JPH09318071A - 電気暖房機 - Google Patents
電気暖房機Info
- Publication number
- JPH09318071A JPH09318071A JP13464596A JP13464596A JPH09318071A JP H09318071 A JPH09318071 A JP H09318071A JP 13464596 A JP13464596 A JP 13464596A JP 13464596 A JP13464596 A JP 13464596A JP H09318071 A JPH09318071 A JP H09318071A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- high temperature
- heater
- wavelength
- electric heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミ製ハニカム部材等を用いないで暖房の
視覚効果を高めることのできる電気暖房機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 前面が開口した本体1内に配設される高
温輻射ヒータ2の背面側に表面に光の波長の半波長ずれ
る多数の凹凸面を形成した反射板3を設けることによ
り、高温輻射ヒータ2から放射される光線、および外部
光線が反射板3の表面によりほぼ虹色に近い反射光が反
射され、高温輻射ヒータ2の赤色と共に暖か味のある色
に輝き暖房の視覚効果が高められ、アルミ製ハニカム部
材等を用いる必要を無くすことができる。
視覚効果を高めることのできる電気暖房機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 前面が開口した本体1内に配設される高
温輻射ヒータ2の背面側に表面に光の波長の半波長ずれ
る多数の凹凸面を形成した反射板3を設けることによ
り、高温輻射ヒータ2から放射される光線、および外部
光線が反射板3の表面によりほぼ虹色に近い反射光が反
射され、高温輻射ヒータ2の赤色と共に暖か味のある色
に輝き暖房の視覚効果が高められ、アルミ製ハニカム部
材等を用いる必要を無くすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視光線を含む輻
射熱を放出する高温輻射ヒータを用いた電気暖房機に関
する。
射熱を放出する高温輻射ヒータを用いた電気暖房機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気暖房機として特公平
5−17457号公報に記載されたものが知られてい
る。
5−17457号公報に記載されたものが知られてい
る。
【0003】以下、その構成について図8を参照しなが
ら説明する。図に示すように、直管型で、かつ明るい可
視光線を含む輻射熱を放射する複数本の高温輻射ヒータ
101と、その後方に設けた反射板102と、高温輻射
ヒータ101の前面側に設けられ、複数の反射セル10
3を有するアルミ製ハニカム部材104とを本体105
に設け、反射板102は表面が凹凸106の形状とし、
間隔をおいて位置した各々の高温輻射ヒータ101の後
面側を覆うように設け、反射板102の開口部全面をア
ルミ製ハニカム部材104で覆う構成としたものであっ
た。
ら説明する。図に示すように、直管型で、かつ明るい可
視光線を含む輻射熱を放射する複数本の高温輻射ヒータ
101と、その後方に設けた反射板102と、高温輻射
ヒータ101の前面側に設けられ、複数の反射セル10
3を有するアルミ製ハニカム部材104とを本体105
に設け、反射板102は表面が凹凸106の形状とし、
間隔をおいて位置した各々の高温輻射ヒータ101の後
面側を覆うように設け、反射板102の開口部全面をア
ルミ製ハニカム部材104で覆う構成としたものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
暖房機の構成では、高温輻射ヒータ101から放出され
る可視光線と赤外線を反射板102の凹凸106の形状
により、平行光線として反射させずにセル103の壁面
に反射し、均一に全面を面状に美しく輝かせ暖房視覚を
増すものであるため、アルミ製ハニカム部材104が必
要となりコスト高となるものであった。
暖房機の構成では、高温輻射ヒータ101から放出され
る可視光線と赤外線を反射板102の凹凸106の形状
により、平行光線として反射させずにセル103の壁面
に反射し、均一に全面を面状に美しく輝かせ暖房視覚を
増すものであるため、アルミ製ハニカム部材104が必
要となりコスト高となるものであった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、アル
ミ製ハニカム部材等を用いないで、暖房の視覚効果を高
めることのできる電気暖房機を提供することを目的とす
る。
ミ製ハニカム部材等を用いないで、暖房の視覚効果を高
めることのできる電気暖房機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気暖房機は上
記目的を達成するために、前面が開口した本体内に配設
された高温輻射ヒータと、この高温輻射ヒータの背面側
に設けられる反射板とを備え、前記反射板を、表面に光
の波長の半波長ずれる深さの凹溝を多数設け、凹凸面を
形成した構成としたものである。
記目的を達成するために、前面が開口した本体内に配設
された高温輻射ヒータと、この高温輻射ヒータの背面側
に設けられる反射板とを備え、前記反射板を、表面に光
の波長の半波長ずれる深さの凹溝を多数設け、凹凸面を
形成した構成としたものである。
【0007】この発明によれば、アルミ製ハニカム部材
等を用いないで、暖房の視覚効果を高めることのできる
電気暖房機を提供することができる。
等を用いないで、暖房の視覚効果を高めることのできる
電気暖房機を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、前面が開口とた本体内に配設された高温輻射ヒータ
と、この高温輻射ヒータの背面側に設けられる反射板と
を備え、前記反射板を、表面に光の波長の半波長ずれる
深さの凹溝を多数設け、凹凸面を形成した構成としたも
のであり、高温輻射ヒータから放出される可視光線と赤
外線、あるいは外部から入射する可視光線は反射板の表
面に形成された光の波長の半波長ずれる深さの凹溝によ
り形成された凹凸面により光の干渉でほぼ虹に近い色の
反射光が反射され、高温輻射ヒータ自体の赤色の色と共
に暖か味のある色に輝き暖房の視覚効果が高められると
いう作用を有する。
は、前面が開口とた本体内に配設された高温輻射ヒータ
と、この高温輻射ヒータの背面側に設けられる反射板と
を備え、前記反射板を、表面に光の波長の半波長ずれる
深さの凹溝を多数設け、凹凸面を形成した構成としたも
のであり、高温輻射ヒータから放出される可視光線と赤
外線、あるいは外部から入射する可視光線は反射板の表
面に形成された光の波長の半波長ずれる深さの凹溝によ
り形成された凹凸面により光の干渉でほぼ虹に近い色の
反射光が反射され、高温輻射ヒータ自体の赤色の色と共
に暖か味のある色に輝き暖房の視覚効果が高められると
いう作用を有する。
【0009】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図7を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、前面が
開口した電気暖房機の本体1内に複数の直管状の高温輻
射ヒータ2を上下を支持して縦方向に配設し、高温輻射
ヒータ2の背面側に反射板3を設ける。
図7を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、前面が
開口した電気暖房機の本体1内に複数の直管状の高温輻
射ヒータ2を上下を支持して縦方向に配設し、高温輻射
ヒータ2の背面側に反射板3を設ける。
【0010】そして、反射板3の表面には光の波長の半
波長ずれる300nm程度の深さの溝4を300nm程
度間隔で多数縦方向に設け、表面に凹凸面を形成し構成
する。
波長ずれる300nm程度の深さの溝4を300nm程
度間隔で多数縦方向に設け、表面に凹凸面を形成し構成
する。
【0011】上記構成において、電気暖房機に通電する
と、高温輻射ヒータ2が赤熱すると共に、反射板3に放
射される輻射光が反射板3の表面に形成された凹凸面に
より反射される。このとき、反射板3の光の波長の半波
長ずれを生じる溝4を多数設け、凹凸面を形成している
ので、反射板3表面が光の干渉で虹のように七色に輝き
高温輻射ヒータ2の赤色の反射光と共に、反射板3全面
から暖か味のある光を反射し、使用者に暖房の視覚効果
が高められながら高温輻射ヒータ2からの放射熱および
反射板3からの反射熱により暖房が行われる。
と、高温輻射ヒータ2が赤熱すると共に、反射板3に放
射される輻射光が反射板3の表面に形成された凹凸面に
より反射される。このとき、反射板3の光の波長の半波
長ずれを生じる溝4を多数設け、凹凸面を形成している
ので、反射板3表面が光の干渉で虹のように七色に輝き
高温輻射ヒータ2の赤色の反射光と共に、反射板3全面
から暖か味のある光を反射し、使用者に暖房の視覚効果
が高められながら高温輻射ヒータ2からの放射熱および
反射板3からの反射熱により暖房が行われる。
【0012】また、正面より少し左右に片寄った側から
見た場合においても、反射板3は正面から見た場合と同
様の光の干渉による反射光が得られ、視覚効果の範囲が
拡大すると共に、電気暖房機を首振状態にした場合にお
いてもその作用効果は大いに発揮されることとなる。
見た場合においても、反射板3は正面から見た場合と同
様の光の干渉による反射光が得られ、視覚効果の範囲が
拡大すると共に、電気暖房機を首振状態にした場合にお
いてもその作用効果は大いに発揮されることとなる。
【0013】なお、実施の形態1では、反射板3に形成
した凹凸面を縦方向に配設した溝4により形成したが、
横方向に溝を設け、凹凸面を形成しても同様の作用効果
をもたらすことはいうまでもない。
した凹凸面を縦方向に配設した溝4により形成したが、
横方向に溝を設け、凹凸面を形成しても同様の作用効果
をもたらすことはいうまでもない。
【0014】また、高温輻射ヒータ2を縦方向に配設し
たタイプを用いて説明したが、横方向に配設するタイプ
においても同様の作用効果をもたらすことはいうまでも
ない。
たタイプを用いて説明したが、横方向に配設するタイプ
においても同様の作用効果をもたらすことはいうまでも
ない。
【0015】(実施の形態2)図3および図4に示すよ
うに、反射板3Aを、表面に光の波長の半波長ずれる深
さの丸窪み5を多数設け、凹凸面を形成し構成する。
うに、反射板3Aを、表面に光の波長の半波長ずれる深
さの丸窪み5を多数設け、凹凸面を形成し構成する。
【0016】上記構成により、高温輻射ヒータ(図示せ
ず)から反射板3Aに放射された輻射光が反射板3Aの
表面に形成された丸窪み5により形成された多数の凹凸
面により光の干渉が生じ、ほぼ虹色の光を反射し、実施
の形態1と同様の作用効果をもたらすこととなる。
ず)から反射板3Aに放射された輻射光が反射板3Aの
表面に形成された丸窪み5により形成された多数の凹凸
面により光の干渉が生じ、ほぼ虹色の光を反射し、実施
の形態1と同様の作用効果をもたらすこととなる。
【0017】(実施の形態3)図5に示すように、反射
板3Bを、表面に光の波長の半波長ずれる深さの長円状
の窪み6を多数設け、凹凸面を形成し構成する。
板3Bを、表面に光の波長の半波長ずれる深さの長円状
の窪み6を多数設け、凹凸面を形成し構成する。
【0018】上記構成により、高温輻射ヒータ(図示せ
ず)から反射板3Bに放射された輻射光が反射板3Bの
表面に形成された多数の凹凸面により光の干渉が生じ、
ほぼ虹色の光を反射し、実施の形態1と同様の作用効果
をもたらすこととなる。
ず)から反射板3Bに放射された輻射光が反射板3Bの
表面に形成された多数の凹凸面により光の干渉が生じ、
ほぼ虹色の光を反射し、実施の形態1と同様の作用効果
をもたらすこととなる。
【0019】(実施の形態4)図6および図7に示すよ
うに、前面が開口した電気暖房機の本体1内にヒータ2
aにタングステン合金を用い外管に石英管2bを用い、
その内部に不活性ガスを封入し、ヒータ線温度を100
0℃〜1500℃にしたランプヒータを用いた複数の直
管状の高温輻射ヒータ2Aを設けた構成とする。
うに、前面が開口した電気暖房機の本体1内にヒータ2
aにタングステン合金を用い外管に石英管2bを用い、
その内部に不活性ガスを封入し、ヒータ線温度を100
0℃〜1500℃にしたランプヒータを用いた複数の直
管状の高温輻射ヒータ2Aを設けた構成とする。
【0020】上記構成において、電気暖房機に通電する
と、一般の大気雰囲気で用いられる電熱ヒータに比べて
明るい高温輻射ヒータ2Aから反射板3方向へ放出され
た可視光線と赤外線は反射板3の表面の凹凸面により虹
色に輝くこととなる。このとき、明るい高温輻射ヒータ
2Aを用いることにより、反射板3の輝きはさらに高ま
り、使用者に与える視覚効果がさらに高まると共に、可
視光線と赤外線の発生によりさらに暖房効果も高められ
ることとなる。
と、一般の大気雰囲気で用いられる電熱ヒータに比べて
明るい高温輻射ヒータ2Aから反射板3方向へ放出され
た可視光線と赤外線は反射板3の表面の凹凸面により虹
色に輝くこととなる。このとき、明るい高温輻射ヒータ
2Aを用いることにより、反射板3の輝きはさらに高ま
り、使用者に与える視覚効果がさらに高まると共に、可
視光線と赤外線の発生によりさらに暖房効果も高められ
ることとなる。
【0021】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本発明によれば反射板の表面に光の波長の半波長ずれる
凹凸面を形成しているので、アルミ製ハニカム部材等を
用いないでも反射板の表面が虹色に輝き、暖房の視覚効
果を高めることのできる電気暖房機を提供できる。
本発明によれば反射板の表面に光の波長の半波長ずれる
凹凸面を形成しているので、アルミ製ハニカム部材等を
用いないでも反射板の表面が虹色に輝き、暖房の視覚効
果を高めることのできる電気暖房機を提供できる。
【図1】本発明の実施の形態1の電気暖房機の斜視図
【図2】同実施形態1の反射板の表面の構成を示す拡大
斜視図
斜視図
【図3】同実施形態2の反射板の表面の構成を示す拡大
正面図
正面図
【図4】同実施形態2の反射板の表面の構成を示す拡大
断面図
断面図
【図5】同実施形態3の反射板の表面の構成を示す拡大
正面図
正面図
【図6】同実施形態4の電気暖房機面の斜視図
【図7】同実施形態4の高温輻射ヒータの構成を示す一
部破断した部分正面図
部破断した部分正面図
【図8】従来の電気暖房機の断面図
1 本体 2 高温輻射ヒータ 3 反射板 3A,3B 反射板 4 凹溝 5 丸窪み 6 長円状の窪み
Claims (4)
- 【請求項1】 前面が開口した本体内に配設された高温
輻射ヒータと、この高温輻射ヒータの背面側に設けられ
る反射板とを備え、前記反射板を、表面に光の波長の半
波長ずれる深さの凹溝を多数設け、凹凸面を形成し構成
した電気暖房機。 - 【請求項2】 反射板を、表面に光の波長の半波長ずれ
る深さの丸窪みを多数設け、凹凸面を形成し構成した請
求項1記載の電気暖房機。 - 【請求項3】 反射板を、表面に光の波長の半波長ずれ
る深さの長円状の窪みを多数設け、凹凸面を形成し構成
した請求項1記載の電気暖房機。 - 【請求項4】 高温輻射ヒータを可視光線と赤外線を発
生するランプヒータで構成した請求項1記載の電気暖房
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13464596A JPH09318071A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 電気暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13464596A JPH09318071A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 電気暖房機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09318071A true JPH09318071A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15133218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13464596A Pending JPH09318071A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 電気暖房機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09318071A (ja) |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP13464596A patent/JPH09318071A/ja active Pending
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