JPH09320732A - 避雷器 - Google Patents

避雷器

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Publication number
JPH09320732A
JPH09320732A JP8137317A JP13731796A JPH09320732A JP H09320732 A JPH09320732 A JP H09320732A JP 8137317 A JP8137317 A JP 8137317A JP 13731796 A JP13731796 A JP 13731796A JP H09320732 A JPH09320732 A JP H09320732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
disconnecting
conductor
lightning arrester
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8137317A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyohisa Hagiwara
豊久 萩原
Shunichi Narita
俊一 成田
Hideto Watanabe
秀人 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP8137317A priority Critical patent/JPH09320732A/ja
Publication of JPH09320732A publication Critical patent/JPH09320732A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 避雷器を小形化してガス絶縁開閉装置を縮小
化する。 【解決手段】 第一電極16と第二電極17との間に酸
化亜鉛素子18を積層し、第二電極17と第三電極19
との間に絶縁筒20を挾持し、第三電極19と螺合する
断路棒24の先端に、両端間を帯状の導体で接続したバ
ネ25を固着し、断路棒24を拘束する押え板28を着
脱自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は断路器を設けた避雷
器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置には避雷器が収容され
ている。ガス絶縁開閉装置の耐電圧試験を行う場合には
印加する電圧が大きいことから避雷器が損傷するおそれ
があり、そのために耐電圧試験時には避雷器を断路する
必要がある。このため、避雷器には断路器を設けたもの
がある。
【0003】断路器を設けた従来の避雷器を図4に示
す。図中、1は取付座、2は取付座1に固定した支持
台、3はアルミニウムからなる電極、4は支持台2上の
円弧に沿って等間隔に配置されるとともに支持台2と電
極3とを連結する4本のFRPからなる支持棒、5は図
示しない絶縁台の上に接地端子6を介して一列だけ積層
された酸化亜鉛素子、7は図示しないコンタクトと電極
3とを接続するための導体部8と絶縁ロッド9とを結合
して構成される断路棒、10は断路棒7の下方への移動
を拘束する押え板である。
【0004】斯かる避雷器では、導体部8→電極3→素
子5→接地端子6へと電流が流れる。そして、耐電圧試
験を行うときには押え板10を取り外したのちに絶縁ロ
ッド9の下面のタップ孔へアイボルト等をねじ込み、断
路棒7を仮想線で示す位置までストロークSだけ引き下
げ、断路する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4の上部
である高圧部に断路機構を配置しているために高圧部の
占めるスペースが大きくなり、ガス絶縁開閉装置の小型
化の障害になる。また、耐電圧試験時に高電圧部と断路
棒との間で耐電圧に耐えるようにストロークSを大きく
しなければならず、この点からもガス絶縁開閉装置の小
形化の障害になる。更に、素子ユニットと断路棒とを別
個に設置するため、多くのスペースを占めるとともに部
品数が多くなる。
【0006】そこで本発明は、斯かる課題を解決した避
雷器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る発明の構成は、第一電極と第二電極
との間に素子を積層して設け、第二電極と摺動孔を形成
した第三電極との間に絶縁筒を挾持して設け、前記摺動
孔に挿通した断路棒の先端と第二電極とを導通させ、断
路棒を介して第二電極と第三電極とを接続した状態で断
路棒を拘束する拘束手段を設けたことを特徴とし、請求
項2に係る発明の構成は、請求項1における筒状部材に
代えてコンデンサを設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
【0009】(a)実施例1 本発明による避雷器の実施例1の構成を、図1に示す。
図のように、取付座12の上にスタッドボルト13等を
介して支持台14が設けられ、支持台14上の円弧に沿
って等間隔に4ケ所に配置されたFRP製の支持棒15
を介して支持台14と第一電極16とが連結されてい
る。第一電極16とその下に配置した第二電極17との
間には、4本の支持棒15に囲まれた空間に積層して酸
化亜鉛素子18が設けられる。第二電極17の下方には
第三電極19が設けられ、第二電極17と第三電極19
との間には絶縁筒20と接地端子21とが挾持される。
ここで、絶縁筒20の長さは、耐電圧試験に耐えうる長
さに設定される。第三電極19には摺動孔としてタップ
孔19aが形成され、取付座12には挿通孔12aが形
成されている。一方、導体部22と絶縁部23とからな
る断路棒24が設けられ、導体部22に形成されたおね
じ部22aがタップ孔19aに螺合されている。導体部
22と第二電極17との間の導通を確実にするため、図
2にも示すように導体部22と第二電極17との間には
バネ25が設けられるとともにバネ25の両端をつなぐ
ようにして帯状の導体26の両端がバネ25に固着され
ている。そして、断路棒24を下方へ引き抜くためのア
イボルト等を螺合するタップ穴27が断路棒24の下端
に形成され、断路棒24が降下するのを拘束する拘束手
段としての押え板28がボルト29を介して取付座12
に取り付けられている。このほか、上部の第一電極16
には図示しないコンタクトに接続するために上方へ向か
って突出する接続導体30が設けられている。
【0010】次に、斯かる避雷器の作用を説明する。避
雷器には、図示しないコンタクトから接続導体30→第
一電極16→酸化亜鉛素子18→第二電極17→帯状の
導体26→導体部22→第三電極19へと電流が流れ
る。
【0011】避雷器の耐電圧試験を行うには、ボルト2
9をゆるめて押え板28を取り外し、タップ孔27にア
イボルトをねじ込んで図3に示すように断路棒24を下
方へ引き出す。すると、バネ25と第二電極17との間
にギャップgが生じ、避雷器が断路される。
【0012】(b)実施例2 次に、本発明による避雷器の実施例2を説明する。この
実施例は、実施例1における絶縁筒20に代えてコンデ
ンサを第二電極17と接地端子21との間に設けたもの
である。
【0013】実施例1の場合は図3における第二電極1
7とバネ25とのギャップgに耐電圧試験時の電圧Vが
そのまま加わるが、実施例2では、この電圧Vが酸化亜
鉛素子18に加わる電圧V1とコンデンサに加わる電圧
2とに分圧され、V1+V2=Vとなる。酸化亜鉛素子
の静電容量をC1とし、コンデンサの静電容量をC2とす
ると、コンデンサに加わる電圧V2は、V2=V×C1
(C1+C2)となってVよりも小さくなる。つまり、V
1の値はVよりも小さくなることからギャップgの大き
さは、絶縁筒20を設けたときよりもコンデンサを設け
たときの方が小さくて足りることになり、その分だけ避
雷器の高さを縮小化できる。
【0014】その他の構成,作用は実施例1と同じなの
で、説明を省略する。
【0015】なお、実施例1,2では断路棒の先端と第
二電極とを導通させるためにバネと帯状の導体とを設け
たが、断路棒と第二電極との接触が確保されればこれら
の部材は必ずしも必要はない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項
1,2による避雷器によれば断路部を避雷器の高圧部か
ら低圧部へ変更したので断路棒の長さを従来よりも短く
することができ、断路棒が短くなったことにより断路操
作が容易になる。そして、これらのことから避雷器を収
容したガス絶縁開閉装置の小形化が可能になる。
【0017】請求項2に係る避雷器によれば絶縁筒に代
えてコンデンサを設けたので、断路状態のギャップを絶
縁筒を用いた場合よりも小さくすることができ、避雷器
と更には避雷器を収容したガス絶縁開閉装置を一段と小
形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による避雷器の実施例1を示す構成図。
【図2】本発明による避雷器の実施例1の部分拡大図。
【図3】本発明による避雷器の実施例1の作用説明図。
【図4】従来の避雷器の構成図。
【符号の説明】
16…第一電極 17…第二電極 18…酸化亜鉛素子 19…第三電極 19a…タップ孔 20…絶縁筒 24…断路棒 25…バネ 26…帯状の導体 28…押え板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一電極と第二電極との間に素子を積層
    して設け、第二電極と摺動孔を形成した第三電極との間
    に絶縁筒を挾持して設け、前記摺動孔に挿通した断路棒
    の先端と第二電極とを導通させ、断路棒を介して第二電
    極と第三電極とを接続した状態で断路棒を拘束する拘束
    手段を設けたことを特徴とする避雷器。
  2. 【請求項2】 前記絶縁筒に代えてコンデンサを挾持し
    た請求項1に記載の避雷器。
JP8137317A 1996-05-31 1996-05-31 避雷器 Pending JPH09320732A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8137317A JPH09320732A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 避雷器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8137317A JPH09320732A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 避雷器

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Publication Number Publication Date
JPH09320732A true JPH09320732A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15195864

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8137317A Pending JPH09320732A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 避雷器

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