JP3549625B2 - 伸長可能な固定用テープ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば袋や箱などのパッケージ用として、又は例えば紙オムツ、生理用ナプキンなどの衛生用品などを使用後にくるくる丸めて止めて処理する際に好適に使用される伸長可能な固定用テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば紙オムツ等の固定用テープとして、折りたたまれてZ型に構成された種々の粘着テープが知られている(例えば特公昭58−30401号、特公昭52−47769号、特公平1−56163号など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの粘着テープは、いずれも使用時に伸びるタイプではないため、例えば使用済オムツなどをくるくる丸めて処理する際、テープの長さが短いことにより十分な止着ができずに外れてしまったり、またテープを強くひっぱると伸びないためその力がそのまま物品に伝わり、物品と固定されているテープ片端部が外れてしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題点を改良するためになされたものであり、使用の際に弱い力で容易に伸ばすことができ、かつその伸びた部分は実質的に縮みにくく、極めて実用的で使いやすい固定用テープを提供する。
【0005】
即ち、本発明は、伸長部と実質的に非伸縮部とからなる基材の少なくとも一端の非伸縮部に固定手段が設けられてなる固定用テープであって、上記伸長部が200%延伸時の荷重が5.0kg/25mm 以下で、かつ200%延伸した際の永久ひずみが30%以上であると共に、上記実質的に非伸縮部が0.5kg/25mm 以下の荷重下で2倍未満の伸度を有する伸長可能な固定用テープに関する。
【0006】
以下、本発明の実例を図面にもとづいて説明する。
図1は、本発明の伸長可能な固定用テープの実例を示す断面図であり、両端部が実質的に非伸縮部A1、A2で、それらの中央部が伸長部Bである基材1が、該伸長部Bで2回折りたたまれてZ型に構成されている。 かかる非伸縮部A1の内面及び非伸縮部A2の外面には、固定手段として粘着剤層2が設けられ、非伸縮部A1の外面、及び非伸縮部A1内面の粘着剤層2に対向する伸長部Bの面には、離型剤層3が設けられている。 さらに伸長部Bと非伸縮部A2の内面との間にはこれらを仮着してZ型形状を保持するための仮着手段4(後述)が設けられている。
【0007】
図1において、非伸縮部A2の外面に設けられた固定手段は、固定用テープの一端を被着体に固定するために必要であり、図1に示したように粘着剤層2が好ましく用いられるが、被着体に応じてその他例えば接着剤やフック状の係止物などを採用することも可能であり、粘着剤層に限定されるものではない。
また、図1においては、非伸縮部A1の内面に粘着剤層2からなる再剥離用の固定手段を設けた実例を示したが、その使用形態(例えば図18)によっては、かかる固定手段を必要としない場合もあり、また上記と同様に固定手段として粘着剤層2以外にも被着体に応じてその他例えば接着剤やフック状の係止物などを採用することも可能である。
【0008】
図2は、図1の固定用テープを使用の際に展開し伸ばした状態を示す概略図であり、例えば非伸縮部A1を引っ張ることにより仮着手段4を開放してZ型を展開と共に、さらにA1を引っ張ることにより伸長部Bを必要長さまで伸ばして相手側に固定することができる。
【0009】
この伸長部Bは、固定用テープの全長を長くして(少なくとも2倍以上)物品をくるくる丸めて止着するために必要で、手でひっぱって伸ばそうとする力を伸長することで応力を減衰させ、予め物品に固定されているテープ片端部と物品との外れを防止し、かつ物品を丸めた後若干の物品の膨張に対する応力も軽減するという目的のためには、使用の際に小さい力で伸びることが必要である。 具体的には200%延伸時の荷重が5.0kg/25mm 以下で、好ましくは200%延伸時の荷重が3.0kg/25mm 以下であることが望ましい。 かかる伸長部Bの伸長性が上記範囲外の場合は、所定の長さに伸ばすために大きい力が必要となって、予め固定されてあるテープ片端部が外れたり、テープが伸びにくく使用しずらいというという欠点があり好ましくない。
【0010】
さらにこの伸長部Bは、テープ全長を手で自由に調節したりして、テープ長さの3倍以上の外周を有する物品を丸めて処理(廃棄など)するという目的のためには、伸ばした後にあまり縮まないことが必要で、具体的には200%延伸した際の永久ひずみが30%以上、特に50%以上と、力を除いた後完全に元に戻らないことが望ましい。 伸長後に大きく縮んで元に戻ってしまうと、その戻る力が大きいことで、予め本テープが物品と固定されてある端部もしくは丸めたあと物品を止着もしくは固定する部分が外れてしまうという欠点があり好ましくない。 しかし、若干の縮みは、物品を緊張させて丸めることができる点でむしろ好ましい。
【0011】
また実質的に非伸縮部A1及び/又はA2は、それに物品に予め固定するための粘着剤、接着剤、係止物(フック状物など)などの固定手段を設けるため、あまり伸縮性が大きいと固定部分が伸長によって外れてしまうおそれがあるため、実質的に伸縮しにくいことが好ましく、具体的には0.5kg/25mm 以下の荷重下で2倍未満、特に1.5倍未満の伸度しか有さないことが望ましい。 しかし、若干の伸びは、伸長部と非伸縮部との結合部における応力集中を非伸縮部の若干の伸びが吸収して、強度を保持できるという点から好ましい。
【0012】
また本発明においては、中央部の伸長部の厚さが、両端部の非伸縮部と伸長部との境界付近の厚さより薄いことが、中央部から伸長が始まることで伸長を容易にし、スムーズな伸長を生じさせる点から好ましい。 各部の厚さは、特に限定されないが、実質的に非伸縮部は40〜300μm程度、伸長部は30〜280μm程度が、本テープを巻回状で長く巻回し長尺化できるという点から好ましい。
【0013】
図3は、本発明の伸長可能な固定用テープの他例を示す断面図であり、両端部が実質的に非伸縮部A1、A2、それらの中央部が伸長部Bである基材1が、該伸長部Bで1回折りたたまれてくの字型に構成されている。 かかる非伸縮部A1の内面及び非伸縮部A2の外面には粘着剤層2が設けられ、非伸縮部A1の外面及び非伸縮部A2の内面には離型剤層3が設けられている。
【0014】
図4は、伸長性の基材1の両端部が実質的に非伸縮性材料(フィルムなど)4で積層されて非伸縮部A1、A2とされ、それらの中央部が伸長部Bである基材1が、2回折りたたまれてZ型に構成されている。 かかる非伸縮部A1の内面(非伸縮性材料4側)、非伸縮部A2の外面には固定用の粘着剤層2が、伸長部Bの下面には仮着用の粘着剤層2が設けられ、また非伸縮部A1の外面には離型剤層3が設けられている。
【0015】
図5は、それぞれ別々に分割された実質的に非伸縮部A1及びA2、及び伸長部Bが例えばヒートシールや接着剤などにより結合されて基材1が構成され、伸長部Bが一回折りたたまれてくの字型に構成されている。 かかる非伸縮部A1の内面及び非伸縮部A2の外面には粘着剤層2が設けられ、非伸縮部A1の外面及び非伸縮部A2の内面には離型剤層3が設けられている。
【0016】
図6は、両端部が実質的に非伸縮部A1、A2、それらの中央部が伸長部Bである基材1が、A1部で1回折りたたまれてくの字型に構成されている。 かかる非伸縮部A1の内面及びA2の外面には粘着剤層2が設けられている。
【0017】
図7は、両端部が実質的に非伸縮部A1、A2、それらの中央部が伸長部Bである基材1が、該伸長部Bで1回折りたたまれてくの字型に構成されている。 かかる非伸縮部A2の外面には粘着剤層2が設けられ、非伸縮部A1の先端部にはテープのつまみ易さを向上させるためにつまみ片5が設けられている。
【0018】
図8は、分割された実質的に非伸縮部A1及び伸長部Bが例えばヒートシールや接着剤などにより結合され、伸長部Bの一端部には非伸縮性材料4が積層されて非伸縮部A2が形成されて基材1が構成され、伸長部Bが2回折りたたまれてZ型に構成されている。 かかる非伸縮部A2の外面(非伸縮性材料4側)には粘着剤層2が設けられている。 また、非伸縮部A1の内面には、係止用フックからなる固定手段が設けられている。
【0019】
図9は、両端部が実質的に非伸縮部A1、A2、それらの中央部が伸長部Bである基材1が折りたたまれていないテープであり、非伸縮部A1には物品との仮止め用の再剥離性粘着剤層21が設けられている。 かかる再剥離性粘着剤層21により、使用前は仮止めでき使用時に剥がして再接着させることができる。 また、非伸縮部A2には物品に予め固定しておくための固定用粘着剤層22が設けられている。
【0020】
図10は、基材1が、中央部としての伸縮フィルム7からなる伸長部Bと、この両端部がこの伸縮フィルム7と非伸縮フィルム8との複合体で構成された実質的に非伸縮部A1及びA2とからなり、非伸縮部A1及びA2の片面には粘着剤層2が設けられ、他面には離型剤層3が設けられている。 さらに、非伸縮部A1の粘着剤層2には、基材9の片面に離型剤層10、他面に粘着剤層11を設けてなるリリーステープCが、本発明の固定用テープの粘着剤層2とリリーステープCの離型剤層10とが接するように設けられてなる。 図11に示す如く、かかるリリーステープCは、非伸縮部A1の粘着剤層2面を使用するまで保護するためのもので、リリーステープCは、本発明の固定用テープとともに物品Dに粘着剤層11を介して固定できる。
【0021】
図12では、図10におけるリリーステープCが、非伸縮部A2の粘着剤層2も保護できるように基材1とほぼ同じ長さとされており、非伸縮部A1の粘着剤層2と接する部分には再剥離できるように離型剤層10が設けられており、非伸縮部A2の粘着剤層2と接する部分には離型剤層はなく接着固定されている。
この構造とすることにより、本発明の固定用テープをリリーステープCと共にロール状に巻回した場合の段差を吸収できるという効果がある。
【0022】
図13は、本発明の伸長可能な固定用テープの他例を示す断面図であり、伸長部Bとしてのウレタン製不織布12の両端に、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体などの非伸縮性材料13を含浸させて、両端部が実質的に非伸縮部A1、A2となるように形成し、この非伸縮部A1及びA2に粘着剤層2が設けられている。
【0023】
本発明においては、図1の如くZ型に折りたたまれた固定用テープの、伸長部Bの下面とそれと対向する非伸縮部A2の内面とを仮着することにより、テープ使用前にZ型が開かないようにすることもできる。 かかる仮着手段4は特に限定されないが、例えばヒートシール、ホットメルト系やメルトブロー状や繊維状の粘着剤もしくは接着剤、プレスによるエンボス方式などにより仮着することができる。
【0024】
本発明の伸長可能な固定用テープの各部材は、上記特性を有する限り特に限定されないが、実質的に非伸縮部としては、例えばポリオレフィン系プラスチックフィルムが好ましく、例えばポリプロピレン、あるいはこれとポリエチレンとのブレンド物が挙げられる。 また、後述の伸長部に、例えばポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、エチレン−酢酸ビニル共重合体、紙などの非伸縮性材料をラミネート(図4)もしくは含浸(図13)等して複合化することにより実質的に非伸縮部とすることもできる。
【0025】
また伸長部としては、伸びた後の縮み(ストレッチバック)が実質的にない ものが好ましく、ネッキングしてひも状になるものでもよい。 材質としては、特にランダムポリプロピレン、低密度ポリエチレン、リニヤ−低密度ポリエチレン(L−LDPE)などの単独もしくはブレンド物からなるポリオレフィン系プラスチックフィルムが好ましく、その他スチレン系、ポリエステル系、ウレタン系のエラストマーフィルムやこれらの繊維状織布や不織布なども好ましい。
【0026】
これら実質的に非伸縮部と伸長部とから構成される基材は、上記各材料の含浸やラミネートによる複合タイプ、その他共押し出しなどにより得ることができるが、生産性の面からは特に共押し出しタイプが好ましい。
【0027】
本発明において、基材1の実質的に非伸縮部A1及びA2と伸長部Bとが、一体成型にて幅方向の異型押出法で例えば図9の如く一体形成される場合は、それらの結合部分の構造は、強度の点から、例えば図14の如く非伸縮部A1又はA2と伸長部Bとが互いにくさび状、もしくは図15の如く少なくとも片面が重なり合うような構造とすることが好ましい。 かかる構造とするより、非伸縮部A1又はA2の界面と伸長部Bの界面の接触面積を大きくでき、そのため応力集中を減少させることができるという効果がある。 さらに図14の構造は、伸長部Bが伸びきった後で重ね合わせ部が若干伸びて、次いで非伸縮部A1又はA2をひきづられて伸びるような破断モードである構成においては、特に好ましい構造である。
【0028】
また粘着剤層は特に限定されず、例えばゴム系、アクリル系などが挙げられ、離型剤層も特に限定されず、シリコーン系、非シリコーン系(長鎖アルキル系など)などが挙げられる。
【0029】
本発明の伸長可能な固定用テープは、図17に示す如く、例えばオムツEの表面に粘着剤層2で非伸縮部A2を固定し、図18に示すようにオムツ使用後にくるくる丸めて処理する際に、図2の如く非伸縮部A1を引き出しさらに伸長部Bを伸ばしてオムツDへ止着固定することができる。
【0030】
また、本発明の伸長可能な固定用テープは、図19に示すように、非伸縮部A1が非粘着で固定手段を有さないタイプとして、伸長部Bを物品の周りに巻いた後非伸縮部A1を差し込んで止めることもできる。
【0031】
また、本発明の伸長可能な固定用テープは、袋のパッケージ用として(図20)、箱のパッケージ用として(図21)も用いることができる。
【0032】
【実施例】
実施例1
中央部としてリニアー低密度ポリエチレン、両端部としてポリエチレン/ポリプロピレン(30/70)のブレンド物を用い、160〜200℃で共押し出し法により、中央部(=伸長部)(60mm幅、50μm厚)及び両端部(=実質的に非伸縮部)(50mm幅、60μm厚)からなる基材フィルム(160mm幅)を得た。
この基材フィルムの両端部(=実質的に非伸縮部)に40μm厚のゴム系粘着剤を塗布し、該粘着剤と接する基材部分に離型剤を塗布し、図1の如くZ型に折りたたみ、本発明の固定用テープのサンプルとした。
【0033】
実施例2
リニアー低密度ポリエチレンを用い160〜200℃で押し出し法により、フィルム(160mm幅、100μm厚)を得、該フィルムの両端部にポリエステルフィルム(50mm幅、38μm厚)を粘着剤により設け、実質的に非伸縮部として基材フィルムを得た。 この実質的に非伸縮部に40μm厚のアクリル系粘着剤を設け、図4の如くZ型に折りたたみ、本発明の固定用テープのサンプルとした。
【0034】
実施例3
ウレタン製不織布(160mm幅、坪量80g/m)の両端にエチレン−酢酸ビニル共重合体(50mm幅)を含浸させ、実質的に非伸縮部とした。 この非伸縮部に40μm厚のゴム系粘着剤を塗布し、図13の如き、本発明の固定用テープのサンプルとした。
【0035】
比較例1
基材フィルムの全体厚さを300μmとした以外は,、実施例1と同様にして固定用テープのサンプルを得た。
【0036】
比較例2
中央部と両端部を共にリニアー低密度ポリエチレン(20μm)とした以外は、実施例2と同様にして固定用テープのサンプルを得た。
【0037】
比較例3
ナイロン製不織布(160mm幅、坪量80g/m)の両端に、40μm厚のゴム系粘着剤を塗布し、固定用テープのサンプルを得た。
【0038】
実施例及び比較例で得た固定用テープサンプルを、表1に示す条件下で以下の方法により、各部の物性を測定し、その結果を表1に示した。
〔伸長部の伸長性〕
各サンプルをテンシロンで23℃の雰囲気下で300mm/分の引張速度で200%に延伸し、その時の荷重を測定した。
〔非伸縮部の伸長性〕
各サンプルを25mm幅に切断し、23℃の雰囲気下で垂直方向に各重さの荷重をつり下げ、その時の伸びを測定し、伸長後長さL/初期長さL(倍)により算出した。
【0039】
〔永久ひずみ〕
各サンプルを23℃の雰囲気下でテンシロンで300mm/分の引張速度で200%延伸し、3分放置後その力を解除して、残留歪みを測定し、(放置後長さa−初期長さa)/a×100(%)により算出した。
【0040】
【表1】
Figure 0003549625
【0041】
〔モニターテスト〕
実施例及び比較例で得た固定用テープサンプルを、男性20人、女性20人の人に実際に、パンツタイプの紙オムツをくるくる丸める使用方法に本サンプルを使用してもらい(図17の如く)、その実用性を以下の基準で評価してもらった結果を表2に示した。
○ 40人中30人以上が良好と回答
△ 40人中10人以上30人未満が良好と回答
× 40人中10人未満が良好と回答
【0042】
【表2】
Figure 0003549625
【0043】
〔基材の破断強度テスト〕
実施例1で用いた基材の伸長部と非伸縮部との結合部の構造を図14〜16で示す如く変えたサンプル(幅25mm)を作成し、このサンプルをテンシロンにて300mm/分の引張速度でチャック間距離100mmで破断試験を行い、その結果を表3に示した。
この結果から、伸長部と非伸縮部の結合部の重ね合わせ部は、0.5mm以上あれば、十分な破断強度を有することがわかる。
【0044】
【表3】
Figure 0003549625
【0045】
【発明の効果】
本発明の伸長可能な固定用テープは、使用の際に弱い力で容易に伸ばすことができ、かつその伸びた部分は縮みにくいため、初期の長さの3倍以上の外周長さを有する物品を丸めたりして止着や包装などすることができ、さらに任意にその長さを調整して梱包などすることができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図2】図1の固定用テープを展開した際の概略図である。
【図3】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図4】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図5】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図6】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図7】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図8】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図9】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図10】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図11】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明図である。
【図12】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図13】本発明の固定用テープの実例を示す断面図である。
【図14】本発明の固定用テープの基材の結合部を示すための一部拡大断面図である。
【図15】本発明の固定用テープの基材の結合部を示すための一部拡大断面図である。
【図16】本発明の固定用テープの基材の結合部を示すための一部拡大断面図である。
【図17】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明図である。
【図18】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明図である。
【図19】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明図である。
【図20】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明図である。
【図21】本発明の固定用テープの使用形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基材
A1,A2 実質的に非伸縮部
B 伸長部
2 粘着剤層
21 再剥離用粘着剤層
22 固定用粘着剤層
3 離型剤層
4 仮着手段
5 つまみ片
6 係止用フック
C リリーステープ

Claims (1)

  1. 両端部が実質的に非伸縮部で、中央部が伸長部である基材の少なくとも一端の非伸縮部に固定手段が設けられてなる固定用テープであって、上記伸長部が200%延伸時の荷重が5.0kg/25mm以下で、かつ200%延伸した際の永久ひずみが30%以上であると共に、上記実質的に非伸縮部が0.5kg/25mm以下の荷重下で2倍未満の伸度を有し、該伸長部の厚さが、非伸縮部と伸長部との境界付近の厚さより薄いことを特徴とする伸長可能な固定用テープ。
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