JPH09315U - 脱穀機の扱室側板構造 - Google Patents
脱穀機の扱室側板構造Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
[課題] 下扱式脱穀機において、扱室供給口への穀稈
供給が円滑に行われるとともに、扱室外への穀粒飛散が
良好に防止されるようにする。 [解決手段] 扱室側板を扱室入口ラインより穀稈供給
方向上手側に前延してその前延部分の内縁部を入口板体
のフィ−ドチエン側横縁部に接合させる。又、前延部分
の内縁側を平面視で斜め後内側に向いて傾斜する稜線に
沿って折曲してその稜線より内側の部分の内縁が入口板
体の横縁部に傾斜面で連続するように構成する。さら
に、扱室入口ラインより穀稈供給方向下手側の扱室側板
の扱室がわ部分を平面視において前部内方から後方外側
に向けて彎曲膨出する稜線に沿って折曲して、その稜線
より内側の部分を扱室内に向かって低くなるように凹陥
させる。また、扱室入口ラインより穀稈供給方向下手側
のフィ−ドチエン近傍部に飛散防止突起を設ける。
供給が円滑に行われるとともに、扱室外への穀粒飛散が
良好に防止されるようにする。 [解決手段] 扱室側板を扱室入口ラインより穀稈供給
方向上手側に前延してその前延部分の内縁部を入口板体
のフィ−ドチエン側横縁部に接合させる。又、前延部分
の内縁側を平面視で斜め後内側に向いて傾斜する稜線に
沿って折曲してその稜線より内側の部分の内縁が入口板
体の横縁部に傾斜面で連続するように構成する。さら
に、扱室入口ラインより穀稈供給方向下手側の扱室側板
の扱室がわ部分を平面視において前部内方から後方外側
に向けて彎曲膨出する稜線に沿って折曲して、その稜線
より内側の部分を扱室内に向かって低くなるように凹陥
させる。また、扱室入口ラインより穀稈供給方向下手側
のフィ−ドチエン近傍部に飛散防止突起を設ける。
Description
【0001】
本考案は、下扱脱穀機における扱室側板の構造に関するものである。
【0002】
扱胴回転によって乱反射される穀粒が扱室外部に散逸するのを阻止するように 配慮したものが知られている(例えば、実公昭43−20777号公報参照)。
【0003】
従来のものは、扱胴の回転によって乱反射される穀粒を、扱口部の下唇板上面 から上向きに突出する多数の突起に衝突させて扱室側に還元するというだけのも のであったから、多数の突起の付設によって扱口部が複雑化しながらも、突起へ の穀粒の衝突具合によっては、その扱室外散逸を禁じ得ないものが生じることに なって良好には飛散防止が行われないという難点があり、また、扱室の供給口側 からの穀粒飛散損失は殆ど防ぎ得ず、扱室内への穀稈供給を円滑に行わせるに役 立つものでもなかった。
【0004】
本考案は、扱口の下縁部を形成する扱室側板に工夫を加えることによって、扱 口部が複雑化するのを回避しながら、供給口側における穀粒の飛散をなくすとと もに扱室内への穀稈供給を円滑に行わせ、扱室外への穀粒の飛散を良好に防止す るようにしたものである。
【0005】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図5において、ミッショ ンケ−ス(M)からの動力によって駆動される走行クロ−ラを備えたフレ−ム上に 脱穀機が搭載されるとともに、前記フレ−ムの前方に刈取装置が連設されてコン バインが構成されている。
【0006】 前記ミッションケ−ス(M)の上部横側方に突出するPTO軸にフィ−ドチエン 駆動用の駆動スプロケット(5)が軸着され、この駆動スプロケット(5)によって 前記脱穀機におけるアンダ−式のフィ−ドチエン(1)を回動するように構成され ていて、後述する構造の扱室側板(2)を外側方に開放動するときは、前記フィ− ドチエン(1)を駆動スプロケット(5)から外し、かつ、フィ−ドチエン(1)の上 側に対設されている挟扼レ−ル(6)を上方に退避動させて、フィ−ドチエン(1) と共に扱室側板(2)を外側方に開動するようになっている。
【0007】 なお、扱室側板(2)は、その後端部を縦方向の回動軸(7)に枢支し、該回動軸 (7)を支点とする揺動によって扱室(A)を開放閉塞する方向に動き得るように設 けられ、また、フィ−ドチエン(1)の上側に対設する挟扼レ−ル(6)及び挟扼レ −ルカバ−(8)は、前記回動軸(7)の上方に位置する横方向の支持軸(9)を中心 として上下回動可能に設けられている。
【0008】 扱室側板(2)の上部外側部位には、フィ−ドチエン(1)を支持し案内するチエ ンガイド(10)が付設され、また、チエンガイド(10)の下面前後部にチエン支 持杆(11)の両端部が支持されて、これら扱室側板(2)とチエンガイド(10)及 びチエン支持杆(11)は一体的に構成され、チエン支持杆(11)の後部側の折曲 部(11a)が前記回動軸(7)側に取付けられて全体が横開き可能になっている。
【0009】 (12)と(13)はチエンガイド(10)の前後端に軸支されたアイドリングロ− ラ、(14)はスプリング(15)により附勢されるテンションロ−ラであって、フ ィ−ドチエン(1)は、チエンガイド(10)に支持されアイドリングロ−ラ(12) (13)とテンションロ−ラ(14)と駆動スプロケット(5)とに掛回されている。
【0010】 ついで、フィ−ドチエン(1)を弛緩状態にするのと閉塞状態の扱室側板(2)の ロックを解除するロック解除機構(X)について説明する。 釣針形のロックレバ−(16)が、チエン支持杆(11)の前端部から垂下するブ ラケット(17)に取付けられた枢支軸(18)に嵌着するア−ム(19)に溶着され て、そのア−ム(19)の先端部と前記スプリング(15)とを連動板体(20)と調 節連杆(21)とによって連結して、ロックレバ−(16)をア−ム(19)を介し枢 支軸(18)支点で回動して図5の状態に操作すると、スプリング(15)が支点越 えしてテンションロ−ラ(14)がフィ−ドチエン(1)を緊張維持するようになっ ている。
【0011】 また、挟扼レ−ル(6)と挟扼レ−ルカバ−(8)は一体化され、支持軸(9)を支 点として上下動可能に装着されているが、この挟扼レ−ル(6)を上方に退避させ た非作用状態とフィ−ドチエン(1)に対向する作用状態とに変更する姿勢変更機 構(Y)について記載すると、(22)は挟扼レ−ル支持杆で、バネ付附勢杆(23) によって挟扼レ−ル(6)をフィ−ドチエン(1)側に弾圧的に押圧し、機体前壁側 の上部にロックプレ−ト(24)を取着し、そのロックプレ−ト(24)に穿設した 長孔(25)に、ロックア−ム(26)を前記挟扼レ−ルカバ−(8)に枢支した枢支 軸(27)を嵌入して、この枢支軸(27)が長孔(25)にそって上下動することに よって挟扼レ−ル(6)は挟扼レ−ルカバ−(8)を介して前述のように支持軸(9) を支点にして上下動するのである。
【0012】 (28)はロックア−ム(26)から突設したロックレバ−、(29)はこのロック ア−ム(26)の下部から突出する係合ピンで、ロックプレ−ト(24)の上部側と 下部にはこの係合ピン(29)が係脱する係合部(30)(31)が形成されて、ロッ クア−ム(26)には係合ピン(29)を係合部(30)(31)に係合させる方向に附 勢力が作用する騨機(32)が連繋されている。
【0013】 したがって、図5のように、係合ピン(29)を下部の係合部(31)に嵌合させ ると騨機(32)の附勢力によって挟扼レ−ル(6)と挟扼レ−ルカバ−(8)は下動 位置に保持され、挟扼レ−ル(6)は前記フィ−ドチエン(1)に対応する挟持作用 体勢にロックされる。
【0014】 さらに、扱室(A)に穀稈を供給する供給口(3)の下縁から前方に向け延出する 入口板体(4)の下側には機体前壁に沿ってロックステ−(33)が横設され、この ロックステ−(33)のフィ−ドチエン(1)側端部には、図4に示すように、前記 チエン支持杆(11)が横側方から係脱し得る切欠部(34)と、前記ロックレバ− (16)が嵌合可能のロック凹部(35)がそれぞれ形設されて、前記扱室側板(2) を図1の如く閉塞状態にしたとき、チエン支持杆(11)の前側部が切欠部(34) に係合し、また、前述のようにロックレバ−(16)を上方に回動させてテンショ ンロ−ラ(14)を緊張状態にしたとき、ロックレバ−(16)がロック凹部(35) に嵌合して扱室側板(2)を閉塞状態でロックするようになっている。
【0015】 そして、図1と図3及び図7にみられるように、扱室側板(2)の供給口(3)側 が前方(図面の左方)に延出され、その延出部分の内端縁が、供給口(3)から前 方に延設されている入口板体(4)のフイ−ドチエン(1)側の端縁部に、扱室側板 (2)閉塞状態のときに密着接合するように構成されている。
【0016】 より具体的には、扱室側板(2)の前延部分の入口板体がわ内端縁と、入口板体 (4)のフイ−ドチエンがわの端縁部とが、図3にみられるように下方に折曲され て相対応する合せ面(ニ)(ホ)に形成され、両合せ面(ニ)(ホ)のいずれか一方(図 では扱室側板がわ)に合せ突起(36)を突設し、他方(図では入口板体がわ)に 前記合せ突起(36)が嵌脱する合せ穴(37)を設けてある。
【0017】 これによって、扱室側板(2)をフィ−ドチエン(1)と共に外側方に開放すると きは、先ず図5の作用状態にある挟扼レ−ル(6)を姿勢変更機構(Y)によって上 方に退避させて非作用状態にしたのち、緊張状態のフィ−ドチエン(1)をロック 解除機構(X)によって弛緩させて駆動スプロケット(5)からフィ−ドチエン(1) を外す。
【0018】 つまり、姿勢変更機構(Y)のロックレバ−(28)を上方に向けて操作すると係 合ピン(29)は係合部(31)から脱し、更に上方に持上げれば係合ピン(29)は 上部側の係合部(30)に係合して図6に示しているようにフィ−ドチエン(1)か ら退避する非作用状態となり、ついで、図5に示すロック解除機構(X)側のロッ クレバ−(16)を枢支軸(18)を支点にして回動させると、ア−ム(19)・連動 板体(20)・調節連杆(21)・スプリング(15)を介しテンションロ−ラ(14) が下動してフィ−ドチエン(1)が大きく弛緩されて垂れ下がり、駆動スプロケッ ト(5)から外れる。
【0019】 そうして、扱室側板(2)を回動軸(7)支点で外側方に廻すと、合せ突起(36) が合せ穴(37)から抜け、入口板体(4)から解離してフィ−ドチエン(1)と共に 横開きして、図7のように開放状態となり、この開放状態から閉塞状態に復帰す るには、前記とは逆手順の所作をすればよく、その所作によって扱室側板(2)が 閉塞されると、扱室(A)の受網(38)が扱室側板(2)によって押圧されて固定さ れる。
【0020】 なお、前記挟扼レ−ル(6)の内側部(6a)からその全長にわたってゴム板また は布製の飛散防止体(39)が付設されていて、供給口(3)から穀稈が横送されな いときは、飛散防止体(39)の下端が図8のように扱室側板(2)に接近し、穀稈 が横送されているときはその横送穀稈によって挟扼レ−ル(6)の上動と共に図9 に示すようになり、何れの場合においても扱口(40)を閉塞状態にして穀粒およ び塵埃の飛散防止の役目をしている。
【0021】 前出の扱室側板(2)について更に詳しく説明すると、図8にみられる如く、扱 室側板(2)は扱口(40)の下縁部を構成しており、フィ−ドチエン(1)側の外半 部(2a)に連なる内半部(2b)を下方に折曲して、扱室(A)内の扱胴の扱歯先端 回転軌跡の外方に沿って位置する下傾彎曲面に形成し、図1にみられるように平 面視においては、フィ−ドチエン(1)と、入口板体(4)及び受網(38)の外端と の間にあって穀稈供給方向(ロ)に長い矩形を呈するものになっている。
【0022】 そして、図1および図7にみられるように、扱室側板(2)の前方延出部分にお ける内半部(2b)は、その前方外端部から扱室入口ライン(イ)に向けて斜めによ ぎる稜線(2c)に沿って折曲されて、稜線(2c)より内側の部分が下傾され、そ の下傾部分の内端縁が図3のように入口板体(4)に傾斜面で連続するように形成 されている。
【0023】 また、扱室入口ライン(イ)より穀稈供給方向下手側の内半部(2b)は、平面視 において前記稜線(2c)の後端部付近から外側後方に向けて緩やかに彎曲膨出す る稜線(2d)に沿って折曲されて、その稜線(2c)より内側の部分が、扱室(A) がわに向けて漸次低くなるように凹陥形成されている。 つまり、扱室側板(2)の内半部(2b)は、前記稜線(2c)(2d)より内側の部 分が、稜線(2c)(2d)より外側にあって平面視略々三角形状を呈する部分に対 して漸次内側に低くなるように形成されているのである。
【0024】 しかして、前述した扱室側板(2)には、扱室入口ライン(イ)よりも穀稈供給方 向下手側で、かつ、前記フィ−ドチエン(1)の近くの部位に飛散防止突起(a)が 設けられている。 飛散防止突起(a)は、扱室(A)内で扱歯によって脱粒され乱反射する穀粒を扱 室(A)内に向けて変向するものであり、図2および図1にみられるように、穀稈 供給方向(ロ)に対しては上面が斜め上向きの傾斜面(a1)となり、扱胴の長手方 向(ハ)に対しては内側面が鋭角若しくは直角の案内面(a2)となるように形設さ れている。
【0025】 このような飛散防止突起(a)が設けられることによって、供給口(3)から扱室 (A)内を横送される穀稈は、飛散防止突起(a)の傾斜面(a1)に沿って扱胴側に 持ち上げられながら円滑に移行して扱残しなく脱穀処理され、扱室(A)内で乱反 射しようとする穀粒は飛散防止突起(a)によって扱室(A)の内方側に向けて変向 されることとなって、扱室側板の延出部に逸出して滞留するようなことがなくな るのである。
【0026】
本考案は、以上に説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効 果を奏する。
【0027】 扱室側板の前延部分の内縁部を、入口板体のフイ−ドチエンがわ横縁部に接合 することにより、扱室供給口側、殊に入口板体とフイ−ドチエンとの間からの穀 粒落下をなくすることができる。
【0028】 そして、上記前延部分の入口板体寄り部位を、平面視で斜め後内方に向いて傾 斜する稜線に沿って下方に折曲し、その稜線より内側における下傾部分の内端縁 が入口板体のフイ−ドチエンがわ横縁部に傾斜面で連続するように形成すること によって、供給口から扱室内への穀稈供給を円滑に行わせるとともに、扱室側板 の前延部分に受け止めた穀粒を入口板体側にもれなく還流させることができる。
【0029】 さらに、扱室入口ラインより穀稈供給方向下手側に位置する扱室側板の扱室が わ部分を、平面視において前部内方から後方外側に向けて彎曲膨出する稜線に沿 って折曲して、その稜線より内側の部分を扱室に向かって低くなるように凹陥さ せることによって、扱室内に挿入された穀稈の姿勢を下扱ぎに適応するように助 勢し、かつ、扱室外に飛散しようとする穀粒を凹陥部の壁面によって受け止めて 扱室側に確実に還流させることができる。
【0030】 また、扱室入口ラインより穀稈供給方向下手側におけるフィ−ドチエンの近傍 部に、扱室側に向けて穀粒を変向させる飛散防止突起を設けることにより、前記 凹陥部の飛散防止作用に飛散防止突起の阻止機能が共働することとなって穀粒の 扱室外飛散阻止が益々良好に行われ、殊に、扱室側板の前延部分への穀粒逸出が なくなり、扱室の供給口部から扱口部の全域にわたる穀粒の飛散防止が良好に行 われる。
【図1】要部の平面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】図1のP矢視図である。
【図5】脱穀機をフィ−ドチエン側から見た図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】同じく作用説明図である。
【図8】扱口部の断面図である。
【図9】同扱口部の作用説明図である。
1 フィ−ドチエン 2 扱室側板 2a 外半部 2b 内半部 2c 稜線 2d 稜線 3 扱室供給口 4 入口板体 A 扱室 a 飛散防止突起 イ 扱室入口ライン ロ 穀稈供給方向
Claims (5)
- 【請求項1】 扱室側板(2)を扱室入口ライン(イ)より
も穀稈供給方向上手側に前延し、その前延部分の内縁部
が、扱室供給口(3)から前方に延設されている入口板体
(4)のフイ−ドチエン(1)がわ横縁部に接合するように
構成してある脱穀機の扱室側板構造。 - 【請求項2】 扱室側板(2)を扱室入口ライン(イ)より
も穀稈供給方向上手側に前延し、その前延部分の内縁部
が、扱室供給口(3)から前方に延設されている入口板体
(4)のフイ−ドチエン(1)がわ横縁部に接合するように
してある脱穀機において、上記前延部分の入口板体寄り
部位を、平面視で斜め後内方に向いて傾斜する稜線(2
c)に沿って下方に折曲して、稜線(2c)より内側にお
ける下傾部分の内端縁が、前記入口板体(4)のフイ−ド
チエン(1)がわ横縁部に傾斜面で連続するようにしてあ
る脱穀機の扱室側板構造。 - 【請求項3】 扱室側板(2)を扱室入口ライン(イ)より
も穀稈供給方向上手側に前延し、その前延部分の内縁部
が、扱室供給口(3)から前方に延設されている入口板体
(4)のフイ−ドチエン(1)がわ横縁部に接合するように
してある脱穀機において、上記扱室入口ライン(イ)より
穀稈供給方向下手側に位置する扱室側板(2)の扱室(A)
がわ部分を、平面視において前部内方から後方外側に向
けて彎曲膨出する稜線(2d)に沿って折曲して、その稜
線(2d)より内側の部分を扱室(A)に向かって低くなる
ように凹陥させてある脱穀機の扱室側板構造。 - 【請求項4】 扱室側板(2)を扱室入口ライン(イ)より
も穀稈供給方向上手側に前延し、その前延部分の内縁部
が、扱室供給口(3)から前方に延設されている入口板体
(4)のフイ−ドチエン(1)がわ横縁部に接合するように
した脱穀機において、上記前延部分の入口板体寄り部位
を、平面視で斜め後内方に向いて傾斜する稜線(2c)に
沿って下方に折曲して、稜線(2c)より内側における下
傾部分の内端縁が、前記入口板体(4)のフイ−ドチエン
(1)がわ横縁部に傾斜面で連続するようにし、かつ、上
記扱室入口ライン(イ)より穀稈供給方向下手側に位置す
る扱室側板(2)の扱室(A)がわ部分を、平面視において
前部内方から後方外側に向けて彎曲膨出する稜線(2d)
に沿って折曲して、その稜線(2d)より内側の部分を扱
室(A)に向かって低くなるように凹陥させてある脱穀機
の扱室側板構造。 - 【請求項5】 扱室側板(2)を扱室入口ライン(イ)より
も穀稈供給方向上手側に前延し、その前延部分の内縁部
が、扱室供給口(3)から前方に延設されている入口板体
(4)のフイ−ドチエン(1)がわ横縁部に接合するように
した脱穀機において、上記前延部分の入口板体寄り部位
を、平面視で斜め後内方に向いて傾斜する稜線(2c)に
沿って下方に折曲して、稜線(2c)より内側における下
傾部分の内端縁が、前記入口板体(4)のフイ−ドチエン
(1)がわ横縁部に傾斜面で連続するようにし、かつ、上
記扱室入口ライン(イ)より穀稈供給方向下手側に位置す
る扱室側板(2)の扱室(A)がわ部分を、平面視において
前部内方から後方外側に向けて彎曲膨出する稜線(2d)
に沿って折曲して、その稜線(2d)より内側の部分を扱
室(A)に向かって低くなるように凹陥させ、扱室入口ラ
イン(イ)よりも穀稈供給方向下手側におけるフィ−ドチ
エン(1)の近傍部に、穀粒を扱室(A)内に向けて変向還
流させる飛散防止突起(a)を設けてある脱穀機の扱室側
板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996013550U JP2578713Y2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 脱穀機の扱室側板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1996013550U JP2578713Y2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 脱穀機の扱室側板構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09315U true JPH09315U (ja) | 1997-06-06 |
JP2578713Y2 JP2578713Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=11836282
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---|---|---|---|
JP1996013550U Expired - Fee Related JP2578713Y2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 脱穀機の扱室側板構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578713Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007074980A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Yanmar Co Ltd | 扱室構造 |
JP2019110770A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 株式会社クボタ | 脱穀装置 |
Citations (2)
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JPS4320777Y1 (ja) * | 1964-02-07 | 1968-09-02 | ||
JPH04106943U (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-16 | セイレイ工業株式会社 | 下扱式脱穀機の扱室外穀粒飛散防止装置 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP1996013550U patent/JP2578713Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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