JPH09316945A - 湯水混合栓における取付機構 - Google Patents

湯水混合栓における取付機構

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JPH09316945A
JPH09316945A JP16090896A JP16090896A JPH09316945A JP H09316945 A JPH09316945 A JP H09316945A JP 16090896 A JP16090896 A JP 16090896A JP 16090896 A JP16090896 A JP 16090896A JP H09316945 A JPH09316945 A JP H09316945A
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hot water
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Akira Nishioka
明 西岡
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SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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SANEI SUISEN SEISAKUSHO KK
SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構成部品を少なくしてコスト安を実現でき、
さらに、取付スペースを縮小化できる湯水混合栓におけ
る取付機構を提供すること 【解決手段】 給湯配管17に接続される湯取入口2
2、給水配管18に接続される水取入口25および湯・
水の取出口31を一体的に備えた管継手19と、湯水混
合栓本体1の前記湯・水導入口に嵌め込まれて前記湯室
・水室にそれぞれ連通する湯および水の導入路M,Nを
形成する第1嵌込部材15と、管継手19の前記湯・水
の取出口に嵌め込まれて給湯、給水各配管17,18に
連通する湯および水の取出路31を形成する第2嵌込部
材23と、壁2面に形成された設置穴21に設置された
管継手19の前記湯・水の取出口と湯水混合栓本体1の
前記湯・水導入口とを接続して湯水混合栓本体1を給
湯、給水各配管17,18に取付ける接続部材38とか
ら構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、湯水混合水栓に
おける取付機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に、湯水混合栓を壁面に設置するた
めの従来の取付機構の一例を示す。図4において、配管
取出し金具71,71が、例えば、タイル張りが施され
た壁72に形成された給湯・給水の取出口a,bに埋め
込まれた状態で給湯・給水配管(図示せず)にねじ止め
されており、各取出し金具71,71と湯水混合栓73
の各偏心管74,75との間に取付けられるアダプター
76,77を介して湯水混合栓73が配置されている。
このアダプター76,77は、その一端が、偏心管7
4,75に設けた通水孔Kに挿入されてメクラ栓78,
78により固定されており、一方、他端は、アダプター
76,77に固定配置されている座金79,80ととも
にシールテープSでねじ山81,82をシールすること
により取出し金具71,71にねじ止めされる。なお、
83は蛇口である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、湯水混合栓7
3の場合においては、単独水栓と異なり、湯水混合栓7
3の配管への取付を取出口a、取出口bごとに別個に行
う必要があり、作業工数が多くなり、手間がかかる。
【0004】また、取出し金具71,71、アダプター
76,77等の継手部品や、偏心管74,75等の取付
に必要な接続部品が多く必要となる。また、コスト高に
なる。
【0005】さらに、湯水混合栓73は壁72との間に
偏心管74,75を介して設置されるので、その分、前
出しが大きくなり、コンパクト化に問題がある。
【0006】しかも湯水混合栓3を取出し金具71,7
1から離脱する際には、その取出し金具71,71から
の取り外しが、ねじ止めを解除する必要があるから、特
殊な環境下や設置場所により、作業性が容易ではないと
いう問題が生じる。しかも漏れ防止のためにシールテー
プSを使用しなければならず手間がかかるとともに、コ
スト高の原因になる。
【0007】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、その目的は、容易な取付作業で、湯水混合栓本体を
給湯、給水各配管に取付けることができるとともに、構
成部品を少なくしてコスト安を実現でき、さらに、取付
スペースを縮小化できる湯水混合栓における取付機構を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、湯水混合栓本体を壁面に設置して、給
湯配管および給水配管からそれぞれ供給される湯および
水を、湯水混合栓本体の湯・水導入口から、湯水の混合
室に連通する湯室・水室に導くための湯水混合栓におけ
る取付機構において、給湯配管に接続される湯取入口、
給水配管に接続される水取入口および湯・水の取出口を
一体的に備えた管継手と、湯水混合栓本体の前記湯・水
導入口に嵌め込まれて前記湯室・水室にそれぞれ連通す
る湯および水の導入路を形成する第1嵌込部材と、管継
手の前記湯・水の取出口に嵌め込まれて給湯、給水各配
管に連通する湯および水の取出路を形成する第2嵌込部
材と、壁面に形成された設置穴に設置された管継手の前
記湯・水の取出口と湯水混合栓本体の前記湯・水導入口
とを接続して湯水混合栓本体を給湯、給水各配管に取付
ける接続部材とから構成されている。
【0009】すなわち、この発明は、1つの管継手に給
湯、給水各配管ならびに湯水混合栓本体を接続して給
湯、給水の取出路と、湯水混合栓本体の湯室・水室への
湯および水の導入路をそれぞれ形成できるようにしたも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、それによってこの発明は
限定を受けるものではない。まず、湯水混合栓側の構成
要素について説明する。図1〜図3において、1は、混
合湯水の吐水管2を備えた湯水混合栓本体で、その長手
方向における中央部の前面側に吐水量の調節が行われる
レバー3が設けられている。4は、湯水混合栓本体1の
一端に設けられた温度調整用のレバーで、この回動操作
により、湯水混合栓本体1の湯水の混合室5に連通する
湯室6、水室7内の湯・水の混合比を調整する。8は調
整弁で、レバー4の回動操作に連動して湯水混合栓本体
1の長手方向に摺動され、混合室5と湯室6間の湯通路
9、混合室5と水室7間の水通路10を開閉し、バネ1
1によって通常はレバー4側に付勢されている。
【0011】12は、湯室6、水室7を仕切る仕切壁
で、その一端部は調整弁8の弁座13を兼ねている。こ
の仕切壁12の他端は、湯・水導入口14の中央に位置
して、後述する第1嵌込部材15の受台16として機能
する。湯・水導入口14は、レバー3とは反対側の中央
部の後面側に後壁1aから突出して形成されており、中
央に仕切壁12が位置する。
【0012】次に、湯水混合栓本体1に取付けられる給
湯、給水各配管17,18を含む管継手19側の構成要
素について説明する。19は、壁20面に形成される壁
穴21に設置される管継手で、正面視小判型の湯・水の
取出口31に嵌め込まれる後述する第2嵌込部材23に
よって湯取出路24および水取出路26が形成される。
そして、湯取入口22は給湯配管17に、例えば、袋ナ
ット27を用いたねじ止めにより接続され、水取入口2
5は給水配管18に袋ナット28を用いたねじ止めによ
り接続される。一方、湯取出路24および水取出路26
は、第2嵌込部材23を構成する一対の筒状アダプター
29,30によって形成される。この筒状アダプター2
9,30は、断熱機能を有する材料からなる。
【0013】筒状アダプター29は、筒体部分29aと
フランジ部分29bとから構成され、同じく筒状アダプ
ター30は、筒体部分30aとフランジ部分30bとか
ら構成され、筒状アダプター29,30同士は、フラン
ジ部分29b,30bに形成された切欠きを当接面Aと
して取出口31から嵌め込まれる。なお、32,32は
オーリングである。また、取出口31内には、仕切壁5
0が形成されており、仕切壁50によって当接面Aを除
いた筒状アダプター29,30の部分が仕切られて位置
決めされる。
【0014】次に、第1嵌込部材15について説明する
と、筒状アダプター29,30と同様に、断熱機能を有
する材料からなり、湯室6に連通する湯導入路Mと、水
室7に連通する水導入路Nが並設されている。
【0015】最後に、管継手19と湯水混合栓本体1の
接続機構について説明する。管継手19の湯・水取出口
31を形成する継手部分33の外周にはネジ34が形成
される一方、湯水混合栓本体1の湯・水導入口14を形
成する入口部分35の外周にもネジ36が形成されてい
る。そして、筒状アダプター29,30を嵌め込んだ状
態の管継手19を壁穴21に設置し、湯水混合栓本体1
に第1嵌込部材15を嵌め込んだ状態で第1嵌込部材1
5と筒状アダプター29,30のフランジ部分29b,
30bとを当接させ、接続部材である袋ナット38をネ
ジ34,36に螺着することによって、湯水混合栓本体
1を給湯、給水各配管17,18に取付けることができ
る。なお、40は、管継手19の支持台で、管継手19
に形成された取付部41にネジ止めされることで支持台
40上に固定される。また、42は、金属製のリング止
めで、管継手19の環状面19aを介して管継手19を
壁穴21に固定する。
【0016】以上上記実施形態では、取出口31に嵌め
込まれる筒状アダプター29,30同士は、当接面Aを
構成する切欠きと、取出口31内に形成された仕切壁5
0とによって、回り止めが防止されるので、管継手19
の湯取出路24および水取出路26を確実に位置決めで
きる。そのため、袋ナット38をネジ34,36に螺着
することによって、湯取出路24と湯導入路Mを確実に
連通でき、同時に、水取出路26と水導入路Nも確実に
連通できる。また、第1,2嵌込部材15,23は、断
熱機能を有する材料で形成されているので、水温の湯温
による上昇を防止できるとともに、圧力の拡張も防止で
きる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
壁穴に固定される1つの管継手に給湯、給水各配管なら
びに湯水混合栓本体を接続して給湯、給水の取出路と、
湯水混合栓本体の湯室・水室への湯および水の導入路を
それぞれ形成し、湯水混合栓本体を給湯、給水各配管に
取付けたので、以下に示す効果を奏する。
【0018】1.1つの管継手で、給湯、給水各配管か
らの湯水の供給と、湯水混合栓本体への取出を行うこと
ができ、作業工数を削減できて取付の手間が省ける。
2.従来用いていた偏心管を不要にできるとともに、取
付に必要な接続部品を減数できる。また、コスト安にな
る。3. 偏心管を不要にできた分、前出しを小さくで
きてコンパクト化が可能になるとともに、コンパクト化
に伴う取付スペースの縮小化が可能である。
【0019】また、この発明では、湯水混合栓本体の湯
・水導入口に第1嵌込部材を嵌め込み、管継手の湯・水
の取出口に第2嵌込部材を嵌め込むので、第1,2嵌込
部材を断熱機能を有する材料で形成すれば、漏れ防止を
図ることができる上に、水温の湯温による上昇を防止で
きるとともに、圧力の拡張も防止できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体構成説明図で
ある。
【図2】上記実施形態における取付動作を説明するため
の要部分解斜視図である。
【図3】上記実施形態における要部構成説明図である。
【図4】従来例を示す全体構成説明図である。
【符号の説明】
1…湯水混合栓本体、5…混合室、6…湯室、7…水
室、14…湯・水導入口、15…第1嵌込部材、17…
給湯配管、18…給水配管、19…管継手、20…壁、
21…壁穴、22…湯取入口、23…第2嵌込部材、2
4…湯取出路、25…水取入口、26…水取出路、31
…湯・水の取出口、38…袋ナット(接続部材)、M…
湯導入路、N…水導入路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯水混合栓本体を壁面に設置して、給湯
    配管および給水配管からそれぞれ供給される湯および水
    を、湯水混合栓本体の湯・水導入口から、湯水の混合室
    に連通する湯室・水室に導くための湯水混合栓における
    取付機構において、給湯配管に接続される湯取入口、給
    水配管に接続される水取入口および湯・水の取出口を一
    体的に備えた管継手と、湯水混合栓本体の前記湯・水導
    入口に嵌め込まれて前記湯室・水室にそれぞれ連通する
    湯および水の導入路を形成する第1嵌込部材と、管継手
    の前記湯・水の取出口に嵌め込まれて給湯、給水各配管
    に連通する湯および水の取出路を形成する第2嵌込部材
    と、壁面に形成された設置穴に設置された管継手の前記
    湯・水の取出口と湯水混合栓本体の前記湯・水導入口と
    を接続して湯水混合栓本体を給湯、給水各配管に取付け
    る接続部材とから構成された湯水混合栓における取付機
    構。
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