JPH09319308A - 耐ブロッキング性に優れた金属製エンドシールラベル及びそれを有する熱可塑性樹脂フィルム - Google Patents

耐ブロッキング性に優れた金属製エンドシールラベル及びそれを有する熱可塑性樹脂フィルム

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JPH09319308A
JPH09319308A JP15340596A JP15340596A JPH09319308A JP H09319308 A JPH09319308 A JP H09319308A JP 15340596 A JP15340596 A JP 15340596A JP 15340596 A JP15340596 A JP 15340596A JP H09319308 A JPH09319308 A JP H09319308A
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end seal
seal label
film
thermoplastic resin
layer
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JP15340596A
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Hideaki Toda
英明 戸田
Hidenori Ishizuka
英紀 石塚
Kenji Miyasaka
健司 宮坂
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Tonen Chemical Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Tonen Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙オムツのウエストギャザー部分等に使用す
るのに適する優れた耐ブロッキング性を有する金属製エ
ンドシールラベル、及びそれを貼付した熱可塑性樹脂フ
ィルムを提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルムの巻芯部分に貼付
した金属製エンドシールラベルは、耐ブロッキング性潤
滑剤塗布層、金属層、補強材層及び粘着層の層構成を有
する。金属製エンドシールラベルの金属層の表面及び/
又はエンドシールラベルと接触する熱可塑性樹脂フィル
ム面に、溶解度指数が8.0 以下の潤滑剤が塗布されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製エンドシールラ
ベル及びそれを貼付した熱可塑性樹脂製の伸縮性フィル
ムに関し、特に使い捨てオムツ、ナプキン等の伸縮部材
のフィルム等に使用するのに適する耐ブロッキング性に
優れた金属製エンドシールラベル及びそれを貼付した熱
可塑性樹脂フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近幼
児用、病人用又は老人用の使い捨て紙オムツが広く使用
されているが、そのウエストギャザー部分等は熱可塑性
ポリウレタンフィルムで形成されている。このフィルム
は通常所定幅(25mm〜60mm幅)にスリットされ、紙管に
2000m程度の長さで巻かれて、1巻製品とされている。
この1巻製品を使った紙オムツの生産は自動化されてい
るので、1巻の終了を検知するために、フィルム末端に
アルミニウム等の金属製のエンドシールラベルが貼付さ
れている。金属製エンドシールラベルが貼付されたフィ
ルムから自動紙オムツ製造機によりウエストギャザー部
分等を製造する場合、フィルムが繰り出されてフィルム
末端に近づくと金属検知機が金属製エンドシールラベル
を検知し、フィルム供給装置が停止して、次のフィルム
に交換するようになっている。ところが、紙オムツのウ
エストギャザー部分等に使用する伸縮性フィルムはブロ
ッキングしやすいため、特にフィルム末端に貼付された
アルミシールラベルの部分において、その上にある数枚
のフィルムがブロッキングし、繰り出しができずにフィ
ルムが切断する等の問題を起こすことがある。
【0003】したがって本発明の目的は、紙オムツのウ
エストギャザー部分等に使用するのに適する優れた耐ブ
ロッキング性を有する金属製エンドシールラベル、及び
それを貼付した熱可塑性樹脂フィルムを提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、熱可塑性樹脂製伸縮性フィルム
に貼付する金属製エンドシールラベルの表面、及び/又
はそれに接触するフィルム面に優れた耐ブロッキング性
を有する潤滑剤を塗布すれば、金属製エンドシールラベ
ル近辺における熱可塑性樹脂フィルムのブロッキングを
大幅に低減できることを発見し、本発明に想到した。
【0005】すなわち、本発明の耐ブロッキング性に優
れた金属製エンドシールラベルは、金属層の表面に溶解
度指数が8.0 以下の潤滑剤を塗布したことを特徴とす
る。
【0006】さらに、本発明の熱可塑性樹脂フィルム
は、金属製エンドシールラベルを貼付したもので、前記
金属製エンドシールラベルの金属層の表面及び/又は前
記エンドシールラベルと接触するフィルム面に、溶解度
指数が8.0 以下の潤滑剤が塗布されていることを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】[1] 金属製エンドシールラベル (1) 層構成 本発明の金属製エンドシールラベルは、基本的には金属
層とその表面に形成された耐ブロッキング性に優れた潤
滑剤の塗布層からなり、金属層の裏面には粘着層が形成
されている。また金属層に補強材層を貼付するのが好ま
しい。この場合には、耐ブロッキング性潤滑剤塗布層、
金属層、補強材層及び粘着層の層構成となる。
【0009】(a) 金属層単独の場合 金属層はアルミニウム、ステンレススチール等の金属の
箔により形成するのが好ましい。金属層の厚さは5〜60
μmであるのが好ましい。金属層の厚さが5μm未満で
あると強度が不十分であり、また60μmを超えても無意
味である。より好ましい厚さは10〜40μmであり、さら
に好ましい厚さは10〜30μmである。なお、金属箔の代
わりに金属メッキを使用してもよい。
【0010】(b) 金属層に補強材層を積層する場合 金属層に補強材層を設ける場合、補強材としては、プラ
スチックシート、紙、不織布、布等を用いることができ
る。プラスチックシートの場合ポリエチレンのようにヒ
ートシール性を有するものが好ましく、また紙等の場合
ポリエチレンの薄膜を形成しておくのが好ましい。
【0011】金属層に補強材層を積層する方法として
は、ヒートシール法又は接着法が好ましい。補強材層の
厚さは10〜90μmが好ましく、20〜60μmがより好まし
く、20〜40μmがさらに好ましい。なお、金属層の厚さ
は5〜60μmであり、10〜40μmが好ましく、10〜30μ
mがより好ましい。
【0012】(c) 耐ブロッキング性に優れた潤滑剤の塗
布層 熱可塑性樹脂フィルムを巻回すると、フィルム末端に貼
付した金属製エンドシールラベルは最下端に位置し、そ
の上に巻回されるフィルムにブロッキングする傾向を示
す。従って、金属製エンドシールラベルがその上の熱可
塑性樹脂フィルムとブロッキングするのを防止するため
に、耐ブロッキング性に優れた潤滑剤塗布層を形成する
必要がある。
【0013】潤滑剤塗布層は、溶解度指数が8.0 以下で
ある潤滑剤からなる。ここで溶解度指数(Solubility P
arameter)とは、蒸発エネルギーΔEv をモル体積Vで
割った値の平方根(ΔEv /V)1/2 で、溶解性のパラ
メーターである。溶解度指数が大きい程溶解性が大き
く、もってブロッキングを起こしやすい。潤滑剤の溶解
度指数が8.0 を超えると、熱可塑性樹脂フィルムとのブ
ロッキングを防止する効果(耐ブロッキング性効果)が
不十分である。好ましい溶解度指数は7.0 〜7.5であ
る。
【0014】耐ブロッキング性に優れた潤滑剤は樹脂系
及び潤滑油系のいずれでも良く、樹脂系としてはシリコ
ン樹脂(溶解度指数:7.3 )、フッ素系樹脂(溶解度指
数:7.3 )等が挙げられ、潤滑油系としてはシリコンオ
イル(溶解度指数:7.0 )、一般の潤滑油(溶解度指
数:6〜8)等が挙げられる。樹脂の場合、塗布方法は
特に限定されないが、一般に上記樹脂を有機溶媒に溶解
し、得られた均一溶液をローラーコーター、スピンコー
ター等を用いて金属層の表面に塗布し、ドライヤー等で
乾燥する。
【0015】耐ブロッキング性潤滑剤塗布層の厚さは、
2〜20μmとするのが好ましい。潤滑剤塗布層の厚さが
2μm未満であると、耐ブロッキング性が不十分であ
り、また20μmを超えても無意味である。より好ましい
厚さは5〜15μmである。
【0016】(d) 粘着層 金属層(積層体の場合は補強材層)の裏面に形成する粘
着層用の粘着剤としては、耐候性に優れたポリアクリル
酸エステル系エマルションが好ましいが、その他に溶剤
型天然ゴム、合成ゴム、ポリアクリル酸エステル等も使
用することができる。粘着層の厚さは、5〜30μmとす
るのが好ましい。粘着層の厚さが5μm未満であると、
金属層と熱可塑性樹脂フィルムとの接着が不十分であ
り、また30μmを超えても無意味である。より好ましい
厚さは10〜20μmである。
【0017】(2) 全体の厚さ 上記層構成を有するエンドシールラベル全体の厚さは11
0 μm以下であるのが好ましい。110 μmを超えるとそ
の上のフィルムが強く押圧され、ブロッキングが起こり
やすくなる。より好ましい全厚は100 μm以下であり、
特に50〜95μmである。
【0018】[2] 熱可塑性樹脂フィルム 本発明の金属製エンドシールラベルは、ブロッキング性
を示す熱可塑性樹脂フィルムに対して広く使用すること
ができるが、特に紙オムツのウエストギャザー部分等に
使用するのに適する伸縮性を有する熱可塑性樹脂フィル
ムに対して有効である。伸縮性フィルム用の熱可塑性樹
脂としては、熱可塑性ポリウレタン樹脂、エチレン−プ
ロピレン−ジエン共重合体、低密度ポリエチレン、変性
スチレン系エラストマー、未変性スチレン系エラストマ
ー等からなる組成を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂組
成物が好ましい。
【0019】(1) 成分 (a) 熱可塑性ポリウレタン樹脂 本発明に使用可能な熱可塑性ポリウレタン樹脂として
は、ポリエステル系、アジペート系、ポリエーテル系、
ポリカプロラクトン系等の長鎖又は短鎖のポリオール
と、ジイソシアネート等を出発原料とし、重付加反応に
より分子内にウレタン結合を生成することにより得られ
るポリウレタンエラストマーが好ましい。長鎖ポリオー
ルとしては、例えばポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール等が挙げられ、また短鎖ポリオールと
しては、例えばエチレングリコール、1,4-ブタンジオー
ル、1,4-ヘキサンジオール等が挙げられる。さらにジイ
ソシアネートとしては、例えばトリレンジイソシアネー
ト、4,4'- ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート等が挙げられる。これらの中
では、アジペート系ポリウレタンエラストマーが特に好
ましい。
【0020】熱可塑性ポリウレタン樹脂は、軟化温度が
170 〜195 ℃で、ショアーA硬度(JIS A 硬度)が70〜
88であるのが好ましい。軟化温度が170 ℃未満であるか
ショアーA硬度が70未満であると、インフレーション法
等によるフィルム製膜時にブロッキングが起こり易く、
両耳スリット後に2枚に剥すのが難しい。一方、軟化温
度が195 ℃を超えるかショアーA硬度が88を超えると、
フィルムの伸縮性、柔軟性及びホットメルト接着性が劣
るようになる。
【0021】(b) エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体(EPDM) EPDMは、エチレン、プロピレン及びジエンモノマーから
なるエラストマー性共重合体であり、ジエンモノマーと
しては、例えばエチリデンノルボルネン、1,4-ヘキサジ
エン、ジシクロペンタジエン等が挙げられる。このよう
なエチレン−プロピレン−ジエン共重合体の組成として
は、エチレンの含有率が60〜70モル%、プロピレンの含
有率が25〜40モル%、及びジエンモノマーの含有率が1
〜10モル%であるのが好ましい。より好ましくは、エチ
レンが62〜66モル%、プロピレンが30〜35モル%、及び
ジエンモノマーが3〜6モル%である。
【0022】EPDMの数平均分子量は40万〜60万が好まし
く、密度は0.87g/cm3 以下が好ましい。更にメルトイ
ンデックス(MI、190 ℃、2.16kg荷重)は、0.1 〜12.0
g/10分が好ましく、より好ましくは0.3 〜5.0 g/10
分である。
【0023】(c) 低密度ポリエチレン系樹脂 本発明に使用する低密度ポリエチレン系樹脂としては、
高圧法によるエチレンの単独重合体(低密度ポリエチレ
ン、LDPE)、またはエチレンを主成分とし、20重量%以
下のビニル系化合物等を含む共重合体、例えばエチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共
重合体等が挙げられる。また線状低密度ポリエチレン
(LLDPE )であってもよい。
【0024】LDPEの場合、密度は0.935 g/cm3 以下が好
ましく、より好ましくは0.920 〜0.925 g/cm3 であり、
またメルトインデックス(MI、190 ℃、2.16kg荷重)は
0.05〜20 g/10分が好ましく、より好ましくは0.5 〜5
g/10分である。
【0025】LLDPE の場合、密度は0.935 g/cm3 以下が
好ましく、より好ましくは0.918 〜0.925 g/cm3 であ
り、またメルトインデックス(MI、190 ℃、2.16kg荷
重)は0.5 〜10 g/10分が好ましく、より好ましくは0.
8 〜5 g/10分である。
【0026】(d) 変性スチレン系エラストマー 変性スチレン系エラストマーは、例えばスチレン系エラ
ストマーに不飽和カルボン酸又はその誘導体を付加反応
(例えばグラフト化)させることにより得ることができ
る。スチレン系エラストマーとしては、スチレンを主体
とする重合体ブロックとブタジエンやイソプレンを主体
とする重合体ブロックとからなるスチレン−ブタジエン
のブロック共重合体、スチレン−イソプレンのブロック
共重合体、又はこれらのブロック共重合体の水添物が挙
げられる。具体例としては、スチレン−ブタジエン−ス
チレンブロック共重合体(SBS )、スチレン−エチレン
−ブテン−スチレンブロック共重合(SEBS)、スチレン
−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS )、ス
チレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重
合体(SEPS)等が挙げられる。これらのうちでは、着色
や物性の安定性から水素添加物(SEBS、SEPS)が好まし
い。
【0027】スチレン系エラストマーは、スチレンの比
率が30重量%以下であるのが好ましい。例えばスチレン
−ブタジエン−スチレンブロック共重合体を水素添加す
ることにより、スチレン−エチレン−ブテン−スチレン
ブロック共重合体(SEBS)となるが、スチレン(S)と
エチレン−ブテン(EB)との配合比率(S/EB)が
30/70以下のものを使用するのが好ましい。他のスチレ
ン系エラストマーにおいても同様である。スチレンの比
率が30重量%(S/EBが30/70)を超えると、得られ
る伸縮性フィルムは硬く、歪みが大きくなる。
【0028】不飽和カルボン酸又はその誘導体として
は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリル酸、
クロトン酸、エンド−ビシクロ-[2,2,1]-5- ヘプテン-
2,3- ジカルボン酸、シス-4- シクロヘキセン-1,2- ジ
カルボン酸、及びそれらの無水物、イミド化物等が挙げ
られるが、無水マレイン酸を使用するのが好ましい。不
飽和カルボン酸又はその誘導体を付加して酸価2〜15mg
CH3 ONa/gとするのが好ましく、より好ましくは5〜
10mg CH3 ONa/gとする。
【0029】(e) 未変性スチレン系エラストマー 未変性スチレン系エラストマーは、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂との相溶性が悪いので、フィルムの表面にミクロ
的な肌荒れを生じさせ、もってフィルムを重ね合わせた
ときの密着性を低減し、耐ブロッキング性を改善する作
用を有する。未変性スチレン系エラストマーとしては、
上記(d) に記載したスチレン系エラストマーを使用する
ことができる。この場合、スチレン比率が30重量%以下
のものが好ましい。
【0030】熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物には、上
記成分の他に、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、無
機充填材等を適宜配合することができる。
【0031】(2) 各成分の配合割合 (a) 熱可塑性ポリウレタン樹脂 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物全量を100 重量%とし
て、熱可塑性ポリウレタン樹脂を40〜70重量%とし、好
ましくは45〜55重量%とする。熱可塑性ポリウレタン樹
脂の配合量が40重量%未満では、ポリウレタンエラスト
マーの特性が失われ、伸縮柔軟性が悪く、またポリウレ
タンの特徴である耐摩耗性、耐熱性、機械的強度等も低
い。一方、70重量%を超えると、高速でのホットメルト
接着性が低下する。またインフレーションチューブがブ
ロッキングしやすくなり、両耳スリット後に2枚に剥が
すのが難しくなる。
【0032】(b) エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物全量を100 重量%とし
て、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体を10〜25重
量%とし、好ましくは15〜20重量%とする。配合量が10
重量%未満では、フィルムの製膜時の安定性が不十分で
あり、製品の伸縮柔軟性、ホットメルト接着性、ゴム弾
性(100 %伸縮後のヒステリシス歪が大きい)等が劣
る。一方、25重量%を超えるとインフレーションチュー
ブがブロッキングしやすく、両耳スリット後に2枚に剥
がすのが難しくなる。
【0033】(c) 低密度ポリエチレン系樹脂 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物全量を100 重量%とし
て、低密度ポリエチレン系樹脂を10〜25重量%とし、好
ましくは15〜20重量%とする。低密度ポリエチレン系樹
脂の配合量が10重量%未満では、インフレーションチュ
ーブがブロッキングしやすいため、両耳スリット後に2
枚に剥すのが難しい。一方、25重量%を超えると、製品
の伸縮柔軟性、ホットメルト接着性、ゴム弾性(100 %
伸縮後のヒステリシス歪が大きい)等が劣るようにな
る。
【0034】(d) 変性スチレン系エラストマー 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物全量を100 重量%とし
て、変性スチレン系エラストマーを5〜20重量%とし、
好ましくは10〜15重量%とする。変性スチレン系エラス
トマーの配合量が5重量%未満では、ホットメルト接着
性が劣り、またフィルムの製膜が難しい。一方、20重量
%を超えると、変色したり機械的強度が低下したりす
る。
【0035】(e) 未変性スチレン系エラストマー 未変性スチレン系エラストマーは、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂組成物全量を100 重量%として0〜20重量%と
し、好ましくは3〜7重量%とする。20重量%を超える
と製膜性とフィルムの機械的強度が劣るようになる。
【0036】(3) 製造方法 前記成分の熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物に、必要に
応じて他の成分を添加し、例えばヘンシェルミキサー又
は高速ミキサー等を用いて予めドライブレンドした後、
例えば180 〜230 ℃程度で、押出機等をにより溶融混練
し、ペレット化する。
【0037】フィルムの製造方法としては、通常のポリ
オレフィンフィルム成形方法であるTダイ法を使用する
ことができるが、フィルムの縦横の強度バランス及び製
膜速度(生産性)等を考慮すると、チューブ状のフィル
ムを成形する空冷インフレーション成形法が好ましい。
空冷インフレーション成形法は、樹脂温度180 〜230℃
及びブロー比2.0 〜5.0 で行うのが好ましい。フィルム
の厚さは、各種用途により適宜選択し得るが、通常100
μm以下が好ましい。より好ましいフィルムの厚さは20
〜60μmである。フィルム厚さが100 μmを超えると、
フィルムが硬くなり好ましくない。空冷インフレーショ
ン法によりフィルムを作成した場合、所定幅にスリット
してシート状あるいはテープ状とし、巻き取るが、延伸
を施しても良い。
【0038】(4) ブロッキング防止処理 フィルム末端(巻芯部分)に貼付する金属製エンドシー
ルラベルの金属表面に潤滑剤を塗布するか、金属製エン
ドシールラベルに接触する熱可塑性樹脂フィルム表面に
潤滑剤を塗布することにより、ブロッキングを効果的に
防止することができる。実用的には、上記の通り金属製
エンドシールラベルの金属表面に潤滑剤を塗布するのが
好ましい。なお熱可塑性樹脂フィルム表面に塗布する潤
滑剤としては、離型性に優れたシリコンオイル、ベビー
パウダー等が挙げられる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を以下の実施例によりさらに詳
細に説明するが、本発明はそれらに限定されるものでは
ない。
【0040】実施例1 (1) 熱可塑性樹脂フィルム用組成物の調製 以下の成分をヘンシェルミキサーを用いてドライブレン
ドした後、押出機を用いて225 ℃で溶融混練した。 (a) アジペート系熱可塑性ポリウレタンエラストマー
(PU、大日精化工業(株)製のレザミンP327、ショア
ーA硬度:87、軟化温度:192 ℃)=47重量%、(b) エ
チレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM、エクソン
化学(株)製のビスタロンV3708 、プロピレン含有率:
31重量%、ヨウ素価:12gI2 /100g、ムーニー粘度M
1+8 at120 ℃:51)=16重量%、(c) 高圧法低密度ポ
リエチレン(LDPE、日本ユニカー(株)製のNUC8506 、
密度:0.923 g/cm3 、MI:0.8 g/10 分(190 ℃、2.16
kg荷重))=16重量%、(d) 無水マレイン酸変性スチレ
ン−ブタジエン共重合体の水素添加物(変性SEBS、旭化
成工業(株)製のタフテックM1913 、S/EB比:30/
70、MI:3.5 g/10 分(200 ℃、5kg荷重))=16重量
%、(e) スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重
合体の水素添加物(未変性SEBS、旭化成工業(株)製の
タフテックH1052 、MI:10g/10 分(230 ℃、2.16kg荷
重))=5重量%。
【0041】(2) フィルムの製造 得られた組成物を用いて、空冷インフレーション製膜装
置により、厚さ30μm×折幅470mm (ブローアップ比:
4.5 )のフィルムを製造し、両耳をスリッティングして
シート状に巻き取り、400mm 幅の原反フィルムを得た。
更に同原反フィルムをスリッターでTD方向に55mm幅に
スリットし、外径3インチ(7.62cm)の紙管に巻き取っ
た。
【0042】(3) エンドシールラベルの製造 厚さ60μmの接着剤を塗布した紙(補強材層)に厚さ15
μmのアルミニウム箔(金属層)を接着し、紙の裏面に
アクリル系粘着剤を厚さ15μmに塗布(粘着層)すると
ともに、アルミニウム箔の表面にシリコン樹脂(商品
名:SR-50 (タイガースポリマー(株)製)、溶解度指
数:7.3 )を乾燥膜厚が5μmとなるように塗布して直
径30mmのエンドシールラベルを製造した。エンドシール
ラベルの構成(厚さ、表面塗布物及び表面塗布物の溶解
度指数)を表1に示す。
【0043】(4) ブロッキング度の測定 紙管に巻き取ったフィルムのうち比較的外側の部分をカ
ッターでTD方向に60mmの幅に切断し、フラットシート
の堆積体(55mm×60mm×厚さ2mm)を得た。この堆積体
を下からシート10枚程度の位置で2つに分け、下のシー
ト堆積体のほぼ中心の位置に直径30mmのエンドシールラ
ベルをアルミニウム箔を上に向けて置き、上のシート堆
積体をその上に置いてエンドシールラベルを挟み込ん
だ。このようにして得られた測定用試験片を2枚のガラ
ス板の間に挟み、5kgの荷重を加えた後、70℃のギヤー
オーブン中に24時間保管した。
【0044】このようにして熱処理した試験片につい
て、以下の〜の剥離強度を180 °剥離試験法により
測定した。 エンドシールラベルから上に2枚目のフィルムと3枚
目のフィルムとの間、 エンドシールラベルの直上のフィルムともう1枚上の
フィルムとの間、 エンドシールラベルとその直上のフィルムとの間。
【0045】剥離強度は、JIS L1096 に準拠して以下の
条件で測定した。得られた剥離強度をブロッキング度と
した。測定結果を表1に示す。 測定装置:ストログラフW(東洋精機(株)製)、 チャック間隔:50mm、 引張速度:300 mm/分、 雰囲気:23℃、50%RH。
【0046】実施例2 厚さ60μmの接着剤を塗布した紙(補強材層)に厚さ15
μmのアルミニウム箔(金属層)を接着し、紙の裏面に
アクリル系粘着剤を厚さ15μmに塗布(粘着層)すると
ともに、アルミニウム箔の表面にシリコンオイル(商品
名:NUCシリコーンL−45(日本ユニカー(株)
製)、溶解度指数:7.0 )を塗布して直径30mmのエンド
シールラベルを製造した。エンドシールラベルの構成
(厚さ、表面塗布物及び表面塗布物の溶解度指数)を表
1に示す。このエンドシールラベルを用い、実施例1と
同様にして試験片を調製してブロッキング度を測定し
た。測定結果を表1に示す。
【0047】実施例3 厚さが60μmのガラス繊維織物(商品名:ケミグラス40
0-3 (日本ケミファブ(株)製))(フッ素樹脂(ポリ
テトラフルオロエチレン、溶解度指数:7.3 )を塗布、
補強材層)を厚さが40μmの両面テープ(商品名:ナイ
スタック(ニチバン(株)製)、粘着層)に粘着させ、
直径30mmのエンドシールラベルを製造した。エンドシー
ルラベルの構成(厚さ、表面塗布物及び表面塗布物の溶
解度指数)を表1に示す。このエンドシールラベルを用
い、実施例1と同様にして試験片を調製してブロッキン
グ度を測定した。測定結果を表1に示す。
【0048】実施例4 厚さ65μmの接着剤を塗布した紙(補強材層)に厚さ15
μmのアルミニウム箔(金属層)を接着し、紙の裏面に
アクリル系粘着剤を厚さ15μmに塗布(粘着層)すると
ともに、アルミニウム箔の表面に潤滑油(CRC−55
6、呉工業(株)製、溶解度指数:7.5 )を塗布して直
径30mmのエンドシールラベルを製造した。エンドシール
ラベルの構成(厚さ、表面塗布物及び表面塗布物の溶解
度指数)を表1に示す。このエンドシールラベルを用
い、実施例1と同様にして試験片を調製してブロッキン
グ度を測定した。測定結果を表1に示す。
【0049】比較例1 厚さ65μmの接着剤を塗布した紙(補強材層)に厚さ15
μmのアルミニウム箔(金属層)を接着し、紙の裏面に
アクリル系粘着剤を厚さ15μmに塗布(粘着層)して直
径30mmのエンドシールラベルを製造した。エンドシール
ラベルの構成(厚さ、表面塗布物及び表面塗布物の溶解
度指数)を表1に示す。このエンドシールラベルを用
い、実施例1と同様にして試験片を調製してブロッキン
グ度を測定した。測定結果を表1に示す。
【0050】比較例2 厚さ75μmの接着剤を塗布した紙(補強材層)に厚さ30
μmのアルミニウム箔(金属層)を接着し、紙の裏面に
アクリル系粘着剤を厚さ15μmに塗布(粘着層)して直
径30mmのエンドシールラベルを製造した。エンドシール
ラベルの構成(厚さ、表面塗布物及び表面塗布物の溶解
度指数)を表1に示す。このエンドシールラベルを用
い、実施例1と同様にして試験片を調製してブロッキン
グ度を測定した。測定結果を表1に示す。
【0051】比較例3 厚さ50μmの接着剤を塗布した紙(補強材層)に厚さ30
μmのアルミニウム箔(金属層)を接着し、紙の裏面に
アクリル系粘着剤を厚さ10μmに塗布(粘着層)したも
の(厚さ90μm)を2枚重ねて全厚を180 μmとし、直
径30mmのエンドシールラベルを製造した。エンドシール
ラベルの構成(厚さ、表面塗布物及び表面塗布物の溶解
度指数)を表1に示す。このエンドシールラベルを用
い、実施例1と同様にして試験片を調製してブロッキン
グ度を測定した。測定結果を表1に示す。
【0052】 表1 実施例 項 目 エンドシールラベル構成 厚さ(μm) 95 90 100 95 表面塗布物 SR (1) SO (2) FR (3) 潤滑油 (4) 表面塗布物の溶解度指数 7.3 7.0 7.3 7.5 ブロッキング度(gf/30mm 径) シール2枚上(5) 35 35 40 35 シール1枚上(6) 70 70 80 70 シール上(7) 0 0 0 0 注(1) シリコン樹脂(商品名:SR-50 (タイガースポリマー(株)製))。 (2) シリコン油(商品名:NUCシリコーンL-45(日本ユニカー(株)製)) 塗布。 (3) フッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)を塗布したガラス繊維の織物 (商品名:ケミグラス400-3 (日本ケミファブ(株)製))。 (4) 潤滑油(CRC−556、呉工業(株)製、溶解度指数:7.5 )。 (5) エンドシールラベルから上に2枚目のフィルムと3枚目のフィルムとの間 のブロッキング度。 (6) エンドシールラベルの直上のフィルムともう1枚上のフィルムとの間のブ ロッキング度。 (7) エンドシールラベルを挟んだ上下のフィルム間のブロッキング度。
【0053】 表1(続き) 比較例 項 目 エンドシールラベル構成 厚さ(μm) 90 120 180 表面塗布物 −(8) (8) (8) 表面塗布物の溶解度指数 − − − ブロッキング度(gf/30mm 径) シール2枚上(5) 130 150 220 シール1枚上(6) 150 160 220 シール上(7) 180 200 250 注(5) 〜(7) 同上。 (8) アルミニウム箔に耐ブロッキング性に優れた潤滑剤の塗布なし。
【0054】表1の実施例から明らかなように、エンド
シールラベル表面に溶解度指数が8.0 以下の潤滑剤を塗
布すると、エンドシールラベルと熱可塑性樹脂フィルム
とのブロッキングが防止される。また、表1の比較例か
ら明らかなように、耐ブロッキング性に優れた潤滑剤を
塗布していないエンドシールラベルの場合には、実施例
のものと比較してブロッキング度が大きかった。また比
較例1〜比較例3から、エンドシールラベルが厚い程そ
の近辺のフィルムのブロッキングが大きくなることが分
かる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の金属製エ
ンドシールラベルは金属層の表面に優れた耐ブロッキン
グ性を有する潤滑剤塗布層を有するので、熱可塑性樹脂
フィルムにに貼付した場合に、熱可塑性樹脂フィルムの
ブロッキングを非常に低減することができる。このよう
な金属製エンドシールラベルを伸縮性を有する熱可塑性
樹脂フィルムに貼付したものは、使い捨てオムツ、ナプ
キン等の伸縮部材を自動的に製造するための巻回フィル
ムとして使用する場合に、ブロッキングの防止に効果的
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属層の表面に溶解度指数が8.0 以下の
    潤滑剤を塗布したことを特徴とする耐ブロッキング性に
    優れた金属製エンドシールラベル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の耐ブロッキング性に優
    れた金属製エンドシールラベルにおいて、前記金属層の
    裏面に直接又は補強材層を介して間接的に粘着層が形成
    されており、ラベル全体の厚さが110 μm以下であるこ
    とを特徴とする金属製エンドシールラベル。
  3. 【請求項3】 金属製エンドシールラベルを貼付した熱
    可塑性樹脂フィルムにおいて、前記金属製エンドシール
    ラベルの金属層の表面及び/又は前記エンドシールラベ
    ルと接触するフィルム面に、溶解度指数が8.0 以下の潤
    滑剤が塗布されていることを特徴とする熱可塑性樹脂フ
    ィルム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の熱可塑性樹脂フィルム
    において、前記フィルムがウレタン系樹脂であることを
    特徴とする熱可塑性樹脂フィルム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の熱可塑性樹脂フ
    ィルムにおいて、前記金属製エンドシールラベルは金属
    層と補強材層と粘着層とからなり、ラベル全体の厚さが
    110 μm以下であり、前記粘着層により前記フィルムに
    接着されていることを特徴とする熱可塑性樹脂フィル
    ム。
JP15340596A 1996-05-24 1996-05-24 耐ブロッキング性に優れた金属製エンドシールラベル及びそれを有する熱可塑性樹脂フィルム Pending JPH09319308A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071506A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-28 Yushi-Seihin Co., Ltd. Feuille stable a la chaleur comprenant un materiau regulant la dilatation thermique ou le retrait

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WO2003071506A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-28 Yushi-Seihin Co., Ltd. Feuille stable a la chaleur comprenant un materiau regulant la dilatation thermique ou le retrait

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