JPH09320124A - 多層フォトレジスト原盤の現像装置 - Google Patents

多層フォトレジスト原盤の現像装置

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JPH09320124A
JPH09320124A JP15191996A JP15191996A JPH09320124A JP H09320124 A JPH09320124 A JP H09320124A JP 15191996 A JP15191996 A JP 15191996A JP 15191996 A JP15191996 A JP 15191996A JP H09320124 A JPH09320124 A JP H09320124A
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JP
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solution
photoresist master
pure water
intermediate layer
multilayer
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JP15191996A
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Yasuhide Fujiwara
康秀 藤原
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置にエッチング処理機能を付加するこ
とにより,多層フォトレジスト原盤を現像することがで
きる装置を提供すること。 【解決手段】 現像液101を制御信号に基づいて多層
フォトレジスト原盤111上に供給する電磁バルブ10
2と,純水103を制御信号に基づいて多層フォトレジ
スト原盤111上に供給する電磁バルブ104と,中間
層を溶解する酸105を制御信号に基づいて多層フォト
レジスト原盤111上に供給する電磁バルブ106と,
電磁バルブ102,電磁バルブ104,および電磁バル
ブ106に対し,多層フォトレジスト原盤111上に液
供給のための制御信号を与える制御部107とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は,記録・書き換え可
能な情報記憶媒体(光ディスク)の製造に用いられ,フ
ォトレジスト原盤に記録情報に応じたピット,グループ
を形成するスピン現像装置で,酸などにより溶解可能な
中間層を介し,該中間層の上下にフォトレジストを塗布
・形成する多層フォトレジスト原盤の現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォトレジスト原盤は,露光装置で露光
された後,現像が行われることにより案内溝やピットな
どが形成される。たとえば,特公平6−95401号公
報に開示されているように,原盤を回転させながら現像
液や純水を滴下して案内溝やピットなどを形成するもの
が知られている。
【0003】また,ガラス基板上にフォトレジストを2
層形成し,ガラス基盤上に深さの異なる溝とピットを形
成する方法が特開平7−161077号公報に開示され
ている。
【0004】この方法は,ガラス基盤上にフォトレジス
トを2層形成し,ガラス基盤上に深さの異なる溝とピ
ットを形成する工程について図3を用いて説明する。ガ
ラス基盤上に下層フォトレジストを形成した後,Y
b,Y,Inなどの酸でエッチング可能な中間層をそ
の上に形成し,さらに上層フォトレジストを形成す
る。そして,このフォトレジスト原盤を光量を変えて露
光する。さらに,これをスピン現像し,次に中間層を
酸でエッチングし,再度スピン現像することにより,弱
い光量で露光された部分は下層フォトレジストが露光
されず中間層までの溝となり,強い光量で露光され
た部分は下層フォトレジストまで現像で除去されてガ
ラス基板面までの深いピットとなる。
【0005】ところで,特公平6−95401号公報に
開示されているような装置では,前述したような多層フ
ォトレジスト原盤を現像することができない。そこで,
従来は,まず上層フォトレジストのみをスピン現像装置
を用いて現像液,純水を滴下して現像する。そして,乾
燥後,このフォトレジストを酸に浸して中間層をエッチ
ングし,純水で酸を置換した後乾燥し,再度,前述のス
ピン現像装置で現像液,純水を滴下して下層フォトレジ
ストの現像を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の技術にあっては,1つの装置で現
像液および純水を滴下して現像するのみで,中間層のエ
ッチング処理機能を備えていないため,中間層の上下に
形成されるフォトレジストの現像を行うことができない
という問題点があった。
【0007】また,従来の現像装置では,現像処理とエ
ッチング処理とを連続して行うことができないために,
製造工程における時間が長くかかったり,その工程にお
ける欠陥も生じやすいという問題点があった。
【0008】また,フォトレジスト原盤を中間層を溶解
するための酸に浸す場合に,原盤の裏側の汚れが表に回
り込んで内外周差が生じるため,原盤全体を均一にエッ
チングできないという問題点があった。
【0009】さらに,フォトレジスト原盤を中間層を溶
解するための酸に浸す場合に,現像工程とエッチング工
程とが連続して行うことができず,その表面が乾き過ぎ
てフォトレジストと酸との濡れ性が低下して酸がはじき
やすくなるため,エッチングむらが発生しやすいという
問題点があった。
【0010】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,現像装置にエッチング処理機能を付加することに
より,多層フォトレジスト原盤を現像することができる
装置を提供することを第1の目的とする。
【0011】また,現像工程からエッチング工程まで連
続して行うことにより,製造工程の時間短縮およびその
欠陥の低減を図ることを第2の目的とする。
【0012】また,フォトレジスト原盤を中間層を溶解
するための酸に浸す場合において,その内外周差をなく
し,原盤全体を均一にエッチングすることを第3の目的
とする。
【0013】さらに,フォトレジストと酸との濡れ性を
向上させ,エッチングむらの発生を防止することを第4
の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る多層フォトレジスト原盤の現像装
置にあっては,所望のパターンが露光された多層フォト
レジスト原盤をターンテーブル上で回転させながら所定
の液を滴下し,溶解可能な中間層を介し,該中間層の上
下にフォトレジストを形成する多層フォトレジスト原盤
の現像装置において,現像液を制御信号に基づいて前記
多層フォトレジスト原盤上に供給する現像液供給手段
と,純水を制御信号に基づいて前記多層フォトレジスト
原盤上に供給する純水供給手段と,前記中間層を溶解す
る溶解液を制御信号に基づいて前記多層フォトレジスト
原盤上に供給する溶解液供給手段と,前記現像液供給手
段,前記純水供給手段,および溶解液供給手段に対し,
前記多層フォトレジスト原盤上に液供給のための制御信
号を与える制御手段と,を備えたものである。
【0015】すなわち,現像液および純水を供給する手
段の他に,中間層を溶解する溶解液を供給する手段を付
加したので,従来の装置ではできなかった多層フォトレ
ジスト原盤の現像が実現する。
【0016】また,請求項2に係る多層フォトレジスト
原盤の現像装置にあっては,前記制御手段は,現像液,
純水,中間層の溶解液,純水,現像液の順に前記多層フ
ォトレジスト原盤上へ供給するものである。
【0017】すなわち,上記液供給により,上層フォト
レジスト現像,エッチング,下層フォトレジスト現像ま
での工程を1つの装置で連続して行えるので,現像工程
の短縮および工程内欠陥が低減される。
【0018】また,請求項3に係る多層フォトレジスト
原盤の現像装置にあっては,前記制御手段は,中間層の
溶解液を供給する前の純水を前記多層フォトレジスト原
盤上へ供給させた後,前記純水を半乾きにした状態で中
間層の溶解液を供給するものである。
【0019】すなわち,現像,純水洗浄の後に完全に乾
燥させることなく溶解液(酸)を滴下することにより,
溶解液(酸)とフォトレジスト原盤との濡れ性が向上
し,エッチング時におけるシミ発生やエッチングむらの
発生を防止することができる。
【0020】また,請求項4に係る多層フォトレジスト
原盤の現像装置にあっては,前記制御手段は,前記多層
フォトレジスト原盤上へ中間層の溶解液を供給する際
に,前記ターンテーブルの回転を停止させた状態で中間
層の溶解液を所定量供給するものである。
【0021】すなわち,ターンテーブルを回転させなが
ら溶解液(酸)を滴下した場合に,溶解液(酸)の流れ
の影響で内外周にエッチング速度の差が生じて不均一に
なる不具合が発生するため,ターンテーブルの回転を停
止させた状態で中間層の溶解液(酸)を所定量供給する
ことにより上記不具合が解消されると共に,溶解液の使
用量を低減することができ,さらに,エッチングの不均
一さと,流れの影響による剥離も防止することができ
る。
【0022】また,請求項5に係る多層フォトレジスト
原盤の現像装置にあっては,前記多層フォトレジスト原
盤の外周近傍から排気する排気手段と,前記排気手段を
前記制御手段からの制御信号に基づいて排気動作する排
気制御手段と,をさらに備え,前記制御手段が,停止状
態の前記多層フォトレジスト原盤上へ中間層の溶解液を
供給する際に,前記溶解液の供給が開始されてから前記
溶解液の除去が行われる間,前記排気手段による排気を
停止させるものである。
【0023】すなわち,フォトレジスト原盤外周付近の
排気により,ターンテーブル回転時には現像液,純水,
溶解液が原盤上に跳ねかえって欠陥が生じることを防止
すると共に,ターンテーブル停止時(溶解液をフォトレ
ジスト原盤に滴下時)に上記排気により溶解液(酸)が
フォトレジスト原盤上から外にこぼれたり,十分な量の
溶解液(酸)をフォトレジスト原盤に滴下できないとい
った不具合が解消される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下,本発明の多層フォトレジス
ト原盤の現像装置を添付図面を参照し,〔実施の形態
1〕,〔実施の形態2〕,〔実施の形態3〕の順で詳細
に説明する。
【0025】〔実施の形態1〕 (実施の形態1の構成)図1は,実施の形態1に係る多
層フォトレジスト原盤の現像装置の構成を示す説明図で
ある。
【0026】図において,この現像装置は,現像液10
1の吐き出しを制御する現像液供給手段としての電磁バ
ルブ102と,純水103の吐き出しを制御する純水供
給手段としての電磁バルブ104と,中間層の溶解液
(以下,酸という)105の吐き出しを制御する溶解液
供給手段としての電磁バルブ106と,電磁バルブ10
2と電磁バルブ104・電磁バルブ106のON/OF
Fを制御する制御信号を生成する制御手段としての制御
部107と,電磁バルブ102で制御された現像液10
1を後述する多層フォトレジスト原盤111に滴下する
現像液ノズル108と,電磁バルブ104で制御された
純水103を後述する多層フォトレジスト原盤111に
滴下する純水ノズル109と,電磁バルブ106で制御
された酸105を後述する多層フォトレジスト原盤11
1に滴下する酸ノズル110と,多層フォトレジストが
形成される多層フォトレジスト原盤111と,多層フォ
トレジスト原盤111を載置しながら回転するターンテ
ーブル112と,ターンテーブル112を駆動するター
ンテーブルモータ113と,多層フォトレジスト原盤1
11の端面の外周に位置し,多層フォトレジスト原盤1
11から飛ばされた現像液などを吸い込むための外周カ
ップ114および内周カップ115と,外周カップ11
4および内周カップ115の隙間の空気を排気する排気
手段としての排気ファン116とから構成されている。
【0027】(実施の形態1の動作)次に,以上のよう
に構成された多層フォトレジスト原盤の現像装置の動作
について説明する。あらかじめ上層フォトレジストの現
像に必要な時間t1,中間層の溶解に必要な時間t4,
下層フォトレジストの現像に必要な時間t5を求めてお
く。
【0028】まず,ターンテーブル112を回転させな
がら現像液101をt1だけ吐き出すように電磁バルブ
102を制御する。次に,電磁バルブ102をOFFし
て現像液101の吐き出しを停止し,電磁バルブ104
をONして純水103を吐き出してリンスする。続い
て,酸105をt4だけ吐き出し,純水103でリンス
する。さらに,電磁バルブ104をOFFして純水10
3の吐き出しを停止し,電磁バルブ102をONして現
像液101をt5だけ吐き出す。その後,純水103で
リンスして現像を完了する。
【0029】これにより,従来の現像装置では現像する
ことができなかった多層フォトレジストの現像が実現
し,溝とピッチとが形成される。
【0030】〔実施の形態2〕 (実施の形態2の構成)この実施の形態2では,前述の
図1と同一構成の多層フォトレジスト原盤の現像装置を
用いるものとする。
【0031】(実施の形態2の動作)次に,以上のよう
に構成された多層フォトレジスト原盤の現像装置の動作
について説明する。酸105を吐き出す前に純水103
の供給を停止させ,その後,ターンテーブル112を5
0〜500rpmで5〜20秒回転させ,純水103を
半乾き状態に乾燥させる。
【0032】上記により,前述の実施の形態1と比較し
て,純水103を乾燥させることで中間層の溶解ばらつ
きによると思われるピット形状の内外周差が減少するこ
とが確認できる。また,完全に純水103を乾燥させた
ときに発生しやすかった溶解液のはじきに起因するシミ
発生を除去することができる。
【0033】〔実施の形態3〕 (実施の形態3の構成)図2は,実施の形態3に係る多
層フォトレジスト原盤の現像装置の構成を示す説明図で
ある。図において,この現像装置は,前述の実施の形態
1で説明した図1に対し,制御部107により排気のO
N/OFF制御がなされる排気制御手段としての排気弁
201を付加し,さらに,制御部107によりターンテ
ーブルモータ113を制御する構成とする。
【0034】また,他の構成要素およびその機能は実施
の形態1と同様であるため,図1と同一符号を付してそ
の説明は省略する。
【0035】(実施の形態3の動作)次に,以上のよう
に構成された多層フォトレジスト原盤の現像装置の動作
について説明する。あらかじめ上層フォトレジストの現
像に必要な時間t1,中間層の溶解に必要な時間t4,
下層フォトレジストの現像に必要な時間t5を求めてお
く。
【0036】まず,ターンテーブル112を回転させな
がら現像液101をt1だけ吐き出すように電磁バルブ
102を制御する。次に,電磁バルブ102をOFFし
て現像液101の吐き出しを停止し,電磁バルブ104
をONして純水103を吐き出してリンスする。
【0037】次に,酸105を吐き出す前に純水105
を停止させ,その後,ターンテーブル112を50〜5
00rpmで5〜20秒回転させ,純水103を半乾き
状態に乾燥させる。続いて,ターンテーブル112およ
び排気弁201により排気を停止する。
【0038】そして,酸105を,多層フォトレジスト
原盤111の中心より酸ノズル110で多層フォトレジ
スト原盤111から溢れないように,かつ前面に行き渡
るように滴下し,多層フォトレジスト原盤111上に溜
める。
【0039】時間t4後,ターンテーブル112の回転
と排気を再開し,さらに純水103でリンスする。次
に,現像液101をt5だけ吐き出し,純水103でリ
ンスして現像を完了する。
【0040】これにより,従来の現像装置では現像でき
なかった多層フォトレジストの現像が実現し,溝とピッ
チとが形成される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る多層
フォトレジスト原盤の現像装置(請求項1)によれば,
現像液および純水を供給する手段の他に,中間層を溶解
する溶解液を供給する手段を付加したため,従来の装置
ではできなかった多層フォトレジスト原盤の現像を実現
することができる。
【0042】また,本発明に係る多層フォトレジスト原
盤の現像装置(請求項2)によれば,現像液,純水およ
び溶解液の供給により,上層フォトレジスト現像,エッ
チング,下層フォトレジスト現像までの工程を1つの装
置で連続して行えるため,現像工程の短縮および工程内
欠陥を低減することができる。
【0043】また,本発明に係る多層フォトレジスト原
盤の現像装置(請求項3)によれば,現像,純水洗浄の
後に完全に乾燥させることなく溶解液(酸)を滴下する
ため,溶解液(酸)とフォトレジスト原盤との濡れ性が
向上し,エッチング時におけるシミ発生やエッチングむ
らの発生を防止することができる。
【0044】また,本発明に係る多層フォトレジスト原
盤の現像装置(請求項4)によれば,ターンテーブルを
回転させながら溶解液(酸)を滴下した場合に,溶解液
(酸)の流れの影響で内外周にエッチング速度の差が生
じて不均一になる不具合が発生するが,ターンテーブル
の回転を停止させた状態で中間層の溶解液(酸)を所定
量供給するため,上記不具合が解消されると共に,溶解
液の使用量を低減することができ,さらに,エッチング
の不均一さと,流れの影響による剥離も防止することが
できる。
【0045】また,本発明に係る多層フォトレジスト原
盤の現像装置(請求項5)によれば,フォトレジスト原
盤外周付近の排気を行うため,ターンテーブル回転時に
は現像液,純水,溶解液が原盤上に跳ねかえって欠陥が
生じることを防止できると共に,ターンテーブル停止時
(溶解液をフォトレジスト原盤に滴下時)に上記排気に
より溶解液(酸)がフォトレジスト原盤上から外にこぼ
れたり,十分な量の溶解液(酸)をフォトレジスト原盤
に滴下できないといった不具合を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る多層フォトレジスト原盤の
現像装置の構成を示す説明図である。
【図2】実施の形態3に係る多層フォトレジスト原盤の
現像装置の構成を示す説明図である。
【図3】多層フォトレジスト原盤の製造過程を示す説明
図である。
【符号の説明】
101 現像液 102,104,106 電磁バルブ 103 純水 105 酸 107 制御部 111 多層フォトレジスト原盤 112 ターンテーブル 114 外周カップ 115 内周カップ 116 排気ファン 201 排気弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のパターンが露光された多層フォト
    レジスト原盤をターンテーブル上で回転させながら所定
    の液を滴下し,溶解可能な中間層を介し,該中間層の上
    下にフォトレジストを形成する多層フォトレジスト原盤
    の現像装置において,現像液を制御信号に基づいて前記
    多層フォトレジスト原盤上に供給する現像液供給手段
    と,純水を制御信号に基づいて前記多層フォトレジスト
    原盤上に供給する純水供給手段と,前記中間層を溶解す
    る溶解液を制御信号に基づいて前記多層フォトレジスト
    原盤上に供給する溶解液供給手段と,前記現像液供給手
    段,前記純水供給手段,および溶解液供給手段に対し,
    前記多層フォトレジスト原盤上に液供給のための制御信
    号を与える制御手段と,を備えたことを特徴とする多層
    フォトレジスト原盤の現像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,現像液,純水,中間層
    の溶解液,純水,現像液の順に前記多層フォトレジスト
    原盤上へ供給することを特徴とする請求項1に記載の多
    層フォトレジスト原盤の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は,中間層の溶解液を供給
    する前の純水を前記多層フォトレジスト原盤上へ供給さ
    せた後,前記純水を半乾きにした状態で中間層の溶解液
    を供給することを特徴とする請求項1または2に記載の
    多層フォトレジスト原盤の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は,前記多層フォトレジス
    ト原盤上へ中間層の溶解液を供給する際に,前記ターン
    テーブルの回転を停止させた状態で中間層の溶解液を所
    定量供給することを特徴とする請求項1または2に記載
    の多層フォトレジスト原盤の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記多層フォトレジスト原盤の外周近傍
    から排気する排気手段と,前記排気手段を前記制御手段
    からの制御信号に基づいて排気動作する排気制御手段
    と,をさらに備え,前記制御手段が,停止状態の前記多
    層フォトレジスト原盤上へ中間層の溶解液を供給する際
    に,前記溶解液の供給が開始されてから前記溶解液の除
    去が行われる間,前記排気手段による排気を停止させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の多層フォトレジスト
    原盤の現像装置。
JP15191996A 1996-05-24 1996-05-24 多層フォトレジスト原盤の現像装置 Pending JPH09320124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721238B2 (en) 2000-11-29 2004-04-13 Sony Corporation Magneto-optical recording medium having multiple magnetic layers capable of reducing reproducing laser power
CN111621816A (zh) * 2020-05-27 2020-09-04 大连理工大学 一种超高深宽比金属微柱阵列的制作方法

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