、一回目の酸素中780℃
のRTAアニールを行う。その後、この強誘電体膜12
の上にPtからなる上部電極13をスパッタ法により成
膜した後、二回目の酸素中650℃のアニールを行う。
【0029】次ぎに、これら積層された下部電極膜11
及び強誘電体膜12及び上部電極膜13を、RIE法に
より、所定の形状にパターニングする事により下部電極
膜11、強誘電体膜12、上部電極膜13からなるMF
M構造のキャパシタ10を形成した後、三回目の酸素中
550℃のアニールを行う。
【0030】次ぎに、前記キャパシタ10を被覆するよ
うに絶縁膜15をCVD法により堆積させ、次いで、R
IE法によりMOSトランジスタのソース及びドレイン
として使用する拡散層4の一方と、キャパシタ10の上
部電極13と、下部電極11とを露出させる事によりコ
ンタクト孔を形成した後、四回目の酸素中550℃アニ
ールを行う。
【0031】次ぎに、拡散層4の一方と上部電極13と
を接続する為の内部配線31(A)と、下部電極11か
らの引き出し電極となる内部配線31(B)を形成し、
素子全体にパッシベーション膜6を堆積する。
【0032】その後に、RIE法によりパッシベーショ
ン膜6にコンタクト孔を形成し、アルミニウムからなる
外部配線33をバリア層32を介して形成する事により
不揮発性記憶装置が形成される。
【0033】また、MOSトランジスタのゲート電極2
2はワード線として、内部配線31(B)はプレート線
として使用される。ここで、四回のアニール処理のう
ち、一回目は強誘電体膜結晶化のための熱処理であり、
二回目は強誘電体膜12と上部電極13との界面状態を
下部電極と強誘電体膜とのそれと同様にする為の熱処理
であり、三回目及び四回目の熱処理はキャパシタ10の
特性回復の為のものである。
【0034】また、強誘電体膜の材質に、従来使用され
ているチタン酸ジルコン酸ランタン鉛(以下、PLZT
と言う)に代えて、PLZTに不純物Mxを導入したも
のを使用した。ここで、MxはHo、Co、Cr、D
y、W、Y、V、Sm、Gd、DyαCoβ、YαSm
βGdγ、HoαMnβである。
【0035】また、初期キャパシタ特性である二回目の
熱処理後と、パッシベーション膜6を形成した後で、電
荷測定可能な大きさの独立キャパシタのスイッチング電
荷量の変化を比較したものを図9に示した。
【0036】図9に示されるように、強誘電体膜が通常
のPLZT(すなわち、Mx=0)の時、二回目の熱処
理後と、パッシベーション膜形成後の電荷量はそれぞれ
22(μc/cm2)、12(μc/cm2)となり、
低下率は−45%、非対称性増加率は73%、記録保持
不良率7.0%であった。
【0037】一方、Mx=Ho0.002の時、二回目
の熱処理後と、パッシベーション膜形成後の電荷量はそ
れぞれ20(μc/cm2)、17(μc/cm2)と
なり、低下率は−15%、非対称性増加率は50%、記
録保持不良率0.5%であった。
【0038】また、Hoの以外にも図9に示される元素
をPLZTに混入した場合にもほぼ同様の傾向が見られ
た。また、得られたメモリ素子は5Vで駆動でき、10
E9回以上の疲労特性を示した。すなわち、強誘電体膜
に電圧を印可して自発分極の向きを10E9回以上反転
させても残留分極率等の劣化は見られなかった。
【0039】また、図9に示される元素の組成、Pb
1.05La0.05(Zr0.65Ti0.35)M
xO3は、強誘電体膜を形成する際の出発組成であり、
最終的な組成ではない。しかし、最終的なPLZTの組
成に図9に示される元素が含まれるのは確かである。
【0040】また、メモリ素子形成後に配線及びMFM
構造のキャパシタエッチング除去し、MOSトランジス
タを取り出し、成分分析を行ったところ強誘電体膜の成
分の拡散は見られなかった。
【0041】また、本実施形態はMFM構造を有するキ
ャパシタで説明したが、上述のMFMIS構造(図5参
照)、MFIS構造(図6参照)の電界効果型メモリ素
子にも適用する事が出来る。
【0042】また、強誘電体膜と上部及び下部電極との
密着性が悪いと、その部分に水等が浸入してし、密着性
の悪い部分で余分なキャパシタを形成してしまい、メモ
リセルが不良になってしまう事がある。しかし、PLZ
Tに混入する元素の内、特に、Co、Cr、Yは強誘電
体膜に接する上部及び下部電極との密着性が良いので、
上記の様な問題を抑制する事が出来る。
【0043】また、混入する元素Ho、Co、Cr、D
y、W、Y、V、Sm、Gd、DyαCoβ、YαSm
βGdγ、HoαMnβの添加量は、前記金属元素の
0.05mol%以上10.0mol%以下が望まし
い。なぜなら、元素の添加量が0.05mol%未満で
は特性の向上効果が小さく、一方、10.0mol%を
越えるとスイッチング電荷量の初期値が小さくなってし
まう。
【0044】また、上述の様に、強誘電体膜は、エッチ
ング等のプロセス工程を経るたびに、水素等の不純物混
入、雰囲気ガスによる還元等の化学的ダメージ、多層構
造によるストレスダメージ等の影響を受け、強誘電体膜
内に、酸素空孔の増加、結晶欠陥の増加、不純物イオン
の移動等が発生する。
【0045】しかし、強誘電体膜となるPLZTに混入
する元素Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、Sm、
Gd、DyαCoβ、YαSmβGdγ、HoαMnβ
は、酸素空孔、結晶欠陥の増加、不純物イオンの移動等
を抑制する作用がある為、強誘電体膜の特性の劣化(ス
イッチング電荷量の低下等)を抑制することが出来ると
考えられる。
【0046】以上のことから、PLZTと同じ鉛を含む
ペロブスカイト構造を有するPZT等にも同じ効果が得
られる。また、図9にはHo、Co、Cr、Dy、W、
Y、V、Sm、Gd、DyαCoβ、YαSmβGd
γ、HoαMnβの場合の測定値しか記載していない
が、混入する元素はHo、Co、Cr、Dy、W、Y、
V、Sm、Gdの内一つを含んでいれば上記と同様の効
果を有する。
【0047】本実施形態は以上のように構成されている
ので、通常のPLZTにHo、Co、Cr、Dy、W、
Y、V、Sm、Gdの内の少なくとも一つの元素を混入
させた場合、従来起きていた熱処理後のスイッチング電
荷量の低下を抑制する事が出来、かつ、記録保持不良率
を低減できるので、歩留まりの高いメモリセルの製造が
可能となる。
【0048】次ぎに、第二の実施形態を図を参照しなが
ら詳細に説明する。図10は、図8と同様に、MFM構
造のキャパシタの有する不揮発性半導体記憶装置を示し
ている。
【0049】本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置
は、ソース及びドレインとして使用する拡散層4とゲー
ト電極となる22とゲート絶縁膜3とから構成されるM
OSトランジスタ20と、前記MOSトランジスタ20
の一方の拡散層4とタングステンプラグ21と介して電
気的に接続された下部電極11、強誘電体膜12、上部
電極13からなるMFM構造キャパシタ10と、他方の
拡散層に接続された内部配線34とから構成されてい
る。
【0050】また、ゲート電極22はワード選択線、内
部配線34はビット選択線として使用し、下部電極及び
上部電極の材質にはIrを、下部電極11とタングステ
ンプラグ21との間にはバッファ層25のはTiNを使
用する。
【0051】次ぎに、この不揮発性半導体装置の製造工
程を説明する。まず初めに、半導体基板1に通常のLO
COS法により素子間分離絶縁膜2を形成し、ゲート絶
縁膜3、ゲート電極22、拡散層4からなるMOSトラ
ンジスタ20を形成する。
【0052】その後、このMOSトランジスタ20を層
間絶縁膜により被膜し、異方性エッチング法(RIE
法)を用いて片方の拡散層4にコンタクト孔を開け、こ
のコンタクト孔にタングステン、TiNを埋め込む。
【0053】次いで、金属電極11を形成した後、スパ
ッタ法を用いて厚さ180nmPb1.08La0.0
2(Zr0.62Ti0.38)Y0.005O3の強
誘電体膜12を形成し、その後、酸素中850℃でRT
Aアニールを行う。その後の工程は第一の実施形態に準
ずる。
【0054】本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、
第一の実施形態と事なり、MFM構造のキャパシタ10
が、ゲート電極20の上方に形成されているので、メモ
リセルの占有面積を30%削減する事が出来る。
【0055】また、当該メモリセルは3Vで駆動でき、
1012回以上の耐疲労特性を示した。また、このメモ
リセルは120℃4時間の記録保持不良が1.2%であ
った。
【0056】本実施形態は、第一の実施形態と同様に、
PLZTに不純物元素Yを混入している為に、以上の様
な特性の向上が見られた。また、Pb1.08La0.
02(Zr0.62Ti0.38)Y0.005O3を
スパッタ法で180nm形成するかわりに、Biを含む
ビスマス層状化合物であるSrBi2(Ta0.9Nb
0.1)2Cr0.005O9を150nm形成した。
その場合、当該メモリセルは1.8Vで駆動でき、10
13回以上の耐疲労特性を示した。
【0057】また、強誘電体膜の出発原料をSrBi2
Ta2MxO9として使用し、二回目の熱処理後と、パ
ッシベーション後の強誘電体膜の特性(スイッチング電
荷量等)の実験結果を図11に示した。
【0058】図11に示すように、SrBi2Ta2M
xO9に元素Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、S
m、Gd、DyαCoβ、YαSmβGdγ、HoαM
nβを混入した場合、スイッチング電荷量の低下率、非
対称性増加率、記録保持不良率において、良い結果が得
られる。また、当該不揮発性半導体記憶装置は3Vで駆
動できた。
【0059】また、図11に示される元素の組成、Sr
Bi2Ta2MxO9は、強誘電体膜を形成する際の出
発組成であり、最終的な組成ではない。しかし、SrB
i2Ta2O9に図11に示される元素が含まれるのは
確かである。
【0060】また、本実施形態はMFM構造を有するキ
ャパシタで説明したが、上述のMFMIS構造(図5参
照)、MFIS構造(図6参照)の電界効果型メモリ素
子にも適用する事が出来る。
【0061】また、第一の実施形態同様に、SrBi2
Ta2O9に混入する元素の内、特に、Co、Cr、Y
は強誘電体膜に接する上部及び下部電極との密着性が良
いので、上記の様な問題を抑制する事が出来る。
【0062】また、混入する元素Ho、Co、Cr、D
y、W、Y、V、Sm、Gd、DyαCoβ、YαSm
βGdγ、HoαMnβの添加量は、前記金属元素の
0.05mol%以上10.0mol%以下が望まし
い。なぜなら、元素の添加量が0.05mol%未満で
は特性の向上効果が小さく、一方、10.0mol%を
越えるとスイッチング電荷量の初期値が小さくなってし
まう。
【0063】また、上述の様に、強誘電体膜は、エッチ
ング等のプロセス工程を経るたびに、水素等の不純物混
入、雰囲気ガスによる還元等の化学的ダメージ、多層構
造によるストレスダメージ等の影響を受け、強誘電体膜
内に、酸素空孔の増加、結晶欠陥の増加、不純物イオン
の移動等が発生する。
【0064】強誘電体膜となるSrBi2Ta2O9に
混入する元素Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、S
m、Gd、DyαCoβ、YαSmβGdγ、HoαM
nβは、酸素空孔、結晶欠陥の増加、不純物イオンの移
動等を抑制する作用がある為に強誘電体膜の特性の劣化
(スイッチング電荷量の低下等)を抑制することが出来
ると考えられる。
【0065】以上のことから、SrBi2Ta2O9だ
けでなく、その他のBiを含むビスマス層状化合物にも
同様の効果が得られる。また、図9にはHo、Co、C
r、Dy、W、Y、V、Sm、Gd、DyαCoβ、Y
αSmβGdγ、HoαMnβの場合の測定値しか記載
していないが、混入する元素はHo、Co、Cr、D
y、W、Y、V、Sm、Gdの内一つを含んでいれば上
記と同様の効果を有する。
【0066】本実施形態は以上のように構成されている
ので、Biを含むビスマス層状化合物にHo、Co、C
r、Dy、W、Y、V、Sm、Gdの内の少なくとも一
つの元素を混入させた場合、従来起きていた熱処理後の
スイッチング電荷量の低下を抑制する事が出来、かつ、
記録保持不良率を低減できるので、歩留まりの高いメモ
リセルの製造が可能となる。
【0067】また、強誘電体膜の代表的な成膜方法とし
ては、ゾルゲル法またはMOD法、スパッタ法、MOC
VD法があり、これらの成膜方法の概略について説明す
る。ゾルゲル法またはMOD法は、有機金属化合物等を
ソース原料とする溶液を半導体基板上に回転塗布し、そ
の後熱処理して結晶化して得る方法である。これは、大
気中でも成膜が可能で、大面積化が容易であり、強誘電
体膜の高精度な組成制御が可能である。
【0068】スパッタ法は、薄膜となる材料のターゲッ
トに、グロー放電中でイオンかした不活性ガス(例え
ば、アルゴン)を衝突させて、ターゲットからたたき出
され粒子を、ターゲットの対面に配置した半導体基板に
堆積する方法である。また、たたき出された粒子が半導
体基板に付着し易いように、半導体基板をヒータで80
0℃程度に熱するのが通常である。
【0069】このスパッタ法によれば、真空蒸着法では
成膜化しにくい高融点材料等の成膜が可能となる。この
成膜方法には、直流スパッタ、高周波(RF)スパッ
タ、マグネトロンスパッタ、イオンビームスパッタ、反
応性スパッタ、レーザーアブレーション法等がある。
【0070】MOCVD法は、有機金属、金属錯体、金
属アルコキシド等を原料に用いるCVD法の事であり、
成膜したい元素の化合物のうちでガスになるものを高温
炉の中に導入して、基板表面に堆積させて成膜する。こ
の方法によれば、基板の表面が平行状態で成膜されるの
で、均一な結晶膜が得られる。
【0071】また、一般に強誘電体膜を成膜する場合
に、成膜時の温度を、結晶化を促進させる500℃以上
の高い温度とする場合と、低温で成膜した後に高温の熱
処理を施す場合の二通りある。
【0072】前者は成膜が不安定になり易く、量産には
不利であるため、後者の方法が望ましい。しかしなが
ら、後者では加熱処理時の収縮応力により、強誘電体薄
膜と金属電極間の付着力が弱まり、電極界面での空孔や
剥がれの問題が生じる。
【0073】本発明にかかる強誘電体膜においては、付
着力が低温から強固になるために、後者の方法、特に基
板温度0〜200℃の範囲での成膜で、前記空孔や剥が
れの問題無しに強誘電体膜を形成する事が出来る。
【0074】次に、本発明にかかる強誘電体膜の成膜方
法に、スパッタ法の一種であるレーザーアブレーション
法を用いた実施形態を説明する。ArFエキシマレーザ
ー光を集光して、ターゲットとなるSrBi2Ta2C
r0.002Mn0.01O9のセラミック表面に照射
し、0〜200℃の温度にて、半導体基板に強誘電体膜
を成膜する。
【0075】レーザーアブレーション法は、前述の様
に、ターゲットから叩き出された粒子が半導体基板上に
付着し易くするために、通常800℃程度に半導体基板
をヒーターで熱するので成膜する強誘電体膜の組成が不
安定になってしまう。
【0076】しかし、本実施形態によれば、Biを含む
ビスマス層状化合物にCr元素が混入しているので、8
00℃よりも低い温度(例えば0〜200℃)でも十分
たたき出された粒子の付着性を保つ事が出来る。また、
基板の温度が0〜200℃と低いので、強誘電体膜の組
成が不安定になる事がない。
【0077】また、Biを含むビスマス層状化合物に混
入する元素はHo、Co、Cr、Dy、W、Y、V、S
m、Gdの内のどれであっても良く、Biを含むビスマ
ス層状化合物の代わりにPbを含んだペロブスカイト構
造化合物でも良い。また、上記の方法は、レーザーアブ
レーションによる方法を例示したが、それ以外のスパッ
タリング法を用いてもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されているの
で、エッチング等のプロセス工程の後でも強誘電体膜の
特性の劣化を抑制する事が出来、高歩留まりで高信頼性
の不揮発性半導体装置を提供する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】MFM構造キャパシタを有した不揮発性半導体
記憶装置の等価回路。
【図2】MFM構造キャパシタを有した不揮発性半導体
記憶装置の書き込み動作の原理図。
【図3】MFM構造キャパシタを有した不揮発性半導体
記憶装置の読み込み動作の原理図。
【図4】強誘電体膜のヒステリシス曲線。
【図5】MFMIS構造の電界効果型不揮発性記憶素子
の断面図。
【図6】MFIS構造の電界効果型不揮発性記憶素子の
断面図。
【図7】MFMS構造の電界効果型不揮発性記憶素子の
断面図。
【図8】MFM構造キャパシタを有した不揮発性半導体
記憶装置の集積回路上の断面図。
【図9】PLZTに不純物元素を混入した場合の強誘電
体膜の特性の測定結果。
【図10】MFM構造キャパシタを有した不揮発性半導
体記憶装置の集積回路上の断面図。
【図11】SrBiTaOに不純物元素を混入した場合
の強誘電体膜の特性の測定結果。
【図12】ゾルゲル法により強誘電体膜の成膜工程を示
したものである。
【図13】スパッタ法により強誘電体膜の成膜工程を示
したものである。
【図14】MOCVD法により強誘電体膜の成膜工程を
示したものである。
【符号の説明】
WL ワード選択線 BL ビット選択線 PL プレート選択線 Q 電荷転送用トランジスタ C 電極間絶縁膜に強誘電体膜を使用した情報記録用キ
ャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C30B 29/22 H01L 27/10 451 H01L 27/04 27/04 C 21/822 29/78 371 27/10 451 21/8247 29/788 29/792

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極間の誘電体に強誘電体膜を用いた情
    報記憶用キャパシタと電荷転送用MOSトランジスタと
    が直列に接続されてなる複数のメモリセルが行列状に配
    置されているメモリセルアレイと、 それぞれ同一行の前記メモリセルのMOSトランジスタ
    のゲート電極に共通に接続された複数本のワード線と、 それぞれ同一行の前記メモリセルのキャパシタのプレー
    ト電極に共通に接続された複数本のプレート線と、 それぞれ同一列の前記メモリセルのMOSトランジスタ
    のソース/ドレイン領域のいずれかに共通に接続された
    複数本のビット線とを備え、 前記強誘電体膜が鉛を含むペロブスカイト構造化合物で
    あり、かつ、Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、S
    m、Gd元素の少なくとも一つを含有する事を特徴とす
    る不揮発性強誘電体記憶装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、 前記半導体基板の表面領域に形成されたソース/ドレイ
    ン領域と、 前記ソース/ドレイン領域間の上に形成されたゲート絶
    縁膜と、 前記ゲート絶縁膜の上に形成された第一の電極材層と、 前記第一の電極材層上に形成された強誘電体膜と、 前記強誘電体膜上に形成された第二の電極材層とを備
    え、 前記強誘電体膜は鉛を含むペロブスカイト構造化合物で
    あり、かつ、Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、S
    m、Gd元素の少なくとも一つを含有する事を特徴とす
    る不揮発性強誘電体記憶装置。
  3. 【請求項3】 電極材層(M)−強誘電体膜(F)−絶
    縁膜(I)−半導体(S)の積層構造を有する不揮発性
    半導体記憶装置において、 前記強誘電体膜が、鉛を含むペロブスカイト構造化合物
    であり、かつ、Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、
    Sm、Gd元素の少なくとも一つを含有し、かつ、分極
    の反転を利用して情報を記憶する事を特徴とする不揮発
    性強誘電体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記強誘電体膜が、Biを含むビスマス
    層状化合物であり、かつ、Ho、Co、Cr、Dy、
    W、Y、V、Sm、Gd元素の少なくとも一つを含有
    し、かつ、分極の反転を利用して情報を記憶する事を特
    徴とする請求項1乃至3記載の不揮発性強誘電体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 電極材層(M)−強誘電体膜(F)−半
    導体(S)の積層構造を有する不揮発性半導体記憶装置
    において、 前記強誘電体膜が、Biを含むビスマス層状化合物であ
    り、かつ、Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、S
    m、Gd元素の少なくとも一つを含有し、かつ、分極の
    反転を利用して情報を記憶する事を特徴とする不揮発性
    強誘電体記憶装置。
  6. 【請求項6】 強誘電体膜が第一の電極材層と第二の電
    極材層に挟まれたキャパシタにおいて、 前記強誘電体膜が、鉛を含むペロブスカイト構造化合物
    であり、かつ、Ho、Co、Cr、Dy、W、Y、V、
    Sm、Gd元素の少なくとも一つを含有し、かつ、分極
    の反転を利用して情報を記憶する事を特徴とするキャパ
    シタ。
  7. 【請求項7】 前記強誘電体膜が、Biを含むビスマス
    層状結晶構造化合物であり、かつ、Ho、Co、Cr、
    Dy、W、Y、V、Sm、Gd元素の少なくとも一つを
    含有する事を特徴とする請求項6記載のキャパシタ。
  8. 【請求項8】 前記第一の電極を形成する工程と、 前記第一の電極上に、0以上200℃以下の温度におい
    て、0以上200℃以下の温度において、Ho、Co、
    Cr、Dy、W、Y、V、Sm、Gd元素の少なくとも
    一つを含有するBiを含んだビスマス層状構造化合物か
    らなる強誘電体膜を形成した後、熱処理を行い前記薄膜
    を結晶化させる事により強誘電体膜を形成する工程と、 前記強誘電体膜上に第二の電極を形成する工程とを有す
    る事を特徴とする強誘電体膜を有するキャパシタの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記強誘電体膜を形成する工程が、、レ
    ーザーアブレーション法により、強誘電体膜の薄膜を形
    成した後、熱処理を行う事を特徴とする請求項8記載の
    キャパシタの製造方法。
JP8133030A 1996-05-28 1996-05-28 強誘電体膜を有する不揮発性半導体記憶装置及び強誘電体膜を有するキャパシタ及びその製造方法 Pending JPH09321237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8133030A JPH09321237A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 強誘電体膜を有する不揮発性半導体記憶装置及び強誘電体膜を有するキャパシタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8133030A JPH09321237A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 強誘電体膜を有する不揮発性半導体記憶装置及び強誘電体膜を有するキャパシタ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09321237A true JPH09321237A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15095170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8133030A Pending JPH09321237A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 強誘電体膜を有する不揮発性半導体記憶装置及び強誘電体膜を有するキャパシタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09321237A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297964A (ja) * 1998-03-26 1999-10-29 Samsung Electronics Co Ltd 高誘電率の誘電膜を有する半導体装置のキャパシタ製造方法
JP2006500785A (ja) * 2002-09-26 2006-01-05 レイセオン・カンパニー 温度補償された強誘電キャパシタ装置およびその製造方法
US7220598B1 (en) 1999-08-18 2007-05-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of making ferroelectric thin film having a randomly oriented layer and spherical crystal conductor structure

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297964A (ja) * 1998-03-26 1999-10-29 Samsung Electronics Co Ltd 高誘電率の誘電膜を有する半導体装置のキャパシタ製造方法
US7220598B1 (en) 1999-08-18 2007-05-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of making ferroelectric thin film having a randomly oriented layer and spherical crystal conductor structure
JP2006500785A (ja) * 2002-09-26 2006-01-05 レイセオン・カンパニー 温度補償された強誘電キャパシタ装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3258899B2 (ja) 強誘電体薄膜素子、それを用いた半導体装置、及び強誘電体薄膜素子の製造方法
JP3103916B2 (ja) 強誘電体キャパシタおよびその製造方法並びにそれを用いたメモリセル
KR100737636B1 (ko) 금속 박막 및 그 형성 방법, 유전체 캐패시터 및 그 제조방법과 반도체 장치
WO2001024265A1 (fr) Memoire non volatile
US6690599B2 (en) Ferroelectric memory device
US6410344B1 (en) Ferroelectric random access memory device and method for the manufacture thereof
JPH10341002A (ja) 強誘電体トランジスタ、半導体記憶装置、強誘電体トランジスタの取扱い方法および強誘電体トランジスタの製造方法
US5977577A (en) Ferroelectric based memory devices utilizing low curie point ferroelectrics and encapsulation
US6194751B1 (en) Ferroelectric based memory devices utilizing low Curie point ferroelectrics and encapsulation
US7187575B2 (en) Memory device and its manufacturing method
JP4811551B2 (ja) 強誘電体膜の製造方法および強誘電体キャパシタの製造方法
JP3641142B2 (ja) 強誘電体メモリ
JPH09321237A (ja) 強誘電体膜を有する不揮発性半導体記憶装置及び強誘電体膜を有するキャパシタ及びその製造方法
KR100533974B1 (ko) 하부전극과 강유전체막의 접착력을 향상시킬 수 있는강유전체캐패시터 형성 방법
JPH09213899A (ja) 強誘電体膜を有する不揮発性メモリ装置
JP4124010B2 (ja) 強誘電体メモリおよびその製造方法
JPH02249278A (ja) 強誘電体膜の製造方法
JPH07161854A (ja) 不揮発性メモリ
JPH05135570A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
EP1603164A2 (en) Memory device and its manufacturing method
JP3872917B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3663575B2 (ja) 強誘電体膜の改質方法及び容量素子の製造方法
JP4459335B2 (ja) 強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶素子とその製造方法
JPH113976A (ja) 誘電体素子、強誘電体メモリおよびその動作方法
JPH10256495A (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040227