JPH09318136A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH09318136A
JPH09318136A JP8136056A JP13605696A JPH09318136A JP H09318136 A JPH09318136 A JP H09318136A JP 8136056 A JP8136056 A JP 8136056A JP 13605696 A JP13605696 A JP 13605696A JP H09318136 A JPH09318136 A JP H09318136A
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JP
Japan
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mode
trial run
trial
air conditioner
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8136056A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sakagami
隆雄 阪上
Toshinobu Tanimoto
敏信 谷元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09318136A publication Critical patent/JPH09318136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】試運転の解除操作を忘れた場合にも、部屋が無
人となった場合の室温の低下や、熱交換器に霜が付着し
たままの試運転の継続を防止する。 【課題解決手段】通常モードと試運転モードとの2種の
運転モードを有する構成に適用し、モード切換指示が入
力される試運転入力部11と、試運転入力部11にモー
ド切換指示が入力されたときには試運転モードを指示す
ると共に予め設定された期間である試運転期間の計時を
開始し、試運転期間の計時の終了前に試運転入力部11
にモード切換指示が入力されたとき及び試運転期間の計
時を終了したときには通常モードを指示するモード設定
部12と、モード設定部12が指示するモードに従って
空気調和機本体14を制御する制御部13とを備えた構
成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定器からの入力
に従った運転を行う通常モードと、圧縮機の強制運転を
行う試運転モードとの2種の運転モードを備えた空気調
和機に係り、より詳細には、所定時間が経過したときに
は試運転を自動で停止する空気調和機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和機を設置する場合や、空気調和
機が異常となったときのサービス時には、室内機や室外
機を動作状態に設定して、うまく動作するかどうかを確
認する必要がある。しかし、空気調和機は、設置した後
では、圧縮機が動作するまでに少し時間を必要とし、そ
の間は待たなければならない。また、冷房動作の指示を
与えても、室温が設定温度より低い場合には、圧縮機は
動作を開始しない。このため、確認時間を短縮すると共
に、確実な動作確認を可能にする目的から、圧縮機等を
強制的に運転させることのできる試運転スイッチが設け
られている。一方、圧縮機等を強制的に運転させる試運
転は、動作の確認が終了すると、スイッチ操作によって
解除されるのが通常であるが、しばしばスイッチ操作が
忘れられることがある。試運転を解除するスイッチ操作
が忘れられた場合では、いつまでも試運転が続くことに
なり、部屋が冷え過ぎる等の様々な不都合が生じる。こ
のような不都合の発生を防止するため、特公昭63−1
2223号なる従来技術が提案されている。
【0003】この技術では、圧縮機を強制的に運転させ
る情報を入力するための試運転入力手段を設けると共
に、試運転入力手段からの入力や、リモートコントロー
ラ等の、運転状態を設定する入力手段からの入力があっ
た場合に、圧縮機の強制運転(以下では試運転と称す
る)を解除する手段を設けている。つまり、リモートコ
ントローラ等の入力手段を操作した場合にも、試運転を
解除することが可能な構成となっている。このため、試
運転を解除するスイッチ操作を忘れたときでも、温度設
定をやり直す等の、入力手段の操作によって試運転を解
除することが可能であるので、部屋の冷え過ぎが防止さ
れることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
を用いたときでは、試運転を解除する操作を忘れた場合
に、以下に示す問題が生じていた。すなわち、部屋に人
が居る場合では、部屋の温度の低下に気付き、入力手段
を操作することによって、試運転を解除することが可能
である。しかし、試運転中に部屋から人がいなくなるこ
とがあり、この場合には、室温が低下していくことに誰
も気がつかない。そのため試運転が続くことになり、部
屋の温度が低下し続けるという問題があった。また、部
屋の湿度が極めて高いときでは、試運転によって、室内
側の熱交換器に霜が付着することがある。熱交換器に霜
が付着すると、熱交換器の効率が低下するので、部屋の
温度が余り低下しない。このため試運転が続いているこ
とに気付かず、効率の悪い不経済な運転が続くという問
題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、予め設定された時間が経
過したときには自動で試運転を解除することにより、試
運転中に部屋が無人となった場合の室温の下がり過ぎ
や、熱交換器に霜が付着したままの試運転の継続を防止
することのできる空気調和機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る空気調和機は、運転状態を設定する操作部
からの入力に従った運転を行う通常モードと、圧縮機の
強制運転を行う試運転モードとの2種の運転モードを備
えた空気調和機に適用し、モード切換指示が入力される
試運転入力部と、この試運転入力部にモード切換指示が
入力されたときには試運転モードを指示すると共に予め
設定された期間である試運転期間の計時を開始し、試運
転期間の計時の終了前に前記試運転入力部にモード切換
指示が入力されたとき及び試運転期間の計時を終了した
ときには通常モードを指示するモード設定部と、このモ
ード設定部が試運転モードを指示するときには試運転モ
ードに従って空気調和機の制御を行い、前記モード設定
部が通常モードを指示するときには通常モードに従って
前記空気調和機の制御を行う制御部とを備えた構成とし
ている。すなわち、試運転の解除忘れがあった場合に
は、試運転期間が過ぎると試運転は解除される。このた
め、試運転中に部屋が無人になっても、試運転期間が過
ぎたときには、試運転は自動で解除される。また、熱交
換器に霜が付着した場合にも、試運転期間が過ぎると、
試運転は自動で解除される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図2は、本発明に係る空気
調和機の一実施形態の室内機の外観を示す正面図であ
る。図において、室内機本体31の正面には、上部に向
かって開閉可能にグリル32が取り付けられている。ま
た室内機本体31の正面パネル34の下方の傾斜面に沿
っては、空気吹出口33が形成されている。また正面パ
ネル34の右側の、グリル32が閉じられると見えなく
なる位置には、試運転入力部であるモードスイッチ11
が取り付けられている。
【0008】図1は、本実施形態の電気的構成を示すブ
ロック線図であり、運転状態を設定する操作部からの入
力に従った運転を行う通常モードと、圧縮機の強制運転
を行う試運転モードとの2種の運転モードを備えた空気
調和機を示している。図において、試運転入力部である
モードスイッチ11は、具体的にはモーメンタリスイッ
チであり、モード切換指示を入力するためノブを押した
ときには、切換信号を送出する。
【0009】モード設定部12は、制御部13に対して
通常モードを指示しているとき、モードスイッチ11に
モード切換指示が入力されると、制御部13に対する指
示を試運転モードに変更すると共に、予め設定された期
間である試運転期間の計時を開始するブロックとなって
いる。そして、試運転期間の計時の終了前にモードスイ
ッチ11にモード切換指示が入力されたとき、および試
運転期間の計時を終了したときには、指示するモードを
試運転モードから通常モードに変更する。詳細には、モ
ード指示部21とタイマ部22とを備えている。
【0010】モード指示部21は、モードスイッチ11
から切換信号が送出されたときには、指示するモードを
切り換えるブロックとなっている。また、タイマ部22
は、モード指示部21が試運転モードの指示を開始する
と、試運転期間の計時を開始するブロックとなってい
る。そして試運転期間の計時を終了したときには、モー
ド指示部21が指示するモードを通常モードに設定す
る。なお、タイマ部22が計時する試運転期間について
は、圧縮機26等の動作の確認が可能な期間であればよ
い。また、試運転の解除が行われなかったときには、試
運転期間が短いほど、試運転による室温の低下が回避さ
れる。このため、本実施形態では試運転期間を5分に設
定している。
【0011】制御部13は、モード設定部12が試運転
モードを指示するときには、試運転モードに従って空気
調和機本体14の制御を行う。またモード設定部12が
通常モードを指示するときには、通常モードに従って空
気調和機本体14の制御を行うブロックとなっている。
リモートコントローラ16は、運転状態を設定するため
の設定器であり、通常モードにおける運転時の室温等の
設定を行うためのブロックとなっている。また受光部1
5は、リモートコントローラ16から送信された赤外線
信号を電気信号に変換して制御部13に送出するブロッ
クとなっている。
【0012】空気調和機本体14は、空気調和機として
の主要動作を行うブロックとなっており、詳細には、室
内機部24と室外機25とを備えている。室内機部24
は、熱交換器や送風ファン(図示を省略)の機構部等か
らなり、室内機としての主要動作を行うブロックとなっ
ている。また室外機25は、圧縮機26や図示されない
冷却ファン等を備えたブロックとなっている。なお、室
内機部24と室外機25とは、従来技術と同じ構成とな
っている。
【0013】図3は、本実施形態の主要動作を示すフロ
ーチャート、図4は、本実施形態における主要動作のタ
イミングを示すタイミングチャートである。同図を参照
しつつ、上記構成からなる本発明の実施形態の動作を説
明する。空気調和機の設置が完了し、動作を開始させた
ときには、通常モードによる運転が開始される。すなわ
ち、初期状態においては、モード指示部21は、制御部
13に対して、通常モードによる運転の指示を与える。
この状態において、圧縮機26等を強制運転させるた
め、時刻T1においてモードスイッチ11を押し、モー
ド切換指示を入力すると、モードスイッチ11からモー
ド指示部21に切換信号41が送出される。
【0014】モード指示部21に切換信号41が送出さ
れると、動作は、ステップS1からステップS2に移行
し、モード指示部21は、それまでのモードが試運転モ
ードであったかどうかを判定する。それまでのモードが
通常モードであり、試運転モードではなかったことか
ら、動作はステップS2からステップS3に移行する。
このため、モード指示部21は、制御部13に送出する
指示を、通常モードから試運転モードに変更する。ま
た、試運転期間の計時の開始の指示をタイマ部22に与
える。計時開始の指示が与えられたタイマ部22は、試
運転期間の計時を開始する。一方、制御部13は、モー
ド指示部21から試運転モードの指示が与えられるの
で、与えられた指示に従って試運転を行う。すなわち、
室内機部24の送風ファンを回転させる制御等を行うと
共に、室外機25の圧縮機26等を強制運転する制御を
行う(ステップS4)。
【0015】この試運転モードによる運転が解除されな
かったとき(モードスイッチ11を操作して試運転を解
除することを忘れたとき)には、動作は、ステップS
1,S5,S6,S4を繰り返すことになり、試運転が
継続される。そして、試運転期間t1が経過し、時刻T
2となったときには、動作は、ステップS6からステッ
プS7に移行する。つまり、タイマ部22は、モード指
示部21が制御部13に指示しているモードを、それま
での試運転モードから通常モードに変更させる。このた
め、制御部13は、時刻T2以後では、通常モードに従
って空気調和機本体14を制御する(リモートコントロ
ーラ16による設定に従った制御を行う)。このとき以
後、ステップS1,S5,S7の動作が繰り返される。
【0016】試運転の解除を行うことなく通常モードに
移行した運転状態において、再び試運転を行わせるとき
には、モードスイッチ11を押し、モード切換指示を入
力する(時刻T3)。このときには、時刻T1のときの
動作と同じ動作により、試運転が開始される。そして、
試運転期間t2の計時が終了する前に、試運転を解除す
るため、モードスイッチ11からモード切換指示が入力
されると(時刻T4)、動作は、ステップS1からステ
ップS2に移行する。このときには、それまでのモード
が試運転モードであるので、動作はステップS2からス
テップS7に移行することになる。すなわち、モード指
示部21は、モードスイッチ11から切換信号が送出さ
れたので、指示するモードを、試運転モードから通常モ
ードに切り換える。このため制御部13は、通常モード
に従って空気調和機本体14の制御を行う。
【0017】なお、試運転期間t2において、モードス
イッチ11にモード切換指示が入力されなかったときに
は、試運転期間t2が終了すると(時刻T5)、時刻T
2における動作と同じ動作により、運転のモードは、試
運転モードから通常モードに変更される。また、試運転
期間t1において、モードスイッチ11にモード切換指
示が入力された場合にも、時刻T4における動作と同じ
動作によって、運転のモードは、試運転モードから通常
モードに変更される。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る空気調和機
は、通常モードと試運転モードとの2種の運転モードを
有しており、モード切換指示が入力される試運転入力部
と、試運転入力部にモード切換指示が入力されたときに
は試運転モードを指示すると共に予め設定された期間で
ある試運転期間の計時を開始し、試運転期間の計時の終
了前に試運転入力部にモード切換指示が入力されたとき
及び試運転期間の計時を終了したときには通常モードを
指示するモード設定部と、モード設定部が指示するモー
ドに従って空気調和機を制御する制御部とを備えた構成
としている。このため、試運転の解除忘れがあった場合
にも、試運転は、部屋の温度に関わりなく、試運転期間
が過ぎると自動解除されるので、試運転中に部屋が無人
となった場合の室温の下がり過ぎや、熱交換器に霜が付
着したままの試運転の継続を防止することが可能になっ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の実施形態の電気的構
成を示すブロック線図である。
【図2】実施形態の室内機の外観を示す正面図である。
【図3】実施形態の主要動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】実施形態における主要動作のタイミングを示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
11 試運転入力部(モードスイッチ) 12 モード設定部 13 制御部 14 空気調和機本体 21 モード指示部 22 タイマ部 26 圧縮機 41 切換信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転状態を設定する操作部からの入力に
    従った運転を行う通常モードと、圧縮機の強制運転を行
    う試運転モードとの2種の運転モードを備えた空気調和
    機において、 モード切換指示が入力される試運転入力部と、 この試運転入力部にモード切換指示が入力されたときに
    は試運転モードを指示すると共に予め設定された期間で
    ある試運転期間の計時を開始し、試運転期間の計時の終
    了前に前記試運転入力部にモード切換指示が入力された
    とき及び試運転期間の計時を終了したときには通常モー
    ドを指示するモード設定部と、 このモード設定部が試運転モードを指示するときには試
    運転モードに従って空気調和機の制御を行い、前記モー
    ド設定部が通常モードを指示するときには通常モードに
    従って前記空気調和機の制御を行う制御部とを備えたこ
    とを特徴とする空気調和機。
JP8136056A 1996-05-30 1996-05-30 空気調和機 Pending JPH09318136A (ja)

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JP8136056A JPH09318136A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 空気調和機

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JP8136056A JPH09318136A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 空気調和機

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JPH09318136A true JPH09318136A (ja) 1997-12-12

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ID=15166164

Family Applications (1)

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JP8136056A Pending JPH09318136A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 空気調和機

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JP (1) JPH09318136A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100443813C (zh) * 2005-09-22 2008-12-17 三星电子株式会社 天花板型空调机及其控制方法
JP5236842B2 (ja) * 2011-02-24 2013-07-17 パナソニック株式会社 燃料電池システム及びその運転方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100443813C (zh) * 2005-09-22 2008-12-17 三星电子株式会社 天花板型空调机及其控制方法
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