JPH09319730A - 積和演算回路および方法 - Google Patents

積和演算回路および方法

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JPH09319730A
JPH09319730A JP15890596A JP15890596A JPH09319730A JP H09319730 A JPH09319730 A JP H09319730A JP 15890596 A JP15890596 A JP 15890596A JP 15890596 A JP15890596 A JP 15890596A JP H09319730 A JPH09319730 A JP H09319730A
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真史 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LビットのクラスコードをLビットよりビッ
ト数の少ないSビットからなるクラスコードに縮退させ
ることで、係数メモリのクラスを大幅に削減することが
できるため、ハード規模を大幅に削減することができ
る。 【解決手段】 被乗数レジスタ1から複数のSDデータ
が積和器2へ供給される。このSDデータに基づいてア
ドレスコントロール回路3では、Lビットのクラスコー
ドL-class が生成され、そのクラスコードL-class は、
アドレス縮退メモリ4へ供給される。アドレス縮退メモ
リ4では、クラスコードL-class に対応するSビットの
クラスコードS-class がデータ変換テーブルから読み出
される。そのクラスコードS-class は、係数メモリ5へ
供給される。積和器2では、クラスコードS-class に応
答する係数データが積和器2へ供給される。積和器2で
は、SDデータと係数データの積和演算が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の被乗数と
それに対する乗数とを掛け合わせるとき、より少ない被
乗数と乗数を用いてもほぼ同じ結果を得ることができる
ようにした積和演算回路および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、オーディオ・ビジュアル
指向の高まりから、より高解像度の画像を得ることがで
きるようなテレビジョン受像機の開発が望まれ、この要
望に応えて、いわゆるハイビジョンが開発された。この
ハイビジョンは、いわゆるNTSC方式に規定される走
査線数525本なのに対して、2倍以上の1125本と
なっているうえ、表示画面の縦横比もNTSC方式が
3:4に対して9:16と広角画面になっている。この
ため、高解像度で臨場感のある画面を得ることができる
ようになっている。
【0003】ここで、このような優れた特性を有するハ
イビジョンではあるが、NTSC方式の映像信号をその
まま供給しても画像表示を行うことはできない。これ
は、上述のようにNTSC方式とハイビジョン方式とで
は規格が異なるからである。このため、NTSC方式の
映像信号に応じた画像をハイビジョンで表示しようとす
る場合、従来は、供給されたNTSC方式の映像信号
(SD(Standerd Definition )データ)の水平方向の
補間処理を行い、その後垂直方向の補間処理を行うこと
で映像信号のレート変換を行っていた。
【0004】この水平方向および垂直方向の補間処理
は、縦続接続型のFIRフィルタからなるものであり、
これらは、単に水平方向および垂直方向の補間を行って
いるにすぎないため、解像度は基となるNTSC方式の
映像信号と何ら変わらなかった。特に、通常の画像を変
換対象とした場合、垂直方向の補間をフィールド内処理
で行うのが一般的であるが、その場合、画像のフィール
ド間相関を使用していないため、画像静止部において
は、変換ロスにより、NTSC方式の映像信号よりむし
ろ解像度が劣化する欠点があった。
【0005】これに対し、出願人は、特願平6−205
934号の画像信号変換装置において、入力信号である
画像信号レベルの3次元(時空間)分布に応じてクラス
分割を行い、クラス毎に予め学習により獲得された予測
係数値を格納した記憶手段を持ち、予測式に基づいた演
算により最適な推定値を出力する、というものを提案し
ている。
【0006】この手法は、HD(High Definition )デ
ータを創造する場合、創造するHD画素の近傍にあるS
Dデータを用いてクラス分割を行い、それぞれのクラス
毎に予測係数値を学習により獲得することで、画像静止
部において、より真値に近いHDデータを得る、という
ような巧妙なものである。
【0007】例えば、図8において示すSD画素m1
5 とSD画素n1 〜n5 のそれぞれの空間的同一位置
にある画素同士のフレーム間差分の平均値を求め、それ
をしきい値処理してクラス分類することにより、主に動
きの程度の表現に対してクラス分類を行う。同時に、図
7において示すような、SD画素k1 〜k5 をADRC
(Adaptive Dynamic Range Coding )処理することによ
り、少ないビット数で主に空間内の波形表現を目的とし
たクラス分類を行う。
【0008】上述の2種類のクラス分類で決定されたク
ラス毎に、図9において示すようなSD画素x1 〜x25
を使用して、線形一次式をたて、予測係数値を学習によ
り獲得する。この方式は、主に動きの程度を表すクラス
分類と、主に空間内の波形を表すクラス分類とを個別
に、それぞれ適した形で行うため、比較的少ないクラス
数で高い変換性能を得られるという特性がある。HD画
素yの推定演算は、上述の手順で得られた予測係数値w
n を用いて以下のような式(1)で行われる。
【0009】 y=w1 1 +w2 2 +・・・+wn n (1) この例では、n=9である。
【0010】このように、SDデータに対応するHDデ
ータを推定するための予測係数値を各クラス毎に予め学
習により求めた上で、ROMテーブルに格納しておき、
入力されるSDデータおよびROMテーブルから読み出
した予測係数値を出力することにより、入力されたSD
データを単に補間処理したものとは異なり、実際のHD
データにより近いデータを出力することができるという
特徴がある。
【0011】このような画像信号変換装置に用いられる
積和演算回路を図10に示す。被乗数レジスタ51から
は、複数のSDデータが積和器52へ供給される。この
複数のSDデータに対応するクラスコードclass がアド
レスコントロール回路53から乗数メモリ54へ供給さ
れ、乗数メモリ54では、クラスコードclass に応答す
る係数データが積和器52へ供給される。積和器52で
は、SDデータと係数データの積和演算が実行され、そ
の積和出力は、出力端子55から出力される。
【0012】この積和器52の例として図11に示すよ
うに、入力端子61からSDデータが供給され、そのS
Dデータは、レジスタ62を介して乗算器65へ供給さ
れる。入力端子63から係数データが供給され、その係
数データは、レジスタ64を介して乗算器65へ供給さ
れる。乗算器65では、SDデータと係数データとが乗
算され、その乗算出力は、レジスタ66を介して加算器
67へ供給される。加算器67では、2つの乗算出力が
加算され、その加算出力は、レジスタ68を介して加算
器69へ供給される。加算器69では、さらに2つの加
算出力と加算され、レジスタ70を介して出力端子71
から積和出力が出力される。
【0013】このように、積和演算回路を用いた演算に
おいて、予め乗数(係数データ)をメモリ等に用意して
おき、画像の特徴(すなわち、クラス情報)によって乗
数を可変できる構成が画像信号の変換に用いられてい
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】クラス数を多くして乗
数の種類を多くすれば、画像の推定の精度を向上するこ
とができる。しかしながら、乗数の種類を多く持てば持
つほど乗数メモリの容量が増え、ハード規模が増大する
という問題点があった。
【0015】従って、この発明の目的は、上述した問題
点を鑑みて、ハード規模を削減することができる積和演
算回路および方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、乗数および被乗数の積を加算することによって、デ
ィジタルフィルタ演算をMタップで行うようにした積和
演算回路において、乗数メモリをコントロールするLビ
ットのアドレスをLビットより少ないSビットに縮退す
るアドレス縮退手段と、Sビットのアドレスと対応する
乗数データを乗数メモリから読み出す乗数データ読出手
段と、乗数メモリから読み出された乗数データと被乗数
データとの積和出力を発生する演算手段とからなること
を特徴とする積和演算回路である。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、乗数およ
び被乗数の積を加算することによって、ディジタルフィ
ルタ演算をMタップで行うようにした積和演算方法にお
いて、乗数メモリをコントロールするLビットのアドレ
スをLビットより少ないSビットに縮退するステップ
と、Sビットのアドレスと対応する乗数データを乗数メ
モリから読み出すステップと、乗数メモリから読み出さ
れた乗数データと被乗数データとの積和出力を発生する
ステップとからなることを特徴とする積和演算方法であ
る。
【0018】上述したように、この発明は、アドレスを
6ビットから5ビットへ縮退させることによって、係数
メモリに記憶される係数データを減少させる。すなわ
ち、ハード規模が削減される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施
例を説明するための構成を概略的に示したものである。
被乗数レジスタ1には、被乗数としてのSDデータが蓄
えられており、SDデータが被乗数レジスタ1から積和
器2へ供給される。また、SDデータに基づいて、アド
レスコントロール回路3では、Lビットのクラスコード
class が生成され、生成されたLビットのクラスコード
L-class は、アドレス縮退メモリ4へ供給される。
【0020】アドレス縮退メモリ4は、供給されたクラ
スコードをLビットからSビットへ縮退するための、デ
ータ変換テーブルから構成される。よって、Lビットの
クラスコードL-class に対応するSビットのクラスコー
ドS-class が読み出され、読み出されたクラスコードS-
class は、係数メモリ5へ供給される。係数メモリ5で
は、供給されたクラスコードS-class に応答した係数デ
ータが読み出され、読み出された係数データは、積和器
2へ供給される。この係数メモリ5は、予め学習するこ
とによって、得られた係数データが記憶されたものであ
る。積和器2では、画素データと係数データとの積和演
算が実行され、その積和結果、すなわちHD(High Def
inition )データが出力端子6から出力される。
【0021】そして、図2にそのアドレス縮退メモリ4
に用いることができるデータ変換テーブルの一例を示
す。アドレスコントロール回路3から供給されるクラス
コードL-class は、例えば6ビットのデータとなり、こ
の6ビットのクラスコードは、2ビットの主に動きの程
度を表すためのクラス分類(以下、動きクラスと称す
る)と、4ビットからなる主に空間内の波形表現のため
のクラス分類(以下、空間クラスと称する)から構成さ
れる。ここでは、この6ビットのクラスコードを5ビッ
トのクラスコードへ縮退する。
【0022】この図2に示すように動きクラスmv-class
は、0、1、2で表される。動きクラスmv-classが0の
場合、縮退の前後でアドレス数の変化はなく、動きクラ
スmv-classが1および2の場合、縮退の前後でアドレス
数が1/2に縮退される。このため、合計のアドレス数
は、縮退することで48から32となり、5ビットで表
現することが可能となる。
【0023】また、図3に示すように動きクラスmv-cla
ssを0、1、2、3で表すことも可能である。このと
き、動きクラスmv-classが0、1および2の場合は、上
述と同じように縮退される。しかしながら、動きクラス
mv-classが3の場合、動きクラスmv-classが2と同じア
ドレスに縮退がなされる。例えば、縮退前のアドレスが
32の場合、縮退後のアドレスは、24となり、同様に
縮退前のアドレスが48の場合、縮退後のアドレスは、
24となる。また、縮退前のアドレスが42の場合、縮
退後のアドレスは、29となり、同様に縮退前のアドレ
スが58の場合、縮退後のアドレスは、29となる。
【0024】次に、この発明の積和演算回路の他の実施
例を図4に示す。なお、他の実施例を説明するにあた
り、上述した一実施例と同一の部分には同一の符号を付
し、その説明は、省略する。
【0025】被乗数レジスタ1から複数の画素データが
積和器2へ供給される。アドレスコントロール回路3で
は、LビットのクラスコードL-class が縮退演算回路2
1へ供給される。縮退演算回路11では、後述するよう
に、供給されたLビットのクラスコードL-class をSビ
ットのクラスコードS-class へ縮退を行う演算が実行さ
れる。縮退がなされたクラスコードS-class は、縮退演
算回路21から係数メモリ5へ供給される。係数メモリ
5では、クラスコードS-class に応答する係数データが
読み出され、積和器2へ供給される。積和器2では、画
素データと係数データとの積和演算が実行され、その積
和出力は、出力端子6から出力される。
【0026】ここで、縮退演算回路11の詳細な回路図
を図5に示す。入力端子21から動きクラスmv-classの
LSBが供給され、ORゲート27へ供給される。入力
端子22から動きクラスmv-classのMSBが供給され、
ORゲート27および加算器28の一方の入力側の2n
d−MSBに供給される。ORゲート27は、入力端子
21および22からのビットを入力とし、その出力は、
加算器28の一方の入力側のMSBとして入力される。
また、入力端子22からのビットは、加算器28の一方
の2nd−MSBとして供給される。加算器28の一方
のLSB、2nd−LSBおよび3rd−LSBは、接
地されている。すなわち、常に `0' である。
【0027】入力端子23から空間クラスのLSBが供
給され、入力端子24から空間クラスの2nd−LSB
が供給され、入力端子25から空間クラスの2nd−M
SBが供給され、入力端子26から空間クラスのMSB
が供給される。これら入力端子23、24、25および
26からのビットは、シフトレジスタ29へ供給され
る。シフトレジスタ29の入力側のMSBは接地され、
シフトレジスタ29の入力側の2nd−MSBには空間
クラスのMSBのビットが供給され、シフトレジスタ2
9の入力側の3rd−LSBには空間クラスの2nd−
MSBが供給され、シフトレジスタ29の入力側の2n
d−LSBには空間クラスの2nd−LSBが供給さ
れ、シフトレジスタ29の入力側のLSBには空間クラ
スのLSBが供給される。
【0028】シフトレジスタ29では、外部からNビッ
トシフトのコントロールする制御信号が供給され、この
制御信号は、動きクラスmv-classに対応するものであ
る。他の実施例では、1ビットシフトの制御信号が供給
される。動きクラスmv-classが0の場合、シフトレジス
タ29では、下位4ビットが加算器28の他方の入力側
へ供給され、動きクラスmv-classが0でない場合、供給
されたビットがLSB側に1ビットずつシフトされる。
1ビットシフトによって、シフトレジスタ29の出力
は、その入力の1/2の値とされる。シフトされた4ビ
ットのデータは、加算器28の他方の入力側に供給され
る。加算器28の他方の入力側のMSBは、接地されて
いる。加算器28では、入力されたそれぞれのデータが
加算され、5ビットのデータとしてレジスタ30を介し
て出力端子31から出力される。
【0029】一例として、クラスコードclass が `0100
11' の場合、加算器28の一方の入力側には、 `10000'
が供給され、その他方の入力側には、 `00001' が供給
され、加算器28の出力は、 `10001'となり、クラスコ
ードclass が縮退される。すなわち、クラスコードclas
s が19から17へ縮退される。同様に、クラスコード
class が `100101' の場合、加算器28の一方の入力側
には、 `11000'が供給され、その他方の入力側には、 `
00010' が供給され、加算器28の出力は、 `11010'と
なり、クラスコードclass が縮退される。すなわち、ク
ラスコードclass が37から26へ縮退される。
【0030】上述したような、この発明による推定演算
回路を使用して構成された信号変換装置の一例を図6に
示す。入力端子41からSDデータが供給され、そのS
Dデータは、領域切り出し回路42、44および49へ
供給される。領域切り出し回路42は、入力端子41か
ら供給されたSDデータから空間クラスに必要なSDデ
ータを切り出す。この一例では、例えば図7に示すよう
に創造するべきHDデータy1 〜y4 の近傍に位置する
5つのSDデータk1 〜k5 を切り出す。
【0031】領域切り出し回路42により切り出された
SDデータは、ADRC(AdaptiveDynamic Range Codi
ng )回路43へ供給される。ADRC回路43は、供
給されたSDデータのレベル分布のパターン化を目的と
して、各領域のデータを、例えば8ビットのSDデータ
から2ビットのSDデータに圧縮するような演算を行
う。これにより、形成されたパターン圧縮データをクラ
スコード発生回路46へ供給する。
【0032】領域切り出し回路44は、動きクラスに必
要なSDデータを切り出す。この一例では、例えば供給
されたSDデータから創造するべきHDデータy1 〜y
4 に対して図8に示す位置に存在する10個のSDデー
タm1 〜m5 およびn1 〜n5 を切り出す。
【0033】領域切り出し回路44により切り出された
SDデータは、動きクラス決定回路45へ供給される。
動きクラス決定回路45は、供給されたSDデータのフ
レーム間差分を算出し、その絶対値の平均値をしきい値
処理することにより動きの指標である動きパラメータを
算出する。具体的には、動きクラス決定回路45は、以
下の式(2)により、供給されるSDデータの差分の絶
対値の平均値param を算出する。
【0034】
【数1】 ただし、図7の画素配置では、n=5である。
【0035】動きパラメータは、例えば、4つの動きク
ラスのことである。すなわち、SDデータの差分の絶対
値の平均値param ≦2の場合、動きクラスmv-classを0
と決定し、平均値param ≦4の場合、動きクラスmv-cla
ssを1と決定し、平均値param ≦8の場合、動きクラス
mv-classを2と決定し、平均値param >8の場合、動き
クラスmv-classを3と決定する。このように決定された
動きクラスmv-classがクラスコード発生回路46へ供給
される。
【0036】クラスコード発生回路46は、ADRC回
路43からの空間クラスおよび動きクラス決定回路45
からの動きクラスmv-classに基づいて以下の式(3)の
演算を行うことにより、そのブロックが属するクラスを
検出し、そのクラスを示すクラスコードclass を係数メ
モリ47へ供給する。このクラスコードclass は、係数
メモリ47からの読み出しアドレスを示すものとなって
いる。
【0037】
【数2】 この例では、n=5、p=2である。
【0038】係数メモリ47には、SDデータのパター
ンとHDデータの関係を学習することにより、線形推定
式を用いて、SDデータに対応するHDデータを算出す
るための係数データが各クラス毎に記憶されている。係
数メモリ47からは、クラスコードclass で示されるア
ドレスから、そのクラスの係数データであるwi (clas
s )が読み出される。この係数データは、推定演算回路
48へ供給される。
【0039】一方、SDデータは、領域切り出し回路4
9にも供給される。領域切り出し回路49は、SDデー
タを図9に示すような位置にある推定演算に使用する2
5個のSDデータx1 〜x25を切り出す。領域切り出し
回路49の出力信号は、推定演算回路48へ供給され
る。推定演算回路48は、領域切り出し回路49からの
SDデータ、係数メモリ47からの係数データに基づい
て、入力されたSDデータに対応するHDデータを算出
する。その算出するための一例を式(4)に示す。算出
されたHDデータは、出力端子50から出力される。
【0040】 HD=w1 1 +w2 2 +・・・+w2525 (4)
【0041】
【発明の効果】この発明に依れば、アドレス縮退演算回
路を有することによって、この回路自体の付加回路は増
加するが、それに比べて係数メモリと積和器のハード規
模の削減がかなり大きくなるため、大幅にハード規模を
削減できる。また、アドレスを縮退することによって、
本来Lビットでコントロールする係数メモリをSビット
でコントロールする係数メモリに置き換えても本来の性
能とほぼ等価な画質性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の積和演算回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】この発明のアドレス縮退メモリの一実施例を示
すテーブルである。
【図3】この発明のアドレス縮退メモリの一実施例を示
すテーブルである。
【図4】この発明の積和演算回路の他の実施例を示す回
路図である。
【図5】この発明のアドレス縮退演算回路の一実施例を
示す回路図である。
【図6】この発明が適用できる信号変換装置の一例を示
すブロック図である。
【図7】領域切り出しを説明するための略線図である。
【図8】領域切り出しを説明するための略線図である。
【図9】領域切り出しを説明するための略線図である。
【図10】従来の積和演算回路を示す回路図である。
【図11】従来の信号補間回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1・・・被乗数メモリ、2・・・積和器、3・・・アド
レスコントロール回路、4・・・アドレス縮退メモリ、
5・・・乗数メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗数および被乗数の積を加算することに
    よって、ディジタルフィルタ演算をMタップで行うよう
    にした積和演算回路において、 乗数メモリをコントロールするLビットのアドレスを上
    記Lビットより少ないSビットに縮退するアドレス縮退
    手段と、 上記Sビットのアドレスと対応する乗数データを上記乗
    数メモリから読み出す乗数データ読出手段と、 上記乗数メモリから読み出された上記乗数データと被乗
    数データとの積和出力を発生する演算手段とからなるこ
    とを特徴とする積和演算回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の積和演算回路におい
    て、 入力信号がディジタル画像信号であり、上記乗数データ
    が係数データであり、上記被乗数データが画素データで
    あり、 上記ディジタル画像信号のレベル分布のパターンに基づ
    いて、推定しようとする画素データが属するクラスを決
    定して上記Lビットのアドレスをクラス情報として出力
    するクラス決定手段を有し、 上記アドレス縮退手段によって、上記Lビットが上記S
    ビットへ縮退され、縮退された上記Sビットのクラス情
    報に応答して、上記乗数メモリから係数データが読み出
    され、上記演算手段によって、上記画素データと上記係
    数データとを積和演算するようにしたことを特徴とする
    積和演算回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の積和演算回路におい
    て、 上記アドレス縮退手段は、 メモリに記憶されたデータ変換テーブルによって、上記
    LビットのアドレスをSビットのアドレスに縮退させる
    ようにしたことを特徴とする積和演算回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の積和演算回路におい
    て、 上記アドレス縮退手段は、 上記Lビットのアドレスを上位ビットおよび下位ビット
    に分割し、 上記上位ビットの状態に応じて、上記下位ビットをNビ
    ットシフトし、 上記上位ビットと上記Nビットシフトされた下位ビット
    とを加算し、 上記Lビットのアドレスを上記Sビットのアドレスに縮
    退させるようにしたことを特徴とする積和演算回路。
  5. 【請求項5】 乗数および被乗数の積を加算することに
    よって、ディジタルフィルタ演算をMタップで行うよう
    にした積和演算方法において、 乗数メモリをコントロールするLビットのアドレスを上
    記Lビットより少ないSビットに縮退するステップと、 上記Sビットのアドレスと対応する乗数データを上記乗
    数メモリから読み出すステップと、 上記乗数メモリから読み出された上記乗数データと被乗
    数データとの積和出力を発生するステップとからなるこ
    とを特徴とする積和演算方法。
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