JPH09316294A - ホットメルト組成物およびそれに用いる変性芳香族石油樹脂 - Google Patents
ホットメルト組成物およびそれに用いる変性芳香族石油樹脂Info
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Abstract
またはシーラントなどとして用いることができる熱安定
性に優れ、耐熱接着性が改善されたホットメルト組成物
を開発する。 【解決手段】 (a)エチレン系共重合樹脂、(b)
(1)特定の沸点範囲、ビニルトルエン含有率、インデ
ン含有率を有する石油系炭化水素類の熱分解により得ら
れる熱分解油留分の重合可能成分、(2)特定のジエン
価を有するテレビン油および(3)フェノール化合物を
特定割合でフリーデルクラフツ型触媒を用いて共重合し
た特定の重量平均分子量の変性芳香族石油樹脂、および
(c)ワックスを特定量配合したホットメルト組成物を
用いる。
Description
物およびそれに用いるホットメルト組成物用変性芳香族
石油樹脂に関し、特に、例えばホットメルト接着剤とし
ての熱安定性と耐熱接着性の改善されたホットメルト組
成物およびそれに用いるホットメルト組成物用変性芳香
族石油樹脂に関するものである。
では、ホットメルト接着剤組成物として、インデン含有
率が低くかつビニルトルエン含有率の高い特定の熱分解
油留分にフェノール類とテレビン油とを共重合させて得
られる変性芳香族石油樹脂を配合することが提案されて
いる。
酸ビニル共重合体(以下、EVAと称す)等のベース樹
脂との相溶性などが優れており、ホットメルト接着剤に
好適な石油樹脂ではある。しかしながら、一定温度以上
の領域における実用的な接着力が必ずしも充分ではなか
った。
種液体を缶、瓶などの適宜の容器に充填し、さらにこれ
らをまとめて段ボール箱等に梱包するなどの包装作業に
おいては、内容物の熱が包装箱に伝熱することがある。
前記公報記載のものも含め、一般に固化により接着力が
発現するホットメルト接着剤においては高温の環境下で
は、接着力が低下し易い。したがって、内容物が充分冷
却され包装箱が充分低い温度になるまで放置せざるを得
ないため、放置時間分だけ包装の生産速度が低下するこ
とになる。それ故、各種基材、特に段ボール紙等の紙基
材における耐熱接着性の向上が望まれる。耐熱接着性の
向上には一般には樹脂の分子量の増大が有効と考えられ
る。しかしながら単なる分子量の増大は、接着特性、特
に低温接着性の低下を招きやすい。
載の変性芳香族石油樹脂の良好なホットメルト接着剤特
性、特に低温接着性を保持しつつ、その耐熱接着性や熱
安定性を改善することを課題とするものである。
記載の変性芳香族炭化水素樹脂を改良せんとして鋭意研
究した結果、インデン含有率やビニルトルエン含有率を
前記公報記載のものとは相違させ、かつ特定のジエン価
を有するテレビン油を選択することにより前記課題が解
決できることを見いだした。
る。
おける熱分解油留分の共役ジオレフィン含有率が2.0
%以下であるホットメルト組成物に関する。
おけるエチレン系共重合樹脂が、エチレン・酢酸ビニル
共重合体であるホットメルト組成物に関する。
量平均分子量500〜2000の範囲にあるホットメル
ト組成物に用いる変性芳香族石油樹脂に関する。
発明のホットメルト組成物のベースポリマーはブロック
SBR(部分水素添加物を含む)などの熱可塑性ゴムや
エチレン系共重合樹脂が用いられる。好ましくは(a)
エチレン系共重合樹脂である。この(a)エチレン系共
重合樹脂としては、エチレンと共重合可能な極性単量
体、例えば、酢酸ビニルなどのモノカルボン酸ビニルエ
ステル、アクリル酸、メタクリル酸およびそれらのメタ
ノール、エタノールなどのアルコールなどとのエステル
の一種または二種以上の共重合体が例示される。エチレ
ン系共重合樹脂中の極性単量体成分含有量は、1〜60
重量%、好ましくは15〜45重量%であるものが適当
である。分子量の目安として用いられているメルトイン
デックス(190℃、荷重2.16Kg、10分間にて
測定)は10〜1000g/10分であるものが好まし
い。より好ましいエチレン系共重合体の例としてEV
A、エチレン・エチルアクリレート共重合体などがあ
る。
族石油樹脂は、原油、灯軽油、ナフサ、ブタン等の石油
系炭化水素類の熱分解により得られる熱分解油留分であ
って、かつ沸点140〜220℃の範囲にある成分を主
とする留分であって、ビニルトルエン含有率が10%以
上60%未満、好ましくは10%以上55%以下、イン
デン含有率が10〜80%、好ましくは15〜80%の
留分である。好ましくはさらに共役ジオレフィン含有率
が2.0%以下である熱分解油留分を原料とする。
合可能成分とからなる。重合可能成分は、熱分解油留分
中上記沸点範囲に含まれる成分のうち重合可能な不飽和
成分であり、例えばスチレン、そのアルキル誘導体であ
るα−メチルスチレンやβ−メチルスチレン、ビニルト
ルエン;インデン、そのアルキル誘導体;シクロペンタ
ジエン、メチルシクロペンタジエン、ジシクロペンタジ
エンとそのアルキル誘導体などである。またこれら重合
可能成分は、熱分解油留分中に通常10〜90重量%存
在する。非重合可能成分は熱分解油留分中の残余の成分
からなり、C9 アルキルベンゼンなどの主として飽和の
炭化水素化合物であり本発明においては特に重合に関与
せず主として溶剤の働きをなす。
整、その他の目的のために適宜に別途非重合成分として
のC9 アルキルベンゼンなどの飽和炭化水素化合物を加
えるなどにより重合可能成分の含有率を40〜60重量
%(テレビン油、フェノール化合物等も含めた全張り込
み量に対して)とするなどにより重合の調整をすること
ができる。
上記熱分解油留分中に含まれる成分のうち重合可能成分
量(wt%)に対するビニルトルエンの含有量(wt
%)の割合をいう。インデン含有率(%)は、同じく上
記熱分解油留分中に含まれる成分のうち重合可能成分量
(wt%)に対するインデンおよびそのアルキル誘導体
の合計含有量(wt%)の割合をいう。また、共役ジオ
レフィン含有率(%)とは、上記熱分解油留分中に含ま
れる成分のうち重合可能成分量(wt%)に対するシク
ロペンタジエンおよびメチルシクロペンタジエンの合計
含有量(wt%)の割合をいう。またビニルトルエン含
有率、インデン含有率および共役ジオレフィン含有率の
合計は、20%以上100%未満となる。
クロマトグラフ法により分析することができ、これから
それぞれの含有率が計算される。本発明においては、熱
分解油留分として沸点140〜220℃の範囲にある成
分を主とする留分を原料とする。沸点が140℃未満の
成分は、共役ジオレフィン、非共役ジオレフィンを多量
に含み得られる樹脂の色相、耐熱安定性が悪いものであ
るために好ましくない。また、220℃を越える沸点の
成分を用いると同様に耐熱安定性、色相が十分とはいえ
ない樹脂が得られ、そのうえホットメルト接着剤とした
ときの接着性も劣ったものとなるので好ましくない。
率を、本発明で規定する上記範囲とすることが肝要であ
り、かくすることにより、得られる樹脂を用いるホット
メルト接着剤の耐熱接着性を向上させることができるの
である。
炭化水素の熱分解の際に副生する熱分解油を沸点140
〜220℃の範囲にある成分を主とするよう通常の工業
的な蒸留をするのみで通常は容易に得られ、特に精密な
蒸留や多段蒸留をする必要はない。しかしながらもちろ
ん適宜にこのような精密蒸留、多段蒸留をすることによ
り得ることもできる。
100重量部に対して、ジエン価が15〜60(cg/
g)であるテレビン油10〜40重量部を加えて重合さ
せる。αーピネン等を主とするテレビン油等はジエン価
が15(cg/g)未満と低く、このような低いジエン
価のものでは、得られた石油樹脂を用いたホットメルト
接着剤の耐熱接着性を向上させることが難しい。またジ
エン価が60(cg/g)を越えるものは樹脂の分子量
が低下するとともに耐熱接着性の改善も望めないために
好ましくない。
れる樹液の揮発成分から製造されるものであり、工業的
には主としてガムテレビン、水蒸気ウッドテレビン、サ
ルフェートウッドテレビンおよび乾留ウッドテレビンの
4種から製造されるものに分類される。このうち、ガム
テレビンは松の生木の傷口や傷跡から採取した生松ヤニ
を蒸留することにより得られる。水蒸気ウッドテレビン
またはウッドテレビンは、樹皮と辺材が腐敗して脱落し
た未採取の松の切り株の抽出物を蒸留することにより得
られる。またサルフェートウッドテレビンまたはサルフ
ェートテレビンは、製紙用クラフト(サルフェート)パ
ルプ化プロセスの加熱工程で発生する蒸気を凝縮するこ
とによって得られる。乾留ウッドテレビンは、樹脂分の
多い樹木や伐採木などの針葉樹林廃材を乾留(炭化)さ
せて得られる軽質蒸留物から製造される。通常使用され
るものはさらに蒸留されたものであって、天然物由来で
あるためもありその成分の詳細は不明ではあるが、ジエ
ン価が15〜60(cg/g)の範囲にある限りいずれ
のものも用いることができる。
g)の範囲にあるテレビン油は、粗サルフェートテレビ
ンの留分を減圧蒸留により精製分離した常圧換算の沸点
が150〜200℃、好ましくは165〜185℃の範
囲にある留分、粗サルフェートテルビンの異性化物、α
−ピネン、βーピネンなどの異性化物またはこれらの混
合物などが例示される。ジエン価が低いもの、または一
定のジエン価を有するものなどでも、これを適宜に異性
化することによりジエン価を規定の範囲内にすることに
よりこれを用いることができる。この異性化は、常法に
より加熱して異性化する熱異性化により行うことができ
るが、実際の反応は異性化のほか熱分解や熱転位等の反
応も伴う複雑な反応である。例えば、熱異性化は粗サル
フェートテレビン、α−ピネンなどをステンレスチュー
ブ反応器を用いて、大気圧の気相中で例えば315〜3
25℃で加熱異性化し、ジエン化を向上させることがで
き、その後、必要に応じて適宜に減圧蒸留することによ
り目的とする異性化物が得られる。
テレビン油は、熱分解油留分の重合可能成分100重量
部に対して10〜40重量部使用して重合させる。10
重量部未満であると得られた樹脂のベースポリマーとの
相溶性が悪くなり、反対に40重量部を超えると樹脂の
軟化点が低下し接着性を改善できない。
物1.0〜15重量部を、熱分解油留分の重合可能成分
100重量部に対して加える。ここで、フェノール化合
物とは、フェノールおよびクレゾール、キシレノールな
どのアルキル置換フェノールである。これらは混合して
使用することができる。加えるフェノール化合物が1.
0重量部未満であると、得られた樹脂のベースポリマー
との相溶性が悪くなり、反対に15重量部を超えると樹
脂の軟化点が低下し、いずれも接着性を改善できない。
デルクラフツ型触媒を用いる。フリーデルクラフツ型触
媒としては、塩化アルミニウム、三フッ化ホウ素ガスま
たは水、エーテル類、フェノール類、アルコール類等を
使用したこれらの錯体触媒、例えば、三フッ化ホウ素・
フェノラートなどが好ましい。なお、錯体触媒として含
まれるフェノール化合物は通常その量は少ないのではあ
るが、前記フェノール化合物の量にこれも含めてフェノ
ール化合物の量とする。重合温度・重合時間は特に限定
されないが、例えば、0〜80℃の温度範囲で0.1〜
10時間の範囲で共重合することができる。重合後、触
媒を中和除去し、適宜に蒸留等により重量平均分子量5
00〜2000の変性芳香族石油樹脂を得る。(b)変
性芳香族炭化水素の配合割合は、(a)エチレン系共重
合樹脂100重量部あたり、50〜150重量部の範囲
である。
ンワックス、マイクロクリスタンワックスなどの石油系
ワックス、天然ワックス、ポリエチレンワックス、ポリ
プロピレンワックス、アタクチックポリプロピレンワッ
クス、サゾールワックスなどがその目的に応じ適宜利用
できる。この量は、(a)エチレン系共重合樹脂100
重量部あたり、10〜100重量部である。(a)エチ
レン系共重合樹脂、(b)変性芳香族炭化水素および
(c)ワックスは常法により混合溶融させることにより
本発明のホットメルト組成物が製造できる。
ホットメルト型の塗料、印刷インキ、接着剤、シーラン
トなどとして使用することができる。特に好ましい用途
は、ホットメルト接着剤である。本発明の変性芳香族石
油樹脂も係る用途に好ましく使用できる。ホットメルト
接着剤としては紙、プラスチック、アルミニウムなどの
金属などの各種基材に適用することができる。特に好ま
しい基材は、段ボール紙を初めとする紙基材である。ホ
ットメルトシーラントとしても、木工用、製本用などに
用いることができる。なお、接着剤、シーラント等の各
用途に応じて、それぞれの用途に公知の配合剤、例え
ば、炭酸カルシウム、酸化チタン、タルクまたはクレー
などの充填剤、可塑剤、有機または無機顔料、酸化防止
剤、重合禁止剤などの適宜の量を配合することができ
る。
る。なお、実施例および比較例における試験方法は下記
のとおりである。 (試験方法) (1)ジエン価の測定 テレビン油試料5gに所定量の無水マレイン酸のトルエ
ン溶液を加え煮沸還流させて反応させる。反応後所定量
の水で抽出し、フェノールフタレンを指示薬として水酸
化ナトリウム水溶液(1N)で滴定する。別に試料を除
くほかは同様にして空試験を行い、空試験の値から前記
の値を差し引くことによりテレビン油試料のジエン価を
求める。
ラムおよび分析条件は下記のとおりである。 カラム :TSK−Gel G−4000+2000Hs 分析条件:温度 38℃ 圧力 60kg/cm2 流速 1.0ml/min 溶媒 テトラヒドロフラン(THF)
剤50gを100mlのビーカーに入れ、180℃、7
2時間加熱後、冷却固化した状態で、目視により皮張り
および炭化物の生成状態を次に示す判断基準で判定す
る。ここで皮張りとは、加熱処理によりホットメルト接
着剤表面に発生するゲル化物であり、また炭化物とは、
ビーカー下部のホットメルト接着剤に発生する黒色物で
ある。いずれの発生もホットメルト接着剤の吐出ノズル
の詰まりを誘発するため熱安定性試験では非常に重要な
項目である。 評価:皮張り:◎ 無し、○ わずかに有り、×多い 炭化物:◎ 無し、○ わずかに有り、×多い
−ルBフル−ト(220g/m2 )を試験片とし、後記
する所定配合で得られたホットメルト接着剤を試験片の
表面に、フルートに対して直角(巾方向)に塗付し、下
記の接着条件で同様の試験片材料の裏面でフルートが平
行するように張り合わる。この試験片を用いて、荷重1
kg、60℃におけるせん断クリ−プ試験を行い、接着
試験片の接合部に破壊落下が生じた時間を測定し、耐熱
接着性として時間(hr)で表示する。 接着条件:塗布温度 180℃ 塗布量 3g/m(0.075g/25mm) オ−プンタイム 2sec 荷重 2kg 時間 2sec
フル−ト(220g/m2 )を試験片とし、後記する所
定配合で得られたホットメルト接着剤を試験片の表面
に、フルートに対して並行(巾方向)に塗付し、前記
(4)耐熱接着性の条件で試験片材料の裏面でフルート
がクロスするように張り合わせる。この試験片を、所定
の低温度下において接着試験片の接合部をL字型剥離形
式で破壊させたときの該剥離面の破壊状態を次の判定条
件により判定する。 評価:◎ 材料破壊、○ 大部分材料破壊、△ 大部分
界面破壊、× 界面破壊
フェートテレビンをガラス製の蒸留塔(内径25mm、
長さ500mm)にステンレス製のデクソンパッキング
(径3mm)を充填し減圧蒸留で、テレビン油留分t1
(常圧換算沸点;165〜185℃)を回収した。ジエ
ン価は32(cg/g)であった。
ン油異性化物は、粗サルフェートテレビンをステンレス
チューブ反応器を用いて、大気圧の気相中で熱異性化に
より製造した。反応器(内径14mm、長さ500m
m)にはステンレス製充填剤を充填し垂直にセットし、
反応器を管状炉内で電気的に加熱し温度は反応器内部の
熱電対によって検知した。反応器入口部分に内径の細い
予熱管を設け粗サルフェートテレビンを、定量ポンプに
よって予熱管内に供給し気化する温度に加熱したのち反
応器内に連続的に導入した。反応は320℃±5℃で行
った。反応器からの粗生成物は、反応器出口から流出
し、冷却凝縮され、酸化から生成物を保護するために窒
素でシールされた1000mlの丸底フラスコに回収し
た。粗生成物に酸化防止剤を100〜1000ppmの
量を加えた。粗生成物は、製造参考例1で行った蒸留装
置を用いて蒸留した。減圧蒸留で、テレビン油異性化留
分t2(常圧換算沸点;165〜185℃)を回収し
た。ジエン価は45(cg/g)であった。
た140〜220℃の沸点範囲を有する次の組成の熱分
解油留分を原料油(a)とした。 重合可能成分(wt%) 70.0 シクロペンタジエン およびメチルシクロペンタジエンの合計含有量(wt%) 0.3 ビニルトルエン含有量(wt%) 30.1 インデンおよびそのアルキル誘導体の合計含有量(wt%)29.3 共役ジオレフィン含有率(wt%) 0.4 ビニルトルエン含有率(%) 43.0 インデン含有率(%) 42.0
量部に、製造参考例1で得られたジエン価が32(cg
/g)であるテレビン油留分t1の23重量部、フェノ
ール5重量部を加えた後、C9 アルキルベンゼンをさら
に加えて重合可能成分が50wt%(全張り込み量に対
して)になるように調整し、三フツ化ホウ素フェノラー
トを0.2wt%加えて20℃で3時間重合した。消石
灰で触媒を中和後濾過して蒸留により未反応の油および
低重合物を除去して重量平均分子量1350の樹脂
(A)を得た。
(三井・デュポンポリケミカル(株)製:商品名エバフ
レックス #210、酢酸ビニル含有量28wt%、メ
ルトインデックス 400)40重量部、パラフィンワ
ックス(日本石油(株)製:融点1550 F)20重量
部を約180℃で常法により溶融混合し、ホットメルト
組成物を調製し、これについて熱安定性、低温接着性を
試験した。
た140〜220℃の沸点範囲を有する次の組成の熱分
解油留分を原料油(b)とした。 重合可能成分(wt%) 74.6 シクロペンタジエン およびメチルシクロペンタジエンの合計含有量(wt%) 1.4 ビニルトルエン含有量(wt%) 13.0 インデンおよびそのアルキル誘導体の合計含有量(wt%)50.2 共役ジオレフィン含有率(%) 1.9 ビニルトルエン含有率(%) 17.4 インデン含有率(%) 50.2
量部に、製造参考例1で得られたジエン価が32(cg
/g)であるテレビン油留分t1の23重量部、フェノ
ール5重量部を加えた後、C9 アルキルベンゼンをさら
に加えて全重合可能成分が50wt%になるように調整
し、実施例1と同一条件で重合を行い、重量平均分子量
1550の樹脂Bを得た。次いで、実施例1と同様にホ
ットメルト組成物を配合し、これについてホットメルト
接着剤特性を試験した。
た140〜220℃の沸点範囲を有する次の組成の熱分
解油留分を原料油(c)とした。 重合可能成分(wt%) 58.9 シクロペンタジエン およびメチルシクロペンタジエンの合計含有量(wt%) 0.3 ビニルトルエン含有量(wt%) 28.7 インデンおよびそのアルキル誘導体の合計含有量(wt%)12.6 共役ジオレフィン含有率(%) 0.5 ビニルトルエン含有率(%) 49.0 インデン含有率(%) 21.5
量部に、製造参考例2で得られたジエン価が45(cg
/g)であるテレビン油留分t2の23重量部、フェノ
ール5重量部を加えた後、C9 アルキルベンゼンをさら
に加えて全重合可能成分が50wt%になるように調整
し、実施例1と同一条件で重合を行い、重量平均分子量
1200の樹脂Cを得た。その後実施例1と同様にホッ
トメルト組成物を調製し、ホットメルト接着剤特性を試
験した。
段蒸留装置により精密蒸留することにより得られる14
0〜220℃の沸点範囲を有する次の組成の熱分解油留
分を原料油(d)とした。 重合可能成分(wt%) 57.1 シクロペンタジエン およびメチルシクロペンタジエンの合計含有量(wt%) 0.1 ビニルトルエン含有量(wt%) 31.1 インデンおよびそのアルキル誘導体の合計含有量(wt%) 5.8 共役ジオレフィン含有率(%) 0.2 ビニルトルエン含有率(%) 54.5 インデン含有率(%) 8.8
量部に、ジエン価が7(cg/g)である市販テレビン
油(αーピネン 90wt%、βーピネン 5wt%そ
の他の成分5wt%)t3の23重量部、フェノール5
重量部を加えた後、C9 アルキルベンゼンをさらに加え
て全重合可能成分が50wt%になるように調製し、実
施例1と同一条件で重合を行い、重量平均分子量105
0の樹脂Dを得た。その後実施例1と同様にホットメル
ト組成物を調整し、ホットメルト接着剤特性を試験し
た。
重量部に対し、ジエン価が7(cg/g)である比較例
1の市販テレビン油t3の23重量部、フェノール5重
量部を加えた後、C9 アルキルベンゼンをさらに加えて
重合可能成分が50wt%になるように調整し、フェノ
ール2重量部を添加し、実施例1と同一条件で重合を行
い、重量平均分子量1130の樹脂Eを得た。次いで、
実施例1と同様にホットメルト組成物を調製し、樹脂の
相溶性、ホットメルト接着剤特性を試験した。
樹脂の相溶性、およびホットメルト組成物の接着剤特性
の試験結果を表1に示した。
例1に相当する石油樹脂を用い、また、比較例2は、同
じく前記公報の比較例1に相当する石油樹脂を用いた例
である。表1より明らかなように本発明によるホットメ
ルト組成物は、前記公報記載の石油樹脂を用いたホット
メルト組成物に比べ、段ボール紙などの紙基材に対する
接着特性、特に耐熱接着性に優れ、その一方、熱安定性
や低温接着性などは遜色ない優れた性能を有している。
性に優れ、耐熱接着性が改善されたものである。本発明
のホットメルト組成物は、具体的用途としてホットメル
ト型の塗料、印刷インキ、接着剤またはシーラントなど
として用いることができる。例えば、ホットメルト接着
剤とした場合には、特に段ボール紙を初めとする紙基材
に適用した場合に好ましい効果を奏する。さらに、本発
明の変性芳香族石油樹脂は、上記ホットメルト用途、特
にホットメルト接着剤に好適な樹脂である。
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)エチレン系共重合樹脂 100重量部、 (b)次の(1)乃至(3)をフリーデルクラフツ型触媒を用いて共重合して なる重量平均分子量500〜2000の範囲にある変性芳香族石油樹脂 50〜150重量部、 (1)沸点140〜220℃の範囲にある成分を主とし、ビニルトルエン含有率 が10%以上60%未満、インデン含有率が10〜80%である石油系炭化水素 類の熱分解により得られる熱分解油留分の重合可能成分 100重量部に対して 、 (2)ジエン価が15〜60(cg/g)の範囲にあるテレビン油 10〜40重量部 および (3)フェノール化合物 1〜15重量部 および (c)ワックス 10〜100重量部 からなることを特徴とするホットメルト組成物。
- 【請求項2】 前記熱分解油留分の共役ジオレフィン含
有率が2.0%以下である請求項1記載のホットメルト
組成物。 - 【請求項3】 前記エチレン系共重合樹脂が、エチレン
・酢酸ビニル共重合体である請求項1記載のホットメル
ト組成物。 - 【請求項4】 (1)沸点140〜220℃の範囲にある成分を主とし、ビニルトルエン含有率 が10%以上60%未満、インデン含有率が10〜80%である石油系炭化水素 類の熱分解により得られる熱分解油留分の重合可能成分 100重量部に対して 、 (2)ジエン価が15〜60(cg/g)の範囲にあるテレビン油 10〜40重量部 および (3)フェノール化合物 1〜15重量部 をフリーデルクラフツ型触媒を用いて共重合してなる重
量平均分子量500〜2000の範囲にあるホットメル
ト組成物用変性芳香族石油樹脂。
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