JPH09316989A - グレーチング - Google Patents

グレーチング

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Publication number
JPH09316989A
JPH09316989A JP16814496A JP16814496A JPH09316989A JP H09316989 A JPH09316989 A JP H09316989A JP 16814496 A JP16814496 A JP 16814496A JP 16814496 A JP16814496 A JP 16814496A JP H09316989 A JPH09316989 A JP H09316989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grating
design
bars
expression body
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP16814496A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kawase
敏昭 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUBU CORP KK
Chubu Corp
Original Assignee
CHUBU CORP KK
Chubu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by CHUBU CORP KK, Chubu Corp filed Critical CHUBU CORP KK
Priority to JP16814496A priority Critical patent/JPH09316989A/ja
Publication of JPH09316989A publication Critical patent/JPH09316989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレーチングに対して意匠表現体を頑強に固
定する構造を提供する。 【解決手段】 グレーチング(1)のほぼ中央部におい
て相隣接する複数本のベアリングバー(2)の途中を所
定長さだけ切り取る。残ったベアリングバーの相対峙す
る端部(3)に板状の基材(4)を張付け固定する。そ
して、それらの基材の間に複数個の架橋部材(5)を差
し渡して、表面に意匠(D)が施されている意匠表現体
(6)に前記架橋部材を挟持させる。すると、意匠表現
体が架橋部材を介してグレーチングに対して強固に組み
付けられ、意匠がグレーチングの表面に露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグレーチング、特に
そのほぼ中央部に意匠表現体を組み込んで表面に意匠が
露出しているグレーチングの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路や公園の側溝にグレーチングを被せ
て、人の歩行や車の通行の安全を保持するともに道路等
の利用面積の拡大を図ることが行われているが、従来か
ら周知のグレーチングは、断面がI形をなすベアリング
バーを平行に所定間隔をおいて配列してその上を複数本
のツイストバーを溶接固定するとともに、前記ベアリン
グバーの両端に前記ツイストバーと平行にエンドバーを
張り付け固定してなる構造を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、マン
ホールの蓋と同様に、前記グレーチングにも都市の標章
図形、文字等の意匠が表された意匠表現体を取り付け
て、都市の美観を向上させるとともに、グレーチングの
盗難予防を図ろうとする試みがある。
【0004】しかしながら、グレーチングは基本的には
ベアリングバーとツイストバーとが単に格子状に組み付
けられている構造であるため、グレーチングに対して前
記意匠表現体をどのように固定するかが問題である。な
ぜならば、意匠表現体をグレーチングの表面から突出さ
せた状態で取り付けることはできないし、グレーチング
のベアリングバー同士の隙間が狭いため、その隙間に意
匠表現体を挿入して車両がその上を通過しても容易に外
れることなく頑強に固定することは困難であるからであ
る。
【0005】そこで、本発明者は、グレーチングに対し
て前記意匠表現体を固定する方法について鋭意検討した
ところ、前記グレーチングの複数本のベアリングバーの
途中を切り取って所定の空間を作り、その空間に対し
て、前記意匠表現体を挟持させればよいとの事実を見出
し本発明を完成した。従って、本発明の課題は、グレー
チングに対して意匠表現体を頑強に固定する構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、グレーチングのほぼ中央部において相
隣接する複数本のベアリングバーの途中を所定長さだけ
切り取るとともに、残ったベアリングバーの相対峙する
端部に板状又は棒状の基材を張付け固定し、さらにそれ
らの基材の間に複数個の架橋部材を差し渡して、前記架
橋部材を表面に意匠が施されている意匠表現体に挟持さ
せるという手段を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明を具体化した実施の形
態を図1〜図3を参照しながら説明する。図2に示すよ
うに、本発明に係るグレーチング1において、断面がI
形をなすベアリングバー2が平行に所定間隔をおいて複
数本配列されていて、それらの上に複数本のツイストバ
ー3が所定間隔をおいて溶接固定され、両者が格子状を
なしている。ベアリングバー2の両端にはツイストバー
3と平行にエンドバー4が張り付け固定されている。
【0008】前記グレーチング1のほぼ中央部におい
て、相隣接する2本のツイストバー3の途中がツイスト
バー3の間隔に相当する長さだけ切り取られてほぼ正方
形の空間Sが形成されている。そしてその空間Sに表面
に意匠Dが表されている意匠表現体6が、図1及び図3
に示すように、取り付けられている。
【0009】すなわち、まずベアリングバー2の途中を
所定長さだけ切り取つて残ったベアリングバーの相対峙
する端部7のそれぞれに板状の基材8が溶接・固定され
て、それらの腹部が張り付いている。そして、さらにそ
れらの基材8の間において基材8に対して2個の架橋部
材5が所定間隔をもって直角に溶接固定されている。
【0010】前記意匠表現体6は、鋳物からできている
基板9と、その基板9と一体的に形成されていて基板6
の裏面側中央部から下方に突出する截頭円錐状突出部1
0とからなる本体部材16と、前記突出部10の端部に
螺入するボルト11と、突出部10の下端部又はボルト
11を通すことができる透孔14を有し、2個の前記基
材8の間隔より大きな幅を有する係止板15とから構成
されている。意匠Dは基板9と一体に形成されている模
様部12とその模様部12のレベルより僅かに低くなる
ように削り取られた背景部13とからなり、背景部13
には塗料又は顔料入りの着色樹脂が塗着されている。
【0011】上記構造のグレーチング1は次のようにし
て組み立てられる。すなわち、通常のグレーチング1に
おいて相隣接する複数本のベアリングバー2のほぼ中央
部を途中から切断して取り外して、それらの端面7を露
出させる。そして前記端面7に2個の基材8を所定間隔
をおいて溶接する。
【0012】次いで、前記本体部材16をその突出部1
0を下方にして前記空間Sに落とし込む。そして係止板
15及びワッシャ17を突出部10の下端に宛てがえて
ボルト11を突出部10に螺入すると、架橋部材5は基
板9と係止板15とによって挟持される。その結果、意
匠表現体6は架橋部材5を介してグレーチング1に強固
に取り付けられ、意匠Dがグレーチング1のほぼ中央部
においてその上面と面一に高さで表示される。
【0013】基板9は鋳物からできているからその上を
人や車両が通行してもそれらの重量に耐えてグレーチン
グと同じ機能を果たす。前記意匠Dとして都市の紋章や
図案・模様等を施した意匠表現体6を組み込んだグレー
チング1は道路や公園の側溝に被せられてそれらの景観
をより良好にするだけでなく、グレーチング1が盗難に
あって他に転用できなくなる。
【0014】本発明は、前記の実施態様に限定されるこ
となくその一部分を変更して実施することができる。例
えば、意匠表現体6の基板6と突出部10とは別体で形
成して両者を結合することもできるし、その突出体10
自体をボルトにして係止板15をナットで締め付けて意
匠表現体6を架橋部材5を介してグレーチング1に取り
付けることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、グレー
チングに対して意匠表現体を頑強に固定することができ
るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグレーチングの一部を示す上面図
である。
【図2】前記グレーチングに対して意匠表現体が取り付
けられている構造を示す一部破断斜視図である。
【図3】前記同様の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 グレーチング 2 ベアリングバー 5 架橋部材 6 意匠表現体 7 端部 8 基材 D 意匠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレーチング(1)のほぼ中央部におい
    て相隣接する複数本のベアリングバー(2)の途中を所
    定長さだけ切り取るとともに、残ったベアリングバーの
    相対峙する端部(7)に板状基材(8)を張付け固定
    し、さらにそれらの基材の間に複数個の架橋部材(5)
    を差し渡して、前記架橋部材を表面に意匠(D)が施さ
    れている意匠表現体(6)に挟持させることにより前記
    意匠をグレーチングの表面に露出させたことを特徴とす
    るグレーチング。
JP16814496A 1996-05-24 1996-05-24 グレーチング Pending JPH09316989A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16814496A JPH09316989A (ja) 1996-05-24 1996-05-24 グレーチング

Applications Claiming Priority (1)

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JP16814496A JPH09316989A (ja) 1996-05-24 1996-05-24 グレーチング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09316989A true JPH09316989A (ja) 1997-12-09

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ID=15862653

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16814496A Pending JPH09316989A (ja) 1996-05-24 1996-05-24 グレーチング

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JP (1) JPH09316989A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101341349B1 (ko) * 2012-01-04 2013-12-13 박만수 스틸 그레이팅

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