JPH09316406A - 伸長可能な固定用テープ - Google Patents

伸長可能な固定用テープ

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JPH09316406A
JPH09316406A JP8129793A JP12979396A JPH09316406A JP H09316406 A JPH09316406 A JP H09316406A JP 8129793 A JP8129793 A JP 8129793A JP 12979396 A JP12979396 A JP 12979396A JP H09316406 A JPH09316406 A JP H09316406A
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JP
Japan
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stretchable
fixing tape
base material
stretched
tape
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JP8129793A
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Inventor
Katsumi Hori
勝美 堀
Masaaki Arakawa
正章 荒川
Kazuhisa Maeda
和久 前田
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば袋や箱などのパッケージ用
として、又は例えば紙オムツ、生理用ナプキンなどの衛
生用品などを使用後にくるくる丸めて止めて処理する際
に好適に使用される伸長可能な固定用テープに関する。 【解決手段】 実質的な伸長部と実質的な非伸縮部とが
結合された基材の少なくとも一端の該非伸縮部に固定手
段が設けられてなる固定用テープであって、上記伸長部
と非伸縮部の結合部分における境界面積Xが、基材の厚
さa×幅bから得られる面積Yよりも大きいことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば袋や箱などのパ
ッケージ用として、又は例えば紙オムツ、生理用ナプキ
ンなどの衛生用品などを使用後にくるくる丸めて止めて
処理する際に好適に使用される伸長可能な固定用テープ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば紙オムツ等の固定用テープ
として、折りたたまれてZ型に構成された種々の粘着テ
ープが知られている(例えば特公昭58−30401
号、特公昭52−47769号、特公平1−56163
号、特開平7−157728号など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの粘着テープ
は、いずれも使用時に伸びるタイプではないため、例え
ば使用済オムツなどをくるくる丸めて処理する際、テー
プの長さが短いことにより十分な止着ができずに外れて
しまったり、またテープを強くひっぱると伸びないため
その力がそのまま物品に伝わり、物品と固定されている
テープ片端部が外れてしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
改良するためになされたものであり、使用の際に弱い力
で容易に伸ばすことができ、かつその伸びた部分は実質
的に縮みにくく、かつテープが破断することのない極め
て実用的で使いやすい伸長可能な固定用テープを提供す
る。
【0005】即ち、本発明は、実質的な伸長部と実質的
な非伸縮部とが結合された基材の少なくとも一端の該非
伸縮部に固定手段が設けられてなる固定用テープであっ
て、上記伸長部と非伸縮部の結合部分における境界面積
Xが、基材の厚さa×幅bから得られる面積Yよりも大
きいことを特徴とする伸長可能な固定用テープに関す
る。
【0006】以下、本発明の実例を図面にもとづいて説
明する。図1は、本発明の伸長可能な固定用テープの実
例を示す断面図であり、両端部が実質的な非伸縮部A
1、A2で、それらの中央部が実質的な伸長部Bである
基材1が、該伸長部Bで2回折りたたまれてZ型に構成
されている。 かかる非伸縮部A1の内面及び非伸縮部
A2の外面には、固定手段として粘着剤層2が設けら
れ、非伸縮部A1の外面、及び非伸縮部A1内面の粘着
剤層2に対向する伸長部Bの面には、離型剤層3が設け
られている。 さらに伸長部Bと非伸縮部A2の内面と
の間にはこれらを仮着してZ型形状を保持するための仮
着手段4(後述)が設けられている。
【0007】本発明は、基材1の実質的な非伸縮部A1
及びA2と実質的な伸長部Bとが一体に結合されてお
り、これらの結合部分Jにおける境界面積Xは、基材1
の厚さa×幅bから得られる面積Yよりも大きくなるよ
うに形成されていることを特徴とする。 好ましくは伸
長部と非伸縮部の境界面積Xが、基材の厚さa×幅bか
ら得られる面積Yの300%以上、さらに好ましくは5
00%以上とするのが望ましい。 このように非伸縮部
A1及びA2と伸長部Bとの結合部分Jにおける境界面
積Xを、基材1の厚さa×幅bから得られる面積Yより
も大きくすることにより、本テープの伸長時に結合部分
Jにおける応力集中を減少させることができ、結合部分
Jでの破断を防止できるという効果がある。
【0008】上記特徴は、非伸縮部と伸長部との結合部
分Jの構造を、例えば図2(イ)(ロ)の如く非伸縮部
A1又はA2と伸長部Bとが互いにくさび状に重なり合
うような、もしくは図3の如く少なくとも片面が重なり
合うような構造とすることにより得られる。さらに図2
の構造は、伸長部Bが伸びきった後で重ね合わせ部が若
干伸びて、次いで非伸縮部A1又はA2がひきづられて
伸びるような破断モードである構成においては、特に好
ましい構造である。これらの構造は、例えば幅方向の共
押出法、異型押出法などの方法による一体成型にて得ら
れる。
【0009】図1において、非伸縮部A2の外面に設け
られた固定手段は、固定用テープの一端を被着体に固定
するために必要であり、図1に示したように粘着剤層2
が好ましく用いられるが、被着体に応じてその他例えば
接着剤やフック状の係止物などを採用することも可能で
あり、粘着剤層に限定されるものではない。また、図1
においては、非伸縮部A1の内面に粘着剤層2からなる
再剥離用の固定手段を設けた実例を示したが、その使用
形態(例えば図11)によっては、かかる固定手段を必
要としない場合もあり、また上記と同様に固定手段とし
て粘着剤層2以外にも被着体に応じてその他例えば接着
剤やフック状の係止物などを採用することも可能であ
る。
【0010】図4は、図1の固定用テープを使用の際に
展開し伸ばした状態を示す概略図であり、例えば非伸縮
部A1を引っ張ることにより仮着手段4を開放してZ型
を展開すると共に、さらにA1を引っ張ることにより伸
長部Bを必要長さまで伸ばして相手側に固定することが
できる。
【0011】この伸長部Bは、固定用テープの全長を長
くして(少なくとも2倍以上)物品をくるくる丸めて止
着するために必要で、手でひっぱって伸ばそうとする力
を伸長することで応力を減衰させ、予め物品に固定され
ているテープ片端部と物品との外れを防止し、かつ物品
を丸めた後若干の物品の膨張に対する応力も軽減すると
いう目的のためには、使用の際に小さい力で伸びること
が好ましい。 具体的には200%延伸時の荷重が5.
0kgf/25mm以下で、好ましくは200%延伸時の荷重が
3.0kgf/25mm以下であることが望ましい。 かかる伸
長部Bの伸長性が上記範囲外の場合は、所定の長さに伸
ばすために大きい力が必要となって、予め固定されてあ
るテープ片端部が外れるおそれや、テープが伸びにくく
使用しずらくなるおそれがある。
【0012】さらにこの伸長部Bは、テープ全長を手で
自由に調節したりして、例えばテープ長さの3倍以上の
外周を有する物品を丸めて処理(廃棄など)するという
目的のためには、伸ばした後にあまり縮まないことが好
ましく、具体的には200%延伸した際の永久歪みが3
0%以上、特に50%以上と、力を除いた後完全に元に
戻らないことが望ましい。 伸長後に大きく縮んで元に
戻ってしまうと、その戻る力が大きいことで、予め本テ
ープが物品と固定されてある端部もしくは丸めたあと物
品を止着もしくは固定する部分が外れてしまうおそれが
ある。 しかし、若干の縮みは、物品を緊張させて丸め
ることができる点でむしろ好ましい。
【0013】また実質的な非伸縮部A1及び/又はA2
は、それに物品に予め固定するための粘着剤、接着剤、
係止物(フック状物など)などの固定手段を設けるた
め、あまり伸縮性が大きいと固定部分が伸長によって外
れてしまうおそれがあるため、実質的に伸縮しにくいこ
とが好ましく、具体的には0.5kgf/25mm以下の荷重下
で2倍未満、特に1.5倍未満の伸度しか有さないこと
が望ましい。 しかし、若干の伸びは、伸長部と非伸縮
部との結合部分における応力集中を非伸縮部の若干の伸
びが吸収して、強度を保持できるという点から好まし
い。
【0014】また本発明においては、中央部の伸長部の
厚さが、両端部の非伸縮部と伸長部との境界付近の厚さ
より薄いことが、中央部から伸長が始まることで伸長を
容易にし、スムーズな伸長を生じさせる点から好まし
い。 各部の厚さは、特に限定されないが、非伸縮部は
40〜300μm程度、伸長部は30〜280μm程度
が、本テープを巻回状で長く巻回し長尺化できるという
点から好ましい。
【0015】図5は、本発明の伸長可能な固定用テープ
の他例を示す断面図であり、両端部が実質的な非伸縮部
A1、A2、それらの中央部が実質的な伸長部Bである
基材1が、該伸長部Bで1回折りたたまれてくの字型に
構成されている。 かかる非伸縮部A1の内面及び非伸
縮部A2の外面には粘着剤層2が設けられ、非伸縮部A
1の外面及び非伸縮部A2の内面には離型剤層3が設け
られている。
【0016】図6は、両端部が実質的な非伸縮部A1、
A2、それらの中央部が実質的な伸長部Bである基材1
が、非伸縮部A1で1回折りたたまれてくの字型に構成
されている。 かかる非伸縮部A1の内面及びA2の外
面には粘着剤層2が設けられている。
【0017】図7は、両端部が実質的な非伸縮部A1、
A2、それらの中央部が実質的な伸長部Bである基材1
が、該伸長部Bで1回折りたたまれてくの字型に構成さ
れている。 かかる非伸縮部A2の外面には粘着剤層2
が設けられ、非伸縮部A1の先端部にはテープのつまみ
易さを向上させるためにつまみ片5が設けられている。
【0018】図8は、両端部が実質的な非伸縮部A1、
A2、それらの中央部が実質的な伸長部Bである基材1
が折りたたまれていないテープであり、非伸縮部A1に
は物品との仮止め用の再剥離性粘着剤層21が設けられ
ている。 かかる再剥離性粘着剤層21により、使用前
は仮止めでき使用時に剥がして再接着させることができ
る。 また、非伸縮部A2には物品に予め固定しておく
ための固定用粘着剤層22が設けられている。
【0019】本発明においては、図1の如くZ型に折り
たたまれた固定用テープの、伸長部Bの下面とそれと対
向する非伸縮部A2の内面とを仮着することにより、テ
ープ使用前にZ型が開かないようにすることもできる。
かかる仮着手段4は特に限定されないが、例えばヒー
トシール、ホットメルト系やメルトブロー状や繊維状の
粘着剤もしくは接着剤、プレスによるエンボス方式など
により仮着することができる。
【0020】本発明の伸長可能な固定用テープの各部材
は、上記特性を有する限り特に限定されないが、実質的
な非伸縮部としては、例えばポリオレフィン系プラスチ
ックフィルムが好ましく、例えばポリプロピレン、ある
いはこれとポリエチレンとのブレンド物が挙げられる。
【0021】また実質的な伸長部としては、伸びた後の
縮み(ストレッチバック)が実質的にないものが好まし
く、ネッキングしてひも状になるものでもよい。 材質
としては、特にランダムポリプロピレン、低密度ポリエ
チレン、リニヤ−低密度ポリエチレン(L-LDPE)などの
単独もしくはブレンド物からなるポリオレフィン系プラ
スチックフィルムが好ましく、その他スチレン系、ポリ
エステル系、ウレタン系のエラストマーフィルムなども
好ましい。
【0022】また粘着剤層は特に限定されず、例えばゴ
ム系、アクリル系などが挙げられ、離型剤層も特に限定
されず、シリコーン系、非シリコーン系(長鎖アルキル
系など)などが挙げられる。
【0023】本発明の伸長可能な固定用テープは、図9
に示す如く、例えばオムツEの表面に粘着剤層2で非伸
縮部A2を固定し、図10に示すようにオムツ使用後に
くるくる丸めて処理する際に、図4の如く非伸縮部A1
を引き出しさらに伸長部Bを伸ばしてオムツEへ止着固
定することができる。
【0024】また、本発明の伸長可能な固定用テープ
は、図11に示すように、非伸縮部A1が非粘着で固定
手段を有さないタイプとして、伸長部Bを物品の周りに
巻いた後非伸縮部A1を差し込んで止めることもでき
る。また、本発明の伸長可能な固定用テープは、袋のパ
ッケージ用として(図12)、箱のパッケージ用として
(図13)も用いることができる。
【0025】
【実施例】
実施例 中央部としてリニアー低密度ポリエチレン、両端部とし
てポリエチレン/ポリプロピレン(30/70)のブレ
ンド物を用い、160〜200℃で共押出法による一体
成型にて、中央部(=実質的な伸長部)(60mm幅、5
0μm厚)及び両端部(=実質的な非伸縮部)(50mm
幅、60μm厚)からなる基材フィルム(160mm幅)
を得た。 伸長部と非伸縮部との結合部分の構造は、共
押出ダイスを用いて表1に示すごとく変更して、各境界
面積Xとなるようにした。ここで、境界面積Xは、計算
値として得た。
【0026】この基材フィルムの両端部(=実質的な非
伸縮部)に40μm厚のゴム系粘着剤を塗布し、該粘着
剤と接する基材部分に離型剤を塗布し、図1の如くZ型
に折りたたみ、本発明の固定用テープを得た。
【0027】比較例 伸長部と非伸縮部との結合部分の構造を、図14に示す
如く重ね合わせ部なし、すなわち境界面積Xと基材の厚
さa×幅bから得られる面積Yとを同じにした以外は、
実施例と同様にして固定用テープを得た。
【0028】実施例及び比較例で得た固定用テープサン
プルを、以下の方法により各部の物性を測定し、その結
果を表に示した。 〔基材の破断強度テスト〕実施例及び比較例で用いた基
材の伸長部と非伸縮部との結合部分の構造を図2、3及
び14で示す如く変えたサンプル(長さ160mm、幅2
5mm)を作成し、このサンプルをテンシロンにて300
mm/分の引張速度でチャック間距離100mmで破断試験
を行った。この結果から、伸長部と非伸縮部の結合部分
(厚さ55μm)の境界面積Xは、面積Yより大きけれ
ば、同じ場合と比べて大きな破断強度を有することがわ
かる。
【0029】
【表1】
【0030】〔伸長部の伸長性〕上記サンプルをテンシ
ロンで23℃の雰囲気下で300mm/分の引張速度で2
00%に延伸し、その時の荷重を測定し、その結果を表
2に示した。
【0031】〔伸長部の永久歪み〕上記サンプルを23
℃の雰囲気下でテンシロンで300mm/分の引張速度で
200%延伸し、3分放置後その力を解除して、残留歪
みを測定し、(放置後長さa2 −初期長さa1 )/a1
×100(%)により算出し、その結果を表2に示し
た。
【0032】〔非伸縮部の伸長性〕上記サンプルを23
℃の雰囲気下で垂直方向に各重さの荷重をつり下げ、そ
の時の伸びを測定し、伸長後長さL2 /初期長さL
1 (倍)により算出し、その結果を表2に示した。
【0033】
【表2】
【0034】〔モニターテスト〕実施例及び比較例で得
た固定用テープサンプルを、男性20人、女性20人の
人に実際に、パンツタイプの紙オムツをくるくる丸める
使用方法に本サンプルを使用してもらい(図10の如
く)、その実用性を以下の基準で評価してもらった結果
を表2に示した。 ○ 40人中30人以上が良好と回答 △ 40人中10人以上30人未満が良好と回答 × 40人中10人未満が良好と回答
【0035】
【表3】
【0036】
【発明の効果】本発明の伸長可能な固定用テープは、使
用の際に弱い力で容易に伸ばすことができ、かつその伸
びた部分は実質的に縮みにくく、かつテープが破断する
ことがなく極めて実用的で使いやすいため、例えば初期
の長さの3倍以上の外周長さを有する物品を丸めたりし
て止着や包装などすることができ、さらに任意にその長
さを調整して梱包などすることができるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定用テープの実例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の固定用テープの基材の結合部分を示す
一部拡大断面図である。
【図3】本発明の固定用テープの基材の結合部分を示す
一部拡大断面図である。
【図4】図1の固定用テープを展開した際の概略図であ
る。
【図5】本発明の固定用テープの実例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の固定用テープの実例を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の固定用テープの実例を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の固定用テープの実例を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明図
である。
【図10】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明
図である。
【図11】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明
図である。
【図12】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明
図である。
【図13】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明
図である。
【図14】比較例における固定用テープの基材の結合部
分を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基材 A1,A2 実質的な非伸縮部 B 実質的な伸長部 2 粘着剤層 3 離型剤層 J 非伸縮部と伸長部との結合部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 63/10 B65D 63/10 L // A61F 13/15 A41B 13/02 M

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的な伸長部と実質的な非伸縮部とが
    結合された基材の少なくとも一端の該非伸縮部に固定手
    段が設けられてなる固定用テープであって、上記伸長部
    と非伸縮部の結合部分における境界面積Xが、基材の厚
    さa×幅bから得られる面積Yよりも大きいことを特徴
    とする伸長可能な固定用テープ。
  2. 【請求項2】 基材の両端部が実質的な非伸縮部で中央
    部が実質的な伸長部であり、該基材の両端又は片端の非
    伸縮部に固定手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の伸長可能な固定用テープ。
  3. 【請求項3】 伸長部と非伸縮部の結合部分における境
    界面積Xが、基材の厚さa×幅bから得られる面積Yの
    300%以上であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の伸長可能な固定用テープ。
  4. 【請求項4】 実質的な伸長部が、200%延伸時の荷
    重が5.0kgf/25mm以下で、かつ200%延伸した際の
    永久歪みが30%以上であると共に、実質的な非伸縮部
    が0.5kgf/25mm以下の荷重下で2倍未満の伸度を有す
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の伸長可
    能な固定用テープ。
  5. 【請求項5】 固定手段が、粘着剤もしくは係止物であ
    る請求項1〜4いずれか記載の伸長可能な固定用テー
    プ。
  6. 【請求項6】 Z型もしくはくの字型に折りたたまれた
    請求項1〜5いずれか記載の伸長可能な固定用テープ。
  7. 【請求項7】 折りたたまれた状態が、仮着手段により
    保持されている請求項6記載の伸長可能な固定用テー
    プ。
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