JPH09320336A - 照明装置の吊下げ装置 - Google Patents

照明装置の吊下げ装置

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JPH09320336A
JPH09320336A JP16095796A JP16095796A JPH09320336A JP H09320336 A JPH09320336 A JP H09320336A JP 16095796 A JP16095796 A JP 16095796A JP 16095796 A JP16095796 A JP 16095796A JP H09320336 A JPH09320336 A JP H09320336A
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JP
Japan
Prior art keywords
adjusting member
angle
projector
aiming angle
suspension pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP16095796A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Baba
伸之 馬場
Masayuki Murata
正之 村田
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Eye Lighting Systems Corp
Original Assignee
Eye Lighting Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾動自在な吊りポールの自由端に照明器具を
吊下げる方式を採用した場合であっても、照明器具のエ
ーミング角をほぼ正確に設定することのできる照明装置
の吊下げ装置を提供する。 【解決手段】 傾動自在な吊りポール1の自由端1aに
ホルダ11を介してバランス調整部材13を連結すると
ともに、このバランス調整部材13にエーミング角可変
部材15を介して照明器具3を連結し、エーミング角可
変部材15を通じて照明器具3のエーミング角を設定し
た状態で、この照明器具3を吊りポール1の自由端1a
に吊り下げた時、吊りポール1に発生する傾きを、バラ
ンス調整部材13を通じて調整するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明装置の吊下げ装
置に係り、特に照明装置のエーミング角を簡単に設定で
きる吊下げ装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図9、及び図10に示すように、
投光器などの照明器具91には鉛直角調整板93を介し
てアーム95が固定され、このアーム95には台座97
が固定され、この台座97は水平角調整板99を介して
壁などの固定部に固定されるのが一般的である。この種
のものでは、照明器具91のエーミング角(狙い角)を
設定する時、まず鉛直角調整板93の角度を調整するこ
とにより、鉛直角(図10の矢印A方向角)を設定し、
ついで水平角調整板99の角度を調整することにより、
水平角(図9の矢印B方向角)を設定した後、壁などの
固定部にねじ等を用いて台座97を固定するようにして
いる。
【0003】このように壁などに台座97を固定するも
のにあっては、鉛直角調整板93と水平角調整板99の
夫々の角度調整により前述したエーミング角を設定した
後、エーミング角にずれの生じることは少ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は、例えばドーム型の吊り天井に揺動自在な吊りポール
を設けこの吊りポールの自由端に照明器具を吊下げる方
式が提案されており、この方式を採用する場合には前述
した鉛直角調整板93と水平角調整板99の調整だけで
は、エーミング角を設定した後、前記エーミング角にず
れが生じるという問題がある。吊りポールはいわゆる宙
ぶらりんの状態にあるからである。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、傾動自在な吊りポールの自
由端に照明器具を吊下げる方式を採用した場合であって
も、照明器具のエーミング角をほぼ正確に設定すること
のできる照明装置の吊下げ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、傾動自在な吊りポールの自由端にホルダを介してバ
ランス調整部材を連結するとともに、このバランス調整
部材にエーミング角可変部材を介して照明器具を連結
し、前記エーミング角可変部材を通じて前記照明器具の
エーミング角を設定した状態で、この照明器具を前記吊
りポールの自由端に吊り下げた時、前記吊りポールに発
生する傾きを、前記バランス調整部材を通じて調整する
ことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のものにおいて、前記バランス調整部材は、照明器具側
に取付けられるベース部材と、このベース部材に対して
第一の方向にスライド可能に取付けられる第一の調整部
材と、この第一の調整部材に対して第二の方向にスライ
ド可能に取付けられる第二の調整部材とを備え、この第
二の調整部材に対して前記ホルダを回動可能に連結した
ものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のものにおいて、前記第一の調整部材がスライドする前
記第一の方向と、前記第二の調整部材がスライドする前
記第二の方向とは、直交することを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項1ないし3に記載の発明によれば、
傾動自在な吊りポールの自由端に、照明器具を取付ける
に際して、まず、エーミング角可変部材を用いて、予め
決められた照明器具のエーミング角を設定して、そのま
ゝの状態で、この照明器具を吊りポールの自由端に取付
ける。このようにすると照明器具の重心が垂直線からず
れて、吊りポールの自由端が傾動するので、つぎにバラ
ンス調整部材を調整して重量バランスをとるようにす
る。これによればエーミング角可変部材を用いて設定し
た照明器具のエーミング角が、そのまゝの状態でほぼ正
確に維持されるので、エーミング角に狂いの生じる余地
はなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0011】図1、及び図2において、1は例えばドー
ム型の吊り天井に吊下げられる傾動自在な吊りポールを
示している。この吊りポール1はいわゆる宙ぶらりんの
状態に吊下げられ、吊りポール1の自由端1aには、後
述するように、投光器(「照明器具」)3が取付けられ
ている。即ち、吊りポール1の自由端1aには、図3、
及び図4に示すように、ホルダ11が取付けられ、この
ホルダ11にはバランス調整部材13が連結され、この
バランス調整部材13には、エーミング角可変部材15
を介して、前述の投光器3が連結されている。
【0012】バランス調整部材13は、図5に示すよう
に、投光器3側に取付けられるベース部材21と、この
ベース部材21に対して第一の方向(矢印C1方向)に
スライド可能に取付けられる第一の調整部材23と、こ
の第一の調整部材23に対して第二の方向(矢印C2方
向)にスライド可能に取付けられる第二の調整部材25
とを備えている。そして、この実施の形態によれば、ホ
ルダ11は第二の調整部材25に対して回動可能(矢印
C3方向)に連結されている。11aはホルダ11に連
結されるボルトであり、このボルト11aは第二の調整
部材25の円弧状の長孔25b内をスライド可能に形成
されている。
【0013】前述の第一の調整部材23はボルト23a
を含み、このボルト23aは、ベース部材21の長孔2
1a内をスライド可能である。また、第二の調整部材2
5は長孔25aを含み、この長孔25a内をボルト23
bがスライド可能であり、このボルト23bは第一の調
整部材23に連結される。
【0014】尚、第一の調整部材23がスライドする第
一の方向C1と第二の調整部材25がスライドする第二
の方向C2とは直交(θ=90°)している。
【0015】つぎに、この実施の形態の動作を説明す
る。
【0016】例えばドーム型の吊り天井に吊下げられる
吊りポール1は、いわゆる宙ぶらりんの状態に吊下げら
れる。この吊りポール1の自由端1aに投光器3を吊下
げるに際しては、従来通り、まず投光器3のエーミング
角(狙い角)を正確に設定した後に吊り下げる。即ち、
この実施の形態によれば、図4に示すように、エーミン
グ角可変部材15の角度を調整することにより、投光器
3を首降りさせ、鉛直角(図4の矢印A方向角)を設定
し、ついで図5に示すように、ホルダ11をC3方向に
回動させることにより、投光器3を回動させて投光器3
の水平角(図3の矢印B方向角)を設定した後に吊り下
げる。
【0017】従来であれば、この状態で投光器3を壁等
に固定するので、固定することにより投光器3のエーミ
ング角は正確に設定される。
【0018】これに対して、この実施の形態によれば、
前述の状態で投光器3を吊りポール1の自由端1aに連
結するので、図6、及び図7に示すように、垂直線Lを
基準にした場合に、吊りポール1の自由端1aが傾動す
ることになり、投光器3の正確なエーミング角(狙い
角)が得られなくなる。
【0019】即ち、図6aに示すように、例えば、投光
器3の鉛直角(エーミング角)を45°に設定して、こ
れを吊りポール1の自由端1aに吊下げたとすると、投
光器3の重心Gは垂直線Lよりも図中右側に位置するの
で、この投光器3の重心Gを垂直線L上に一致させるた
め、図6bに示すように、吊りポール1の自由端1aが
傾動し、実際の鉛直角(エーミング角)は42°にずれ
る。
【0020】この場合には、図5を参照して、第一の調
整部材23を基準にして第二の方向(矢印C2方向)に
第二の調整部材25をスライドさせる。
【0021】第二の調整部材25をスライドさせると、
図6cに示すように、第一の調整部材23を基準にし
て、投光器3の重心Gが図中左側に移動するので、この
投光器3の重心G上に、垂直線Lを一致させることがで
き、吊りポール1の自由端1aの傾動は解消される。即
ち、重量のバランスが調整されるので、投光器3の鉛直
角(エーミング角)は、設定したまゝの45°に戻され
る。
【0022】また、図5に示すように、ホルダ11を矢
印C3方向に回動させて、投光器3の水平角(図3の矢
印B方向角)を設定する場合には、図7aに示すよう
に、投光器3の重心Gが、例えば、垂直線Lよりも図中
左側に移動することが起こり得る。このような状態にな
ると、投光器3の重心Gを垂直線L上に一致させるため
に、図7bに示すように、吊りポール1の自由端1aが
傾動して、その分だけ投光器3の水平角(エーミング
角)に狂いが生じる。
【0023】この場合には、図5を参照して、ベース部
材21を基準にして第一の方向(矢印C1方向)に第一
の調整部材23をスライドさせる。
【0024】このように第一の調整部材23をスライド
させると、図7cに示すように、投光器3の重心G上
に、垂直線Lが一致するので、吊りポール1の自由端1
aの傾動は解消される。即ち、重量バランスが調整され
るので、投光器3の水平角(エーミング角)に狂いはな
くなり、前述のように、ホルダ11(図5)を用いて調
整したまゝの投光器3の水平角を得ることができる。
【0025】要するに、この実施の形態によれば、図8
aに示すように、吊りポール1の中心Cと投光器3の重
心Gとの間にずれが生じる場合、それを放置すると、投
光器3のエーミング角に狂いが生じることに鑑みなされ
たものであって、図8bに示すように、バランス調整部
材13の第二の調整部材25を、第二の方向C2にスラ
イドさせるとともに、図8cに示すように、第一の調整
部材23を、第二の方向C2に直交する第一の方向C1
にスライドさせることにより、図8dに示すように、投
光器3をセッティングするものである。このようにセッ
ティングすれば、図8eに示すように、吊りポール1の
中心Cを投光器3の重心G上に移動させることができる
ので、当該ずれをほぼ完全に解消することができる。
【0026】従って、ホルダ11、及びエーミング角可
変部材15を用いて設定したまゝの投光器3のエーミン
グ角をほぼ正確に維持することができる。
【0027】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、上記実施の形態では、バランス調整部材13にお
ける第一の方向C1と第二の方向C2とが直交するよう
になっているが、各方向を斜め方向に交わるようにして
もよいことは明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、傾動自在な吊りポールの自由端に照明器具を
取付ける場合でも、バランス調整部材を設けているの
で、エーミング角可変部材を用いて設定した照明器具の
エーミング角を、そのまゝほぼ正確に維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明装置の吊下げ装置の一実施の
形態を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】バランス調整部材を照明器具に取付けた状態を
示す正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】バランス調整部材の平面図である。
【図6】a,b,cは、夫々バランス調整部材における
第二の方向にバランス調整を行う状態を示す側面図であ
る。
【図7】a,b,cは、夫々バランス調整部材における
第一の方向にバランス調整を行う状態を示す側面図であ
る。
【図8】a,b,c,d,eは、夫々バランス調整部材
を用いてバランス調整を行う状態を説明する説明図であ
る。
【図9】従来の照明器具を示す正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【符号の説明】
1 吊りポール 1a 自由端 3 投光器(「照明器具」) 11 ホルダ 13 バランス調整部材 15 エーミング角可変部材 21 ベース部材 23 第一の調整部材 25 第二の調整部材 C1 第一の方向 C2 第二の方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動自在な吊りポールの自由端にホルダ
    を介してバランス調整部材を連結するとともに、このバ
    ランス調整部材にエーミング角可変部材を介して照明器
    具を連結し、前記エーミング角可変部材を通じて前記照
    明器具のエーミング角を設定した状態で、この照明器具
    を前記吊りポールの自由端に吊り下げた時、前記吊りポ
    ールに発生する傾きを、前記バランス調整部材を通じて
    調整することを特徴とする照明装置の吊下げ装置。
  2. 【請求項2】 前記バランス調整部材は、照明器具側に
    取付けられるベース部材と、このベース部材に対して第
    一の方向にスライド可能に取付けられる第一の調整部材
    と、この第一の調整部材に対して第二の方向にスライド
    可能に取付けられる第二の調整部材とを備え、この第二
    の調整部材に対して前記ホルダを回動可能に連結したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の照明装置の吊下げ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第一の調整部材がスライドする前記
    第一の方向と、前記第二の調整部材がスライドする前記
    第二の方向とは、直交することを特徴とする請求項2に
    記載の照明装置の吊下げ装置。
JP16095796A 1996-05-31 1996-05-31 照明装置の吊下げ装置 Pending JPH09320336A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0863363A3 (en) * 1997-03-05 2000-02-02 Beghelli S.p.A. Emergency lighting fixture, especially for industrial environments
US6142649A (en) * 1997-06-02 2000-11-07 Beghelli S.P.A. Emergency lighting fixture, especially for industrial environments
KR100894877B1 (ko) * 2007-09-03 2009-04-24 임선택 진열용 조명장치
CN103836575A (zh) * 2012-11-27 2014-06-04 深圳市海洋王照明工程有限公司 一种可改变转动角度的安装支架

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