JPH09320656A - 遮断器の端子装置 - Google Patents
遮断器の端子装置Info
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- JPH09320656A JPH09320656A JP13217296A JP13217296A JPH09320656A JP H09320656 A JPH09320656 A JP H09320656A JP 13217296 A JP13217296 A JP 13217296A JP 13217296 A JP13217296 A JP 13217296A JP H09320656 A JPH09320656 A JP H09320656A
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- Japan
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- electric wire
- tool
- lever
- hole
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/58—Electric connections to or between contacts; Terminals
- H01H1/5844—Electric connections to or between contacts; Terminals making use of wire-gripping clips or springs
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、電線着脱作業の作業性を向上させ
ることを目的とするものである。 【解決手段】 梃子として作用する絶縁材製のレバー1
8を介して圧接金具17を押圧し変形させることによ
り、電線着脱時の操作力を低減するようにした。
ることを目的とするものである。 【解決手段】 梃子として作用する絶縁材製のレバー1
8を介して圧接金具17を押圧し変形させることによ
り、電線着脱時の操作力を低減するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆるネジレ
ス端子装置、即ち電線の接続にねじを使用しない遮断器
の端子装置に関するものである。
ス端子装置、即ち電線の接続にねじを使用しない遮断器
の端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば実開平5−87779号公
報に示された従来の遮断器の端子装置の電線接続前の状
態を示す側面透視図、図9は図8の電線接続後の状態を
示す側面透視図、図10は図8の要部斜視図である。
報に示された従来の遮断器の端子装置の電線接続前の状
態を示す側面透視図、図9は図8の電線接続後の状態を
示す側面透視図、図10は図8の要部斜視図である。
【0003】図において、1,2は遮断器本体の基台及
びカバーであり、カバー2には、工具挿入孔2aが、基
台1とカバー2との間には電線挿入路3が、それぞれ設
けられている。4は電線挿入路3に平行して遮断器本体
に取り付けられている固定端子、5は固定部材6により
固定端子4に固定されている圧接ばねであり、この圧接
ばね5は、一枚の板ばねを折曲形成したもので、取付部
5a、支持部5b、板状部5c及び係止部5dを有して
いる。
びカバーであり、カバー2には、工具挿入孔2aが、基
台1とカバー2との間には電線挿入路3が、それぞれ設
けられている。4は電線挿入路3に平行して遮断器本体
に取り付けられている固定端子、5は固定部材6により
固定端子4に固定されている圧接ばねであり、この圧接
ばね5は、一枚の板ばねを折曲形成したもので、取付部
5a、支持部5b、板状部5c及び係止部5dを有して
いる。
【0004】また、板状部5cには、電線挿入方向に面
して貫通孔5eが形成されており、この貫通孔5eには
固定端子4が貫通されている。さらに、係止部5dの先
端部は、固定端子4の接続面の終端部4a近傍に係止さ
れており、これにより支持部5bの復元力による板状部
5cの図の上方への移動が規制されている。
して貫通孔5eが形成されており、この貫通孔5eには
固定端子4が貫通されている。さらに、係止部5dの先
端部は、固定端子4の接続面の終端部4a近傍に係止さ
れており、これにより支持部5bの復元力による板状部
5cの図の上方への移動が規制されている。
【0005】次に、上記のような従来の端子装置に電線
7を接続する方法について説明する。まず、図9に示す
ように、電線7を電線挿入路3へ挿入し、その先端部を
圧接ばね5の貫通孔5eに挿通させる。そして、電線7
をさらに押し込み、係止部5dの終端部4aへの係止を
解除させる。すると、支持部5bの復元力により、板状
部5cが図の上方へ引き上げられ、電線7は貫通孔5e
の縁部により固定端子4の接続面に圧接され、電線7の
接続が完了する。
7を接続する方法について説明する。まず、図9に示す
ように、電線7を電線挿入路3へ挿入し、その先端部を
圧接ばね5の貫通孔5eに挿通させる。そして、電線7
をさらに押し込み、係止部5dの終端部4aへの係止を
解除させる。すると、支持部5bの復元力により、板状
部5cが図の上方へ引き上げられ、電線7は貫通孔5e
の縁部により固定端子4の接続面に圧接され、電線7の
接続が完了する。
【0006】一方、電線7を外す場合は、工具挿入穴2
aからドライバー等の工具(図示せず)を挿入し、板状
部5cの上端部を押圧して、板状部5cを押し下げれ
ば、係止部5dはその復元力によって元の係止位置に復
帰し、電線7が引き抜き可能となるとともに、接続準備
完了状態となる。
aからドライバー等の工具(図示せず)を挿入し、板状
部5cの上端部を押圧して、板状部5cを押し下げれ
ば、係止部5dはその復元力によって元の係止位置に復
帰し、電線7が引き抜き可能となるとともに、接続準備
完了状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の端子装置においては、工具挿入孔2aからドラ
イバー等にの工具を挿入し、電線7を圧接するための圧
接ばね5のばね力よりも大きな力で板状部5cを押し下
げる必要があり、非常に大きな力を要し、作業性が悪か
った。また、圧接ばね5に必要以上の力を加えると、圧
接ばね5に過大な応力が生じることになり、圧接ばね5
の耐久性を低下させてしまう。
た従来の端子装置においては、工具挿入孔2aからドラ
イバー等にの工具を挿入し、電線7を圧接するための圧
接ばね5のばね力よりも大きな力で板状部5cを押し下
げる必要があり、非常に大きな力を要し、作業性が悪か
った。また、圧接ばね5に必要以上の力を加えると、圧
接ばね5に過大な応力が生じることになり、圧接ばね5
の耐久性を低下させてしまう。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、電線着脱時の
操作力を低減することができ、作業性を向上させること
ができ、また圧接金具の耐久性を向上させることができ
る遮断器の端子装置を得ることを目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、電線着脱時の
操作力を低減することができ、作業性を向上させること
ができ、また圧接金具の耐久性を向上させることができ
る遮断器の端子装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る遮
断器の端子装置は、工具が挿入される工具挿入孔及び電
線が挿入される電線挿入路が設けられているハウジング
と、電線挿入路に臨んでハウジングに固定されている固
定端子と、固定端子の一部が貫通している貫通孔が設け
られ固定端子と交差する方向へ変位可能な圧接部と、貫
通孔の縁部が固定端子の電線挿入路側の面に当接する方
向へ圧接部を付勢する板ばね部とを有し、電線を固定端
子に圧接させる圧接金具と、ハウジング内に回動自在に
設けられ、工具挿入孔から挿入された工具により押圧さ
れて回動することにより、工具による押圧力よりも大き
な力で圧接金具を押圧し、貫通孔の縁部を固定端子の電
線挿入路側の面から開離させる絶縁材製のレバーとを備
えたものである。
断器の端子装置は、工具が挿入される工具挿入孔及び電
線が挿入される電線挿入路が設けられているハウジング
と、電線挿入路に臨んでハウジングに固定されている固
定端子と、固定端子の一部が貫通している貫通孔が設け
られ固定端子と交差する方向へ変位可能な圧接部と、貫
通孔の縁部が固定端子の電線挿入路側の面に当接する方
向へ圧接部を付勢する板ばね部とを有し、電線を固定端
子に圧接させる圧接金具と、ハウジング内に回動自在に
設けられ、工具挿入孔から挿入された工具により押圧さ
れて回動することにより、工具による押圧力よりも大き
な力で圧接金具を押圧し、貫通孔の縁部を固定端子の電
線挿入路側の面から開離させる絶縁材製のレバーとを備
えたものである。
【0010】請求項2の発明に係る遮断器の端子装置
は、板ばね部の付勢方向と反対方向への圧接金具の変形
を規制する圧接金具用ストッパ、及び工具の押圧による
レバーの回動を規制するレバー用ストッパを備えたもの
である。
は、板ばね部の付勢方向と反対方向への圧接金具の変形
を規制する圧接金具用ストッパ、及び工具の押圧による
レバーの回動を規制するレバー用ストッパを備えたもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。図1はこの発明の実施の形態の一例
による遮断器の端子装置の内部を示す構成図、図2は図
1の装置の平面図、図3は図1の装置の外観を示す斜視
図、図4は図1の要部斜視図、図5は図1の電線着脱中
の状態を示す構成図である。
について説明する。図1はこの発明の実施の形態の一例
による遮断器の端子装置の内部を示す構成図、図2は図
1の装置の平面図、図3は図1の装置の外観を示す斜視
図、図4は図1の要部斜視図、図5は図1の電線着脱中
の状態を示す構成図である。
【0012】図において、11はケース12及びカバー
13を有するハウジングであり、このハウジング11に
は、工具10が挿入される工具挿入孔11a及び電線7
が挿入される電線挿入路11bが設けられている。ま
た、ケース12及びカバー13は、ケース12の係合用
穴12aにカバー13の突起(図示せず)を嵌合させ、
さらにスナップフィット13aにより結合される。
13を有するハウジングであり、このハウジング11に
は、工具10が挿入される工具挿入孔11a及び電線7
が挿入される電線挿入路11bが設けられている。ま
た、ケース12及びカバー13は、ケース12の係合用
穴12aにカバー13の突起(図示せず)を嵌合させ、
さらにスナップフィット13aにより結合される。
【0013】14はハウジング11に装着されている固
定端子であり、この固定端子14は、図4に示すよう
に、全体がコ字状に曲げられ、互いに平行な第1及び第
2の板状部15,16が形成されている。これらのう
ち、第1の板状部15が電線挿入路11bに臨んで配置
されている。また、第1の板状部15の先端部には、他
の部分よりも幅の狭いスプーン状の電線圧接部15aが
形成されている。さらに、第1及び第2の板状部15,
16には、それぞれU溝15b,16aが設けられてい
る。さらにまた、固定端子14は、ケース12の上部溝
12b及び下部溝12cにその両端を挿入して固定され
ている。
定端子であり、この固定端子14は、図4に示すよう
に、全体がコ字状に曲げられ、互いに平行な第1及び第
2の板状部15,16が形成されている。これらのう
ち、第1の板状部15が電線挿入路11bに臨んで配置
されている。また、第1の板状部15の先端部には、他
の部分よりも幅の狭いスプーン状の電線圧接部15aが
形成されている。さらに、第1及び第2の板状部15,
16には、それぞれU溝15b,16aが設けられてい
る。さらにまた、固定端子14は、ケース12の上部溝
12b及び下部溝12cにその両端を挿入して固定され
ている。
【0014】17は固定端子14の第1の板状部15に
沿わせてハウジング11内に装着されている圧接金具で
あり、この圧接金具17は、一枚の板ばねを折曲形成し
たもので、電線圧接部15aが貫通している貫通孔17
aが設けられ第1の板状部15と交差する方向へ変位可
能な圧接部17bと、貫通孔17aの縁部が電線圧接部
15aの電線挿入路11b側の面に当接する方向へ圧接
部17bを付勢する板ばね部17cとを有している。
沿わせてハウジング11内に装着されている圧接金具で
あり、この圧接金具17は、一枚の板ばねを折曲形成し
たもので、電線圧接部15aが貫通している貫通孔17
aが設けられ第1の板状部15と交差する方向へ変位可
能な圧接部17bと、貫通孔17aの縁部が電線圧接部
15aの電線挿入路11b側の面に当接する方向へ圧接
部17bを付勢する板ばね部17cとを有している。
【0015】18は支持軸19を中心に回動自在にハウ
ジング11内に設けられている絶縁材製のレバーであ
り、このレバー18は、工具挿入孔11aから挿入され
た工具10により押圧されて回動することにより圧接金
具17を押圧し、貫通孔17aの縁部を電線圧接部15
aの電線挿入路11b側の面から開離させる。また、図
1に示すように、支持軸19は、その支点19aからレ
バー18と圧接金具17との接触部までの距離L1より
も、支点19aから工具10を受ける受部18aまでの
距離L2の方が大きくなるように配置されている。ま
た、受部18aには、マイナスドライバ用溝18bとプ
ラスドライバ用十字溝18cが重ねて設けられている。
さらに、支持軸19は、レバー18の両側に突出してお
り、ケース12及びカバー13の穴12d,13bに回
動自在に挿入されている。
ジング11内に設けられている絶縁材製のレバーであ
り、このレバー18は、工具挿入孔11aから挿入され
た工具10により押圧されて回動することにより圧接金
具17を押圧し、貫通孔17aの縁部を電線圧接部15
aの電線挿入路11b側の面から開離させる。また、図
1に示すように、支持軸19は、その支点19aからレ
バー18と圧接金具17との接触部までの距離L1より
も、支点19aから工具10を受ける受部18aまでの
距離L2の方が大きくなるように配置されている。ま
た、受部18aには、マイナスドライバ用溝18bとプ
ラスドライバ用十字溝18cが重ねて設けられている。
さらに、支持軸19は、レバー18の両側に突出してお
り、ケース12及びカバー13の穴12d,13bに回
動自在に挿入されている。
【0016】20はケース12の圧接金具17に囲まれ
た部分に一体に形成され、板ばね部17cの付勢方向と
反対方向、即ちレバー18による押圧方向への圧接金具
17の変形を規制する圧接金具用ストッパ、21はケー
ス12に固定され、工具10の押圧によるレバー18の
回動を規制するレバー用ストッパ、22はカバー13か
ら突出しており、電線挿入路11bに挿入された電線7
の先端部が当接する電線用ストッパである。
た部分に一体に形成され、板ばね部17cの付勢方向と
反対方向、即ちレバー18による押圧方向への圧接金具
17の変形を規制する圧接金具用ストッパ、21はケー
ス12に固定され、工具10の押圧によるレバー18の
回動を規制するレバー用ストッパ、22はカバー13か
ら突出しており、電線挿入路11bに挿入された電線7
の先端部が当接する電線用ストッパである。
【0017】なお、ここに示した端子装置は図6及び図
7に示すように遮断器本体100の端子部分へ取り付け
る構造のものであり、固定端子14のU溝16aと遮断
器本体100の端子101の雌ねじとを位置合わせし、
端子ねじ102により締め付ける構成のものである。こ
のように、端子装置を遮断器本体に取り付けた状態で
は、充電部が露出しないため、端子カバーを別に設ける
必要はなくなる。
7に示すように遮断器本体100の端子部分へ取り付け
る構造のものであり、固定端子14のU溝16aと遮断
器本体100の端子101の雌ねじとを位置合わせし、
端子ねじ102により締め付ける構成のものである。こ
のように、端子装置を遮断器本体に取り付けた状態で
は、充電部が露出しないため、端子カバーを別に設ける
必要はなくなる。
【0018】次に、この例の端子装置への電線の接続方
法について説明する。まず、図5に示すように工具挿入
孔11aから工具10を挿入し、レバー18の受部18
aを押圧してレバー18を回動させる。これにより、圧
接金具17が変形され、圧接部17bは下方へ押し下げ
られ、貫通穴17aが電線挿入路11bの位置と合う。
このとき必要な操作力は、レバー18の支持軸19の支
点19aからの距離L1/L2の比分で圧接金具17の
ばね力を低下させたものとなる。
法について説明する。まず、図5に示すように工具挿入
孔11aから工具10を挿入し、レバー18の受部18
aを押圧してレバー18を回動させる。これにより、圧
接金具17が変形され、圧接部17bは下方へ押し下げ
られ、貫通穴17aが電線挿入路11bの位置と合う。
このとき必要な操作力は、レバー18の支持軸19の支
点19aからの距離L1/L2の比分で圧接金具17の
ばね力を低下させたものとなる。
【0019】この後、電線7を電線用ストッパ22に当
接するまで電線挿入路11bに押し込む。そして、工具
10によるレバー18の押し下げを止めることで、電線
7の接続が完了する。即ち、圧接金具17の復元力によ
り、圧接部17bが図の上方へ移動し、貫通孔17aの
縁部により電線7が固定端子14の電線圧接部15aに
圧接される。
接するまで電線挿入路11bに押し込む。そして、工具
10によるレバー18の押し下げを止めることで、電線
7の接続が完了する。即ち、圧接金具17の復元力によ
り、圧接部17bが図の上方へ移動し、貫通孔17aの
縁部により電線7が固定端子14の電線圧接部15aに
圧接される。
【0020】一方、電線7を外す場合は、工具挿入穴1
1aに工具10を挿入して、レバー18を図の時計方向
へ少し回動させ、貫通穴17aの位置を電線挿入路11
b側へ移動させれば、圧接金具17よる電線7の拘束力
が解除され、電線7の引出しが可能となる。
1aに工具10を挿入して、レバー18を図の時計方向
へ少し回動させ、貫通穴17aの位置を電線挿入路11
b側へ移動させれば、圧接金具17よる電線7の拘束力
が解除され、電線7の引出しが可能となる。
【0021】このような端子装置では、レバー18が梃
子として働くため、小さな操作力で圧接金具17を変形
させることができ、電線着脱時の操作力を低減すること
ができ、作業性を向上させることができる。また、工具
10が充電部に直接触れることがないため、安全性が向
上する。
子として働くため、小さな操作力で圧接金具17を変形
させることができ、電線着脱時の操作力を低減すること
ができ、作業性を向上させることができる。また、工具
10が充電部に直接触れることがないため、安全性が向
上する。
【0022】また、工具10でレバー18を押し下げる
と、レバー18がレバー用ストッパ21に当接し、また
圧接金具17が圧接金具用ストッパ20に当接するた
め、過大な力で押し下げても圧接金具17を必要以上に
変形させることがなく、圧接金具17の耐久性が向上す
るとともに、レバー18の破損も防止される。
と、レバー18がレバー用ストッパ21に当接し、また
圧接金具17が圧接金具用ストッパ20に当接するた
め、過大な力で押し下げても圧接金具17を必要以上に
変形させることがなく、圧接金具17の耐久性が向上す
るとともに、レバー18の破損も防止される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
遮断器の端子装置は、絶縁材製のレバーを介して圧接金
具を押圧し変形させることにより、電線着脱時の操作力
を低減するようにしたので、電線着脱作業の作業性を向
上させることができる。
遮断器の端子装置は、絶縁材製のレバーを介して圧接金
具を押圧し変形させることにより、電線着脱時の操作力
を低減するようにしたので、電線着脱作業の作業性を向
上させることができる。
【0024】また、請求項2の発明の遮断器の端子装置
は、圧接金具の変形を規制する圧接金具用ストッパ、及
びレバーの回動を規制するレバー用ストッパを設けたの
で、圧接金具に過度の応力が生じるのが防止され、圧接
金具の耐久性を向上させることができるとともに、レバ
ーの破損を防止することができる。
は、圧接金具の変形を規制する圧接金具用ストッパ、及
びレバーの回動を規制するレバー用ストッパを設けたの
で、圧接金具に過度の応力が生じるのが防止され、圧接
金具の耐久性を向上させることができるとともに、レバ
ーの破損を防止することができる。
【図1】 この発明の実施の形態の一例による遮断器の
端子装置の内部を示す構成図である。
端子装置の内部を示す構成図である。
【図2】 図1の装置の平面図である。
【図3】 図1の装置の外観を示す斜視図である。
【図4】 図1の要部斜視図である。
【図5】 図1の電線着脱中の状態を示す構成図であ
る。
る。
【図6】 図1の装置を遮断器本体に取り付けた状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】 図1の装置の遮断器本体への取付部を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】 従来の遮断器の端子装置の電線接続前の状態
を示す側面透視図である。
を示す側面透視図である。
【図9】 図8の電線接続後の状態を示す側面透視図で
ある。
ある。
【図10】 図8の要部斜視図である。
7 電線、10 工具、11 ハウジング、11a 工
具挿入孔、11b 電線挿入路、14 固定端子、17
圧接金具、17a 貫通孔、17b 圧接部、17c
板ばね部、18 レバー、20 圧接金具用ストッ
パ、21 レバー用ストッパ。
具挿入孔、11b 電線挿入路、14 固定端子、17
圧接金具、17a 貫通孔、17b 圧接部、17c
板ばね部、18 レバー、20 圧接金具用ストッ
パ、21 レバー用ストッパ。
Claims (2)
- 【請求項1】 工具が挿入される工具挿入孔及び電線が
挿入される電線挿入路が設けられているハウジングと、 上記電線挿入路に臨んで上記ハウジングに固定されてい
る固定端子と、 上記固定端子の一部が貫通している貫通孔が設けられ上
記固定端子と交差する方向へ変位可能な圧接部と、上記
貫通孔の縁部が上記固定端子の上記電線挿入路側の面に
当接する方向へ上記圧接部を付勢する板ばね部とを有
し、上記電線を上記固定端子に圧接させる圧接金具と、 上記ハウジング内に回動自在に設けられ、上記工具挿入
孔から挿入された工具により押圧されて回動することに
より、上記工具による押圧力よりも大きな力で上記圧接
金具を押圧し、上記貫通孔の縁部を上記固定端子の上記
電線挿入路側の面から開離させる絶縁材製のレバーとを
備えたことを特徴とする遮断器の端子装置。 - 【請求項2】 板ばね部の付勢方向と反対方向への圧接
金具の変形を規制する圧接金具用ストッパ、及び工具の
押圧によるレバーの回動を規制するレバー用ストッパを
備えていることを特徴とする請求項1記載の遮断器の端
子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13217296A JPH09320656A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 遮断器の端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13217296A JPH09320656A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 遮断器の端子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09320656A true JPH09320656A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15075063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13217296A Pending JPH09320656A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 遮断器の端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09320656A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016501420A (ja) * | 2012-11-09 | 2016-01-18 | ヴァーゴ・フェアヴァルトゥングスゲゼルシャフト・エムベーハー | ばね力端子接続部およびそれを備えた電気装置 |
KR20200095613A (ko) * | 2019-01-31 | 2020-08-11 | 에이치제이산전(주) | 도전 방지 구조를 가진 전력량계 일체형 분전반 |
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1996
- 1996-05-27 JP JP13217296A patent/JPH09320656A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016501420A (ja) * | 2012-11-09 | 2016-01-18 | ヴァーゴ・フェアヴァルトゥングスゲゼルシャフト・エムベーハー | ばね力端子接続部およびそれを備えた電気装置 |
KR20200095613A (ko) * | 2019-01-31 | 2020-08-11 | 에이치제이산전(주) | 도전 방지 구조를 가진 전력량계 일체형 분전반 |
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